JPS6312319A - 同時脱硫酸化の空気吹き込み方法 - Google Patents

同時脱硫酸化の空気吹き込み方法

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JPS6312319A
JPS6312319A JP61154134A JP15413486A JPS6312319A JP S6312319 A JPS6312319 A JP S6312319A JP 61154134 A JP61154134 A JP 61154134A JP 15413486 A JP15413486 A JP 15413486A JP S6312319 A JPS6312319 A JP S6312319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
circulation line
pump
flow
oxidation
Prior art date
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Pending
Application number
JP61154134A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Matsuo
松尾 勝彦
Hirotsugu Tsugawa
津川 博次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6312319A publication Critical patent/JPS6312319A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ボイラからの燃焼排ガスまたは化学プラント
で発生するガスなどのような硫黄分を含むガスを脱硫塔
に導入してそのガスを循環処理液の上下複数段スプレー
による気液接触によって脱硫する脱硫装置における同時
脱硫酸化の空気吹き込み方法に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の脱硫装置は、たとえば、第5図に示すよ
うな構成からなっている。第5図において、21は脱硫
塔、22は処理液循環ポンプ、23は循環液配管(循環
ライン)、24は酸化用空気の吹き込みを示す矢印、2
5はボイラからの燃焼排ガスを示す矢印である。すなわ
ち、従来の脱硫装置においては、循環液配管23の限ら
れた長さの中で、空気と処理液(吸収液)の気液接触を
最大にするため、処理液循環ポンプ22の出口部に酸化
用の空気(矢印24参照)を吹き込む方法を採用してい
る。
発明が解決しようとする問題点 前述のように、従来の脱硫装置においては、処理液循環
ポンプ22の出口部に酸化用の空気を吹き込む方法であ
るため、該ポンプ22の吐出圧力とほぼ同等の圧力で前
気空気を吹き込む必要があり、これにより、まセす圧力
の大きな循環ポンプを必要とすることになる。すなわち
、空気吹き込み位置が該ポンプ22の出口部であって、
循環液配管23からみれば比較的下位であるため、空気
吹き込み圧は前記配管23の上昇高さ分の水頭圧を加算
しなければならないし、また処理液と空気の混相流の流
速が大きくなって流れる長さも長くなって配管抵抗が増
大し、ポンプ動力を大きくしなければならないため、実
機プラントの循環ポンプ容量が大型化シ、イニシアルコ
ストおよびランニングコストを増大させるという問題点
がある。また前記配管23に振動が起りやすいという問
題点もある。
本発明は、このような問題点を解決することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 循環処理液の循環ラインのノズル分岐管への流れを上段
から下段方向へ流れるようにし、かつ、その循環ライン
の最上段に酸化用の空気を吹き込むようにした。
作  用 本発明では、酸化用の空気吹き込み位置が循環ラインの
最上段であるため、空気吹き込み圧は循環ラインの上昇
高さ分の水頭圧を加算する必要がなくなり、また処理液
と空気の混和流の流れる長さも短かぐなって配管抵抗が
著しく減少するため、処理液循環ポンプの圧力および容
量を著しく小さくすることが可能となる。
実施例 第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示してい
る。
第1図において、1はボイラ、2は電気集じん機、3は
熱交換器、4は脱硫塔、5は処理液循環ポンプ、6はタ
ンク、7は石こう分離機、8はろ液タンク、9は吸収液
調合タンク、10は石灰ホッパ、11は処理液の循環ラ
イン、12は酸化用の空気を吹き込む空気配管、13は
煙道、14はノズル分岐管である。すなわち、循環ライ
ン11のノズル分岐管14への流れを上段から下段方向
へ流れるようにし、かつ、循環ライン11の最上段に空
気配管12を接続して酸化用の空気を循環ライン11の
最上段に吹き込むようになっている。
第2図は第1図のA部の拡大断面図である。
す々わち、空気配管12の端部は循環ライン(循環液配
管)11の中に挿入され、多数の空気吹き込み小孔15
を有している。
第3図は第2図に対応させて示した1つの6実施例で、
前記小孔15を設けた部分がH形になっている。
第4図は第2図に対応させて示したもう1つの実施例で
、前記小孔15を設けた部分が円環状になっている。
第1図に示すように構成された脱硫装置においては、ボ
イラ1からの硫黄分を含む燃焼排ガスは、煙道13を通
って電気集じん機2で除しんされ、熱交換器3で降温さ
れ、脱硫塔4に導入される。また石灰ホッパIOからの
石灰は吸収液調合タンク9で吸収液スラリーとなって脱
硫塔4の底部に供給される。そして脱硫塔4の底部に溜
った処理液(吸収液)は、処理液循環ポンプ5→循環ラ
イン11→ノズル分岐管14→脱硫塔4の各段のスプレ
ーノズル→脱硫塔4の底部というように循環される。ま
た酸化用の空気は空気配管12から循環ライン11の最
上段に吹き込まれ、処理液と空気の混相流となってノズ
ル分岐管14から脱硫塔4の各段のスプレーノズルに供
給される。一方、処理液循環ポンプ5から出た処理液の
一部はタンク6を経て石こう分離機7に供給され、ここ
で石こうは回収され、分離液はP液タンク8を経て吸収
液調合タンク9に戻される。
(11脱硫塔4においてのS02ガス吸収反応は、Ca
CO3+ So2→CaSO3+CO2CaSO3+ 
SO2+ H20→Ca (H8O3) 2(2)循環
ライン11に吹き込まれる空気による酸化反応は、 Ca (H8O3) 2 + 02 →CaSO4+ 
H2SO4H2SO4+CaCO3→CaSO4+ C
o2+ H20Ca5O,+−02+2H20−+ C
aSO4・2H20(3)排ガス中の02とスプレーノ
ズルから吹き出されるライン中での未反応02による脱
硫塔4内での酸化反応は、上記(2)の反応式と同じで
ある。
このように、酸化用の空気吹き込み位置が循環ライン1
1の最上段であるため、空気吹き込み圧は循環ラインの
上昇高さ分の水頭圧を加算する必要がなくなり、また処
理液と空気の混相流の流れる長さは空気配管12の空気
吹き込み位置からノズル分岐管14を含む各段のスプレ
ーノズルまでの間であるため、短かくなって配管抵抗が
著しく減少するため、処理液循環ポンプ5の圧力および
容量を著しく小さくすることが可能となる。
第6図は縦軸に処理液循環ポンプの圧力P(ゲージ圧に
よる1平方センチメートル当りのキログラム)をとり、
横軸に酸化用の空気の吹き込み量Q(1時間当りの標準
状態での立方メートル)をとシ、循環液に水を用いて、
その圧力Pと吹き込み量Qの関係を実験により測定した
ものを示したもので、曲laは、空気吹き込み位置を従
来のように処理液循環ポンプの出口にし、水の循環量を
1分間当り170リツトルにした場合であり、曲線すは
、空気吹き込み位置を従来のように処理液循環ポンプの
出口にし、水の循環量を1分間当り150リツトルにし
た場合であり、曲線Cは、空気吹き込み位置を第1図の
ように循環ラインの最上段にし、水の循環量を1分間当
りl 701Jツトルにした場合であり、曲線dは、空
気吹き込み位置を第1図のように循環ラインの最上段に
し、水の循環量を1分間当り150リツトルにした場合
である。
すなわち、第6図から明らかなように、従来の方法によ
れば、曲線aとbで示される圧力であり、本発明の方法
によれば、曲線Cとdで示される圧力であるので、本発
明によれば、処理液できる。
なお酸化用の空気の吹き込み後の処理液と空気の混相流
の長さについては、第1図に示した本発明の方法よりも
、第5図に示した従来の方法のほうが、はるかに長いの
で、Ca (H3Os ) =の酸化性能に大きな差が
ある゛ように思われたので、実験により測定した結果、
両方注量に殆んど差が見られなかった。その理山は、循
環ラインの配管内における酸化よりも、脱硫塔内のスプ
レーノズルの吹き出した直後の酸化が玉料的に太きいか
らである。さらに、実験により、スプレーノズルから吹
き出した直後に液中に含まれる酸素が周囲のガス中から
吸収したS Otを直ちに酸化することもわかった。
発明の効果 本発明は、酸化用の空気の吹き込み位置を循環ラインの
最上段にしているため、空気吹き込み圧は従来のような
循環ラインの上昇高さ分の  ・水頭圧を加算する必要
がなくなり、またこのことと、処理液の循環ラインのノ
ズル分岐管への流れを上段から下段方向へ流れるように
したこととにより、処理液と空気の混相流の流れる長さ
が従来より短かくなって配管抵抗が著しく減少するため
、処理液循環ポンプの圧力および容量を著しく小さくす
ることが可能となり、ポンプ動力を低減することができ
て、省エネルギーとなる。また処理液循環ポンプの小型
化にともなって、循環ラインの配管の振動も著しく減少
する。
なおタンク吹き込みや酸化塔方式では、運転停止時に、
つまり、空気吹き込み停止時に、空気吹き込み管または
空気吹き込み装置の孔が常時液中にさらされているため
、その孔の閉塞対策が必要であるが、本発明では、酸化
用の空気を循環ラインの最上段に吹き込む方法であるか
ら、運転停止時には原則として液が管中に存在しないた
め、その閉塞の心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示した説
明図、第2図は第1図のA部の拡大断面図、第3図は第
2図に対応させて示した別の例の拡大断面図、第4図は
同じくもう1つの別の例の拡大断面図、第5図は従来の
技術の一例を示した説明図、第6図は酸化用空気の吹き
込み量と処理液循環ポンプの圧力との関係を示した説明
図である。 1・・φボイラ、400.脱硫塔、50.。 処理液循環ポンプ、11・・・循環ライン、12・・・
酸化用の空気配管、14・・・ノズル分岐管、15・・
・空気吹き込み小孔。 特許出願人  石川島播磨重工業株式会社第1目 第2図  第3図 第6 図 Q→

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、硫黄分を含むガスを脱硫塔に導入し、そのガスを循
    環処理液の上下複数段スプレーによる気液接触によつて
    脱硫する脱硫装置において、前記循環処理液の循環ライ
    ンのノズル分岐管への流れを上段から下段方向へ流れる
    ようにし、かつ、その循環ラインの最上段に酸化用の空
    気を吹き込むことを特徴とする、同時脱流酸化の空気吹
    き込み方法。
JP61154134A 1986-07-02 1986-07-02 同時脱硫酸化の空気吹き込み方法 Pending JPS6312319A (ja)

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JP61154134A JPS6312319A (ja) 1986-07-02 1986-07-02 同時脱硫酸化の空気吹き込み方法

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JPS6312319A true JPS6312319A (ja) 1988-01-19

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JP (1) JPS6312319A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104815548A (zh) * 2015-04-13 2015-08-05 东南大学 一种脱硫塔喷淋装置
JP2019022875A (ja) * 2017-07-25 2019-02-14 株式会社Ihi 排煙脱硫装置の吸収液循環系統閉塞・腐食防止装置及び排煙脱硫装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104815548A (zh) * 2015-04-13 2015-08-05 东南大学 一种脱硫塔喷淋装置
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