JPS63122039A - 静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式 - Google Patents

静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式

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JPS63122039A
JPS63122039A JP26924886A JP26924886A JPS63122039A JP S63122039 A JPS63122039 A JP S63122039A JP 26924886 A JP26924886 A JP 26924886A JP 26924886 A JP26924886 A JP 26924886A JP S63122039 A JPS63122039 A JP S63122039A
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Toshio Kaneshiro
金城 寿雄
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体円
盤を用いた情報信号の記録再生方式に関する。
(従来の技術) 各種の情報信号を高い記録密度で記録することについて
の要望が高まるのにつれて、近年になって色々な構成原
理や動作原理に基づいて作られた情報記録媒体を用いて
情報信号の高密度記録再生が行われるようになったこと
は周知のとおりであり1例えば、情報記録媒体の信号面
に情報信号に応じた凹凸を形成させて情報信号の記録を
行い、記録された情報信号を光学的な手段によって再生
するようにしたり、あるいは静電容量値の変化の検出に
よって再生するようにした記録再生装置は。
映像信号や音声信号の記録再生用として既に実用されて
おり、また、各種の技術分野における高密度記録再生の
要求に応じるために、情報記録媒体の記録層に情報信号
によって強度変調されたビームを照射することにより、
情報記録媒体における記録層に情報信号に応じた物理変
化あるいは化学変化を生じさせて情報信号の記録が行わ
れるようにした情報記録媒体についても研究が行われる
ようになったが、特に近年、安定な動作を行う半導体レ
ーザが容易に得られるようになったのに伴い。
レーザ光を用いて高密度記録再生を行うようにした各種
の光ディスクが既に実用化されたり、あるいは実用化の
ための研究開発が行われている現状にあることは周知の
とおりである。
ところで、情報記録媒体の信号面に情報信号に応じた凹
凸を形成させて情報信号の記録を行い、記録された情報
信号を静電容量値の変化の検出によって再生するように
した記録再生装置は、映像信号や音声信号の記録再生用
として既に実用されていることは既述したとおりである
が、このように、情報記録媒体円盤(ディスク)に幾何
学的な形状の変化として記録されている情報信号の読出
しが、静電容量値の変化検出型再生針(以下、再生針と
いう)による静電容量値の変化の検出により行われる静
電容量値の変化検出型の記録再生方式は、情報信号の読
出しに用いられる再生針の電極が極めて薄いから、ディ
スクからの情報信号の読出しに光を使用するディスクに
比べて、より一層微小な寸法のピット配列による情報信
号の読出しも容易であるという特徴があり、したがって
、スタンパからの微小なピットの転写を良好に行いうる
ような樹脂の使用と成型法の採用とによって、より一層
の高密度記録の可能なディスクも容易に提供できる。
ところで、幾何学的な形状の変化として記録されている
情報信号の再生が静電容量値の変化の検出によって行わ
れるようなものとして構成されているディスクとしては
、スタンパから転写された情報信号と対応する凹凸の配
列パターンが表面に形成された樹脂製基板の表面に金属
の薄膜を付着形成させ、また、前記の金属の薄膜上に誘
電体の薄膜を被着させ、さらに、′前記した誘電体のg
膜上に例えばシリコンオイルのような潤滑剤の層を設け
た構成形態のものが、例えば特開昭47−37415号
公報によって開示されている他、例えばポリ塩化ビニル
のような合成樹脂の被覆によってマイクロカプセル化さ
れた導電性物質(例えば、カーボンや金属)の微粒子を
含む基材の表面に、スタンパから情報信号と対応する凹
凸の配列パターンを転写させた構成形態のものも9例え
ば、特開昭53−116104号公報、特開昭53−1
19017号公報、特開昭54−140518号公報、
特開昭55−38699号公報、その他の公知文献など
において明らかにさ九でいる。
そして、前記したディスクから情報信号を読出すのに使
用される再生針は、高速回転を行っているディスク面と
摺接した状態で使用されるものであるから、再生針はデ
ィスク面との摺接によって次第に摩耗して行くのであり
、前記した再生針としては長期間の使用にも耐えられる
ように、耐摩純性を有する高硬度材料、例えば、ダイヤ
モンド、サファイヤのような材料で作られた再生針本体
に導電性物質による電極を形成させたものが用いられて
いる。
また、前述のように耐摩耗性を有する高硬度材料で作ら
れている再生針が摺接された状態で高速回転を行うディ
スクについても、それの表面が再生針の摺接によっても
摩耗し難いように、従来のディスクではそれの表面に表
面潤滑性改善用潤滑材の薄膜を設けて、ディスクに耐摩
耗性を与えるようにしていたが、同一の記録跡上に再生
針を繰返し辿らせて再生を行う静止画再生時(スチル再
生時)に、ディスクの損傷の発生が問題となり、前記の
ような問題点がなく長期間にわたって安定性の高いディ
スクの出現が待望されたので、先に本出願人会社では1
表面に幾何学的形状の変化として情報が記録されている
樹脂製の基板の表面に、金属薄膜を付着形成させ、また
、前記した金属薄膜上に高抵抗性の炭素質薄膜を付着形
成してなる静電容量値の変化検出型の情報記録媒体円盤
を提供して既述した問題点を解決した。
(発明が解決しようとする問題点) さて、多くの技術分野における各種の情報信号を高い記
録密度で記録することについての要望が高まるのにつれ
て、近年来、色々な構成原理や動作原理に基づいて作ら
れた情報記録媒体を用いて情報信号の高密度記録再生が
試みられ1例えば。
1回だけユーザが追加して記録できる光ディスク(追記
型光ディスク)や消去可能な光ディスクなどが1例えば
オフィス用ファイルメモリ、その他の用途での実用化の
ために盛んに研究開発が行われており、これまでに追記
型の光ディスクあるいは消去可能な光ディスクとしても
、それらのものにおける記録層がレーザ光ビームのスポ
ットの加熱作用により、どのような物理的な変化で情報
信号の記録が行われるのかに着目して分類した場合に、
ビット形成型、泡あるいは凹凸形成型、光磁気型、相変
化型(熱エネルギにより光の透過率9反射率。
吸収率等に変化が生じる熱変態型)等のように大別でき
る各種形式のものが提案されている他、記録、再生動作
が光以外のエネルギを用いて行われるようにする情報記
録媒体についての提案も多くなされていることは周知の
とおりであるが、それらの諸提案の内の一つとして、デ
ィスクの信号面に情報信号に応じた凹凸を形成させて情
報信号の記録を行うようにした静電容量値の変化検出型
の記録済ディスクを、磁気記録再生用のディスクに兼用
できるように構成して、新らたな情報信号の記録再生が
可能な状態でディスクの記録容量の増大の達成を図ると
いうものがある。
そして、前記のように静電容量値の変化検出型の記録済
ディスクを磁気記録再生用のディスクとしても兼用でき
るように構成したディスクにおいては、それの記録再生
動作に際してディスク面に静電容量値の変化検出用電極
と磁気ヘッドとが摺接状態になされるので、ディスクと
してはそれのディスク面の耐摩耗性が特に優れたもので
なければならないから、このような構成態様のディスク
としては前述したような本出願人会社の提案したような
構成のディスク、すなわち1表面に幾何学的形状の変化
として情報が記録されている樹脂製の基板の表面に、金
属薄膜を付着形成させ、また、前記した金属薄膜上に高
抵抗性の炭素質薄膜を付着形成してなる静電容量値の変
化検出型のディスクにおける金属薄膜として例えばニッ
ケル・コバルト合金のような磁性薄膜を用いた構成態様
のものが好適と考えられる。
ところが、ディスクの信号面に情報信号に応じた凹凸を
形成させて情報信号の記録を行うようにした静電容量値
の変化検出型の記録済ディスクを。
磁気記録再生用のディスクに兼用できるようなものとし
て、それに新らたな情報信号を磁気記録再生してみたと
ころ、ディスクの信号面に形成されているビットの部分
ではスペーシング・ロスのために磁気記録再生を良好に
行い得ないので、それの解決策が求められた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は複台映像信号による記録信号により幾何学的な
形状の変化として情報信号が記録されている第1の記録
跡中の情報信号の再生と、前記した第1の記録跡に隣接
する第2の記録跡に前記の第1の記録跡中の複合映像信
号における水平帰線消去期間の記録位置と対応する位置
に幾何学的な形状の変化として記録されているトラッキ
ング参照信号の再生とが静電容量値の変化の検出によっ
て行われるようになされているとともに、磁気記録再生
も可能なように構成されている静電容量値の変化検出型
記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方
式であって、前記した静電容量値の変化検出型記録済情
報記録媒体円盤の記録跡間隔をTP、静電容量値の変化
検出用電極の電極巾をSew、磁気記録再生用の磁気ヘ
ッドのトラック巾をMtw、第2の記録跡の記録跡中を
7w2としたときに、前記した静電容量値の変化検出型
記録済情報記録媒体円盤の記録跡間隔TPと、静電容量
値の変化検出用電極の電極巾Sewと、磁気記録再生用
の磁気ヘッドのトラック巾M t wと、第2の記録跡
の記録跡中Tw2との関係を、Tw2≦Mtw<TP、
及びSew(TPのように設定するとともに、前記した
静電容量値の変化検出用電極の電極と、磁気記録再生用
の磁気ヘッドの磁気空隙との間隔が。
((TP −N)+TP/2)(ただし、Nは自然数)
となるようにして前記した静電容量値の変化検出用電極
の電極と磁気記録再生用の磁気ヘッドとが一体的に構成
されている記録再生素子を用い、また、前記した静電容
量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤からの記録済
情報信号の静電容量値の変化検出による再生動作を通常
の再生モードで行っている状態で、第2の記録跡におけ
る幾何学的な形状の変化として記録されているトラッキ
ング参照信号の記録区間を除く区間に、前記した記録再
生素子における磁気ヘッドによってデジタルデータによ
る磁気記録再生を行うようにした静電容量値の変化検出
型記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生
方式を提供するものである。
(実施例) 以下、本発明の静電容量値の変化検出型記録済情報記録
媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式の具体的な内
容について添付図面を参照して詳細に説明する。第1図
は本発明の静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体
円盤を用いた情報信号の記録再生方式の一実施例のブロ
ック図であって、この第1図においてDは記録済み情報
信号の再生と記録済みトラッキング参照信号の再生とが
静電容量値の変化の検出によって行われるようになされ
ているとともに、磁気記録再生も可能なように構成され
ている0m容量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤
(ディスク)であり、このディスクDは駆動モータMd
によって回転駆動されているターンテーブルTTにクラ
ンパCによって固着されている。そして、前記の駆動モ
ータMdは図示されていないディスクサーボ回路DSC
によって所定の回転数、すなわち、基準の同期信号の周
期と整数比の関係にある一定の回転周期で回転される駆
動用モータMdによって駆動回転される。
さて1本発明の静電容量値の変化検出型記録済情報記録
媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式において記録
再生の対象にされているディスク、すなわち、記録済み
情報信号の再生と記録済みトラッキング参照信号の再生
とが静電容量値の変化の検出によって行われるようにな
されているとともに、磁気記録再生も可能なように構成
されている静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体
円盤(ディスク)としては、それの静電容量値の変化検
出型情報信号の記録の態様が本出願人会社の開発した静
電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤(ディス
ク)の規格に従ってなされているものが用いられるので
あり、そのディスクDにおける特定な半径位W(第6図
中の(a)における2−Z線位置)から、その特定な半
径位置(第6図中の(a)におけるZ−Z線位置)まで
の1周毎に、それぞれ4垂直走査期間の主情報信号(複
合映像信号による記録信号)が幾何学的形状の変化とし
て記録されており、また、それの特定な半径位置付近の
記録部分a(第6図中の(a)参照)に記録されている
各垂直帰線消去期間中には、ディスクDの回転位相を示
す信号(以下の説明中においては。
信号fP3のように記載されることもある)が記録され
るとともに、各垂直帰線消去期間中の特定な水平走査期
間中には記録跡のアドレス信号が記録されており、さら
に、記録再生の対象にされている主情報信号によるピッ
トの配列によって構成されている記録跡T m (第1
の記録跡Tm)を挟むような態様で、前記した主情報信
号の占有周波数帯域よりも低い周波数帯域に位置するそ
れぞれ異なる低い周波数値の2種類のトラッキング参照
信号f pi、 f p2(以下、信号fpl、 fP
lのように記載されることもある)による記録跡Tp(
第2の記録跡Tp)が形成されるようになされ、さらに
また、前記した2種類のトラッキング参照信号fpl、
 fPlが、前記した信号fP3の記録位置毎に順次交
互に切換えら九でいる状態で記録されている。
第2図は前記のようなディスクDに記録される各信号の
周波数配置図であって、第2図中のFMは主情報信号に
よる周波数変調波信号の占有周波数帯域を示しており、
また図中のfPl、 fρ2は前記した2稚魚のトラッ
キング参照信号fPl、 fPlを示し、さらに、fP
3はディスクDの回転位相を示す信号fP3を示してい
る。
第1図においてRPは記録再生素子であって。
この記録再生素子RPはディスクDに記録されている主
要な情報信号及びトラッキング参照信号を静電容量値の
変化として検出するための電極部Eと、ディスクDの磁
気記録媒体に対して情@I信号を記録再生するための磁
気ヘッドMhとによって構成されている。
第3図及び第4図は前記した記録再生索子RPの構成例
を示す図であって、前記した第3図及び第4図の各(a
)は斜視図、第3図及び第4図の各回における(b)な
らびには第4図の(Q)は摺接面の平面図である。
まず、第3図に示されている記録再生素子RPにおいて
、1,2はガラス製の支持板、3は強磁性体材料製の薄
膜、4,5は磁気ヘッドのコイル、6は電極部Eを形成
させるための絶縁物製の支持部、7は電極部Eに接続さ
れた端子、8は磁気ヘッドのコイルの端子、9は磁気ヘ
ッドの磁気空隙であり、また、第4図に示されている記
録再生素子RPにおいて、11はフェライトの基板、1
2゜13はガラス製の支持板、3は強磁性体材料製の薄
膜、4は磁気ヘッドのコイル、10はガラス板、7は電
極部Eに接続された端子、8は磁気ヘッドのコイルの端
子、9は磁気ヘッドの磁気空隙であって、各図において
Sewは電極巾、M t wは磁気空隙中である。
第3図及び第4図に示されている記録再生素子RPにお
いては、それの静電容量値の変化検出用電極Eの中心線
と磁気ヘッドMhの磁気空隙9との中心線との間隔が、
記録跡間隔TPの1/2あるいは(記録跡間隔TPの整
数倍Nプラス記録跡間隔TPの1/2)となるように離
隔された状態になされていて、静電容量値の変化検出用
電極Eが第1の記録跡Tmを正確に辿る状態になされて
いる状態においては、磁気ヘッドMhの磁気空隙9が第
2の記録跡TPを正確に辿るようになされているのであ
る。
前記した記録再生素子RPは、トラッキング制御系のア
クチュエータACTに取付けられていて。
トラッキング制御信号に応じて駆動変位される。
Mfは移送用モータであって、この移送用モータMfの
回転41114は、1速機15の入力軸に結合されてお
り、前記した減速機15の出力軸には送りねじ16が連
結されている。
前記の送りねじ16にはアクチュエータACTが取付け
られている移送体FAが噛み合わされていて、前記の送
りねじ16が回転駆動されることによって、前記した移
送体FAは案内棒17に案内されながら送りねじ16の
回転につれて移送される。
第1図において、OPは操作部、DDCはデジタルデー
タの処理回路、SWは録再切換スイッチ、PrAは前記
した記録再生素子RPにおける電極部Eによって静電容
量値の変化として検出された信号の前置増幅器であり、
この前置増幅器PrAからの出力信号は、制御回路OC
Tと、信号処理回路SDCと、トラッキング制御回路T
SCに供給される。
前記の各構成部分において信号処理回路SDCは、主要
な情報信号の復調と信号の復原、同期信号の分離、アド
レス信号の分離などの諸動作を行って、端子18に映像
信号を送出し、また、端子19に音声信号を送出すると
ともに、分離された同期信号や、アドレス信号を制御回
路OCTに供給する。20はデジタルデータの処理回路
DDCからの出力信号の出力端子、21はデジタルデー
タの処理回路DDCに対する入力信号の入力端子である
第1図示の静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体
円盤を用いた情報信号の記録再生方式による記録再生装
置の構成態様において、特殊な構成の記録再生素子RP
を使用している点と、デジタルデータの処理回路DDC
を備えている点と、ディスクDとして磁気記録再生も可
能な構成の静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体
円盤を用いた点などを除けば、記録済み情報信号の再生
と記録済みトラッキング参照信号の再生とを静電容量値
の変化の検出によって行うようにした本出願人会社の開
発した静電容量値の変化検出型記録済情報記録再生方式
(「登録商a V HD J方式)の再生装置の構成と
同様であって、記録再生装置中で使用されているトラッ
キング制御方式の具体的な内容、その他の特徴的な主要
部の構成や動作などは特公昭59−21104号公報、
特公昭59−46066号公報などに詳細に説明されて
いるからそれらの記載事項を参照されるのがよい。
さて、第1図示の静電容量値の変化検出型記録済情報記
録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式においては
、使用者が操作部oPに設定した動作モードに従って制
御回路CCTによる制御動作の下で行われる静電容量値
の変化検出による通常の再生モードでの再生動作、静電
容量値の変化検出による静止画再生モードでの再生動作
、静電容量値の変化検出による倍速再生モードでの再生
動作、静電容量値の変化検出による逆転再生モードでの
再生動作などの諸再生動作の他に、静電容量値の変化検
出による通常再生モードでの再生動作と同時に磁気ヘッ
ドによるデジタルデータの記録動作、静電容量値の変化
検出による通常再生モードでの再生動作と同時に磁気ヘ
ッドによるデジタルデータの再生動作なども行われるの
である。
第6図の(a)は本発明の記録再生方式において記録再
生に用いられる静電容量値の変化検出型記録済情報記録
媒体円盤(ディスク)、すなわち、ディスクDにおける
特定な半径位置(第6図の(a)中のZ−Z線位置)か
ら、その特定な半径位置(第6図の(a)中のZ−Z線
位置)までの1周毎に、それぞれ4垂直走査期間の主情
報信号による記録信号が記録されており、また、それの
特定な半径位置付近の記録部分に記録されている各垂直
帰線消去期間中には、ディスクDの回転位相を示す信号
fP3が記録されるとともに、各垂直帰線消去期間中の
特定な水平走査期間中には記録跡のアドレス信号が記録
されており、さらに、記録再生の対象にされている主情
報信号によるピットの配列によって構成されている記録
跡Tmを挟むような態様で、前記した主情報信号の占有
周波数帯域よりも低い周波数帯域に位置するそれぞれ異
なる低い周波数値の2種類のトラッキング参照信号fp
l。
fP2の各一方のものによる記録跡Tpが形成されるよ
うになされ、さらにまた、前記した2種類のトラッキン
グ参照信号fpl、 fP2が、前記した信号fp3の
記録位置毎に順次交互に切換えられている状態で第2の
記録跡に記録されているディスクDの概略平面図であり
、また、第6図の(b)は前記したディスクDの一部の
平面図、第6図の(c)は縦断側面図であり、さらに、
第6図の(d)は前記したディスクDで記録再生の対象
にされている主情報信号によるピットの配列によって構
成される記録跡T m (第1の記録跡Tm)に記録さ
れるべき複合映像信号の波形例図を第6図の(b)に示
されているディスクの平面図と関連づけて示したもので
あり、さらにまた、第6図の(e)は前記した主情報信
号の占有周波数帯域よりも低い周波数帯域に位置するト
ラッキング参照信号t”pt、 fp2による記録跡T
p(第2の記録跡Tp)の形成に使用されるトラッキン
グ参照信号を、第6図の(b)に示されているディスク
の平面図及び第6図の(d)に示されている複合映像信
号の波形例図と関連づけて示した図である。
第6図の(b)においてTmは第1の記録跡、Tpは第
2の記録跡、7w2は第2の記録跡TPの記録跡巾、T
Pは記録跡間隔、Tzは第2の記録跡における幾何学的
な形状の変化として記録されているトラッキング参照信
号の記録区間、NTzは第2の記録跡における幾何学的
な形状の変化として記録されているトラッキング参照信
号の記録区間を除く区間、Eは静電容量値の変化検出用
電極。
Sawは静電容量値の変化検出用電極Eの電極巾、9は
記録再生素子RPにおける磁気ヘッドの磁気空隙、Mt
wは記録再生素子RPにおける磁気ヘッドの磁気空隙の
トラック巾であり、また、複合映像信号を示す第6図の
(d)においてshは水平同期信号、HbQkは水平帰
線消去期間、vSは映像信号、Cbはカラーバーストを
示している。
前記したディスクDにおいて、それの主情報信号による
記録跡(第1の記録跡)Tmには、それの長さ方向の咄
々全体にわたり主情報信号によるピットが形成されてい
るのが通常であるが、前記した第1の記録跡Tmの両側
に設けられている2種類のトラッキング参照信号fpl
、 fp2のピットによる記録跡(第2の記録跡)Tp
には、トラッキング参照信号fρ1.fp2による主情
報信号への干渉の防止などのために、第2の記録跡Tp
の延長方向には間欠的にしかトラッキング参照信号fP
1゜fp2のピットが形成されていないのであり、第1
の記録跡Tmの両側に形成されている第2の記録跡Tp
には、幾何学的な形状の変化として記録されているトラ
ッキング参照信号の記録区間Tzと、幾何学的な形状の
変化として記録されているトラッキング参照信号の記録
区間を除く区間NTzとが順次交互に配列された状態に
なされている。
すなわち、前記した複合映像信号による記録信号により
幾何学的な形状の変化として情報信号が記録されている
第1の記録跡Tmに隣接する第2の記録跡TPには、前
記の第1の記録跡Tm中の複合映像信号における水平帰
線消去期間HbQkの記録位置と対応する位置(トラッ
キング参照信号の記録区間Tz)だけに幾何学的な形状
の変化としてトラッキング参照信号が記録されており、
fJ2の記録跡Tpではそれの延長方向に順次に存在し
ているトラッキング参照信号の記録区間Tzの間の区間
(無記録区間)NTzがピットのない平坦な部分となさ
れているが、前記した無記録区間NTzが記録跡Tpの
全体の長さ中に占める長さの割合いは約10%となって
いる。
さて、前記のような構成形態の静電容量値の変化検出型
M2録済情報記録媒体円盤(ディスク)Dに構成させで
ある磁性層に、ディスク面に摺接する磁気ヘッドで情報
信号の磁気記録能再生を行うようにしても、ディスク面
に形成されているピットの存在により、良好な状態で情
報信号を磁気記録再生することは困蓮である。
すなわち、磁気記録再生に際して、磁気ヘッドの磁気空
隙と磁気記録媒体面との間に、ディスク面に構成されて
いるピットによる空隙が存在する場合には、前記した空
隙に基づいて生じる周知のスペーシングロスによって磁
気記録再生を良好に行うことはできないのである。
それで、本発明の静電容量値の変化検出型記録済情報記
録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式では、複合
映像信号による記録信号により幾何学的な形状の変化と
して情報信号が記録されている第1の記録跡中の情報信
号の再生と、前記した第1のfil!録跡に隣接する第
2の記録跡に前記の第1の記録跡中の複合映像信号にお
ける水平帰線消去期間の記録位置と対応する位置に幾何
学的な形状の変化として記録されているトラッキング参
照信号の再生とが静電容量値の変化の検出によって行わ
れるようになされているとともに、磁気記録再生も可能
なように構成されている静電容量値の変化検出型記録済
情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式にお
いて、前記した静電容量値の変化検出型記録済情報記録
媒体円盤の記録跡間隔をTP、静電容量値の変化検出用
電極の電極巾をSew、磁気記録再生用の磁気ヘッドの
トラック巾をM t w、第2の記録跡の記録跡巾を7
w2としたときに、前記したe電容量値の変化検出型記
録済情報記録媒体円盤の記録跡間隔TPと。
静電容量値の変化検出用電極の電極巾Sewと、磁気記
録再生用の磁気ヘッドのトラック巾M t wと、第2
の記録跡の記録線巾Tw2との関係を、Tw2≦Mtw
<TP、及びSew<TPのように設定するとともに、
前記した静電容量値の変化検出用電極の電極と、磁気記
録再生用の磁気ヘッドの磁気空隙との間隔が、 ((TP −N)+TP/2)(ただし、Nは自然数)
となるようにして前記した静電容量値の変化検出用電極
の電極と磁気記録再生用の磁気ヘッドとが一体的に構成
されている記録再生素子を用い、また、前記した静電容
量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤からの記録済
情報信号の静電容量値の変化検出による再生動作を通常
の再生モードで行っている状態で、第2の記録跡におけ
る幾何学的な形状の変化として記録されているトラッキ
ング参照信号の記録区間を除く区間に、前記した記録再
生素子における磁気ヘッドによってデジタルデータの磁
気記録再生を良好に行うことができるようにしたもので
あり、次に主として第1図及び第5図ならびに第6図の
(b)などの各回を参照して、本発明の静電容量値の変
化検出型記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記
録再生方式の植成原理、その他の具体的な内容について
説明する。
第5図及び第6図の(b)において、Tmは第1の記録
跡、T w 1は第1の記録跡Tpの記録線巾、Tpは
前記した第1の記録跡の両側に設けられている第2の記
録跡、Tw2は前記した第2の記録跡Tpの記録線巾、
TPは記録跡間隔、Tzは第2の記録跡における幾何学
的な形状の変化として記録されているトラッキング参照
信号の記録区間、NTzは第2の記録跡における幾何学
的な形状の変化として記録されているトラッキング参照
信号の記録区間を除く区間であり、またEは静電容量値
の変化検出用電極、Sewは静電容量値の変化検出用電
極Eの電極巾、9は記録再生素子RPにおける磁気ヘッ
ドの磁気空隙、M t wは記録再生素子RPにおける
磁気ヘッドの磁気空隙のトラック巾であることは既述の
とおりであって、前記したディスクDの記録跡間隔TP
と、静電容量値の変化検出用電極の電極巾Sewと、磁
気記録再生用の磁気ヘッドのトラック巾M t Wと、
第2の記録跡の記録線巾Tw2との関係を、 Tw2≦Mtw<TP、及びSew(TPのように設定
されており、また、前記した静電容量値の変化検出用電
極の電極Eと、磁気記録再生用の磁気ヘッドの磁気空隙
9との間隔が、((TP −N)+TP/2)(ただし
、Nは自然数)となるようにされている。
第5図及び第6図の(b)に示されている例では、記録
再生動作に使用される静電容量値の変化検出用電極の電
極Eと磁気記録再生用の磁気ヘッドMhとが一体的に構
成されている記録再生素子RPとして、静電容量値の変
化検出用電極の電極Eと。
磁気記録再生用の磁気ヘッドMhの磁気空隙9との間隔
が、前記した((TP −N)+TP/2)の式中のN
が零の場合、すなわち、静電容量値の変化検出用電極の
5!を極Eと、磁気記録再生用の磁気ヘッドMhの磁気
空隙9との間隔がTP/2であるようなものが用いられ
ている。
前記のように、記録再生素子RPにおける静電容量値の
変化検出用電極の電極Eと、磁気記録再生用の磁気ヘッ
ドMhの磁気空隙9との間隔が、((TP −N)+T
P/2)(ただし、Nは自然数)のように設定されてい
ることにより、記録再生素子RPに対するトラッキング
制御動作の下で、記録再生素子RPにおける静電容量値
の変化検出用電極の電極Eが第1の記録跡Tmに正しく
追跡している状態にされた場合には、記録再生素子RP
における磁気記録再生用の磁気ヘッドM hの磁気空隙
9は、第2の記録跡Tpを正しく追跡している状態にな
される。
ところが、第2の記録跡Tpには幾何学的な形状の変化
として記録されているトラッキング参照信号の記録区間
Tzと、前記の幾何学的な形状の変化として記録されて
いるトラッキング参照信号の記録区間を除く無記録区間
N T zとが順次交互に配列された状態になされてい
るから、第2の記録跡Tpの全長にわたって時間軸上で
連続して状態の信号を磁気記録再生しても良好な状態で
記録再生が行われ得ないことは明らかである。
しかし、記録再生素子RPにおける磁気記録再生用の磁
気ヘッドMhの磁気空隙9が、第2の記録跡Tpを正し
く追跡している状態において、Ta気ヘッドMhにより
第2の記録跡Tpにおけるピットのない平坦な区間(無
記録区間) N T zだけを用いて、情報信号の磁気
記録再生動作を行うようにすれば、情報48号の磁気記
録再生が良好になされ得ることは明らかである。
そこで1本発明の静電容量値の変化検出型記録済情報記
録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式においては
、前記した静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体
円盤、すなわち、ディスク1′Dからの記録済情報信号
の静電容量値の変化検出・−”:’h’−よる再生動作
を通常の再生モードで行−でいる状態として、第2の記
録跡TT)における幾何学的な形状の変化として記録さ
れているトラッキング参照信号の記録区間Tzを除く区
間N T zに、前記した記録再生素子RPにおける磁
気ヘッドMhによってデジタルデータの磁気記録再生を
良好に行うことができるようにしたものである。
第5図及び第6図の(b)において、記録再生素子RP
における静電容量値の変化検出用電極EはディスクDに
おける主要な情報信号のピットによる記録跡Tm中の情
報信号を静電容量値の変化として検出するとともに、前
記した主要なt、ff報倍信号ピットによる記録跡T 
rnの両側に設けら九でいるトラッキング参照信号のピ
ットによる記Q k’F Tp中のトラッキング参照信
号fρ1. fp2及びディスクDにおける特定な半径
位置付近の記録部分aに記録されている各垂直帰線消去
期間中に記録されているディスクDの回転位相を示す信
号fp3などを静電容量値の変化として検出し、それに
より第1図中のトラッキング制御回路TSCでは、前記
のように再生されたトラッキング参照信号に基づいて記
録再生素子RPに対するトラッキング制御が行われるよ
うに、アクチュエータACTに対して駆動信号を供給す
るとともに、移送用モータMfに対しても制御信号を供
給して、記録再生素子RPが再生の対象にしている記録
跡を正しく追跡している状態にし、また、前記したディ
スクDにおける特定な半径位置付近の記録部分aに記録
されている各垂直帰線消去期間中に記録されているディ
スクDの回転位相を示す信号fP3と、操作部QPに設
定された動作モードの情報とに基づいて、制御回路OC
Tでは記録再生素子RPが、動作モードに従った所定の
軌跡を辿りうるようにさせるためのキックパルスを発生
して、それをトラッキング制御系のアクチュエータAC
Tに供給して、記録再生素子RPによる記録再生が行わ
れつるようにするのである。
既述もしたように静電容量値の変化検出型記録済情報記
録媒体円盤(ディスク)を磁気記録再生に兼用できるよ
うに構成したディスクでは、磁気ヘッドが摺接するディ
スクDの面が、情報信号を静電容量値の変化によって検
出できるように、情報信号と対応するピットが配列され
ている状態になっているから、ディスク面に摺接させた
磁気ヘッドによりディスクDに構成させである磁性層を
用いて、情報信号の磁気記録再生を行うようにした場合
には、磁気ヘッドの磁気空隙と磁気記録媒体面との間で
ディスク面に構成されているピットによる空隙によりス
ペーシングロスが生じるが、前記のように記録再生素子
RPの磁気ヘッドMhにおける磁気空隙9が、第2の記
録跡Tpを正しく追跡している状態において、磁気ヘッ
ドMhによって行われる磁気記録再生動作が、第2の記
録跡Tpにおけるピットのない平坦な区間(無記録区間
)NTzだけを用いてなされた場合には、情報信号の磁
気記録再生が良好に行われ得ることは明らかである。
第1図に示す静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒
体円盤を用いた情報信号の記録再生方式において、記録
済み情報信号の再生と記録済みトラッキング参照信号の
再生とが静電容量値の変化の検出によって行われるよう
になされているとともに、磁気記録再生も可能なように
構成されている静電容量値の変化検出型記録済情報記録
媒休日a(ディスク)を用いて磁気記録再生が行われる
如き動作モードになされた場合には1通常の再生モード
になされた場合と同様に、ディスクDに記録されている
主要な情報信号とトラッキング参照信号とが静電容量値
の変化によって検出されるようになされるとともに、デ
ィスクDに対してデジタルデータを記録する動作モード
の場合、すなわち、録再切換スイッチSWの可動接点が
固定接点R側に切換えられた場合には、デジタルデータ
の処理回路DDCで発生されたデジタルデータが記録再
生素子RPにおける磁気ヘッドMhに供給されることに
より、ディスクDには前記したデジタルデータが磁気記
録され、また、ディスクDに記録されているデジタルデ
ータが再生される動作モードの場合、すなわち、録再切
換スイッチSWの可動接点が固定接点P側に切換えられ
た場合には、ディスクDから磁気ヘッドMhによってデ
ィスクから再生されたデジタルデータがデジタルデータ
の処理回路DDCで(ff号処理されて出力端子20に
送出される。
前記したデジタルデータ処理回路DDCでは。
それの入力端子21に供給されたアナログ信号をアナロ
グデジタル変換器により標本化量子化し、前記のアナロ
グデジタル変換器からの出力信号を符号化してから、そ
れに例えば同期ピット、パリティピット、誤り検出ワー
ド等を付加したデジタルデータを発生して記憶装置に記
憶させ、その記憶装置から所定の時間位置に読出して、
それを録再切換スイッチSWの固定接点Rと可動接点と
を介して記録再生袋glRPにおける磁気ヘッドMhに
供給する。
前記したデジタルデータ処理回路DDCにおける記憶装
置からのデジタルデータの読出しのタイミングは、ディ
スクDにおける第2の記録跡TPにおける無記録区間N
Tzに対応してデジタルデータが記録されるようにする
のである。
ディスクDにおける第2の記録跡Tpにおける無記録区
間NTzに記録されているデジタルデータを再生する動
作モードの場合に、記録再生素子RPにおける磁気ヘッ
ドによってディスクDから再生されたディジタルデータ
は、録再切換スイッチSWの可動接点と固定接点Pとを
介してデジタルデータ処理回路DDCに供給され、それ
の記憶装置に記憶され、次いで、それから読出されたデ
ジタルデータについて誤り検出、その他の所定の信号処
理が行われた後に、記憶装置により時間軸上で一定のタ
イミングで送出されるデジタル信号になされてからデジ
タルアナログ変換器によりアナログ信号となされて出力
端子20から送出される。
デジタルデータとしてディスクDにより磁気記録再生さ
れる情報信号は何でもよいが、それが例えば音声信号の
場合には、高忠実度のPCM録音再生を磁気記録再生に
よって行うことができる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように5本発
明の静電容量値の変化検出型記録済情報′記録媒体円盤
を用いた情報信号の記録再生方式は情報信号を静電容量
値の変化によって検出できるように、情報信号と対応す
るピットが配列されている状態になっている静電容量値
の変化検出型記録済情報記録媒体円盤(ディスク)を磁
気記録再生にも兼用できるように構成したディスクを用
いて、磁気ヘッドをディスクDの面に摺接させ、ディス
ク面に摺接させた磁気ヘッドによりディスクDに構成さ
せである磁性層を用いて、情報信号の磁気記録能再生を
行うようにした場合に、ディスク面に構成されているピ
ットによって、磁気ヘッドの磁気空隙と磁気記録媒体面
との間へ空隙によりスペーシングロスが生じて、良好な
磁気記録再生動作ができない点を解決するために、複合
映像信号による記録信号により幾何学的な形状の変化と
して情報信号が記録されている第1の記録跡中の情報信
号の再生と、前記した第1の記録跡に隣接する第2の記
録跡に前記の第1の記録跡中の複合映像信号における水
平帰線消去期間の記録位置と対応する位置に幾何学的な
形状の変化として記録されているトラッキング参照信号
の再生とが静電容量値の変化の検出によって行われるよ
うになされているとともに、磁気記録再生も可能なよう
に構成されている静電容量値の変化検出型記録済情報記
録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式であって、
前記した静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体円
盤の記録跡間隔をTP、静電容量値の変化検出用il!
極の電極巾をS8W、cj&気記気温録再生用気ヘッド
のトラック巾をM t w、第2の記録跡の記録跡中T
w2としたときに、前記した静電容量値の変化検出型記
録済情報記録媒体円盤の記録跡間隔TPと、静電容量値
の変化検出用電極の電極巾Sawと、磁気記録再生用の
磁気ヘッドのトラック巾MtWと、第2の記録跡の記鋤
跡巾をTw2との関係を。
Tw2≦Mtw<TP、  及びSew<TPのように
設定するとともに、前記した静電容量値の変化検出用電
極の電極と、磁気記録再生用の磁気ヘッドの磁気空隙と
の間隔が、 ((TP −N)+TP/2)(ただし、Nは自然数)
となるようにして前記した静電容量値の変化検出用電極
の電極と磁気記録再生用の磁気ヘッドとが一体的に構成
されている記録再生素子を用い、また、前記した静電容
量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤からの記録済
情報信号の静電容量値の変化検出による再生動作を通常
の再生モードで行っている状態で、第2の記録跡におけ
る幾何学的な形状の変化として記録されているトラッキ
ング参照信号の記録区間を除く区間に、前記した記録再
生素子における磁気ヘッドによってデジタルデータによ
る磁気記録再生を行うようにした静電容量値の変化検出
型記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生
方式であるから、この本発明の静電容量値の変化検出型
記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方
式においては、記録再生素子RPにおける磁気記録再生
用の磁気ヘッドMhの磁気空隙9が第2の記録跡’rp
を正しく追跡している状態において、磁気ヘッドMhに
より第2の記録跡Tpにおけるピッ1〜のない平坦な区
間(無記録区間)NTzだけを用いて、デジタルデータ
の磁気記録再生動作を行うことができるようになされて
いるから、本発明方式では情報信号の磁気記録再生が良
好になされ得るのであり、この本発明方式によれば既述
した問題点は良好に解決されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の静電容量値の変化検出型記録済情報記
録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式の一実施例
のブロック図、第2図は信号配電図、第3図及び第4図
における各(a)は記録再生素子の斜視図、第3図及び
第4図における各(b)と第4図の(c)は記録再生素
子の摺接面の平面図。 第5図及び第6図は記録跡と記録再生素子との対応の説
明用平面図である。 D・・・記録済み情報信号の再生と記録済みトラッキン
グ参照信号の再生とが静電容量値の変化の検出によって
行われるようになされているとともに、磁気記録再生も
可能なように構成されている静電容量値の変化検出型記
録済情報記録媒体円盤(ディスク)、Md・・・駆動モ
ータ、TT・・・ターンテーブル、C・・・クランパ、
DSC・・・ディスクサーボ回路、RP・・・記録再生
素子、E・・・電極部、Mh・・・磁気ヘッド、Saw
・・・電極巾、M t w・・・磁気空隙中−TP・・
・記録跡間隔、ACT・・・アクチュエータ、Mf・・
・移送用モータ、FA・・・移送体、op・・・操作部
、DDC・・・デジタルデータの処理回路、SW・・・
録再切換スイッチ、PrA・・・記録再生素子RPにお
ける電極部Eによって静電容量値の変化として検出され
た信号の前置増幅器、CCT・・・制御回路、SDC・
・・信号処理回路、TSC・・・トラッキング制御回路
、Tm・・・記録跡、Tt・・・トラッキング参照信号
のビットによる記録跡、1,2・・・ガラス製の支持板
、3・・・強磁性体材料製の薄膜、4,5・・・磁気ヘ
ッドのコイル、6・・・電極部Eを形成させるための絶
縁物製の支持部、7・・・電極部Eに接続された端子、
8・・・磁気ヘッドのコイルの端子、9・・・磁気ヘッ
ドの磁気空隙、10・・・ガラス板、11・・・フェラ
イトの基板、12.13・・・ガラス製の支持板。 14・・・移送用モータMfの回転軸、15・・・減速
機、16・・・送りねじ、17・・・案内棒、18〜2
1・・・端子、 +(、’、:、:゛’7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複合映像信号による記録信号により幾何学的な形状の変
    化として情報信号が記録されている第1の記録跡中の情
    報信号の再生と、前記した第1の記録跡に隣接する第2
    の記録跡に前記の第1の記録跡中の複合映像信号におけ
    る水平帰線消去期間の記録位置と対応する位置に幾何学
    的な形状の変化として記録されているトラッキング参照
    信号の再生とが静電容量値の変化の検出によって行われ
    るようになされているとともに、磁気記録再生も可能な
    ように構成されている静電容量値の変化検出型記録済情
    報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式であっ
    て、前記した静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒
    体円盤の記録跡間隔をTP、静電容量値の変化検出用電
    極の電極巾をSew、磁気記録再生用の磁気ヘッドのト
    ラック巾をMtw、第2の記録跡の記録跡巾をTw2と
    したときに、前記した静電容量値の変化検出型記録済情
    報記録媒体円盤の記録跡間隔TPと、静電容量値の変化
    検出用電極の電極巾Sewと、磁気記録再生用の磁気ヘ
    ッドのトラック巾Mtwと、第2の記録跡の記録跡巾T
    w2との関係を、 Tw2≦Mtw<TP、及びSew<TP のように設定するとともに、前記した静電容量値の変化
    検出用電極の電極と、磁気記録再生用の磁気ヘッドの磁
    気空隙との間隔が、 {(TP・N)+TP/2}(ただし、Nは自然数) となるようにして前記した静電容量値の変化検出用電極
    の電極と磁気記録再生用の磁気ヘッドとが一体的に構成
    されている記録再生素子を用い、また、前記した静電容
    量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤からの記録済
    情報信号の静電容量値の変化検出による再生動作を通常
    の再生モードで行っている状態で、第2の記録跡におけ
    る幾何学的な形状の変化として記録されているトラッキ
    ング参照信号の記録区間を除く区間に、前記した記録再
    生素子における磁気ヘッドによってデジタルデータによ
    る磁気記録再生を行うようにした静電容量値の変化検出
    型記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生
    方式
JP26924886A 1986-11-12 1986-11-12 静電容量値の変化検出型記録済情報記録媒体円盤を用いた情報信号の記録再生方式 Pending JPS63122039A (ja)

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