JPS63121543A

JPS63121543A - 傾斜トレイを搭載した自動車

Info

Publication number: JPS63121543A
Application number: JP62256112A
Authority: JP
Inventors: リャール　ジョン　キャンベル
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-10-09
Filing date: 1987-10-09
Publication date: 1988-05-25
Also published as: AU608251B2; AU7947487A; KR880004977A; EP0263708A3; NZ217859A; EP0263708A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は車両および運搬車、たとえばトラック、トレー
ラ−およびユーティリティ自動車に使用するための傾斜
可能トレイに関する。その構造は特に設計されているの
で、関連車両のイナーシャ（ｉｎｅｒｔｉａ）が突然変
更されると、傾斜作用が生成されるものである。

〔従来技術の説明〕

過去において傾斜可能トレイは、該トレイをそれらの運
搬および荷降ろし位置間で作動させるために典型的には
、ウィンチ機構やその他の手段、たとえば油圧リフトを
備えていた。しかし、この種の機構は高価かつ複雑であ
る可能性があり、故障しがちであり、そして特により簡
単なウィンチ機構の場合には、操作するのに骨が折れ、
そして時間がかかった。

本発明の目的は、前述の欠点の少なくとも幾つかを克服
するための成る手段を備えた装置を提供することにある
。

〔発明の要約〕

本発明の第一の特徴において、傾斜トレイと、シャーシ
と、前記トレイおよびシャーシの一方に固定されたピボ
ットマウンティングと、前記ピボットマウンティングを
摺動的に収容するようにした、前記トレイおよびシャー
シの他方に固定された案内手段と、それらから離間して
いる傾斜カムとカム従動子の対とを含んで構成され、前
記対の一方はトレイに、そして他方はシャーシに固定さ
れて、前記ピボットマウンティングが前記案内手段の周
りを移動する際、運搬位置と荷降ろし位置との間のトレ
イの配置を変更すべく相互作用的に作動するようにした
ことを特徴とする傾斜トレイを搭載した自動車が提供さ
れる。

第二の特徴において、本発明は広く、そのマウンティン
グに対しトレイを傾斜させる方法において、トレイおよ
びシャーシを互いに関連して摺動させ、その結果前記シ
ャーシを水平に前進させることによりカムおよびカム従
動子の対を相互に作用させて傾斜作動を生成する工程と
、次いで突然それを制動して停止させ、その結果トレイ
はそれに対してそのイナーシャにより運動を継続する工
程とを含んで構成され、前記カムおよびカム従動子の一
方は、前記トレイに、そしてもう一方は前記シャーシに
固定されることを特徴とする方法を成している。

〔具体的な実施態様の説明〕

添付図面に示されるような本発明の好ましい態様におい
て、トレイ１０はトラックまたはユーティリティ自動車
の後部シャーシ１１上に装着されている。使用に際し、
車両のシャーシは通常水平に配置され、かつそれに装着
されたロードホイール（ｒａｎｄ　ｗｈｅｅｌｓＨ２に
関し少なくとも１個のホイール車軸（ｗｈｅｅｌ　ａｘ
ｌｅ）を包含している。

典型的にはホイール車軸の僅かに後方の位置で、シャー
シ１１の各側面から上方に突出してしいるのは、ピボッ
ト部材、たとえばローラ１４であって、その末端部から
突き出て装着されたものを備えたブラケット１３である
。ピボットローラ１４は閉端した細長い案内チャンネル
１５内に配置されるようになっており、好ましくはトレ
イ１０の下面に対し平行関係をもって固定される。

使用に際し、案内チャンネル１５および取り付けたトレ
イ１０はシャーシ１１に対し後方および前方双方に移動
して、トレイ１０の平衡を変更することができ、またピ
ボットローラ１４ならびにその関連装置ブラケット１３
の周りに連接して、運搬および荷降ろし位置間のトレイ
１０の角度配置を変更させることができる。

好ましいのは、典型的には約１メートルの距離をもって
ブラケット１３の前方で、シャーシの各側面上に、その
末端部から突き出て装着されたローラ１７を備えた第二
のブラケット１６が設けられて、案内チャンネル１５内
のピボットローラ１４の位置に関連してトレイの角度配
置を制御するようになっていることである。

第二ブラケット１６は第一ブラケット１３から僅かにオ
フセットしているので、ローラ１７が案内チャンネル１
５の作動を妨げることはない。トレイの対応位置にはラ
ンプ（ｒａｍｐ）　２０が存在する。

このランプ２０と第二ローラ１７が共動して、カムおよ
びカム従動子を形成する。

利用する場合、トレイ１０がシャーシ１１に対して後方
へ摺動すると、案内チャンネル１５はピボットローラ１
４の周りで対応的に後方へ摺動する。

同時にランプ２０は第二ローラ１７に抗して進むので、
トレイ１０の前方部は上昇される。案内チャンネル１５
の閉止端１１５ａは上昇に抗してトレイの後方部を規制
するので、該トレイは後方に、かつ前記閉止端部１５ａ
およびピボットローラ１４の周りで傾斜され、その結果
トレイにより運ばれた材料をそれから荷降ろしすること
ができる。

当業者には、トレイ１０をその運搬位置へ復帰させるた
めに、該トレイ１０が再び前方へ摺動され、案内チャン
ネル１５はピボットローラ１４に沿って第二閉止端部１
５ｂに対し前方へ移動し、そしてカムとして作動するラ
ンプ２０はカム従動子ローラ１７を下方へ摺動させて、
そこでシャーシ１１のトレイサポート２１上に載置され
ることが察知されるであろう。

本発明の好ましい態様において、トレイはラッチ可能な
要素、たとえばその正面下部１縁に装着されたレール２
３を備えており、これはシャーシ１１の隣接区画上に配
置されたラッチ２２により捕捉されるようになっている
。

このラッチ２２は手動的または遠隔的に制御することが
でき、そして係合状態にありながらトレイｌＯとシャー
シ１１とが互いに、特に車両の通常の運動の間、移動す
ることを妨げるものであることが理解されるであろう。

実際に、トレイ１０をその荷降ろし位置に傾けることを
望む場合には、トレイ１０とシャーシ１１とを互いに固
定し、（かつその相対運動に抗している）ラッチ２２が
解放される。

次に、トラックは短い距離をもって後方へ駆動され、そ
してブレーキがかけられる。シャーシ１１を含むトラッ
クは停止するが、もはやシャーシ１１に強固に固定され
ていないトレイ１０はそのイナーシャ、すなわち運動の
変化に抵抗する傾向の結果として後方へ運動を続ける。

その結果は上記した一連の事象が起こり、モしてトレイ
はカムおよびカム従動子配列１７および２０によってそ
の荷降ろし位置へと後方へ傾斜することになる。

このようにしてトレイの積荷は荷降ろしされる。次は比
較的簡単な事柄で、トレイを再び前方へ押すと、それは
その下方の運搬位置へ復帰することになるが、この場合
それが適当にバランスされていること、すなわちその平
衡点が案内チャンネルおよびカムランプ間の領域の近傍
に存在するものとする。この下降はトラックの前進運動
の突然の停止により達成することができる。

次いで、ラッチ２２は再び固定可能となり、そしてその
トレイは次の積荷に関して準備完了となる。

所望により、あるいは車両が起伏のある地形上で使用さ
れる場合には、ウィンチをシャーシ１１、トレイ１０の
前方にウィンチケーブル２５により固定してもよく、該
ウィンチケーブルはそこからシャーシ１１の後部、プー
リー２６の周囲、次いでトレイ１０上のアンカーポイン
ト２７へと延びている。従って、トレイ１０を固定して
いるラッチ２２が一度解放されると、ウィンチ２４０巻
き上げはトレイ１０をシャーシ１１に関連して、後方へ
移動させて荷降ろし位置へ至らしめる。

ウィンチは手で巻き上げても、または適当な原動機から
独立に操作してもよく、あるいは関連の自動車から取り
出したパワーにより作動させてもよいことが理解される
であろう。

上記したところに関し多くの変形が、広範に定義され、
あるいは考察されるように本発明の範囲から逸脱するこ
となく為し得るものである。

たとえば、カムランプ２０はシャーシに、またカム従動
子１７はトレイに固定してもよい。同様に、案内チャン
ネル１５はシャーシ１１およびトレイ１１の下側に装着
されたピボットローラ１４上にあってもよい。

一対のカム２０およびカム従動子１７配列の代わりに、
車両の片側ごとに１個以上の如何なる適当な数のそれら
を設けることもでき、またそれらは如何なる適切な方法
においても配置することが可能である。

同様に、案内チャンネル１５およびピボッ）ローラ１４
またはマウンティング１３は如何なる適当な数および配
列においても存在することができる。細長いチャンネル
１５０代わりに、如何なる他の適切な案内手段も利用可
能である。

カム従動子１７およびピボットマウンティングは必ずし
もローラであることを要しない。スライドブロックまた
は他の如何なる適切な低摩擦装置も使用可能である。

カムは簡単なランプを含んで構成されればよく、あるい
はそのランプは長い５字のようにアーチ形または湾曲形
状を成して、トレイがその上方または下方傾斜運動の異
なった段階で上昇および下降する速度を変更してもよい
。

上記に対する別の変形において、トレイ１０はその後部
下方端から突出して、少なくとも１個の適切な緩衝器２
８、たとえば滑材、車輪またはローラを備えていて、ト
レイ１０が荷降ろし位置にある場合起こる可能性のある
下方後部端に対４゜する不都合な損傷を阻止するように
してもよい。

更に、トレイ１０はその後部の端縁の他は全て、材料保
持手段、たとえば壁１０ａによって境界を設け、そして
その後部端縁には着脱可能または連接テール・ゲート２
９を組込めばよく、そうすればトレイ１０から荷降ろし
される材料がその傾斜中に妨害されることはない。連接
テール・ゲートが利用される場合には、適当な維持手段
３０が設けられて、トレイ１０が傾斜される際にテール
・ゲートの位置を凡ゆる荷降ろし材料から明瞭となるよ
うに保ってもよいことが理解されるであろう。

本発明はトレーラ−１または凡ゆるタイプの車両あるい
はその上に荷重トレイを傾斜可能に装架する可能性のあ
るその他の操作架台に応用可能である。

最後に、別の変更および変形も、特許請求の範囲中で定
義される発明の範囲を逸脱することなく為し得ることが
理解されよう。

【図面の簡単な説明】

第１図はトラックに応用したときの荷降ろし位置におけ
る傾斜トレイを示す斜視図、第２図はトラックに応用し
たときの運搬位置における傾斜トレイを示す側面図、そ
して第３図〜第５図はウィンチ機構を組込んで運搬位置
から不完全な傾斜位置を経由し、荷降ろし位置へと連続
する、トレーラ−に応用したときの傾斜トレイを示す側
面図である。符号の説明１０・・・トレイ　　　　　　１１・・・シャーシ１４
・・・ピボットローラ　１５・・・案内チャンネル１７
・・・第二ローラ　　　２０・・・ランプ２２・・・ラ
ッチ　　　　　２３・・・レール２８・・・緩衝器

Claims

【特許請求の範囲】

（１）傾斜トレイと、シャーシと、前記トレイおよびシ
ャーシの一方に固定されたピボットマウンティングと、
前記ピボットマウンティングを摺動的に収容するように
した、前記トレイおよびシャーシの他方に固定された案
内手段と、それらから離間している傾斜カムとカム従動
子の対とを含んで構成され、前記対の一方はトレイに、
そして他方はシャーシに固定されて、前記ピボットマウ
ンティングが前記案内手段の周りを移動する際、運搬位
置と荷降ろし位置との間のトレイの配置を変更すべく相
互作用的に作動するようにしたことを特徴とする傾斜ト
レイを搭載した自動車。
（２）運搬位置において、トレイはシャーシと略平行関
係にあり、そして車輪またはローラを構成するカム従動
子が傾斜カムを形成するランプの開始位置に配置されて
いる特許請求の範囲第１項記載の傾斜トレイを搭載した
自動車。
（３）トレイの下部正面端縁上に配置されたレールと、
シャーシの隣接区画上に配置され少なくとも１個のラッ
チとを含んで成るラッチング手段が、前記シャーシとト
レイとの運搬配列を相互に維持するようにしてある特許
請求の範囲第２項記載の傾斜トレイを搭載した自動車。
（４）緩衝器が少なくとも１個の車輪またはローラの形
態で存在する特許請求の範囲第３項記載の傾斜トレイを
搭載した自動車。
（５）ピボットマウンティングが車輪またはローラを含
んで構成される特許請求の範囲第４項記載の傾斜トレイ
を搭載した自動車。