JPS63121333A - 秘密通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は多チヤンネルＰＣＭ通信における秘密通信方式
に関し、特に有料放送における不正受信防止に好適な秘
密通信方式に関する。

（発明の背景） 従来、多チャンネル化された有料放送において、契約チ
ャンネルの新規登録、変更は個別受信機で行なわなけれ
ばならない欠点があった。

さらに、放送局側から個別受信機向けに契約チャンネル
数を制御することもできない欠点もあった。

本発明は上記にかんがみなされたもので、上記の欠点を
解消した多チヤンネル有料放送における契約チャンネル
の秘密通信方式を提供することを目的とする。

（問題点を解消するための手段） 本発明は上記の欠点を解決するために次の如く構成した
。

個別受信機用のアドレス情報と個別契約チャンネル情報
との対と、スクランブルされた多チヤンネルＰＣＭ信号
とで１フレームを構成して送信し、受信機側では前記個
別受信機用のアドレス情報および個別契約チャンネル情
報を検出し、受信機が当該検出アドレス情報に対するも
のであると判別したとき、前記多チヤンネルＰＣＭ信号
中の検出契約チャンネルのみデスクランブルするように
した。

（作用） 上記の如く構成した本発明においては、個別受信機用の
アドレス情報と個別契約チャンネル情報との対と、スク
ランブルされた多チヤンネルＰＣＭ信号とで１フレーム
が構成されて送信される。これを受けた受信機側では個
別アドレス情報および個別契約チャンネル情報が検出さ
れ、受信機が当該検出アドレス情報に対するものである
と判別したとき、前記多チヤンネルＰＣＭ信号中の検出
契約チャンネルのみがデスクランブルされる。

したがって、送信されてきた個別受信機用のアドレスに
割９付けられている受信機が、多チヤンネルＰＣＭ信号
中の契約チャンネルのみを受信することが可能となり、
契約チャンネル外のチャンネルのＰＣＭ信号はデスクラ
ンブルされないため実質上受信できず、完全に不正受信
を防止することができる。

また、契約チャンネルは送信側にて、個別契約チャンネ
ル情報を設定することにより制御することができる。

（発明の実施例） 以下、本発明を実施例により説明する。

本発明の実施例は多チヤンネルＰＣＭ音声専用有料放送
の場合を例示している。

本実施例においては秘密通信方式の信号フォーマットを
第１図に示す如くに構成しである。第１図において５Ｙ
ＮＣはフレーム同期パターン部分を示し、フレームの先
頭を表わしている。次に契約者の受信機に対して割り付
けられた受信機アドレス情報が配置され、続いて契約チ
ャンネル情報が配置されていて、受信機アドレス情報と
契約チャンネル情報とは対で送出する。契約チャンネル
情報は多重化されｔ多チャンネル信号中から受信機にお
いて予め契約しであるチャンネルのみを連列させるため
の情報である。

契約チャンネル情報に続いて多重化されＰＣＭ音声情報
が配されているが、この音声情報は暗号化するｔめに念
とえばＭ系列ＰＮ符号によりスクランブルされている。

ま之多重化された音声情報はシステムに適したインタリ
ープが施されている。

上記したフォーマットからなる受信語（たとえばＮＲＺ
とする）は第２図に示した復号装置で復号する。

受信語はアドレス検出回路１および契約チャンネル情報
検出回路２に供給して、アドレス検出回路１において受
信機アドレス情報Ａを検出し、契約チャンネル情報検出
回路２において契約チャンネル情報Ｃを検出する。すな
わち、受信語から受信機アドレス情報Ａと契約チャンネ
ル情報Ｃとを対で検出する。検出受信機アドレス情報Ａ
と検出契約チャンネル情報Ｃとはスクランブル制御回路
４に供給して、検出受信機アドレス情報Ａが該受信機に
割り付けられた番号に対応する情報であるときは、検出
契約チャンネル情報Ｃにともなって契約チャンネルに対
応して、デスクランブル信号発生回路３から出力される
デスクランブル信号りをデスクラ／プル制御回路４を介
して加算器５に供給して、加ｙ；ｉ、器５において受１
ｇａと加算する。

上記の如く構成された本発明の一実施例において、受信
語から受信機アドレス情報Ａと契約チャンネル情報Ｃと
が対で検出され、検出受信機アドレス情報Ａが該受信機
に割り当てられている番号に対応しているとき、検出契
約チャンネル情報Ｃにともなう契約チャンネルに対応し
て、デスクランブル信号がデスクランブル制御回路４を
介して加算器５に供給される。たとえば多重化が時系列
的に行なわれる時分割多重化の場合であって、１つおき
の第１、第３および第５の３チヤンネルが契約チャンネ
ルとした場合、第１、第３、第５の各チャンネルのタイ
ミングにデスクランブル信号が供給される。したがって
加算器５からは契約チャンネルの音声情報がデスクラン
ブルされた復号語が得られる。

（発明の効果） 以上説明した如く本発明によれば１個別受信機用のアド
レス情報と個別契約チャンネル情報との対と、スクラン
ブルされた多チヤンネルＰＣＭ信号と−して′１フレー
ムを構成して送１ｇし、受信機側にて個別受信機用のア
ドレス′渭報と個別契約テヤンネル情報を検出し、受信
機が当該検出アドレス情報に対するものであると判別し
たとき、多チヤンネルＰＣＭ信号中の検出契約チャンネ
ルのみをデスクランツルするようにしたため、受信機が
検出アドレス情報に対応するものであるとき、多チヤン
ネルＰＣＭ信号中の契約チャンネルのみがデスクランブ
ルされ、不正受信が防止できる。また、契約チャンネル
は送信側にて、個別契約チャンネル情報を設定すること
により制御することができ、この点からも不正受信が防
止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における送信信号フォーマッ
トの１フレーム構成を示す模式図。 第２図は不発明の一実施例における復号装置のブロック
図。 １・・・アドレス検出回路、２・・・契約チャンネル情
報検出回路、３・・・デスクランブル信号発生回路。 ４・・・デスクランブル制御回路、５・・・加算器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多チヤンネルＰＣＭ通信における秘密通信方式であつて
   、個別受信機用のアドレス情報と個別契約チヤンネル情
   報との対と、スクランブルされた多チヤンネルＰＣＭ信
   号とで１フレームを構成して送信し、受信機側では前記
   個別受信機用のアドレス情報および個別契約チヤンネル
   情報を検出し、受信機が当該検出アドレス情報に対する
   ものであると判別したとき、前記多チヤンネルＰＣＭ信
   号中の検出契約チヤンネルのみデスクランブルするよう
   にしたことを特徴とする秘密通信方式。