JPS63120797A - 耐寒密着性が改良された防錆ワツクス - Google Patents

耐寒密着性が改良された防錆ワツクス

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Publication number
JPS63120797A
JPS63120797A JP26659086A JP26659086A JPS63120797A JP S63120797 A JPS63120797 A JP S63120797A JP 26659086 A JP26659086 A JP 26659086A JP 26659086 A JP26659086 A JP 26659086A JP S63120797 A JPS63120797 A JP S63120797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
rust
amine
preventive
lubricating oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26659086A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ishihara
厚志 石原
Koichi Iwata
浩一 岩田
Noboru Sato
登 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PARKER KOSAN KK
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
PARKER KOSAN KK
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by PARKER KOSAN KK, Honda Motor Co Ltd filed Critical PARKER KOSAN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車などの車両の車体の防錆のためのワック
スに関し、より具体的には、寒冷地で使用される自動車
などの車両において、防錆のために塗布されたワックス
が低温下で硬化して亀裂などが発生し、錆などが発生し
やすくなるのを防止するために使用され、耐寒密着性が
改良された防錆ワックスに関するものである。
(従来の技術) 自動車の床裏や床裏に配置されているプロペラシャフト
、舵取り装置、伝達装置、ブレーキなどの足回り部品に
は走行中に、砂、砂利、氷雪、水滴などが高速で吹き付
けられるため、塗料が!11g&して、腐食しやすくな
るので、それを防止する目的で防錆ワックスが塗布され
ている。 しかし、自動車が寒冷地で使用されると、塗
布された防錆ワックスが低温下で硬化して脆くなり砂、
砂利。
小石または氷雪等が当ると、防錆ワックス膜に亀裂や剥
離が生じ、その部分に、水、汚水、凍結防止剤等°の腐
食成分が浸透し、錆の発生、穴あき等の問題が発生する
。  このため、防錆ワックスの性能としては、低温下
でも強力な腐食抑制力が要求され、さらに厚く塗布でき
ること、タレやベタ付きが少く、ホコリや泥が付着しに
くいこと、さらに塗装面に付着された場合、変色や著し
い膨潤などの悪影響を与えないことなどが要求される。
(発明が解決しようとする問題点) 耐寒性を向上させる方法として、可塑性の向上や低温流
動性を有する潤滑油などの添加が行われているが、粘度
低下によるタレの発生、ベタ付きや塗面汚染等の欠点が
解消されなかった。
防錆ワックスとしては、通常、パラフィンワックス、マ
イクロクリスタレンワックス、ペトロラタム酸化ワック
スの金属塩、スルフォン酸金属塩などを、単独もしくは
複数種組合せて、これに防錆添加剤を配合して標準成分
とし、さらにラノリン、ビチューメン、樹脂、顔料など
を添加することもある。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、前記の防錆ワックスの標準的成分に対し、
アミン変性モンモリロナイトでゲル化した潤滑油を5〜
20重量%配合し、耐寒密着性を向上させたものである
(発明の構成および作用の説明) (構成) 本発明に使用するゲルは、流動点が一30″C以下の潤
滑油を、粘土鉱物の一種である酸性白土とベントナイト
を主成分とするアミン変性モンモリロナイトでゲル化さ
せたもので、第1表はその配合比を示す。
尚、製造補助剤として、アルコール、ミネラルスピリッ
ト等の有機溶剤を使用する場合もある。
このようにして配合された本発明の防錆ワックスの塗布
膜l中には、第1図と第2図に示されているように、ア
ミン変性モンモリロナイト3中に潤滑油4が微粒化して
内蔵されたゲル構造2が分散して存在している。
(作用) 1)゛このようなゲルは、防錆ワックスの塗布膜中に添
加されても、粘度の低下やベタツキの原因とはならない
2)このような防錆ワックスの塗布膜に対して、−30
°C以下の過酷な条件下で、砂や氷雪の衝突などの外的
要因が加えられても、塗布膜中に分散して存在するゲル
が緩衝効果を発揮し、防錆ワックスの割れ、剥離などの
発生を防止する。
(実施例) 本発明による防錆ワックスの性能を確認するため、本発
明の実施例としての試料(No、l〜No、4)と、比
較のための従来技術の試料(No、5〜No、9)とを
準備し、耐氷防錆ワックスとして必要な特性についての
比較試験を行った。
(1)試料の調製 試」1口」 従来技術による下記の基本組成の防錆ワックス(比較試
料No、5と同一)に、アミン変成モンモリロナイト(
白石カルシウム製):潤滑油(モービルカーゴイル、ア
ークティックオイルライト)=1:4.8のゲルを18
 wt Z添加して、不揮発分(以下N、V、称す)を
ミネラルスピリットを使用し、53 vt $に調整し
た。
l木1羞 成分基            配合量賛tX石油スル
フォン酸金属塩         30(WITCOC
HEHICAI、、ミネラルスピリット50%含有) 耐化ペトロラタム部分金居塩(日木精!l1l)   
9酸化ワツクス金属塩(ALOX)         
7スラツクワツクス(モービル石油)20カーボンブラ
ツク(山水インキ)      2ミネラルスピリツト
(モービル石油)32合計(N、V、 53 %)  
100L五h」 試]リリ」で使用したアミン変性モンモリロナイトと潤
滑油とを配合比1: 1.8にしたゲルを上記の基本組
成に8wt$添加し、ミネラルスピリットによりN、V
、を53 wt %に調整した。
入圧ハ」 L粍ハ」で使用したアミン変成モンモリロナイトと潤滑
油(出光興産、ダフニースーパーマルチオイル雲10)
とを配合比1: 4.8にしたゲルを上記の基本組成に
18賛tX添加して、ミネラルスビリットによりN、V
、を53 wt Zに調整した。
え止ハ」 L札ハ」で使用したアミン変性モンモリロナイトと潤滑
油(共同石油、マシンtlON)とを配合比1: 4.
13にしたゲルを上記の基本組成に13%#t %添加
し、ミネラルスピリットによりN、V、を53wt Z
に調整した。
−No、5 上記の基本組成の防錆ワックスをそのまま使用した。
No、 B 上記の基本組成の防錆ワックスに潤滑油(モービルカー
ゴイル をto wt %添加し、ミネラルスピリットによりN
.V.ヲ53 wt * ニFA整シタ。
料NO.7 上記の基本組成の防錆ワックスに可塑剤(DOP)を1
0 wt %添加しミネラルスピリットによりN.V。
を53冒tXに調整した。
” No.8     ) 上記の基本組成の防錆ワックスにアミン変性モンモリロ
ナイト: ミネラルスピリット=1:9のゲルを28 
wL %添加しミネラルスピリットによりN.V.を5
3 wt $に3I整した。
”No.9   、) 上記の基本組成の防錆ワックスにアミン変性をしていな
いモンモリロナイト:@滑油= l : 4.Gのゲル
を28 wt %添加し,ミネラルスピリットによりN
.V.を53 wt % ニ調整シタ。
(2)比較試験 上記の実施例試料No.1〜4と比較試料)io.5〜
9について、耐寒性防錆ワックスとして必要な下記の4
性能について、それぞれの項目につき以下に説明する試
験方法に従って比較試験を行った。
■.試験項目と試験方法 1)耐寒密着性 自動車用下塗り電着塗装板に、試料ワックスを乾燥塗膜
として200 1L厘になるように塗布して室温で1ケ
月間放置する. 次にグラベロメータで5QOgのみか
げ石(8号)を5 Kg / Cttr 2の圧力で試
料板に打ちつけ、この操作を5回反復して剥離面積を測
定して、2で表示する。
尚、試料板の温度は−30” Cとする。
2)タレ性 S.P.C.鋼板の下半面をマスキングし、試料ワック
スをエアレススプレーにて、vet 1,000 JL
Iになるように塗布し、直ちにマスキングを取り除き,
30°Cの恒温室に30分間放置してタレの有無を観察
する。
3)塗面汚染性 自動車用焼付上塗り塗装板に,試料ワックスを0、2 
11下し、室温にて24時間放置する。
次に55°Cの乾燥機内に2日間格納した後、白灯油で
試料ワックスを除去し,塗膜の汚染を観察する。
4)粘度 8M型回転粘度計により、ロータNo. 4 、回転数
3O rpmで測定した。
Il.試験結果 実施例の試料( No.1〜0と比較例の試料( No
.5〜9)に対して、上記の試験方法に従って比較試験
を実施した結果を第2表に要約して示す。
第 2表 この比較試験の結果から、本発明の防錆ワックスは剥離
面積はいずれも5z以下であり,粘度も最も低い試料N
o.4でも96 poiseで、他の試料は全て100
 poiseを上廻り、タレ性と塗面汚染性にっいても
欠点は全く認められず、比較試料よりも耐寒性能がすぐ
れていることが確認できた。
従来技術の標準組成である試料No、5では剥離面積が
8ozで著しく劣り、その他の比較試料でもいずれかの
項目で欠陥が認められた。
(効果) 本発明に係る耐寒a:着性が向上された防錆ワックスは
、アミン変性モンモリロナイトと低融点潤滑油とを、一
般防錆ワックスに添加したものであり、これを車体用防
錆ワックスとして使用することにより、寒冷地でのチッ
ピングダメージによる剥離、ワレなどの発生を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は下地上に塗布された本発明に係る防錆ワックス
とその内部に分散するゲルを示す模式図で、第2図はゲ
ル構造の拡大図である。 代理人 弁理士  藤 本   礒 代理人 弁理士  後 藤 武 夫 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基本成分の防錆ワックスに対し、流動点が−30
    ℃以下の潤滑油がアミン変性モンモリロナイトによりゲ
    ル化された状態で添加され、本来の粘度を保ちしかも耐
    寒密着性が改良された防錆ワックス。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の防錆ワックスにお
    いて、前記のアミン変性モンモリロナイト:潤滑油が1
    :1〜5にされている耐寒密着性が改良された防錆ワッ
    クス。
JP26659086A 1986-11-11 1986-11-11 耐寒密着性が改良された防錆ワツクス Pending JPS63120797A (ja)

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