JPS6312052Y2 - - Google Patents

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JPS6312052Y2
JPS6312052Y2 JP2719383U JP2719383U JPS6312052Y2 JP S6312052 Y2 JPS6312052 Y2 JP S6312052Y2 JP 2719383 U JP2719383 U JP 2719383U JP 2719383 U JP2719383 U JP 2719383U JP S6312052 Y2 JPS6312052 Y2 JP S6312052Y2
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JP
Japan
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center pillar
roof
roof rail
panel
upper edge
Prior art date
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Application number
JP2719383U
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English (en)
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JPS59133371U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6312052Y2 publication Critical patent/JPS6312052Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は乗用車のセンタピラーの上端部のルー
フに対する結合構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第1図に示すように、乗用車の車体は前部ドア
開口1と後部ドア開口2との間にフロアパネル3
とルーフパネル6とを結合する符号7をもつて代
表されるセンタピラーが備えられている。このセ
ンタピラーは断面コ字形に折曲げられたセンタピ
ラーアウタとセンタピラーインナとを断面箱型に
重合せ結合し、さらにセンタピラーインナとセン
タピラーアウタの間に補強パネルを重合せ結合し
た構成となつている。
第2図に示すように、ルーフパネル6の両側縁
部にはこれを補強するために、側縁部に沿つて延
びる概略断面U字形のルーフレールが結合され
る。このルーフレールはドリツプフランジ6aに
結合されるルーフレールアウタ17と該ルーフレ
ールアウタ17の下縁に結合されるルーフレール
インナ9とから構成されるのが一般的であるが、
両者は一体的に構成される場合もある。
従来のセンタピラーとルーフとの結合構造は、
例えば実開昭56−83570号公報に示されるように、
結合部でルーフレールの形状に変更を加えず、セ
ンタピラーインナおよび補強パネルをルーフレー
ルインナ側に重合せ結合し、センタピラーアウタ
の上縁をルーフパネルのドリツプフランジに結合
している。
ところが、ルーフレールアウタに相当する部分
はドア開口縁部を構成するものであり、ドアの縁
部との重なりの関係上途中に段部17aが構成さ
れるために、センタピラーとの結合部ではセンタ
ピラーの長手方向(上下方向)の強度に対しては
十分な剛性をもつが、横方向の剛性に対しては十
分でないという嫌いがある。このため、ルーフレ
ールの内部に別個の補強パネルを設けたりしてい
るのが現状である。
上記公報に開示されるように、ルーフレールの
内部に補強パネルを配設すると、溶接により3枚
または4枚を重合せ結合する部分が生じ、通常2
枚の重合せ結合が標準である溶接機では、十分な
溶接強度を得ることが難しく、この部分について
別の溶接手段を採用するとなれば、組立工程の能
率が妨げられる。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は、センタピラーを構成するパネ
ルの延長部によりルーフレールアウタに代る段部
にない結合とし、ルーフレールの横方向の剛性強
度が向上される、センタピラーの上縁部のルーフ
に対する結合構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成はセ
ンタピラーアウタとセンタピラーインナとの間に
補強パネルを配置し、センタピラーアウタの上縁
をルーフパネルのドリツプフランジに結合し、補
強パネルの上縁をルーフレールアウタの切除部を
経てルーフレールインナの上縁に結合し、センタ
ピラーインナの中間部をルーフレールインナの下
縁に、上縁を補強パネルの中間部にそれぞれ結合
したものである。
[作用] センタピラーアウタ7とセンタピラーインナ4
との間に配置される補強パネル5の上縁部を延長
して、ルーフレールインナ9の上縁と直接結合す
ることにより、センタピラーとルーフパネル6と
の結合強度が向上される。センタピラーインナ4
の中間部をルーフレールインナ9の下縁と結合す
るとともに、上縁を補強パネル5の中間部に結合
することにより、ルーフレールインナ9が閉断面
構造とされ、ルーフの横方向の剛性が向上され
る。補強パネル5、センタピラーインナ4および
ルーフレールインナ9がそれぞれ独立に2枚重ね
とされるので、溶接が簡単で高い溶接強度が得ら
れる。
[考案の実施例] 本考案を実施例に基づいて説明すると、第3,
4図に示すように、センタピラーは断面コ字形を
なすセンタピラーアウタ7と、これと同様の断面
形状をもつセンタピラーインナ4とを互いに重合
せて断面箱型に構成するとともに、センタピラー
アウタ7側に断面コ字形をなす補強パネル5の両
側縁が重合せ結合される。そして、センタピラー
アウタ7の上端部は断面コ字形から幅方向にほぼ
平坦に拡げられ、かつ上縁7aをルーフパネル6
の側縁に形成したドリツプフランジ6aの下面に
重合せ結合される。
一方、センタピラーインナ4も上方延長部10
を断面コ字形から幅方向に平坦に押し拡げられ、
さらにフランジ10aが構成される(第5図)。
補強パネル5も同様に上端部に幅方向に拡がり
をもつ平坦面が備えられ、これに前述した延長部
10のフランジ10aが重合せ結合される。そし
て、補強パネル5にはルーフパネル6とほぼ平行
で延びる延長部15が備えられ、この端部にルー
フレールインナ9の上縁9aが重合せ結合され
る。
一方、ルーフレールインナ9の下縁9bはセン
タピラーインナ4に重合せ結合される。このルー
フレールはセンタピラーとの結合部を除く部分で
は第2図に示すように従来例と同様の構成をなす
ものであるが、センタピラーとの結合部におい
て、ルーフレールアウタ17が切除され、この切
除部を貫通して補強パネル5とセンタピラーイン
ナ4の延長部10が上方へ突出される。
[考案の効果] 本考案は上述のように、センタピラーアウタと
センタピラーインナとの間に補強パネルを配置
し、センタピラーアウタの上縁をルーフパネルの
ドリツプフランジに結合し、補強パネルの上縁を
ルーフレールアウタの切除部を経てルーフレール
インナの上縁に結合し、センタピラーインナの中
間部をルーフレールインナの下縁に、上縁を補強
パネルの中間部にそれぞれ結合したから、センタ
ピラーとルーフとの結合部において、この結合部
を補強する補強パネルを特別に必要とせず、補強
パネルおよびセンタピラーインナの延長部を利用
して組み合されるので、成形が容易で、部品点数
の増加を来たさず、組立てが簡単である。センタ
ピラーインナの延長部がルーフレールの内部で補
強パネルと結合されて閉断面とされるので、ルー
フレールインナを横方向荷重に対する剛性が向上
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される車体構造を示す側
面図、第2図はルーフパネルの側縁部を補強する
ルーフレールの構造を示す正面断面図、第3図は
本考案に係るセンタピラーの上端部のルーフに対
する結合構造の正面断面図、第4図は同構造を室
内側から見た斜視図、第5図はセンタピラーイン
ナの延長部の形状を示す斜視図である。 4:センタピラーインナ、5:補強パネル、1
6:ルーフパネル、6a:ドリツプフランジ、
7:センタピラーアウタ、7a:上縁部、9:ル
ーフレールインナ、10,15:延長部、17:
アウタレールインナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. センタピラーアウタとセンタピラーインナとの
    間に補強パネルを配置し、センタピラーアウタの
    上縁をルーフパネルのドリツプフランジに結合
    し、補強パネルの上縁をルーフレールアウタの切
    除部を経てルーフレールインナの上縁に結合し、
    センタピラーインナの中間部をルーフレールイン
    ナの下縁に、上縁を補強パネルの中間部にそれぞ
    れ結合したことを特徴とするセンタピラーの上端
    部のルーフに対する結合構造。
JP2719383U 1983-02-28 1983-02-28 センタピラ−の上端部のル−フに対する結合構造 Granted JPS59133371U (ja)

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JP2719383U JPS59133371U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 センタピラ−の上端部のル−フに対する結合構造

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JP2719383U JPS59133371U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 センタピラ−の上端部のル−フに対する結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59133371U JPS59133371U (ja) 1984-09-06
JPS6312052Y2 true JPS6312052Y2 (ja) 1988-04-07

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ID=30158086

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JP2719383U Granted JPS59133371U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 センタピラ−の上端部のル−フに対する結合構造

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JPS59133371U (ja) 1984-09-06

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