JPS63119060A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS63119060A
JPS63119060A JP61263759A JP26375986A JPS63119060A JP S63119060 A JPS63119060 A JP S63119060A JP 61263759 A JP61263759 A JP 61263759A JP 26375986 A JP26375986 A JP 26375986A JP S63119060 A JPS63119060 A JP S63119060A
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JP
Japan
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speed
tape
running
head
cylinder
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Application number
JP61263759A
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English (en)
Inventor
Harushige Nakagaki
中垣 春重
Takaharu Noguchi
敬治 野口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63119060A publication Critical patent/JPS63119060A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転ヘッド方式ディジタルオーディオテープ
レコーダ(以下DATと称す)に係り。
特に選曲などの高速ランダムアクセスにおけるテープ走
行速度およびシリンダ回転数の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
CD(コンパクトディスク)プレーヤに代表されるよう
にオーディオのディジタル化は急速に進んでおり、テー
プレコーダでも回転ヘッド型DATレコーダが商品化さ
れるのも間近い。
回転ヘッド方式DATにおいて、通常再生速度の数十〜
数百倍の速度で高速ランダム選曲(曲の頭出し)を行な
うためには、トラックの中に記録された曲の開始を示す
信号や、時間表示をするための信号2曲番情報信号など
音楽PCM信号と同じ記録密度で記録されている制御用
信号を高速度テープ走行時に正確に読み取る必要がある
ところで1通常記録再生時と異なる速度でテープを高速
走行させると、ヘッドの走査軌跡はテープに記録された
信号トラックを複数横断するものとなり、シリンダ回転
数が一定であるとするとヘッドとテープの相対速度は変
化してしまう。
一方、DATでは、ヘッドより再生された信号からディ
ジタル信号を再生する回路として、データ打ち抜き(デ
ータストローブ)回路を用いるが、通常この回路の入力
の伝送レートはテープ走行系の速度偏差、ジッタに対す
る余裕が上敷パーセント程度であり、テープの高速走行
によってヘッドとの相対速度が変化し、入力信号の伝送
レートが上敷パーセントの範囲を逸脱するとデータ再生
が不能となるという不都合がある。
このため、DATではテープの高速走行時には、シリン
ダ回転数は通常記録再生時と同一には出来ず、ヘッドと
テープの相対速度が常に一定となるよう、或いはデータ
ストローブ回路の許容ジッタ内に入るようテープの走行
速度に応じて可変制御することが不可欠である。
テープを一定高速走行させる従来技術としては、例えば
特開昭57−12448号に示されているようにヘッド
のヘリカルスキャン以外にテープの走行方向に別トラッ
クを設け、テープ上で一定間隔となるように記録された
トラッキング用制御信号(コントロール信号)を高速走
行時に読み取って、その周波数からテープ速度を検出し
て制御する方法、或いは特開昭54−136306号に
示されるように、テープ供給側2巻き取り側の両方のリ
ール台の回転数に対応した信号を発生する手段を設け、
その信号を演算処理してテープ速度を一定制御する方法
などがある。
しかし、前者の例は、コントロール信号トラックを設け
ないDATには適用できず、また後者の例では、テープ
全長、テープ厚さ、リールハブ径などによる誤差が大き
く不都合である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記従来技術は、テープの高速走行制御に関
するものであり、シリンダの回転数制御については何ら
配慮されていない。
つまり仮りに、テープの高速走行を一定の所望速度に安
定に実現し得、且つシリンダ回転数も当該テープ速度に
対しヘッド相対速度が一定となるよう実現し得たとして
も、通常再生状態から高速走行状態への過渡期には、テ
ープ走行系とシリンダモータの立ち上り特性が一致しな
いことからこの期間、相対速度にずれが生じ、データ再
生が不能となるタイミングが発生するという問題がある
また、相対速度一定の高速走行状態において、テープ走
行系の負荷変動などによってテープ走行速度が変動した
場合などでもテープ速度状態がシリンダ回転数制御系へ
フィードバックされないため相対速度がずれてしまうと
いう欠点もある。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、
コントロール信号のない型式のDATにおいて高速で且
つ正確な一定速のテープ走行を行なうと同時にテープの
走行速度に応じてヘッドの相対速度が一定、或いは既述
したデータストローブ回路の許容ジッタを逸脱しない範
囲内でデータが読み取れるようシリンダ回転数を逐次連
続可変制御する磁気記録再生装置を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的において、先ずテープ走行速度に応じたシリン
ダ回転数の制御は、回転数制御回路のf−V(速度−電
圧)変換器の特性を固定にするのではなく、テープ走行
速度の所定値に対する速度誤差信号で掃引することによ
り達成されるすなわち、 f−V変換器を有するモータ
回転数サーボ系では、サーボの基準(目標)値は一定の
ままでループに直流オフセットを注入すると、注入した
オフセット量に応じてf−V変換器の特性を平行推移で
きるため、注入したオフセット量に応じてサーボのロッ
ク点、つまり回転数を変化させることができる。
このため、本発明では、f−V変換器を有するシリンダ
回転数制御回路を2系統用意し、一方は常に回転数が一
定である通常記録再生時専用の制御に用い、他方を回転
数基準値が異なるテープ高速走行制御時に用いるように
し、こちらの回転数制御回路系にテープ走行速度誤差信
号を抽入(加算)することによってf−V変換器特性を
抽入誤差信号に応じて変化、つまりシリンダ回転数ロッ
ク点をテープ走行速度誤差に応じて追随制御し、テープ
とヘッドの相対速度差が生じないような構成とした。
また、高速、且つ安定なテープ走行は、ヘッドがトラッ
クを横断した際、テープの速度とヘッドが横断するトラ
ックの本数とが一対一に対応することから、横断するト
ラックの数を計数してこれが所定値となるようリール台
を駆動するモータ(リールモータ)の回転数を制御する
ことにより達成される。
このため、本発明では、ヘッド再生信号を増幅した再生
増幅器出力のエンベロープ(ヘッドが複数トラックを横
断すると再生信号は凹凸のAM変調波となる)を検波し
、このエンベロープ数を計数して、所定基準値との誤差
に応じて制御信号を発生するテープ速度−電圧変換器を
具備し、この制御信号をリールモータ駆動回路に帰還し
てり一ルモータの回転数制御を行なうサーボ構成とした
〔作用〕
第1の回転数制御手段は、シリンダモータのFG(周波
数発生器)信号を入力とし、その回転数を通常記録再生
時の一定値に制御するように動作する。また、第2の回
転数制御手段も、第1の回転数制御手段と同様シリンダ
モータのFG倍信号入力とし、その回転数を制御するよ
う働らくが、こちらの系のシリンダ回転数の制御目標値
は第1の回転数制御手段の目標値である通常記録再生時
のものとは異なり、テープの高速走行目標値に対しヘッ
ドの相対速度が一定となる値に設定されている。
加算器は、上記第2のシリンダ回転数制御手段に含まれ
るf−V変換器の後段に接続され、f−■変換器出力と
後記するテープ走行速度誤差検出手段の出力を加算する
よう働らく。また、切換え手段はシリンダモータへ供給
する制御信号を上記第1或いは第2の回転数制御手段に
切換えるものであり、適宜な制御信号により通常記録再
生時にはシリンダモータの制御信号を第1の回転数制御
手段側に、またテープ高速走行制御時には第2の回転数
制御手段側へ切換えるよう作用する。
一方、テープ高速走行系におけるテープ速度検出手段は
、テープ高速走行時にヘッドが横断するトラックの数を
計数し、テープ速度に応じた制御信号を出力する。また
、テープ高速走行手段はテープを高速走行させるための
リール台を駆動するリールモータの回転数制御を行なう
ものであり、その回転数制御目標値である基準電圧はテ
ープ高速走行目標値に対応した上記テープ速度検出手段
の出力電圧レベルに設定される。つまり、テープ速度検
出手段とテープ高速走行手段は、リールモータの回転数
を制御する負帰還ループを構成し、テープ走行速度が一
定となるようリールモータの回転数が制御される。すな
わち、テープ走行速度が目標値より遅い場合、つまりヘ
ッドより再生されるトラック横断数が基準値より少ない
時には。
テープ速度検出手段の制御信号がテープ高速走行手段の
基準電圧より大きくなってリールモータに印加される制
御電圧が増加し、これに応じてり一ルモータの回転数が
上昇してテープ速度を高めトラック横断数が増加して、
その数の基準値に対する誤差が零となるように制御が働
らく。また、テープ走行速度が目標値より早い場合には
、上記と逆の動作である。
また、テープ走行速度誤差検出器は、上記テープ速度検
出手段出力の目標基準値に対する誤差を検出するよう、
つまりテープ走行速度が目標値に一致した場合には零、
目標値より遅い場合には正極性でその速度誤差に比例し
た制御信号を、また目標値より早い場合には負極性でそ
の速度誤差に比例した制御信号を出力するよう動作し、
その検出信号は上記した第2のシリンダ回転数制御手段
系路に設けられた加算器へ入力される。
以上の構成にあって、通常記録再生状態ではシリンダの
回転数は切換え手段の切換え動作により第1の回転数制
御手段で一定値に制御される。
また、テープの高速走行動作時には、テープ速度検出手
段およびテープ高速走行手段が動作し、テープ速度は除
々に制御目標値へ向って上昇をたどる。この時、テープ
速度誤差検出手段から出力される制御信号は、高速走行
動作開始時は正極性で最大となり、またテープ速度の上
昇に応じて減少傾向をたどるものとなる。
一方、テープの高速走行動作開始と同時に、切換え手段
によりシリンダ回転数制御は第2の回転数制御手段側へ
切り換る。第2の回転数制御手段によるシリンダ回転数
の制御目標値は上記したようにテープ高速走行目標値に
合致(ヘッドの相対速度一定)したものであるが、シリ
ンダ回転数は一気に制御目標値へ向けてロックはしない
。すなねち、テープ速度誤差検出手段より出力される制
御信号に応じ回転数制御のf−V変換器特性が平行推移
するため、高速走行開始時のテープ走行速度誤差検出手
段から出力された制御信号によるf−V変換器特性をシ
リンダ回転数のロック点が通常記録再生時と同一となる
よう設定することによりシリンダ回転数はテープ走行速
度に追随して連続的に変化するものとなる。つまり、テ
ープの高速走行開始時のシリンダ回転数を通常記録再生
時と同一に出来、且つテープ速度が目標値へ向けての上
昇過程にあってはシリンダ回転数がテープ速度に応じて
ヘッドとの相対速度が一定となるよう自動追随するため
、テープ走行系およびシリンダモータ回転の立ち上りス
ピード等の不一致に起因するデータ再生不能という問題
を解消するこができる。
(実施例) 以下、本発明の具体実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したものである。
同図において51はシリンダ、2aおよび2bは磁気ヘ
ッド、3はテープ、4はシリンダモータのFG、5はf
−V変換器10.駆動用増幅器11および基準電圧12
より成る第1のシリンダ回転数制御手段、6はf−V変
換器13.駆動用増幅器14および基準電圧15より成
る第2のシリンダ回転数制御手段、7は切換え手段、8
はFG4を有して成るシリンダ駆動用モータ、9は加算
器。
16はテープ速度検出手段、17はテープ高速走行手段
、18はテープ走行速度誤差検出手段、19はテープ3
のリール台を駆動するリールモータを示す。
第1図の実施例は、既述したようにテープの高速走行制
御時に高速走行目標値に対するテープ速度誤差を逐次検
出し、この速度誤差信号つまりテープ走行速度に応じて
ヘッドとの相対速度が一定となるようシリンダ回転数を
追随制御するものである。以下各部の具体実施例、動作
波形等を参照しながらその動作を説明する。
第2図は第1図における第2のシリンダ回転数制御手段
6の部分と、加算器9の具体回路例を示したものであり
、同図において20は演算増幅器。
21乃至23は抵抗である。
f−V変換器13はシリンダモータのFG入力信号周波
数fを電圧に変換するものであり、その詳細技術につい
ては周知であるため省略するが、加算器9を介した出力
端子にはErが零の場合、第3図の実線(I)のように
入力信号周波数fに反比例した変換電圧efを出力する
よう構成されている。
また、加算器9は演算増幅器20を使用した周知の方法
であり、f−V変換器13の出力を抵抗21および22
の比に応じ、またEr入力を抵抗22および23の比に
応じてそれぞれ独立に加算して加算信号を出力する。従
って、加算人力Erが零の場合の加算器9を介したf−
V変換特性が第3図の実線(I)であるとすると、加算
入力に正の電圧(Er>0)を印加した場合のf−V変
換特性は(n)のように、また負の電圧(Er(0)を
印加した場合は(III)のようになり、加算人力Er
の極性に応じて(1)を境として周波数軸上で両方向に
、しかも加算人力Erのレベルに比例して特性を平行推
移させることができる。
第3図の特性の実現により、加算人力Erの制御に応じ
てシリンダモータの回転数制御が可能なことが類推でき
よう、すなわち、駆動増幅器14の基準電圧15をf−
V変換特性上のEs’に設定すると、シリンダ回転数の
制御目標値はEs’に固定される。つまり第2図の回路
をシリンダモータへ接続して成る帰還系ではf−V変換
器出力efが基準電圧Es’ に一致するよう制御が働
らく。したがって加算入力Erが零の場合のシリンダ回
転数はNoに、またEr>Oで特性(II)の場合はN
工に、更にEr<Oで特性(III)の場合にはN2の
ようにErの極性およびその大きさに応じて、Noを中
心に両方向に任意に回転数を制御することができる。
第4図は、第1図におけるテープ速度検出手段16、テ
ープ高速走行手段17およびテープ走行速度誤差検出手
段18の具体回路例を示したものであり、同図において
24はヘッド再生信号を増幅する再生増幅器、25は再
生信号e1のエンベロープ検波回路、26はエンベロー
プ検波信号e8の数をカウントする計数回路、27は計
数データとテープ高速走行目標速度に対応したエンベロ
ープ数の基準値とを比較し比較誤差に比例した制御信号
eTを出力するテープ速度検出回路、28はリールモー
タ11の駆動増幅器、29は誤差増幅器、30乃至33
は抵抗、34は基準電圧を示す。
第4図において、先ずテープ速度検出手段16の部分に
ついての動作を説明する。
テープ3が通常記録再生速度より高速で走行した場合、
ヘッド2aおよび2bの再生信号を増幅した増幅器24
の出力e工は第5図(a)のようになる。つまりヘッド
2aの再生信号は、テープが高速走行することによりヘ
ッドがアジマス角の異なる複数本のトラックを横断する
ため、アジマス角の合ったトラック上を走査した場合は
振幅は大きく、またアジマス角の異なるトラック上を走
査した場合は振幅が小さくなるような凹凸状の振幅変調
を受けた波形となる。またヘッド2bについても同様で
あり、この振幅変調波群は、DATの場合、シリンダに
対するテープの巻き付は角が90″ヘツドは180’対
向であるためシリンダ1回転につき174周期なものと
なる。
エンベロープ検波回路25は、振幅変調波e1の包絡線
検波を行なうものであり、詳細は省略するが周知のニジ
ホロ検波器或いはダイオード検波器などで構成され、第
5図(b)に示すように振幅変調波e1の包絡線波形e
2を出力する。
計数回路26は、所定期間内、例えばシリンダ1回転毎
の包絡線e2の数を計数し、その結果を次段のテープ速
度検出回路27へ出力する。
テープ速度検出回路27は計数回路の結果と。
テープ高速走行目標値に対応した包絡線数の基準値との
比較を行なうものであり、例えば、テープ高速走行速度
の目標値を通常記録再生時(テープ速度1倍とする)の
100倍に設定したとすると、第6図に示すようにテー
プ速度が100倍の時にET、1倍で最大、200倍で
最小、またその中間にあってはテープ速度と包絡線数が
比例関係にあることから直線的な特性となる制御信号e
Tを出力するよう構成されている。本速度検出回路27
は、具体的には計数回路の結果と基準値とを比較し、例
えばその誤差に応じたPWM波を発生するPWM変換器
を備え、そのPWM波を積分することによって構成し得
るが、これらの技術については公知であるため詳細は省
略することにする。
次にテープ高速走行手段17であるが、この部分はテー
プが目標高速4度で一定走行するようす−ル駆動用モー
タ11の回転数制御を行なう。すなわち、駆動増幅器2
8の基準電圧34は、テープの高速走行目標値が通常記
録再生時に対し100倍であるとすると第6図の特性上
ETの点に設定されており1例えばテープ走行速度が1
00倍より低い時にはテープ速度検出回路より出力され
る制御信号eTとの比較を行ないその誤差に応じてリー
ルモータ11へ印加する駆動電圧を増してリールモータ
の回転数を高めテープ速度が制御目標値の100倍とな
るよう、またテープ速度が100倍より高い領域では逆
にモータ駆動電圧を減らしてリールモータの回転数を低
下させ、やはりテープ速度が100倍となるよう負帰還
ループを構成しており、テープ走行速度は巻き取り径な
どに無関係にCLV (一定線速度)制御される。
一方、テープ走行速度誤差検出手段18の誤差増幅器2
9は正相入力端子へ供給される第6図のテープ速度検出
信号eTと逆相入力端子へ供給されるテープ高速走行目
標値に合致したeTの基準値ETとを比較し、テープ速
度に応じた誤差信号を出力する。例えば、抵抗30乃至
33を同一値に設定すれば、eTとETが一対一で比較
されるため、出力Erはテープ走行速度に対し第7図に
示したように第6図の特性を縦軸方向にETだけシフト
したものとなる。
以上第2図乃至第7図により、第1図の実施例の各部の
構成および動作について説明した。
以下5本発明の主旨であるテープ走行速度に応じたシリ
ンダモータの回転数制御について述べる。
DATでは通常記録再生時のシリンダ回転数は2000
rpm+、またテープ走行速度は8.15aa/sであ
り、このシリンダの回転数は第1図における第1の回転
数制御手段5によって制御され、またテープ走行は第1
図には図示していないが従来のVTRなどと同様、専用
の駆動装置により制御される。
さて、テープを高速走行させる場合、ヘッドとの相対速
度を通常記録再生の時と一定に維持するためには、シリ
ンダ回転数はテープ速度に対し第8図に示す関係(理論
値)に制御しなければならない。つまり、テープ走行速
度を通常記録再生時の100倍に設定したとすると、F
F方向の走行に対しては2000rpmを250Orp
mに、またREW方向の走行に対しては200Orpm
から150Orpmへの制御が必要になる。
以下、FF方向に関しテープ高速走行速度目標値を10
0倍に設定した時の制御動作について説明する。
第9図(a)のように通常再生状態から時刻t0におい
て高速サーチ(テープ高速走行制御)操作が開始される
と、テープ速度は(I)のように通常再生速度(1倍)
から走行系の立ち上り特性に応じ除々に上昇し、t□の
時点において100倍の目標速度にロックされる。また
、テープ走行速度誤差検出手段からは、テープが(a)
のように1倍から100倍へ向けて走行するため第7図
の特性より(b)を丁度裏返したような(c)に示す誤
差信号Erが出力される。
一方、シリンダ回転数は、通常再生時は切換え手段7に
よって第1の回転数制御手段5で制御され2000rp
n+であるが、toのタイミングで切換え手段7が動作
し、制御系路が第2の回転数制御手段6側へ切換えられ
る。第2の回転数制御手段の制御目標値は既述のように
テープの高速走行制御目標値である100倍に合致する
よう、つまり2500rpmに設定されている。すなわ
ち第3図で言えば、Erが零となる特性(1)のN。点
が250Orpmに相当する。また第3図の特性におい
てシリンダ回転数N1は通常再生時と同一の200Or
pmに合致するよう設定されている。具体的には、第7
図における通常再生時(1倍)のテープ速度誤差電圧E
r工を、例えば第2図の抵抗22および23の比の選び
方によって適宜増幅等をして加算すれば容易に実現され
る。
係る構成にあって、高速サーチ操作が開始されると、シ
リンダ回転数は第9図(d)のようにtoにおいて通常
再生時と同じ200Orpmに、またテープ速度が10
0倍にロックしたt□以後(Er=0)では250Or
pmに、更にその過程にあってはテープ速度の上昇と共
にErが(c)のようにEr工より順次零へ向けて減少
するため(b)のテープ速度の上昇カーブに一致して自
動的に変化するものとなる。
また、第9図のt2以後の波形は、例えばテープ走行速
度が走行系の負荷変動などにより基準値の100倍に対
し50倍或いは150倍に変動した場合の各部の動作を
示したものである。テープ速度が基準値に対して上、下
に変動しても、その速度誤差Erを検出し、Erの大き
さに応じて第3図のようにf−V変換器の特性が自動的
に動くためシリンダ回転数をテープ走行速度に一対一に
対応して自動的に追随制御させることができる。
以上、FF方向の制御動作について説明した。
REV方向の制御は、例えば第3図のN0点が150O
rpmとなるよう第2図におけるf −V変換器13の
特性を切り換る等して、同様に実現可能であり、またそ
の制御動作もFF方向と同等であるため詳細については
省略する。
以上、本発明の実施例について説明した。実施例ではテ
ープ速度誤差検出手段、加算器などは簡単な具体例を掲
げたが、これは特に限定されるものではない。例えば加
算器は単なるレベルシフト回路で構成することも可能で
、他についても本発明の主旨を変えない範囲で種々変形
可能は容易である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、ヘッド走査するトラ
ック数を検出し、この数が所要値となるようリール台を
駆動するリールモータの回転数を制御するため、一定速
の高速テープ走行制御が可能となる。
更に、テープの走行速度に応じてヘッドとの相対速度が
一定となるようシリンダモータの回転数が自動制御でき
るため5例えばテープ高速走行の立ち上げ時、或いは高
速走行状態で走行系の負荷変動などによりテープ速度が
基準値より変動した場合でも相対速度の不一致に起因す
るデータ再生不能という問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の構成図、第2図は第1
図回路の回転数制御手段6および加算器9の具体例を示
す図、第3図は第2図の動作説明用特性図、第4図は第
1図回路のテープ速度検出手段16.テープ高速走行手
段17およびテープ走行速度誤差検出手段18の具体構
成を示す図。 第5図と第6図と第7図は第4図回路の動作説明用波形
図および特性図、第8図はテープ走行速度に対するシリ
ンダ回転数の補正を示す図、第9図は第1図の実施例に
おけるテープ高速走行制御時の各部の動作波形(タイミ
ングチャート)を示す図である。 1・・・シリンダ、2・・・ヘッド、3・・・テープ、
5゜6・・・シリンダ回転数制御手段、7・・・切換え
手段。 8・・・シリンダモータ、9・・・加算器、16・・・
テープ速度検出手段、17・・・テープ高速走行手段、
18・・・テープ走行速度誤差検出手段、19・・・リ
ールモータ。 処 l 囮 、′ 第2凹 を 第312I wvrノ(Ha)(/V2)C5−リンづFil嗜ホ講
トシフ弗4凶 ! 第5呂 第8目 シブL行吐廣俯11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転シリンダ上に装着されたヘッドにより磁気テー
    プ上を走査して記録再生を行なう回転ヘッド方式PCM
    レコーダまたはVTRにおいて、該シリンダの回転数を
    通常記録再生時の基準値に制御する第1の回転数制御手
    段と、通常記録再生時の回転数より高速および低速の両
    方向に制御する第2の回転数制御手段と、該第1および
    該第2の回転数制御手段を切換える切換え手段と、リー
    ル軸を駆動して通常記録再生速度より速い速度で該磁気
    テープを走行させる高速走行手段と、該テープの走行速
    度を検出し該テープの高速走行手段を制御する走行速度
    検出手段と、該テープ走行速度検出手段の出力を入力と
    し所定テープ走行速度との誤差を検出するテープ走行速
    度誤差検出手段と、該テープ走行速度誤差検出手段出力
    と該第2のシリンダ回転数制御手段の制御信号を加算す
    る加算器とを備え、該磁気テープの通常記録再生時のシ
    リンダ回転数制御は該第1の回転数制御手段で行ない、
    高速走行時は該切換え手段を制御して該第2の回転数制
    御手段で行なうように成し、該磁気テープの走行速度に
    関連して該シリンダの回転数を制御し得るように成した
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。 2、上記磁気テープの走行速度検出手段は、該ヘッドを
    磁気テープに当接させ該ヘッドの再生出力のエンベロー
    プを検波する検波回路と、高速走行時に該ヘッドが磁気
    テープ上の記録トラックを複数本横断して走査すること
    により生じる該検波回路出力の山と谷あるいはそのどち
    らか一方の数を計数する計数回路と、該計数回路の計数
    値と所定基準値とを比較し、比較誤差すなわち所定のテ
    ープ走行速度に対する速度誤差に比例した制御信号を出
    力する速度検出回路より構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置。
JP61263759A 1986-11-07 1986-11-07 磁気記録再生装置 Pending JPS63119060A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6421743A (en) * 1987-07-16 1989-01-25 Yamaha Corp Fast search device for magnetic recording and reproducing device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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