JPS6311862A - コンピユ−タ管理液体処理及び反応特性化方式 - Google Patents

コンピユ−タ管理液体処理及び反応特性化方式

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JPS6311862A
JPS6311862A JP24826586A JP24826586A JPS6311862A JP S6311862 A JPS6311862 A JP S6311862A JP 24826586 A JP24826586 A JP 24826586A JP 24826586 A JP24826586 A JP 24826586A JP S6311862 A JPS6311862 A JP S6311862A
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blood
absorbance
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plate
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JP24826586A
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English (en)
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ルイス マイケル メツァイ
ブレント エス.ノーダ
ブラドリー エス.アルボン
ジョセフ トーマス ワイダナス
ステファン ジェイ.モエル
ジェームズ アンドリュー ツェイトリン
スタン コポック
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Novartis Vaccines and Diagnostics Inc
Original Assignee
Cetus Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は血液9闘操作を自動的に行う機構に関し、更に
詳しくは自動ン容液処理装置を制御して血液分類を行い
、プレート読み取り器からの結果を解釈し、溶液処理装
置並びにプレート読み取り器によるデータを管理し、更
には各種レボ−(・を印刷する機構に関する。
現代の血液銀行は数千の血液分類並びに抗体ふるい分け
操作を行い、これらのテストの結果としてのデータを管
理しなければならない。これらの操作には、数千の献血
血液サンプルの処理、献血血液からの血饗並びに赤血球
サンプルに試薬のピペット注入、献血サンプルと試薬と
を含む血液だめ(well)を視覚的に読んでの各種試
薬に対する陽性並びに陰性反応のパターンの決定が含ま
れる。
陽性、陰性反応のパターンはその血液が特殊な血液群の
ものであり、特殊なRh因子を有することを識別させる
一つの型を構成するものである。各献血者の血液テスト
にはその献血者の多数個の血漿サンプルを多数個の血液
だめにピペット注入し、希釈された多数個の赤血球サン
プルを多数(囚の血液だめにピペソ]・注入することが
含まれる。次いで、希釈された多数個の試薬が血漿と赤
血球サンプルを含むこられ多数個の血液だめに加えられ
、各血液だめの血液型並びに試薬に応して各種反応が起
こったり起こらなかったりする。代表的には、これら反
応は陽性反応の場合血液だめの底のたんばく質塊として
あられれ、陰性反応の場合たんばく質塊は生しない。陽
性、陰性反応のパターンが血液型を決定する。
血液型は多数1因の血液だめを強い光源下に置き、吸光
度、すなわち血液だめの底部中心を通る光の1を読むこ
とで決定される。代表的には、吸光度読み取りは各血液
だめの底部中15の両側で行われ、その結果が一定の吸
光度闇値と比較される。
比較することで血液だめの底に塊の存在すること(中心
両側で読み取られた吸光度は低い)が解り、従って陽性
反応ということになり、塊の存在しないと、陰性反応(
中心両側で読み取られた吸光度は高い)ということにな
る。
数千の献血サンプルの血液型分類法には数千の溶液処理
手段が含まれるし、各献血毎に多数個の血液だめに対し
て数千回の吸光度読み取りが含まれることも明らかであ
る。それ以上の溶液処理手段が自動抗体ふるい分けには
含まれるし、自動〆霧液処理をうけない血液については
いくつかの特殊テストを手でやらなければならないこと
もある。
これらの抗体ふるい分けテスト並びに手で行われる他の
テストからのテスト結果はこれらのテストを行った各献
血血液毎に記録されておかなければならない。更に、血
液型分類用のテスト工程は、適切な吸光度読み取りを行
うための異なった試薬群毎に異なった希釈値を必要とす
ることが多いという点で、時間の経過と共に変わってい
く。更にまた、赤血球の希釈量を最大限利用しなくては
ならない、最適希釈値データは記録しておかなくてはな
らない。
更に、血液型分類工程の他のパラメータを基準化して、
各種利用者が土地、土地の実情に合ったテスト法を作成
できるようにしなくてはならない。
各段階の特徴を規定するこのデータ、すなわち、各血液
だめに五かれる各サンプルの臣、ある段階での希釈量、
試薬を置くべき血液だめ、工程中の各時点での混合数、
更にはその他の各種基準は定格化されねばならないし、
簡単に変更可能でなければならないし、またある機構で
記憶されて、一工程を実施する毎にいちいち調べなくと
も自動的に組み込まれて来るようでなければならない。
各特殊試薬の希釈量は特に重要であって、その試薬の場
合の吸光度を最大圃利用したり、使用される試薬量を確
定したりするのに使用されなくてはならない。これら試
薬は極めて高価であることが多い。
更に、テストでのデータの質が品に高く、該テストを行
う人間が危惧を感じることのないように、品質管理、責
任機構を有することは役に立つ。例えば、ストンプ中の
すべての試薬の有効期附データを知り、その有効期限中
の各組の試薬の吸光度値を知ることは役に立つ。また公
知のサンプルのテスト結果を機構の精度をチェックする
のに得た結果と比較することも没に立つ。また−日のあ
るいは月間の慴動に関するるレボ−1−を作成しスlツ
ク中のある血液型の血液母を決定できることもまた役に
立ち、この場合血液回が解れば「血液型未決J  (n
o type determind )テスト結果数を
決定出来る(以後「血液型未決」はN T Dと表記す
る)。
従って、血液型分類並びに抗体ふるい分け操作には工程
制御パラメータという型での大量のデータとテスト結果
とが含まれる。そしてこれらデータを保存するための大
量の記録も含まれる。従って、これら数千の溶液処理手
段を信頓性高くかつまたうむことを知らずに行うことが
出来、更には溶液処理を特色づけ、かつまた各献血のデ
ータ記録を構成する数千のデータ記録を処理出来る機構
が求められるようになった。更に、かかる機構は呼び出
し制御されなくてはならないし、また装芳として信頼性
のあるものでなければならない。また品質管理操作を簡
単にし、品質管理に努力するにあたってデータを有効な
形に維持するものでなければならない。また、かかる機
械はすべてのテス1結果を保持し、これら結果を永久保
存のため主フレームのコンピュータに伝達出来なくては
ならないし、あるいはこれら結果が永久保存用に磁気的
に蓄積出来るようにしなくてはならない。また、かかる
機械は自動的にレポートを作成して管理を行えるように
しなくてはならない。
本発明によると血液銀行の作業と管理とを助ける多数の
機能を果たすための機構が開示しである。
本発明は各種床上素子と注文設計の溶液処理器とが一つ
の機構内に組み合わされてなり、これらすべてはホスト
コンピュータ内の包括的ソフトウェア常駐で制御され、
ユーザがン容液処理器の血液型分類操作やその他の溶液
処理操作を制御し、その結果としてのデータを管理出来
るようにする。この機構はABO/Rh[fnd型分類
テスト並びに抗体フルイ分け用の献血サンプルを処理す
るのに含まれる溶液処理の大半を自動化し、バー・コー
ド読み取り器を使用するサンプル並びにプレート・フイ
デンティフィケーションを自動化し、ABO/ Rhテ
ス]用のプレー1読み取りを自シj化し、各サンプル毎
の品質管理データとテスト結果との記iヱ保持を自動化
し、テスト状愈に関する情報呼び出しを自動化し、実験
室記録の印刷並びにオン・ライン保存のため主フレーJ
・のコンピュータへの情報の伝達を自動化する。
物Fl 的機構は10メガバイ)のハード・ディスクと
VT220ターミナルとを備えるデジタルエクイノプメ
ント・コーポレーション・PDP−11マイクロを含む
(Digital Equipment Corpor
ationPDP−11MICRO)。ホスト機構20
は商品として入手可能なオペレーションシステムを動作
させる。制御ソフトウェアはホストに常駐し、いくつか
のマイクロプロセッサを有する注文設計の溶液処理機構
に接続してあり、該/8液処理機構は各種ステッパ電!
l]ti、バー・コート読み取りヘッド、各種モニタ・
センサを制御する。溶液処理器の操作を制御するプロセ
ス制御パラメータは、ホスト・ターミナルでユーザによ
り規定された後、ホスト・コンピュータから出される。
プロセス・パラメータがロー1′されてしまうと、溶液
処理器内の常駐ソフ!・ウェアが自動プレート読み取り
器のついたプレーI・内のそれぞれの血液だめへの献血
血液血典と赤血球との送りをそれぞれ制御する。
ソフトウェアはまた血液だめに沈積される前の赤血球の
希釈を制御し、かつまた献血血液血及と希釈された赤血
球とを含む血液だめに各種試薬を特定量注入するのを制
御する。
各プレートは8人の献血者からのサンプルを保持出来、
献血サンプルは円形の回転するレイシイ・スーザン型装
置(Lazysusan−1ike device )
内のテスト管に貯えられ、上記装置は/8液処理器のソ
フトウェアで制御される。
このように充填されたプレートは次いでプレート処理装
置で取りはずされ、これまたはホストに接続されたバイ
オチック・インストルメント(Biotech Ins
trumemt)社製のプレート読み取り器モデル・オ
ートリーダEL309に手動的に送られる。次いでプレ
ート読み取り器は各プレートのバー・コードを読み取っ
た後プレート内の血液だめについて吸光度読み取りを行
う。各プレートの各血液だめに関するこれら吸光度読み
取り数値は解釈のためプレー1のバー・コー1と共にホ
ストへ送られる。
ホストは、溶液処理器によって読み取られたバー・コー
ド・データを献血テスト管並びに各チューブのサンプル
を受けたプレートからダウンロード(dohn 1oa
d)することでかかる情報を得、各プレー・トのどの血
液だめがどの献血者からのサンプルを含むかを知る。吸
光度値は各試薬毎に違った吸光度をと有する多数個のサ
ンプルについてヒストグラムを描くことで解釈される。
次いでユーザはヒストグラムを見て、矢印をグラフ的に
所望の闇値へと移動させることで、各試薬に対する陽性
・陰性反応間の闇値を規定できる。吸光度が陽性値と陰
性値のいずれをも明確に示さない[ノーマンズラント 
(no man’s 1and ) J領域もまた規定
され、この領域内の吸光度値を有するサンプルはNTD
として表記される。各試薬に対するユーザ規定の闇値は
「型」、すなわち各特殊血液型を規定する陽性・陰性反
応のパターンを規定する。各サンプルの吸光度値は次い
でこれらの型と比較され、その血液型群毎に分類される
ホストはまたプリンタに接続してありユーザは前辺って
作成した管理レボ−1・を請求出来る。ホストは抜たい
くつかのtJMf!動作中、溶液並びにサンプル血球の
再E濁及び再分離のため軌道シェーカと遠心分離機とに
接続しである。
ホスト・ソフトウェアは品質管理操作を行うためのルー
チンを含む。かかる操作には、公知の血液型サンプルを
少数個処理し、これら公知の結果に対して実験データを
チェックすることでテスト工程を確認すること、更には
血球訂濁試薬の希釈と献血血球とが適切な範囲の吸光度
を生み出すことを確認することが含まれる。機構はまた
抗体試薬の滴定量をテスト出来る。
本発明のデータ管理機能には、溶液処理、プレート読み
取り、ヒストグラム用のテスト工程パラメータという形
での試薬の組数、有効期限、使用期間中のこれら組の試
薬の吸光度からツニる品質管理データという形での、血
液群と割り出し可能な血液型とを含むテス1結果という
形での、DUテスト、抗体ふるい分け、肝炎、+ITL
V  IIICMV、RPRその他のテストの如きテス
トから手動的に付加されたデータという形での、処理済
みA+サンプル数、日中のNTD数、特殊プレー!・の
テス]・状態の如き一連のパラメータの日中テスト状態
という形での、データの管理が含まれる。
第1図を参照すると、本発明のIMtiのブロック図が
示しである。該機構はデジタル・エクイソプメント・コ
ーポレーションFDP−11マイクロ・ホスト・コンピ
ュータ20からなり、該コンピュータ20は内在するソ
フトウェアと、該ソフトウェアによりターミナル24に
表示される情報に応じてキーボード22から指令を投入
するユーザと、の制御下で機構の慴動作を調整する。ホ
スト・コンピュータ20はデジタル・エクイソプメント
・コーポレーションから入手可能なPDPII/23.
11153.11 / 73コンピユ一タ各種用のヤイ
クロR3Xオペレーティングシステムを動作させる。ホ
ストコンピュータはR5232直列ポート並びに接続ケ
ーブルにより溶液処理器26がその一例である5数個の
溶液・プレ−1処理機構に接続しである。好ま−い実施
例としての機構は8個までの溶液処理器を制御出来る。
溶液・プレート処理機構の細部は1985年10月18
日出願され、出願番号789.945で「プレート処理
器を備えた自動溶液処理装置とその方法」という名称の
、本発明の譲受け人に譲渡された係属中のアメリカ特許
出願と、1985年7月5日出願され、出願番号752
、445で、「/8液処理装置とその方法」という名称
の別なアメリカ特許出願と、に開示しである。
ホスト20はまたR3232リンクによりプレート読み
取り器28に接続してあり、該読み取り器28は溶液処
理器からのサンプルと試薬とで充填されたプレートの各
血液だめ内のサンプルの吸光度値を光学的に読み取る。
該プレート読み取り器はオートリーダEL309という
名称でビオチック・インストルメント社から商品として
入手可能である。
ホスト20はまたR3232リンクによりプリニア々3
0に1妻続してあり、該ブリンク30上では1;(iム
1;二i+j能な各種レボ−1−をホス120がプリン
ト才る。遠心分離器32と軌道シェーカ34もまた1λ
に1品を構成するものではあるが、ボス1−20にり、
目と続されてない。遠心分離器と軌道シェーカとは床上
素子として入手可能であり、サンプルと試薬とを溶液処
理″626により血液だめに注入後、しかしてプレート
をプレート読み取り器28に取付は前、プレートを処理
するのに使用される。集合的には、上記説明した+R構
ごまProGroup (商標)自動血液型9卯機構あ
るいは単に機構として以後表示してもよいことにす乙。
r’roGroup自動血液型分類機構は血液銀行で行
われる血液型割り出し分類法の大半を自動化する。
ここでは1幾措の機能を簡単に紹介する。
ProGroup自動血液型分類艮横の主要機能はおお
まかに言って以下の如く規定される。すなわちProG
roup自動血液型分1m構は、AB○/Rhテスト並
びに抗体ふるい分け用献血サンプルを処理するのに含ま
れるン容液処理の大半を自動化し、バー・コード読み取
り器を使用するサンプル並びにプレート・アイデンティ
フィケーションを自動化し、ΔBO/’Rhテスト用の
プレー1−読み取りを自UJ化し、各サンプル毎の品質
管理とテスト結果との記録保持を自動化し、テスト状態
に関する情報呼び出しを自動化し、実験室記録の印刷並
びにオン・ライ〉′保存のため主フレームのコンピュー
タへの情報の伝達を自動化する。
ProGroup自動血液型分類機構はフレキシブルな
機構であって、ユーザの実験室で既に整えられている作
業方法に適合するよう設計される。ユーザは特殊な行程
・2行おうとする際のそのやり方を規定し、ProGr
oup自動血液型分頬械籟は指令に応じてこれらの作業
を実施する。
溶液処理の自動化はテスト結果をより信頼性のあるもの
にし、熟練度の低い実験所作業員を傭うことも可能にす
る。コンピユータ化したデータ管理技術や組み込み式の
バー・コード読み取り器は操作者により過失の発生を減
少させる。
ProGroup自動血液型’7J’ +n LL t
ut ::j自動溶液処理装置やあるいはコンピュータ
について前辺て経験することをなんら必要としない。
!”roGroup自動血液型分111 )i、’li
 ’IP’1 k’e 79 浪処理部は以下の項目か
らなる。
第2図に詳細に示すProGroup自動血液型分類機
構溶液処理器26はチューブ220回転皿20から直接
献血血づたをマイクロプレートの言回する血液だめ内に
自動的にピペット注入する。
1’roGroup自動血液型分類機構に、徹滴定プレ
ート56.58の血液だめへ赤血球を移す前に、該献血
赤血球を希釈分と所定割合で混合する。ProGrou
p自動血液型分月〕機績を訳、\BO/Rhプレート5
6と抗体ふるい分けプレート58とを試薬槽62からの
試薬で満たす。
ProGroup自動血液型分類機構、容液処理器は永
久取付けの4個の/84.分配ヘッド(X、Yヘッド2
8.12チヤンネル・ヘッド42、充填マンフォルト4
6、洗滌ヘッド44)を含む。一方のヘッドをはずして
他方のへノドを取付ける必要がないから単一工程ではこ
れらヘッドのうちの一つかあるいは複数個かが使用され
る。X、Yヘッドと12チヤンネル・ヘッドとはいくつ
かのサイズの使い捨てピペットチップ24.63を使用
し、相互汚染を最低限に抑える。ProGroup自動
血〆夜型分類機構は最小10ulから200ulまでの
量を正確に移す。
同一のバー・コード読み取り器(図示せず)が2個溶液
処理器に取付けてあり、そのうちの一方はサンプル・チ
ニーブ上の(実際には回転盤20の上表面上方の)バー
・コード21を読み取るためのものであり、他方はマイ
クロプレート上の(実際にはこれらプレートの他側面上
の)バー・コード57.59を読み取るためのものであ
る。
サンプル・チニーブ上のバー・コードは献血サンプルを
確認する総血液番号の基となるものである。
マイクロプレート上のバー・コード:; IN fFi
 ij−プレート読み取り器か・らのテスト結果と献血
サンプルの1.e血液番号とを組み合わせるのを可能に
する。
バー・コードi売み取り器はコード・バーあるいはコ−
1” 39う・・ル(Crde Bar or Cod
e 39 Lahels)を識別出来る。
プレートスタッカ(図示ゼず)はAB○/Rhテス1用
シ:96個の血液だめを有するマイクロプレー1をGt
2保持する。各プレートは8人の献血者からのサンプル
を収容出来る。これらプレー1は処理するため一枚ずつ
溶液処理器26内に送りこまれる。充填されてしまうと
、プレートは溶液処理器のへ7174から離れてプレー
ト・スタ7力の他方のランク内に自動的に移される。
プレート読み取り器28はA B O/Rhプレートを
自動的に読み取り、データを解釈のためProGrou
p自動血液型分住徒構ポスト・コンピュータ20に伝達
する。結果は群と型で報告されるか、あるいはNTD 
(血液型未定)という読み取りとして幸■告される。N
TD+ンブルはブレートS売み取り器で自動的に再読み
取りされ、この場合コンピュータに貯えられた結果は自
動的に更新される。
あるいはまた、血液だめ列が視覚的に検査されるか、そ
のサンプルのi9 ?&処理並びに読み取りを手動的に
繰り返すかしてもよい。後者の場合、ユーザはコンピュ
ータのキーボードを介して情報を入力し、サンプル処理
工程の二清宋を修正する。
rroGrouρ自動血液型分ノJj l庖(清!4.
・ピの一部として軌道ンエーカ34を含む。該軌道ンエ
ーカは溶液処理完了後、そして再びプレート遠心分離後
、血球を再懸濁させるのに使用される。軌道シェーカは
プレートを8枚まで収容出来る。
遠心分離機32はヘノクマンTJ−6Rテーブルトップ
遠心分離機の如き装置であってよい。プレートが溶液処
理器内に置かれる前に、l霧液処理526からのプレー
トに関して公知の如くやり方で該分離器は使用される。
ProGroup自動血液型分帥機構のボ5゛、l・は
ホスト・コンピュータと呼ばれるコンピュータ20であ
る。該ホスト・コンピュータ20は溶液処理器26とプ
レート読み取り器28との動作を命し、他の装置による
データを管理する。ユーザはまずホスト・コンピュータ
20を介してProGroup自動血液型分類機構と相
互に作用し合う。ProGroup自動[[11液梨う
、’ Li:fil、’横ζ二実+r’aさせたい機能
を選択し、かつまた貯えられたデータを表の形でかある
いはグラフの形で見るため、ユーザはホスト・コンピュ
ータ20を使用する。ホスト・コンピュータ20は自動
工程で生したデータをユーザが修正するのを可能にする
。ユーザはまた抗体ふるい分け結果、あるいは肝炎・H
T L V [[l結果の如き献血サンプルに関する追
加の情報を入力することが出来る。
ホスト・コンピュータ20はグラフィック能力のある1
0メガハイドのハード・デスクとVT220ターミナル
とを備えたDECMICROPDP−11コンピユータ
である。コンピュータ20はデジタル・エクイノプメン
ト・コーポレーションから商品として入手可能なRS 
X 11 +、曵構てソー1−ウェアを動作させる。
置溝コよユーザ(l先表(user privileg
ctablc)やユーザアイデンティフィケーションを
ロコン時(logon time)で利用して、責任の
所在を保証すると同時に、適切な権利を有するユーザの
みがプログラムのある一定部分や一定のデータ・ファイ
ルに1妄すること○出来ることを確実にする。
公的に入手可能な以下の書類を補助文献として引用して
おく。〜1lcRo  PDP−11システム所有者マ
ニニアル(デジタル・エクイフプメント・コーポレーシ
ョン) 、l’ro /′Petteγ容ン皮処理シス
テムユーザマニュアル(セクス・コーポレーション)、
自動マイクロプレート読み取り器モデルEL309オペ
レータ・マニュアル(バイオ・チック・インストルメン
ト社)、LA50プリンタの取付は並びに使用(デジタ
ル・エクイソプメント・コーポレーション)、’LA5
0  プログラマ参考マニニアル(デジタル・エクイソ
プメント・コーポレーション)、tll道シェーカユー
ザマニュアル。
ProGroup自動血液型3i−j、jj威横は献血
サンプルの血液型割り出し並び;:分辿を自FJ化する
。ここではProGroup自動血液型分邦殿構かAB
○/Rhテストの際に行う溶液処理、再ツ濁・プレート
読み取り作業について説明する。
ProGroup自動血液型分類匿描溶液処理器26は
献血血契をチューブ22からマイクロプレート56の所
定面液だめ内に移す。また献血赤血球を特殊予希釈ブロ
ック60内に移し、これら血球を限定された量の希釈分
を混合し、次いでそれをマイクロプレートの適当な血液
だめ内二二ピペノトt1人する。更に、ProGrou
p自動血液型分類は構はうj・折のため試薬プレート6
2からの試薬をプレートに充填する。
グオ 第3図を参照すると、主メニューとじ参ン・プロセスと
が示しである。第4図を参照すると、もし第3図で溶液
処理パラメータ規定メニュー選択100が選択されてい
れば、ソフトウェア編成用認し、許容可能なユーザとし
て受け入れられた後で、第4図に到達することになる。
処理は次いで主メニュー・スクリーン104に移り、こ
こでは第3図に示すすべてのオプションがユーザに提示
ニー106へと移る。溶液処理メニューが選択されると
、ユーザは血液型割り出し、NTD決定、ブロメリン処
理を伴うあるいは伴わない反復溶液処理の際の溶液処理
分析のプロセス・パラメータを特定出来る。これらのプ
ロセス・バラメークは結果の精度にとって重要であるか
ら、監督者またはそれ以上の人のみが機構のこの機能に
ログ・インすることを許される。ユーザはABO/Rh
テスト用の溶液処理で次の点を特定する。すなわち、ブ
ロメリン予処理が利用されているかどうか、選択108
または110;どの血液型分類テストを実施すべきか(
オプションはA、B、(A、B)、Rk+、血球懸濁、
Al、A2.B、血清ブランクである)、ステップ11
2;どのテスト書式が使用されているか(すなわち、マ
イクロプレートのどの行でどのテストが行われていて書
式と型、つまり血液型を決める陽、陰性反応のパターン
を決めようとするのか)、ステップ112゜溶液処理は
どのような順序ででもプレート上で行われてもよいし、
プレートはどのような順序で読み取られてもよい。装置
26の如き溶液処理器は特定プレートにピペ、1・注入
された献血サンプルを含むすべてのチューブのバー・コ
ードを読み取る。これらのバー・コードは確定チューブ
からのサンプルが注入されたプレーI・のバー・コード
と共にホス!・・コンピュータ20に送られる。ホスト
・コンピュータは各プレートのどの列が各献血からの血
液の整除可能数(aliquoL )を含むかを知る。
というのは、溶液処理器の制御ソフトは常にサンプルが
除去されるチューブ順と同じ順序でサンプルをプレート
内に置くからである。プレートと各プレート内の総血液
番号(WBN)とのアイデンティフィケーション・デー
タは、溶液処理器がプレート・バー・コード用のアイデ
ンティフィ・ケーション・データに付けるタグ・データ
と共に、ホスト・コンピュータによって探索表に記憶さ
れる。かかるタグ・データはプレートがステップ・オフ
・センタ・プレート(これについては後で更に詳しく説
明する)であり、献血血球懸濁プレートであり、あるい
は試薬血球IQ4プレートであるなどという千゛−りを
含んでいてもよい。このデータは探索表に永久に記1a
されるから、プレートがプレート読み取り器によって読
み取られる順序は重要ではない。プレー)・はどんな順
序でプレート読み取り器にかけられてもよい。プレート
読み取り器は次いで各プレート毎にバー・コードを読み
取り、ホスト・コンピュータに送る。ホスト・コンピュ
ータ20は次いで探索表でバー・コードを探索し、なん
らかの特別な指令をプレート読み取り器に送り返す必要
があるかどうかを、つまり光線の波長とか、一連のステ
ップ・オフ・センタの吸光度読み取りを行うかどうかを
決定する。
ユーザはブロメリン無し並びにブロメリン予処理の場合
のステップ114,116で、マイクロプレートの血液
だめにピペット注入される献血血漿の量、献血血球の量
、血球と混合する希釈分のN(従って献血血球モ、濁の
濃度)、混合数、試薬血球′l!!、濁の濃度、試薬抗
血清の滴定量、をそれぞれ特定することでテスト案を明
確にする。
適切に用!した献血血液サンプルを含むバー・ツー1付
きチューブがProGroup自動血液型)、’、、 
3.’、?j機tA−回転皿にかけられる。該回転盤は
481−のチューブと48個のProGroup自動血
液R’、l’l’ 4;百tiv構使い捨てチップとを
保持する。回転皿はProGroI印自動血液型うj・
翅)^(措7.;液処理器の一方の側に取り付りである
。血液だめ96個を有するマイクロプレート6枚を1組
として溶液処理器の他側のプレート・スタッカに取りつ
ける。各プレートは8人の献血者からのサンプルを保持
出来る。
適切に希釈された血球懸濁並びに抗血清を含むテスト用
のV、薬が、1組12111i1のチップと共に、試薬
マイクロトロフ(槽)62の血液だめ列内にいれられる
。このマイクロトロフはまた後で説−明する抗体ふるい
分けテスト用チップ列と試薬列とを含む。試薬マイクロ
トロフは溶液処理器ベッド74の後方に泣面する。
予希釈ブロック60は試薬マイクロトロフの直前に設け
られる。該ブロックは希釈分槽と、血球が希釈分と混合
される数個の血液だめとを含む。
溶液処理器がセントされ、何時でも動作できる状態とな
ると、第1ステツプは自動ホーミング・プライミング行
程(lloming and priming pro
ce−dure)を実施することである。それからユー
ザは丁持ち制御器94のスタート・キーを押す。プレー
)・・スタッカ(図示せず)が溶液処理器台上に96個
の血液だめを有するプレートを載せる。そしてそのプレ
ート上のバー・コード59が読み取られる。第1グルー
プの8本のチューブのバー・コード21もまた読み取ら
れる。
次いで、溶液処理器が回転皿から第1のPr。
Group自動血液皇分顛機構チップを取り上げ、管の
頂部から適当量の献血血槃を取り込む。整除可能数の血
漿が負の血液型割り出しテスト用のプレート56の血液
だめに一つずつ注入される。次に、溶液処理器が正の血
液型割り出しテスト用に必要量の献血赤血球を取り込む
。整除可能数の血球が予希釈ブロック60の血液だめ内
に注入され、該ブロックは既に必要量の希釈分を含んで
いる。この希釈分け、監督者が赤血球用のテスト行程に
どれだけの希釈分を要求するかという点でホストから受
けたデータに従い、l霧液処理器のマイクロプロセッサ
により血液だめに前辺って注入されていたものである。
希釈分と血球とは、所望する混合数についてユーザが特
定し、ホストから溶液処理器へと送られたデータに従っ
て、混合され、次いて該混合物はマイクロプレートの正
の血液型割り出し用血液だめ内にピペット庄人される。
使用済みのProGroup自動血液型5’>−順機構
チノブが次いで使用済みチップ容器(図示せず)に放出
される。
マイクロプレート56が献血サンプルを充填されると、
12チヤンネル・ヘッドが試薬マイクロトロフロ2から
試薬を取り込み、前記説明した溶液処理行程組立ステッ
プでユーザが特定した試薬パターンで、第1献血サンプ
ルを含むプレート56の列を充填する(ユーザは所望の
パターンに従った適切な試薬で試薬槽62の血液だめを
充填しなければならない)。この行程用に使用されたP
r。
/petteチップ列が次いでマイクロプレートへと再
び放出される。
この時点で、プレート上の溶液処理は完了する。
プレートはプレートスクノカ内に再び戻され、そのグル
ープの残りの5枚のプレートが完了するのを待つことに
なる。
6枚のプレートすべてが完了すると、再…濁のため軌道
シェーカへと送られる。次いで低速で遠心分離を行われ
、血球を沈澱させる。更に、再訂。
濁させる。これらの連続したステップは、テスト結果が
陰性である時、血球を分散させるが、陽性テストでは血
球を血液だめの底に堅いボタン状に固まらせることにな
る。
最終ステップは各プレートを自動プレート読み取り器に
かけることである。プレート読み取りは血球の最終再懸
濁後3分けど行われるが、十分以上になることはない。
プレート読み取り器は、当該分野で公知の如く、各血液
だめ毎に2回センタをはずした読み取りを行いながら、
一度に1列12個の血液だめを読み取る。高い吸光度の
読み取りは捨てられ、低い吸光度読み取りが解釈のため
ProGroup自動血液型分類機構ホスト・コンピュ
ータ20に送られる。コンビニーりは各血液だめの読み
取り値を(以下に説明するように1−ザによって七)1
される)限定闇値と比較し、データポインIかそのテス
1の場合陽性のあるいは陰性の結果を表すかどうかを決
定する。
各プレートの読み取りには約1分問掛り、次いでプレー
1は取りはずされて保管用のラックにしまわれる。もし
−列だけ再読み取りが必要であれば、プレートを復帰さ
せればよい。
回転皿からのチューブもまた別なランクにしまわれる。
もし結果として所定のサンプルがRh陰性であるかもし
れないというのであれば、そのチューブはDUテストの
ため回転盤に戻される。
もし血液型割り出し結果が内容的に矛盾しているかある
いは不確定であると、溶液処理・プレート読み取りを自
動的にあるいは手段的に繰り返さなくてはならない。ユ
ーザは第4図、ステップ118の基準を選択してホスト
20によりテスト結果に対して比較を行い、反復処理が
必要かどうかを決定する。NTDの場合、ユーザはステ
ップ120.122.124.126.128でのこれ
ら献血サンプルの再テスI・の際、溶液処理器で実施さ
れるべき正確行程を特定すればよい。ユーザが再テスト
を所望するNTD以外の場合、ステップ130.132
.134.13Gでのこの再テストのTM、ン霧液処理
器で実施さるべき正確な行程を特定すればよい。反復処
理の必要なチューブは更に検査するため別な回転皿にか
けられる。
第3図の主メニューは、)ITLVその他の如きいくつ
かの抗体が存在する場合、免疫分析を行うオプション1
38を有する。これらの分析は大きく異なるから、ユー
ザにどの分析を行いたいのかエアはユーザがファイルを
連結じて分析をばらばらに行うことを可能にする。ユー
ザは第1フアイルでスター)し、そのパラノー〉°を没
入し、第1フアイルの連結:1J・野ての連1占アl”
レスを行お・シとする次のフッ1′ルに投入する。す−
、てのファイルが適切、二段人されると、溶液処理器は
指令を受けて、第1フアイルを順序通り行い、次いで連
結されたファイルに移って、そのファイルを実施する。
多くの異なったタイプの分析がこのようにして行われる
抗体ファイル分けプレ−1全体がサンプルで充填された
後、12チヤンふル・ヘノ1が試薬71゛クロトロフの
チップ前列から短いチップ列を取ぐ上げる。これらチッ
プは抗体ふるい分けテストを行うのに必要な試薬を含ん
だ試薬マイクロトロフロ2の試薬血液だめ前列からサン
プルを吸い出すのに使用する。献血臼型サンプルを含む
プレート58全体は試薬を充填され、ユーザはその結果
を解釈するため抗体ふるい分けプレートを手でとりはず
す。ProGroup自動血液型か頓抵構シよ抗体ふる
い分けプレートに献血サンプルと試薬とを配分するにす
ぎず、それ以上の動作は行わない。
ユーザは、テスト案が指示するように、抗体ふるい分け
テストを一種の、二種のあるいは三種の試薬で行うこと
を特定すればよい。
ProGrou、p自動血液型男屈醐構はテスト行程の
品質管理を高める。ProGroup自動血液型分顛機
構の特定機能は、8数の公知サンプルを処理し、公知の
結果と実験データとを照合することでナス1行f¥を確
認することであり;血球で濁の希釈、試薬、献血血球が
適当な範囲の吸光度をうみ出すことを確認することであ
り;抗体試薬の滴定量ををチェ7りして、良好な読み取
りを行うのに過度に試薬を使うことなく適切な希釈レベ
ルが守られていることを確実にすることである。
ProGroup自動血液型分頷(jy横(7・品質管
理機能の一つはユーザが公知サンプルを分析するのを可
能にすることである。従って、ユーザは機構刀・テス+
−f式の点で正しく機能していること、試薬がマイクロ
プレートの適切な列に注入されつつあること、献血血漿
と血球とが目的とする通切な血液だめにピペット注入さ
れつつあるかということ、を確認すればよい。この品質
管理行程はまた/8液処理器とプレート読み取り器とが
適切に動作しているかどうかを示し、テスト結果を解釈
するのに使用される記憶闇値を確認する。更に、試薬製
造業者から受け取るA1、A2、B血球の如き試薬はそ
の組によってその希釈力が大幅に違う。製′f1業者は
販売用にこれら試薬を希釈するが、その希釈は組毎に必
ずしも一定していない。更に、血球は寿命を有し、時が
経つにつれてその効力を失う。
正確な結果を得るためには、試薬の力並びに希釈を時々
チェ、りし、この試薬の使用から得られる吸光度値があ
る共通の分母、すなわち参考点にまで正常化されるよう
にしなければならない。
機構が実施可能なもう一つの品質管理行程は、ユーザが
公知の血液型サンプルを機構で得られる結果と比較する
ことを可能することである。つまり、ユーザは機構に公
知サンプル群について自動溶液処理と自動血液型割り出
しを行わせ、実験的に決定されたテンプレートを処理さ
れた公知血液型用の公知テンプレートとグラフ的に比較
すればよい。公知サンプルを分析することによる品質管
理テストは第3図のオプション140を選択することで
行なわれ、これは行程をブロック142に始まる第5A
図のプロセス・フローへと向かわせる。ブロック142
は品質管理オペレータにそのアイデンティフィケーショ
ン・コードを機構内へとログ・インさせるステップを表
わす。テストは公知の血液型のテスト・チューブを回転
盤にがけ、それらにホスト・コンピュータでWBNを与
え、各WBH毎に血液群と血液型とを示すことで、行わ
れる。公知の血液型サンプルのWBNを投入するこのプ
ロセスはステップ144で表わしである。
ステップ146,148,150は情報スクリーンを表
わし、これらスクリーンは、溶液処理器が回転盤に公知
のサンプルを有し、溶液処理器による実行のため適切な
溶液処理ファイルを手持ち制御器を介して呼び出せるよ
うに、溶液処理器の七ノドの仕方をユーザに教える。溶
液処理器は次いで、引用した溶液処理器に関する前記ア
メリカ特許出願で説明しであるA B O/Rh型温液
処理行程を実施する。この品質管理行程用の特定ファイ
ルは、探索表にバー・コードと共に記憶されているデー
タ・タグでこの行程用に処理されるプレートからバー・
コード・データをタグすべしという指令を含む。試薬と
献血サンプルとのプレートは次いでオペレークにより取
り外され、プレート読み取り器にかけられ、各種試薬を
含む各血液だめの吸光度読み歌りが行われる。これらの
ステップは第5A図のブロック163で表わしである。
プレート読み取り器はまたプレー!・からバー・コード
を読み取り、ホスト・コンピュータ2oに送る。
ホスI・はバー・コード・データを探索し、吸光度デー
タが品質管理チャート用のものであると判定する。次い
で、データはこの種品質管理データを記憶するファイル
内に記1.aされ、グラフ表示用に処理される。第16
図はホスト・コンピュータで表示される品質管理グラフ
表示の一例である。ブロック153はプレート読み取り
器から受ける吸光度データを記憶し、それを第16図に
示すグラフ表示内へと処理するプロセスを表わす。プロ
り152は第16図に示すグラフ書式にデータを実際に
表示するプロセスを表わす。第16図に見られるように
、ユーザの投人通りにテストされたWBHの場合の公知
血液型と血液群とが一つ品行に表示しである。他の行は
実験的に決定された血直型と実験的(二決定された血液
型割り出しテンブレー1・、つま・°)正・負血直型割
り出しプロセスで使用された各種試薬己こ対する陽・陰
性反応パターンを表示す己。ユーザは各血液群並びに血
液型毎にこれら実験的に決定されたテンプレートを公知
テンプレートと比較すればよい。
ProGroup自動血液型分類機構はAB○/Rhテ
ストを実施し、その際これらテストの基準濃度の一部を
なす濃度で試薬を使用する。ProGroup自動血液
型分好機構に直型陽・陰性テスト結果は、試薬並びに献
血血球懸濁の濃度に応じて、釜少とも厳しく区別される
。結果的にかかる区別が生じるのは想到に過度な抗源ま
たは抗体のため赤血球が懸濁状に戻るからである。通常
、これら分析用の最適希釈は約1:3である。第4図は
代表的な吸光度グラフを示し、この場合ある一種の抗体
試薬の希釈レベルを色々変えてあり、サンプルはこの抗
体試薬と陽性反応することを知られているサンプルであ
る。抗体試薬は極めて高価であり、製造業者から受け取
るこれら試薬の濃度は相当に異なる。これら試薬は正の
血液型割り出して献l′t[llIIN球と反応させて
、当該分野に熟練した者には良く解るプロセスで愚考の
持つ血〆皮型を決定する。従って、均一な結果を得ると
同時に金を無駄使いしないためには、抗体試薬を希釈す
ることが時々必要である。第14図の吸光度グラフは、
抗体試薬を連続希釈し、該試薬を71;の[tn清アル
ブミンと混合させ、それを公知のAB/陽性献血者から
のサンプルと反応させることで、形成されたものである
陽性反応はある希釈では生じるし、他の希釈では生じな
い。次いで、プレートが全て読み取られ、吸光度データ
がグラフ上に描かれる。プレートのオフ・センタ読み取
りによる吸光度は、正的に反応するのに十分な濃度を持
つ希釈の場合、小さい。
しかしながら、反応を起すには不十分な濃度の希釈の場
合、オフ・センタ読み取りによる吸光度値は165で示
すように上昇する。良好な陽性反応を達成するのに最適
な希釈は、吸光度値が上昇し初める希釈よりも僅かによ
り濃縮された希釈であることがユーザには解る筈である
。第14図のグラフでは、最適希釈は8である。という
のは、それは良好な陽性反応の達成される最もコスト効
果のある試薬希釈だからである。この数字は仮定的なも
のであって、単なる説明のためのものであるにすぎない
ユーザはProGroup自動血液型分類機構の特殊機
能を使用して、正の血液型割り出しに使用する特定組の
抗体試薬用の最適希釈率を、第3図のオプション154
を選択することにより決定する。この選択は行程を第6
図に示すプロセスへと向かわせる。そこではユーザはオ
プション156を選択し、在庫の試薬に関するデータ、
すなわちその組番号、有効期躍、試薬データが機構内に
入力された日付、特定組の試薬用の適切希釈を投入すれ
ばよい(製造業者から受け取る試薬はその濃度がそれぞ
れ異なる)。
適切な希釈値は第5A図に示すプロセスを用いて実験的
に決定される。ユーザは第5A図にブロック161とし
て示すメニュー・オプション「試薬滴定量のチェック」
を選択しなければならない。
次に、機構は、このプロセスを実施するにはどうすれば
いいかユーザに教える情報スクリーン163を表示する
ことで、抗血清滴定量をチェックする。ユーザがしなく
てはならないことの一つは溶液処理器26の手持ち制御
器に表示されるファイルナンバーj4,15.16を確
認することである。かくして、ホスト20が抗血清の連
続希釈を含むプレートのバー・コードをタグし、プレー
トが滴定量プレートであり、このプレートからのデータ
がプレート読み取り器から集められて高定量ファイルに
記憶され、第14図の如きグラフを処理・表示するよう
にする。次いで、ユーザがブロック163の情報スクリ
ーンで説明したように溶液処理Sをセソ)−L、溶液処
理器はホストから指令をダウンロードされて、連続希釈
を行うと同時に回転盤のテスト・チューブ内にユーザに
よって置かれた公知の献血サンプルを12個の血液だめ
を有する連続希釈プレート内の希釈済み試薬ヘピペ・7
ト圧入する。次に、機構は、プログラムの溶液処理部を
用いて、分析すべき各試薬毎に連続希釈を行い、ユーザ
の提供する整除可能数の公知血液型献血血球を各種希釈
の試薬とf″昆合て、第5A図のプロ・ツク167に示
すよう、十分な濃度のいくつかの血液だめに公知の陽性
テスI−結果を生ぜしめ、コことになる。プレートが次
いで読み取られ、機構はブレーB売み取り器からはいっ
てくるバー・コードを探索表で探索し、該プレートから
入ってくる吸光度データがファイルに記憶され、第14
図に示すそれの如き滴定量グラフとして表示されるため
処理さるべきことを決定する。ホストはン霧液処理器に
指令して従来式に連続希釈をやらせたが故に、どの希釈
がどの血液だめのものであったかを知っている。従って
、データはその血液だめ位置と、その血液だめ用の公知
希釈値に従って記↑、aされ、処理される。
次いで、データ、第5B図のブロック162で示すメニ
ュー・オプション「滴定量グラフを観る」を選択するこ
とで、第14図のそれのようなグラフの形でグラフ的に
観察されればよい。濃度が希釈され過ぎて陽性反応を起
せなくなるまで、吸光度値はあるゆる希釈の場合低い筈
である。陽性反応の起らない濃度で(よかつまたこれよ
り希釈度の大きい濃度では、吸光度は高く、第14図の
165で示す如き世似陰性反応を示す。次いで、カーソ
ル・キーを使用して矢印を2/li定示下方に8/勤さ
廿、その濃度がその試薬組の最適濃度として選呪される
。それから機構はユーザ選択の率をその試薬用の試薬デ
ータ表に自動的に記憶させ、かつまた溶l序処理器に自
動的に指令して、試薬滴定量がユーザによって再び変更
されるまで使用する度に、その試薬をユーザ選択の希釈
度にまで希y!モせる。信頼性のあるテスト結果を得る
には、その試薬組に対して常にこの率が使用されなくて
はならない。
機構はまた試薬血球懸濁体と献血血球懸濁体とについて
品質管理チェックを行う。第15図は試薬・献血血球懸
濁体の品質をチェックすべく機構が描く品質管理グラフ
の一つを示す。グラフは問題の試薬血球とウシの血清ア
ルブミン<3%BSA)との間の陰性逆反応(nega
tive backtypingreaction)に
おける試薬血球懸濁体の吸光度を縦軸にとり、テストの
日時を横軸にとって示す。各点は試薬が上記行程に従っ
て適切希釈率にまで希釈され、かつまた血液だめの底に
血球全てを集めるべき遠心分離後、シェークされて血球
を想濁状にした血液だめにおける試薬懸濁体の吸光度を
表わす。この行程の目的は溶液処理!326による希釈
処理の質並びに遠心分離後軌道シェーカ34における懸
濁プロセスの質をチェックすることである。
シェーキング・プロセスは試薬血球が希釈中通度に分散
しない位にいい加減にやってもよい。希釈もまたいい加
減にやっておいてもよい。これら両方の行為は希釈体を
通過する吸光度の変化として現われる筈である。第15
図のグラフ上の各点は、新しい献血血球の希釈体が造ら
れ、その日の行程を用!する日毎に行われる品質管理テ
スト用のウシの血清並びに試薬血球について懸濁プロセ
スが完了する日々の吸光度値を示す。第15図に示す最
大、最小値は試薬血球懸濁体に受け入れ可能な吸光度範
囲の上・下限として確立される定数であ乙。上下に移動
しながら60[Iマークへと延びて行くその変化から解
かるように、希釈行程が懸濁行程のいづれかで問題が生
しつつあって、第15図に示す試薬血球懸濁テス1結果
を受け入れ難いものにしつつあって、従ってユーザに問
題が生しつつありますよと告げている。このことはユー
ザが、その試薬血球懸濁体の質をモニタし、試薬血球懸
濁体が適切な吸光度範囲内に適切に希釈されてしまって
いること、また再懸濁プロセスが適切に行なわれつつあ
って、テストされた試薬血球懸濁体を使用して献血血液
サンプルに関するテスト結果の質を維持していること、
を決定可能にする。
献血血球ε濁品質管理プロセスは同してあって、機構は
第15図に示すそれと同じグラフを形成する。献血血球
懸濁体品質管理チェ’7り行程は、陽・陰性決定プロセ
スが献血血球懸濁体に対する正の血液型割り出しテスト
吸光度の比率を含むから、重要である。これらの比率を
有効にするためには、献血血球り肩体がプレート読み取
り器の感度並びに線形性の範囲内にある必要がある。十
分に太きな吸光度を与えて、陽性反応率と陰性反応率と
全信頼可能な位に舗れさゼるほど十分な血球の存在する
ことが重要である。献血血球1び温体の吸光度;よりン
プル・チューブから取り込まれる血球量の、子希釈ブロ
ックの希釈分の量の、献血量ンプル・チューブとA B
 O/Rhプレートとが速心分離されるその力の、そし
てまた再1ゴ濁効率の、関数である。従って、献血血球
で温体はこれら全てのステップの品質の感覚的表示器で
あり、言い換えれば、これらステップの正しい実施の仕
方の感覚的表示器である。機構は試薬血球ツ肩体のもの
と同一な献血血球懸濁体記録や品質管理グラフを保持す
る。機構は、リセット・オプションが実行されるまで、
その日のテストに先行する日々の献血血球二層行程に関
するデータを蓄積し続ける。試薬血球懸濁体の場合にお
けるように、機構はいくつかの情報スクリーンを提供し
、実施すべき行程を要約して、必要な溶液処理並びにプ
レート読み取りを行わせ、かくして献血血球懸濁体をチ
ェックさせるようにする。この行程では、溶液処理器の
八B○/ Rhブロック内の抗体試薬は牛の血Inアル
フミン(3%BSΔ)に代えられる。これは血球凝集の
ないこと並びに再懸濁が陰性反応のそれと同様であるこ
とを確実にする。
ホス1用の制御ラフ1ウエアは献血血球セ、お体用に同
様なプロセスを行わせる。献血血球モ濁を行わせるため
の行程はブロメリン予処理ありとブロメリン予処理なし
の場合について第5A図のプロ、り169.171.1
73で示す清報スクリーンに特定される。ステップ17
5はユーザが溶液処理冊子持ち制御器で献血血球懸濁用
の溶液処理を行うよう選択することを命ぜられた特定フ
ァイルのデークヘース用溶液処理指令のダウンロード・
フ゛ロセスを表す。ステップ175はまたl容l夜処理
器26S:よる溶液処理と、献血血球懸濁体を有するプ
レートが読み取られる時、プレート読み取り器からデー
タを受けるプロセスと、を表す。
ブロック175はまた受けたデータを献血血球1已濁フ
アイルに記憶し、データを第15図のそれのようなブラ
フとして表示用に処理するプロセスを表す。
第5B図のブロック166は献血血球懸濁体品質管理行
程の結果をホス1−のターミナルに数値的に表示するた
めのプロセスを表す。もしユーザが献血血球C温体デー
タを第15図の書式でグラフ的に検討してみたいのであ
れば、ホストはステップ175を実施し、結果をターミ
ナルにグラフ的に表示する。ブロック170は献血血球
ツ肩体の吸光度を再び許容出来るものにするのに取られ
てもよい変更についてユーザに指示するプロセスを表す
。この情報スクリーンは、ホストからの教示に応して、
ユーザが献血血球懸濁の結果は受け入れられないとした
時、得られる。もし結果が受け入れられるのであれば、
プロ、り177が行われ、この場合その日の献血血球2
.4体データが永久記録と同様に献血血球懸濁体吸光度
データ・ファイルの一部として永久に記録される。
スーパバイザまたはそれ以上の地位にあるのであれば、
ユーザはオプション158を選択することで試薬データ
表を修正してもよい。もしロゴン後のアクセスが認めら
れるのであれば、ステップ160を実施して変更を試薬
表に投入出来る。
1”roGroup自動血液型分類機構品質管理行程は
、献血並びに試薬血球の希釈が同しであることかつまた
両方の吸光度が適当な範囲(1,2〜1.6A。
U、)になることを確認可能にする。もう一つの比較可
能な機能は抗体ふるい分けテスト用のNLCR希釈をテ
ストする。
1’roGroup自動血液型分類機構の行う第3の主
囚能は血液テスト行程中に生じるデータを管理すること
である。
ホスト・コンピュータは4種の情報の管理を可能にする
ソフトウェアを有する。すなわち、l合液処理並びにプ
レート読み取り用のパラメータ、テスト結果を解釈する
のに参考となる柱状図、などのようなテスト行程を支配
するデータ;すべての試薬の組番号と有効期限とからな
り、その使用期間中のこれらの試薬級の吸光度値の付い
た品質管理データ:自動的に生じる血液群・血液型を含
むテスト結果:DUテスト、抗体ふるい分け、その他(
肝炎、HTLVIII、CMV、RPRなど)の結果は
その献血サンプル用に既に記1.17されている情報に
手動的に追加出来る;既に処理されたΔ+サンプル数、
その日のテスト中に生したNTDの数、特定プレートの
テスト4歩ユ5、などの如きパラメータ範囲という点で
のその日のテスト状態。
ProGroup自動血液型分類機構はプログラム可能
な機構である。この、ことはユーザ力<ABO/Rhテ
ストをどのように実施したいのか、また抗体ふるい分け
用に溶液処理をどのように実施したいのかをユーザだけ
が一度だけ特定すればいいことを意味する。その後はユ
ーザは機構を適切にセットするだけで、ProGrou
p自動血液型分類機構はユーザの指令通りの機能を自動
的に行う。
ProGroup自動血液型分類機構はまたユーザが提
供するデータからある計算を行うことで作業を単純化す
る。例えば、ユーザが明らかにするテスト書式やサンプ
ル量に基づき、ProGroup自動血液型分類機構は
どれだけ献血血漿を採取しABO/Rhプレートのどの
血液だめへそれをピペット注入するべきかをコンピュー
タ処理する。
ProGroup自動血液型分シ自動血液型クシn機構
能であるから、その積度を最大床利用すべ(機構を微調
整してよい。例えば、あるテスト・パラメータは時間を
かUて調整されなくてはならない。新しい組の試薬は通
宝わずかに異なる希釈率を必要とするから、ユーザは献
血血球の母に関連して希釈分の9を変更する必要がある
。ユーザは第3図のオプション100を利用し、新しい
値を一度だけ没入することで上記変更を行う。プログラ
ム中の古い値はホスト・コンピュータによって新しい値
と自動的に代えられる。
Pro叶oup自動血液型分類機構は品質管理データを
トラックし、機構が適切に機能していること、また、パ
ラメータを何時変更する必要があるかをユーザが確認す
るのを助ける。
ProGroup自動血液型分類機構は機構内で使用さ
れるすべての試薬の組番号、有効期限、希釈率を記憶す
る。ユーザはかかる情報のプリントを作業日の初めに試
薬値をダブルチェックする便利な方法として使用出来る
ProGroup自動血液型分類機構はまたユーザが各
種試薬血球懸濁体と献血血球′!!、濁体と肩体均、最
小、最大値を前辺って記憶された値と比較するのを可能
にする。試薬血球懸濁体の吸光度は第5A図のステップ
164を使用して観ることが出来る。
献血血球懸濁体をチェックする目的は毎日献血者から同
数の赤血球が試薬と反応さすべき血液だめ内に注入され
ていることを確認することにある。
もし一つの血液だめに異なった数の赤血球が注入され、
同じ試薬と反応させられ、両サンプルが同じタイプ(血
液型)だとしたら、単に献血血球濃度が違うだけで、テ
スト毎にその結果が異なるということになるかもしれな
い。これはテスト結果を間違ったものにする、ことにな
り、避けられなくてはならない。もし試薬血球懸濁体の
濃度が毎日違うとすると、今度は同じ結果が逆の形で生
じ得る。試薬血球懸濁体吸光度は第5A図のステップ1
64を利用してテストされグラフ化される。いずれの血
球懸濁体量の調節はステップ168.170を利用して
行われiMる。もし結果としてのデータ点のグラフがず
れをみセるとしたら、試薬品質あるいは献血血球懸濁体
1度の低下を!味する。
1・roGroup自動血液型分卸機構直型たデータフ
ァイル内の各献血サンプルに関する情報を記憶する。
その情報が紙ではなくてl’roGroup自動血液型
分類機構ハード・デスクに自動的に記憶される点を除い
て、上記データ・ファイルは機能的にはカード・ファイ
ルと等価物である。各サンプル用のデータ・ファイルは
サンプルチューブ上のバー・コードから得られる総血液
番号(WBN)で確認される。回転盤番号並びに位置(
L−48)はチューブの場所を的確に示す。プレート上
のパー・コード並びに列の番号はそのサンプル用のテス
ト血液だめの場所を特定する。かかる情報は、もし万一
ユーザが必要とするなら、血液だめやチューブの位置探
索を簡単にする。
ABO/Rhテストの結果は適当なデータ・ファイルに
自動的に入力される。これら結果は大まかに2種類に分
けられる。つまり確定と血液型未確定(NTD)とにで
ある。
もし血液群が明確に確認されると、そのサンプルは確定
済みと考えられる。
Rh因子が陽性であると、そのサンプル用のAB○/ 
Rhテストは完了である。
もしRh因子が陰性であると、そのサンプルは総血液番
号リスI・であるDUリストに加えられ、この場合赤血
球に関するD抗原の存在が解らず、Rh陰性血液皇の可
能性を示す。もしRh因子に関する結果が明確な陽性・
陰性結果間の「ノー・マンズ・ランド(人間にあらざる
地帯)」に位置すると、そのサンプルはあたかもRh陰
性であるかのように処理される。このサンプルのWBN
は、さらにテストをやってRh因子の状態を決定出来る
ようにと、DOリストに加えられる。
もし血液群がi認出来ないと、そのサンプルはNTDと
して分類される。もし−列の血液だめの陽・陰性試薬反
応結果パターンが公知の血液型の記憶テンプレートのい
ずれともマンチしないならば、ProGroup自動血
液型分類機構はNTDとみなす。最も一般的に巳よ、N
TDは各種テス1間の矛盾した結果を反映する。
あるテスI結果が陽・陰性結果の闇値間のノー・マンフ
訃ラン1に位置するとそのサンプルもまたNTDとされ
る。その列のサンプル用の血球懸濁体または血米ブラン
クが受け入れ可能な範囲を出たものであったが故に、N
TDが生じることもある。
一つのサンプルの処理は血液群並びに血液型が確率され
るまで完了しない。
もしRh陰性の可能性ありとしてW B NがDUリス
トに加えられると、DUテスト結果をデータ・ファイル
に手動的に入力して、サンプル・プロフィルを完成させ
な(ではならない。これは第3図のオプション170を
選択することで行われ、行程を第7図のものに向かわせ
、そこでオプション172を選択することになる。もし
ユーザ・ロゴンIDがユーザにDtJ結果を投入する資
格ありと指示すれば、ステップ174へのアクセスが認
められ、ユーザはテスト結果を投入するのを許される。
もし自動テスト行程がN T Dを出すと、その列を自
動的に再読み取りすればよい。これは第7図のオプショ
ン176を選択することで特定出来る。
あるいは、溶液処理、プレート読み取りの全行程が自動
的に繰り返えされてもよい。いずれの場合にも、新しい
結果が自動的に前の結果にとってかわる。また、ユーザ
は血液だめ列を視覚的に調べて、例えばツブリン塊によ
って明確な陽性結果が実際に生じたかどうかを見てもよ
い。あるいユーザは手で溶液処理を行い、目でプレート
を読んでもよい。いずれにしろユーザは第7図のプロセ
スを利用して情報をホスト・コンビニー夕にタイプ投入
することでテスト結果をデータファイルに入力する。
機構のホスト・コンピュータは、ProGroup自動
血液型分類機構が処理する各WBN毎のデータを解釈し
、記憶する。このデータ構造はA B O/Rhテスト
行程の結果を収納すると同時にその他の情報をも収納す
る。ユーザは以下のテスト結果を入力すればよい。すな
わち、抗体ふるい分け、肝炎、HT L V III、
巨大細胞ビール、7.(CMV)、急速血i読み取り(
RMR)。
従って、本発明はユーザが献血サンプルに関するすべて
の情報を単純で正確なデータ・レポート構造に編成する
のを可能にする。
システムはユーザにテスト状態に関する情報へ直たちに
アクセスさせる。ユーザは第1 NTDのWBN、現在
のDLIリスト、その日の八B O/Rh結果表、特定
プレートの状態を要求すればよい。
艮横はこれらの要求やその他多くの要求に極めて高いt
i度で応えてくれる。もしテスト中の特定血液群がある
かどうかをユーザが知る必要のある場合、ユーザは血液
群と血液型についてサーチを行い、このプロフィルに適
したサンプルのWBNを見つけ、次いでこれらのサンプ
ルに関するテストがどこまで進展しているかを決定すれ
ばよい。
ユーザが入力する情報と、機構がうみ出すデータとはリ
ストあるいはグラフの形でホスト・コンピュータ20に
表示される。例えば、DUテストを必要とするWBNは
、第3図のオプション190を選択することでリストと
して表示され、オプション190の選択は、オプション
192の行われる第8図へと行程を向かわせる。試薬血
球懸濁体用の品質管理テスト結果は、その試薬組の日々
の吸光度用の一連の値としてグラフ化される。
ユーザは、第3図のオプション170を選択することで
ホスト・コンピュータのキーボードを介して新しい情報
を入力するか、あるいは現在のデータを修正したりする
。これは相互作用プロセスである。もしユーザがミスを
おかしても、訂正するのは通常簡単である。そしてキー
ボー1入力はたたらに固定ディスクに記憶される。ユー
ザは機構にデータを「保管せよ(save) Jと告げ
ることを覚えておく必要はない。何故ならデータの保管
は自動的に行われるからである。
機構はユーザが実際のサンプルについて行うテストと、
品質管理データを発展あるいは修正するのに利用される
行程と、を自動的に区別出来る。
ユーザが新しい献血サンプルをテスト中なのか、あるい
は試薬血球懸濁体をチェ・/り中なのかどうかと同じ種
類の溶液処理が行われる。しかしプレF Aみ取り技術
とデータ管理技術とは異なる。
機構はユーザがどの種の作業を行っているのかを1ii
i認されるようプログラムされ、ユーザがテンプル処理
を開始する時、上記確認に基づいてホスト・コンピュー
タのターミナル24にスクリーンが表示される。
機構は大きな、しかして限定されてないこともない記憶
容量を有する。殆どの血液銀行が大量の情報を処理し、
従ってデータは必要な躍り固定ディスクに記憶されるに
すぎない。
い(つかの情報は長い期間にわたってその有効性を保つ
。例えば、テス]書式のようなパラメータは、もしある
にしても、滅多には変更されないと思われる。かかる情
報は永久的な形で固定ディスクに保持される。
他の情報は定期的に最新のものにされなくてはならない
。例えば、試薬組が変わる事に、プレーI−読み取り器
は再検定されねばならないし、そのテストのため新しい
柱状図が生み出されなければならない。ホスト・コンピ
ュータ(以後ホスト・コンピュータ20とする)の固定
ディスクに常に係る情報の最新版が保持されている。
機構が生み出す□テスト結果は、日中テストが進展する
につれて、固定ディスクに記憶される。−日の終わりに
はこのデータは通常主フレーム・コンピュータに伝えら
れるか、あるいは永久保存用にフロッピィ・ディスクに
コピーされる。これらの自動行程は次の日のテスト結実
用に固定ディスク上にスペースを設ける。
第4種の情報、つまりテスト状態は一時的な有効性をを
しているすぎない。従って、最新の形で固定ディスクに
保持されるが、主フレームやあるいはフロッピ・イ・デ
ィスク上に記録する必要はない。
いろんなタイプのテストや品質管理レポートのハード・
コピー・バージョンを持つことは重要である。機構はユ
ーザが通常ホスト・コンピュータ20のキーボード上の
キーを押すだけで、広範囲のプリント済みレポートを自
動的に作成するのを可能にする。ユーザはユーザのとこ
ろで作成するレポートの書式を特定する。指令を受ける
と、機構はユーザの要求するレポートの全ページあるい
は選択ページを自動的に作成する。
血液銀行のような臨床的なところでは、どの実験所所員
が特定のテスト作業に責任を持つのかを確定できること
は重要である。機構はいくつかのやり方でこの責任の所
在の確定を簡便化する。
一度に一人のみが機構で作業できる。ユーザは機構を使
用し始めた時、機構に「ログ・オン」し、使用終った時
「ログ・オフ」する。かかるロブ・オン、ログ・オフは
ユーザが本人であることをホスト・コンピュータに証明
し、そのイニシアルや選定バスワー)゛をタ1゛プ入力
することで行われる。
ユーザのイニシアルは、後が機構にログ・オンしている
時処理されるサンプルの記録に自動的にプリントされる
ProGroup自動血液型分類機構は広い範囲の溶液
処理能力を提供する。この機構は血液型割り出し分類用
の装置として設計された。しかしながら、もしユーザが
選択すれば、ProGroup自動血液型分類機構の溶
液処理器をEL I SA洗浄、プレートからプレート
への転送、プレート充填・除去などのような他の分析行
程に利用出来る。これらの能力は本明a!書に引用した
プロベット・マニュアル(ProPette Manu
al )に説明しである。
ここでは溶液処理器26(以後溶液処理器とする)の最
も重要な特色を説明し、これら特色がAB○/Rhテス
トと抗体ふるい分けにどのように使用されているかを説
明する。溶液処理器はカルフォルニア川、エメリビルの
セタス・コーポレーション(Cerus Corpor
ation )から商品として入手可能である。
再び第211Dを参照すると、ProGroup自動血
液型う〕抑機構ン霧液処理器は特殊なl8液移送を行う
41面のへノド、つまりチューブからマイクロプレート
の個々の血液だめに移すためのX、Yヘッド28(以後
X、Yヘッドとする)と、多数の試薬を一列またはそれ
以上の列の血液だめに移すための12チヤンネル・ヘッ
ド42 (以後12チヤンネル・ヘッドとする)と、E
LISA洗浄の如き行程用の洗浄へノド44(以後洗浄
ヘッドとする)と、急速プレート洗浄充填用のマニフォ
ルド46 (以後マニフォルドとする)と、を有する。
溶液処理器は2個の煽動ポンプ50.64を含み、一方
は洗浄ヘッドに給水し、他方はマニフォルドに給水する
ProGroup自動血液型分類機構溶直型理器はいく
つかの容器、つまり多数の試薬と使い捨てチップとを保
持するブロック62と、希釈分と481[1i1のff
、台用血液だめとを有するブロック60と、96個の血
液だめを有するマイクロプレート56.58と、13X
 100 asの真空血l夜容器の回転盤20と、の間
で移送を行う。ブロックとマイクロプレートとはl霧液
処理器の台84 (以後台とする)上のテンプレート内
に配設される。上記可動台は適当な容器列をその行程で
動作しているヘッドの下に位1づける。プレート・スタ
ン力(図示せず)は処理するためABO/Rhプレート
を台上に配分し、溶液処理完了時それらをランク内へと
戻す。
回転盤は48本のチューブと使い捨てチップとを収納出
来る。回転盤はバー・コード読み取り器(図示せず)を
通って回転し、またチューブからプレートへ移送を行う
溶液ヘッドの範囲内で回転する。もう一つのバー・コー
ド読み取り器はマイクロプレート上のバー・コードを走
査する。
ユーザは手持ち制御器を使って一定の値やコマンドを入
力し、またある情報を見る。
ProGroup自動血液型分類機構は4つの溶液移送
法を含む。4個のヘノI′はすべて永久取り付けされて
いて、ソフトウェア制御下で動作する。
x、)’−,,ドは装置の左側に配設しである。X。
)′ヘッドは装置を横切って左から右に延びる軸に沿っ
て移動する。このヘッドは回転盤から長い使し・捨てチ
ップをピックアップし、正しい位置にまで回転したチュ
ーブからサンプルを吸い出し、次いでゆっくりとマイク
ロプレートを横切って所定列の特定血液だめにサンプル
を配分する。
一本のチューブ内のサンプル量は相当に変わってもよい
。重要なのは各チューブ内の溶液レベルを極めて正確に
決定出来ることであり、まず最初に献血血漿だけを、つ
いで献血血球だけをピックアップするちょうどその高さ
にまでチップを確実に下降させることが出来ることであ
る。
ProGroup自動血液型分類機構は各チューブ内に
極めて精度高く凹凸レンズを位置づける特殊な溶液レベ
ル感知法を利用する。
装置はプランジャを上下駆動するブロック付き中空ピス
トンを有する。チップがテスト・チューブ内へと下げら
れると、プランジャ・ブロックが押し下げられ、空気を
チ/プ内Sこ押し出す。この空気が溶液の表面に接する
と、圧力が急に上昇する。空気は溶液の表面に接触する
。圧力変換器がこの急激な増加を記録し、この情報は機
構が凹凸レンズの位置を計算することを可能にする。
/8液処理器が抗体ふるい分けプレー)才たはABO/
Rhプレート用の血漿を吸い出している時、チップの先
端は凹凸レンズの下方1/16インチのところにある。
元の凹凸レンズの高さ、更にはへマドフリット値レベル
は機構がチューブ内の赤血球の高さを計算するのを可能
にする。従って、チューブが少なくとも一定量のサンプ
ルをいれている限り、溶液処理器のチップは正のテスト
用血液だめへの移送のためサンプルを取り込んでいる時
、赤血球のみを吸いだすことになる。
血球を適当な血液だめに沈澱させた後、X、  Yヘッ
トは使用済みチップを台の右側の容器内に放出する。次
いでこの周期を繰り返す。8つの献血からのサンプルを
96個の血液だめを有するプレートに移送するには約3
0分間かかる。
融解−・ノドは12チーン不ル・−”7 l”を先i争
ヘノ1′、マニフォルト用の台座を提供する。12チヤ
ン2、ル・−・ノドはマイクロ−71の血液だめ列−・
1から12までの試薬を同時コニ配分する。マイクロプ
レートは各列毎−の急速充填のため安定しで前進させる
ことが出来る。
12チヤンネル・ヘッドはI合液処理器台の後方で試薬
ブロックからの一列の短い使い捨てチップのピックアッ
プを開始する。次いで、このヘッドはこのブロック内の
血液だめ引用に所望試薬を吸いだす。
次には、台が第1列のABO/Rhマイクロプレートま
たは抗体ふるい分けプレートを12チヤンネル・ヘッド
の下方へと移動させる。チップを血液だめの凹凸レンズ
の上方に来るまで下降させ、血液だめ内の/8液面に接
触することなしに試薬をこれら血液だめ内に配分する。
プレート全体が充填されるまで、上記過程が繰り返され
る。チップがプロセス中に汚染されることはなく、試薬
の移しが完了するとこれらチップは試薬ブロックで取取
り換えられる。
洗浄ヘノ1′は融解へ7「の中心に取付けられる。
洗浄へノド°はユーザが血液だめ列を介して相当量の溶
液を循環させるのを可能にする。
12の別個な洗浄カニユーレ群のそれぞれはすべて異な
った角度で血液だめに向いた3個のカニユーレからなる
。1本のステンレス・スチール製カニユーレは血液だめ
内にポンプ給水し、651本のカニユーレは血液だめが
過度充填されないようにし、第3番目のものは血液だめ
を空にする。
各組のカニユーレは独自の感知装置を有し、独立して動
作する。かかる機械電気的構成のため、溶液処理器は血
液だめに最初にはいる溶ン夜量に相当な変化があっても
これに対応出来る。初めにどんなに一杯になっていても
洗浄プロセスで血液だめが過度充填されることはない。
ユーザは機構にプログラムをくんで連続的な洗浄動作中
血液だめを介して10ulから10m1までをどこにで
もポンプ供水出来るし、はぼ3−4 ulを残す形て最
後には血液だめを乾燥状態にするよう供水出来る。すべ
てソフIウェア制御下て、1;浄−・ノドを使用して7
容液を加え、定温放置のため溶液付加を止め、次いで洗
浄へノISを使用して血液だめを再び吸いだし乾燥させ
ることもまた可能である。
l先浄ヘッドはHT L V Inテストに使用される
ELISA洗浄の如き行程に使われるよう設計しである
マニホールドを使用してウェルを洗浄し且つ迅速に希釈
剤で充填する。
本方式液体処理器は、2つのベリスタルチック即ち螺動
性のポンプを持っている。ポンプ5oは、迅速なプレー
ト充填及び希釈の為に該マニホールドへ供給する。ポン
プ64はその下側にあり、洗浄ヘッドへ供給する。
これらのポンプはソフトウェア制御の下で同時的にプラ
イム、即ち呼び水が与えられる。該ポンプは、希釈剤を
、液体処理器テーブルの背後の近傍に位置されている予
備希釈ブロック内へ給送する。
予備希釈ブロックは、背後に樋が設けられた容器である
。該軸は、ドナーセルを所望の濃度へ希釈させる為に使
用される食塩水又は食塩ブロメリン溶液の何れかの希釈
剤を保持する。本方式は、約1=3の希釈で試薬セルを
使用する。最適な希釈は、与えられた試薬のロットに対
して確立され、次いでドナー血液セルが対応する比へ希
釈される。
予備希釈ブロックの全部には、4列の12個のウェルが
ある。マニホールドがこれらのウェルを900ulの希
釈剤で予め充填する。後に、X−Yヘットがドナーセル
を試験管からアスピレート即ち吸引し、且つセルのアリ
コートを予備希釈ブロック内の適宜のウェルへ給送する
。X−Yヘッドは最初にドナープラズマ即ちドナー血景
をピペット操作する為にチップ即ち先端部を使用するの
で、該チップはドナーセルを採取する前にプレコートさ
れている。その結果は、殆どのセルはチップの内側に付
着することはない。尚、この問題は血液セルを手動的に
希釈する場合に屡々発生する。
該チップが上昇されるに連れ、該チップは繰り返して吸
引され且つ吹き出され、該セルは希釈剤と混合される。
この手順は、セルの損傷を最小としたままで、流体を完
全に混合させる。
次いで、希釈されたセルは、AB○/Rhプレートのフ
ォーワード即ち前方試験用ウェル内にピペット操作によ
り移される。
試薬ブロックは、種々の試薬を保持する2列のウェル及
び2列の短い使い捨て可能な先端部を有する容器である
。後列のチップ及び後列のウェルは、抗体スクリーンプ
レートを1つ、2つ、又は3つのタイプの試薬で充填す
る為に使用される。
前列のウェル及びチップは、最大1oの異なった試薬を
ABO/Rh試験用プレートへ給送する為に使用される
。試薬ブロックは、2つのカーロセル即ち回転体のサン
プルが処理される毎に再充填される。毎日の終りに、該
ブロックは洗浄され且つチップは廃棄される。
ユーザがフルレンジのAB○/Rh試験を行っている場
合、試薬ブロックは以下のものを各々2゜5mlづつ含
有している。
前方試験用の免疫グロブリン溶液 A n  t  i −A Anti−B Anti−A、B Anti   Rh ウシ血清アルブミン(BSA) 逆試験用のセル懸濁溶液 食塩水 該セル懸濁試薬及び抗血清、及び抗体スクリーン試薬は
、製造業者が提供するよりも一層低い濃度においてプロ
グループ(ProGroup :商標名)自動血液型試
験方式において最も効果的である。ユーザは、第3図に
おけるオプション140の手順を使用して最適な希釈比
率を確立する。この希釈比率、ロット番号、満了日、及
び該方式において或るロットの試薬が使用された時間の
長さは、全てのスクリーンディスプレイ内に含まれてお
り、それはホストコンピュータ2oで観察するが又は研
究所記録内に含まれる様に印刷させることが可能である
毎日の品質管理手順は、試薬の各々が継続して許容範囲
内の吸光度の読みを発生するが否かを示す。この情幸に
は、ランゲーレビ(Lange−Levy )グラフの
形態のグラフィックな形態及び表の両方で与えられ、該
グラフは毎日の試薬の吸光度をY軸で日をX軸に取って
容易に理解出来る様にプロットして表示する。この特徴
は、第5A図のステップ202,204.206の手順
に具現化されている。
ステップ202は1手順においてユーザが非ブロメリン
予備処理試薬セル懸濁品質管理手順を使用した場合の、
情報スクリーンを表している。ステップ204は、エミ
ュレートしたネガティブ反応を保証する為にドナーから
の実際のサンプルの代りに回転体の試験管内に3%のB
SA溶液を配置させることをユーザに告げる品質管理試
薬セルj4濁検査の手順を与えている。ステップ206
は。
ユーザに、試薬セル懸濁品質管理手順に対する試薬処理
の手順を知らせる。ユーザがなすべく支持が与えられこ
との1つは、この手順を開始する前に1本液体処理器の
ハンドベルトのコントローラ上にファイル2が表示され
ることを確かめることである。このことは、液体処理器
のマイクロプロセサをして、この手順で処理中のプレー
トのバーコードに試薬セル懸濁タグのラベル付けをさせ
る。
二のことは、ホストによってルックアップテーブル内に
記録され、従って同一のプレートからのバーコードがプ
レート読取器からみる場合に、ホス1−はバーコードを
ルックアンプすることが可能であり且つこのプレートか
らの吸光度データは試薬セル!!!f!濁品質管理ファ
イル内に格納されねばならないことを知得する。このフ
ァイル内のデータは。
第15図に示した如きグラフィラフ形式で表示される様
な態様でホストによって処理される。第5A図のステッ
プ164は、ホストにおける吸光度データを受け取り、
それを格納し、且つQC即ち品質管理チャートとして表
示する為にそれを処理するプロセスを表している。QC
チャートを表示するプロセスは、ブロック167にシン
ボル化して示しである。ステップ164も、試薬の容具
なったタイプに対して読み取られたウェルから観察され
た平均吸光度及び最大及び最小吸光度を表示する。ブロ
ック168は情報スクリーンであって。
それは試薬セル懸濁液を許容公差以内に戻させる為に辿
るべき手順をユーザに示すものである。
プログループ自動血液型検査方式は、使い捨て可能であ
るか又は再使用可能な96個のウェルを持ったマイクロ
プレートを使用することを可能とする。そわらは、L]
−1■−1又は平坦底部形状を持つことが可能である。
又、それらはシータス(Cctus)社のマイクロプレ
ートか、又はその他の会社によって製造されているマイ
クロプレートとすることが可能である。然し乍ら、一貫
性のある結果を得るためには、単一供給源からの単一の
タイプのプレートを使用せねばならない。
シータス社のマイクロプレートが使用される場合には、
本方式はウェルの体積を自動的に計算する。別の製造業
者からのマイクロプレートが使用される場合には、本方
式がウェルの高さを計算することを可能とさせる特別の
手順が実施されねばならない。この手順は、シータス社
のPro/Petteマニュアルに説明されている。
本方式液体処理器は一度に2つのプレートを処理する。
A B O/ Rh試験用の液体処理は、液体処理器テ
ーブルの正面にあるプレート上で行われ、抗体スクリー
ン試験用の液体処理はテーブルの中間にあるプレート上
で実施される。
プログループ自動血液型試験方式がHeρatitjs
及びHTLV III試験用の液体処理を行う為に使用
される場合には1本処理器はプレー1一対土で作動する
マイクロプレート及び試薬及び予備希釈ブロックは、液
体処理器テーブル上の1組のレール又は位置決めガイド
内に位置決めされる。ユーザは。
抗体スクリーンテストの為に使用される試薬のタイター
を検査する為に必要な場合に、これらのガイドの位置を
変えるだけである。
プレートスタッカ即ちプレート積載体は、2つの貯蔵ホ
ッパで構成されており、それは全部で6枚のAB○/R
hプレートを保持する。プレートスタッカ機構は、テー
ブルから完了した分析プレートを取り除き且つそれを終
了したプレートのペイ即ち溜り場へロードさせる。次い
で、新たなプレートが該テーブルのレベルへ下降され、
且つコンベヤを形成するベルトによって該テーブル上へ
進行される。各プレートは、8つのドナーからのサンプ
ルを保持するatLって、該スタッカの6枚プレート賓
量は1回転体の48試験管容量とマツチする。
プレートスタッカは、抗体スクリーンテスト用のプレー
トは処理しない。これらは手動的に出入される。液体処
理器コントローラは、それが試験を行う偲備が出来てい
る場合に、ユーザにプロンプトを与えて抗体スクリーン
プレートを取り除くへく促す。
回転体は、最大48個のサンプル試験管及び同数の長い
使い捨て可能なチップを保持する。該チップはバーコー
ドが付されねばならない。ヘクトンディソキンソンハキ
ュテーナ(R)、テルモベノジェクト(R)、シャーウ
ッドメデ力ルモノジェクト(R)又はその他の同等の血
液収集試験管を本方式に使用するのに適している。
該試験管は、サンプルを2ml乃至9mlの間の量収容
せねばならない。ドナーサンプルは、標準の血液銀行手
順によって用意された抗凝固性の血漿である。
本方式は長尺の使い捨て可能なシータス社のプコグルー
プ(ProGroup:商標名)チップを使用する。
これらは、サンプルの試験管が挿入される前に回転体内
にロートする。
試験管は、バーコードがスキャナーによって読取可能で
ある様に、上部のバーコードを回転体の外側端部に面し
て1回転体内にロードすべきである。1番目の試験管の
位置を表す為に、#1が回転体上に印刷されている6そ
の後の試験管は、以下に説明する如く1時計周りの順序
で挿入される。
回転体は時計方向に回転して、試験管とチップとをX−
Yヘッドの範囲内に持って来る。
1つを越えた回転体が本方式に連なっており。
従って本方式が現在のグループに関して液体処理を行っ
ている間にオペレータは次のグループのサンプルを用意
することが可能である。ユーザが新たな回転体を処理す
るのに用意が整うと、それは回転体用のモータ駆動機構
内の2つの整合用ポスト上に装着される。
回転体が48個のサンプルよりも少ない数を収容してい
る場合には、オペレータは液体処理器コントローラを使
用して実際の試験管の数を入力する。このことは、最後
の試験管での作業が終了した後に、本方式が処理を停止
することをプロンプトで促す。
木方式液体処理器は、2つの同一のバーコード読取器を
有している。装置の左側にあるものは、各サンプル試験
管上のバーコードを読み取る。装置の右側にある他のも
のは、マイクロプレート上のバーコードを読み取る。
サンプル試験管上の7桁のバーコードは、そのサンプル
を識別する全体血液番号(Whole Blood N
lmber)に対する基礎である。液体処理器は、8つ
の試験管からなる1つのグループ上のバーコードを読取
、これらの試験管内にサンプルをピペット操作して移し
1次いで次のグループの8つの試験管上のバーコードを
読み取る。該バーコードは、回転体番号及び回転体にお
ける位置と共に、各試験管を識別する。この情報は、D
U試験を必要とするか、又は液体処理を繰り返すことを
必要とするか、又はその他の操作を必要とする試験管を
ユーザが探し出すことを可能とさせる。
スキャナが特定の試験管上のバーコードを読み取るこ・
とが不可能な場合、本方式はそのサンプルに付いて液体
処理を実施することはない。その代りに、その試験管を
スキップし、その回転体番号及び位置を例外のリストに
入れる。その試験管は次いで新たな回転体へ移動させて
これにより問題が解決されるかどうかを判別する。本方
式は未だバーコードを読み取ることが不可能である場合
、ユーザは血液グループ分け及び血液型判定を手作業で
行い、且つその結果を第3図におけるシステムオプショ
ン170を介して本方式内に入力させることが可能であ
る。
サンプルの目的地はプレート番号及び列番号によって識
別される。この情報は、オペレータが何等かの理由で試
験結果を再チェックすることを必要とする場合に、オペ
レータが与えられた列のウェルを探し出すことを可能と
する。
AB O/ Rbプレート及び抗体スクリーンプレート
上のバーコードは、液体処理シーケンスの開始時におい
て、自動的ホーミング・プライミンク(原点復帰及び呼
び水)操作の一部として読み取られる。液体処理器テー
ブルは迅速に往復移動し。
装置内の全てのステッパモータをホーム位置とさせプレ
ートをスキャナの前方を走行させる。
本方式液体処理器は、LEDディスプレイと19キヤラ
クタメンブレンキーボードを有するハンドベルト型コン
トローラを有している。このコントローラは、主に、血
液試験プロセスの必須の一部ではない、プレート−空−
充填及びウェルからウェルへの転送等の機能に対して使
用される。ユーザが本液体処理器がPro/Pette
マニュアルに記載されている操作の何れかを実施するこ
とを所望する場合には、ユーザはそのマニュアルに記載
されている如く機器をプログラムする。ユーザは、キー
ボードを介して命令を与え且つ値を入力することしこよ
りコントローラのディスプレ上のプロンプトに応答する
本方式液体処理器を血液グループ分け及び血液型判定に
使用する場合、ユーザは、このマニュアルに記載される
如く、ホストコンピュータ20を介して略全体をプログ
ラムする。ハンドヘルドコントローラを使用する場合、
幾つかの操作がある(例えば、新たなマイクロプレート
に関して液体処理を開始する時にスタートキーを押し下
げる)。
このコントローラを使用する場合のその他の血液試験の
状態としては以下の場合かある。
本ポンプのホーム位置移動及びプライム操作(コントロ
ーラ上のキーを押圧してプロセスを開始させる場合) 本抗体スクリーンテスト用の試薬のタイターのチェック
(コントローラをかなり広範に使用して逐次的な希釈を
行う為にプレートからプレートへの転送能力を使用する
場合)本ユーザがシータス社以外のマイクロプレートを
使用している場合にチップ高さを確立し、ウェルの体積
を確立せねばならない。
該コントローラはホストコンピュータ20にとって重要
な付属物であるが、本液体処理器におけるコントローラ
は、血液グループ分け及び血液型判定において行われる
大多数の操作を制御するプログラムを有している、 血液型検査及びクループ分け用の液体処理は、以下のス
テップからなるシーケンスを有している。
1つおきの新たな回転体の開始において、ユーザは以下
のステップを行うべきである。
)、 冷却させておいて後に室温に到達した希釈試薬混
合物の2.5m1体積で試薬ブロックを充填する。
2、 予備希釈ブロック内に十分な量の希釈剤を入れる
3、 プライム手順において本方式を介して放出される
希釈剤を捕集する為にマイクロトロン(Micro−T
rof)を挿入する。
4、 バーコードの付いた48個迄の試験管及び対応す
る数の長尺のチップを回転体に装填する。
5、ハンドベルトコントローラ上のランキーを押圧して
、自動ホーム位置移動及びポンププライム操作手順を開
始させる。
6、本方式を介してポンプ動作されている希釈剤がチュ
ービングから放出された時にストップキーを押圧する。
7、 マイクロトロンを空とさせ且つそれを取り除く。
8、試薬及び予備希釈ブロックを液体処理器テーブル上
の所定位置に位置させる。
9、#1位置をX−Yヘッド用の作動位置に対応させて
、回転体をベット上に配置させる。
10、  ABO/Rh試験用の6つの空のハーニ−1
−付きマイクロプレートを有するプレートスタッカーを
ロードする。
11、  必要な場合に、抗体スクリーンテスト用に新
たなプレートを手動により挿入する。
12、  コントローラディスプレイ上のプロンプトに
応答して、回転体内の試験管の数を入力する。
13、  コントローラ上のスタートキーを押圧する。
14、  液体処理器マニホールドが、予備希釈ブロッ
クのウェルをドナーセル懸濁液用の適宜の量の希釈剤で
充填する。
15、  液体処理器が回転体内の最初の8つの試験管
上のバーコードを読み取る。
!6.  X−Yヘットが回転体がら最初の長尺のチッ
プをピックアップし、ドナー血漿を抗体スクリーンプレ
ートの1.2又は3つのウェル内にピペット操作により
移す。
+7.  次いで、X−Yヘッドは更にドナー血漿を吸
引するへく復帰し、そのドナー血漿をABO/Rh;+
’レートの逆試験用のウェル内に与える。
18、  次に、X−Yヘッドはドナーセルを予備希釈
ブロックの適宜のウェル内に転送させる。セルと希釈剤
とが混合され、次いでその結果得られるセル懸濁液をピ
ペット操作によって前方試験用ウェル内に入れる。
19、  次いで、X−Yヘッドは使用済みのチップを
廃棄容器内にエジェクトする。
20、  次に、X−Yヘッドは次の新たなチップをピ
ックアップし且つ次の試験管から血漿及びセルをピペッ
ト操作し、上のシーケンスを繰り返し行う。
2】、  このプロセスは、最初のクループの8つのサ
ンプルがマイクロプレート内にピペット操作して移され
る迄、繰り返される。
22、  次いで、液体処理器は12チャン七−ルヘッ
ドを使用して、試薬ブロックの前列から適宜の数の短い
チップをピックアップする。
23、  次いで、12チヤンネルヘツドは、試薬ブロ
ック上の前列のウェルから試薬のアリコートを吸引し、
且つAB○/Rhプレートをこれらの試薬で充填する。
24、  次いで、12チヤンネルヘツドはチップを試
薬ブロックの後列へ返還する。
25、  抗体スクリーンプレート上の全てのウェルが
満杯となると、12チヤンネルヘツトは試薬ブロックか
ら後列のチップをピックアップする。
26、  次いで、12チヤンネルヘツドは試薬ブロッ
クの後列から試薬を吸引し、抗体スクリーンプレート全
体を充填させる。
27、  次いで、12チヤンネルl\ツト内のチップ
を1試薬ブロツク内で置換させる。
28、  次いで、プレートスタッカがテーブルから終
了済みAB○/ Rhプレートを除去し且つそれを満杯
プレート貯蔵ホッパ内にロードする。
29、  新たなA B O/Rhプレートをプレート
スタッカからテーブル上へロールアウトさせる。
;30.  抗体スクリーンプレートが完了すると。
可聴「ビープ」音及びコントローラディスプレイ上のメ
ツセージがオペレータにプレートを手動的に除去し且つ
新たなプレートを入れるべく促す。
31、  この時点において、本方式は次のグループの
8つのサンプルに付いて液体処理を開始する痘備がなさ
れる。
このセクションは、システムプレート読取器28の主要
な特徴及びそれが本方式との絡みでどのように操作する
かを説明する。
システムプレート読取器は、96個のウェルのマイクロ
プレートのウェル内の溶液の光学的密度を吸光度によっ
て側定する。本システムにおいては、プレート読取器は
、単一の波長を使用して。
各ウェルに対して2回の中心を外れた読みを行う。
タングステンハロゲンランプが光を射出し、それは集光
され且つ410nmの波長を持った狭い帯域のフィルタ
を通過される。フィルタされた光ビームはオプチカルフ
ァイバ束の大きな端部に入射される。12個のオプチカ
ルファイバ端からの光は1列の12個のウェル全での底
部を介して同時的に通過し、且つウェルの頂部から出る
。次いで。
それは12個の光検知器の表面上へ入射される。
光検知器は光の振幅に直接的に比例する電気信号を発生
する。このリニアな電気信号は、対数増幅器を使用して
、光学的密度単位へ変換される。
対数増幅器からの出力電圧は、デジタル値へ変換される
。1列のウェルの実際の光学的密度は、ホストコンピュ
ータによって指定されるブランク用ウェル、即ちウシ血
清アルブミンを収納するウェルと相対的に計算される。
プレート読取器に付加されているカスタムプログラム型
EPROM(市販されている消去可能のプログラムリー
ドオンリーメモリ)は、該プレートを光源と相対的に位
置決めさせるモータ駆動型担持体に関しての非常に精密
な制御を可能とする。
このファームウェアは、ポジティブ(陽性)及びネガテ
ィブ(陰性)のテスト結果の間に最適な差異を与える位
置において各ウェルの2つのオフセンタ即ち中心を外れ
た読みを行うべくプレート読取器をキャリプレート即ち
較正することを可能としている。
プレート読取器は、約60秒でマイクロプレート内の9
6個のウェル全てを読み取る。測定範囲は、380乃至
750 nmの範囲の波長に渡って、0.000乃至2
.999アブソーバンス(吸光度)単位である。幅狭の
帯域の干渉フィルタが6つのフィルタの容量を持ったホ
イール上に装着されている。直線性は、o、ooo乃至
2.0000、D、の最適直線近似の±1%である。結
合精度及び再現性は±1%であり且つ単一波長での溶液
の吸収ピーク上での空気と相対的な真の光学的密度の±
0.010である。ウェルの逐次的な読みは、測定が単
一波長で行われ且つ空気に関してブランクされる場合、
±5%及び±0.0050゜01以内の再現性の結果を
発生する。
本方式において使用されるバイオチック(Bio−Te
k)のプレート読取器は多様なモードで動作することが
可能である。そのプレート読取器に組み込まれている3
1キヤラクタのキーボード及び16キヤラクタのディス
プレイを使用して、それを直接的にプログラムすること
が可能である。又、データをプレート読取器から直接的
に並列プリンタに出力させることも可能である。
プログループ自動血液型検査方式においては。
プレート読取器は全くホストコンピュータ20のコンピ
ュータ制御の下で動作する。このオプションは、プレー
ト読取器が外部コンピュータ(この場合には、ホストコ
ンピュータ20)からの命令を受入且つそれが発生する
光学的測定データをそこで解析する為に該コンピュータ
へ伝送することを可能とする。直列I10リンクはプレ
ート読取器がこの様な態様で動作することを可能とする
AB○/ Rh試験用にプレート読取器を使用する場合
、装置はプログループ自動血液型検査方式ホストコンピ
ュータ20を介してキャリプレートされ且つ制御される
。ホストコンピュータ20のターミナル上でプレート読
取器機能を選択することによってプレート読取器を開始
させる為にユーザは初期的な命令を与える。プレートを
読取器(前述した如く)内に装着した後に、プレート読
取器キーボード上のスタートキーを押圧する。
読みは自動的に行われ、光学的密度測定は直接的にホス
トコンピュータ20へ伝送される。そこで、高い値は捨
てられ、低い値はコンピュータのハードディスクに格納
される。コンピュータはこの値を、ポジティブ、ネガテ
ィブ、及び不明の夫々の試験結果の間の区別を行うユー
ザが定義するスレッシュホールドと関連して解釈する。
ユーザは、第3図中の結果要約機能190を選択するこ
とによってホストコンピュータ2oスクリーン上でこれ
らの試験結果を観測することが可能である。次いで、処
理は第8図のフローチャートに示した処理へ移行され、
そこではユーザはどの試験結果を検討することを望むか
を選択することが可能である。ユーザが特定のWBNに
対する結果を検討することを望む場合、オプション2゜
1を選択し、又オプション203を選択することによっ
てその結果を印刷させることが可能である。
N T Dリストを検討することを望む場合には、オプ
ション207を選択する。これは1回転体内のNTD試
験管の位置及び回転体番号及びNTD試験管からのサン
プルを収容するウェルの列番号及びプレート番号と共に
、NTD即ち血液型未決定の結果を発生したユーザによ
って定義された或るデータに関する全てのW B Nプ
ロセスの報告を発生する。これは、再検査又は再読取の
為に、どのプレート又はサンプル試験管を貯蔵部から引
き出すかを決定する為に使用することが可能である。
このリストはオプション209を選択することによって
印刷させることが可能である。ユーザがDUリストを検
討することを望む場合、オプション193を選択する。
これは、ホストコンピュータ内の報告発生器ルーチンが
、或るデータに関して処理された全ての非検証Rhネガ
ティブ試験結果を、それらの試験管に対する位置及び回
転体番号と共に、リストの形で発生させる。この報告を
使用して更にDU試験を行う為にどの試験管を引き抜く
かを決定することが可能である。
ユーザが特定した血液グループ及び型の全てのWBNの
リストを望む場合には、オプション211を選択する。
この報告は、特定した血液グループ及び型の或るユーザ
が定義したデータに関して処理した全てのサンプルに対
してユーザがサーチすることを可能とする。この報告は
、WBNを数字の順番にリストし且つ各試験管の回転体
番号及び試験管の位置を与える。この報告は、特定のプ
ロファイルで血液の検査を迅速化させる為にどのサンプ
ルを引き出すかを識別する為に使用することが可能であ
る。
ユーザが現在の試験状態をamすることを望む場合には
、オプション213を選択する。この報告は2ユーザに
、或るユーザが決めた日に対する試験がどれ程進んだか
の概略を与える。その報告は、完了したプレート数及び
未だ読み取るへきプレートのカウントを与え、iつこの
報告迄の間に決定されたNTD及び非検証Rhネガティ
ブ試験結果のカウントを与える。この報告は、任意の与
えられた時刻における試験状態を評価する為に使用する
ことが可能である。
ユーザがプレート情報のディレクトリを観察することを
望む場合には、オプション215を選択する。この報告
の最初のスクリーンは、或るユーザが決めた日に処理さ
れた全てのプレートをリストし且つユーザが特定するプ
レートが試験済みであるか未だ試験前であるかの試験状
態を供給する。
プレートのステータス即ち試験状態は、プレートがNT
D又はRhネガティブを有しておりDUに付いて未だ試
験待ちであっても、プレート読取器において読み取られ
た後に試験される。この報告における2番目のスクリー
ンは、各列のサンプルに対してのWBNと共にユーザに
よって特定されたプレート上のデータ、及び表示される
そのWBN及び試験ステータスに対する血液グループ及
び型の表から較正されている。試験ステータスは。
決定済みの場合にはRとして、血液型未決定即ち血液型
を決定することが出来なかった場合にはNゴDとして、
DU結果が未だ得られていないRhイ、カテイブの場合
にはHとして表示される。この報告は1例えば、ユーザ
が特定のプレートに付いて読取が行われたか否かを忘れ
た場合に、プレートの試験ステータスを決定する為に使
用することが可能である。プレート試験ステータス報告
の2番目のスクリーンは第8図中のブロックによって示
されている。抗体スクリーンプレートのディレクトリは
、オプション219を選択することによってgl Qす
ることが可能であり、それはステップ221において本
方式に対して特定されたプレート内のウェルに対しての
WBN抗体スクリーン結果を示す。この報告は、抗体ス
クリーンに対しての試験結果及び手作業で行われ且つ手
作業で本方式内に入力されたW B Nに関して行われ
たその他の雑多な免疫学的分析試験に対する試験結果と
共に、或るデータに関して処理された全てのサンプルに
対してのWBNの表から構成されている。
全てのAB○/Rh試験の総計の表示はオプション22
3を選択することによってmlすることが可能である。
この報告は、或るデータに関して処理された血液の各グ
ループ及び型のコニッ1〜数を要約し、且つ決定済みサ
ンプルの総数、NTDの数、及び処理済みのサンプルの
全部の総計を与える。サンプル処理から省略された試験
管はこれらの総計から省略される。この報告は、試験結
果の概略を与える。
ユーザはブロック225に表されるメニューオプション
を選択することによって、省略り、A回転体位置を調べ
ることが出来且つその報告を得る二とが可能である。こ
の選択により、報告発生器は、処理されていない試験管
に関するデータを収集すると共に処理し、且つ報告を発
生し、該報告は。
例えば充填不足とかバーコードエラー等の省略の理由と
共に、或る日に処理されなかった試験管の位置及び回転
体番号を与える。液体処理器26は、二の情報を収集し
かつそれをホストへ送ってこのタイプの情報に対して専
用のファイル内に格納させる。第8図に示されるルーチ
ンによって発生される全ての報告に対する場合における
如く、省略された回転体位置の報告は報告を印刷させる
メニューオブピョンを選択するだけで印刷させることが
可能である。これら全ての報告は、ユーザが待っている
間に、実時間で発生させることが可能である。
試験結果に関する情報は、以下に示されるテンプレート
の形態で表示される。一連の光学的密度測定値が与えら
れる代りに1個々のテストに対する結果を表す以下の記
号が示される。
P=ポジティブ(陽性) N=ネガティブ(陰性) ?=不明確な結果。
ユーザは、自動的に又は視覚により、特定の列のウェル
を2回目として再度読み取ることが可能である。必要で
ある場合には、ユーザは自動的又は手動的の何れかによ
って、液体処理及びプレート読取操作の全てを繰り返し
て行うことが可能である。最終的な結果は、ホストコン
ピュータ20のキーボード及びディスプレイを使用して
、システムデータベース内に入力させることが可能であ
る。
ユーザは、ホス1−コンピュータ20上に機能を使用し
て、試験結果を印刷することが可能である。
ユーザはホストコンピュータ20に取り付けられている
プリンタからハードコピーを得、且つその報告に対する
形式はホストコンピュータ20を介して予め定められて
いる。
最良の結果を得る為には、ユーザは最終的な再懸濁の後
に3分未満及び10分を居えてプレートの読取を行うべ
きではない。
■、 プレートに関しての液体処理が完了する時に、プ
ログルーム自動血液型検査方式ホストコンピュータ2o
からプレート読取機能を選択する。
2、バーコードがプレート読取器キーボードに対面する
様にプレートを位置させる。
3、 プレートの前部を多少下側へ傾斜させることによ
りプレートをモータ駆動型担持体内にロードする。
4、 プレートの前部が堅固に着座した時に、後部端部
をまっすぐ下側へ押し下げてスプリングと係合させる。
5、 プレート読取器キーボード上のスタートキーを押
圧する。
6、 モータ駆動型担持体がプレートを装置内に移動さ
せ、且つシャッターがプレートの後ろで閉止する。プレ
ート読取器はそれを識別するバーコードを表示する。
7、 プレートから得られた最初の情報はそれを識別す
るバーコードである。
8、耳をすましていると、16の一連の読みの各々に対
してプレートが位置決めされ、且つ測定が行われる毎に
小型のリレーがクリック音を発生することを聞くことが
可能である。
9、光学的密度、即ち吸光度情報が自動的にホストコン
ピュータ2oへ伝達されて、解析及び格納が行われる。
10、  プレート読取が完了すると、約1分後に、シ
ャッターが開放し且つプレート担持体が開始位置へ逆移
動する。
11、最初に後部端部を多少持ち上げ、次いで前部端部
を係脱させることによって、プレートを取り除く。
12、  プレート読取器が別のプレートを読み取る場
合には、そのディスプレイ上にメツセージが現われる。
13、上のシーケンスを繰り返す。
14、試験結果を観察する為に、ホストコンピュータ2
0を介して第3図上の結果要約機能190を選択する。
本方式の或る機能は1水力式のスーパーバイサ又は本方
式のディレクタによってのみ実行可能である。これらの
機能は、第3図のオプション300を選択することによ
って達成可能であり、それは処理を第11図に示した処
理へ移行させる。例えば、A B O/Rh用の試験の
形式が、異なったパターンの試薬又は異なった組の試薬
を使用す八く変化されるへきである場合、本方式のスー
パーバイザはオプション304を選択することによって
その修正を行うことが可能である。このことは、本液体
処理器によって行われる処理をステップ30Gを使用し
て修正することを可能とする。新たなメインフレームコ
ンピュータに本方式を接続した場合等に、メインフレー
ムとの情報交換の為にハンドシェイク又はプロトコルを
修正する場合には、そのプロトコルをオプション308
を選択することによって変化させることが可能である。
又。
研究所報告書用の形式をオプション310を選択するこ
とによって設定することが可能であり、且つ本方式によ
って使用されるエラー処理方法をオプション312を選
択することによって修正することが可能である。免疫性
検定用の液体処理手順はオプション314を選択するこ
とによって修正することが可能である。
読取器キャリブレーションは、本方式の有効な操作にと
って重要な作業である。血液グループ及び血液型分析は
、ドナー赤血球と抗血清又は抗体試薬との反応(フォワ
ード即ち前方型検査)及び既知のタイプの試薬セルとド
ナー血漿との反応(リバース即ち逆型検査)が関与する
。これらの反応は、各ドナー即ち献血者の血液に関して
使用した種々の多数の試薬の各々に対するポジティブ及
びネガティブの反応のテンプレートを発生する。
このテンプレートはどの試薬からポジティブ反応が引出
されたか又どの試薬からネガティブ反応が引出されたか
に従って血液のグループ及び型を定義する一連のポジテ
ィブ及びネガティブ反応のから構成されている。ポジテ
ィブ反応は、試験ウェルの底部中央に凝集ボタン即ち凝
固体が存在することによって特性付けられる。プレート
読取器は、該ボタンの存在しない中心を外れた位置にお
いてウェルの底部を介して光ビームを入射させ、且つポ
ジティブ反応が起った場合にはネガティブ反応が起った
場合よりもより少ない吸光度で液体を通過する。次いで
、各ウェル即ち血液溜めがらの光吸収度の読みは2つの
スレッシュホールドに従いホストコンピュータ20によ
って解釈される。1っのスレッシュホールドはポジティ
ブスレッシュホールドであり、それはポジティブ反応に
対する吸光度に対する上限である吸光度値を定義する。
他方のスレッシュホールドは、ネガティブ反応に対する
より低い吸光度限界を定義するネガティブのスレッシュ
ホールドである。
本発明は、ユーザが、種々の試薬又はドナーセル懸濁液
又は血漿ブランクに対する反応に対する吸光度読みのポ
ピユレーションに対するヒストグラムを89し、且つヒ
ストグラムのグラフィック表示に基づいてスレッシュホ
ールドの位置をグラフィックに調節することを可能とし
ている。この読取器キャリブレーションプロセスは、良
好な試験結果の解釈を確保する。本方式は、対比ヒスト
グラム(ドナセル懸濁液及び血漿ブランク)と実際のフ
ォワード及びリバース血液型検査試薬ヒストグラムに対
して液体処理を行うことによってユーザを自動的にプロ
ンプトによって促す。基本的に、ホストコンピュータは
、試薬と反応されたドナーサンプルを収容する試験ウェ
ルからプレート読取器によって読み取られた吸光度デー
タを解析し且つ該データを処理すると共に格納し且つそ
のデータのヒストグラムをプロットするプロセスを行う
。次いで、ユーザはヒストグラム上の吸光度の値により
ポジティブ及びネガティブ反応を定める2つのスレッシ
ュホールド点をグラフィックに位置させることが可能で
ある。これらのヒストグラムは、特定の吸光度読み又は
吸光度比を発生させた48又は96のサンプルポピユレ
ーションにおけるサンプル数に対する頻度分布である。
全てのヒストグラムに関して、Y軸は各吸光度又は吸光
度比率を持ったサンプルの総数を表す。逆血液型検査ヒ
ストグラム及び対比ヒストグラムの場合、X軸は実際吸
光度読みを示している。フォワード血液型検査ヒストグ
ラムの場合、X軸は試験ウェルとセル懸濁液の間の吸光
度比率を示している。
第12図はフォワード血液型検査ヒストグラムを示して
いる。
このシリーズにおける第1にヒストグラムはドナーセル
懸濁液ヒストグラムである。それは、グラフの或る区域
内に一体的に群集する読みの1つのグループを示してい
る。血漿ブランクヒストグラムは、吸光度値の単一の分
布のみを示すという点において、この点においては類似
している。これら2つのヒストグラムは、ドナーサンプ
ル内のセルの濃度及びドナー血漿の光学的特性に対する
許容可能な値の範囲を定義する。それは、ドナーサンプ
ル間の或る一貫性を確保する為にこれらの範囲に対する
限界を定義することが必要である。
サンプルに対するセル懸濁液吸光度読みが許容可能な範
囲外となった場合、そのサンプルに対するフォワード血
液型検査に対する読みは疑わしい結果として指定される
。このことは、ウェル内のセルの過剰又は欠乏に起因し
て非常に高い又は非常に低い吸光度読みが真正のポジテ
ィブ又はネガティブ試験結果と混同されることを防止す
る。血漿ブランクは同一の機能を果す。それは、血漿ブ
ランクウェルが非常に透き通っていて、多分そのウェル
へは殆ど又は全くサンプルが給送されなかったことを表
す場合、又は非常に濁った血漿で、多分そのサンプルは
過剰に脂肪症であることを表す場合のサンプルをスクリ
ーニングする。あるサンプルに対する血漿ブランク吸光
度読みが許容範囲外になると、そのサンプルに対する逆
血液型検査に対する全ての読みは疑わしい結果として指
定される。このことは、歪められた吸光度読みが正当な
試験反応であるとして解釈されることを防止する。
フォワード及びリバース試験において使用される種々の
試薬に対するヒストグラムは異なった形態を持っている
。これらのヒストグラムは、2つの吸光度分布を示す。
ポジティブのサンプル読みによって低吸光度の1つのグ
ループが発生され。
又ネガティブのサンプル読みによって高吸光度の別のグ
ループが発生される。これら2つの集団は緩衝区域によ
って分離されている。この様なヒストグラムの1例を第
12図に示しである。フォワード及びリバース血液型試
験において使用した容具なった試薬に対してターミナル
上のディスプレに対して1つのヒストグラムがホストコ
ンピュータ2oによって用意される。次いで、ユーザは
ヒストグラム表示上のスレッシュホールド矢印をグラフ
インク的に移動させることによってスレッシュホールド
位置を設定することによりプレート読取器をキャリプレ
ートすることが可能である。
このキャリブレーションプロセスは、処理を第9図に示
したルーチンへ移行させる第3図のオプション500を
選択することによって行われる。
次いで、ユーザは読取器キャリブレーション機能をログ
オンし、すると本方式はユーザ特権表に関してそのユー
ザのIDをチェックして、このユーザはこの機能にアク
セスすることが許されるか否かを判定する。アクセスが
ステップ502において許可されると、読取器キャリブ
レーションのメニューがステップ504で表示される。
このメニューは、適切なスレッシュホールド値の決定及
び設定又は格納されているスレッシュホールド値の修正
、又はプレート読取位置を決定する為の液体処理手順の
設定、又はプレート読取位置の修正のオプションをユー
ザに与える。
ポジティブ及びネガティブ反応の間を区別する為にヒス
トグラム内に適切なスレッシュホールドを設定するオプ
ションは、ユーザが第9八図中のオプション506を選
択することを必要とする。
次いで、ユーザは、液体処理手順のステップ508又は
510において、このプロセスに対してサンプル処理を
使用することを指示される。基本的に、ユーザは、バー
コードを持った48本の試験管を約30%のA、30%
の0,25%のB及び15%のABの分布で既知のグル
ープ及び型のドナーサンプルで充填すべく指示される。
該サンプルの2つは脂肪性であり、且つ2つは多少溶血
性とすべきである。次いで、ユーザは、液体処理器の制
御の為にファイル12を使用することを指示される。こ
のファイルは自動的にドナーセル懸濁液及び血漿ブラン
クを用意する。ステップ508はブロメリン予備処理を
使用しない試験に対する命令を与え、一方ステップ51
0はブロメリンで処理されたサンプルに対する命令を与
える。このプロセスを実施するのに必要な試薬に対する
液体処理用の命令はステップ512で与えられ且つどの
ようにして液体処理2gをセットアツプするかに関する
情報が与えられる。次いで、6−]2プレー(〜が指示
された態様で処理され且つプレート読み取り器によって
読み取られるべく与えられる。
次いで、二−サは物理的にプレートをプレート読取器へ
移動させ、そこで上に定義されたプレート読取用位置を
使用して読み取られる。次いで、吸光度の結果はホスト
コンピュータによってヒストグラム形態に自動的に組織
化され、サンプル総数の%を一方の軸上にプロットし且
つサンプルの吸光度を他方の軸上にプロットする。水平
軸は、実際には、観察された吸光度をセル懸濁液の吸光
度(ウシ試薬(bovine reagent)設定可
能最大吸光度)で割ったもの、即ち全可能吸光度の百分
率としての吸光度である。特定の試薬に対するこの様な
ヒストグラムを第12図に示しである。矢印517及び
519は、ホストのキーボード上のカーソル移動キーを
操作することにより、ユーザによって設定することの可
能な一時的なスレッシュホールドを表している。即ち、
矢印517及び519は各々左右へ移動させる二とが可
能である。第12図は、多数のドナーサンプルの処理の
統計的結果を表している。ラインの高さは、各ラインの
水平位置によって表される吸光度を持ったサンプルの全
ポピユレーションの百分率を表している。
各ラインの水平位置は、存在する場合に、全可能吸光度
の百分率としてその位置における垂直ラインによって表
されるサンプル数に対して換算された吸光度を表してい
る。第12図がヒストグラムであるものに対してのサン
プルの集団において試験されたドナーサンプルは、その
吸光度読みが矢印517で印が付けられている吸光度ス
レッシュホールドの左にある場合には、ポジティブ反応
と呼ばれる。サンプルの吸光度が矢印519によって印
が付けられている吸光度の右側にあると、そのサンプル
はその試薬に対してネガティブの反応を持っていると特
性付けられる。吸光度がこれらの矢印の間にあると、そ
のサンプルはNTDであると特性付けられる。現在のス
レッシュホールド設定に対するNTDの総数が示され且
つ第12図における512で示した如くヒストグラムの
グラフィック表示上に示されている記号において実時間
でアップデートされる。ユーザが現在のポジティブ及び
ネガティブのスレッシュホールドを表す矢印の位置を変
化させると、新たなスレッシュボールド値に基づいてN
TDの数がアップデートされる。又、ホストは?ポジテ
ィブ及びネガティブのスレッシュホールド値の各位置に
対する実際の吸光度値を表示する。スレッシュホールド
の位置を変化させると、これらのスレシュホールド位置
における吸光度の値は523及び525において与えら
れる。
ユーザがブロック506によって表されるメニューオプ
ションを選択すると、液体処理器が「ヒストグラム」の
タグをスクリーン508,510゜512の命令に従っ
て処理されたプレートのバーコードへ付与する。これら
のプレートがプレート読取器によって読み取られると、
これらのプレートからの吸光度データはホストコンピュ
ータへ送られ、該ホストはそれをヒストグラムデータに
処理する為にファイル内に収集する。ヒストグラムは容
具なった試薬タイプに対して与えられるので、液体処理
器は、どの試薬を特定のウェル内に入れるかの命令と共
にホストからロードされる。その様にロードされたプレ
ートからのバーコード情報は、そのプレートに対して使
用されたフォワード及びリバース試験に対する試薬のテ
ンプレートと関連されている。このことは、特定のプレ
ートの特定のウェルから来る吸光データが各特定の試薬
に対するヒストグラムに対する適切なファイル内に収集
されることを可能とする。ホストは、使用された試薬の
テンプレートをルックアップしながら、即ち、どの試薬
がどのウェルに入れられたかを参照しながら、プレート
読取器によって送られたバーコードを持ったプレートに
対してこの種類分けを行う。換言すると、全てのAウェ
ルからの吸光度データが収集され且つヒストグラム形態
に処理され、更に、Bウェル、ABウェル、及びRhウ
ェルからの全てのデータも同様に処理される。
ステップ514において、ユーザはこれらの上述したヒ
ストグラムのどれを観察したいのかを特定し、そのヒス
トグラムは第12図の如きディスプレイ内にグラフィッ
クに表示される。次いで。
ユーザはスレッシュホールド矢印を移動させる二とが可
能であり、且つホストは各ヒストグラムに対しての一時
的フアイル内のポジティブ及びネガティブのスレッシュ
ホールド値に対してアップデートした値を格納する。次
いで、ユーザは、新たなスレッシュホールドを品質管理
の目的で評価する為にこの新たなスレッシュホールド値
で得られるへき結果を検討する為の機会が与えられる。
ステップ516において、ユーザが設定するスレッシュ
ホールドの効果性を評価する態様を選択することが許容
される。ユーザのオプションは、実験的に決定されたデ
ータを既知のサンプルからのデータに対して比較するか
、又は実際のドナーサンプルを処理することから発生す
るNTDの数をチェックすることによって一時的なスレ
ッシュホールド値を評価することである。
既知データとの比較が選択されると、ステップ518は
ユーザに、W B Nに関する既知データ及び各WBN
に対しての各血液グループ及び型をタイプ入力すること
を可能とさせる。これが行われると、既知データと評価
中の一時的スレッシュホールドを使用して得られる試験
結果との間の差異がステップ529に表示される。血液
型検査は、全ての異なった試薬からの試験結果が或る既
知のテンプレートとマツチすることを必要とする。従っ
て、ステップ520は、ユーザによって本方式が処理中
であると知らされている血液型に対する既知のテンプレ
ートを、ステップ514において確立されたヒストグラ
ム及びスレッシュホールドを使用して派生された実験的
に決定されるテンプレートに対して比較するプロセスを
表している。
各手作業で入力された既知のサンプルのWBNが表示さ
れ、且つその既知の血液型がステップ520においてそ
の次に示される。次いで、各試薬に対するポジティブ又
はネガティブの反応は、ステップ514において確立さ
れた新たなスレッシュホールドから決定されて各WBN
の次の列内に表示され、従ってユーザは、評価中の一時
的なスレッシュホールドを使用して実験的に決定される
各サンプルに対してのテンプレートをその血液型に対す
る既知のテンプレートに対して比較することが可能であ
る。この様に、スレッシュホールドをそれらの適切な値
に調節することが可能であり、且つ新たなスレッシュホ
ールドはステップ522゜524.532を介して本シ
ステム内に設定される。これらのステップは、古いスレ
ッシュホールド値を新たなスレッシュホールド値でぬり
かえる。
新たに確立されるスレッシュホールドの品質制御に対し
てNTDアプローチが選択されると、ステップ526は
新たなスレシュホールドを使用して実験的に決定される
NTDの数を表示する。NTDは、ステップ514にお
いて確立された新たなスレッシュホールドを使用して、
全ての試薬に対するポジティブ及びネガティブの結果を
考慮に入れて決定される。NTDの数が許容可能である
場合に、ステップ522が実行されて、ユーザが古いス
レッシュホールドをステップ514で確立された新たな
スレッシュホールドヘアツブデートさせることを可能と
する。ステップ526又はステップ520の何れかにお
いて、NTDの斂が許容可能ではない場合に、ステップ
528が実行され、その場合にユーザにはどの試薬ヒス
トグラムを検討するかを特定する機会が与えられる。次
いで、処理はステップ530へ進行し、そこでユーザは
5つのオプションを持っている。前に操作したサンプル
の結果をそれらの入力した既知の値と比較することによ
って調節したスレッシュホールドの効果を検討すること
が可能であり、それは処理をステップ502へ復帰させ
ることである。。
ユーザは、NTDの得られる数をチェックすることによ
って調節したスレッシュホールド値の効果を検討するこ
とが可能であり、それは処理をステップ526へ復帰さ
せることである。二−サは、ステップ522へ移行する
ことによりスレッシュホールドの全てを又は幾つかをア
ップデートすることを決定することが可能であり、又ユ
ーザは何れのスレノン二ホールトをもアップデートし且
つヒストグラフを検討することを拒否する二とが可能で
あり、ステップ532へ処理が移行される。
Ju後に、ユーザはステップ504のメニューへ復帰す
ることも可能である。
本方式は、プレート読取器において異なった製造業者の
プレートを使用することを可能としている。異なった製
造業者のプレートは異なったウェルの底部形状を持って
いる。これらの異なったウェル底部形状は異なったメニ
スカスレンズ効果及びその他の光学的効果を発生させ、
それは、特定のプレー1−の特殊性を考慮に入れる為に
本方式の操作を調節すへく手段が講じられない限り、吸
光度読みに悪影響を与えることがある。
CPU20は、それからの命令によって制御される波長
でウェルの底部を通過して上方へ光を照射させることに
よって複数個の吸光度読みを取るべくプレート読取器を
制御する。ビームは、ウェルの底部の中心及び中心を外
れた位置の両方の幾つかの角度の各々においてウェルの
底部を通過して上方向に照射される。ウェルの底部中心
にポジティブ反応ボタンが沈降している場合、吸光度読
みは異なった角度では異なったものとなる。ネガティブ
反応が存在する場合には、吸光度は全ての角度に渡って
多かれ少なかれ一定である。従って、本方式はポジティ
ブ反応とネガティブ反応とを区別することが可能である
。従って、吸光度の読みを取る最良の角度が本方式の区
別力を最適化させる為に決定されねばならない。
プレート読み取り位置を決定する為の液体処理手順設定
用のメニューオプションは、ユーザに既知の○型の血液
を8つのドナーウェル位置に入れることを指示する情報
のスクリーンを表示する。
これらのサンプルに、適切な試薬を添加して、anti
−Rhに対するポジティブ反応及びリバース血液型検査
反応Ai、A2.Bを起させる。これらの命令スクリー
ンは第9B図中においてブロック540.542.54
4で示されており、メニューオプションは第9A図にお
いてブロック504で示されている。次いで、これらの
スクリーン上に与えられる指示に従って、AB○/ R
hデス8手+f1を使用して該プレートを処理する。
ホストCPUは、本方式において使用されるプレートの
各人なったタイプに対しての所定の液体処理ルーチンを
格納する。これらのルーチンはファイルとして格納され
ている。ユーザが液体処理器を特定のタイプのプレート
でロートすると、ユーザはこの事実をハンドベルトコン
トローラからの命令によってホストCPUヘシグナルし
、そのタイプのプレートに対して指定されているファイ
ルを使用してそのプレートに関して液体処理を行わせる
。次いで、ホストCPUは、液体処理用の機械命令を液
体処理器26ヘダウンロートさせる。
次いて、液体処理器はプレート上のバーコードを読取、
そのバーコードに「中心外れ」タグを吊りつける。次い
で、このデータはホストCPUへ送られ且つそこでプレ
ートバーコードのルックアンプテーブルの形態で格納さ
れる。
プレートの読取準備が完了すると、プレートはプレート
読取器内に挿入される。プレート読取器は再度プレート
のバーコードを読取、且つこれはホストCPU20 (
以後単にホストとも脇称する)へ送られる。次いで、ホ
ストは、ルックアップテーブル中に格納されているバー
コードからのプレートバーコードをルックアップし且つ
そのプレートが「中心外れ」であるか否かを判別する。
そのプレートが中心外れのプレートであり、且つポジテ
ィブとネガティブの反応の間の区別を最大とする為に2
つの中心外れ読みのプレート読取位置を調節することを
ユーザが要求していることをユーザがメニューオプショ
ンで選択することによりホストへ知らせると、ホストは
ライン546上の処理をステップ548へ移行させ、そ
こで特定の命令がプレート読取器28へ与えられる。こ
れらの命令は、吸光度読みに対して使用されている光の
波長を設定すべくプレート読取器に指示を与え、且つウ
ェルの底部を横断して36個の異なった位置の各々にお
いて各ウェル底部を横断する36個の吸光度読みを取る
べくプレート読取器28へ指示が与えられる。これらの
吸光度読みは、プレート読取器からポストへ送られる。
次いで、ホストはデータに関して或る計算を実行してそ
れを表示用にQ(li備し1次いでそのデータは吸光度
を一方の軸とし各読みの角度を他方の軸としてグラフィ
ック的にプロットされる。このプロットは、ウェルの底
部の中間においてポジティブ反応ボタンを介して通過す
る角度で高い吸光度の読みを示す。このボタンの両側に
おいては、低い吸光度を持った角度である。第13A図
は、ポジティブの反応ボタンを持った典型的なウェル底
部を示しており、第13B図は、ポジティブ反応ボタン
に対するプロセスから得られる典型的なグラフを示して
いる。
注意すべきことであるが、ポジティブ反応凝集乃至は凝
固ボタンが位置しているウェル底部の中心を介してビー
ムが通過する場合に取られる読みに対しては高い吸光度
が示される。ウェルの中心におけるポジティブ反応ボタ
ンの両側における吸光度の読みはより低くなっている。
何故ならば、ボタンの側部を光が通過する場合、光は透
明な流体によってあまり吸収されずにウェル上方の感光
性検知器へ到達するからである。
ウェルの非常に近傍の底部上の点を介して通過する角度
において、壁及び底部形状のレンズ作用によった発生さ
れる高い吸光度値が存在する。2つの矢印550及び5
52が表示されている。これらの矢印は、ウェル底部の
中心において取られる読みに加えて、中心を外れて取ら
れる2つの読みの現在の位置を表している。これらの矢
印は、ホスト20のキーボード上の矢印キーを使用する
ことによりユーザがグラフィック的に移動させることが
可能である。矢印550及び552の位置は、2つのオ
フセンタ即ち中心外れの読みが取られるオフセンタ位置
を定義している。ユーザがポジティブのanti−Rh
、Al、A2.B反応の各々に対するグラフを検討し且
つ各タイプの反応に対してポジティブ反応に対する区別
を行う為の最良の妥協を与える矢印550及び552に
対する矢印位置を選択した後、ホストは矢印位置を記録
し且つ第9B図内のブロック554によって示されるス
テップにおける将来の読取の為にこれらの矢印位置をユ
ーザが使用することを所望することを検証する。次いで
、ホストコンピュータは。
ユーザがホストコンピュータに現在の角度を新たに選択
した角度と交換することを指示すると、へB○プレート
内の全てのウェルの全ての爾後の読みに対してこれらの
タイプのウェルに対する吸光度の読みに対するこれらの
角度を使用することをプレート読取器に命令する。次い
で、これらの読取位置を、試薬及びドナーセル懸濁液及
びヒストグラムプレート及び品質管理プレート(免疫学
的分析プレートは除く)を包含するこれらのタイプのプ
レートの爾後の全ての読み取りに対して使用される。こ
の点に関する本発明の側面の更に詳細な説明は、アメリ
カ合衆国、カリフォルニア、エメリビルにiるシータス
コーポレーションから入手することの可能な1986年
5月28日付けのシータスプログループシステムユーザ
ーズマニュ7/L/(CETUS PROGROUP 
SYSTEM USER’S MANUAL)41:記
載されている。
本方式の従来技術と比較して別の主要な利点は、ポジテ
ィブ反応とネガティブ反応との間を区別する為にシステ
ム能力をグラフインク的に微iA整することが可能な能
力である。これは本方式の精度を改善し且つ1群のドナ
ーサンプルを処理することから得られるN T D W
 B Nの数を減少させる。
グラフィックな表示は、1群のドナーサンプルを処理す
ることから得られる統計的な結果を非常に迅速に且つ容
易にユーザが理解することを可能としている。このこと
は、ユーザが、ポジティブの結果、ネガティブの結果、
及びごζTD区域との間の区別をする為に使用されるス
レッシュホールドをグラフによって調節することを可能
としている。
このことは、ユーザに、本方式の操作を最適化する為の
非常に強力で且つ効果的な道具を与えている。
ホストコンピュータ20は、プログループ血液型検査方
式液体処理器、プレートスタッカ、バーコード読取器、
プレート読取器、軌道シェーカ、ターミナル及びプリン
タを制御する。ユーザはコンピュータに指示を与え、且
つコンピュータは全てのこれらの装置へ命令を与える。
プログループ自動血液型検歪方式マルチタスクソフトウ
ニアを持っているので、コンピュータは活動の全範囲を
同時的に制御することが可能である。プログループ自動
血液型検査方式は以下のタスクを同時的に行うことが可
能である。
*各液体処理器において6個のプレートのサンプルに関
して液体処理の実行(AB○プレートの自動挿入及び除
去及びA B○及び抗体スクリーンプレートの両方に関
するバーコードの読取を包含する)、 *一連のプレートが挿入される場合の該プレートに関す
る光学的吸光度結果の読取及びそれらのプレート読取器
からの除去、 *1日の試験に対するNTDのリストの如き指定した文
書の印刷、 *例えばWBNに対する試験結果を編築するが又は与え
られた回転体のサンプルに関しての試験ステータスをチ
ェックする為に本方式内に格納されているプログループ
自動血液型検査システムプログラム又はデータとユーザ
かインタラクトすることを可能とすること。
ユーザが一度ホストコンピュータ20に特定の作業(プ
レートのスタックに関しての液体処理等)を開始するこ
とをホストコンピュータ2oに指示すると、コンピュー
タはその操作を完了する迄実行する。その作業が行われ
ている間に、ユーザは別の機能(例えば、与えられた文
書の印刷)を選択し且つ開始させる為にそのターミナル
を使用することが可能である。この様に、二−ザが「前
庭」でターミナルとインタラクト即ち対話している間に
、ユーザは「後屈」でマルチタスクを実行すべくコンピ
ュータを使用することが可能である。
以上、本発明の具体的実施の態様に付いて詳細に説明し
たが1本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきもの
では無く、本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに種
々の変形が可能であることは勿論である。
4、図面のPi’l車を説明 第1図は機構の各種コンポーネントの相互接続を示すブ
ロック図である。
第2図は機構の、霧液処理器を示す斜視図である。
第3図は機構が実施出来る各種二次成能−・と行程を向
か・2っせるためのユーザ・オプションを示すフローチ
ャートである。
第4図はユーザが溶液処理動作を制御するプロセス・パ
ラメータを特定出来るようにと実施されるステップ用の
フローチャートである。
第5A図、第5B図はユーザが各種品質管理機能をモニ
タしかつ制御できるよう、にするプロセスのフローチャ
ートである。
第6図はユーザが適切な処理を確実にし、テスト結果の
信頼性を改善するため、各種試薬データを作成してこれ
らデータにアクセスできるようにするプロセスのフロー
チャートである。
第7図は機構のプレート読み取り機能のフローチャート
であり、またユーザがテストからの各種結果を場集ある
いは入力できるように実施されるプロセスのフローチャ
ー1・である。
第8図はユーザが彼の見たがる結果の要点を特定出来る
ように実施されるプロセスのフローチャー1・である。
第9A図、第9B図はユーザがプレート読み取り器を検
定出来、またテスト結果を解釈するのにホスト・コンピ
ュータの使用する闇値を調整できるように、機構の実施
するプロセスのフローチャートである。
第10図は各種ファイル・オペレーションを行うのに機
構によって利用されるプロセスのフローチャートである
第11図はユーザが特定用途に合わせて機構を構成でき
るように機構によって利用されるプロセスのフローチャ
ートである。
第12図はテスト結果を解釈するのに使用される闇値を
調整する意味を図示した単一試薬の場合のヒストグラム
である。
第13.へ図は吸光度の読取位置を示した説明図である
第13B図は吸光度と読取位置との関係を示したグラフ
図である。
第14図は吸光度と希釈(タイター)との関係を示した
グラフ図である。
第15図は吸光度の経日変化の状態を示したグラフ図で
ある。
第16図は試験結果とテンプレートとの関係を示した説
明図である。
(符号の説明) 2o: ホストコンピュータ 22: キーボード 26: 液体処理器 28: プレート読取器 30: プリンタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、自動血液型検査用の自動的液体処理装置において、
    ABO/Rh血液型検査シーケンスを実施する為に液体
    処理の自動シーケンスににおいて使用する血液型検査処
    理パラメータをユーザに特定させることを可能とさせる
    第1手段、前記第1手段から処理データを受け取り且つ
    試験管内の遠心分離した血液サンプルから赤血球及び血
    漿のドナーサンプルを滴定プレート内の透明な試験ウエ
    ルへ移動させることによって前記血液型手順における前
    記液体処理ステップを自動的に実行し且つ適切な試薬を
    その中に混合させる第2手段、光ビームが各試験ウェル
    の底部の中心を通過する場合及び該ビームが正反応凝集
    ボタンを通過する様に中心を外れた該ウェルの底部の少
    なくとも一部を通過する場合に光吸収読みを自動的に採
    取する第3手段、前記第3手段から前記光吸収データを
    受け取り且つその結果を自動的に解釈すると共にユーザ
    にその様に処理された各ドナーサンプルの血液グループ
    及び型の報告を与える第4手段を有することを特徴とす
    る装置。 2、特許請求の範囲第1項において、該試験管及び滴定
    プレート上のドナー血液が格納され且つ試験される試験
    管及びプレートに対してドナー識別及びプレート識別を
    与えるバーコードを読取且つ記録することによって全て
    のドナーサンプルの状態を管理し且つユーザが識別番号
    により本装置によって決定される各ドナーに対する血液
    グループ及び型の方向を要求し且つ受け取ることを可能
    とするする為に前記第1、第2及び第4手段内にデータ
    管理手段が設けられていることを特徴とする装置。 3、特許請求の範囲第2項において、ドナーサンプルを
    収容する前記試験管を格納する番号付き回転体手段と血
    液が試験されたドナーはユーザによって識別された病気
    に露呈されたことがあるか否かを判別する為に抗体スク
    リーンテスト及び免疫学的検定を実施する為の手段を有
    しており且つ前記第4手段内に前記第3手段から受けと
    られた光吸収データを処理し且つユーザに要求により以
    下の報告、即ち この様な各サンプルの回転体番号及び試験管位置に関す
    る上方と共に型が判別されなかった全てのドナーサンプ
    ルの識別番号によるドナーサンプルのリスト; 非検証のRhネガティブ試験結果を示した全てのドナー
    サンプルのそれらのサンプルが発見された回転体番号及
    び試験管位置も併せたリスト;ウェル位置に表示された
    各ウエル内のドナー血液のドナー識別番号と共にユーザ
    によって特定されるプレート内のグラフィック的に描写
    されたウェルのマトリクス; 決定済みサンプルの総数と型が決定されなかったサンプ
    ルの総数とユーザによって特定された日に処理されたサ
    ンプルの総数のリストと共に或る日に処理された血液の
    各グループ及び型に対する総ユニット数; ユーザが特定する日に処理された或るユーザが特定する
    血液グループ及び型の血液の全てのドナー識別番号のそ
    の様に特定された各ドナーサンプルに対する回転体番号
    及び試験管位置を包含するリスト; 完了された試験のプレート数及び報告が発生される時迄
    のその日に処理されるべきプレート数;或る日に処理さ
    れた全てのプレート及びユーザによって特定されたプレ
    ートの試験状態のリストとプレートの各列におけるサン
    プルのドナーサンプル識別番号とウエルの各列に対する
    血液グループ及び型と決定済みか型決定されずか非検証
    Rhネガティブかの試験状態とを包含するユーザによっ
    て特定されるプレートに対するデータ表;或る日に処理
    された全てのドナーサンプルの抗体スクリーンテストの
    結果及び免疫学的検定の結果の識別番号による表; ユーザが特定する或る日に処理されなかった試験管に対
    する回転体番号及び試験管位置のリストと処理がされな
    かった理由; 等の報告の何れかを発生する報告発生手段が設けられて
    いることを特徴とする装置。 4、プレートの型及び前記プレート内のウエルの型に関
    係なくプレート読取器によって採取された吸光度読みの
    精度を最適化させる装置において、該プレート読取器を
    して各ウエルの底部を横断する異なった位置で複数個の
    吸光度読みを採取させる手段、ユーザに対してグラフィ
    ックの形態で吸光度読みを表示し且つポジティブ反応を
    ネガティブ反応から区別する為に使用される少なくとも
    1つの中心を外れた吸光度の現在の位置を表示する手段
    、ポジティブとネガティブの反応の間を区別する為に本
    方式の区別力を最適化させる為にグラフィック表示のそ
    の他と相対的に中心を外れた吸光度読みの位置をユーザ
    が移動させることを可能とさせる手段、その後のプレー
    ト読取操作に使用する為に中心を外れた読みの位置に対
    してユーザの選択を記録する手段、を有することを特徴
    とする装置。 5、自動分析装置においてポジティブとネガティブの反
    応間の区別に対するスレッシュホールドレベルの調節を
    可能とする装置において、第1のグループが複数個の前
    方血液型試薬及び逆血液型試薬で反応されており且つ第
    2のグループがドナーセル懸濁液及び血漿ブランクとし
    て用意されているドナーからの複数個のドナーサンプル
    から吸光度データを測定する手段、前記吸光度データを
    受け取り且つそれを各異なった試薬タイプ及び前記ドナ
    ーセル懸濁液及び前記血漿ブランクに対してヒストグラ
    ム形式に処理する手段、前記ヒストグラムのユーザが選
    択したグループを一方の軸がサンプル数で他方の軸が吸
    光度値として表示すると共に前記ヒストグラム上に各ヒ
    ストグラムに対してポジティブ及びネガティブ反応区別
    スレッシュホールドとしてユーザによって現在設定され
    ている吸光度値をグラフィックに表示する手段、ユーザ
    がポジティブ及びネガティブ反応区別スレッシュホール
    ドの位置を移動させることを可能とし且つヒストグラム
    吸光度軸上のマーカーの位置として新たなスレッシュホ
    ールドに対する新たな吸光度値をグラフィックに観察す
    ることを可能とする手段を有することを特徴とする装置
    。 6、特許請求の範囲第5項において、ユーザによって設
    定される各新たな組のスレッシュホールドの関数として
    型が決定されなかった分析結果の数を再評価し且つ表示
    する手段を有することを特徴とする装置。 7、プレート読取器がウエル底部中心外の吸光度読みを
    採取する位置をユーザが制御することを可能とするプレ
    ート読取器を包含する自動血液分析方式における装置に
    おいて、ウエル底部を介しての複数個の経路に沿って吸
    光度を測定する手段、各吸光度に対応する経路のウエル
    底部中心と相対的な位置に対して各吸光度をグラフィッ
    クに表示し且つ血液分析において使用される中心外吸光
    度読みに対して使用されている現在の経路を表示する手
    段、ポインタをグラフ上の所望の経路位置へグラフィッ
    クに移動させることによって中心外吸光度読みに対し所
    望の経路をユーザに再度定義することを可能とさせる手
    段、を有することを特徴とする装置。 8、ドナーサンプルに対して自動血液グループ化を実行
    する装置において、ドナー赤血球及び血漿のアリコート
    を複数個の分析トレイ内の複数個のウエル内に配置させ
    且つ所定の試薬を前記分析ウエルの所定のものの中に配
    置させることを包含する所定の自動操作シーケンスを実
    行する為のコンピュータ管理型液体処理手段、前記トレ
    イ内のウエルに対して吸光度データを測定する為のコン
    ピュータ管理型プレート読取器、前記プレート読取器及
    び前記液体処理器の操作を制御する為に命令を送り且つ
    各ドナーの血液の血液グループ及び型を決定するのに適
    した前記プレート読取器から吸光度データを収集し、解
    析し、且つ格納する為のホストコンピュータを有するこ
    とを特徴とする装置。 9、特許請求の範囲第8項において、前記ホストコンピ
    ュータは又血液のグループ及び型を決定する場合の該ホ
    ストコンピュータの精度を最大とさせる為にウエル底部
    の中心を介して通過することのない経路に沿って吸光度
    を測定する為に前記分析ウエルの1つの底部を介して光
    を照射させる為の最適な位置をユーザがグラフィックに
    定義することを可能とする手段を有しており、且つ前記
    ホストコンピュータは更に分析プレートがプレート読取
    器が較正されているもの以外のウエル形態を持っている
    場合にポジティブ反応凝集ボタンを収容するウエルの底
    部を介しての異なった複数個の経路に沿って前記プレー
    ト読取器をして吸光度を測定させる手段を有しており、
    且つ前記ホストコンピュータは又前記ウエルを介しての
    異なった前記複数個の異なった光路に沿っての吸光度を
    前記各光路に対するウエル底部を介しての光路の位置に
    対する吸光度のグラフとして表示する手段を有しており
    、且つ前記ホストコンピュータは更に本装置によって行
    われる自動血液分析における吸光度測定に使用される少
    なくとも1つのウエル底部中心外の吸光度読みに対する
    現在の位置をグラフィックに表示し且つ吸光度グラフ上
    のマーカーを移動させることによってこのウエル底部中
    心外の吸光度の読みが取られる位置をグラフィックにユ
    ーザが変更させることを可能とさせる手段を有している
    ことを特徴とする装置。 10、特許請求の範囲第9項において、ドナーサンプル
    を収容する試験管のバーコード及びドナーサンプルが入
    れられるトレイのバーコードを読み取り且つルックアッ
    プテーブル内に格納する為にこのデータをホストコンピ
    ュータへ送り且つ吸光度データがユーザに対してグラフ
    ィック的に表示されるべきトレイに対するバーコードへ
    中心外へ移動コード又はヒストグラムコードの何れかを
    付加させる手段を有している前記液体処理器内における
    手段、これらのヒストグラムコード又は中心外へ移動コ
    ードを検知し且つ各トライからの各ウエルに対する吸光
    度データにそのデータが来たウエル及びトレイを位置づ
    ける識別情報でラベル付けするデータと共に各トレイ内
    の各ウエルからの吸光度データと共に前記ホストコンピ
    ュータへそれらを送る前記プレート読取器内における手
    段、同一のタイプの試薬が配置された各ウエルからのデ
    ータをヒストグラム形式に処理し且つそれをポジティブ
    及びネガティブ反応区別スレッシュホールドとして現在
    設定されている吸光度値と共にユーザに対してグラフィ
    ックに表示し且つグラフィックな表示上のマーカーの位
    置を調節することによって前記スレッシュホールドに対
    する吸光度値をユーザがグラフィックに調節することを
    可能とする手段を包含しており各ユーザの血液グループ
    及び型を決定する為に該プレート読取器からのデータを
    格納し且つ解析する前記ホストコンピュータ内における
    手段を有することを特徴とする装置。 11、ドナーサンプルに自動血液グループ化を実施する
    装置において、ドナーの赤血球及び血漿のアリコートを
    複数個の分析トレイ内の複数個のウエル内に配置させ且
    つ前記分析ウエルの所定のものの中に所定の試薬を配置
    させることを包含する所定の自動操作シーケンスを行う
    為のコンピュータ管理型液体処理手段、前記トレイ内の
    ウエルに対して吸光度データを測定する為のコンピュー
    タ管理型プレート読取器、前記プレート読取器及び前記
    液体処理器の操作を制御する為に命令を送り且つ各ドナ
    ーの血液の血液グループ及び型を決定するのに適した前
    記プレート読取器からの吸光度データを収集し、解析し
    、且つ格納する為のホストコンピュータを有しており、
    前記ホストコンピュータは、既知の血液グループ及び型
    のドナーサンプルをユーザが該液体処理器内に入れるこ
    とを可能とさせ且つその既知の血液グループ及び型に対
    する既知の反応テンプレートをディスプイ上に表示させ
    且つ血液分析に使用した全ての従来の前方及び逆血液型
    検査試薬に対する反応に対する反応テンプレートを実験
    的に決定し且つ該実験的に決定した反応テンプレートを
    ユーザにより比較の為にその血液グループ及び型に対す
    る既知のテンプレートと共に同一のディスプレイ上に表
    示させる手段を有していることを特徴とする装置。 12、自動血液グループ分け装置において品質管理を行
    う装置において、ドナーセル懸濁液及び試薬セル懸濁液
    を用意する為に液体処理を自動的に行う手段、前記懸濁
    液に関する吸光度データを自動的に収集し且つ前記吸光
    度データをグラフィックディスプイに適した形式に処理
    する手段、固定した品質管理限界と比較してドナーセル
    懸濁液及び試薬セル懸濁液の吸光度を示し前記処理した
    吸光度データをグラフィックの形式に表示させる手段を
    有することを特徴とする装置。 13、特許請求の範囲第12項において、前記自動的に
    吸光度データを収集する手段は別々のドナーセル懸濁液
    及び試薬セル懸濁液のファイルにおいてこの様な懸濁液
    が用意され且つ測定される毎に前記吸光度データを収集
    し続け、且つ前記全てのデータを特定の吸光度データが
    得られた時間に従って表示する為に処理され、且つ前記
    表示させる手段は、該懸濁液が用意された各時間に対し
    て収集されたデータの品質管理限界に対する関係を示す
    為に該吸光度データを吸光度が一方の軸で測定時間が他
    方の軸として表示させることを特徴とする装置。 14、自動血液型検査方式において使用される試薬に関
    するタイターデータをグラフィックに表示させる装置に
    おいて、試薬の逐次的な希釈を自動的に用意し且つ異な
    った濃度の各々をその試薬でポジティブ反応を起すグル
    ープ及び型のサンプルのアリコートと混合させる手段、
    ウエルの底部内に存在する場合にポジティブ反応凝集ボ
    タンと光ビームが交差することのない点において試薬の
    各異なった濃度のウエルを介して通過する光ビームの吸
    光度を測定する手段、各異なった試薬濃度に対して吸光
    度データを受け取り、前記データをディスプレイ用に処
    理し、且つそのデータを表示させる手段を有することを
    特徴とする装置。 15、特許請求の範囲第14項において、前記収集し処
    理し且つ表示させる手段が、該データを各濃度における
    吸光度を示すグラフィックな形式で表示し、且つポイン
    タをグラフ上の所望の濃度へグラフィックに移動させる
    ことによって表示された試薬が使用されるべき濃度をユ
    ーザが指定することを可能としており且つユーザの選択
    を記録し且つその後に所望の濃度が再度ユーザによって
    変更される迄その情報を使用してどの様にしてその試薬
    を容易すべきであるかをユーザに支持する手段を有する
    ことを特徴とする装置。
JP24826586A 1985-10-18 1986-10-18 コンピユ−タ管理液体処理及び反応特性化方式 Pending JPS6311862A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0680174U (ja) * 1993-04-26 1994-11-08 メディカテック株式会社 血液等の検査用の滴定プレート
WO1997037219A1 (fr) * 1996-03-29 1997-10-09 Ortho-Clinical Diagnostics Kabushiki Kaisha Appareil pour l'examen du sang, imprimante pour l'examen du sang et appareil d'imagerie a cassette de reactifs
JP2000009735A (ja) * 1998-04-21 2000-01-14 Hitachi Ltd 自動分析装置

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WO1997037219A1 (fr) * 1996-03-29 1997-10-09 Ortho-Clinical Diagnostics Kabushiki Kaisha Appareil pour l'examen du sang, imprimante pour l'examen du sang et appareil d'imagerie a cassette de reactifs
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