JPS63118201A - 木材の染色方法 - Google Patents

木材の染色方法

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Publication number
JPS63118201A
JPS63118201A JP9505186A JP9505186A JPS63118201A JP S63118201 A JPS63118201 A JP S63118201A JP 9505186 A JP9505186 A JP 9505186A JP 9505186 A JP9505186 A JP 9505186A JP S63118201 A JPS63118201 A JP S63118201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bath
dyeing
wood
hot water
dye
Prior art date
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Pending
Application number
JP9505186A
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English (en)
Inventor
伸一 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、基板表面に貼着一体化して化粧板を製造す
る際の木質単板として使用したり、多数枚の木質m板を
積層一体化した後、積層断面に沿ってスライスして人工
木質組板を製造する際の木′uffi板として使用した
りする木材の染色方法に関する。さらに詳しくは、上記
木質m板として用いる木材の染色を行う際に、精練最終
工程の湯洗浴に染料を投与し、この湯洗液を染色浴とし
て繰り返し使用することからなる木材の染色方法に関す
る。
〔背景技術〕
化粧板、人工木質凰板などを製造する際に周込る木質朧
板としては、普通、ロータリー切削、スライス切削など
によって得られた木質朧板を脱脂、脱色処理し、次論で
染色処理を行った染色木質爪板が使用されて論る。
この染色木質朧板を得るための染色処理を含めて、一般
に、木材の染色におりでは木材への染料の吸着率は10
〜30%と低く、染色工程の経済性の観点から、染色浴
は繰り返し使用されるのが普通である。
しかしながら、木材の染色処理に先立ってナトリウム性
アルカリ浴での精練処理を行う場合には、多大なナトリ
ウムイオンが染色浴中に持ち込まれ、染色浴を繰り返し
て使用すると、繰り返し使用の回数を追うごとに染色浴
中のナトリウムイオンの濃度が増大すると論う現象が起
きる。このすトリウムイオンの濃度の増大により、それ
自身がナトIJウム塩である染料は吸着性が高まり、木
材の染色上り色(染色色)が不安定になる。
木材の染色上り色が不安定になることは染色木材の品質
の点で好ましくなAことであり、木材染色の重大な課題
であった。
〔発明の目的〕
この発明は、このよう表事情に鑑みなされたもので、上
記の課題を、ナトリウムイオンで飽和状態にある湯洗浴
に染料を投与し、その後の繰り返し染色処理によりナト
リウムイオンが増加しにくい染色浴とすることによって
解決した木材の染色方法を提供することを目的として込
る。
〔発明の開示〕
上記の目的を達成するために、本発明は、染色に先立つ
木材の精練工程にセ込てナトリウム性アルカリ浴によっ
て脱脂処理を行ったり、ナトリウム性アルカリ浴の過酸
化水素で脱色処理を行ったりして前処理を行い、次論で
潜洗処理した後に酸性染料または直接染料からなる染色
浴を用いて木材を染色する際に、精練最終工程の湯洗処
理に繰り返して使用することによってナトリウムイオン
濃度が10%以上に増減しない飽和状態となった湯洗浴
に上記の染料を投与し、これを染色浴として使用するこ
とを特徴としてbる。
以下この説明について詳述する。
添付した図面に沿ってこの発明の木材の染色方法を説明
する。図に示した染色工程(2)は脱色(1)、湯洗(
2)、および染色(3)の処理の流れからなる木材染色
の一般的態様においては、ナトリウムイオン濃度は、脱
色(1)処理で16. ooop pm、湯洗(2)処
理で14、000 p pm  であり、染色(3)処
理では初回は15ppm程度であったものが、この染色
浴を繰り返し使用すると、3. ooo ppm程度ま
でKその鑓度は回を追って増大する。脱色、湯洗の工程
からの高濃度のナトリウムイオンが染色工程へと持ち込
まれ、その濃度は除々に増加する。このため、木材の染
色上り色(染色色)が不安定になる。
この発明にお−ては、染色浴を繰り返して使用する際の
染色上り色(染色色)の安定化を図るために、図の工程
IB)として示したように、繰り返し使用することによ
ってナトリウムイオン濃度が10係以上増減しなA飽和
状態となった湯洗浴に染料(4)を投与して染色浴(3
′)とし、新たに湯洗浴(2′)を設けて図の工程(0
に示したように脱色(1)、湯洗(2′)および染色(
3勺の流れによって木材の染色を行うことを特徴として
込る。
このようにして、木材の染料の吸1性(染色色)の安定
化を図ることができる。
以下に、実施例につ−で比較例(従来例)と併せて説明
する。
実施例 厚み1,01の7ガチスロータリー出板に対して過酸化
水素2.0 %含有の浴比40のカセイソーダアルカリ
性浴を用いて脱色処理を行った。次いで90’Cの温度
で30分間、浴比40の処理を40回繰り返したナトリ
ウムイオン飽和液を湯洗浴として用いた。
染色は、染、叫としてSuminol!Mill Br
own  3G(住友化学社製’) 0.1 %、浴比
40の浴を用いて、95°Cの湿度で2時間行った。こ
の際に、通常の水通水に染料を投与して浴を建てた場合
(従来例)と、上記の飽和湯洗浴に染料を投与して染色
浴とした場合(本発明)とにつ(八で、染色浴を20回
繰り返し使用して染色色の安定性につ込て比較した。
繰り返し染色のために、浴の薬剤は液体クロマトグラフ
ィーによって定量化し、再調整を行った。
上記の比較の結果は次の表に示したとおりである。染色
色の安定性を、染色組板を手厚までカシメ削りして測色
し、ハンター表色値の赤みを表わ※ すa 値にて表示した。
従来例の場合には、染色浴の繰り返し使用によってa0
値は20回の繰り返しで6.8とbう大きな差となった
が、飽和湯洗浴に染料を投与して染色浴としたこの発明
の場合には、a 値の差は、わずか1.2にしかすぎな
い。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のようであるため、染色浴を繰り返し
使用する木材の染色において染料の吸着性(染色色)の
安定化を図り、染色木材の品質と歩留りの向上に大きな
効果をもたらす、(また、人工木質化粧合板の製造工程
の改善にも大−に寄与する。)
【図面の簡単な説明】
図は、木材の染色工程につbて示したものである。1は
脱色浴、2および1は湯洗浴、3およ′び3′は染色浴
、4は染料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 染色に先立つ木材の精練工程においてナトリウム性アル
    カリ浴によって前処理を行い、次いで湯洗処理した後に
    酸性染料または直接染料からなる染色浴を用いて木材を
    染色する際に、ナトリウムイオン濃度が飽和状態となっ
    た湯洗浴に染料を投与し、これを染色浴として使用する
    ことを特徴とする木材の染色方法。
JP9505186A 1986-04-24 1986-04-24 木材の染色方法 Pending JPS63118201A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10957472B2 (en) 2015-10-15 2021-03-23 Suncall Corporation Method for manufacturing shunt resistor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10957472B2 (en) 2015-10-15 2021-03-23 Suncall Corporation Method for manufacturing shunt resistor
US11488750B2 (en) 2015-10-15 2022-11-01 Suncall Corporation Shunt resistor

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