JPS6153005A - 木材単板の脱色方法 - Google Patents
木材単板の脱色方法Info
- Publication number
- JPS6153005A JPS6153005A JP17696384A JP17696384A JPS6153005A JP S6153005 A JPS6153005 A JP S6153005A JP 17696384 A JP17696384 A JP 17696384A JP 17696384 A JP17696384 A JP 17696384A JP S6153005 A JPS6153005 A JP S6153005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood veneer
- decolorizing
- alkali
- wood
- veneer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は木材単板の脱色方法に関するものである。
近年、木材資源の枯渇化のため、高級銘木が少なくなり
、価格が上昇し用途も狭められつつある。
、価格が上昇し用途も狭められつつある。
このため、木材資源の有効利用を図るべく、種々の改良
技術が開発されている。たとえば、南洋材等の低級水を
ロータリー切削した木材単板とし、これを脱色ついで染
色した後、複数枚を接着剤を介して積載し凹凸のある一
対の型で圧締接着して集成フリッチを作成し、これをス
ライスして高級銘木に近似した集成化粧単板を得る技術
開発もその一つである。
技術が開発されている。たとえば、南洋材等の低級水を
ロータリー切削した木材単板とし、これを脱色ついで染
色した後、複数枚を接着剤を介して積載し凹凸のある一
対の型で圧締接着して集成フリッチを作成し、これをス
ライスして高級銘木に近似した集成化粧単板を得る技術
開発もその一つである。
しかしながら、かかる方法にあっては、素材の脱色や染
色が十分に均一でないという問題があり、そのため色む
らや色のばらつきを生じさせ、自然感を損なっていた。
色が十分に均一でないという問題があり、そのため色む
らや色のばらつきを生じさせ、自然感を損なっていた。
これは、木材単板への脱色剤や染料の浸透生が木材の繊
維構造に起因して不均一となるためである。
維構造に起因して不均一となるためである。
この発明の目的は、脱色さらに染色を均一に行なうこと
ができ、木材単板の色むらや色のばらつきを低減化した
木材単板の脱色方法を提供することである。
ができ、木材単板の色むらや色のばらつきを低減化した
木材単板の脱色方法を提供することである。
この発明の木材単板の脱色方法は、木材単板を界面活性
剤とアルカリとを含む脱色液で脱色することを特徴とす
るものである。
剤とアルカリとを含む脱色液で脱色することを特徴とす
るものである。
このように、界面活性剤とアルカリとを含む脱免液で脱
色することにより、木材単板中の溶出成分や樹脂成分が
除去され、かつ親和化が向上して、脱色剤の浸透性が改
善され、脱色後に染色を行なう場合でも色むらのない均
一な染色を行うことができる。
色することにより、木材単板中の溶出成分や樹脂成分が
除去され、かつ親和化が向上して、脱色剤の浸透性が改
善され、脱色後に染色を行なう場合でも色むらのない均
一な染色を行うことができる。
使用する界面活性剤としては、非イオン系または陰イオ
ン性の界面活性剤が好ましいが、とくに限定するもので
はない。非イオン系界面活性剤としては、たとえばポル
オキシエチレンオクチルフェノールエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビクンモノラウレート、さらにポリオキ
シエチレン・ポリプロピレンブロソクポリマー等があげ
られ、また陰イオン系のものとしてはたとえばジアルキ
ルスルホコハク酸エステルソーダ塩、ドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ、アルキルメチルタウリン酸ソーダ、
ジオクチルスルホコハク酸ソーダ等があげられる。
ン性の界面活性剤が好ましいが、とくに限定するもので
はない。非イオン系界面活性剤としては、たとえばポル
オキシエチレンオクチルフェノールエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビクンモノラウレート、さらにポリオキ
シエチレン・ポリプロピレンブロソクポリマー等があげ
られ、また陰イオン系のものとしてはたとえばジアルキ
ルスルホコハク酸エステルソーダ塩、ドデシルベンゼン
スルホン酸ソーダ、アルキルメチルタウリン酸ソーダ、
ジオクチルスルホコハク酸ソーダ等があげられる。
また、アルカリとしては、とくに弱アルカリを使用する
のが好ましい。弱アルカリとしては炭酸ナトリウムが好
適に使用されうるが、他の弱アルカリ、たとえばアンモ
ニア水、水酸化カルシウム。
のが好ましい。弱アルカリとしては炭酸ナトリウムが好
適に使用されうるが、他の弱アルカリ、たとえばアンモ
ニア水、水酸化カルシウム。
ケイ酸ナトリウム等も使用可能である。さらに、低濃度
であれば水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのような強
アルカリでも使用可能である。
であれば水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのような強
アルカリでも使用可能である。
実施例：アガチス材の厚み１）１ｍロータリー切削単板
を下記配合の脱色浴に６０〜７０°Ｃで３時間浸漬を行
なって脱色した。
を下記配合の脱色浴に６０〜７０°Ｃで３時間浸漬を行
なって脱色した。
過酸化水素水 ２％
炭酸ソーダ １％
非イオン界面活性材（ポルオキシエチレンオクチルフェ
ノールエーテル） １％ ケイ酸ソーダ ２％ 硫酸マグネシウム ０．５％ 水酸化ナトリウム 適量（ｐＨ９，５に調整） 脱色後、０．２％のスミノールミリングブラウン５Ｒの
水溶液で９５〜１００℃で２時間の脱色を行なった。そ
の結果、単板は内部まで均一に染色され、色むらはきわ
めて少なかった。
ノールエーテル） １％ ケイ酸ソーダ ２％ 硫酸マグネシウム ０．５％ 水酸化ナトリウム 適量（ｐＨ９，５に調整） 脱色後、０．２％のスミノールミリングブラウン５Ｒの
水溶液で９５〜１００℃で２時間の脱色を行なった。そ
の結果、単板は内部まで均一に染色され、色むらはきわ
めて少なかった。
この発明によれば、木材単板を界面活性剤とアルカリと
を含む脱色液で処理することにより、木材単板の内部ま
で均一にかつむらの少ない脱色を行なうことができると
いう効果がある。
を含む脱色液で処理することにより、木材単板の内部ま
で均一にかつむらの少ない脱色を行なうことができると
いう効果がある。
Claims (2)
- （１）木材単板を界面活性材とアルカリとを含む脱色液
で脱色することを特徴とする木材単板の脱色方法。 - （２）前記アルカリが弱アルカリである特許請求の範囲
第（１）項記載の木材単板の脱色方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17696384A JPS6153005A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 木材単板の脱色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17696384A JPS6153005A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 木材単板の脱色方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6153005A true JPS6153005A (ja) | 1986-03-15 |
Family
ID=16022772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17696384A Pending JPS6153005A (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 木材単板の脱色方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6153005A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008168514A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Okinawa Pref Gov | 変色木材の漂白方法 |
-
1984
- 1984-08-23 JP JP17696384A patent/JPS6153005A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008168514A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Okinawa Pref Gov | 変色木材の漂白方法 |
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