JPS63116340A - ガス放電パネルの誘電体層材料 - Google Patents

ガス放電パネルの誘電体層材料

Info

Publication number
JPS63116340A
JPS63116340A JP61263130A JP26313086A JPS63116340A JP S63116340 A JPS63116340 A JP S63116340A JP 61263130 A JP61263130 A JP 61263130A JP 26313086 A JP26313086 A JP 26313086A JP S63116340 A JPS63116340 A JP S63116340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric constant
dielectric layer
electrode
gas discharge
capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61263130A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Horio
堀尾 研二
Tsutae Shinoda
傳 篠田
Toshiyuki Nanto
利之 南都
Mamoru Miyahara
宮原 衛
Hideto Satomi
里見 秀人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP61263130A priority Critical patent/JPS63116340A/ja
Publication of JPS63116340A publication Critical patent/JPS63116340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は容量マトリクス部によって、多くの電極のなか
からアドレスすべき電極を選択駆動したり、維持波形を
印加したりするガス放電パネルにおいて、容量マl−I
Jクス部を形成する電極間の誘電体層に、高誘電率材料
を混入して誘電率を増大せしめ、容量電極の間隙を広く
とれるようにして容量結合部の信頼性の向上を図るよう
にしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、情報を表示するためのガス放電パネルの電極
選択部に結合容量を付与する誘電体材料の改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
本発明を適用するガス放電パネルは、特開昭60−79
641および特開昭61−61341などで開示されて
いるように、たとえば第3図および第4図に示す構造を
持っている。
二枚の基板21.32の上の複数平行電極25.30を
誘電体層31および保護層32で覆ってなる加工された
基板を、電極が互いに交差対向するように微少間隙を隔
てて合わせ、該基板21.32の周囲をガス封止し、放
電ガスを封入した一般的な交流駆動ガス放電パネルの、
その基板の延長面上に、表示電極選択機能を持った容量
マトリクスデバイスD1゜D2を作りつけたものを本発
明者らは既に前記特開昭60−79641などで開示し
ている。
上記第3図および第4図において、容量マトリクスデバ
イスDi、D2の4つずつの共通駆動電極(23−1〜
23−4および24−1〜24−4)は、それぞれ図示
しない4個ずつの独立な駆動素子に接続され、表示に必
要な信号波形をパネルに送っている。
共通駆動電極(23−1〜23−4および24−1〜2
4−4)と複数の表示電極25とは、端部25a、 2
5bなどでそれぞれ一定の静電容量C1,C2で結合し
ている。
複数の表示電極25は、一方の共通駆動電極(23−1
〜23−4)からはvlなるパルス電圧を、他方の共通
駆動電極(24−1〜24−4)からはV2なるパルス
電圧を受けている。これらからの表示電極への誘導電圧
v3が、表示電極25の動作を定める。すなわち誘導電
圧v3の近似的大きさは、回路理論により次の大きさを
持つと計算されている。
V3= (CIV1+C2V2) /C1+C2−・・
・−−−−−−(1)この弐が示すところを述べると、
仮に C1=C2と近似して、一つの表示電極25には
、■ 共通駆動電極23−1と共通駆動電極24−1と
が共にゼロでないパルス電圧VLV2をもっているとき
、一つの表示電極25にはm+V2) /2の大きさの
電圧が誘起され、 ■ 二つの共通駆動電極23−1と24−1のうち、−
方だけにパルス電圧v1あるいはv2が印加されると、
一つの表示電極25には、v1/2あるいはV2/2と
言う約半分の高さのパルス電圧が誘起され、■ 双方の
共通駆動電極ともVl、V2がゼロのときは一つの表示
電極25にはゼロのパルス電圧が誘起されることを示し
ている。
該容量マトリクスデバイスIll、 D2には同時に一
つずつのアドレスパルスが供給されているため、そのパ
ルスは容量マトリクスデバイスDI、 02での結合容
量C1,C2によって、複数の表示電極25のうち選択
すべき一つの表示電極25に選択パルス(ν1+V2)
/2が誘起されるのである。
その他の電極には同時に01部あるいはD2部の一方の
みからのパルスが現れるか、パルスの現れない状態とな
り、表示セルの状態を変える電圧高さに達せず非選択動
作となる。
このとき対向する基板32には全電極が同時にアドレス
され、容量マトリクスで選択された前記対向基板21上
の一電極の選択パルス電圧と相呼応して、該電極上の全
セルが状態変化(書込み、消去。
維持各動作の)可能なパルス電圧を得ることとなる。
上記動作を行う容量マトリクスパネルにおいて、容量マ
トリクスの誘電体層として、従来は酸化鉛PbOを主と
する低融点ガラスを使用していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記容量マトリクスを構成する誘電体層、pb。
を主とする低融点ガラスでは、誘電率が充分大きくない
ため、パネルの大きさによって異なるが、コンデンサを
形成する電極面積として数平方ミリ以上の面積と、数ミ
クロン程度以下の接近した電極間隔を必要としている。
コンデンサ電極の面積が広く、間隙が狭いと、誘電体層
の製作技術、電極の接触、電流リーク。
絶縁破壊など、信頼性に劣ることとなるのは良く知られ
ている。
したがって、間隙はそのままとした場合、できるだけ電
極面積を小さくしても必要な静電容量が得られるように
したい。あるいは逆に電極面積を同じとして、誘電体層
厚をより大きくとって電極の接触、電流リーク1絶縁破
壊などのトラブルから開放されたいとの要望がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明では、結合容量を形成する誘電体層の誘電
率を高め、必要な静電容量を得るのに、より小さな電極
面積あるいはより大きな電極間隙とを取り得る誘電率の
大きな、耐圧が同等以上の物質を使用する。
それにはチタン酸バリウムBaTi0tという高誘電率
物質を在来のpboを主体とした誘電体層に5〜40%
混合するのが本パネルの他の動作に悪い影響を与えずに
良いことを本発明者等は見い出した。
第5図にチタン酸バリウムBaTi0:+をPbOを主
とする低融点ガラスに混合した場合の得られるコンデン
サ容量の変化割合を示す。
上記チタン酸バリウムの他に酸化チタンTiO□。
チタン酸ストスンチウム5rTi03+ あるいは化学
式のみを記すが、5bSI、 PbZr0*などを誘電
率の大きさの不足する誘電体層に混入するのが見掛けの
誘電率を高め、耐圧、寿命などの点からよいことを本発
明者らは見いだした。
〔作用〕
このようにすると、在来のPbOを主とする誘電体層に
、高誘電率物質が混合されて、見掛は上の誘電率が大き
くなるように作用し、容量マトリクスを構成するコンデ
ンサが確実に小さな電極面積か、あるいは大きい電極間
隔で実現でき、電極の接触、電極間電流リーク、絶縁破
壊など、信頼性に劣る要因が取り除かれる。
〔実施例〕
第1図は本発明の1実施例を示す。第1図において、1
はガラス基板、2は一層目容量形成電極(表示電極)、
3は本発明の高誘電率材料層、4は二層目容量形成電極
〔共通駆動電極(23〜1〜23−4および24−1〜
24−4) )である。
第1図のように容量部を形成すると、電極間2と4の間
に高誘電率材料層3が介在するため、容量形成電極2.
4がもつ容量は、従来の低融点材料を誘電体層としても
つものに比べて平均誘電率の比だけ大きな静電容量を持
つこととなる。
その状態を説明するデータが第5図である。これは従来
の誘電体層材料、pboを主とする低融点ガラスに、本
発明の高誘電率材料の一つ、チタン酸バリウムを混入し
ていき、その割合を横軸にとり、縦軸に形成コンデンサ
の容量比をとったものである。
この第5図によるとチタン酸バリウム約27%の混入で
、電極の面積、間隔は同じとして約2倍の静電容量を得
ることがわかる。
またチタン酸バリウムを混入した誘電体層の耐圧は、P
bOを主とする低融点ガラスの耐圧と同等以上あること
が判明しているから、本誘電体層が同じ厚さである限り
、耐圧に問題はない。したがって電極間隔を同じとして
、容量マトリクス電極25a、 25bの面積を、チタ
ン酸バリウム27%の混入で約半分にすることができた
また青色の酸化コバルトCoz03を数%混入すると誘
電体層は目立たなくなるばかりでなく、粘度。
付着力、膨張係数などの作業性が良くなり好都合である
また第2図は本発明の変形例を示すものであり、パネル
外の容量結合部の高誘電率材料層3上に耐エツチング層
5を設けたものである。高誘電率材料層3の材料によっ
ては、二層目容量形成電極4〔共通駆動電極(23−1
〜23−4および24−1〜24−4)〕をエエツチン
グプロセで形成するときエツチング液に侵されるものが
あり、その場合には木耐エツチング層5を高誘電率材料
層3の上に形成すると高誘電率材料層3が侵されず良い
効果をもたらす。耐エツチング層5としては通常の酸化
シリコンSiO□を使用することで良い結果が得られる
〔発明の効果〕
本発明によれば、表示電極と結合する容量マトリクス部
の容量形成電極25a、 25bの面積が、使用する誘
電体層の誘電率の大きさが大きいほど、小さくてよいこ
とになる。すなわち、同じ誘電体層厚さで使用した本発
明のチタン酸バリウム約27%を持つ高誘電率材料層3
と、従来のpboを主とした誘電率材料層と比べて約2
倍、本発明の高誘電率材料層3の誘電率が大きいから、
その電極面積は従来のものに比べて2の電極面積で良い
ことになる。
このように面積が小さくてよいコンデンサでは、該静電
容量を形成する電極同志の接触、電極間電流リーク、絶
縁破壊など、信頬性に劣る要因が大いに減少し、製作が
非常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の結合容量部分断面図、第2図は本発明
のもう一つの実施例として結合容量部分断面を示す図、 第3図は本発明を適用する従来のパネル断面図、第4図
は本発明を適用する従来パネル平面図、第5図は本発明
の高誘電率材料による実測データである。 第1図、第2図において、 1は基板、 2は一層目容量形成電極(表示電極)、3は高誘電率材
料層、 4は二層目容量形成電極〔共通駆動電極(23−1〜2
3−4および24−1〜24−4) ]、5は耐エツチ
ング層である。 条!I:、萌の詫住思1部勺断面図 第1図 滓ヌト日月0もう−フQ尖鵡1坊り 第2図 、李4をB目と」1月1ろ雀E坪ミクノぐネlしぼ斤面
図第3図 才4屯日月乞赴ずうづL來4ぐキlし坪1)田第4図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パネル周辺部に複数の表示電極と駆動電圧供給線
    束との容量結合部を有するガス放電パネルにおいて、 前記表示電極を被覆してその端部と前記駆動電圧供給線
    束との間に結合容量を付与する低融点ガラスの誘電体層
    に、高誘電率材料を混入したことを特徴とするガス放電
    パネルの誘電体層材料。
  2. (2)上記高誘電率材料として、チタン酸バリウムを、
    5〜40%混入したことを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載のガス放電パネルの誘電体層材料。
  3. (3)上記高誘電率材料を混入した低融点ガラス材料に
    さらに金属酸化物を混入したことを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載のガス放電パネルの誘電体層材料
  4. (4)上記金属酸化物として酸化コバルトを使用し、そ
    の割合が1〜10%であることを特徴とする特許請求の
    範囲第(3)項記載のガス放電パネルの誘電体層材料。
  5. (5)上記高誘電率材料を混入した誘電体層の上に、耐
    エッチング層を形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載のガス放電パネルの誘電体層材料。
JP61263130A 1986-11-04 1986-11-04 ガス放電パネルの誘電体層材料 Pending JPS63116340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61263130A JPS63116340A (ja) 1986-11-04 1986-11-04 ガス放電パネルの誘電体層材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61263130A JPS63116340A (ja) 1986-11-04 1986-11-04 ガス放電パネルの誘電体層材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63116340A true JPS63116340A (ja) 1988-05-20

Family

ID=17385232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61263130A Pending JPS63116340A (ja) 1986-11-04 1986-11-04 ガス放電パネルの誘電体層材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63116340A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057914A (ja) * 1983-09-09 1985-04-03 オムロン株式会社 厚膜コンデンサ用誘電体ペ−ストの製造方法
JPS6161341A (ja) * 1984-08-31 1986-03-29 Fujitsu Ltd ガス放電パネル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6057914A (ja) * 1983-09-09 1985-04-03 オムロン株式会社 厚膜コンデンサ用誘電体ペ−ストの製造方法
JPS6161341A (ja) * 1984-08-31 1986-03-29 Fujitsu Ltd ガス放電パネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61286819A (ja) 液晶セルのアドレス指定方法
JPH11212515A (ja) プラズマディスプレイ装置
US4629942A (en) Gas discharge display panel having capacitively coupled, multiplex wiring for display electrodes
JPS63116340A (ja) ガス放電パネルの誘電体層材料
US6407503B1 (en) Plasma display panel
US4574280A (en) Gas discharge logic device for use with AC plasma panels
JPH08286172A (ja) プラズマアドレス表示装置
JPH06267430A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2844980B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JPH05232901A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
KR100322094B1 (ko) 크로스토크가 억제되는 액정 표시 패널
JPS64704B2 (ja)
JPH1186737A (ja) プラズマディスプレイパネルおよびこれを用いた表示装置
EP0698903A2 (en) Plasma discharge apparatus
JPS6217751B2 (ja)
JPS62134628A (ja) 蓄積コンデンサアドレスダイオ−ド型アクテイブマトリクス液晶表示装置とその駆動方法
JPH0760299B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JPS63200433A (ja) プラズマデイスプレイパネル
JPS6135492A (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JP3291793B2 (ja) アクティブマトリクス基板、液晶表示装置及びそれらの製造方法
JPS62268037A (ja) プラズマデイスプレイパネル
JPS62209584A (ja) アクテイブマトリクスパネル
JPH02221932A (ja) 液晶表示装置
JPS6264021A (ja) 表示パネル
JPS6132674B2 (ja)