JPS63116044A

JPS63116044A - 湯垢の掃除が可能の間接加熱風呂沸かし機

Info

Publication number: JPS63116044A
Application number: JP61262090A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Ariyoshi; 一夫有吉
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-11-04
Filing date: 1986-11-04
Publication date: 1988-05-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は風呂の水を給湯機で間接的に加熱し、従来必要
とした風呂釜の燃焼設備を省略して構造を簡単化し、且
、湯垢の掃除が簡単にできるようにして伝熱効率を高め
、短時間で水温を上げると共に毎日清潔な風呂に入るこ
とができるようにしたものである。

本発明を第１図について説明すると、円形又は長円形の
風呂釜（１ａ）内に単数又は複数の熱交換機（２）を取
り付け、該熱交換機（２）の上部に熱湯吐き出し管（３
）を下部には戻り管（４）を取り付け、又、風呂釜（１
ａ）の上下に熱媒体管（５）を取り付け、該熱媒体管（
５）の両端は給湯機（６）内の熱交換機（７）に接続し
、熱媒体管（５）両端の出口には電磁弁（８）を、又、
片側の回路にはポンプ（９）を取り付け、このように構
成した風呂釜（１ａ）を、風呂（１０）に上部は熱湯吐
き出し管（３）で、下部は戻り管（４）で接続するよう
にしたもので、風呂（１０）を沸かす時はスイッチで電
磁弁（８）を開くと共にポンプを運転し、熱媒体を循環
させるようにしたものである。尚、熱媒体は熱媒体管（
５）内を腐食させない油類がよい。尚、図中（１１）は
伝熱ひれ、（１２）は熱媒体補給口、（１３）は安全弁
、（１４）はバーナ、（１５）は断熱材、（１６）は熱
交換機の蓋、（１７）は給湯弁、（１８）はシャワーで
ある。

第３図は水室（１９）を仕切り板（２０）で仕切って供
給室（２１）と熱湯室（２２）を設け、熱湯室（２２）
側には仕切り板（２０）に接して設けた湯垢の掃除が可
能の風呂釜（１ｂ）の上下又は左右に熱媒体管（５）を
取り付けたもの、第６図は水室（１９）内に設けた湯垢
の掃除が可能の風呂釜（１ｃ）の上下に熱媒体管（５）
を取り付けたもの、第９図は水室（１９）を角状又は円
状に形成し、水室（１９）内には截頭角錐状を又は截頭
円錐状の風呂釜（１ｄ）を取り付けたもので、図中（１
６´）は水室の蓋、（２３）は水管、（２４）は排水弁
を示す。

第１２図は風呂（１０）底の片側に凹部（２５）を設け
、該凹部（２５）にベローズ型の風呂釜（１０）を取り
付け、該風呂釜（１ａ）の左右に熱媒体管（５）を取り
付けたものである。

尚、実施例中の第３図は先に出願した特願昭６０−３４
９０９号、６９７５３号、１９３，３３５号、第６図は
特願昭６０−２４９，７２８号、６１−６４４５３号、
１６１５３１号、第９図は６１−１６１５３３号、２１
５３７４号の関連品である。

本発明は上記のように構成したもので、第１図に於て風
呂（１０）を沸かす時、スイッチを入れると、電磁弁（
８）が開くと共にポンプ（９）が運転し、給湯機（６）
の熱湯で加熱された熱交換機（７）内の熱媒体は風呂釜
（１ａ）内を循環する。従って、熱交換機（２）内の水
は風呂釜（１ａ）によって間接的に加熱され、加熱され
た水は熱湯吐き出し管（３）より風呂（１０）に吐き出
され、風呂（１０）下部の水は戻り管（４）より熱交換
機（２）内に吸い込まれる。

第３図に於ても、熱媒体は風呂釜（１ｂ）内を循環し、
水室（１９）内の水は水管（２３）及び風呂釜（１ｂ）
の全周から加熱され、加熱された水は熱湯吐き出し管（
３）より風呂（１０）に吐き出され、風呂（１０）下部
の水は戻り管（４）より供給室（２１）に吸い込まれる
。

第６図と第９図に於いては、加熱された水は上昇して熱
湯吐き出し管（３）より風呂（１０）に吐き出され、風
呂（１０）下部の水は戻り管（４）より水室（１９）に
吸い込まれる。

第１２図に於ては風呂釜（１ｅ）を風呂（１０）内に設
けたので、風呂（１０）内で風呂（１０）の水温を直接
上げることができる。

このように、風呂（１０）の水は戻り管（４）に吸い込
まれ、吸い込まれた水は風呂釜（１ａ）、（１ｂ）、（
１ｃ）、（１ｄ）で加熱されて熱湯吐き出し管（３）よ
り風呂（１０）に吐き出され、水の循環は流れるように
整然と行はれ、且、熱媒体管（５）にはポンプ（９）を
取り付けたので風呂釜（１ａ）、（１ｂ）、（１ｃ）、
（１ｄ）の熱交換作用は盛んになり、風呂（１０）の水
温を効果的に高めることができる。又、第１２図に於て
は、風呂（１０）底の凹部（２５）に設けた風呂釜（１
ｅ）は風呂（１０）の水を直接加熱するので効果的に水
温を高めることができる。

風呂（１０）を沸かし終った時、スイッチを切れば、電
磁弁（８）は閉じ、ポンプ（９）も停止して、熱媒体の
循環は完全に遮断されるので、給湯機（６）の熱が外に
逃がれることがない。

又、風呂（１０）の水は間接的に加熱されるので、空焚
きの心配はなく、又、他の風呂釜のように激しく沸くこ
ともないので、乳幼児の入浴時に於ても安全である。

尚、スイッチにタイマーを併設すれば、風呂沸かし時間
を設定でき、沸かし過ぎを防止すると共に給湯機（６）
内の無駄な放熱を防止することができる。

尚、風呂（１０）の沸かし方の一例として、風呂（１０
）に給湯弁（１７）より熱湯を入れ、適度にうべて入浴
し、冷えた時のみ本発明を追焚用として利用してもよい
。又、風呂（１０）と給湯機（６）間は、熱媒体管（５
）を接続し、ポンプ（９）によって熱媒体を循環するの
で、給湯機（６）と風呂釜（１ａ）、（１ｂ）、（１ｃ
）、（１ｄ）、（１ｅ）が多小離れていても使用可能で
ある。又、戻り管（４）にもポンプを取り付け、風呂（
１０）の水の循環を一層促進させることもある。更に、
第１２図に於ては、風呂（１０）の底に凹部（２５）を
設け、該凹部（２５）に風呂釜（１ａ）を取り付けたの
で邪魔にならず、風呂（１０）を広く使うことができる
。

掃除の時は第１図に於ては、風呂（１０）の水を抜き、
蓋（１６）をとれば、熱交換機（２）は上から見えるの
で、ブラシを挿し込み、湯垢を容易に落とすことができ
る。熱湯吐き出し管（３）と戻り管（４）内の湯垢は風
呂（１０）内より容易に落とすことができる。

第３図、第６図、第９図の場合は、風呂（１０）と排水
弁（２４）より水を抜き蓋（１６）を外せば、水室（１
９）内は上から見えるので、水室（１９）内の供給室（
２１）、給湯室（２２）、風呂釜（１ｂ）、（１ｃ）、
（１ｄ）、水管（２３）等の湯垢を容易に落とすことが
できる。熱湯吐き出し管（３）と戻り管（４）内の湯垢
は第１図と同じように風呂（１０）内より容易に落とすことができる。

特に、第９図の風呂釜（１ｄ）は周囲を台形状に形成し
たので、風呂釜（１ｄ）の周りにブラシや手を入れ易く
掃除上便利である。

第１２図の場合は、風呂（１０）内で風呂釜（１ｅ）に
付着する湯垢の掃除だけをすればよく、掃除の手間を相
当省くことができる。

従来、風呂の水が給湯機内を直接循環する風呂沸かし機
は、回路内に湯垢がたまっても掃除ができず、そのため
使用するにつれて、伝熱効果は低下し、風呂沸かしに時
間がかかっている。又、回路内にたまった湯垢はヌルヌ
ルのヘドロ状になって細菌の巣ともなり、沸かすと風呂
内に溶け出し、非常に不衛生である。

本発明は斯る欠点を除去し、伝熱効果の高い風呂釜を提
供し、且、湯垢の掃除が誰でも簡単にできる構造にして
常に高い伝熱効果を保持し、燃料を相当節約すると共に
毎日清潔な風呂に入ることができるようにしたものであ
る。尚、本発明は他の風呂釜にも実施可能である等の諸
特徴を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図の線Ａ−Ａの縦断正面図、第２図は第１
図の線Ｂ−Ｂの横断平面図（蓋（１６）を外した場合）
、第３図は第４図の線Ｃ−Ｃの縦断正面図、第４図は第
３図の平面図（蓋（１６´）を外した場合）、第５図は
第４図の線Ｄ−Ｄの縦断側面図、第６図は第７図の線Ｅ
−Ｅの縦断正面図、第７図は第６図の平面図（蓋（１６
´）を外した場合）、第８図は第７図の線Ｆ−Ｆの縦断
側面図、第９図は第１０図の線Ｇ−Ｇの縦断正面図、第
１０図は第９図の平面図（蓋（１６´）を外した場合）
、第１１図は第１０図の線Ｈ−Ｈの縦断側面図、第１２
図は第１３図の線Ｉ−Ｉの縦断正面図、第１３図は第１
２図の平面図である。１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄ、１ｅ・・・風呂釜、２・・・
熱交換機、３・・・熱湯吐き出し管、４・・・戻り管、
５・・・熱媒体管、６・・・給湯機、７・・・熱交換機
、８・・・電磁弁、９・・・ポンプ、１０・・・風呂、
１１・・・伝熱ひれ、１２・・・熱媒体補給口、１３・
・・安全弁、１４・・・バーナ、１５・・・断熱材、１
６、１６´・・・蓋、１７・・・給湯弁、１８・・・シ
ャワー、１９・・・水室、２０・・・仕切り板、２１・
・・供給室、２２・・・熱湯室、２３・・・水管、２４
・・・排水弁、２５・・・凹部。

Claims

【特許請求の範囲】１　円形または長円形の風呂釜（１ａ）内に単数または
複数の熱交換機（２）を取り付け、該熱交換機（２）の
上部に熱湯吐き出し管（３）を下部には戻り管（４）を
取り付け、又、風呂釜（１ａ）の上下に熱媒体管（５）
を取り付け、該熱媒体（５）の両端は給湯機（６）内の
熱交換機（７）に接続し、熱媒体管（５）両端の出口に
は電磁弁（８）を、又、片側の回路にはポンプ（９）を
取り付け、このように構成した風呂釜（１ａ）を、風呂
（１０）に上部は熱湯吐き出し管（３）で、下部は戻り
管（４）で接続するようにした湯垢の掃除が可能の間接
加熱風呂沸かし機。２　水室（１９）内に設けた風呂釜（１ｂ）、（１ｃ）
の上下又は左右に熱媒体管（５）を取り付けた特許請求
の範囲第１項記載の湯垢の掃除が可能の間接加熱風呂沸
かし機。３　水室（１９）を角状又は円状に形成し、水室（１９
）内には截頭角錐状を又は截頭円錐状の風呂釜（１ｄ）
を取り付けた特許請求の範囲第１項と第２項記載の湯垢
の掃除が可能の間接加熱風呂沸かし機。４　風呂（１０）底の片側に凹部（２５）を設け、該凹
部（２５）に風呂釜（１ｅ）を取り付け、該風呂釜（１
ｅ）の左右に熱媒体管（５）を取り付けた特許請求の範
囲第１項記載の湯垢の掃除が可能の間接風呂沸かし機。