JPS63115586A - 薄切り具 - Google Patents
薄切り具Info
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- JPS63115586A JPS63115586A JP26253986A JP26253986A JPS63115586A JP S63115586 A JPS63115586 A JP S63115586A JP 26253986 A JP26253986 A JP 26253986A JP 26253986 A JP26253986 A JP 26253986A JP S63115586 A JPS63115586 A JP S63115586A
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- slicing
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- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、野菜等の食品の薄切り具に関し、詳しくは、
キャベツ・玉ねぎなどの野菜やハム・厚肉ソーセージな
どの食品類を薄切りするのに好適な薄切り具に関する。
キャベツ・玉ねぎなどの野菜やハム・厚肉ソーセージな
どの食品類を薄切りするのに好適な薄切り具に関する。
従来の技術
一般に、キャベツの玉ねぎなどの野菜あるいはハム・厚
肉ソーセージなどを薄切りする場合、包丁を用いて行わ
れている。包丁を用いて、食品を思い通りに薄切りする
作業はそれ程簡単ではなく、まして全てを均一厚さに薄
切りすることは極めて難しい作業である。そのため、こ
の作業に長時間質さなければならず、調理の中に占める
ウェートは極めて大きいものとなっていた。この作業は
、1日をとって見ても数多く行う必要があり、調理の熟
練者と言えども作業を続けるうちに苦痛を伴ってくるほ
どであって、まして一般家庭の主婦などの場合、その苦
痛は大きいものであった。
肉ソーセージなどを薄切りする場合、包丁を用いて行わ
れている。包丁を用いて、食品を思い通りに薄切りする
作業はそれ程簡単ではなく、まして全てを均一厚さに薄
切りすることは極めて難しい作業である。そのため、こ
の作業に長時間質さなければならず、調理の中に占める
ウェートは極めて大きいものとなっていた。この作業は
、1日をとって見ても数多く行う必要があり、調理の熟
練者と言えども作業を続けるうちに苦痛を伴ってくるほ
どであって、まして一般家庭の主婦などの場合、その苦
痛は大きいものであった。
そこで、従来、誰でも簡単に食品の薄切り作業ができる
薄切り具として、例えば第7図に示す構造のものが提案
されており、一般に市販されている。
薄切り具として、例えば第7図に示す構造のものが提案
されており、一般に市販されている。
第7図に示すように、薄切り具本体1は、長方形状の板
状で、長平方向の両側に縁部2.2が形成されている。
状で、長平方向の両側に縁部2.2が形成されている。
本体1の長手方向の中間位置には、本体1の短手方向に
細長い溝状の開口部3が縁部2.2間に形成されている
。この開口部3には、その長手方向に沿って縁部2.2
間に切刃体4が支持されている。切刃体4は、その刃5
を開口部3の長手方向の一側縁に間隔をおいて対向させ
、刃5を本体1の一面側にやや突出させて取り付けられ
ている。
細長い溝状の開口部3が縁部2.2間に形成されている
。この開口部3には、その長手方向に沿って縁部2.2
間に切刃体4が支持されている。切刃体4は、その刃5
を開口部3の長手方向の一側縁に間隔をおいて対向させ
、刃5を本体1の一面側にやや突出させて取り付けられ
ている。
このように、従来の薄切り具は、略平カンナ構造に類似
した構造のものであった。この従来の薄切り具は、例え
ば、以下のようにして用いられている。
した構造のものであった。この従来の薄切り具は、例え
ば、以下のようにして用いられている。
薄切り具の切刃体4の刃5を突出させた面を上にして、
この薄切り具本体1を蓋のように開閉する専用の受は容
器あるいは、ボール等の容器の上に載せる。そうして、
薄切り具を動かないように押え、この状態で薄切り具の
上面に野菜等の食品を押し付けて切刃体4に交互する方
向に食品を往復させる。そうすると、食品は薄切り具の
上面を往動あるいは復動する動作で刃5にかかり、薄く
切り出される。この切り出し片は、開口部3を通して容
器内に切り出され収容される。
この薄切り具本体1を蓋のように開閉する専用の受は容
器あるいは、ボール等の容器の上に載せる。そうして、
薄切り具を動かないように押え、この状態で薄切り具の
上面に野菜等の食品を押し付けて切刃体4に交互する方
向に食品を往復させる。そうすると、食品は薄切り具の
上面を往動あるいは復動する動作で刃5にかかり、薄く
切り出される。この切り出し片は、開口部3を通して容
器内に切り出され収容される。
発明が解決しようとする問題点
ところが、従来の薄切り具を上述したように用いた場合
、キューりなどの野菜あるいは鰹節などのように比較的
堅く、片手で持つことができる大きさのものを薄切りす
る場合には好適であるが、キャベツ、玉ねぎ、ハムなど
を薄切りするには不適である。なぜならば、キャベツな
どの大物の場合、食品を移動させて薄切りするとき、−
度片手で持てる程度の適当な大きさに切ってから行わな
ければならない。特に、キャベツの場合、層状になって
おり、−度切ってしまうと原型が崩れ易いため、キャベ
ツを移動させて薄切りするには極めて難しく薄切りが行
えなくなってしまう。また、キャベツ、玉ねぎなどの層
状のものとか、キャベツ・ハムなどの比較的柔らかいも
のなどを移動させて薄切りすることは、柔らか過ぎるた
めに極めて非能率的であり、薄切り作業が難しくなる。
、キューりなどの野菜あるいは鰹節などのように比較的
堅く、片手で持つことができる大きさのものを薄切りす
る場合には好適であるが、キャベツ、玉ねぎ、ハムなど
を薄切りするには不適である。なぜならば、キャベツな
どの大物の場合、食品を移動させて薄切りするとき、−
度片手で持てる程度の適当な大きさに切ってから行わな
ければならない。特に、キャベツの場合、層状になって
おり、−度切ってしまうと原型が崩れ易いため、キャベ
ツを移動させて薄切りするには極めて難しく薄切りが行
えなくなってしまう。また、キャベツ、玉ねぎなどの層
状のものとか、キャベツ・ハムなどの比較的柔らかいも
のなどを移動させて薄切りすることは、柔らか過ぎるた
めに極めて非能率的であり、薄切り作業が難しくなる。
したがって、キャベツ、玉ねぎ、ハムなどのような、大
物であり、層状であり、あるいは柔らかいものの場合、
食品をテーブル、まな板などの台上に載せ、押え付けた
状態で刃物を移動させて薄切り作業を行うようにした方
が作業が円滑でありより能率的な作業が行える。
物であり、層状であり、あるいは柔らかいものの場合、
食品をテーブル、まな板などの台上に載せ、押え付けた
状態で刃物を移動させて薄切り作業を行うようにした方
が作業が円滑でありより能率的な作業が行える。
従来の薄切り具でも、このような用い方をすることがで
きるが、従来のものはその構造上、幅広であり、薄切り
具を移動させて薄切り作業をするには持ち難くかった。
きるが、従来のものはその構造上、幅広であり、薄切り
具を移動させて薄切り作業をするには持ち難くかった。
また、切刃体の両端に刃の無い縁部が形成されているの
で、ハム等を断面形状に薄切りし、いわゆるスライスし
たりした場合、縁部と対応する食品の両端の部分が耳の
部分として残ってしまい、略最後まで完全に薄切りする
ことができないことになっていた。
で、ハム等を断面形状に薄切りし、いわゆるスライスし
たりした場合、縁部と対応する食品の両端の部分が耳の
部分として残ってしまい、略最後まで完全に薄切りする
ことができないことになっていた。
本発明は、以上のような従来の薄切り具の欠点を解消す
るためになされたもので、従来の薄切り具の欠点を取り
除き、キャベツ、玉ねぎ・ハム等の比較的薄切りし難い
ものでも能率良く簡易に、しかも確実に薄切りできる取
扱い性の良い薄切り具を提供することを目的としている
。
るためになされたもので、従来の薄切り具の欠点を取り
除き、キャベツ、玉ねぎ・ハム等の比較的薄切りし難い
ものでも能率良く簡易に、しかも確実に薄切りできる取
扱い性の良い薄切り具を提供することを目的としている
。
問題点を解決するための手段
以上の目的を達成するために、本発明は、次のような構
成を採用している。この発明に係る薄切り具は、薄板状
の本体の一部に、この本体の一縁端から他縁方向に細長
い溝状の開口部を形成し、この開口部の長手方向の一側
縁に、刃をその他側縁に間隔をおいて対向させて切刃体
を備え、この切刃体の刃を本体の一縁端から開口部長手
方向に沿い、本体の一面側にやや突出させたことを特徴
としている。
成を採用している。この発明に係る薄切り具は、薄板状
の本体の一部に、この本体の一縁端から他縁方向に細長
い溝状の開口部を形成し、この開口部の長手方向の一側
縁に、刃をその他側縁に間隔をおいて対向させて切刃体
を備え、この切刃体の刃を本体の一縁端から開口部長手
方向に沿い、本体の一面側にやや突出させたことを特徴
としている。
作用
この薄切り具を用いた食品等の被加工物の薄切りは次の
ようにして行われる。
ようにして行われる。
先ず、テーブル・まな板などの台上に被加工物を載せて
押え付ける。薄切り具を切刃体の一端がかかる本体の一
縁部を台上に押し当てて垂直に立て、薄切り具の突出側
の一面と被加工物の加工面を互いに押し付けた状態で、
薄切り具を台上に沿う本体面方向に往復移動させる。そ
うして、薄切り具の刃を被加工物の一方から他方まで移
動させ、刃が被加工物にかかる往動あるいは復動によっ
て被加工物が薄く切り出され、この切り出し片が開口部
を通して本体の他面側方に切り出される。このように、
薄切り具と被加工物を互いに押し当てて、薄切り具を往
復移動させれば、均一厚さの薄切り片が順次切り出され
る。
押え付ける。薄切り具を切刃体の一端がかかる本体の一
縁部を台上に押し当てて垂直に立て、薄切り具の突出側
の一面と被加工物の加工面を互いに押し付けた状態で、
薄切り具を台上に沿う本体面方向に往復移動させる。そ
うして、薄切り具の刃を被加工物の一方から他方まで移
動させ、刃が被加工物にかかる往動あるいは復動によっ
て被加工物が薄く切り出され、この切り出し片が開口部
を通して本体の他面側方に切り出される。このように、
薄切り具と被加工物を互いに押し当てて、薄切り具を往
復移動させれば、均一厚さの薄切り片が順次切り出され
る。
切刃体は、本体−縁端の薄切りの際のスライド面となる
部分と同一面にあるので、この部分における被加工物の
切り残しはなくなる。
部分と同一面にあるので、この部分における被加工物の
切り残しはなくなる。
実施例
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図、第2図は本発明に係る薄切り具の第1の実施例
を示している。この薄切り具本体10は、薄板状で、略
長方形形状に形成されている。本体10の長平方向の後
端上部角には柄11が形成されている。
を示している。この薄切り具本体10は、薄板状で、略
長方形形状に形成されている。本体10の長平方向の後
端上部角には柄11が形成されている。
柄11は、本体10の長手方向に後方に延びて形成され
ている。柄11としては、本体10に一体に形成された
構造でも、本体10に別体で取り付けた構造であっても
良い。柄11は、握り易いように、やや肉太に形成され
ている。
ている。柄11としては、本体10に一体に形成された
構造でも、本体10に別体で取り付けた構造であっても
良い。柄11は、握り易いように、やや肉太に形成され
ている。
本体10の柄部11と対角位置にある本体10の先端下
部は円弧状に切り取られている。この本体10の先端部
12に切刃部13が形成されている。
部は円弧状に切り取られている。この本体10の先端部
12に切刃部13が形成されている。
切刃部13は、本体10の先端部12に形成した細長い
溝状の開口部14と、この開口部14の長平方向の一側
縁に取り付けた切刃体15とから成っている。開口部1
4は、先端部12の円弧縁120の下片寄りの位置から
上辺先端寄り近傍まで形成されている。開口部14は、
その円弧縁120側の端部を下方にして本体10を垂直
に立てたとき、開口部14の上端が所定の角度前方に傾
くように形成されている。この開口部14の前方側の一
個縁に開口部14と同一長さの切刃体15が取り付けら
れている。切刃体15は、その刃150を開口部14の
他側縁に間隔をおいて対向させて取り付けられ、刃15
0と他側縁との間に隙間140が形成されている。切刃
体15の刃150は、開口部14に沿って形成され、刃
150の下端は円弧縁20にかかる位置まで同一面で形
成されている。切刃体15は、その刃150を本体10
の一面側に一定量tだけ突出させて本体10に取り付け
られている。
溝状の開口部14と、この開口部14の長平方向の一側
縁に取り付けた切刃体15とから成っている。開口部1
4は、先端部12の円弧縁120の下片寄りの位置から
上辺先端寄り近傍まで形成されている。開口部14は、
その円弧縁120側の端部を下方にして本体10を垂直
に立てたとき、開口部14の上端が所定の角度前方に傾
くように形成されている。この開口部14の前方側の一
個縁に開口部14と同一長さの切刃体15が取り付けら
れている。切刃体15は、その刃150を開口部14の
他側縁に間隔をおいて対向させて取り付けられ、刃15
0と他側縁との間に隙間140が形成されている。切刃
体15の刃150は、開口部14に沿って形成され、刃
150の下端は円弧縁20にかかる位置まで同一面で形
成されている。切刃体15は、その刃150を本体10
の一面側に一定量tだけ突出させて本体10に取り付け
られている。
以上に示した薄切り具は、第3図、第4図に示すように
して用いられ、野菜、ハムなどの被加工物20の薄切り
作業が行われる。
して用いられ、野菜、ハムなどの被加工物20の薄切り
作業が行われる。
先ず、テーブル、まな板などの台21上に被加工物20
を載せる。そして、薄切り具の柄11を持ち、本体10
の先端部12の円弧縁120を台21上に押し当てて、
本体10を垂直に立てる。
を載せる。そして、薄切り具の柄11を持ち、本体10
の先端部12の円弧縁120を台21上に押し当てて、
本体10を垂直に立てる。
次に、被加工物20を台21上に押し付けて、さらに被
加工物20を薄切り具の本体10の150突出側の一面
に押し当てて、薄切り具を本体10の先端を台21に当
てたままの状態に保ち、台21に沿う本体10の面方向
に前後に往復移動させる。このとき、薄切り具の往復動
は、切刃体15の下端が台面に接するように行われ、切
刃体15が被加工物20の前後から外側に夫々外れる程
度の移動ストロークで行われる。この場合、切刃体15
が前傾姿勢でその刃150が上向きになっており、薄切
り具を手前に引く動作で被加工物20が切り出される。
加工物20を薄切り具の本体10の150突出側の一面
に押し当てて、薄切り具を本体10の先端を台21に当
てたままの状態に保ち、台21に沿う本体10の面方向
に前後に往復移動させる。このとき、薄切り具の往復動
は、切刃体15の下端が台面に接するように行われ、切
刃体15が被加工物20の前後から外側に夫々外れる程
度の移動ストロークで行われる。この場合、切刃体15
が前傾姿勢でその刃150が上向きになっており、薄切
り具を手前に引く動作で被加工物20が切り出される。
このように、切刃体15を前傾にし、その刃150を上
向きにして本体10を引く動作で被加工物20を切り出
すようにして薄切りを行えば、刃150で被加工物20
をすくい上げるようにして被加工物20が切られるので
確実に薄切りしていくことができる。
向きにして本体10を引く動作で被加工物20を切り出
すようにして薄切りを行えば、刃150で被加工物20
をすくい上げるようにして被加工物20が切られるので
確実に薄切りしていくことができる。
このようにして、薄切りされる被加工物20の薄切り片
は刃150の突出量tと略等しい均一な厚さで切り出さ
れ、そして開口部14の隙間140を通して本体10の
他方側に送り出されて行く。
は刃150の突出量tと略等しい均一な厚さで切り出さ
れ、そして開口部14の隙間140を通して本体10の
他方側に送り出されて行く。
そうして、被加工物20を薄切り具本体10の一面に押
し当てて、本体10を繰り返し往復移動させれば、被加
工物20の薄切り片が均一な厚さで順次切り出されてい
く。その場合、切刃体15は本体−縁端で同一面となっ
ており、この部分でスライドして薄切りが行えるので、
この部分における切り残しはなくなる。
し当てて、本体10を繰り返し往復移動させれば、被加
工物20の薄切り片が均一な厚さで順次切り出されてい
く。その場合、切刃体15は本体−縁端で同一面となっ
ており、この部分でスライドして薄切りが行えるので、
この部分における切り残しはなくなる。
第5図は本発明に係る薄切り具の第2の実施例を示して
いる。なお、図面において、第1の実施例と同一部分は
同一符号で示し、その詳細な説明を省略する。
いる。なお、図面において、第1の実施例と同一部分は
同一符号で示し、その詳細な説明を省略する。
薄切り具本体10は、前記第1の実施例のものと類似す
る略薄刃包丁形状に形成されている。
る略薄刃包丁形状に形成されている。
本体10の先端寄りに切刃部13が形成されている。切
刃部13は、細長い溝状の開口部14とこの開口部14
の長手方向の一側縁に取り付けた切刃体15とから成っ
ている。開口部14は、本体10の下辺縁100から本
体10の前方に傾斜して上辺近傍位置に至るまで形成さ
れている。開口部14の前方側の一側縁に切刃体15が
取り付けられている。切刃体15は、開口部14に沿う
前傾姿勢に取り付けられ、その刃150が上向きになっ
ている。刃150と開口部14の他側縁との間に一定間
隔おいて隙間140が形成されている。刃150は、そ
の下端が本体10の下辺縁100にかかる位置に至るま
で形成されている。
刃部13は、細長い溝状の開口部14とこの開口部14
の長手方向の一側縁に取り付けた切刃体15とから成っ
ている。開口部14は、本体10の下辺縁100から本
体10の前方に傾斜して上辺近傍位置に至るまで形成さ
れている。開口部14の前方側の一側縁に切刃体15が
取り付けられている。切刃体15は、開口部14に沿う
前傾姿勢に取り付けられ、その刃150が上向きになっ
ている。刃150と開口部14の他側縁との間に一定間
隔おいて隙間140が形成されている。刃150は、そ
の下端が本体10の下辺縁100にかかる位置に至るま
で形成されている。
このように、切刃体15の一端が本体10の一縁にかか
り同一スライド面となる一縁邪の形状は、第1の実施例
のように傾斜湾曲した曲線状であっても、第2の実施例
のように直線状であっても良い。
り同一スライド面となる一縁邪の形状は、第1の実施例
のように傾斜湾曲した曲線状であっても、第2の実施例
のように直線状であっても良い。
この場合、本体10の下辺縁100を台面上に押し当て
て、本体10を板面方向の前後に往復移動させて、被加
工物である野菜、ハム等の薄切りが行われる。この場合
、薄切り具本体10と台面との接触部の面積が大きく、
より安定した薄切り作業が行える。また、切刃体15の
刃150の一端と台面との接触状態が外れ難いのでより
確実な薄切り作業が行える。そして、第1実施例と同様
に、切刃体15の一端は本体10の下辺a100と同一
スライド面となっているので、この部分における被加工
物の切り残しはなくなる。
て、本体10を板面方向の前後に往復移動させて、被加
工物である野菜、ハム等の薄切りが行われる。この場合
、薄切り具本体10と台面との接触部の面積が大きく、
より安定した薄切り作業が行える。また、切刃体15の
刃150の一端と台面との接触状態が外れ難いのでより
確実な薄切り作業が行える。そして、第1実施例と同様
に、切刃体15の一端は本体10の下辺a100と同一
スライド面となっているので、この部分における被加工
物の切り残しはなくなる。
第6図は本発明に係る薄切り具の第3の実施例を示して
いる。
いる。
薄切り具本体10は、半円形形状に形成されている。本
体10の弧部には、把持部16が形成されている。把持
部16は、把み易いように、肉太に形成されている。
体10の弧部には、把持部16が形成されている。把持
部16は、把み易いように、肉太に形成されている。
一方、本体10の円弧部の縁部中央から径方向に切刃部
13が形成されている。
13が形成されている。
切刃部13は、細長い溝状の開口部14と、この開口部
14の一側縁に取り付けた切刃体15とからなっている
。切刃体15は、刃150と開口部14の他側縁との間
に形成された隙間140の部分に取り付けられている。
14の一側縁に取り付けた切刃体15とからなっている
。切刃体15は、刃150と開口部14の他側縁との間
に形成された隙間140の部分に取り付けられている。
この薄切り具は、把持部16を把持して本体10を垂直
に台面上に押し当て、前述した第1、第2の他の実施例
のように、本体10を台面に沿う前後方向に往復移動さ
せると共に、円弧部に沿う揺動動作もでき、被加工物を
すくいあげながら薄切りするだけでなく、刃150を押
し下げる動作での薄切りを行うこともできる。また、す
くい上げと押し切りを交互に行いながらの薄切りも行え
る。
に台面上に押し当て、前述した第1、第2の他の実施例
のように、本体10を台面に沿う前後方向に往復移動さ
せると共に、円弧部に沿う揺動動作もでき、被加工物を
すくいあげながら薄切りするだけでなく、刃150を押
し下げる動作での薄切りを行うこともできる。また、す
くい上げと押し切りを交互に行いながらの薄切りも行え
る。
上記した第1〜第3の実施例に示すように、薄切り具本
体10の形状としては、種々考えられ、かつこれらの実
施例で示したものは一例示であり、その形状、構造は包
丁型、半円型に限るものではない。
体10の形状としては、種々考えられ、かつこれらの実
施例で示したものは一例示であり、その形状、構造は包
丁型、半円型に限るものではない。
また、薄切り具本体10を形成する材料としては、プラ
スチック等の樹脂材であっても良いし、ステンレス等の
金属材であっても良い。
スチック等の樹脂材であっても良いし、ステンレス等の
金属材であっても良い。
さらに、第1〜第3の実施例においては、切刃体を開口
部の一側縁に別体で取り付ける構造にしたが、切刃体が
本体に一体に形成された構造であっても良い。
部の一側縁に別体で取り付ける構造にしたが、切刃体が
本体に一体に形成された構造であっても良い。
発明の詳細
な説明したとおり、本発明の薄切り具によれば、切刃体
が本体の一縁端から同一面であり、同一スライド面とな
っているので、本体を台面上に押し当てて、本体を往復
移動させる動作で薄切りを行うと、切り残しなく略完全
に終わりまで薄切り作業ができる。またキャベツ、玉ね
ぎ、ハム等の比較的柔らかく薄切り作業が難しいもので
も簡単かつ確実に薄切りすることができるようになる。
が本体の一縁端から同一面であり、同一スライド面とな
っているので、本体を台面上に押し当てて、本体を往復
移動させる動作で薄切りを行うと、切り残しなく略完全
に終わりまで薄切り作業ができる。またキャベツ、玉ね
ぎ、ハム等の比較的柔らかく薄切り作業が難しいもので
も簡単かつ確実に薄切りすることができるようになる。
したがって、一般家庭等において取扱い性の良い薄切り
具が得られる。
具が得られる。
第1図は本発明に係る薄切り具の第1の実施例を示す側
面図、第2図はその切刃部の断面構造を示す第1図■−
■線断面図、第3図はその薄切り具を用いた被加工物の
薄切り動作を示す側面図、第4図は同じくその正面図、
第5図は本発明に係る薄切り具の第2の実施例を示す側
面図、第6図は本発明に係る薄切り具の第3の実施例を
示す側面図、第7図は従来の薄切り具を示す平面図であ
る。 10・・・・・・・・・薄切り具本体、14・・・・・
・・・・開口部、 15・・・・・・・・・切刃体、 150・・・・・・刃。 特許出願人 並 河 翠 代理人 弁理士 佐 伯 忠 生 第1図 第2図 第5図 第6図
面図、第2図はその切刃部の断面構造を示す第1図■−
■線断面図、第3図はその薄切り具を用いた被加工物の
薄切り動作を示す側面図、第4図は同じくその正面図、
第5図は本発明に係る薄切り具の第2の実施例を示す側
面図、第6図は本発明に係る薄切り具の第3の実施例を
示す側面図、第7図は従来の薄切り具を示す平面図であ
る。 10・・・・・・・・・薄切り具本体、14・・・・・
・・・・開口部、 15・・・・・・・・・切刃体、 150・・・・・・刃。 特許出願人 並 河 翠 代理人 弁理士 佐 伯 忠 生 第1図 第2図 第5図 第6図
Claims (2)
- (1)、薄板状の本体の一部に、この本体の一縁端から
他縁方向に細長い溝状の開口部を形成し、この開口部の
長手方向の一側縁に、刃をその他側縁に間隔をおいて対
向させて切刃体を備え、この切刃体の刃を前記本体の一
縁端から前記開口長手方向に沿い、前記本体の一面側に
やや突出させて成ることを特徴とする薄切り具。 - (2)、切刃体の一端がかかる本体の一縁部を円弧状に
形成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
載の薄切り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26253986A JPS63115586A (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 薄切り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26253986A JPS63115586A (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 薄切り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115586A true JPS63115586A (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=17377212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26253986A Pending JPS63115586A (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 薄切り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63115586A (ja) |
-
1986
- 1986-11-04 JP JP26253986A patent/JPS63115586A/ja active Pending
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