JPS6311480Y2 - - Google Patents

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JPS6311480Y2
JPS6311480Y2 JP16086783U JP16086783U JPS6311480Y2 JP S6311480 Y2 JPS6311480 Y2 JP S6311480Y2 JP 16086783 U JP16086783 U JP 16086783U JP 16086783 U JP16086783 U JP 16086783U JP S6311480 Y2 JPS6311480 Y2 JP S6311480Y2
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JP
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tube
passage
pressure oxygen
insulator
movable element
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JP16086783U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はガス溶接器、溶断器に用いられる点火
用電圧発生手段を内蔵した火口に関し、特に構成
部品の組付の一体化及び部品数の削減を図り、取
扱いの容易な火口を提供しようとするものであ
る。
背景技術 ガス溶接器、ガス溶断器に使用される火口に
は、特願昭55−115100号に示される如く放電用電
圧を発生する電圧発生装置を内蔵しこの電圧発生
装置を火口に流入する燃料ガス圧により動作させ
ることにより火口先端付近で放電を生ぜしせ、そ
の放電により火口から噴射されるガスに点火する
方式のものが提案されている。
しかし、かかる方式の火口は、その構成部品数
が極めて多いため構造が複雑で、組立、分解も繁
雑となり、コスト高となる欠点がある。また、火
口の組立、分解を容易にするために、その構成部
品を嵌合構造とし、各部品を嵌合により組立てた
後、袋ナツト、カツプリング等により吹管ヘツド
本体側に結合したとき火口を構成する部品が一体
化されるようにしたものがある。
このような火口は組立、分解が容易であるもの
の、火口を単体で取扱う場合、構成部品がみだり
に分解されてしまい、特にガス圧で動作される電
圧発生装置が脱落した場合には、その組立が面倒
で繁雑になり、全体として取扱いの面倒なものと
なるほか、部品を粉失するなどの欠点があつた。
考案の目的 本考案は上記従来の欠点を解消したもので、そ
の目的をするところは、構成部品点数を削減して
構造を簡単にするとともに、取扱いを容易にし、
かつ低コスト化を図るようにした新規な火口を提
供しようとするものである。
考案の概要 上記目的を達成するために本考案の火口は、中
心に高圧酸素通路を有し該通路の外側に燃料ガス
通路を有する基管と、上記燃料ガス通路と連通す
る燃料ガス通路を有し内周面に絶縁体螺溝が形成
された環状の区画部材と、該区画部材を介して適
宜な手段で前記基管に固定された外管及び該外管
の内部に挿入された内管からなるノズル部と、内
周面及び外周面に螺溝が形成され上記区画部材の
絶縁体内周面に螺合された環状の絶縁体と、前記
基管の高圧酸素通路内を軸方向に沿つて移動する
可動子と、からなり、前記ノズル部の内管は後部
外周面には螺溝が形成され、後端には前記可動子
が衝突する衝合部が形成され、そして内部が連通
孔を介して基管の高圧酸素通路と連通されてお
り、内管の後部外周面を前記環状の絶縁体に螺合
することによつて内管が絶縁体を介して区画部材
に連結され、前記基管の高圧酸素通路内後端には
前記可動子を吸着するリング状の吸着手段が形成
され、可動子と衝合部とのいずれか一方に衝突し
たとき高電圧を発生する圧電手段が形成され、該
圧電手段により発生された高電圧が前記ノズル部
先端の外管と内管との間に印加されるようにして
なることを特徴とするものである。
実施例 以下、本考案の具体的実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第3図は本考案の火口の一例を示す
ためのもので、図面において1は吹管ヘツドであ
り、その先端部外周には雄ねじ2が形成され、内
部中心には高圧酸素の通路3が、その外周側には
燃料用酸素を通す通路4と燃焼ガス(プロパンそ
の他)を通す通路5とがそれぞれ形成されてお
り、上記通路4と5は吹管ヘツド1の端面に同心
に形成したリング状溝6を通して連通している。
火口全体は符号7で示され、この火口7は黄銅
等の金属からなる筒状の基管8とその先端に袋ナ
ツトにより連結されるノズル部とから構成されて
いる。そして、この基管8はその一端に突出形成
されたリング状の突出部が設けられ、さらにその
内周面には雌ねじ部9が設けられており、該雌ね
じ9は上記吹管ヘツド1の雄ねじ2に螺合される
ようになつている。また、基管8の他端面には筒
状基管8の中心軸を中心とするリング状溝10が
形成されており、該リング状溝10の底部には基
管8をその軸方向に貫通して上記吹管ヘツド1の
リング状溝6と溝10とを連通する複数の燃焼ガ
ス通路11,11,……が形成されている。そし
て、基管8の他端面にはリング状の区画部材12
の一端面が当接せしめられている。具体的には、
この区画部材12は後述する外管13の後面に位
置されて該外管13と一体的に袋ナツト14によ
り前記基管8に締付けられている。即ち、外管1
3はその基端に設けたフランジ13aに袋ナツト
14内周面の前端部に一体に形成された環状の係
合片14aを係合せしめ、袋ナツト14を基管8
の他端外周に形成した雄ねじ15に螺合する構造
になつている。
また、上記基管8にはその中心部を軸方向に貫
通する断面円形の高圧酸素通路8aが形成されて
いる。この高圧酸素通路8aはその前側の半部が
後側半部よりも大径にされ、その間に前向きの段
部8bがある。高圧酸素通路8aの大径の前側半
部内には可動子が摺動可能に嵌入されている。
上記可動子16は第1図及び第2図に示すよう
に圧電素子161と、この圧電素子161の両側
に接合された電極162,163と、この電極1
62,163及び電圧素子161の外周面を覆う
セラミツク等からなる電気絶縁材164と、圧電
素子161を収容し外周面に高圧酸素流通用のス
リツト165が多数形成された金属製のケーシン
グ166と、このケーシング166の後端(電極
163側)に螺合された角柱状で黄銅等からなる
非磁性のケーシング167と、このケーシング1
67内に挿着されたマグネツト168とから構成
され、そして上記マグネツト168は高圧酸素通
路8aの小径内に嵌入されるようになつている。
そして、このマグネツト168が嵌入される高圧
酸素通路8aの小径側内には上記吹管ヘツド1の
高圧酸素通路3と対向して磁性体からなる環状の
固定子17が固着されており、この固定子17に
上記マグネツト168が吸着することで固定子1
7の開口17aがマグネツト168によつて閉塞
されるようになつている。また、上記可動子16
と区画部材12間には圧縮ばね18が介在され、
そのばね18によつて可動子16は固定子17側
に付勢されるようになつている。尚、ケーシング
166はその外周面にスリツトを形成し、高圧酸
素の通路としたが、角柱状に形成しても良く、ま
たケーシング167を円筒状でその外周にスリツ
トを設けても良い。要するに、断面円形の高圧酸
素通路8との間に間隙が形成されればよい。
19は上記区画部材12の中心部に上記可動子
16の電極162と対向するように配置した衝合
部材で、この衝合部材19は区画部材12の中心
部に螺着された筒状絶縁体20の中心ねじ孔21
螺着されている。また、該中心ねじ孔21の反衝
合部材側には外管13内に同心に配置された内管
22の一端が螺合されその螺入端は上記衝合部材
19の螺入端と筒状絶縁体20内において当接さ
れており、内管22の先端に設けた高圧酸素噴射
用の開口22aは外管13の先端に形成したガス
噴射口13bに臨まされており、そして内管22
の先端部は外管13内の先端部にセラミツク等の
電気絶縁部材23を介して内管22と外管13と
が接触しないように嵌合保持されている。そして
内管22の嵌合先端部外周には噴射口13bと外
管13内との間を連通する多数の燃焼ガス流通用
スリツト24が形成されている。また、上記区画
部材12、内管22で囲まれた外管13の空間は
燃焼ガス室25を形成し、この燃焼ガス室25は
上記区画部材12に穿設した複数の通路26を介
して基管8のリング状溝10に連通されている。
さらに内管22の内部は衝合部材19に形成した
複数の穴27を介して基管8の高圧酸素通路8a
に連通されている。
次に上記のように構成された本実施例の動作に
よつて説明する。
第1図に示すように可動子16が固定子17側
に位置され、そのマグネツト168が固定子17
に吸着されてシート開口17aを閉塞した状態
で、まず吹管ヘツドに設けられた図示しない天然
用ガス及び天然用酸素の弁が開かれる。すると、
これら燃焼ガス及び高圧酸素はそれぞれ通路4,
5を通してリング溝6に流入し、さらに通路1
1、リング溝10、通路26から燃焼ガス25内
に流入し混合される。そして該混合ガスは内管2
2のスリツト24を経て外管13の噴射口13b
から噴出される。
かかる状態において、図示しない高圧酸素の供
給弁を開くと、該高圧酸素の圧力が通路3及び固
定子17の開口17aを通してマグネツト168
に加わり、そしてマグネツト168の吸着端面に
作用する。そして高圧酸素の圧力がマグネツト1
68と固定子17との引力及びばね18のばね力
より大きくなると、可動子16は高圧酸素通路8
a内を第1図の矢印A方向に急速前進され、電極
162を介して衝合部材19に激突する。これに
伴ない圧電現象により圧電素子161の両端電極
162,163間に高電圧が発生し、この電圧は
電極162−衝合部材19−内管22の経路を経
て、また電極163ケーシング167−基管8−
区画部材12(又は袋ナツト14)−外管13の
経路を経て、絶縁体23を介して対峙される外管
13の噴射口13bと内管22のノズル開口片端
間に加わり、その両者間にアーク放電が生じ、噴
射口13bから噴出する混合ガスに点火すること
ができる。また、これと同時に通路3に供給され
る高圧酸素は、固定子17の開口17a−高圧酸
素通路8a−ケーシング166のスリツト165
−衝合部材10の穴27−内管22の通路でノズ
ル開口22aから大気に噴射される。これにより
酸素とガスの混合物を噴出燃焼させて溶接あるい
は溶断を行うのである。
また、高圧酸素の供給弁を閉じれば可動子16
に対する高圧酸素圧力がなくなるため、可動子1
6はばね18のばね力により固定子17側に押し
やられ、そのマグネツト168が固定子17に吸
着されて第1図に示す閉塞状態に復帰されること
になる。
考案の効果 以上説明した通り本考案火口は、中心に高圧酸
素通路を有し該通路の外側に燃料ガス通路を有す
る基管と、上記燃料ガス通路と連通する燃料ガス
通路を有し内周面に絶縁体螺溝が形成された環状
の区画部材と、該区画部材を介して適宜な手段で
前記基管に固定された外管及び該外管の内部に挿
入された内管からなるノズル部と、内周面及び外
周面に螺溝が形成され上記区画部材の絶縁体内周
面に螺合された環状の絶縁体と、前記基管の高圧
酸素通路内を軸方向に沿つて移動する可動子と、
からなり、前記ノズル部の内管は後部外周面には
螺溝が形成され、後端には前記可動子が衝突する
衝合部が形成され、そして内部が連通孔を介して
基管の高圧酸素通路と連通されており、内管の後
部外周面を前記実現の絶縁体に螺合することによ
つて内管が絶縁体を介して区画部材に連結され、
前記基管の高圧酸素通路内後端には前記可動子を
吸着するリング状の吸着手段が形成され、可動子
と衝合部とのいずれか一方に衝突したとき高電圧
を発生する圧電手段が形成され、該圧電手段によ
り発生された高電圧が前記ノズル部先端の外管と
内管との間に印加されるようにしてなることを特
徴とするものである。従つて、本考案火口によれ
ば、各構成部品を一体化、即ち、火口を組み立て
た状態で供給することができるため、各部品が紛
失するようなことはなく、取扱いは容易であり、
また吹管ヘツドへの組み付けも簡便にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の火口の一実施例を示す縦断面
図、第2図は本考案における可動子の拡大断面
図、第3図は同じく第1図の−線に沿う拡大
断面図である。 符号の説明、8……基管、8a……高圧酸素通
路、11……燃焼ガス通路、12……区画部材、
13……外管、16……可動子、17……吸着手
段、19……衝合部、20……絶縁体、22……
内管、27……連通孔、161……圧電手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心に高圧酸素通路を有し該通路の外側に燃料
    ガス通路を有する基管と、上記燃料ガス通路と連
    通する燃料ガス通路を有し内周面に絶縁体螺溝が
    形成された環状の区画部材と、該区画部材を介し
    て適宜な手段で前記基管に固定された外管及び該
    外管の内部に挿入された内管からなるノズル部
    と、内周面及び外周面に螺溝が形成され上記区画
    部材の絶縁体内周面に螺合された環状の絶縁体
    と、前記基管の高圧酸素通路内を軸方向に沿つて
    移動する可動子と、からなり、前記ノズル部の内
    管は後部外周面には螺溝が形成され、後端には前
    記可動子が衝突する衝合部が形成され、そして内
    部が連通孔を介して基管の高圧酸素通路と連通さ
    れており、内管の後部外周面を前記環状の絶縁体
    に螺合することによつて内管が絶縁体を介して区
    画部材に連結され、前記基管の高圧酸素通路内後
    端には前記可動子を吸着するリング状の吸着手段
    が形成され、可動子と衝合部とのいずれか一方に
    衝突したとき高電圧を発生する圧電手段が形成さ
    れ、該圧電手段により発生された高電圧が前記ノ
    ズル部先端の外管と内管との間に印加されるよう
    にしてなることを特徴とする火口。
JP16086783U 1983-10-18 1983-10-18 火口 Granted JPS6071864U (ja)

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JP16086783U Granted JPS6071864U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 火口

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6071865U (ja) * 1983-10-19 1985-05-21 加川 清二 火口

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