JPS63112510A - フィルム状成分を含有する入浴剤 - Google Patents

フィルム状成分を含有する入浴剤

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JPS63112510A
JPS63112510A JP25632386A JP25632386A JPS63112510A JP S63112510 A JPS63112510 A JP S63112510A JP 25632386 A JP25632386 A JP 25632386A JP 25632386 A JP25632386 A JP 25632386A JP S63112510 A JPS63112510 A JP S63112510A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複数の有効成分、色素、香料等を含有するサ
ニタリー製品に関する。
(ロ)従来の技術とその問題点 従来、例えば、サニタリー商品の一つである入浴剤は、
液状、粉状、顆粒状、或いは打錠を問わず、有効成分、
色素、香料等の全ての組成成分を、単に、均一に混合、
乳化混合或いは成分の一部を造粒化し、着色を施したも
のであった。
従って、入浴剤の使用時においては、これらの組成成分
は、全て同時もしくは略同時に溶解する、または着色物
が造粒化されている場合でも、その熔解に要する時間が
長り、使用時において、不快感を与えるものであった。
更に、組成成分の一部、例えば、香料や色素をカプセル
化や、造粒化した場合、他成分に比べ、溶解までに要す
る時間が長いだけでなく、浴槽に沈む、又は浮遊した状
態で溶解するものであるため、浴槽中での均一分散には
、消費者が自ら攪拌する等の物理的な力が必要であった
本発明は、上記従来技術の有する問題点を解決すること
ができるフィルム状成分を含有するサニタリー製品を提
供することを目的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段及び構成本発明は、
組成成分の少なくとも一部を薄肉の水溶性フィルム状と
したことを特徴とするフィルム状成分を含有するサニタ
リー製品に係るものである。
ここで、サニタリー製品とは、シャンプー、リンス、ボ
ディソープ、入浴剤、洗剤、歯ミガキ、基礎化粧品等を
含む全てのサニタリー製品をいう。
また、本発明において、組成成分を薄肉のフィルム状と
する方法としては、各種形態が考えられるが、カラギー
ナン、メチルセルロース、ペクチン、アルギン酸、アミ
ロペクチン、グアガム、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の多
糖類や、セルロース誘導体の他、4.4.4−1−リー
グルコ多糖とポリビニルアルコール、グリセリン及び水
等の内容からなる組成物に目的とするフィルム状成分を
配合することによって、水溶性のフィルム状組成物を調
整するのが好ましい。
また、水溶性フィルムの厚みや、フィルム成分の配合割
合を調節することにより、溶解時間、溶解温度、溶解p
H等を、目的により調整することができる。
(ニ)作用及び効果 ■本発明では、少な(とも組成成分の一部を薄肉のフィ
ルム状とすることによって、これら成分を浴湯等へ入れ
た場合、迅速に熔解させることができる。また、必要に
応じて、各フィルム状組成成分の熔解速度及び温度溶解
性を自在に調節できる。
■また、フィルム状とした成分の中、色素成分を変える
ことによって、任意の色のフィルムとすることができ、
また、表面に所望の模様をプリントすることもできる。
■サニタリー商品中に、不安定な成分、例えば、品質変
化を起こしやすい各種ビタミン、酵素等を配合する際、
上記したごとくフィルム状とすることによって、長期の
品質安定性を可能とすることができるとともに、消費者
に、その成分を視認させることができる。
■水溶性フィルムを任意の形状(例えば、ハート形、星
形)とすることによって、製品の外観を楽しいものとし
て、購買怠欲を増大させることができる。
(ホ)実施例 次に、本発明を、実施例に基づいて、具体的に説明する
〔実施例1〕 実施例1は、本発明に用いるサニタリー製品内に含有す
る水溶性フィルムの具体的組成及び製造方法に関するも
のである。
即ち、本実施例において、水溶性フィルムとしては、第
1表に示す成分構成を有するものを用いた。なお、水溶
性フィルムa及び水溶性フィルムbは、それぞれ後述す
るサニタリー製品において、色素成分となるものであり
、水溶性フィルムCは香料成分、水溶性フィルムdは酵
素成分となるものである。
第1表 そして、以上の成分構成を有する原料から、水溶性フィ
ルムa、b、c、dを、以下の製造方法によって製造し
た。
即ち、中性単純多糖(4,4,6−)リーグルコ多糖)
粉末をイオン交換水で熔解し、15〜35%水溶液に調
整した。次にポリビニルアルコールをイオン交換水で溶
解し、8〜30%水溶液に調整した。その後、中性単純
多糖水溶液の、中性単純多糖固形量として、各組成量と
、ポリビニルアルコール水溶液のポリビニルアルコール
固形量として、各組成量、さらに、グリセリン、色素、
香料、酵素の組成量を混合脱泡して調整フィルム化溶液
を作成した。 次に、上記調整フィルム化溶液を、キャ
スティング法により、ポリエステルフィルム上にコーテ
ィングし、乾燥して、第1表で示す組成の水溶性フィル
ムa、b、c、dを製造した。
なお、水溶性フィルムa、b、c、dの厚さは、それぞ
れ30μm、20μm、25μm、52μmとし、その
形状は、51議四角とした。
しかし、上記寸法は、配合目的に応じ、通力な厚み、大
きさ、及び形状にカントして配合することができる。
〔実施例2〕 本実施例は、上記水溶性フィルムa、b、cを用いて製
造した入浴剤A、Bの特性、特に外観及び香りに関する
特性について調べたものである。
第2表に、かかる入浴剤A、Bの成分構成を示す。なお
、比較のため、従来の入浴剤Cの成分構成についても示
した。
第2表 上記成分構成を有する原料から入浴剤A、B。
Cを通常の製造方法によって製造した後、各入浴剤の特
性を、第3表に示す4項目について調べ、その結果を同
表に示す。
なお、被験者は60人であった。
第3表 第3表から明らかなように、本発明に係る入浴剤A、B
は、従来の入浴剤Cと比較して、製品の外観、使用時の
楽しさ、さらには、成分の長期安定性等に関して、優れ
た効果を上げることができる。
また、かかる効果の他にも、各入浴剤A、B中の水溶性
フィルム状組成成分は、20μm〜30μmと極めて厚
みが薄いので、浴場中に瞬時に熔解させることができる
。さらに、各フィルム状組成成分は、厚み、形状、或い
はフィルム組成を変えることによって、溶解速度及び温
度熔解性を自在に調節できる。
さらに、入浴剤A、B中に、不安定な成分、例えば、品
質変化を起こしやすい各種ビタミン、酵素等を配合する
際、上記したようにフィルム状とすることによって、長
期の安定性を可能とすることができるとともに、消費者
に、その成分を視認さゼることができる。
〔実施例3〕 本実施例は、実施例1で製造した水溶性フィルムa、b
、C,dを用いて製造した入浴剤りの化学的特性につい
て調べたものである。
第4表に、かかる入浴剤りの成分構成を示す。
なお、比較のため、従来の入浴剤Eの成分構成について
も示した。
第4表 上記組成を有する入浴剤り、 Eについて、色素及び酵
素成分の経時的安定性を調べた。
なお、色素については、ブリリアントブルーFCFは6
30mμ、ウラニンコンクは490mμの各吸収スペク
トルにより、色素の残存率をヨT1定した。
また、酵素については、ミルクカゼインを基質として、
チロシン−フォリン法により測定し、1分間に、1μg
のチロシン相当フォリン呈色を1単位として、酵素活性
の残存率を測定した。
なお、経時安定測定における保存条件は、室温及び40
°C275%!711の二つの条件にて保存したもので
ある。
第1図〜第3図に、その結果を示す。
第1図及び第2図に示す如く、本発明に係る入浴剤りは
、室温及び40℃、75%R11の二つの保存条件のい
ずれにおいても、色素が殆ど消失しておらず、これは、
長期間にわたって鮮明な色を保持できたことを意味して
いる。
これに対して、従来品である入浴剤Eは、室温及び40
℃、75%R11の二つの保存条件のいずれにおいても
、色素を有意差が認められる程度に消失しており、特に
色素ブリリアントブルーについては色素を著しく消失し
、褪色したものとなっている。
また、第3図から明らかなように、本発明に係る入浴剤
りは、室温及び40℃、75%RHの二つの保存条件の
いずれにおいても、酵素力価を殆ど低減しておらず、こ
れは、長期間にわたって酵素の効果を維持できることを
意味している。
これに対して、従来品である入浴剤Eは、室温及び40
℃、75%RHの二つの保存条件のいずれにおいても、
酵素力価を短期間に低減している。
〔実施例4〕 本実施例は、サニタリー製品が洗濯用洗剤Fである場合
であり、第5表に、その成分構成を、従来の洗濯用洗剤
Gと比較して示した。
第5表 本実施例においても、洗濯用洗剤Fは、従来品である洗
濯用洗剤Gに対して、上述した入浴剤A。
B、Dに関して実施例2及び実施例3で示した効果と同
様な効果を奏することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例3に係る入浴剤の色素安定性
を示すグラフ、第3図は同人浴剤の酵素力価安定性を示
すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、組成成分の少なくとも一部を薄肉の水溶性フィルム
    状としたことを特徴とするフィルム状成分を含有するサ
    ニタリー製品。
JP61256323A 1986-10-27 1986-10-27 フィルム状成分を含有する入浴剤 Expired - Lifetime JP2533763B2 (ja)

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