JPS63110190A - 加熱容器 - Google Patents
加熱容器Info
- Publication number
- JPS63110190A JPS63110190A JP61255277A JP25527786A JPS63110190A JP S63110190 A JPS63110190 A JP S63110190A JP 61255277 A JP61255277 A JP 61255277A JP 25527786 A JP25527786 A JP 25527786A JP S63110190 A JPS63110190 A JP S63110190A
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- JP
- Japan
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- liquid
- jacket
- heating
- heating container
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 39
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- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 2
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は加熱容器に関する。
(従来の技術)
たとえば食品、薬品などの混合、水分調整、化学反応促
進などの目的で使用する加熱容器として。
進などの目的で使用する加熱容器として。
これに電磁誘導発熱機構、及び気液二相の熱媒体を封入
したジャケット室を設けた構成が別途提案されている(
実開昭61−132030号公報参照。)。
したジャケット室を設けた構成が別途提案されている(
実開昭61−132030号公報参照。)。
前記した既提案の構成は、加熱容器本体の外壁の周囲に
ジャケット室を設け、これに連通ずるように液溜部を設
置するとともに、この液溜部に気液二相の熱媒体を封入
し、この液溜部を電磁誘導廃熱機構によって加熱して、
内部の熱媒体を加熱するようにしである。
ジャケット室を設け、これに連通ずるように液溜部を設
置するとともに、この液溜部に気液二相の熱媒体を封入
し、この液溜部を電磁誘導廃熱機構によって加熱して、
内部の熱媒体を加熱するようにしである。
これによれば電磁誘導発熱機構によって液溜部が発熱す
ると、その熱によって液溜部内の液相の熱媒体が加熱さ
れて気化する。これによる蒸気はジャケット室の低温領
域部分に向かって流れていく、そしてその低温部分に触
れると、そこで凝縮して液体の状態にもどる。このとき
潜熱を放出してその低温部分を昇温させる。凝縮した熱
媒体は再び液溜部にもどる。以下これを繰り返す。
ると、その熱によって液溜部内の液相の熱媒体が加熱さ
れて気化する。これによる蒸気はジャケット室の低温領
域部分に向かって流れていく、そしてその低温部分に触
れると、そこで凝縮して液体の状態にもどる。このとき
潜熱を放出してその低温部分を昇温させる。凝縮した熱
媒体は再び液溜部にもどる。以下これを繰り返す。
このような熱媒体の潜熱の授受によって加熱容器本体の
壁部がその全面にわたってしかも均一に加温される。こ
の加温によって加熱容器本体の内部の被処理物が均一に
加熱されるようになるのである。
壁部がその全面にわたってしかも均一に加温される。こ
の加温によって加熱容器本体の内部の被処理物が均一に
加熱されるようになるのである。
ところでこのような構成において、加熱容器本体として
大型のものを使用するときは、これにともなってジャケ
ット室もその容積の大きいものを使用する必要がある。
大型のものを使用するときは、これにともなってジャケ
ット室もその容積の大きいものを使用する必要がある。
しかし前記したようにこのジャケット室には熱媒体が密
封されているため、その内部圧力P (kg/cJ)と
容積v (nt’)との積が0.04以上となると、圧
力容器として法規の適用を受けることになる。
封されているため、その内部圧力P (kg/cJ)と
容積v (nt’)との積が0.04以上となると、圧
力容器として法規の適用を受けることになる。
この法規の適用を避けるため、ジャケット室として容積
を小さくするべく、その厚さを薄く構成することが考え
られるが、これとても限界があり、充分に対処できない
嫌いがある。
を小さくするべく、その厚さを薄く構成することが考え
られるが、これとても限界があり、充分に対処できない
嫌いがある。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は加熱容器本体として大型化のものを使用した
場合でも、これに使用するジャケット室が、圧力容器と
しての法規の適用からできるだけ回避されるようにする
ことを目的とする。
場合でも、これに使用するジャケット室が、圧力容器と
しての法規の適用からできるだけ回避されるようにする
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この発明は加熱容器本体の周囲に、それぞれ独立したジ
ャケット室を分散して複数設け、各ジャケット室にそれ
ぞれ別個に連通ずる液溜部に、気液二相の熱媒体を封入
するとともに、前記各液溜部を電磁誘導発熱機構によっ
て共通に加熱するようにしたことを特徴とする。
ャケット室を分散して複数設け、各ジャケット室にそれ
ぞれ別個に連通ずる液溜部に、気液二相の熱媒体を封入
するとともに、前記各液溜部を電磁誘導発熱機構によっ
て共通に加熱するようにしたことを特徴とする。
これによればジャケット室としては分割されたことにな
るので、個々のジャケット室は容積を小さくして構成す
ることができるようになる。
るので、個々のジャケット室は容積を小さくして構成す
ることができるようになる。
またこの発明は前記のように独立して複数設けられたジ
ャケット室または液溜部にまたがるように、別のジャケ
ット室を設け、その内部に気液二相の熱媒体を封入した
ことを特徴とする。
ャケット室または液溜部にまたがるように、別のジャケ
ット室を設け、その内部に気液二相の熱媒体を封入した
ことを特徴とする。
これによればジャケット室がそれぞれ独立していること
により、各ジャケット室の内部温度に差が発生すること
が起り得るとしても、この別のジャケット室内の熱媒体
によって、その温度差を解消することができるようにな
る。
により、各ジャケット室の内部温度に差が発生すること
が起り得るとしても、この別のジャケット室内の熱媒体
によって、その温度差を解消することができるようにな
る。
(実施例)
この発明の実施例を図によって説明すると、1は加熱容
器本体で、上部はマンホール2になどによって閉塞され
である。この発明にしたがい、複数のジャケット室3を
加熱容器本体1の周囲に分散して設置する。
器本体で、上部はマンホール2になどによって閉塞され
である。この発明にしたがい、複数のジャケット室3を
加熱容器本体1の周囲に分散して設置する。
図の実施例ではジャケット室3を、加熱容器本体1切縦
方向に沿って延長するように構成されである。そしてそ
の各ジャケット室3は加熱容器本体1の円周方向に沿っ
て分散されて配置されである。
方向に沿って延長するように構成されである。そしてそ
の各ジャケット室3は加熱容器本体1の円周方向に沿っ
て分散されて配置されである。
各ジャケット室3には液溜部4が、これもそれぞれ互い
に独立して連通してするように設置されである。そして
その各内部には、たとえば水、油のような気液二相の熱
媒体5が減圧封入されである。
に独立して連通してするように設置されである。そして
その各内部には、たとえば水、油のような気液二相の熱
媒体5が減圧封入されである。
各液溜部4は共通して単独の電磁誘導発熱機構6によっ
て加熱されるようにしである。この電磁誘導発熱機構6
は誘導コイル7と、これが巻装されである鉄心たとえば
巻鉄心8とによって主として構成されである。図の実施
例では電磁誘導発熱機構6は、加熱容器本体1の底部中
央に設置されてあり、これを取り巻くように液溜部4が
配置されである。
て加熱されるようにしである。この電磁誘導発熱機構6
は誘導コイル7と、これが巻装されである鉄心たとえば
巻鉄心8とによって主として構成されである。図の実施
例では電磁誘導発熱機構6は、加熱容器本体1の底部中
央に設置されてあり、これを取り巻くように液溜部4が
配置されである。
以上の構成において、電磁誘導発熱機構6を駆動させる
と、すなわち誘導コイル7を交流電源によって励磁する
と交番磁束が発生し、これによって液溜部4の壁部に電
流が誘起する。この電流によるジュール熱によって各液
溜部4が一斉に発熱する。
と、すなわち誘導コイル7を交流電源によって励磁する
と交番磁束が発生し、これによって液溜部4の壁部に電
流が誘起する。この電流によるジュール熱によって各液
溜部4が一斉に発熱する。
この発生した熱によって各液溜部4内の液相の熱媒体5
が加熱されて気化する。これによる蒸気は各ジャケット
室3の低温領域部分に向がって流れていく。そしてその
低温部分に触れると、そこで凝縮して液体の状態にもど
る。このとき潜熱を放出してその低温部分を昇温させる
。凝縮した熱媒体は再び液溜部4にもどる。以下これを
繰り返す。
が加熱されて気化する。これによる蒸気は各ジャケット
室3の低温領域部分に向がって流れていく。そしてその
低温部分に触れると、そこで凝縮して液体の状態にもど
る。このとき潜熱を放出してその低温部分を昇温させる
。凝縮した熱媒体は再び液溜部4にもどる。以下これを
繰り返す。
このような熱媒体5の潜熱の授受によって加熱容器本体
1の壁部はその全面が均一に加温され。
1の壁部はその全面が均一に加温され。
これによって加熱容器本体1の温度が均一化されるよう
になる。そしてジャケット室3は加熱容器本体1の周囲
に配置されているとしても1個々に独立して分散してい
るので、個々のジャケット室3の容積は小さいもので足
りるようになる。したがって圧力容器としての法規上の
適用は、これをもって充分に回避することが可能となる
。
になる。そしてジャケット室3は加熱容器本体1の周囲
に配置されているとしても1個々に独立して分散してい
るので、個々のジャケット室3の容積は小さいもので足
りるようになる。したがって圧力容器としての法規上の
適用は、これをもって充分に回避することが可能となる
。
一方ジャケット室3は個々に独立していて、互いに連通
していない関係上、ジャケット室3間に温度差が発生す
ることが予想できる。これを回避するためには、各ジャ
ケット室3に共通してまたがるように、別のジャケット
室9を設け、その内部に同じく気液二相の熱媒体10を
減圧封入しておく。
していない関係上、ジャケット室3間に温度差が発生す
ることが予想できる。これを回避するためには、各ジャ
ケット室3に共通してまたがるように、別のジャケット
室9を設け、その内部に同じく気液二相の熱媒体10を
減圧封入しておく。
このようなジャケット室9を設けておくと、熱媒体10
が高温のジャケット室3の熱によって加熱−されて気化
し、低温のジャケット室3によって凝縮され、そのとき
の潜熱によって低温部分を加熱する。これによって各ジ
ャケット室3の温度差は解消されるようになる。
が高温のジャケット室3の熱によって加熱−されて気化
し、低温のジャケット室3によって凝縮され、そのとき
の潜熱によって低温部分を加熱する。これによって各ジ
ャケット室3の温度差は解消されるようになる。
なお第1図に示す実施例では、ジャケット室9を加熱容
器本体1の周囲を包囲するようにして、複数設けている
が、これに代えて第4図、第5図に示すように、ジャケ
ット室9を各液溜部4にまたがって近接するように設置
し、その内部に気液二相の熱媒体10を減圧封入するよ
うにしておいてもよい。
器本体1の周囲を包囲するようにして、複数設けている
が、これに代えて第4図、第5図に示すように、ジャケ
ット室9を各液溜部4にまたがって近接するように設置
し、その内部に気液二相の熱媒体10を減圧封入するよ
うにしておいてもよい。
(発明の効果)
以上詳述したようにこの発明によれば、電磁誘導発熱機
構と、気液二相の熱媒体を封入したジャケット室を備え
た加熱容器において、ジャケット室としてその容積の大
きいものを使用することがら、加熱容器本体を均一に加
熱することができるといった効果を奏する。
構と、気液二相の熱媒体を封入したジャケット室を備え
た加熱容器において、ジャケット室としてその容積の大
きいものを使用することがら、加熱容器本体を均一に加
熱することができるといった効果を奏する。
第1図はこの発明の実施例を示し、一部を側面図とした
縦断面図、第2図は第1図のA−A、Ill断面図、第
3図は第1図のB−B線断面図、第4図はこの発明の別
の実施例を示す部分断面図、第5図は第4図のC−C線
断面図である。 1・・・加熱容器本体、3・・・ジャケット室、4・・
・液溜部、5・・・熱媒体、6・・・電磁誘導発熱機構
、9・・・ジャケット室、10・・・熱媒体、 中5 宰、に、′ ;工゛−−−4に 二士 刊 由1
縦断面図、第2図は第1図のA−A、Ill断面図、第
3図は第1図のB−B線断面図、第4図はこの発明の別
の実施例を示す部分断面図、第5図は第4図のC−C線
断面図である。 1・・・加熱容器本体、3・・・ジャケット室、4・・
・液溜部、5・・・熱媒体、6・・・電磁誘導発熱機構
、9・・・ジャケット室、10・・・熱媒体、 中5 宰、に、′ ;工゛−−−4に 二士 刊 由1
Claims (2)
- (1)加熱容器本体の周囲に、それぞれ独立したジャケ
ット室を分散して複数設けるとともに、前記各ジャケッ
ト室にそれぞれ別個に連通する液溜部を設け、前記各液
溜部に気液二相の熱媒体を封入し、前記各液溜部の熱媒
体を電磁誘導発熱機構によって共通に加熱せしめてなる
加熱容器。 - (2)加熱容器本体の周囲に、それぞれ独立したジャケ
ット室を分散して複数設けるとともに、前記各ジャケッ
ト室にそれぞれ別個に連通する液溜部を設け、前記各液
溜部に気液二相の熱媒体を封入し、前記各液溜部の熱媒
体を電磁誘導発熱機構によって共通に加熱せしめるとと
もに、更に前記ジャケット室またはそのジャケット室に
連通している液溜部にまたがるように、別のジャケット
室を設け、その内部に気液二相の熱媒体を封入してなる
加熱容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255277A JPH0714750B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 加熱容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255277A JPH0714750B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 加熱容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110190A true JPS63110190A (ja) | 1988-05-14 |
JPH0714750B2 JPH0714750B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=17276514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61255277A Expired - Lifetime JPH0714750B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 加熱容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714750B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1080220C (zh) * | 1998-03-18 | 2002-03-06 | 本田技研工业株式会社 | 头灯支承用托架装置 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP61255277A patent/JPH0714750B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1080220C (zh) * | 1998-03-18 | 2002-03-06 | 本田技研工业株式会社 | 头灯支承用托架装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714750B2 (ja) | 1995-02-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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