JPS63109907A - クロス孔加工装置 - Google Patents
クロス孔加工装置Info
- Publication number
- JPS63109907A JPS63109907A JP25559186A JP25559186A JPS63109907A JP S63109907 A JPS63109907 A JP S63109907A JP 25559186 A JP25559186 A JP 25559186A JP 25559186 A JP25559186 A JP 25559186A JP S63109907 A JPS63109907 A JP S63109907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- quill
- boring
- support
- workpiece
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 23
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はクロス孔加工装置に関する。
(従来技術)
従来、互いに交差する加工孔を有するワークの中ぐり加
工を行う場合、加工装置の違いに基づく寸法誤差をなく
して加工精度を確保するため、単一の加工装置が用いら
れている。その加゛工装置は、一般に、一方向に変位動
可能に設けられ外周側に中ぐリチップを備える中ぐり加
工タイルと、鎖中ぐり加工タイルの変位動方向において
鎖中ぐり加工クイルの先端部に向って変位動可能に設け
られ中ぐり加工時に鎖中ぐり加工タイルの先端部を抑圧
支持するタイルサポートと、を有する構成となっている
。そしてこのような加工装置を用いてワークの交差する
加工孔の中ぐり加工を行うには、先ず、ワークを所定の
加工位置に保持し、その状態で一方の加工孔の中ぐり加
工を中ぐり加工タイルとタイルサポートとにより行う、
そしてこの後、ワークの他方の加工孔の中ぐり加工が行
えるようにワークの姿勢を変えるか、或いは中ぐり加工
タイル及びタイルサポートの位置を変えるかして、前記
同様、中ぐり加工クイルとクイルサポートとにより中ぐ
り加工を行うこととなっている。
工を行う場合、加工装置の違いに基づく寸法誤差をなく
して加工精度を確保するため、単一の加工装置が用いら
れている。その加゛工装置は、一般に、一方向に変位動
可能に設けられ外周側に中ぐリチップを備える中ぐり加
工タイルと、鎖中ぐり加工タイルの変位動方向において
鎖中ぐり加工クイルの先端部に向って変位動可能に設け
られ中ぐり加工時に鎖中ぐり加工タイルの先端部を抑圧
支持するタイルサポートと、を有する構成となっている
。そしてこのような加工装置を用いてワークの交差する
加工孔の中ぐり加工を行うには、先ず、ワークを所定の
加工位置に保持し、その状態で一方の加工孔の中ぐり加
工を中ぐり加工タイルとタイルサポートとにより行う、
そしてこの後、ワークの他方の加工孔の中ぐり加工が行
えるようにワークの姿勢を変えるか、或いは中ぐり加工
タイル及びタイルサポートの位置を変えるかして、前記
同様、中ぐり加工クイルとクイルサポートとにより中ぐ
り加工を行うこととなっている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、上記加工装置にあっては、中ぐり加工タイルと
タイルサポートをそれぞれ一つずつしか備えていないた
め、交差する加工孔の中ぐり加工を行う場合、一方の加
工孔の加工をした後、ワークの姿勢を変えるか、或いは
中ぐり加工クイル及びクイルサポートの位置を変えてか
ら他方の加工孔の加工を行なわなければならず、このた
め、交差する加工孔を有するワークの中ぐり加工は、比
較的、加工時間を要することとなっていた。
タイルサポートをそれぞれ一つずつしか備えていないた
め、交差する加工孔の中ぐり加工を行う場合、一方の加
工孔の加工をした後、ワークの姿勢を変えるか、或いは
中ぐり加工クイル及びクイルサポートの位置を変えてか
ら他方の加工孔の加工を行なわなければならず、このた
め、交差する加工孔を有するワークの中ぐり加工は、比
較的、加工時間を要することとなっていた。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は
、交差する加工孔を有するワークの中ぐり加工を行うに
際し、その加工時間を極力短縮することにある。
、交差する加工孔を有するワークの中ぐり加工を行うに
際し、その加工時間を極力短縮することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)かかる目的を達
成するために本発明にあっては、 所定の加工位置に保持され互いに交差する加工ろL 孔を有するワークを加工するクロ漱誦工装置において、 前記ワークの一方の加工孔の中ぐり加工を行うために変
位動可taに設けられ外周側に中ぐリチップを備える第
1の中ぐり加工タイルと、前記ワークの他方の加工孔の
中ぐり加工を行うために変位動可能に設けられ外周側に
中ぐリチップを備える第2の中ぐり加工タイルと、前記
第1の中ぐり加工タイルの変位動方向において該第1の
中ぐり加工タイルの先端部に向って変位動可能に設けら
れ、中ぐり加工時に該第1の中ぐり加工タイルの先端部
を支持するクィルサポー ト と 、 前記タイルサポートに形成され、該クイルサポートが前
記第1の中ぐり加工タイルの先端部を支持したとき前記
第2の中ぐり加工タイルの通過を許容する貫通孔と、を
有することを特徴とするクロス孔加工装置、 とした構成としである。
成するために本発明にあっては、 所定の加工位置に保持され互いに交差する加工ろL 孔を有するワークを加工するクロ漱誦工装置において、 前記ワークの一方の加工孔の中ぐり加工を行うために変
位動可taに設けられ外周側に中ぐリチップを備える第
1の中ぐり加工タイルと、前記ワークの他方の加工孔の
中ぐり加工を行うために変位動可能に設けられ外周側に
中ぐリチップを備える第2の中ぐり加工タイルと、前記
第1の中ぐり加工タイルの変位動方向において該第1の
中ぐり加工タイルの先端部に向って変位動可能に設けら
れ、中ぐり加工時に該第1の中ぐり加工タイルの先端部
を支持するクィルサポー ト と 、 前記タイルサポートに形成され、該クイルサポートが前
記第1の中ぐり加工タイルの先端部を支持したとき前記
第2の中ぐり加工タイルの通過を許容する貫通孔と、を
有することを特徴とするクロス孔加工装置、 とした構成としである。
丘述の構成により、中ぐり加工時に、タイルサポートを
貫通して第2の中ぐり加工タイルが変位動できることに
なり、第1、第2の中ぐり加工タイルにより同時に中ぐ
り加工を行うことができることになる。
貫通して第2の中ぐり加工タイルが変位動できることに
なり、第1、第2の中ぐり加工タイルにより同時に中ぐ
り加工を行うことができることになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図において、lはワーク載置台で、該ワー
ク載置台lには、互いに交差する加工孔を有するワーク
Wが保持される。ワークWは。
ク載置台lには、互いに交差する加工孔を有するワーク
Wが保持される。ワークWは。
本実施例の場合、デファレンシャルキャリアであるが、
このワークWは、第1図に示すように、上下方向及び左
右方向にそれぞれ延びる加工孔2.3を有している。加
工孔2は、上方から下方に向って拡径しており、その加
工孔1内周面には、上方側から順次、段部4.5.6が
形成されている。加工孔3は、本実施例の場合、ワーク
W側壁の相対向する開ロア、8及び、その両者7.8を
結ぶワークW内の領域が形成しており、開ロア、8の内
周縁部は、それぞれ同じ構成となっている。
このワークWは、第1図に示すように、上下方向及び左
右方向にそれぞれ延びる加工孔2.3を有している。加
工孔2は、上方から下方に向って拡径しており、その加
工孔1内周面には、上方側から順次、段部4.5.6が
形成されている。加工孔3は、本実施例の場合、ワーク
W側壁の相対向する開ロア、8及び、その両者7.8を
結ぶワークW内の領域が形成しており、開ロア、8の内
周縁部は、それぞれ同じ構成となっている。
前記ワーク#を置台1の上方には、第1の中ぐり加工タ
イル(以下、第1のタイルと称す)9が、その軸心を上
下方向に向けて設けられている。この第1のクイル9に
は、駆動機構(図示略)が連係されており、該第1のク
イル9は、その軸心を中心とした回転動及び、上下方向
、水モ方向(第1図中、左右方向)の変位動が可能とな
っている。この第1のクイル9の径は、ワークWの加工
孔2よりも小径とされ、その断面は、加工孔2への挿入
を可能とするため第3図に示すように、略半円形状とさ
れている。この第1のクイル9の径は、先端部に向って
段階的に縮径されており、この第1のクイル9の外周面
には、その各段階毎に、中ぐりを行うためのチップ1O
111,12が突設されている(一部のチップ10.1
1は図中、Δ印をもって示す、)。
イル(以下、第1のタイルと称す)9が、その軸心を上
下方向に向けて設けられている。この第1のクイル9に
は、駆動機構(図示略)が連係されており、該第1のク
イル9は、その軸心を中心とした回転動及び、上下方向
、水モ方向(第1図中、左右方向)の変位動が可能とな
っている。この第1のクイル9の径は、ワークWの加工
孔2よりも小径とされ、その断面は、加工孔2への挿入
を可能とするため第3図に示すように、略半円形状とさ
れている。この第1のクイル9の径は、先端部に向って
段階的に縮径されており、この第1のクイル9の外周面
には、その各段階毎に、中ぐりを行うためのチップ1O
111,12が突設されている(一部のチップ10.1
1は図中、Δ印をもって示す、)。
前記ワークWの加工孔3の延長領域には、第2の中ぐり
加工タイル(以下、第2のタイルと称す)13が、その
軸心を加工孔3の軸心に一致させて設けられている。こ
の第2のタイル13は、駆動機構(図示路)に連係され
ており、該第2のクイル13は、駆動機構により、その
軸心を中心とした回転動、上下方向及び加工孔3の延び
る方向(第1図中、左右方向)への変位動が可能となっ
ている。この第2のクイル13の外径は、加工孔3より
も小径とされており、その第2のクイル13の先端部外
周側には、開ロア、8の内周縁部を中ぐり加工するチッ
プ14が取付けられている。
加工タイル(以下、第2のタイルと称す)13が、その
軸心を加工孔3の軸心に一致させて設けられている。こ
の第2のタイル13は、駆動機構(図示路)に連係され
ており、該第2のクイル13は、駆動機構により、その
軸心を中心とした回転動、上下方向及び加工孔3の延び
る方向(第1図中、左右方向)への変位動が可能となっ
ている。この第2のクイル13の外径は、加工孔3より
も小径とされており、その第2のクイル13の先端部外
周側には、開ロア、8の内周縁部を中ぐり加工するチッ
プ14が取付けられている。
ワーク載置台1には、クイルサポー)15が設けられて
いる。クイルサポー)15は、枠体16と、支持ピン1
7とから構成されている。枠体16はワーク載置台lに
より上下方向に摺動可能に保持されており、枠体16の
側面は、第2のクイル13の移動方向側において開かれ
、これが、第2のタイル13の貫通を許容するための貫
通孔18を構成している。ワーク載置台lにはまた、揺
動アームがその軸方向中央部において回動可能に支持さ
れている。その揺動アーム19の一端部は、枠体16の
下部に連結され、その他端部は、第1のクイル9に連動
して作動される往復駆動機構(図示路)に連結されてお
り、この往復駆動機構の作動により、揺動アーム19を
介して枠体16は上下方向に変位動される。支持ピン1
7は、一端部がベアリング20を介して枠体16の上部
に回動可能に支持されており、支持ピン17の他端部は
枠体16の上方に突出している。支持ピン17の他端部
は上方に向うに従って縮径されており、この支持ピン1
7の軸心方向はワークWの軸心O方向に一致している。
いる。クイルサポー)15は、枠体16と、支持ピン1
7とから構成されている。枠体16はワーク載置台lに
より上下方向に摺動可能に保持されており、枠体16の
側面は、第2のクイル13の移動方向側において開かれ
、これが、第2のタイル13の貫通を許容するための貫
通孔18を構成している。ワーク載置台lにはまた、揺
動アームがその軸方向中央部において回動可能に支持さ
れている。その揺動アーム19の一端部は、枠体16の
下部に連結され、その他端部は、第1のクイル9に連動
して作動される往復駆動機構(図示路)に連結されてお
り、この往復駆動機構の作動により、揺動アーム19を
介して枠体16は上下方向に変位動される。支持ピン1
7は、一端部がベアリング20を介して枠体16の上部
に回動可能に支持されており、支持ピン17の他端部は
枠体16の上方に突出している。支持ピン17の他端部
は上方に向うに従って縮径されており、この支持ピン1
7の軸心方向はワークWの軸心O方向に一致している。
次に、上記加工装置の作動について説明する。
先ず、ワークWを第1図に示すように所定の加工位置に
保持すると、第1のクイル9は1段部5にチップ12が
衝突しないように、ワークWの軸心0よりも若干偏心し
た状態でワークW内を下降され、該第1のクイル9は、
設定最下位置に位置される。そしてこの後、第1のクイ
ル9“は、その軸心がワークWの軸心0に一致する第1
の位置P1まで水平に移動される(第1図参照)。
保持すると、第1のクイル9は1段部5にチップ12が
衝突しないように、ワークWの軸心0よりも若干偏心し
た状態でワークW内を下降され、該第1のクイル9は、
設定最下位置に位置される。そしてこの後、第1のクイ
ル9“は、その軸心がワークWの軸心0に一致する第1
の位置P1まで水平に移動される(第1図参照)。
一方、タイルサポート15は、第1のクイル9の下降に
連動して、前記往復駆動機構及び揺動アーム19により
上昇することになり、第1のクイル9が第1の位g!l
P1に位置したときには、タイルサポート15の支持ピ
ン17は、第1のクイル9の先端面を、該支持ピン17
の軸心と該第1のクイル9の軸心とを一致させて抑圧支
持する。
連動して、前記往復駆動機構及び揺動アーム19により
上昇することになり、第1のクイル9が第1の位g!l
P1に位置したときには、タイルサポート15の支持ピ
ン17は、第1のクイル9の先端面を、該支持ピン17
の軸心と該第1のクイル9の軸心とを一致させて抑圧支
持する。
第1のクイル9が第1の位atPtに位置すると、該第
1のクイル9は、その軸心を中心として回転すると共に
上昇を開始する。この場合、クイルサボー)15も、第
1のクイル9に連動して上昇することになり、支持ピン
は、第1のクイル9の先端面を押圧し続けると共に、第
1のタイルからの反作用を受けて、その支持ピン17の
軸心を中心として回転することになる。このため、第1
のクイル9の回転によりチップlOと11とが、その上
昇に伴ってワークWの段部4.5の上側内周面St 、
s2をそれぞれ中ぐり加工するが、このとき第1のクイ
ル9の回転振れは、該第1のクイル9に対するタイルサ
ポート15の支持ピン17の抑圧支持により防止される
。一方、このとき、第2のタイル13が、その軸心を中
心として回転しつつワークWの開ロアに進入することに
なり、開ロア内周縁部の中ぐり加工が行われる。
1のクイル9は、その軸心を中心として回転すると共に
上昇を開始する。この場合、クイルサボー)15も、第
1のクイル9に連動して上昇することになり、支持ピン
は、第1のクイル9の先端面を押圧し続けると共に、第
1のタイルからの反作用を受けて、その支持ピン17の
軸心を中心として回転することになる。このため、第1
のクイル9の回転によりチップlOと11とが、その上
昇に伴ってワークWの段部4.5の上側内周面St 、
s2をそれぞれ中ぐり加工するが、このとき第1のクイ
ル9の回転振れは、該第1のクイル9に対するタイルサ
ポート15の支持ピン17の抑圧支持により防止される
。一方、このとき、第2のタイル13が、その軸心を中
心として回転しつつワークWの開ロアに進入することに
なり、開ロア内周縁部の中ぐり加工が行われる。
第1のクイル9が第2の位置(第2図中、仮相線で示す
)P2まで上昇すると、チップlOと11とはワークW
外に退出することになり、それらに代わって、次にチッ
プ12がワークWの段部5の下側内周面S3に臨むこと
になる。そして、第1のクイル9の上昇に伴ってチップ
12は、その内周面S3の中ぐり加工を、第1のクイル
9が第3の位置P3 (第2図参照)に位置するまで
行う、この際、クイルサポー)15の貫通孔18は、ワ
ークWの開ロア、8に対向しており、第1のクイル9が
第2の位HP2から第3の位置P3まで移動する間にお
いても、クイルサボー)15の貫通孔18の延長領域内
には、ワークの開ロア、8が位置している。一方、第2
のクイル13は、第1のクイル9が第2の位置P2に位
置するときには、ワークWの開ロア内周縁部の中ぐり加
工を終了し、その先端部はクイルサポー)15の貫通孔
18に近づきつつあり、第1のクイル9が第2の位置P
2かう第3の位置P3に移動する間において、第2のタ
イル13はタイルサポート15の貫通孔を通過する。そ
してこの後、第2のクイル13は、ワークWの開口8に
向って進み、該開口8内周縁部部の中ぐり加工を開始す
る。
)P2まで上昇すると、チップlOと11とはワークW
外に退出することになり、それらに代わって、次にチッ
プ12がワークWの段部5の下側内周面S3に臨むこと
になる。そして、第1のクイル9の上昇に伴ってチップ
12は、その内周面S3の中ぐり加工を、第1のクイル
9が第3の位置P3 (第2図参照)に位置するまで
行う、この際、クイルサポー)15の貫通孔18は、ワ
ークWの開ロア、8に対向しており、第1のクイル9が
第2の位HP2から第3の位置P3まで移動する間にお
いても、クイルサボー)15の貫通孔18の延長領域内
には、ワークの開ロア、8が位置している。一方、第2
のクイル13は、第1のクイル9が第2の位置P2に位
置するときには、ワークWの開ロア内周縁部の中ぐり加
工を終了し、その先端部はクイルサポー)15の貫通孔
18に近づきつつあり、第1のクイル9が第2の位置P
2かう第3の位置P3に移動する間において、第2のタ
イル13はタイルサポート15の貫通孔を通過する。そ
してこの後、第2のクイル13は、ワークWの開口8に
向って進み、該開口8内周縁部部の中ぐり加工を開始す
る。
ilのクイル9がflS3の位ii!i P 3にまで
上昇すると、ワークWの段部5の下側内周面S3におけ
る中ぐり加工が終了することになり、第1のクイル9は
、その回転及び上昇を停止する。また、このとき、第2
のクイル13もワークWの開口8内周縁部の中ぐり加工
を終了することなり、第2のクイル13は、その回転と
移動を停止する。
上昇すると、ワークWの段部5の下側内周面S3におけ
る中ぐり加工が終了することになり、第1のクイル9は
、その回転及び上昇を停止する。また、このとき、第2
のクイル13もワークWの開口8内周縁部の中ぐり加工
を終了することなり、第2のクイル13は、その回転と
移動を停止する。
次いで、タイルサポート15が原位置に復帰するために
下降を始め、支持ビン17と第1のクイル9の先端面と
の当接が解除される。これに伴って第2のクイル13は
、第2図中、右方向に移動し、ワークW外の原位置に復
帰される。一方、第1のクイル9は、その軸心をワーク
Wの軸心Oに対して若干偏心した状態となるように移動
され、チップ12の上昇領域に段部5が臨まないように
される。そしてこの後、第1のタイルは、上昇され、ワ
ークW外の原位置に復帰される。
下降を始め、支持ビン17と第1のクイル9の先端面と
の当接が解除される。これに伴って第2のクイル13は
、第2図中、右方向に移動し、ワークW外の原位置に復
帰される。一方、第1のクイル9は、その軸心をワーク
Wの軸心Oに対して若干偏心した状態となるように移動
され、チップ12の上昇領域に段部5が臨まないように
される。そしてこの後、第1のタイルは、上昇され、ワ
ークW外の原位置に復帰される。
このように、上記加工装置にあっては、第1のクイル9
と第2のクイル13とにより、ワークWの交差する加工
孔2.3を該ワークWの姿勢若しくは中ぐり加工クイル
及びクイルサポートの位置を変えることなく同時に加工
することができることになる。
と第2のクイル13とにより、ワークWの交差する加工
孔2.3を該ワークWの姿勢若しくは中ぐり加工クイル
及びクイルサポートの位置を変えることなく同時に加工
することができることになる。
以上実施例について説明したが本発明にあっては1次の
ような態様も包含する。
ような態様も包含する。
■第1のクイル9が第3の位置P3に達した後に、第2
のクイル13をタイルサポート15の貫通孔18を通過
させるようにしたもの。これにより、タイルサポート1
5の貫通孔18を、タイルサポート15の昇降方向にお
いて小さくすることができる。
のクイル13をタイルサポート15の貫通孔18を通過
させるようにしたもの。これにより、タイルサポート1
5の貫通孔18を、タイルサポート15の昇降方向にお
いて小さくすることができる。
■交差する加工孔2.3は、直交するものに限らず、あ
らゆる角度を有するもの、この場合、加工孔2.3の交
差する角度に応じて第1、第2のクイル9.13、タイ
ルサポート15を配置すればよい。
らゆる角度を有するもの、この場合、加工孔2.3の交
差する角度に応じて第1、第2のクイル9.13、タイ
ルサポート15を配置すればよい。
■ワークWは、デファレンシャルキャリアに限らず、交
差する加工孔を有するものであればどのようなものでも
よいこと。
差する加工孔を有するものであればどのようなものでも
よいこと。
(発明の効果)
本発明は以上述べたように、中ぐり加工時に、タイルサ
ポートを貫通して第2の中ぐリフィルが変移動できるこ
とになり、第1、第2の中ぐり加工タイルにより同時に
中ぐり加工を行うこ′とができることから、加工時間を
極力短縮することができる。
ポートを貫通して第2の中ぐリフィルが変移動できるこ
とになり、第1、第2の中ぐり加工タイルにより同時に
中ぐり加工を行うこ′とができることから、加工時間を
極力短縮することができる。
第1図は、本発明に係る加工装置を示す拡大正面図、
第2図は、第1図の動作状態図、
第3図は、第1図のA−A線断面図、
第4図は、本発明におけるタイルサポートを示す一部断
面側面図である。 2.3:加工孔 9:第1のタイル 1O111,12:チップ 13:第2のタイル 14:チップ 15:タイルサポート 18二貫通孔
面側面図である。 2.3:加工孔 9:第1のタイル 1O111,12:チップ 13:第2のタイル 14:チップ 15:タイルサポート 18二貫通孔
Claims (1)
- (1)所定の加工位置に保持され互いに交差する加工孔
を有するワークを加工するクロス孔加工装置において、 前記ワークの一方の加工孔の中ぐり加工を行うために変
位動可能に設けられ外周側に中ぐりチップを備える第1
の中ぐり加工クイルと、 前記ワークの他方の加工孔の中ぐり加工を行うために変
位動可能に設けられ外周側に中ぐりチップを備える第2
の中ぐり加工クイルと、 前記第1の中ぐり加工クイルの変位動方向において該第
1の中ぐり加工クイルの先端部に向って変位動可能に設
けられ、中ぐり加工時に該第1の中ぐり加工クイルの先
端部を支持するクイルサポートと、 前記クイルサポートに形成され、該クイルサポートが前
記第1の中ぐり加工クイルの先端部を支持したとき前記
第2の中ぐり加工クイルの通過を許容する貫通孔と、を
有することを特徴とするクロス孔加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25559186A JPH0790404B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | クロス孔加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25559186A JPH0790404B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | クロス孔加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63109907A true JPS63109907A (ja) | 1988-05-14 |
JPH0790404B2 JPH0790404B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=17280852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25559186A Expired - Lifetime JPH0790404B2 (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | クロス孔加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0790404B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0349810A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-03-04 | Honda Motor Co Ltd | ワーク加工装置 |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP25559186A patent/JPH0790404B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0349810A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-03-04 | Honda Motor Co Ltd | ワーク加工装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0790404B2 (ja) | 1995-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018075667A (ja) | 工作機械 | |
JP2005022034A (ja) | 工作機械 | |
US6345938B1 (en) | Process for drilling at least two holes in a two-step cycle | |
JPS63109907A (ja) | クロス孔加工装置 | |
JPS624504A (ja) | 工作機械 | |
JPH05269615A (ja) | ガンドリルマシン | |
JP4839479B2 (ja) | 内歯シェービング装置 | |
JP3910847B2 (ja) | 小型高速nc旋盤 | |
JPH09131606A (ja) | 加工装置 | |
JP7490694B2 (ja) | 工作機械 | |
JPH06155201A (ja) | 異種加工装置 | |
JPH02106237A (ja) | 砥粒リーマ加工機用テーブル | |
JPH09300155A (ja) | ワークの芯出しクランプ装置 | |
JPH0131391Y2 (ja) | ||
JP2006341367A (ja) | 内歯シェービング装置 | |
JPH05277860A (ja) | 6軸制御工作機械 | |
JPH0748359Y2 (ja) | 工作機械用治具 | |
JPS6322005Y2 (ja) | ||
JPS6142758Y2 (ja) | ||
JPS5943252B2 (ja) | ブロ−チ盤における被加工物の位置決め装置 | |
JPS6117793Y2 (ja) | ||
JPH0760537A (ja) | 加工装置および加工装置におけるワークの位置決め方法 | |
JPH05146949A (ja) | 切削加工方法 | |
JPH04128106U (ja) | テーブル上に回転テーブルと第2主軸ヘツドとを備えた立形ボーリング機械 | |
JPH02243257A (ja) | コラム前後動形平面研削盤 |