JPS63109635A - 聴話方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、第１および第２の加入者間の通話内容を第３
の加入者に聴話させる方式に関するものである。

（従来の技術） 第２図は時分割交換機を介して通話状態にある第１の加
入者９例えばＡと、第２の加入者２例えばＢとの接続状
態を示すもので、時分割（自動）交換機１のバス接続情
報用メモリ（ＨＭ）２のＡチャネルにＢアドレスを書込
み、ＢチャネルにＡアドレスを書込むことにより、ネッ
トワーク（ＮＷ）３および加入者回路（ＬＣ）４を介し
て、加入者Ａの受話バスａＯに加入者Ｂの送話バスｂ１
が接続され、加入者Ｂの受話バスｂＯに加入者Ａの送話
バスａｌが接続されている。

ここで、加入者Ａ（又はＢ）の受話バスａＯ（又はｂ（
１）に加入者Ｂ（又はＡ）の送話バスｂｌ　　（又はａ
ｌ）が接続されるということは、正確には加入者Ｂ（又
はＡ）よりの音声符号が加入者Ａ（又はＢ）に受信され
るということであり、従って、互いに相手の音声が聞こ
えることになり、加入者Ａと加入者Ｂとが通話状態にあ
ることが理解される。

従来、前記加入者Ａと加入者Ｂとの通話内容を第３の加
入者９例えばＣが聴話しようとする場合、第３図に示す
ようにバス接続情報用メモリ２のＡ、ＢおよびＣチャネ
ルに会議用回路（ＣＮＦ）５の第１．第２および第３の
受話バスのアドレスＣＮＦ＃１．ＣＮＦ＃２およびＣＮ
Ｆ＃３をそれぞれ書込み、ＣＮＦ＃１．ＣＮＦ＃２およ
びＣＮＦ＃３チャネルにＡ、ＢおよびＣアドレスをそれ
ぞれ書込む。

これによって、ネットワーク３および加入者回路４を介
して、会議用回路５の第１．第２および第３の受話バス
に０１．　　ｋ０２およびに０３に加入者Ａ、Ｂおよび
Ｃの送話バスａｔ、ｂｌおよびｃｌが接続され、加入者
Ａ、ＢおよびＣの受話バスａＯ，ｂｏおよびＣＯに会議
用回路５の第１．第２および第３の送話バスｋ　１１．
　　ｋ　１２およびｋ１３が接続される。

会議用回路５は周知のもので、客受話バスに０１．に０
２およびに０３よりの音声、即ち加入者Ａ。

ＢおよびＣの音声を混合し、これを各送話バスｋ　１１
．　　ｋ　１２およびｋ１３にそれぞれ送出するため、
加入者Ｃはその受話バスＣＯに接続された会議用回路５
の第３の送話バスｋ１３を通じて、加入者Ａと加入者Ｂ
との通話内容を聴話することができる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら前記方式では、加入者ＡおよびＢの受話バ
ス並びに送話バスを会議用回路５に切替えて接続する時
、該加入者ＡおよびＢの受信音声中に切替ノイズが混入
し、また、ネットワーク３のみを通して形成された通話
路と、会議用回路５をも通して形成された通話路とでは
伝送（通話）品質が異なるため、前記切替ノイズと合わ
せて被聴話者、即ち加入者ＡおよびＢが第３の加入者Ｃ
に聴話されている状態（以下、これを聴話状態と称す。

）に変化したことを認識してしまうという問題点があっ
た。

本発明は前記問題点を除去し、被聴話者に切替ノイズや
通話品質の変化を与える°ことなく、聴話状態を実現で
きる方式を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明では前記問題点を解決するため、時分割交換機を
介して通話状態にある第１および第２の加入者間の通話
内容を、該時分割交換機内に設置した会議用回路を用い
て第３の加入者に聴話させる聴話方式において、第１お
よび第２の加入者の送話バスを互いの受話バスに接続し
たまま、会議用回路の第１および第２の受話バスにそれ
ぞれ接続し、第３の加入者の受話バスに会議用回路の送
話バスを接続した。

（作　用） 本発明によれば、第１の加入者よりの音声は交換機のネ
ットワークを介してそのまま第２の加入者に入力される
とともに会議用回路に入力され、また、第２の加入者よ
りの音声も交換機のネットワークを介してそのまま第１
の加入者に入力されるとともに会議用回路に入力される
。従って、第１および第２の加入者間の通話状態は元の
まま保持され、一方、第１および第２の加入者よりの音
声は会議用回路にて混合され、第３の加入者の受話バス
に入力され、聴話される。

（実施例） 第１図は本発明の聴話方式の一実施例を示すもので、こ
こでは聴話状態が達成された時の接続図を示す。図中、
Ａ、ＢおよびＣは第１．第２および第３の加入者、ｌは
時分割（自動）交換機、２はバス接続情報用メモリ（Ｈ
Ｍ）、３はネットワーク（ＮＷ）　、４は加入者回路（
ＬＣ）、５は会議用回路（ＣＮＦ）である。

第４図（ａ）〜（ｄ）は、バス接続情報用メモリ２に対
する書込みデータと、その際に各加入者（聴取加入者）
が聴取可能な全ての加入者（被聴取加入者）とを、Ｍｌ
の加入者Ａと第２の加入者Ｂとの通話の開始時点から第
３の加入者Ｃによる聴話がなされるまでの各ステップに
おいて示したもので、以下、これに従って説明する。

まず、第４図（ａ）に示されるようにバス接続情報用メ
モリ２のＡチャネルにＢアドレスが書込まれると、加入
者Ａの受話バスａＯに加入者Ｂの送話バスｂ１が接続さ
れ、聴取加入者Ａに対する被聴取加入者は加入者Ｂとな
り、続いて第４図（ｂ）に示されるようにバス接続情報
用メモリ２のＢチャネルにＡアドレスが書込まれると、
加入者Ｂの受話バスｂＯに加入者Ａの送話バスａｌが接
続され、聴取加入者Ｂに対する被聴取加入者は加入者Ａ
となる。この時の交換機の接続状態は第２図と同様であ
り、加入者Ａと加入者Ｂとは通話状態となる。

次に、加入者Ｃより加入者Ａと加入者Ｂとの通話内容に
対する聴話要求が出されると、第４図（ｅ）に示される
ようにバス接続情報用メモリ２のＣＮＦ＃１．ＣＮＦ＃
２およびＣＮＦ＃３チャネルにＡアドレス、Ｂアドレス
および無音アドレスが書込まれ、会議用回路５の受話バ
スに０１．　　ｋ０２およびに０３に加入者Ａの送話バ
スａｌ、加入者Ｂの送話バスｂｌおよび周知の無音バス
がそれぞれ接続される。

この時、バス接続情報用メモリ２のＡチャネルおよびＢ
チャネルに対する書込みデータは、それぞれＢアドレス
およびＡアドレスのままであるから、聴取加入者Ａに対
する被聴取加入者は加入者Ｂであり、聴取加入者Ｂに対
する被聴取加入者は加入者Ａであり、従って、加入者Ａ
と加入者Ｂとの通話状態はそのまま保持される。また、
会議用回路５には加入者ＡおよびＢの音声が入力される
ことにより、聴取加入者の一つである会議用回路５に対
する被聴取加入者は加入者ＡおよびＢとなる。

さらに、第４図（ｄ）に示されるようにバス接続情報用
メモリ２のＣチャネルにＣＮＦ＃３アドレスが書込まれ
、加入者Ｃの受話バスＣＯに会議用回路５の送話バスｋ
１３が接続される。この時の交換機の接続状態を示すの
が第１図であり、聴取加入者Ｃに対する被聴取加入者は
会議用回路５、即ち加入者ＡおよびＢとなり、加入者Ｃ
は加入者ＡおよびＢの音声、即ちその通話内容を聴取す
ることができる。

このように前記実施例によれば、加入者Ａおよび８間の
受話バスおよび送話バスの状態は全（変化しないため、
加入者Ａ又はＢの受信音声中に切替ノイズが混入したり
、その通話品質が変化する恐れがない。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、通話状態にある第
１および第２の加入者の通話状態を全く変化させること
なく、即ち彼聴話者である第１および第２の加入者に全
く気付かれることなく、該第１および第２の加入者間の
通話内容を聴話者である第３の加入者に聴話させること
ができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の聴話方式による聴話状態の一実施例を
示す接続図、第２図は加入者Ａと加入者Ｂとの通話状態
を示す接続図、第３図は従来の聴話方式による聴話状態
を示す接続図、第４図（ａ）〜（ｄ）はバス接続情報用
メモリに対する書込みデータと各加入者に対する被聴取
加入者とを示す説明図である。 １・・・時分割交換機、２・・・バス接続情報用メモリ
、３・・・ネットワーク、４・・・加入者回路、５・・
・会議用回路。 穿号６を書１１自吏つ交Ｐカお憂 第１図 バスを昧豐ＩＡ報用メＥツ カロ入者Ａと加入者Ｂとの通話状味Σ示Ｔ花長刀第２ト
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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 時分割交換機を介して通話状態にある第１および第２の
   加入者間の通話内容を、該時分割交換機内に設置した会
   議用回路を用いて第３の加入者に聴話させる聴話方式に
   おいて、 第１および第２の加入者の送話バスを互いの受話バスに
   接続したまま、会議用回路の第１および第２の受話バス
   にそれぞれ接続し、 第３の加入者の受話バスに会議用回路の送話バスを接続
   した ことを特徴とする聴話方式。