JPS63109138A - 金型鋳造用マグネシウム基合金材料およびその製品 - Google Patents
金型鋳造用マグネシウム基合金材料およびその製品Info
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- JPS63109138A JPS63109138A JP25470886A JP25470886A JPS63109138A JP S63109138 A JPS63109138 A JP S63109138A JP 25470886 A JP25470886 A JP 25470886A JP 25470886 A JP25470886 A JP 25470886A JP S63109138 A JPS63109138 A JP S63109138A
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（発明の背景）
特許公報昭４９−４１２２号にはアルミニウム３．０〜
５．５重量％（以下％と略記する。）珪素０．２〜１．
５％、マンガン１．０％以下、亜に２．０％以下および
残りがマグネシウムよりなるマグネシウム基合金は、ダ
イカスト鋳造すると晶出する金属間化合物Ｈｇ２ Ｓｉ
が微細に分散し、機械的および熱的性質の優れた鋳物に
なると記述されている。しかし、この場合に鋳造法が急
冷のダイカスト鋳造法ではなく比較的徐冷の金型鋳造法
であれば、本来硬くて脆いＨ（１２３ｉなどの金属間化
合物が粗く晶出し、機械的および熱的性質の劣った鋳物
となる。。この傾向は上記の化学成分の範囲に限らずア
ルミニウム含有量が３．０％未満の場合もほぼ同じであ
る。
５．５重量％（以下％と略記する。）珪素０．２〜１．
５％、マンガン１．０％以下、亜に２．０％以下および
残りがマグネシウムよりなるマグネシウム基合金は、ダ
イカスト鋳造すると晶出する金属間化合物Ｈｇ２ Ｓｉ
が微細に分散し、機械的および熱的性質の優れた鋳物に
なると記述されている。しかし、この場合に鋳造法が急
冷のダイカスト鋳造法ではなく比較的徐冷の金型鋳造法
であれば、本来硬くて脆いＨ（１２３ｉなどの金属間化
合物が粗く晶出し、機械的および熱的性質の劣った鋳物
となる。。この傾向は上記の化学成分の範囲に限らずア
ルミニウム含有量が３．０％未満の場合もほぼ同じであ
る。
（発明の目的）
本発明の目的は、アルミニウム１．０〜５．５％、マン
ガン０．１〜１．０％、亜鉛２．０％以下およびチタン
を含有し、残りが実質的にマグネシウムからなるマグネ
シウム基合金を提供することにあり、この合金はダイカ
スト鋳物は勿論金型鋳物においても晶出するＭ（１２Ｓ
ｉなどの金属間化合物がより一層微細に分散し、優れた
機械的性質を発現することができる。
ガン０．１〜１．０％、亜鉛２．０％以下およびチタン
を含有し、残りが実質的にマグネシウムからなるマグネ
シウム基合金を提供することにあり、この合金はダイカ
スト鋳物は勿論金型鋳物においても晶出するＭ（１２Ｓ
ｉなどの金属間化合物がより一層微細に分散し、優れた
機械的性質を発現することができる。
（発明の概要）
本発明の合金は、鋳物において上記化学成分の範囲とな
るマグネシウム基台、金溶潟にＴｉＣｌ３、ＴｉＣｌ４
、Ａｌ−Ｔｉ合金などの形でチタンとして０゜０１〜０
．１％を添加し、通常６’８０〜７００℃でダイカスト
鋳造又は金型鋳造することにより得られる。ただし、マ
グネシウム基台金溶湯でのチタン溶解度は０．０５％以
下でおるので、０８１％添加しても半分以上は単体あ゛
るいは金属間化合物として当初は溶湯中に懸濁し、やが
て鍋底に沈降する。しかし、残りの溶湯に溶解している
チタンが本発明の効果をもたらす。
るマグネシウム基台、金溶潟にＴｉＣｌ３、ＴｉＣｌ４
、Ａｌ−Ｔｉ合金などの形でチタンとして０゜０１〜０
．１％を添加し、通常６’８０〜７００℃でダイカスト
鋳造又は金型鋳造することにより得られる。ただし、マ
グネシウム基台金溶湯でのチタン溶解度は０．０５％以
下でおるので、０８１％添加しても半分以上は単体あ゛
るいは金属間化合物として当初は溶湯中に懸濁し、やが
て鍋底に沈降する。しかし、残りの溶湯に溶解している
チタンが本発明の効果をもたらす。
次に本発明におけるマグネシウム基合金の化学成分の範
囲について説明する。アルミニウム含有口は１．０％未
満では鋳物の引張強さがかなり低下し、５．５％を越す
と引張強さは増加するが、クリープ破断強さが実用に耐
えない程減少する。
囲について説明する。アルミニウム含有口は１．０％未
満では鋳物の引張強さがかなり低下し、５．５％を越す
と引張強さは増加するが、クリープ破断強さが実用に耐
えない程減少する。
珪素含有量は少な過ぎると熱的性質が低下するとともに
チタン添加が逆効果になり、多過ぎると合金の液相線温
度が高くなり過ぎる。マンガン含有口は、アルミニウム
含有量および珪素含有量によってマンガン溶解量が異な
るので、溶解量を基準にすると０．１〜１．０％が適当
でおる。亜鉛含有量は２．０％を越えるとクリープ破断
強さが著しく低下する。
チタン添加が逆効果になり、多過ぎると合金の液相線温
度が高くなり過ぎる。マンガン含有口は、アルミニウム
含有量および珪素含有量によってマンガン溶解量が異な
るので、溶解量を基準にすると０．１〜１．０％が適当
でおる。亜鉛含有量は２．０％を越えるとクリープ破断
強さが著しく低下する。
これらの化学成分の範囲にあるマグネシウム基台金およ
び特殊な目的で特殊成分をざらに少量含有させたマグネ
シウム基合金に、上述の方法などでチタンを添加すると
合金中めチタン含有量は０゜１〜１ｏｏｐｐｍとなり、
本発明の効果すなわち引張強ざ、伸び、クリープ破断強
さ等のは減的性質のより優れたマグネシウム基合金が得
られる。
び特殊な目的で特殊成分をざらに少量含有させたマグネ
シウム基合金に、上述の方法などでチタンを添加すると
合金中めチタン含有量は０゜１〜１ｏｏｐｐｍとなり、
本発明の効果すなわち引張強ざ、伸び、クリープ破断強
さ等のは減的性質のより優れたマグネシウム基合金が得
られる。
、なお、チタン含有量の範囲すなわち０．１〜１ｏ ｏ
ｐｐｍは、鋳物おるいは最終製品中の含有口を示して
いる。中間製品であるマグネシウム地金にチタンを混入
させる場合には、その後の例えば鋳造時のチタンの分離
、溶湯での沈降などを考慮して０．０５％を越える量を
混入させる必要がある。
ｐｐｍは、鋳物おるいは最終製品中の含有口を示して
いる。中間製品であるマグネシウム地金にチタンを混入
させる場合には、その後の例えば鋳造時のチタンの分離
、溶湯での沈降などを考慮して０．０５％を越える量を
混入させる必要がある。
以下、実施例により本発明をざらに詳しく説明するが、
本発明は実施例によって限定されるものではない。
本発明は実施例によって限定されるものではない。
（実施例）
第１表、第２表に示す化学成分の１２種類のマグネシウ
ム基台金溶湯を各約３０Ｋｇ用意した。そのうちの９種
類の溶湯には、溶湯温度７２０’ＣでＡ１−５％Ｔｉ合
金の形でチタンを０．０２５〜０゜１％添加した。これ
ら１２種類の各溶湯は７２０°Ｃで精練および沈降を行
なった“後、７００℃で金型鋳造およびダイカスト鋳造
をそれぞれ大体同じ鋳造条件で行なった。これらの鋳物
より切出した試験片により引張試験およびクリープ破断
試験を行なった結果を、金型鋳物およびダイカスト鋳物
につきそれぞれ第１表および第２表に示す。
ム基台金溶湯を各約３０Ｋｇ用意した。そのうちの９種
類の溶湯には、溶湯温度７２０’ＣでＡ１−５％Ｔｉ合
金の形でチタンを０．０２５〜０゜１％添加した。これ
ら１２種類の各溶湯は７２０°Ｃで精練および沈降を行
なった“後、７００℃で金型鋳造およびダイカスト鋳造
をそれぞれ大体同じ鋳造条件で行なった。これらの鋳物
より切出した試験片により引張試験およびクリープ破断
試験を行なった結果を、金型鋳物およびダイカスト鋳物
につきそれぞれ第１表および第２表に示す。
なあ、これらの表において、Ｆは鋳放し材、Ｔ６はＪＩ
Ｓ １１５２０３−１９７５ 「マグネシウム合金鋳物
」に基づき容体化処理後人工時効処理を行なった熱処理
材であることを表わす。
Ｓ １１５２０３−１９７５ 「マグネシウム合金鋳物
」に基づき容体化処理後人工時効処理を行なった熱処理
材であることを表わす。
引張試験はＪＩＳ ２２２４１−１９８０ 「金属材料
引張試験方法」、クリープ破断試験はＪＩＳ Ｚ２２７
２−１９６８ 「金凪材料の引張クリープ破断試験方法
」に従って行なった。
引張試験方法」、クリープ破断試験はＪＩＳ Ｚ２２７
２−１９６８ 「金凪材料の引張クリープ破断試験方法
」に従って行なった。
化学分析はＪＩＳ ０５２０３−１９７５ ｒマグネシ
ウム合金鋳物」、チタンの分析はＪＩＳ ｒ１５２０２
ｒポルトランドセメントの化学分析法」に準じて行
った。第１表および第２表の実施例では、チタン添加■
の多少にかかわらず、優れた引張強ざ、伸びとクリープ
破断強さが得られた。一方、比較例に示すように特許請
求の範囲で請求した化学成分の範囲外の合金にチタンを
添加した場合は効果は少なかった。
ウム合金鋳物」、チタンの分析はＪＩＳ ｒ１５２０２
ｒポルトランドセメントの化学分析法」に準じて行
った。第１表および第２表の実施例では、チタン添加■
の多少にかかわらず、優れた引張強ざ、伸びとクリープ
破断強さが得られた。一方、比較例に示すように特許請
求の範囲で請求した化学成分の範囲外の合金にチタンを
添加した場合は効果は少なかった。
（発明の効果）
本発明は、金型鋳物およびダイカスト鋳物として有用な
アルミニウム１．０〜５．５％、珪素０゜２〜１．５％
、マンガン０．１〜１．０％および亜鉛２．０％以下を
含有し残りが実質的にマグネシウムからなる合金の機械
的性質すなわち引張強ざ、伸び、り、リーブ破断強ざを
顕著に改善したマグネシウム基合金を提供している。
アルミニウム１．０〜５．５％、珪素０゜２〜１．５％
、マンガン０．１〜１．０％および亜鉛２．０％以下を
含有し残りが実質的にマグネシウムからなる合金の機械
的性質すなわち引張強ざ、伸び、り、リーブ破断強ざを
顕著に改善したマグネシウム基合金を提供している。
特許出願人 宇部興彦株式会社
手続補正書
昭和６７年ｌ」月ノ〕 日
Claims (2)
- （１）アルミニウム１．０〜５．５％、珪素０． ２〜１．５％、マンガン０．１〜１．０％、亜鉛２．０
％以下およびチタンを含有する改良された機械的性質を
有するマグネシウム基合金。 - （２）チタンの含有量が０．１〜１００ｐｐｍである特
許請求の範囲第（１）項記載のマグネシウム基合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25470886A JPS63109138A (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 金型鋳造用マグネシウム基合金材料およびその製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25470886A JPS63109138A (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 金型鋳造用マグネシウム基合金材料およびその製品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63109138A true JPS63109138A (ja) | 1988-05-13 |
| JPH0459381B2 JPH0459381B2 (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=17268743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25470886A Granted JPS63109138A (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 | 金型鋳造用マグネシウム基合金材料およびその製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63109138A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323474A (ja) * | 1998-05-13 | 1999-11-26 | Mazda Motor Corp | マグネシウム合金鋳物部材 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108950332A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-07 | 徐海东 | 一种高强度镁硅钛合金材料 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS494122A (ja) * | 1972-05-04 | 1974-01-14 | ||
| JPS5645710A (en) * | 1979-07-18 | 1981-04-25 | Rte Corp | Method and device for absorbing pollutant |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP25470886A patent/JPS63109138A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS494122A (ja) * | 1972-05-04 | 1974-01-14 | ||
| JPS5645710A (en) * | 1979-07-18 | 1981-04-25 | Rte Corp | Method and device for absorbing pollutant |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323474A (ja) * | 1998-05-13 | 1999-11-26 | Mazda Motor Corp | マグネシウム合金鋳物部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0459381B2 (ja) | 1992-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |