JPS63108202A - 微少隙間の測定方法及びその測定装置 - Google Patents

微少隙間の測定方法及びその測定装置

Info

Publication number
JPS63108202A
JPS63108202A JP25373886A JP25373886A JPS63108202A JP S63108202 A JPS63108202 A JP S63108202A JP 25373886 A JP25373886 A JP 25373886A JP 25373886 A JP25373886 A JP 25373886A JP S63108202 A JPS63108202 A JP S63108202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor laser
output end
face
reflector
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25373886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07104135B2 (ja
Inventor
Hiroo Ukita
宏生 浮田
Yoshimasa Katagiri
祥雅 片桐
Tomoyuki Toshima
戸島 知之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP61253738A priority Critical patent/JPH07104135B2/ja
Publication of JPS63108202A publication Critical patent/JPS63108202A/ja
Publication of JPH07104135B2 publication Critical patent/JPH07104135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、半導体レーザの複合共振作用を利用して、簡
便且つ高精度に静的及び動的な微少隙間を測定する方法
及び装置に関する。
〈従来の技術とその問題点〉 ミクロン程度の微少隙間の測定法として従来提案されて
いる方法には、 (1)  白色光を微少隙間内で干渉させて生ずる干渉
色による方法、 (2)単色光による干渉光の強度を測定する方法、 (3)R電容量による方法、 等がある。(1)は簡便なので広く利用されているが、
無彩色となる0、2μm以下の隙間測定や、動的な隙間
変動の測定が困難である。(2)は空間的コヒーレンシ
ーの高いレーザ光を利用するので、光量の空間的不均一
の影響を除去するための微少スポット集光光学系、反射
光分離光学系、光検出器等、光学系が大形、W、雑にな
る欠点がある。(3)は被測定物体が金属であることが
必要でかつ空間分解能が低いという欠点がある。またい
ずれの方法も基準点(隙間が零になる点)を決めるため
被測定物体の一部を接触させなければならないという欠
点がある。
本発明は上記従来技術に鑑み、非接触で基準点を設定で
き、静的微少隙間だけでなく動的微少隙間をきわめて簡
便な光学構成で測定できろ方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本願の第1の発明は、半導体レーザの出射光の半波長の
振幅幅で該半導体レーザ若しくは反射体を強制振動させ
た状態で、前記半導体レーザの一方の出力端面からの出
射光を前記反射体で反射させて帰還させ、該半導体レー
ザの他方の出力端面からの光出力を検出して、該光出力
から該半導体レーザの一方の出力端面と該反射体との間
の微少隙間を測定することを特徴とする微少隙間の測定
方法である。
また、本願の第2の発明は、反射体に対して一方の出力
端面を対向させた半導体レーザと、前記反射体若しくは
前記半導体レーザを該半導体レーザの出射光の半波長の
振幅幅で強制振動させる加振器と、前記半導体レーザの
他方の出力端面からの光出力を検出する光検出器と、前
記光出力から前記半導体レーザの一方の出力端面と前記
反射体との間の微少隙間を算出する演算装置とを備えた
ことを特徴とする微少隙間の測定装置である。
また、本願の第3の発明は、実効的共振器長が長い部分
と短い部分とを各々光軸に対して平行で且つ光軸に対し
て垂直な方向に周期的に配した共振器を有する半導体レ
ーザを用い、該半導体レーザの一方の出力端面からの出
射光を反射体で反射させて帰還させ、該半導体レーザの
他方の出力端面からの光出力を検出して、該光出力から
該半導体レーザの一方の出力端面と前記反射体との間の
微少隙間を測定する乙とを特徴とする微少隙間の測定方
法である。
また、本願の第4の発明は、実効的共振器長が長い部分
と短い部分とを各々光軸に対して平行で且つ光軸に対し
て垂直な方向に周期的に配した共振型を有して、反射体
に対して一方の出力端面を対向させた半導体レーザと、
前記半導体レーザの他方の出力端面からの光出力を検出
する光検出器と、前記光出力から前記半導体レーザの一
方の出力端面と前記反射体との間の微少隙間を算出する
演算装置とを備えたことを特徴とする微少隙間の測定装
置である。
すなわち、本願の発明の主要原理は、第1図に示すよう
に半導体レーザ1の一方の出力端面4からの出射光5が
出力端面4から隔離配置された反射体6(被測定物体)
で反射されてこの反射光7が上記半導体レーザ1に帰還
し、そのときの他方の出力端面2の側の光出力8を光検
出器3で検知することにより、半導体レーザ1と反射体
6の微少隙間りを測定することを特徴とするものである
。尚、第1の発明と第2の発明とでは、反射光(帰還光
)7と半導体レーザ内部光9とが干渉して測定を阻害す
るので、さらに上記半導体レーザ1あるいは反射体6を
振幅幅λ/2(λは波長)の強制振動をさせた場合の各
振動周期内の光出力の最大値とその時の振動位相から微
少隙間を測定することを特徴としている。
く作   用〉 半導体レーザ1の出力端面2、出力端面4および反射体
6は以上に述べたようにいわゆる複合共振系を構成して
いるので、半導体レーザのIL特性(光出力対電流特性
)は半導体レーザと反射体とのスペーシング(微少隙間
)により第2図のように変化する。つまりレーザ発振し
きい値!いは、出力端面4の反射率をR7、反射体の反
射率をRf、スペーシングをh1空間での光伝播定数を
k(=2π/λ)、光結合効率(反射光の半導体レーザ
出射口への帰還率)をlとすれば、反射体のないときの
レーザ発振しきい値をIth(0)として、 Iい■Iい(0)・(1−(1−R1)禮T〜(2kh
))  (1)で表される。【例えば、未松安@:半導
体レーザと光S積回路、p、 255 、オーム社、昭
和59)なお、レーザ光は拡散して広がるのでスペーシ
ングhが大きい程、lは小さくなる。
従って駆動バイアス電流Iを一定にすれば光出力のピー
ク値は第3図のように変化する。
尚、以上第2図及び第3図では、簡単化のため(1)式
の余弦項(位相変化分)を無視して説明した。
現在市販されている通常の半導体レーザでは帰還光7と
半導体レーザ内部光9が干渉するのでスペーシングhが
これら光の半波長(λ/2)を周期として光出力は第4
図のように変化する。これは]1)式の余弦項に対応し
ている。つまり第3図は第4図のピーク値を接続した曲
線(破線で示す)に対応する。
この光出力のピーク値Vp、fの逆数はスペーシングh
に対し、第5図に示すように、1/Vp、 f=a(I
)h+b(I)       (2)で示すような直線
関係になるが、駆動バイアス電流Iに応じてその勾配と
縦軸切片が異なる。なお、a(11は駆動バイアス電流
■に依って決まる本測定系の感度を表す定数になる。
従って、あらかじめa (I)およびb mを測定して
おけば(2)式より、位相変化分を無視した場合のスペ
ーシング(微少隙間)hを測定できる訳である。位相変
化分については、上記半導体レーザ1あるいは反射体6
を振幅幅λ/2(λは波長)で強制振動させた場合、各
振動周期内で光出力が最大値となる振動位相から測定で
きる。
く実 施 例〉 本願の発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
第6図及び第7図は第1の実施例に係る図面であり、こ
の実施例は磁気ディスクのスライダーの浮上量測定に適
用した例である。図中に示すスライダー11は、ディス
ク媒体12(反射体)の半径方向へ高速移動可能な支持
アーム13に支持され、スライダー11と支持アーム1
3との間にはディスク媒体12の垂直方向へ振幅幅λ/
2以上で強制振動させるための例えばPZT素子14、
加圧バネ15が介装され、これらによってスライダー1
1はディスク媒体面に近接浮上する。尚、16はディス
ク媒体の走行方向、17は空気流の方向である。
このスライダー11には半導体レーザ1と光検出器3が
設置されている。半導体レーザ1は端子19により駆動
バイアス電流を注入され、一方の出力端面から出射光5
を発生する。また他方の端面からの光出力は光検出器3
で受光され、端子20を通じて光電流を発生する。なお
21は共通端子である。また、23は磁気回路の一部で
スライダーとともに記録再生ギャップ24を形成する。
第8図及び第9図は第2の実施例に係る図面である。こ
の実施例では、ディスク媒体12の垂直方向へ振幅幅λ
/2以上で強制振動させろための例えばPZT素子14
がスライダー11に取りつけられており半導体レーザ1
と光検出器3を直接加振する。
従って加圧バネ15は支持アーム13に直接取付けられ
ている。その他は第6図及び第7図と同様である。
第10図は本発明の測定装置に備えられる演算装置の一
例を表す構成図であり、光検出器3で受光されて端子2
0を通じて入力された光出力からこの演算装置によって
微少隙間(スペーシング)hを算出する。図中において
、31は半導体レーザ駆動回路、32はプリアンプ、3
3はPZT駆動回路である。PZT駆動回路33は例え
ば第6図の端子34に結線されPZT素子14をディス
ク媒体12の垂直方向に振動させる。端子20からの光
検出PJ3の出力はプリアンプ32を経てPZTの駆動
周期(被測定物体の動的変動周期の数百倍)に同期し、
各周期内の最大値Vp、f及びそれに対応する振動位相
θ(M A X )をそれぞれ最大値検出回路35及び
振動位相検出回路36で検出する。微少隙間算出回路3
7は最大値検出回路35の出力Vp、fを用い、(2)
式よりh (MAX)を算出する。また振動位相検出回
路37で検出したθ(MAX)がらPZT[動による変
化分△hを位相隙間補正回路38で算出し、減算回路3
9によりh=h (MAX) −△h        
 (3+が測定されろ。
以上の動作を第11図、第12図のシュミレーション結
果をもちいて具体的に説明する。
第11図(a+はPZT駆動がない場合の実際の微少隙
間h (Spacing) h = 5 ”、 1. OX61Aθ(μm )  
     (41と光出力(CRsignal、複合共
振イ=号出力)V=(cso(2kh)+1)/(ah
+b)   f51とをディスク媒体12の回転角度に
対して表わしている。a、bは定数で、実験値を採用し
t二。しかしながら、スペーシングh(こより同図tu
tに示すようにVが変化するので、hの測定ができない
。そこで、強制振動を加え、これによってhの測定を実
現する。第11図(blはPZT駆動素子14による強
制振動を重畳したもので、 h=5+繊θ+(λ/4)繊(20θ)(6)の場合で
ある。複合共振出力の結果を見やすくするため、加振周
波数を微少隙間りの変動周期の20倍と小さくしている
。尚、振幅幅はpp値でλ/2になる。
この複合共振信号出力に対し、加振周期の1周期ごとに
最大値を検出した結果が第12図(al)Vp、 f 
テアル。コ(7)Vp、f;’+)ら(5)式によりh
を算出した結果が第12図fb)のhpである。一方、
最大値の振動位相からVp、fの加振振幅の補正(PZ
T素子14の変位分を減じたもの)を行った結果が第1
2図(c)のbで、本測定法による微少隙間測定結果で
あリ、設定値h0とよく一致することがわかる。
測定精度は加振周波数の増大(サンプリング数の増大)
により高められる。なお、振幅幅がλ/2より小さい場
合には、正確な最大値が求まらない場合があるので、測
定精度が劣化する。
以上述べたように、本測定法によれば極めて簡単な光学
構成により、微少隙間を瞬時に測定できる。なお、h≦
λ/2の場合には強制振動を行わず、複合共振信号出力
Vに対するhは(5)式の分母をbとして(h = 0
 ) 、(51式の余弦項から算出する。
尚、上記した第1及び第2の実施例では半導体レーザ1
を強制振動させたが、ディスク媒体(反射体)12を強
制振動させるようにしても良い。
第13図及び第14図は第3の実施例に係る図面である
。この実施例の特徴は、光検出器3が半導体レーザ1と
同一基板上に絶縁溝40を介して作成されている点であ
る。41は半導体レーザ基板、42は活性層、43ば半
導体レーザ電極、44は光検出器電極、45は共通電極
、46はストライプ、47は絶縁石である。
このような構成により、微少隙間測定素子をさらに小形
、軽量化できかつ一体形成により作成されるので信頼性
を向上できる。
第15図及び第16図は第4の実施例に係る図面である
。第3の実施例に対するこの実施例の特徴は、半導体レ
ーザ1の反射体6側の出力端面4に反射防止膜50を形
成したことである。このような反射防止膜50は例えば
透明誘電体をλ/4の厚さ形成することにより実現され
る。
この結果、光出力(複合共振信号出力)Vp、fは第1
6図に実線で示すように、反射防止膜のない破線に比べ
大幅に増大する。つまり測定感度を格段に向上できるの
で、微少隙間測定感度、精度を向上できろ利点がある。
第17図〜第21図は、実効的共振器長が長い部分と短
い部分とが各々光軸に対して平行で、かつ光軸に対して
垂直な方向に周期的に配置された共振器を有する半導体
レーザを用いた、本願発明の実施例に係る図面である。
この半導体レーザ(干渉抑圧半導体レーザ)は、スペー
シングhのλ/2以下の変動に対し、光出力(複合共振
信号出力)Vp、fが一定になる性質を有する。つまり
(5)式はV=1/(ah+b) となり余弦項がない。
従って、この干渉抑圧レーザを微少隙間測定装置の光源
に使用すれば、第21図に示すように演算装置が大幅に
簡素化される(第10図参照)。つまりPzT素子14
による強制振動が不要なので、PZT駆動回路33、端
子34、最大値検出回路35、振動位相検出回路36、
位相隙間補正回路38、減算回路39が不要になる訳で
ある。
上記干渉抑圧半導体レーザは本願出願人が既に提案(特
願昭61−134876号)したものであり、下記にそ
の例を示す。
第17図及び第18図はその一例に係る図面であり、半
導体レーザの反射体6がある側の出力端面4が凹凸面に
なっている。他方の出力端面2は臂開により作成した鏡
面であり、その他の構成は前述した半導体レーザと同一
であり、同一符号を付して説明は省略する。
尚、本例の共振器とは活性層42のことである。出力端
面4の凹凸面の深さ△lを下式(7)%式% とする。ここでλは発振波長、no、は活性層42の実
効屈折率である。例文ばλ=830nm1n、、、= 
3,4の場合それぞれ△I’、=61nm1△j2=8
7nmとなる。
このような構成になっているので、出力端面4では相隣
れる凹凸部の光路長が異なるため、反射光P1、出射光
P0は第18図に示すように変調されろ。即ち、出力端
面4での反射光をP、(R2)、反射体6からの反射光
が半導体レーザ内にR還した分をP、(R3) とし、
脂=P、 (R2) +P、 (R,)    ・・・
・・(9)とする。熱論p、 (へ)、P、(R,、)
は出力端面の相隣れる凹凸部の反射光の和になっている
まず(7)式に相当の場合については凹凸部の往復光路
差は (it P、 (R2)に対し λ =7(1+2N) (iil P、 (R3)に対し空気の屈折率を1とす
ると、△lの範囲で共振器内部を通る光と空気中を通る
光の光路差となるため、 (liIlPoに対しては(iilの半分であるから、
となる。従って、(i)は凹凸部の往復光路差が^ 7異なるので、平均すると相殺して反射光P。
(R2)=’0となる。一方、P、(R,)≠0、P0
≠0である。つまりレーザの出力端面の反射率が零すな
わちP、 (R2) = 0なので、反射体6との間隔
りが変動してもP、(R2)とP、 (R,)の干渉が
ないので出力変動を生じない。
次に(8)式に相当の場合については同様にしてP、(
R2)≠0、P+(R3)=o、P0≠0となる。この
場合は(7)式の場合とは逆に反射体6からの光がレー
ザ内に帰還し、凹凸面の干渉で相殺されるので実効的に
光帰還誘起ノイズが生じない。尚、本例の実効的共振器
長とは活性層42の出力端面4,2間の間隔(共振器長
)lと実効屈折率n、ffの積で示される。
本例では、実効屈折率n1.、を一定とし、共振器長l
の変化Δlによって、実効的共振器長の長い部分と短い
部分とを各々光軸に対して平行で、かつ、光軸に対して
垂直な方向に周期的に配置したこととなる。
上記構成を有する本例の半導体レーザは次の様に作動す
る。即ち、この半導体レーザの電流の流入・流出は上側
fa%43のストライプ46と下側型i45を通して行
われろ。ストライプ46は上側電極の下の絶縁層47(
Sin2)により幅が5μm程度に形成され電流密度を
高め半導体レーザを発信させる。
第19図及び第20図は上記干渉抑圧半導体レーザの他
の一例に係る図面である。本例では、共振器長lを一定
として実効屈折率n−1を変化させることにより、実効
的共振器長の異なる部分を活性層42に設けたものであ
る。
即ち、活性層42の下面は、光軸に平行な凹凸が周期的
に繰り返される凹凸溝48となっている。このため、活
性層42の厚さの異なる部分は、異なる実効屈折率nm
 f fを有することとなる。ここで、実効屈折率”a
 # fとは、通常バルクの屈折率が、その物質の固有
の物理量であって、その形状やその他の条件によっては
変化しないのに対し、半導体レーザの活性層4゛2のよ
うに光の共振器等として用いられる場合には、その厚さ
や隣接する物質等によって屈折率が異なる値を示すので
、特別な名称を付したのである。凹凸溝48の深さΔt
は、活性[42の厚い部分と薄い部分とで、実効共振器
長が半波長の奇数倍差が生じるよう選ばれる。例えば、
半導体レーザの共振器長をiとし、k次の定在波がある
とすると、下式(圃が成り立つ。
そして、実効屈折率が△n1変化し、半波長ずれた場合
には下式用)が成り立つ。(1(0(111式から次の
(1乃式が導かれる。
λ △n=−・・・・・・(Ia ここで、”off)Δn1なのでf7] (81式より
Δn、を求めると、λ=830 nm、  l=300
μm1n  =3.39の場合には△n=69X10−
5となる。更に、上記(11)式におけろ棒に代丸てn
、(。
/ 2 (n、’、、 −1)を代入し、01式と組み
合せると(111式が導かれる。従って上記例の場合に
は Δn、= 98 X 10−’となる。これらΔn1゜
Δn2から凹凸溝48の深さΔtは第20図を利用して
求められる。第20図は上側クラッド層(n、 =3.
350) 、活性層(n2= 3.570 )、下側ク
ラッド層(n3= 3.350 )より成る光導波路の
活性層の厚さと実効屈折率”m4fの計算結果である。
図中mはTEモードの次数を表わし通常m = Oであ
る。尚、活性層42の厚さと実効屈折率n、1.との詳
細な関係については例えば文献SJ、Yao et a
t rGuided−wave opticalthi
n film Luneberg 1enses;Fa
brication technique andpr
opertiesJApplied 0pties、v
ol 18 No、 24 p4067、1979年を
参照されたい。
本例の半導体レーザは前記の例と同様、反射体間距離変
動による出力変動あるいは光帰還誘起ノイズを抑圧でき
る。即ち、△nとして上記のように求めた値△n8.△
n2を使用すると、前記の例において、ΔI=△l又(
よΔlとしたと同様の効果が得られる。
尚、測定装置に干渉抑圧半導体レーザを用いた場合にあ
っても、第13図に示したように光検出器3を干渉抑圧
半導体レーザと同一基板上に絶縁溝40を介して設けた
り、第15図に示したように反射体6側の出力端面4に
反射防止膜50を設けたり、或いはこれらを複合的に設
けたりすれば、前述したと同様な効果が得られる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明では、半導体レーザ端面と
反射体より成る複合共振作用を利用して微少隙間による
光出力を検出するので、 (1)微少隙間の静的および動的測定が可能、(2)構
成が極めて簡単で高精度の測定が可能、(3)半導体レ
ーザ照射領域が測定対象となるので空間的分解能が高い
、 (4)非金属物体の測定が可能、 などの利点がある。また、レーザ内部光と帰還光の位相
ずれによる光出力変動がある場合でも、PZT駆動素子
等により半導体レーザあるいは反射体を振幅幅λ/2以
上で強制振動し、各振動周期内の光出力最大値とその時
の振動位相を検知することにより、上記測定が可能であ
る。
これらの利点を有するので、本発明は磁気ディスクや光
ディスクのスライダーの浮上隙間測定に極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の測定装置の基本構成図、第2図〜第4
図はそれぞれその原理を説明するグラフ、第5図は複合
共振出力とスペーシングとの関係を表すグラフ、第6図
及び第7図はそれぞれ本発明の第1の実施例に係る測定
装置の構成図、第8図及び第9図はそれぞれ本発明の第
2の実施例に係る測定装置の構成図、第10図は演算装
置の構成図、第11図及び第12図は作動のシュミレー
シ璽ン結果を表すグラフ、第13図及び第14図は本発
明の第3の実施例に係る半導体レーザの構成図、第15
図は本発明の第4の実施例に係る半導体レーザの構成図
、第16図はその作用を説明するグラフ、第17図は干
渉抑圧半導体レーザの一例を表す構成図、第18図はそ
の原理説明図、第19図は干渉抑圧半導体レーザの他の
例を表す構成図、第20図はその設定条件を定めるグラ
フ、第21図は演算装置の構成図である。 図面中、 1は半導体レーザ、 2.4は出力端面、 3は光検出器、 14はPZT素子(加振N)、 35は最大値検出回路、 36は振動位相検出回路、 40は絶縁溝、 50は反射防止膜、 hは微少隙間(スペーシング)である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体レーザの出射光の半波長の振幅幅で該半導
    体レーザ若しくは反射体を強制振動させた状態で、前記
    半導体レーザの一方の出力端面からの出射光を前記反射
    体で反射させて帰還させ、該半導体レーザの他方の出力
    端面からの光出力を検出して、該光出力から該半導体レ
    ーザの一方の出力端面と該反射体との間の微少隙間を測
    定することを特徴とする微少隙間の測定方法。
  2. (2)反射体に対して一方の出力端面を対向させた半導
    体レーザと、前記反射体若しくは前記半導体レーザを該
    半導体レーザの出射光の半波長の振幅幅で強制振動させ
    る加振器と、前記半導体レーザの他方の出力端面からの
    光出力を検出する光検出器と、前記光出力から前記半導
    体レーザの一方の出力端面と前記反射体との間の微少隙
    間を算出する演算装置とを備えたことを特徴とする微少
    隙間の測定装置。
  3. (3)光検出器は半導体レーザと同一基板上に絶縁溝を
    介して設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の微少隙間の測定装置。
  4. (4)半導体レーザの一方の出力端面には反射防止膜が
    設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    又は第3項記載の微少隙間の測定装置。
  5. (5)実効的共振器長が長い部分と短い部分とを各々光
    軸に対して平行で且つ光軸に対して垂直な方向に周期的
    に配した共振器を有する半導体レーザを用い、該半導体
    レーザの一方の出力端面からの出射光を反射体で反射さ
    せて帰還させ、該半導体レーザの他方の出力端面からの
    光出力を検出して、該光出力から該半導体レーザの一方
    の出力端面と前記反射体との間の微少隙間を測定するこ
    とを特徴とする微少隙間の測定方法。
  6. (6)実効的共振器長が長い部分と短い部分とを各々光
    軸に対して平行で且つ光軸に対して垂直な方向に周期的
    に配した共振器を有して、反射体に対して一方の出力端
    面を対向させた半導体レーザと、前記半導体レーザの他
    方の出力端面からの光出力を検出する光検出器と、前記
    光出力から前記半導体レーザの一方の出力端面と前記反
    射体との間の微少隙間を算出する演算装置とを備えたこ
    とを特徴とする微少隙間の測定装置。
  7. (7)光検出器は半導体レーザと同一基板上に絶縁溝を
    介して設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項記載の微少隙間の測定装置。
  8. (8)半導体レーザの一方の出力端面には反射防止膜が
    設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第6項
    又は第7項記載の微少隙間の測定装置。
JP61253738A 1986-10-27 1986-10-27 微少隙間の測定方法及びその測定装置 Expired - Lifetime JPH07104135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61253738A JPH07104135B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 微少隙間の測定方法及びその測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61253738A JPH07104135B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 微少隙間の測定方法及びその測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63108202A true JPS63108202A (ja) 1988-05-13
JPH07104135B2 JPH07104135B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=17255450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61253738A Expired - Lifetime JPH07104135B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 微少隙間の測定方法及びその測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07104135B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01301106A (ja) * 1988-05-30 1989-12-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体レーザを用いた微少すきま測定装置
JPH04116412A (ja) * 1990-09-07 1992-04-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 形状測定法
JPH04116402A (ja) * 1990-09-07 1992-04-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微小隙間測定装置
JPH04120405A (ja) * 1990-09-12 1992-04-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 形状測定装置
JPH05501004A (ja) * 1989-09-29 1993-02-25 ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニヴァーシティ・オブ・カリフォルニア 出力変調レーザー装置
JPH0595167A (ja) * 1991-10-01 1993-04-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微小隙間測定装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5099357A (ja) * 1973-12-28 1975-08-07
JPS5570083A (en) * 1978-11-20 1980-05-27 Mitsubishi Electric Corp Self-coupling laser diode device
JPS6029684U (ja) * 1983-08-05 1985-02-28 松本 毅 印章付きボ−ルペン

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5099357A (ja) * 1973-12-28 1975-08-07
JPS5570083A (en) * 1978-11-20 1980-05-27 Mitsubishi Electric Corp Self-coupling laser diode device
JPS6029684U (ja) * 1983-08-05 1985-02-28 松本 毅 印章付きボ−ルペン

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01301106A (ja) * 1988-05-30 1989-12-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体レーザを用いた微少すきま測定装置
JPH05501004A (ja) * 1989-09-29 1993-02-25 ザ・リージェンツ・オブ・ザ・ユニヴァーシティ・オブ・カリフォルニア 出力変調レーザー装置
JPH04116412A (ja) * 1990-09-07 1992-04-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 形状測定法
JPH04116402A (ja) * 1990-09-07 1992-04-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微小隙間測定装置
JPH04120405A (ja) * 1990-09-12 1992-04-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 形状測定装置
JPH0595167A (ja) * 1991-10-01 1993-04-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微小隙間測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07104135B2 (ja) 1995-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5420688A (en) Interferometric fiber optic displacement sensor
JP4545882B2 (ja) 二重外部共振器つきレーザダイオード式距離・変位計
KR100486937B1 (ko) 광섬유에 의해 구현된 패브리 페로 공진기와 이를 이용한 원자간력 현미경에서의 외팔보 탐침의 변위 측정 및 보정시스템
TW201719109A (zh) 光學共振腔之腔長量測裝置
US5774218A (en) Laser Doppler velocimeter with electro-optical crystal
JPS63108202A (ja) 微少隙間の測定方法及びその測定装置
US5195374A (en) Sensor systems
US5179418A (en) Doppler velocimeter and apparatus using the same
US5629793A (en) Frequency shifter and optical displacement measurement apparatus using the same
KR101093080B1 (ko) 빛살 되먹임 광원을 이용한 표면 플라즈몬 바이오 센서
US5521884A (en) Vibrating element transducer
US4824240A (en) Internal laser interferometer
Donati et al. Applications of diode laser feedback interferometry
US6441907B1 (en) High accuracy ring laser interferometer using an external cavity ring laser
JP2764630B2 (ja) アブソリュート測長器
JP2003075128A (ja) 光ファイバレンズの焦点距離を用いた物質の厚さ測定装置及びその方法
JP3112099B2 (ja) 光励起音叉振動子形センサ
JP3844688B2 (ja) 全反射減衰を利用したセンサー
JPH0510815A (ja) 光励起振動子形センサ
JP2647543B2 (ja) 形状測定法
JP2003270055A (ja) 内部温度分布測定装置及び内部温度分布測定方法
JPH04131710A (ja) 走査型プローブ顕微鏡
US20230168120A1 (en) Laser Interferometer
JP4220219B2 (ja) 変位光量変換装置
KR20230132199A (ko) 펄스 폭 측정기 및 그를 포함하는 펄스 증폭 장치

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term