JPS63108193A - 全熱回収装置 - Google Patents

全熱回収装置

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JPS63108193A
JPS63108193A JP25202586A JP25202586A JPS63108193A JP S63108193 A JPS63108193 A JP S63108193A JP 25202586 A JP25202586 A JP 25202586A JP 25202586 A JP25202586 A JP 25202586A JP S63108193 A JPS63108193 A JP S63108193A
Authority
JP
Japan
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water
air
coil
heat exchange
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP25202586A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyomitsu Taku
宅 清光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、全熱回収装置、特にその熱交換コイル機構
に関する。
〔従来の技術〕
従来、ビルディングや病院、工場など多数の大人が所在
する建造物の空調には、例えば第6図に概略構成図を示
すような全熱く温度、湿度)回収装置が使用されており
、該装置は、給気側熱交換装置1.排気側熱交換装置2
及び熱冷媒循環装置3から主要構成されている。
給気側熱交換装置1及び排気側熱交換装置2は、筐体1
1.21に空気流の上流側からそれぞれ、吸気[112
,22、フィルタ13,23、熱交換コイル機構14,
24、水ポンプ18.28から市水Wの供給を受ける水
噴霧器17.27及び給気ファン19.排気ファン29
を備えている。
また、熱冷媒循環装置3は、熱冷媒を送る循環ポンプ3
1と画然交換コイル機構14.24それぞれのコイル1
6.26を空気と熱冷媒とがカウンターフローとなるよ
うに、サークル状に配管32を施してなる。
叙上の構成となっているので、新鮮な外気Aを吸気ファ
ン19によって吸入し、所望の温度、8度を有する清浄
な給気aとして室Rへ供給し、室Rからは排気ファン2
9により汚れた還気eを吸出し、JJL気Eとして外界
へ放出する。このとき、熱冷媒循環装置3は、夏におい
ては、フィルタ23を通過した室内温度を有する還気e
と水’n 霧:■27から噴射された市水Wとにより、
コイル26で冷却される熱冷媒を給気側熱交換装置1の
コイル16へ循環ポンプ31を動作して送り、外気Aを
冷却する。
また、冬においては、排気側熱交換装置2のコイル26
により室内温度の還気eから熱を吸収した熱冷媒をコイ
ル16へ送り、給気側熱交換装置lに吸入された外気A
を、水噴霧器17からの噴射水とともに加熱し、かつ、
湿度を高める。
ここで、給気側熱交換装置1の熱交換コイル機構14に
ついて、さらに詳しく説明すると、従来の構成は、第7
図の横断面図に示すように、一対の仕切板11Pにより
区画された空気流路14Aにおいて吸入された外気Aの
流れに沿い、所要の間隔をもって多数の縦型の層に形成
された伝熱用のフィン15を複数回n通するように往復
蛇行して設けられた鋼管製の複数段のコイル16が両端
を、片方の仕切板11Pの外方においてそれぞゎ縦型一
対の集合接続管16sに接続され、空気流の下流側から
前記コイル16に市水Wを噴射する水噴射器17が組み
合わされてなり、前記集合接続管16sに配管32か結
合されている。
なお、熱交換コイル8N構24についても、はぼ同様の
構成となっていることは、いうまでもない。
ト記構成におけるコイル16の熱交換作用を具体例を挙
げて延べると、全熱回収装置の要部概略構成を示す第6
図において、冬の場合を想定し、例えば、0℃、50%
の外気Aを空気流路14Aに吸入し熱交換コイル機構1
4により加温、加湿された給気aとして室Rへ送り込み
、26℃、50%の還気eを排気側の熱交換コイル機構
24を介し排気Eとして外界に放出するものとすれば、
26℃の通気eにより加熱された熱冷媒は、15℃とな
ってコイル26からコイル16へ送り込まわ、該コイル
16により加熱され、ざらに水噴霧器17からの市水W
の噴射を設けて加温、加湿されて外気Aは8.5℃、6
0%の給気aとなり、室Rへ供給されるが、室内空気は
、在室人員や室内設置機器の内部負荷などの発熱により
26℃。
50%の空気となる。一方、外気Aに熱を取られた熱冷
媒は、11℃に下降して循環ポンプ31を倉しに再びコ
イル26へ戻り、還気eによって熱を吸収し15℃に上
昇するので、このため還気eは16.5℃の排気Eとな
り外界へ放出される。
以上が本従来例における全熱回収作用の概要であるが、
熱交換コイル機構14における詳細な作用を第3図の湿
り空気線図について冬の場合を凋へてみると、0℃、5
0%(点イ)の外気Aはコイル16の間を通過して顕熱
のみで14℃、20%(虎口)となるが、続いて水噴射
器17からの市水Wの噴射を受けて加湿冷却され、8.
5℃。
60%(点ハ)の給気aとなる。得たエンタルピ△i、
は3 、4 Kcal/にgfである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の全熱回収装置は以トのように構成されており、水
噴射によって加湿するに際し余分な水滴かIll′!射
されるため、冷n」に荷担して高い温度の給気か(1#
られないという問題点がある。そこで、コイル間に水噴
射器をそれぞ九設置する着想もあるが、工作」−難点が
あるばかりか、装置の客席拡大ともなるため実行しがた
いわけである。
本発明は、これらの事情に着目してなされたもので、所
望の温度、湿度を有する給気を得ることができるばかり
か、熱回収率の高い装置を得て上記の問題点を解決する
ことを目的としている。
C問題点を解決するための手段〕 本発明に係る全熱回収装置は、熱冷媒用コイルの空気流
路内部分を焼結金属製パイプで囲繞し、該パイプと前記
コイル間に水を供給する構成としたものである。
〔作用〕
本発明における熱冷媒用コイルでは、空気流路に位置す
るコイル部分ごとに所要に応じて焼結金属製パイプの表
面から滲出される水による加湿及び蒸発潜熱による冷却
を行い、熱交換晴の大幅な拡大を可能とする。
〔実施例〕
以下、本発明の第1実施例を第1図ないし7fS3図に
基つき説明する。なお、従来例と同一の部材等は同一の
符号を用い、その説明は省略する。
まず、構成を述べる。
給気側熱交換装置1の熱交換コイル機構14のコイル1
6関係部分の横断面を示す第1図及び要部拡大図の第2
図に見られるように、本実施例の特徴とするところは、
空気流路14Aに配設されたコイル16の各部分ごとに
、これらを焼結金属製パイプ41をもって囲繞し、両端
を閉鎖して水室42を形成するとともに、水ポンプ18
から市水Wを縦型の水分配管43を介し各枝水管44に
よって前記水室42に供給する構成としたことである。
なお、排気側熱交換装置2の熱交換コイル機構24に対
しても同様の構成とし、図示省略するが、焼結金属製パ
イプ51、水室52、水配分管53及び枝水管54が設
けられている。
次に、作用を述べる。
例えば、冬において0℃、50%(点イ)の外気Aを吸
入する場合、所要の圧力をもって水室42に市水Wを供
給すると焼結金属製パイプ41そ九ぞわの表面から市水
Wが滲出し蒸発するので、水噴霧と同等の効果を呈し、
第3図の湿り空気線図に見られるようにほぼ鋸歯状の過
程を辿って温度、湿度がト昇するため、14℃、60%
(点二)の給気aが得られ、I−)えられたエンタルピ
△12が5 、 9 Kcal/にgfにも達する。
なお、排気側熱交換装置2においては、市水Wの供給は
行わず、室R内からの26℃、50%(点ホ)の還気e
は、12℃、75%(点ト)の排気Eとなって排出され
、熱冷媒に与えるエンタルピ△i3は5.9にca l
/にgfとなる。
また、夏においては、例えば32℃、65%(点チ)の
外気Aは給気側熱交換装置1の水滲出を行わ1゛シて2
7.5℃、70%(点り)の給気aとなって室Rへ供給
され、このとき冷却に使わわるエンタルピ△i、は3 
、 2 Kcal/Kgfである。
なお、排気側熱交換装置2においては、空調装置などの
室内条件に52%されて26℃、50%(点本)となっ
たぷ気eの通過に際し、焼結金属製パイプ51の水滲出
を行い、熱交換コイル機構24の冷却作用を行うため、
冬の給気鋸歯状過程(図示省略)を経て29℃、58%
(点ヌ)の排気Eとして外界へ排出されることになり、
前記コイル機構24に与えるエンタルピ△i13は3.
2にca l/にgfである。
ただし、従来の水噴射器27の方式によれば、26℃、
50%の還気eは、湿り空気線図において点ホ、ル、オ
の経路をもって変化するので、コイル26に与えるエン
タルピ△i6は、僅か0 、9 Mcal/Kgfに過
ぎず、本実施例の約28%である。
次に、第2実施例を第4図及び第5図に基づいて説明す
る。
本第2実施例の特徴とするところは、コイル16の要部
を第4図に示すごとく、給気側の熱交換コイル14にお
いて、コイル16に対し内周面に長手方向の3本の水路
溝61mを刻設した焼結金属製パイプロ1(第5図(1
)参照)を密接して囲繞するように外嵌させたうえ、水
路溝61mの先端を閉鎖したことである。そして第5図
(1)に示すように、1)「記パイプロ1の基端部に、
配水室62「を形成して外嵌したカバー金具62に枝水
管44を連結し、配水室62rを介して各水路溝61m
へ市水Wを供給するように構成しである。
また5排気側の熱交換コイル機構24においても同様の
構成であることは、いうまでもない。
作用については、市水Wを供給する場合は、航速の第1
実施例とほぼ同様であるが、水の滲出を行わない市水W
の供給遮断の場合は、第1実施例において水室42、又
は52が空気層となると、コイル16からの伝熱効果は
若干低ドするに反し、本第2実施例においては、コイル
16に焼結金属製パイプロ1が密接しているため、水路
溝61m内の市水Wか無くなっても空気層としての影習
はほとんど無く、伝熱効果は低下しないという利点を仔
している。
〔発明の効果〕
以ト説明したように、本発明は、熱交換コイル機構の空
気流路に臨むコイル部分それぞ打を焼結金属製パイプで
囲繞し、両者の間に水を供給することのできる構成とし
たため、加湿を伴う熱回収において、従来に数倍するエ
ンタルピの授受を可能とした極めて高い効率の全熱回収
装置を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例における給気側熱交換コ
イル機構のコイル関係部分の横断面図、第2図は、第1
図のB部分拡大図、第3図は、湿り空気線図、第4図は
、第2実施例における第1図相当図、第5図(1)は、
第4図のV部分拡大図、同図DI)は、焼結金属製パイ
プの拡大横断面図、第6図は、従来の全熱回収装置の概
略構成図、第7図は、同じく給気側熱交換装置の熱交換
コイル機構の要部を示す横断面図である。 14.24・・・・・・・・・・−熱交換コイル機構1
4 A −−−−−−−−・−・・・・−空気流路15
・−一・・・・・・・・・・・−・・・フィン16.2
6−−−−−・・・・−コイル41.51.61・・・
焼結金属製パイプW・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・市水第1図  、− 第4図 (り(厘)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱冷媒を流過するコイルが空気流路内の伝熱用フィンを
    貫通する部分を焼結金属製パイプで囲繞し、該パイプと
    前記コイルとの間に水を供給する構成とした熱交換コイ
    ル機構を設けたことを特徴とする全熱回収装置。
JP25202586A 1986-10-24 1986-10-24 全熱回収装置 Pending JPS63108193A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25202586A JPS63108193A (ja) 1986-10-24 1986-10-24 全熱回収装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP25202586A JPS63108193A (ja) 1986-10-24 1986-10-24 全熱回収装置

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JPS63108193A true JPS63108193A (ja) 1988-05-13

Family

ID=17231541

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25202586A Pending JPS63108193A (ja) 1986-10-24 1986-10-24 全熱回収装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482825B1 (ko) * 2002-07-09 2005-04-14 삼성전자주식회사 열교환기

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584064U (ja) * 1981-06-30 1983-01-11 株式会社島津製作所 熱伝導度検出装置

Patent Citations (1)

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