JPS63106494A - 二相流体から液相を排出するための分離弁 - Google Patents

二相流体から液相を排出するための分離弁

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JPS63106494A
JPS63106494A JP17606587A JP17606587A JPS63106494A JP S63106494 A JPS63106494 A JP S63106494A JP 17606587 A JP17606587 A JP 17606587A JP 17606587 A JP17606587 A JP 17606587A JP S63106494 A JPS63106494 A JP S63106494A
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PARIJIENNU DE SHIYOFUAJI YURUBAN CO
ROBINETORI IND DE SAONU E ROWA
ROBINETORI IND DE SAONU E ROWAALE
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PARIJIENNU DE SHIYOFUAJI YURUB
PARIJIENNU DE SHIYOFUAJI YURUBAN CO
ROBINETORI IND DE SAONU E ROWA
ROBINETORI IND DE SAONU E ROWAALE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加圧下の二相流体から液相を排出するための
分離弁に関し、より具体的には、液相を収容する室の壁
に固定されかつ排出路に連通するポートを備えた弁Sま
たは弁慶リングと、案内手段により画成される通路に沿
って閉塞値1と開放位置の間で変位可能であって閉塞位
置でポートに表金する弁体と、室内の液相水位に反応し
て弁体の開放を制御する手段とを有する分離弁に関する
(従来の技術とその問題点) 本発明は都市暖房用蒸気配管網の稼働過程で開発された
ものである。蒸気の供給は、最高温度約235℃、供給
地域によって有効圧21〜5バールで実施される。供給
蒸気量が少ないか、配管内圧力が急速に上がった場合、
蒸気は飽和状態に達して復水が始まるが、蒸気を乾燥状
態に保つにはこの復水を排出しなければならない。
ドレンボトルと呼称される貯水槽が、底部を分pit、
mに連結されて配管網の低位i1mFまたは均一に傾斜
した長大な配管の中間点に配設される。
分MIlは通常いわゆる密閉フロート式であって、ドレ
ンボトルに連通する室内に、排出路に連通ずる弁を有す
る。この排出路は通常、復水戻り管路である。弁は室内
に生じる圧力で閉塞位置に付勢され、またレバーを介し
て作動するフロートにより開放される。復水が室内で所
定水位に達すると、フロートは弁を開放して覆水が排出
路に排出されるが、この排出は水位が下がり弁が閉塞す
るまで続く。
この装置は通常、不凝縮ガスを排出するためのサーモス
タット型弁を有する。復水と蒸気のみが室内にある場合
には、冷却は蒸気の復水で相殺されるので、室内はほぼ
蒸気の温度に保たれる。不凝縮物が蒸気に混在する場合
には、室の平衡温度は室内の部分圧における蒸気の復水
温度により決定される。サーモスタット盟邦はより低い
温度側にあって、不凝縮物が排出されてしまうまで開放
している。
復水排出弁について言えば、この弁は非常に苛酷な状態
で稼働する。この弁は通常200℃以上の温度の復水に
浸漬され、この復水は純粋ではあるが非常に腐蝕性の水
からなり、更にはアンモニアに汚染されることもある。
また、この弁は高速で水と蒸気の乳状液を排出するので
、弁ポートにおける復水の絞りにより復水の一部は再蒸
発して、非常に浸蝕性が強いものとなる。更に、供給蒸
気量が多い場合に配管網の圧力が降下すると、室内の復
水は再蒸発し、閉塞した弁は乾燥した強烈な蒸気に晒さ
れる。
密閉フロート式分離弁は一般的に、レバーの一端に結合
されるボールと、このボールが係合する環状ポートを備
えた弁座とからなり、レバーの他端にはフロートが担持
されていて、ボールとこれが結合されるレバー間に所定
量の遊びを持たせることによりボールをポートに正確に
係合させるようになっている。
閉塞位置でこの弁に第一級の密封性を持たせる必要があ
る。実際のところ、1トンの蒸気は、蒸気発生機用供給
水に必要な処理、及び蒸気のエンタルピー(トン当り2
.79ギガジユ一ル程度)のために60〜100仏フラ
ンの費用が掛かる。
しかしながら、現在市販されている最良の分離機でも時
間当り3 kg程度の蒸気が失われる。これは10バー
ルで秒当り約7cc、または秒当り0.8CCの復水に
相当“する、この量はそう多くないように感じられるか
もしれないが、1年では26トンの蒸気、即ち2000
仏フラン相当が失われることにある。この金額はほぼ分
MW&の価格と同じである。
約200℃の温度、l&高約20バールの圧力下で作動
する分離機の密封性能が減損する原因を正確に分析する
のは非常に困難である。これは作動中にIQ察すること
が困難なため、またこの弁が小さいなめである。この後
者について説明すると、分MIl全体を妥当な大きさに
するには、約20c11のレバーの先端に数百CCのフ
ロートを用いる必要がある0分lII室の圧力下に70
−トの作動により弁体をポートに圧接させるには、ポー
トの開口径を5m以下、弁体の移動距離をミリ単位にし
なければならない。
従来の分M機が比較的劣等の密封性能しか持ち得ないの
は、分離中の復水が高速度で排出されるので弁体と弁座
間に閉塞時の1N撃が存在するとともに、ボールが正確
にポートの中心に係合しないためであると思われる。特
に、閉塞時にボールが正確にポートの中心に係合しない
と、牽滅のなめポートの外周近傍に歪みが生じる。
以上のことをより具体的に説明すると、第1図に示す従
来の分Mmは、開口2を介してドレンボトル(図示せず
)に連通ずる室1を有する。加圧蒸気配管網から排出さ
れる復水は、このドレンボトルに捕集された後、室1の
下方部に流入する。
分M114は復水7の水面下に位置する弁を有し、この
弁はボール状の弁本体3aと弁g3bからなる。ボール
弁3aは復水7の水位に反応する手段に制御されて弁座
3bと係合する。この手段は第ルバーアーム5aの先端
に配設されるフロート5を有し、一方この第ルバーアー
ム5aにほぼ直角に延長する第2レバーアーム5bの先
端にはボール弁3aが配設される。
弁3a、3bの先には排出路に連通ずる導管4が穿設さ
れる。排出路は蒸気供給配管網の戻り管路であって覆水
を蒸気発生機に戻す。
室1の上方部には不凝縮物を放出する出口6が設けられ
、この出口6には通常サーモスタット型弁が備わってい
る。蒸気は復水7の上方の空間を満たし、一方で復水と
、他方で供給配管網と平衡状態にあるので、必然的に供
給温度に極めて敏感である。しかしながら、何等かの理
由で空気等の不1!縮物が復水7の上方の室1に侵入し
た場合、これらは壁と接触して冷却され易い、その時、
サーモスタット型弁が開いて不凝縮物が排出されてしま
い、サーモスタット型弁は再び蒸気に囲まれる。
室1内で復水7の水位が所定値に達すると、第2レバー
アーム5a先端のフロート5に働く静水圧が第2レバー
アーム5b先端のボール弁3aに加わる圧力を超えるよ
うになっている。従って、弁3a、3bは開放され、復
水は室1内の圧力によって導管4に排出される。
注目すべきことは、ボール弁3aが相当の距離を後退す
る場合、ボール弁3aの前・後部間の圧縮推力差は小さ
くなり、フロート5は、静水圧がその重量相当分に限定
されるため、復水7から浮上る傾向にある。弁の開放位
置と閉塞位置間の水位差は相当なものとなり、一度の作
動で比較的多社の復水が排出される。弁3a、3bが閉
塞する際の最終段階において、ボール弁3aの前・後部
間の圧力差が増大し、フロート5の静水圧はこの圧力差
に影響しない、従って、閉塞は荒々しいものとなる。ボ
ール弁3aは弁座3bのポートの中心に位置されねばな
らないために、閉塞動作の衝撃で弁座の開口端縁には偏
心的なJHIIIが生じて、弁の気密性が損われる。
ボール弁3aを自動的に弁座3bの中心に位置させるに
は、ボール弁3aはレバーアーム5bに遊びを持って案
内されねばならず、即ちボール弁は必然的に遍心的に弁
座に案内されることになる。
本発明は上述したような事情に鑑みなされたもので、そ
の目的は、従来の弁の約10分の1、即ち0.3kg/
h以下の蒸気損失で済むような分離弁を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明では、液相を収容す
るための室の壁に固定されかつ排出路に連通ずるポート
を有する弁座と、案内手段により画成される通路に沿っ
て閉塞位置と開放位置の間で変位可能であって閉塞位置
でポートに係合する弁体と、室内の液相水位に反応して
弁体の開放を制御する手段とからなる、加圧下の二相流
体から液相を排出するための分離弁において、案内手段
はポートと同軸でかつ弁座の平坦面から突出する管状ス
リーブからなり、弁体はスリーブ内を摺動自在な創部と
弁慶の平坦面に対向する平坦なグレートの中心から突出
する截頭円鐘形のニードルとを有し、弁体はスリーブ及
び弁座と協働して複数の通路を介して室に連通する環状
間隙を画成し、この通路は平坦面に整列して環状間隙の
外周に開口することを特徴とする。
このように構成しなので、弁別部を弁座のスリーブ内に
沿って案内することにより、弁体を確実にポートの中心
に係合させることができる。更に、ニードルが円鐘形で
あるのでポートに係合して閉塞する際の衝撃を弱める。
また、閉塞する際にニードルが移動する勢いは、環状間
隙及びこれを室に連通ずる通路の配置により:Ir4衰
される。即ち、復水は相当の速度で弁慶面に沿って流入
して、創部の平坦なプレートにより偏向させられた後、
ニードルに沿って排出される。こうしてプレートにはそ
の圧力に対して反対方向に働く動圧力が生じる。
更に、ニードルが弁座方向に移動して閉塞する際、ニー
ドルと弁座ポート間を通って流出する復水の動圧力が働
くのでニードルをより確実にポートの中心に係合させる
ことができる。
好ましくは、フロートレバーの第2アーム先端部のカム
は、弁体が軸方向に相対運動できるように遊びを持って
弁体刷部の首部と係合する。
このように構成すると、特に弁開閉動作中にフロートの
変位が揺動を引起こすような場合に、弁体をフロートか
ら比較的影響されないようにすることができる。更に、
弁の閉塞位置及び開放位置に各々対応する水位差が増大
する。また閉塞の際、カムの作用でニードルが開口に圧
入されるまでは弁体の移動が拘束されない。
好ましくは、この遊びは0.1〜0.8amである。
好適な実施例では、この遊びは、特にレバーの第1アー
ムの延長部に保持される螺子手段により調節自在であり
、この螺子手段は閉塞の際、はぼ軸方向に弁体後部の中
心を押圧する。
本発明の他の目的及び利点は添附の図面を参照にして下
記の実施例の説明から明らかとなろう。
(実施例) 第2a図及び第2b図に示す本発明の第1実施例では、
弁13は往復動する弁体13aと弁座13bからなる。
弁座13bの平坦面24内には、弁体13aに向けて拡
開するテーパ部23を備えた円筒状ポート21が精密に
形成される。弁座はポート21の後方で拡大して送り管
22となり、この送り管22は螺子付き差込22aの中
央部に形成される。第3a図により明確に示されている
ように、弁座はこの螺子付き差込22aによって分離室
の壁に固定される。
弁体13aは、平坦面24から突出する円筒状スリーブ
26内を摺動する。このスリーブ26はスロット27に
より長手方向に分割されており、第2レバーアーム15
bがスロット27に収容されて、横方向に延長する軸1
5cを中心に揺動する、第2レバーアーム15bに直角
に第2レバーアームが延長し、その先端にフロート15
が配設される(第3a図参照)。
弁#13aはスリーブ26内を往復動する洞部30を有
する。この胴部30の先端にはプレート31が形成され
、このプレート31の中央部から突出する截頭円錐状ニ
ードル32は弁座ポート21のテーパ部23の相補形と
なっている。
ニードル32はステライトの層で被覆され、テーパ部2
3はニードル32に対して研削することで形成される。
F部30には窪まった首部33があって、これは両側を
平面34.35で囲まれている。第2a図に示すように
、第2レバーアームの先端部は丸まったカムとなってい
て平面34゜35間に係合しており、これによってレバ
ー15b、15aが軸15cを中心に揺動するのに伴っ
て弁体13aはスリーブ内を変位するようになっている
弁体13aの後部方向への移動量は、スリーブ26内の
溝に収容される割りリング36に当接することによって
制限される。弁を組立てるとき、こ、のリング36は、
弁体13aをスリーブ26に挿入した後に所定位置に配
設される。
第2a図及び第2b図に示すように、環状間隙40は、
弁座の平坦面24、スリーブ26の内壁、洞部30の前
方プレート31及びニードル32によって画成される。
この環状間隙40は3つの通路を介して分離室10に連
通する(第3a図参照)、第1通路27bはスロット2
7が弁座平坦面24まで延長したものであり、その端部
は弁座に穿れな断面円弧状の溝27aとなっている。2
つの横方向通路25′、25″はスリーブ26の軸に直
角に穿設される。これらの通路の軸は水平方向で同一線
上にあって、スリーブ26の軸と交差し、かつ弁座平坦
面24に沿って延長している。これらの通路25’、2
5”はスリーブ26の円筒状内表面を1かに超えて延長
し、終端部は円錐形となっていて、各円錐の頂点はテー
パ部23の外方に対峙して位置する。
通路27b、25’ 、25″の出口と環状間隙40と
をこのように配設することにより、流れを径方向に対し
斜めにこの環状間[40に進入させて、弁体13aのプ
レート31方向に流動させるようになっている。
次に、第3a図及び第3b図を参照して説明するが、こ
こでは第2図より縮尺がより大きいので弁13の構造の
概略しか示されていない0分離室10は梨形をしていて
フランジ台45に取付けられる。フランジ台45は横方
向のフランジ46゜47を有し、これらは夫々、流路1
4を介して排出路に、流路12を介してドレンボトルに
連結される。
フロート15が作動する弁13の他に、サーモスタット
型弁16がフランジ台45に取付けられる。第1図の従
来の構成と同様に、分離弁は室10の下方部に位置して
通常は復水に浸漬されており、他方サーモスタット型弁
16は室10の上方部に位置していて不凝縮物を流路1
4を介して排出路に排出するようになっている。
弁13の開放動作がフロート15に制御される構成は第
1図の場合とほぼ同様である。しかしながら、開放振幅
はリング36(第2a図及び第2b図参照)が在るため
に制限されるので、覆水の流量はニードル32と弁!1
3b間の絞りばかりでなく、上流点に於いて通路27b
、25′、25″による絞りによっても同様に制限され
る。
これらの通路が起こす流れは、上記したように斜めに進
入するので、プレート31とニードル32により屠肉さ
せられた後にポート21に流入する。この屠肉から生じ
る反作用は、室10の圧力から生じるKf4部30後面
の押圧力に対抗する。従って、弁13のrjsxは第1
図の分IImはど荒々しくはない。
更に、弁体13aがスリーブ26内で往復動するとき径
方向の遊びは非常に僅かであり、またテーパ部23とニ
ードル32の相互の芯あわせは上述の研削によって確実
である。なぜなら、この研削は弁が摺動して閉塞すると
きと同一状態で案内されて行われるからである。
また、通路25’ 、25“から流入する流れによって
惹起される弁体13a上の径方向反作用は相殺しあう一
方、通路27bから流入する流れによる垂直方向の反作
用は、第2レバーアーム15bの頭部が首部33に而3
5の中心から離間した位置で作用することから派生する
弁体13aの嵌合のがたつき傾向を補正する。
こうして、本発明に係る弁の全ての構成は、弁を閉塞し
たときに弁座に対する弁体の相対位Iが常に同一に再現
されるようになっている。
試作品をテストした結果、蒸気損失は、20バール、こ
のときの飽和温度215°Cで予想された限界値0.3
に9/時より低かった。
第4図及び第5図に示す本発明の第2実施例では、第2
レバーアーム15bは相当の遊びを持って面34,35
間の首部33に係合してカムをなすが、この遊びは、弁
体13aが図示のrjRg位置と創部30が弾性リング
36に当接する完全開放位置との間を往復動する距離の
約半分である。
フロートに連結される第ルバーアーム15aは弁体13
aの軸を超えて下方に延長する部分15dを有する。こ
の延長部分15dは内部に螺子穴を有し、この螺子穴に
は止めナツト39を備えた調整螺子38が螺合する。こ
の螺子穴は、ニードル32が弁座に密接しているとき、
弁#13aと同軸である。螺子38の前部38aは丸ま
っていて、弁体rR部30の後方プレートに当接する。
第5図に示すように、弁体13aが閉塞位置にあり、か
つ第2アーム15bの後部が首部33の後面35となお
当接している状態では、螺子の前部38aと弁体P部の
間に遊びjが存在する。この遊びjは上記した第2アー
ム15bと首部33の遊びに対応しており、螺子38を
回転させることで調節可能である。
実際には、遊びjは弁体の全往復動距M1〜2IIIN
に対して0.1〜0.8m11程度である。この遊びに
よって、閉塞動作では螺子38の前部38aが弁体後面
30に当接した後に、第2レバーアーム15bが首部3
3の前面34と係合することになる。
そして、弁体13aは弁体胴部に対する螺子38の押圧
力により閉塞位置に保持される。
遊びjは弁13の開放動作には関与しない、何故なら、
フロート15が室10内の復水の浮力により、第2レバ
ーアーム15b(カム)の後部を首部33の後面35に
係合して室10内の圧力に抗して弁体13a’!−開放
するときには、螺子38の前部38aは既に弁体後面3
0から確実に離間しているからである。
弁13の開放が始まると、復水は通路を経て弁体の前方
プレート31及びテーパ状ニードル32 。
によって屠肉させられた後に弁慶ポート21に流入する
なめに、前方プレート31に反作用が生じて創部30の
後方プレートに働く復水の圧力の一部を相殺する。従っ
て、フロート15は再び復水の表面で浮動し始める一方
、第2レバーアーム15bは、首部33の後面35との
係合により弁体13aをより小さな力で完全開放位置ま
で移動させる。
覆水が流路14を介して流出するにつれて、フロート1
5は室10内を降下するが、このとき弁体13aは、胴
部30の後方プレートに働く覆水の静圧と、復水噴流に
より前面31及びテーバ状ニードル32に働く動圧と、
弁体首部33の後面35に働く第2レバーアーム15b
の抑制力との相互作用により、前方に移動して弁を閉塞
する。
この状態のとき、フロート15が復水の表面で振動して
も、首部33と第2レバーアーム15b間の遊びが存在
するために、弁体13aの弁座13b方向への移動は影
響を受けない。
更に、分離機が閉じた状態で蒸気配管網の圧力が低下す
ると、室10内にある復水の少なくとも一部が蒸発して
水位が分離弁以下になることがある。一般に、弁や接手
を液密にするより気密にするほうが困難である。しかし
この実施例の分離機では、覆水の水位が弁13の位1以
下に低下すると、第ルバーアーム15aの先端に掛かる
フロート15の重量により、弁体胴部30の後方プレー
トに軸方向に作用する螺子38先端部の押圧力が増加す
るので、ニードル32と弁座13bの気密性を完全に保
つことができる。
以上、本発明をその好適な実施例を参照して記載したが
、本発明はそれに限られることなく種々の変更が可能で
ある。
特に、上記実施例では弁を密閉フロート式分離機に関し
て説明したが、いわゆる開ロフロート式分M機にも適用
され得る。この型の分離機は上端に小通気口を備えた釣
鐘状のフロートを有する。
ドレンボトルは釣鐘状フロートの直下に連通している。
蒸気が釣鐘状フロートの下方部から流入する限りは、フ
ロートは復水上に浮動してレバーの作用で弁を閉塞する
。復水が流入した場合には、フロートは通気口を介して
蒸気を逃がして降下し、弁を開放する。復水の流出が停
止すると、蒸気は再びフロート内を上昇して弁を閉塞す
る。
本発明の弁はまた、圧搾空気発生機内の水と油剤の分M
機等にも使用できる。
更に、第4図及び第5図の実施例では精密な加工が可能
であれば螺子38を調非調節式部材で置換することも可
能である。
(発明の効果) 上述したように本発明に係る分′M機の弁は、弁座ポー
トと同軸のスリーブ内を摺動する弁体に截頭円錘形のニ
ードルを設け、このニードルによってポートを開閉する
ようにしたので、閉塞の際、従来のようにフロートの揺
動等によって弁体が弁座の中心から外れて嵌合し、その
結果、弁が鷹耗して密封性を失うといった欠点を回避で
きるものである。
また、通路を介して室に連通する環状間隙を形成し、排
出する復水が一旦この環状間隙に流入した後にポートか
ら排出されるようにしたので、流入する復水の作用によ
り閉塞時の弁体の衝撃を減衰させることができ、弁の牽
耗防止を更に確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の密閉フロート大分i1i!機の概略断面
図、第2a図は本発明の第1実施例に係る分離弁の縦断
面図、第2b図は水平方向で切断した該分離弁の断面図
、第3a図は該分離弁を備えた分ll181のa断面図
、第3b図は該分離機の一部破断平面図、第4図は本発
明の第2実施例に係る分離弁を備えた分離機のmM面図
、第5図は第4図の分離弁の1t1断面図である。 10・・・室        13a・・・弁体13b
・・・弁座      14・・・排出路15・・・フ
ロート     15a・・・第1アーム15b・・・
第2アーム   15d・・・延長部21・・・ポート
      24・・・平坦面25’、25″・・・通
路(孔) 26・・・スリーブ     27・・・スロット27
a、27b・・・通路(スロット延長部)30・・・胴
部       31・・・プレート32・・・ニード
ル     33・・・首部38・・・螺子     
  40・・・環状間隙特許出願人  コンパニ パリ
ジェンヌ ドショファジ ュルバン 同    ロビネトリ アンデュストリエルド サオヌ
 エ ロワール

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液相を収容するための室の壁に固定されかつ排出
    路に連通するポートを有する弁座と、案内手段により画
    成される通路に沿って閉塞位置と開放位置の間で変位可
    能であって該閉塞位置で該ポートに係合する弁体と、該
    室内の液相水位に反応して該弁体の開放を制御する手段
    とからなる、加圧下の二相流体から液相を排出するため
    の分離弁において、該案内手段は該ポートと同軸でかつ
    該弁座の平坦面から突出する管状スリーブからなり、該
    弁体は該スリーブ内を摺動自在な胴部と該弁座の該平坦
    面に対向する平坦なプレートの中心から突出する截頭円
    錘形のニードルとを有し、該弁体は該スリーブ及び該弁
    座と協働して複数の通路を介して該室に連通する環状間
    隙を画成し、該通路は該平坦面に整列して該環状間隙の
    外周に開口することを特徴とする二相流体から液相を排
    出するための分離弁。
  2. (2)前記スリーブが前記弁体の前記開放位置を限定す
    る後方当接部材を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の二相流体から液相を排出するための分
    離弁。
  3. (3)液相水位に反応する前記手段が、レバーの第1ア
    ームの先端に配設される密閉したフロートからなり、該
    レバーの第2アームは、前記スリーブにその軸を通る平
    面内で形成される長手方向スロット内に延長して前記胴
    部の環状首部に係合するカムをなすことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の二相流体から液相を排出す
    るための分離弁。
  4. (4)前記複数の通路が、前記長手方向スロットの延長
    部と、該スロットの平面に直角な軸上で前記弁座の前記
    平坦面に対して接線をなすようにその直径方向の対向位
    置に配設された2つの孔とからなり、該孔は前記スリー
    ブの外側から内側に延長し前記ポートから若干離間した
    位置で終端することを特徴とする特許請求の範囲第3項
    に記載の二相流体から液相を排出するための分離弁。
  5. (5)前記第2アームの先端部をなす前記カムが、前記
    弁体にその軸方向の遊びを持たせながら該弁体の前記胴
    部に形成される首部と係合することを特徴とする特許請
    求の範囲第3項に記載の二相流体から液相を排出するた
    めの分離弁。
  6. (6)前記遊びが0.1〜0.8mmであることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載の二相流体から液相
    を排出するための分離弁。
  7. (7)前記フロートの前記レバーが前記遊びを調節する
    手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第5項に
    記載の二相流体から液相を排出するための分離弁。
  8. (8)前記遊びを調節する前記手段が、前記レバーの延
    長部に係合しかつほぼ前記弁体の前記軸上に配設される
    螺子からなり、該螺子の一端は作動の際、該弁体後部の
    ほぼ中心に当接することを特徴とする特許請求の範囲第
    7項に記載の二相流体から液相を排出するための分離弁
  9. (9)前記ポートの軸が水平であり、前記室内での前記
    弁座の位置が、前記フロートが作動して前記弁体を開放
    し始める水位より下方にあることを特徴とする、密閉フ
    ロート式分離機に使用される特許請求の範囲第3項に記
    載の二相流体から液相を排出するための分離弁。
  10. (10)前記ニードルをステライトで被覆することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の二相流体から液
    相を排出するための分離弁。
  11. (11)前記ニードルと前記ポートを一緒に研削するこ
    とにより嵌着させることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の二相流体から液相を排出するための分離弁
JP17606587A 1986-07-17 1987-07-16 二相流体から液相を排出するための分離弁 Granted JPS63106494A (ja)

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FR8610393 1986-07-17
FR8610393A FR2601753B1 (fr) 1986-07-17 1986-07-17 Valve de purgeur pour evacuer la phase liquide d'un fluide biphasique
FR8704881 1987-04-07

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Publication Number Publication Date
JPS63106494A true JPS63106494A (ja) 1988-05-11
JPH0517440B2 JPH0517440B2 (ja) 1993-03-09

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JP17606587A Granted JPS63106494A (ja) 1986-07-17 1987-07-16 二相流体から液相を排出するための分離弁

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JPH02163598A (ja) * 1988-12-15 1990-06-22 Tlv Co Ltd フロート弁

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JPH0517440B2 (ja) 1993-03-09
FR2601753B1 (fr) 1989-04-28
FR2601753A1 (fr) 1988-01-22

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