JPS6310507A - 誘導電気機器用磁気鉄心 - Google Patents

誘導電気機器用磁気鉄心

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JPS6310507A
JPS6310507A JP15557986A JP15557986A JPS6310507A JP S6310507 A JPS6310507 A JP S6310507A JP 15557986 A JP15557986 A JP 15557986A JP 15557986 A JP15557986 A JP 15557986A JP S6310507 A JPS6310507 A JP S6310507A
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JP
Japan
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iron core
core
leg
shifting
shift amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP15557986A
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English (en)
Inventor
Mikio Awa
粟 幹男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS6310507A publication Critical patent/JPS6310507A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は両端部を斜めに切断した鉄心板を額縁形状に接
合し且つ各接合部を階段状にずらせて配置して積層した
変圧器等の誘導電気機器用磁気鉄心の改良に関する。
(従来の技術) 一般に変圧器に使用される鉄心構造には、第7図に示す
ように側部脚鉄心1及び中央部脚鉄心2と継鉄鉄心3と
の接合部が全て45度の傾斜で接合するように継鉄鉄心
3の両端部を45度に切断すると共に中央部にV字状の
切欠部を設けた所謂Vノツチマイタ鉄心が多く使用され
る。最近この■ノツチマイタ鉄心の特性を向上させる方
法として脚鉄心1及び2と継鉄鉄心3との各接合部を階
段状に配置し、しかもその階段状の接合個所を慢敗回繰
り返す(ステップ)ように設けて、鉄心板接合部の磁束
密度の集中を緩和して鉄損の低減を図ったステップラン
プジヨイント鉄心の検討がされるようになってきた。こ
のステップラップジヨイント鉄心としては、特開昭55
−93208号公報及び第7図に示すように中央部脚鉄
心2の鉄心板と継鉄鉄心3の鉄心板の接合部を縦方向C
m鉄鉄心板の幅方向)にずらせてステップさせる構成等
があるが、通常このステップラップ構成は、鉄心積み作
業における生産性向上の観点から継鉄鉄心3を第9図に
示すように同一寸法形状の鉄心板を複数枚毎にずらせて
積層して構成される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら第3図の特性曲線図に示すように鉄心板を
例えば2枚毎にずらせて階段状に積層した場合の特性X
は、1枚づつ階段状に積層した場合の特性Zに比べて、
数パーセント特性が悪くなる。そこで、作業性を低下さ
せずに特性を向上させる方法として第8図に示すように
積層段数を多くすることが考えられるが、鉄心板の先端
飛び出し部S1及び鉄心窓内側の切欠部S2が多くなり
、鉄心有効断面積の減少により、鉄心特性を悪化させる
。又、先端部の飛び出しWSlを小さくする為、階段状
の接合部のずらし=P1を小さくすると、脚鉄心と継鉄
鉄心との接合部の組合せ作業が困難になる等の問題をq
している。
従って、本発明の目的は、鉄心積の作業性、鉄心特性を
低下させる事のないステップラップジヨイントの鉄心構
成をもつ誘導電気機器用磁気鉄心を提供するものである
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、側部脚鉄心は鉄心板を複数枚毎に長手方向の
ずらし量P1でずらせて構成し、中央部脚鉄心は、長手
方向のずらし量P2を側部脚鉄心のすらしuPlの半分
にして2倍の段数でずらせて構成し、継鉄鉄He%につ
いては、前記側部脚鉄心及び中央部脚鉄心と接合できる
ように、長手方向両端部は複数枚毎にずらし量P1でず
らせる構成とし切欠部は両端のずらしm P Hの半分
のP2として両端の2倍の段数でずらせる構成としたと
ころに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば磁束密度の集中及び磁束の乱れが著し
い中央部脚鉄心と継鉄鉄心の接合部付近は側部脚鉄心と
継鉄鉄心との接合部に対して段数が2倍で、且つ同−役
向での鉄心板の枚数が少ないので、磁束の移行を容易に
でき、従って磁束の集中や乱れによる磁気特性の低下を
防ぐことができる。一方、継鉄鉄心と脚鉄心との組合せ
作業は一般に継鉄鉄心の切欠部と中央部脚鉄心とを最初
に接合し次いで継鉄鉄心の両端部に側部脚鉄心を接合す
る順で行なわれる。従って、継鉄鉄心の切欠部と中央部
脚鉄心との接合部は両鉄心板を1枚毎または複数枚毎に
突き合わせ接合しながら積層でき、この接合部が継鉄鉄
心の端部の接合部に比べて段数が2倍でずらし量が半分
になっていても、鉄心積の作業性を低下させることがな
い。
(実施例) 以下本発明の一実施例について第1図乃至第6図を参照
して説明する。
第1図において、4は継鉄鉄心で上、下2個(上部のみ
図示)設けられ、それぞれ長手方向の両端部を斜め45
度に切断し、長手方向の中間部に7字状の切欠部5を形
成した鉄心板をその両端部6,6及び切欠部5が階段状
となるように長手方向に沿って順に所定寸法ずらせて積
層したものである。この場合各鉄心板の両端部6.6は
2枚毎にずらし量P1で継鉄鉄心4の長手方向に沿って
ずらし、また切欠部5は、継鉄鉄心4の幅方向に沿った
縦ずらしの階段状となるように、しがちそのずらしQ 
P 2が両端部のずらし量P1の半分になるようにする
。即ち、第4図に示すように長手方向の長さは等しく、
切欠部5の深さがすらしQ P 2だけ異なる鉄心板4
a、4b2枚を重ねてセットにしたものを1段目とし、
次にこの1段目に対して長手方向で、Plの2倍だけ短
く切断し切欠部5の深さがずらしQ P 2だけ異なる
2枚の鉄心板を1段L」の鉄心板、sa、4bに対して
両端部でそれぞれpH切欠部5でPlだけずらしてこれ
を2段[Iとして積層する。これにより、両端部が2枚
毎にPlずつずれ、中央部の切欠部5が1枚毎にPlだ
けずれて積層される。そして、3段口以降同様の方法で
順次積層することによって第3図に示すよ・)に両端部
が5段、中央部が10段の階段状鉄心板からなる継鉄鉄
心4が形成される。
一方、第1図に戻って1は継鉄鉄心4の両端部に接合さ
れる2個の側部1′#鉄心で、長手方向の両端部を斜め
45度に切断した同一寸法形状の鉄心板2枚を重ねてセ
ットしたものを1段目とし、この1段目に対して長手方
向でPLの2倍だけ短く切断した2枚の鉄心板を1段目
の鉄心板に対して両端でそれぞれPlずらせてこれを2
段目として積層し、3段目以降同様の方法で5段まで積
層することにより計10枚の階段状に形成されたもので
ある。7は、継鉄鉄心4の中央の切欠部5に接合させる
中央部脚鉄心で、長手方向の両端部を幅方向の中央に頂
部を9する山形になるように、所定寸法の長さで切断し
た1攻の鉄心板を1段目とし、この1段[]にχ・1し
て長手方向で、Pl (Plの2倍)だけ長く切断した
1枚の鉄心板を両端部でそれぞれPlだけずらして積層
したものを2段口とし、以下同様の方法で10段口まで
積層することにより計10枚の階段状に形成されたもの
である。
これら各鉄心1.4及び7は階段状の接合部分が段数回
繰返して設けられてステップラップ構成となるように積
層される。
継鉄鉄心4と脚鉄心1.7の組合せ作業は中央部脚鉄心
7の端部と継鉄鉄心4の切欠部5とを鉄心板1枚毎また
は曵数枚毎に突き合せ接合して積層し次いで継鉄鉄心4
の両端部6,6に側部脚鉄心1,1を嵌め込んで接合す
る順に行なう。この場合継鉄鉄心4の両端部は鉄心板2
枚毎に大きなずらしHP 1でずれているので、側部脚
鉄心1の端部を容易に嵌合して接合できる。また継鉄鉄
心4の切欠部5は中央部脚鉄心7の端部と鉄心板1枚毎
またはv11枚毎に突き合せ接合しながら積層できるの
で、この切欠部5が継鉄鉄心4の端部6に比べて段数で
2倍、ずらし量P2がPlの半分となっていても、鉄心
積の作業性を低下させることはない。一方、継鉄鉄心4
の切欠部5を端部6に対し段数で2倍、ずらし量を半分
、各段を鉄心板1枚ずつの階段状にした事により、第6
図に示す従来の複数枚を階段状にしたものに比べて、第
5図に示すように、磁束の移行が容易になる。従って、
磁束密度の集中が起り易い中央部脚鉄心7と継鉄鉄心4
の切欠部5の接合部附近の磁束の乱れが少なくなり、第
3図の特性曲線Yで示すように従来の場合の曲線Xより
も磁気特性を向上させることができる。
なお、上記実施例では中央部脚鉄心7が1個の場合につ
いて説明したが、複数個あっても同様に実施できる。
[発明の効!!] 本発明は、以」二説明したように、継鉄鉄心と脚鉄心の
組合せ作業が容易でnつ鉄心特性が良好な誘導電気機器
用、磁気鉄心を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気鉄心の上半分を示
す分解図、第2図は第1図の磁気鉄心における継鉄鉄心
を示す斜視図、第3図は異なる磁気鉄心の磁気特性を示
す曲線図、第4図は第2図の継鉄鉄心の分解図、第5図
及び第6図は異なる積層状態での磁束分布を示す図、第
7図及び第8図は、それぞれ従来の磁気鉄心の上半部を
示す分解図及び組立構成図、第9図は第7図の磁気鉄心
における継鉄鉄心を示す斜視図である。 図面中、1は側部脚鉄心、4は1a鉄鉄心、5は切欠部
、6は端部、7は中央部脚鉄心である。 出願人  株式会社  東  芝 第 3 図 り二 第 4(21 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、長手方向の両端部を斜めに切断した鉄心板を長手方
    向に沿って順に所定寸法ずらせて両端部が階段状になる
    ように積層した2個の側部脚鉄心と、長手方向の両端部
    を幅方向の中央に頂部を有する山形に切断した鉄心板を
    長手方向に沿って順に所定寸法ずらせて両端部が階段状
    になるように積層した少なくとも1個の中央部脚鉄心と
    、長手方向の両端部を斜めに切断するとともに長手方向
    の中間部に前記中央部脚鉄心の鉄心板端部と接合される
    V字状の切欠部を形成した鉄心板を長手方向に沿って順
    に所定寸法ずらせて両端部及び切欠部が階段状になるよ
    うに積層してなりその両端部に前記側部脚鉄心の端部が
    接合され、且つ、その切欠部に前記中央部脚鉄心の端部
    が接合される2個の継鉄鉄心とからなるものにおいて、
    前記側部脚鉄心は鉄心板を複数枚毎に所定寸法のずらし
    量でずらせて構成し、中央部脚鉄心は前記側部脚鉄心の
    半分の枚数毎に、前記側部脚鉄心の半分のずらし量で2
    倍の段数となるようにずらせて構成し、前記継鉄鉄心は
    両端部をそれぞれ鉄心板複数枚毎に、前記側部脚鉄心と
    同じずらし量でずらせると共に切欠部を前記端部の半分
    のずらし量で2倍の段数となるようにずらせて構成した
    ことを特徴とする誘導電気機器用磁気鉄心。
JP15557986A 1986-07-02 1986-07-02 誘導電気機器用磁気鉄心 Pending JPS6310507A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03216866A (ja) * 1990-01-17 1991-09-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスク駆動装置
JP2012134307A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Central Japan Railway Co 変圧器
JP2017022189A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 株式会社日立製作所 積層鉄心および静止電磁機器

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