JPS63104625A - プレコ−ト式ろ過方法 - Google Patents
プレコ−ト式ろ過方法Info
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- JPS63104625A JPS63104625A JP24835386A JP24835386A JPS63104625A JP S63104625 A JPS63104625 A JP S63104625A JP 24835386 A JP24835386 A JP 24835386A JP 24835386 A JP24835386 A JP 24835386A JP S63104625 A JPS63104625 A JP S63104625A
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Landscapes
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、被処理水をろ過するプレコート式ろ過方法
に関するもので、特に寿命の長いプレコート式ろ過方法
に関する。
に関するもので、特に寿命の長いプレコート式ろ過方法
に関する。
[従来の技術]
被処理液を清澄化するとか、固形分を回収するために被
処理液をろ過するさいには、ろ過動率を向上するために
ろ過器のろ過エレメント上にプレコート層を形成し、そ
れを通してろ過するプレコート式ろ過方法が採用されて
いる。
処理液をろ過するさいには、ろ過動率を向上するために
ろ過器のろ過エレメント上にプレコート層を形成し、そ
れを通してろ過するプレコート式ろ過方法が採用されて
いる。
そして、例えば従来の原子力発電所ではそこで使用して
いる水に含まれる懸濁状イオン不純物の除去には、プレ
コート材として粉末状カチオン交換樹脂、粉末状アニオ
ン交換樹脂、カチオン交換mm、アニオン交換m維、又
はイオン交換能をもたないm雑を用いたプレコート式ろ
過方法が用いられている。
いる水に含まれる懸濁状イオン不純物の除去には、プレ
コート材として粉末状カチオン交換樹脂、粉末状アニオ
ン交換樹脂、カチオン交換mm、アニオン交換m維、又
はイオン交換能をもたないm雑を用いたプレコート式ろ
過方法が用いられている。
このろ過方法でろ過エレメントにプレコートする場合、
低濃度のスラリーをつくり、その濃度が一定に保持され
た状態でプレコートすれば、従来プレコート層を形成す
るのに必要であるとされている高分子電解質等を使用せ
ずに良好なプレコ−ト層をつくることができる。
低濃度のスラリーをつくり、その濃度が一定に保持され
た状態でプレコートすれば、従来プレコート層を形成す
るのに必要であるとされている高分子電解質等を使用せ
ずに良好なプレコ−ト層をつくることができる。
[発明が解決すべき問題点]
このプレコート式ろ過方法では懸濁状、或いはイオン状
不純物をよく除去することができ、水質の向上に効果が
あるが、使用済のブレコー[・材が廃棄物として発生す
る。このため、廃棄物が減少するよう寿命の長いプレコ
ーへ過方法が求められていた。
不純物をよく除去することができ、水質の向上に効果が
あるが、使用済のブレコー[・材が廃棄物として発生す
る。このため、廃棄物が減少するよう寿命の長いプレコ
ーへ過方法が求められていた。
この要求に対し、プレコート材のスラリーでプレコート
する際、比較的高い濃度とすると形成されるプレコート
層は疎となり、体積ろ過効果でクラッド捕捉量が増えて
プレコート層の寿命を長くすることができるが、その層
が疎のためにろ過器出口へのクラッドリークも増えてし
まう。また逆にスラリー濃度を低くすると形成されるプ
レコートが密となり、ろ過器出口へのクラッドリーク伍
は少なくなるが、体積ろ過効果が少なくなり、クラッド
捕捉量が減って寿命が短くなってしまう。
する際、比較的高い濃度とすると形成されるプレコート
層は疎となり、体積ろ過効果でクラッド捕捉量が増えて
プレコート層の寿命を長くすることができるが、その層
が疎のためにろ過器出口へのクラッドリークも増えてし
まう。また逆にスラリー濃度を低くすると形成されるプ
レコートが密となり、ろ過器出口へのクラッドリーク伍
は少なくなるが、体積ろ過効果が少なくなり、クラッド
捕捉量が減って寿命が短くなってしまう。
[問題点を解決する手段]
よって、この発明は、プレコートの初期の段階ではプレ
コート材の一部を低濃度のスラリーとし、濃度が一定に
保持された状態でプレコートして、密なプレコート層を
形成し、次の段階で残りのプレコート材を高濃度のスラ
リーとし、濃度が一定に保持された状態でプレコートし
て、粗なプレコート層を密なプレコート層の上に形成し
、これにより全体として寿命が長く、かつクラッドリー
ク本 の少ない、良好なプレコートろ過方法を提供するもので
ある。
コート材の一部を低濃度のスラリーとし、濃度が一定に
保持された状態でプレコートして、密なプレコート層を
形成し、次の段階で残りのプレコート材を高濃度のスラ
リーとし、濃度が一定に保持された状態でプレコートし
て、粗なプレコート層を密なプレコート層の上に形成し
、これにより全体として寿命が長く、かつクラッドリー
ク本 の少ない、良好なプレコートろ過方法を提供するもので
ある。
すなわち、この発明は、粉末状イオン交換樹脂、粉末状
イオン交換繊維、あるいはこの両者の混合物、又はこれ
らの少くとも一つと粉末状11111との混合物からな
るプレコート材をろ過エレメントにプレコートし、プレ
コート層の外側から内側に通水して、ろ過するプレコー
ト式ろ過方法において、プレコート材をプレコートする
際、第1段階としてプレコート材の一部分を低′a度の
スラリーとし、濃度が一定に保持された状態でプレコー
トし、引き続き第2段階としてプレコート材の残りを高
濃度のスラリーとし、濃度が一定に保持された状態でプ
レコートすることを特徴とするプレコート式ろ過方法で
ある。この発明のろ過方法を図面によって説明する。
イオン交換繊維、あるいはこの両者の混合物、又はこれ
らの少くとも一つと粉末状11111との混合物からな
るプレコート材をろ過エレメントにプレコートし、プレ
コート層の外側から内側に通水して、ろ過するプレコー
ト式ろ過方法において、プレコート材をプレコートする
際、第1段階としてプレコート材の一部分を低′a度の
スラリーとし、濃度が一定に保持された状態でプレコー
トし、引き続き第2段階としてプレコート材の残りを高
濃度のスラリーとし、濃度が一定に保持された状態でプ
レコートすることを特徴とするプレコート式ろ過方法で
ある。この発明のろ過方法を図面によって説明する。
まず、ろ過切削供給タンク4にプレコート材とするろ過
切削(前記の粉末状イオン交換樹脂等)を入れて撹拌機
9でよく混合する。プレコートポンプ5を起動し、プレ
コートタンク3、プレコートポンプ5、ろ過器1からな
るプレコートライン15に通液する。ろ過切削供給水ラ
イン13から供給水を通液し、ろ過切削供給タンク4か
らエゼクタ6でろ過切削を所定の濃度でプレコートライ
ン15に注入し、ろ過器1の中に設置されたろ過エレメ
ント2にプレコートする。そのさい、プレコート層形成
の初期の段階ではろ過切削供給タンク4からのろ過切削
の供給mを少なくし、次の段階ではその供給量を多くし
て、初期段階で密なプレコート層が形成し、次の段階で
粗なプレコート層が形成するようにする。プレコート完
了後、保持ポンプ22を起動し、保持ライン23に通液
し、その後プレコートを停止する。被処理水人口11、
ろ過器1及び処理水出口12に通すよう弁を開けて被処
理水人口11から被処理水を導入し、保持ポンプ22を
停止して保持ライン23の通液を止め、ろ過器1で被処
理水のろ過を行う。
切削(前記の粉末状イオン交換樹脂等)を入れて撹拌機
9でよく混合する。プレコートポンプ5を起動し、プレ
コートタンク3、プレコートポンプ5、ろ過器1からな
るプレコートライン15に通液する。ろ過切削供給水ラ
イン13から供給水を通液し、ろ過切削供給タンク4か
らエゼクタ6でろ過切削を所定の濃度でプレコートライ
ン15に注入し、ろ過器1の中に設置されたろ過エレメ
ント2にプレコートする。そのさい、プレコート層形成
の初期の段階ではろ過切削供給タンク4からのろ過切削
の供給mを少なくし、次の段階ではその供給量を多くし
て、初期段階で密なプレコート層が形成し、次の段階で
粗なプレコート層が形成するようにする。プレコート完
了後、保持ポンプ22を起動し、保持ライン23に通液
し、その後プレコートを停止する。被処理水人口11、
ろ過器1及び処理水出口12に通すよう弁を開けて被処
理水人口11から被処理水を導入し、保持ポンプ22を
停止して保持ライン23の通液を止め、ろ過器1で被処
理水のろ過を行う。
ろ過の進行に伴ないろ過器における差圧が増大するが、
その差圧が1.75N9/c!Aとなったら、保持ポン
プ22を起動し、被処理水入口11及び処理水出口12
に通ずる弁を止める。ろ過器1の上部に空気人口17が
ら空気を導入し、ドームドレン18から水を排出する。
その差圧が1.75N9/c!Aとなったら、保持ポン
プ22を起動し、被処理水入口11及び処理水出口12
に通ずる弁を止める。ろ過器1の上部に空気人口17が
ら空気を導入し、ドームドレン18から水を排出する。
水の排出が終ったらドームドレン18の弁を閉め、ろ過
器1の上部に空気をその圧力が6〜7Kg/cdとなる
連灯める。空気が貯ったら、逆洗出口20を開けてろ過
エレメント2上の使用済のろ過切削を空気による逆流に
よってろ過器1外へ排出する。その後管板ベント19を
開け、洗浄水ライン24から洗浄水を入れながら、空気
人口21からの空気でスクラビングしてろ過エレメント
2を洗浄する。洗浄水がろ過器1中に一杯となったら、
再びろ過器1の上部から空気を入れ、空気逆洗して排水
し、逆洗する。その後、ろ過器1内を満水として次サイ
クルのろ過運転をする。図面において、7及び8は流足
計、10は差圧計、14はプレコート戻りライン、1G
はベントである。
器1の上部に空気をその圧力が6〜7Kg/cdとなる
連灯める。空気が貯ったら、逆洗出口20を開けてろ過
エレメント2上の使用済のろ過切削を空気による逆流に
よってろ過器1外へ排出する。その後管板ベント19を
開け、洗浄水ライン24から洗浄水を入れながら、空気
人口21からの空気でスクラビングしてろ過エレメント
2を洗浄する。洗浄水がろ過器1中に一杯となったら、
再びろ過器1の上部から空気を入れ、空気逆洗して排水
し、逆洗する。その後、ろ過器1内を満水として次サイ
クルのろ過運転をする。図面において、7及び8は流足
計、10は差圧計、14はプレコート戻りライン、1G
はベントである。
上記の運転における2段階のプレコート層の形成は、ろ
過切剤供給タンク出目弁25又はエゼクタ駆動水弁26
の開度を調整して、プレコート材(ろ過動剤)の供給量
を調節することにより容易に行なうことができる。この
プレコート層の形成における初期段階でのプレコート材
のスラリー1度はo、 oos〜0.02wt%とする
のがよく、またその模の段階におけるプレコート材のス
ラリー濃度0.04〜o、 oawt%とするのがよい
。使用するスラリー濃度は使用するプレコート材の材質
によって多少相違する。
過切剤供給タンク出目弁25又はエゼクタ駆動水弁26
の開度を調整して、プレコート材(ろ過動剤)の供給量
を調節することにより容易に行なうことができる。この
プレコート層の形成における初期段階でのプレコート材
のスラリー1度はo、 oos〜0.02wt%とする
のがよく、またその模の段階におけるプレコート材のス
ラリー濃度0.04〜o、 oawt%とするのがよい
。使用するスラリー濃度は使用するプレコート材の材質
によって多少相違する。
このプレコート層の形成においては、初期段階で粉末状
カチオン交換樹脂又は粉末状アニオン交換樹脂の一部を
単独で用いて密なプレコート層を形成し、その横の段階
で粉末状カチオン交換樹脂と粉末状アニオン交換樹脂と
の混合物を用いて疎なプレコート層を形成することがで
きる。あるいは、後の段階において一方の粉末状のイオ
ン交換樹脂に逆の極性の粉末状イオン交換繊維を混合し
て用いてもよく、また前記の両方の粉末状イオン交換樹
脂にイオン交換能のないm維を混合して用いてもよい。
カチオン交換樹脂又は粉末状アニオン交換樹脂の一部を
単独で用いて密なプレコート層を形成し、その横の段階
で粉末状カチオン交換樹脂と粉末状アニオン交換樹脂と
の混合物を用いて疎なプレコート層を形成することがで
きる。あるいは、後の段階において一方の粉末状のイオ
ン交換樹脂に逆の極性の粉末状イオン交換繊維を混合し
て用いてもよく、また前記の両方の粉末状イオン交換樹
脂にイオン交換能のないm維を混合して用いてもよい。
粉末状イオン交換樹脂としては平均粒径が50〜100
メツシユのものが好ましく用いられ、粉末状イオン交換
ta維としては太さが20〜50μm、良さが0.3〜
0.5Mのものが好ましく用いられる。
メツシユのものが好ましく用いられ、粉末状イオン交換
ta維としては太さが20〜50μm、良さが0.3〜
0.5Mのものが好ましく用いられる。
[実 施 例]
次にこの発明を具体的に説明するために実施例を記載す
るが、この発明はこの実施例に限定されるものではない
。
るが、この発明はこの実施例に限定されるものではない
。
実施例
下記の表−1に示すようにプレコート層を二段階で形成
した。これに対し、不純物として実プラントを模擬した
鉄クラツドを、入D11ff(Fe基準)で5〜811
1)l注入した被処理水を用いた。
した。これに対し、不純物として実プラントを模擬した
鉄クラツドを、入D11ff(Fe基準)で5〜811
1)l注入した被処理水を用いた。
プレコートの条件、処理条件、及び測定結果を表−1に
示す。比較として従来法も示す。ろ過寿命、鉄除去率は
従来法での値を1として比較して示した。
示す。比較として従来法も示す。ろ過寿命、鉄除去率は
従来法での値を1として比較して示した。
表−1本発明と従来法
上表から、この発明では従来法と比べ、不純物除去率が
同じに維持され、ろ過寿命は1.72倍も増える。
同じに維持され、ろ過寿命は1.72倍も増える。
[発明の効果]
この発明では、プレコート層の内側を密に、外側を疎に
プレコートすることによって、体積ろ過効果を発揮させ
、不純物のリークを従来と同等に低く抑えながら、ろ過
寿命を艮くすることができるもので、経済的で実用的な
プレコート式ろ過方法を提供することができる。そして
、ろ過寿命が長くなることによって廃棄物の生成迅も少
なくなる。
プレコートすることによって、体積ろ過効果を発揮させ
、不純物のリークを従来と同等に低く抑えながら、ろ過
寿命を艮くすることができるもので、経済的で実用的な
プレコート式ろ過方法を提供することができる。そして
、ろ過寿命が長くなることによって廃棄物の生成迅も少
なくなる。
第1図は、この発明を実施するためのろ過装置を示すも
のである。 1・・・ろ過器 2・・・ろ過エレメント3
・・・プレコートタンク 4・・・ろ過動剤供給タンク 5・・・プレコートポンプ 6・・・エゼ り タ9・
・・撹拌機 11・・・被処理水入口12・
・・処理水出口
のである。 1・・・ろ過器 2・・・ろ過エレメント3
・・・プレコートタンク 4・・・ろ過動剤供給タンク 5・・・プレコートポンプ 6・・・エゼ り タ9・
・・撹拌機 11・・・被処理水入口12・
・・処理水出口
Claims (1)
- 粉末状イオン交換樹脂、粉末状イオン交換繊維、あるい
はこの両者の混合物、又はこれらの少くとも一つと粉末
状繊維との混合物からなるプレコート材をろ過エレメン
トにプレコートし、プレコート層の外側から内側に通水
してろ過するプレコート式ろ過方法において、プレコー
ト材をプレコートする際、第1段階としてプレコート材
の一部分を低濃度のスラリーとし、濃度が一定に保持さ
れた状態でプレコートし、引き続き第2段階としてプレ
コート材の残りを高濃度のスラリーとし、濃度が一定に
保持された状態でプレコートすることを特徴とするプレ
コート式ろ過方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24835386A JPS63104625A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | プレコ−ト式ろ過方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24835386A JPS63104625A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | プレコ−ト式ろ過方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63104625A true JPS63104625A (ja) | 1988-05-10 |
JPH0336564B2 JPH0336564B2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=17176835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24835386A Granted JPS63104625A (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 | プレコ−ト式ろ過方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63104625A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58112015A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-04 | Hitachi Ltd | フイルタのプリコ−ト装置 |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP24835386A patent/JPS63104625A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58112015A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-04 | Hitachi Ltd | フイルタのプリコ−ト装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336564B2 (ja) | 1991-05-31 |
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