JPS6310455A

JPS6310455A - 質量分析装置

Info

Publication number: JPS6310455A
Application number: JP15206886A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Hosoi; 淳細井
Original assignee: Shimadzu Corp
Current assignee: Shimadzu Corp
Priority date: 1986-06-27
Filing date: 1986-06-27
Publication date: 1988-01-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、薬物検査用の質量分析装置に関する。

（ロ）従来技術多糧多様な薬物が広く使用されるようになり、その誤用
や乱用が問題になっている。特に、一般に手軽に入手で
きる鎮痛薬、催眠薬、精神安定薬などの偶然または故意
の過剰服用による急性中毒が増加しており、と九らに対
処するための緊急検査の重要性が高まっている。これら
薬物同定の目的に対して、従来、ガスクロマトグラフ（
ＧＣ）、高速液体クロマトグラフ（ＨＰＬＣＪ、ガスク
ロマトグラフ質量分析装置（ＧＣＭＳ）等の分離分析装
置が用いらｎてきたが、いづｎも混合物試料の分離過程
に時間を要する点が緊急検査における制約となっていた
。

この解決をはかるものとして、化学イオン化法音用いた
直接試料尋人質量分析法が提案さｎている。（村田他、
分析化学、Ｖｐｌ、　３４、Ｎｏ、６、ｐ３２９〜３３
４．１９８５　）化学イオン化法は一般に単純なマススペクトルを与え、
かつ疑似分子イオンｔ−高強度に生成する特性をもって
いるので、混合物試料であっても同定可能であり、分離
過程を経ずに、直接試料導入が利用できる点で、迅速分
析ｔ−要求される緊急検介の目的に適合している。

従来、一般に用いらｎている直接試料導入装置の構成を
＠３図に示した。

操作用ハンド／ｌ／　（９）に固定さｎている直接試料
導入プローブ（１）の先端に試料を負荷した試料ホルダ
ー（２）を装着し、イオン源（４）の試料入口端面まで
挿入する。挿入手、頓としては、Ｘ窒パルプ（７）が閉
の状態で、直接試料導入プローブ（１）を真空パルプ（
７）の手前まで一旦挿入し、その状態で排気口（８）に
接続された真空ポンプ（口承せず］により予備排気を行
う。排気完了後、真空パルプ（７）ｔ−開いて、直接試
料導入プローブ（１）を所定位＠まで挿入する。試料は
加熱ヒータ（３）にょクヵロ熱気化さｎ、イオン源（４
）内へ導入され、測定が行わｎる。（５）はイオン源ハ
ウジング、（６）は真空シールである。

（ハ）考案が解決しようとする問題点図の説明で明ら２５童なように、この従来方式では、試
料交換の都度、直接試料導入プローブの抜き出し、試料
ホルダーの取りはづしと次測定試料ホルダーの取り付け
、予備排気を含む直接試料導入プローブの再挿入といっ
た一連の手動操作を必要としていた。

に）問題点を解決するための手段本発明は、予め試料フィーダに収容した被測定試料全１
バ次に直接試料導入プローブ先端に装着する手段と、前
記直接試料導入プローブを被測定試料装着位置とイオン
源間を軸方向に駆動する手段および被測定試料の回収位
着においてプローブを軸中心に対して回転駆動させる手
段と、こｎら装’Ｉｆｒ［動手段をコンピュータ制御す
るコンピュータシステムからなる。

（ホ）作用本発明は、直接試料導入プローブへの試料ホルダーの装
着、イオン源試料入口端面へのｕｉＬ　１２試料導入プ
ローブの挿入、試料気化後のプローブの引抜き、試料交
換といった一連の操作をコンピーータ制御により自動化
した。

（へ）実施例第１図に本発明の詳細な説明するための構成略図を示し
た。

直接試料導入プローブ（１）の先端部には、試料ホルダ
ー（２）が装着さｎるくぼみを設けである。

直接試料導入プローブ（１）は軸方向前後に被測定試料
装着位置とイオン源（４）間を駆動及び軸中心に対して
被測定試料回収位置で回転駆動さｎる。

なお、軸方向前後の駆動は、例えばラックピニオンで、
回転駆動はステップモータで行う。

（８）はイオン源試料入口端面まで直接試料導入プロー
ブ（１）が挿入された状態であシ、加熱ヒータ（３）に
より試料は加熱気化さｎ、イオン源（４）へ導入さｎる
。

測定終了後、直接試料導入プローブ（１）は、（Ｂ）の
位＃ｔｔまで後進駆動され、軸中心に対して（Ｃ）に示
すように回転させることＫより測＾料ホルダーは回収容
器口に収容さｎる。

次測定のための多数試料を負荷した試料ホルダー（２）
は、予め試料フィーダＱＧに設置しておき（りに示すよ
うにレバーαυの軸方同駆動により、次の試料ホルダー
（２）が直接試料導入プローブ（１）深間の適宜の位置
に配している。

こｎら一連の動作はコンピュータ制御により自動化さｎ
、多数試料の連続自動分析を実行することができる。

第２図に本発明の構成ブロック図を示した。

（１）は直接試料導入プローブ、（１人）はプローブの
軸方向駆動部、（ＩＢ）はプローブの回転駆動部である
。αＱは試料フィーダ、（ＩＯＡ）は試料フィーダのレ
バー駆動部である。こｎら駆動部はインターフェースａ
３を介してコンピュータシステム（至）により制御さｎ
る。質量分析装置はイオン源（４）、質量分析部（１２
Ａ）、イオン検出器（１２Ｂ）で構＋１ｉ１Ｅすｆ’Ｌ
、イオン検出器出力はインターフェースＱ４）ｔ−介し
てコンピュータシステム（至）により　　。

処理さｎる。図には示していないが分析装置各部の動作
条件翫コンビ島−タシステムによりて制御さｎている。

本発明は薬物を対象とする緊急検査に適した多数試料の
連続自動分析全目的としたものであるが、嘱ちろＸ７、
この用途のみに限定さｎるものではなく、一般的な分析
目的に対しても適用し得る本のである。

（ト）効果本発明によれば、一連の動作が自動化さｎるので、膨大
な出力情報を効率的に処理できると共に、迅速分析を要
求さｎる緊急検査の目的に適合している。

【図面の簡単な説明】

第１図が、本発明の詳細な説明する次めの構成略図、第
２図が本発明の構成ブロック図、第３図が従来用いらｎ
ている直接試料導入装置の構成を示す図である。

Claims

【特許請求の範囲】

直接試料導入装置により分析試料をイオン源に導入し、
化学イオン化によりイオン化して測定を行う質量分析装
置において、多数の被測定試料を収容する試料フィーダ
と、前記フィーダに収容された被測定試料を順次に直接
試料導入プローブ先端に装着する手段と、前記直接試料
導入プローブを被測定試料装着位置とイオン源間を軸方
向に駆動する手段および被測定試料の回収位置において
プローブを軸中心に対して回転駆動する手段と、これら
装着・駆動手段をコンピュータ制御するコンピュータシ
ステムを設けることにより、一連の直接試料導入操作を
自動化したことを特徴とする質量分析装置。