JPS6310426B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310426B2 JPS6310426B2 JP11459178A JP11459178A JPS6310426B2 JP S6310426 B2 JPS6310426 B2 JP S6310426B2 JP 11459178 A JP11459178 A JP 11459178A JP 11459178 A JP11459178 A JP 11459178A JP S6310426 B2 JPS6310426 B2 JP S6310426B2
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- JP
- Japan
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- transfer
- image
- toner
- potential
- electrostatic
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- Expired
Links
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 41
- 238000011161 development Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 14
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 9
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 4
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気導電性トナーを使用した電子写真
法に関し、特に磁気導電性トナーを使用した時に
適正な転写を実施する為の電子写真法に関する。
法に関し、特に磁気導電性トナーを使用した時に
適正な転写を実施する為の電子写真法に関する。
従来磁性トナーを用いた静電複写機では、シー
ト状の感光材あるいは静電記録紙等への転写がな
されているが普通紙への転写はなされていない。
というのは、導電磁性トナーを用いた現像という
のは、感光材上等の静電像が形成する電場によつ
て、現像機のロール等から、トナーへ誘導電荷が
注入され、そのトナーの電荷が静電像の電場によ
つてクーロン力を受けて現像される様構成されて
いる為で、この方式で感材上に現像されたトナー
像は、一定の電場内では電気伝導をおこし、従つ
て普通紙等への転写を実施する為にコロトロン等
によつて転写電界を印加すると、トナー像は電荷
を失つてしまい、正常な転写がされなくなる。
ト状の感光材あるいは静電記録紙等への転写がな
されているが普通紙への転写はなされていない。
というのは、導電磁性トナーを用いた現像という
のは、感光材上等の静電像が形成する電場によつ
て、現像機のロール等から、トナーへ誘導電荷が
注入され、そのトナーの電荷が静電像の電場によ
つてクーロン力を受けて現像される様構成されて
いる為で、この方式で感材上に現像されたトナー
像は、一定の電場内では電気伝導をおこし、従つ
て普通紙等への転写を実施する為にコロトロン等
によつて転写電界を印加すると、トナー像は電荷
を失つてしまい、正常な転写がされなくなる。
それ故、感材上のトナーの普通紙への転写は出
来るだけ、弱い電場で行う必要があり、しかる
に、実質実効的な弱い転写電場を提供する所に本
発明の特徴がある。
来るだけ、弱い電場で行う必要があり、しかる
に、実質実効的な弱い転写電場を提供する所に本
発明の特徴がある。
感材の静電像は、一つの固定的な電位を有しな
い事は周知である。高濃度に現像しようとすれ
ば、現像機の電位に対し、充分高い電位の静電像
を用意する必要がある。
い事は周知である。高濃度に現像しようとすれ
ば、現像機の電位に対し、充分高い電位の静電像
を用意する必要がある。
従つて、一般には、感光材を帯電し、露光する
事によつて作成された静電像は、原画の濃度に対
応して、適当な電位を有する。その適当な電位の
静電像を現像する事によつて感材上にトナー像を
得る訳である。次に、このトナー像を紙に転写す
るには、トナーが感材から紙へ移行するに充分の
電界を印加せねばならない。たとえば1000Vの静
電像に対し現像されたトナーを転写紙に転写しよ
うとすれば、転写紙は1000V以上の電位をもたね
ばならない。実験的に確めた所、1200Vの転写紙
電位が必要とされた。
事によつて作成された静電像は、原画の濃度に対
応して、適当な電位を有する。その適当な電位の
静電像を現像する事によつて感材上にトナー像を
得る訳である。次に、このトナー像を紙に転写す
るには、トナーが感材から紙へ移行するに充分の
電界を印加せねばならない。たとえば1000Vの静
電像に対し現像されたトナーを転写紙に転写しよ
うとすれば、転写紙は1000V以上の電位をもたね
ばならない。実験的に確めた所、1200Vの転写紙
電位が必要とされた。
同様に、たとえば400Vの静電像に対し現像さ
れたトナーを転写紙に転写するには600Vの転写
紙電位が必要である。従つて、導電磁性トナーの
転写には前述した様に必要最小限の転写電界を印
加しないと、トナーの荷電が放出してしまい、画
像の乱れを生じるので、1000Vの静電像に対して
は紙電位1200V、400Vの静電像に対しては紙電
位600Vになる様に転写コロトロン等で紙を帯電
すれば良いが、コロトロンの放電特性は、図1の
ごとく電位依存性があるので、転写紙を部分的に
600V、1200Vと帯電する事は困難となる。
れたトナーを転写紙に転写するには600Vの転写
紙電位が必要である。従つて、導電磁性トナーの
転写には前述した様に必要最小限の転写電界を印
加しないと、トナーの荷電が放出してしまい、画
像の乱れを生じるので、1000Vの静電像に対して
は紙電位1200V、400Vの静電像に対しては紙電
位600Vになる様に転写コロトロン等で紙を帯電
すれば良いが、コロトロンの放電特性は、図1の
ごとく電位依存性があるので、転写紙を部分的に
600V、1200Vと帯電する事は困難となる。
結果的に1000Vの静電像上のトナーの転写を可
能ならしめるにすぎず、1200Vの紙電位を全面に
わたつて用意せねばならない。結局、400Vの静
電像に対しても、転写電位が1200V印加され、こ
の部分での画像乱れが大きく発生することゝな
る。
能ならしめるにすぎず、1200Vの紙電位を全面に
わたつて用意せねばならない。結局、400Vの静
電像に対しても、転写電位が1200V印加され、こ
の部分での画像乱れが大きく発生することゝな
る。
従つて、この様な欠点を改善するため本発明で
は、静電像の電位を現像後に、低く圧縮する如く
したもので、具体的には、現像後ランプ又はコロ
トロン放電によつて静電像の電位を0V近くまで
下げることにより画像みだれを除去することが出
来る。
は、静電像の電位を現像後に、低く圧縮する如く
したもので、具体的には、現像後ランプ又はコロ
トロン放電によつて静電像の電位を0V近くまで
下げることにより画像みだれを除去することが出
来る。
その結果、種々の電位を持つていた静電像は、
低いレベルでかつ、ほぼ等しい電位となる。その
電位を転写補正電位とすると、この場合に於ける
転写紙の電位は、転写補正電位よりも200V高い
値をとれば良い。
低いレベルでかつ、ほぼ等しい電位となる。その
電位を転写補正電位とすると、この場合に於ける
転写紙の電位は、転写補正電位よりも200V高い
値をとれば良い。
我々は、静電像電位が、200V〜1000Vのトナ
ー像を転写紙に転写する場合について以下の通り
実験を行つた。
ー像を転写紙に転写する場合について以下の通り
実験を行つた。
本発明によらない通常の静電像を現像し、直ち
に転写する行程では、転写を充分に行うには転写
コロトロンに印加する電圧は6.3kV必要であつ
た。この時、低い濃度部での画像乱れがひどく、
又、トナーの転写率も30%ぐらいであつた。
に転写する行程では、転写を充分に行うには転写
コロトロンに印加する電圧は6.3kV必要であつ
た。この時、低い濃度部での画像乱れがひどく、
又、トナーの転写率も30%ぐらいであつた。
次いで現像後、ランプによる光照射を現像像に
したところ、像電位が0V迄低下した。この状態
で転写紙に転写を行つてみた所、5.0kVで充分な
転写が行われたが、全体的に画像のにじみが発生
した。さらに考察した所、過度に光照射すると、
感光材を通じてトナーの電荷が流出してしまう事
が判明した。
したところ、像電位が0V迄低下した。この状態
で転写紙に転写を行つてみた所、5.0kVで充分な
転写が行われたが、全体的に画像のにじみが発生
した。さらに考察した所、過度に光照射すると、
感光材を通じてトナーの電荷が流出してしまう事
が判明した。
従つて、次にランプによる光照射を行つて像電
位を概ね300Vにしたところ、充分な転写は、コ
ロトロン印加電圧5.5kVぐらいで行え、良好な転
写画像が得られた。即ち上記実験の結果、良好な
画像の得られる範囲は、転写補正電位が、現像時
の静電像電位の15%〜50%の間にある必要がある
事が判明した。
位を概ね300Vにしたところ、充分な転写は、コ
ロトロン印加電圧5.5kVぐらいで行え、良好な転
写画像が得られた。即ち上記実験の結果、良好な
画像の得られる範囲は、転写補正電位が、現像時
の静電像電位の15%〜50%の間にある必要がある
事が判明した。
同様にランプにかえて除電コロトロンを用いて
行なつても転写補正電位が、現像時の静電像電位
の15〜50%の間で良好な画像を得る事が判明し
た。
行なつても転写補正電位が、現像時の静電像電位
の15〜50%の間で良好な画像を得る事が判明し
た。
従来、トナーとキヤリヤーから成る2成分系現
像剤を用いた静電複写法において、転写前に強い
光または除電イオンを照射して良好なる転写を行
なわしめる事は知られているものである。
像剤を用いた静電複写法において、転写前に強い
光または除電イオンを照射して良好なる転写を行
なわしめる事は知られているものである。
しかしこの2成分系現像剤を用いたものにおい
ては、良好なる転写効率を得る為強い光で感材を
導体とし感材の電荷を略100%消去してトナーを
無電荷としたり、又除電イオンにより、トナーの
電荷のみを無電荷にするものである。
ては、良好なる転写効率を得る為強い光で感材を
導体とし感材の電荷を略100%消去してトナーを
無電荷としたり、又除電イオンにより、トナーの
電荷のみを無電荷にするものである。
一成分導電性トナーで現像した後、従来の如く
トナーを無電荷状態にして転写するとトナー像が
飛散してしまうものである。
トナーを無電荷状態にして転写するとトナー像が
飛散してしまうものである。
これは感材とトナー間の静電引力は0であり、
転写時に紙を介して電界が印加された時、トナー
が導電性である為トナー像が飛散するものと考え
られる。
転写時に紙を介して電界が印加された時、トナー
が導電性である為トナー像が飛散するものと考え
られる。
従がつて本発明の如くトナー像の電荷を無電荷
にするのではなくつまり感材の画像部電位を現像
時の画像部電位の15〜50%に低減せしめて転写す
るとトナーの飛び散りのない良好なる転写が行な
われるものである。
にするのではなくつまり感材の画像部電位を現像
時の画像部電位の15〜50%に低減せしめて転写す
るとトナーの飛び散りのない良好なる転写が行な
われるものである。
第1図はコロトロンの対向電極電位Vに対する
放電電流i特性のグラフである。第2図は現像部
と転写部の間にランプを配置してなる本発明の実
施例である。 図中符号、1……感光材、2……現像ロール、
3……ランプ、4……転写紙、5……転写コロト
ロン。
放電電流i特性のグラフである。第2図は現像部
と転写部の間にランプを配置してなる本発明の実
施例である。 図中符号、1……感光材、2……現像ロール、
3……ランプ、4……転写紙、5……転写コロト
ロン。
Claims (1)
- 1 静電潜像を一成分導電性トナーで現像し、転
写紙に転写する静電複写方法において、現像後か
つ転写に先立ち前記静電潜像の画像部電位を現像
時の画像部電位の15乃至50%に低減せしめる事を
特徴とする静電複写法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11459178A JPS5541437A (en) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | Electrostatic copying method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11459178A JPS5541437A (en) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | Electrostatic copying method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5541437A JPS5541437A (en) | 1980-03-24 |
JPS6310426B2 true JPS6310426B2 (ja) | 1988-03-07 |
Family
ID=14641683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11459178A Granted JPS5541437A (en) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | Electrostatic copying method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5541437A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58102967A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-18 | Fujitsu Ltd | 電子写真装置 |
JPS59223464A (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真方法 |
JP2909985B2 (ja) * | 1987-12-21 | 1999-06-23 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
-
1978
- 1978-09-20 JP JP11459178A patent/JPS5541437A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5541437A (en) | 1980-03-24 |
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