JPS63103823A - 表面処理された水酸化マグネシウムの製造方法 - Google Patents

表面処理された水酸化マグネシウムの製造方法

Info

Publication number
JPS63103823A
JPS63103823A JP24844786A JP24844786A JPS63103823A JP S63103823 A JPS63103823 A JP S63103823A JP 24844786 A JP24844786 A JP 24844786A JP 24844786 A JP24844786 A JP 24844786A JP S63103823 A JPS63103823 A JP S63103823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnesium hydroxide
surface treating
water
oleate
filtration cake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24844786A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Tawara
表 征則
Toshitaka Fujikawa
藤川 俊隆
Kimio Yoshimi
吉見 仁男
Taketo Yamamoto
武人 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd filed Critical Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Priority to JP24844786A priority Critical patent/JPS63103823A/ja
Publication of JPS63103823A publication Critical patent/JPS63103823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表面処理された水酸化マグネシウムの製造方
法に関し、特に例えば、天然または合成の樹脂に添加し
て難燃ケーブル用樹脂を製造する際、樹脂フィラーとし
て用いられる表面処理された水酸化マグネシウムの製造
方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、難燃性ケーブルは、ケーブルの表面に樹脂と水酸
化マグネシウムとの混合物を被覆することにより製造さ
れている。この場合、水酸化マグネシウムを樹脂中に均
一に分散させるために、水酸化マグネシウムの表面処理
が行われるが、従来の方法は、表面処理薬剤が例えば、
オレイン酸アルカリ金属塩、例えばオレイン酸ナトリウ
ム、オレイン酸カリウムの如き水溶性を有するため、予
め表面処理薬剤を溶解した水溶液中に、水酸化マグネシ
ウムの微粉末を、投入し攪拌した後、これを濾過し、得
られた濾過物を乾燥する。その後、得られた乾燥物を微
粉砕することにより、表面処理された水酸化マグネシウ
ムを製造していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前述の従来法は、製造工程中に水溶液を
使用するため、大量の濾液が発生し、したがってこの濾
液中の有機物処理を行ってから排水とする必要があり、
工程が複雑となるばかりでなく、省資源化にも憚る欠点
があった。また、表面処理薬剤も、水溶性のものしか使
用することができないので、薬剤の使用範囲が限定され
不便さを禁じ得なかった。・ 本発明者は、これらの欠点を改良すべく、鋭意検討した
結果、本発明を完成したものである。
[問題点を解決するための手段] したがって、本発明の目的は、前述の欠点を解決したも
ので、即ち、本発明は、水分を含んだ水酸化マグネシウ
ムの濾過ケーキに表面処理薬剤を加えて混合し、得られ
た混合物を乾燥後、微粉砕することにより、表面処理を
施した水酸化マグネシウムの製造方法である。
水酸化マグネシウムの濾過ケーキは、水分を30重量%
〜60重量%含んでおり、例えば海水や苦汁の如くマグ
ネシウムを含む水溶液とアルカリ金属水酸化物或はアル
カリ土類金属の水酸化物の水溶液、例えば水酸化ナトリ
ウムや水酸化カルシウムの水溶液とを反応させることに
より得た水酸化マグネシウムを、オリバーフィルター或
はフィルター・プレスにより濾過することにより製造す
ることができる。該ケーキの水分含有率を30重量%〜
60重量%に限定したのは、表面処理薬剤を十分混練せ
しむると共に、得られた混練物を単時間で乾燥するのに
必要な量であり、30重量%より少ないときは、前記混
練が十分でなく、また60重量%を越える場合は、均一
な乳化物が得られないばかりでなか、乾燥時間が長くな
り経済的にも好ましくない、 表面処理薬剤としては、
水可溶性のもの、例えばステアリン酸ナトリウム、オレ
イン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、オレイン酸
カリウム水H溶性のものとしては、ステアリン酸カルシ
ウム、オレイン酸マグネシウム、その他の金属石鹸、例
えばオレイン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニ
ウム等が用いられる。微粉砕はボールミル、ピンミル、
ジェットミル等の粉砕装置が用いられ、粒径10ミクロ
ン以下の大きさに粉砕される。 本発明の表面lA理を
施した水酸化マグネシウムの製造方法に用いられる表面
処理薬剤の添加量は水酸化マグネシウムに対し、0.5
〜10%、好ましくは2〜5%がよい、30重量%〜6
0重量%の水分を含んだ水酸化マグネシウムには油(水
難溶性のカルポジ酸塩類例えばオレイン・酸アルミニウ
ム、ジステアリン酸アルミニウム等)を乳化する作用が
ある。
実施例 本発明は、更に実施例を挙げて具体的に説明するが、こ
れは本発明の一態様であり、これに限定されるものでは
ない。
実施例1 苦汁と石灰乳を得た水酸化マグネシウムをフィルター・
プレスにより濾過、洗浄して、含水率45%の水酸化マ
グネシウムを得、この水酸化マグネシウムと該水酸化マ
グネシウムに対しオレイン酸ナトリウム、オレイン酸マ
グネシウム、ステアリン酸カルシウムを各1wt%を混
合し、パドルミキサーで30分間混練した後、これを1
20℃で24時間乾燥し、ピンミルで微粉砕することに
より表面処理水酸化マグネシウムを得た。
このようにして得られた表面処理水酸化マグネシウムを
、下記のJIS−に−7201酸素指数法(*)により
難燃性を判定した結果、酸素指数は38であった。
*難燃性試験 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有率; 
20wt%)100部に表面処理水酸化マグネシウム8
0部をブレンドし、これをロール成型した後、JIS−
に−7201酸素指数法により難燃性を判定した。
実施例2 比表面積が30m27Hの酸化マグネシウムを100℃
の水中に投入することにより、生成させた水酸化マグネ
シウムを実施例1と同様に処理した結果、酸素指数は4
2であった。
[比較例] 乾燥水酸化マグネシウム微粉末をステアリン酸ナトリウ
ムの70℃水溶液中に投入し、30分間攪拌してステア
リン酸ナトリウムを水酸化マグネシウムに対し2.2w
t%吸着させ、これをフィルタープレスで濾過した。1
20℃で24時間乾燥した後、ピンミルで微粉砕して水
酸化マグネシクムを得た。この水酸化マグネシウムにつ
いて、実施例1と同様に処理した結果、酸素指数は32
であった。
[発明の効果] 本発明は、前述の如く水分を含んだ水酸化マグネシウム
の濾過ケーキに表面処理薬剤を加えて混合し、得られた
混合物を乾燥後、微粉砕することにより、水難溶性の表
面処理薬剤を使用することができるばかりでなく、比較
例のものよりも酸素指数が向上している。また水酸化マ
グネシウムの乳化作用により、該水酸化マグネシウムと
表面処理薬剤との均一な混練物を得ることができる。更
に濾過排水中の有機物処理を省略することができるので
、製造工程を簡素化することができる等の優れた効果を
奏するものである。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水分を含んだ水酸化マグネシウムの濾過ケーキに表面処
    理剤を加えて混合し、得られた混合物を乾燥後、微粉砕
    することにより、表面処理を施した水酸化マグネシウム
    の製造方法。
JP24844786A 1986-10-21 1986-10-21 表面処理された水酸化マグネシウムの製造方法 Pending JPS63103823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24844786A JPS63103823A (ja) 1986-10-21 1986-10-21 表面処理された水酸化マグネシウムの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24844786A JPS63103823A (ja) 1986-10-21 1986-10-21 表面処理された水酸化マグネシウムの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63103823A true JPS63103823A (ja) 1988-05-09

Family

ID=17178266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24844786A Pending JPS63103823A (ja) 1986-10-21 1986-10-21 表面処理された水酸化マグネシウムの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63103823A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0593219A3 (en) * 1992-10-16 1998-04-15 KERR-McGEE CHEMICAL CORPORATION Improved hydrophobicity through metal ion activation
JP2010509430A (ja) * 2006-11-10 2010-03-25 セルヴィシオス インダストリアレス ペニョーレス,ソシエダッド アノニマ デ キャピタル ヴァリアブル 被覆剤に用いられる難燃性添加剤を調製する方法、および該方法によって調製された調製物
CN113881445A (zh) * 2021-09-29 2022-01-04 白银康宝新型节能建材有限责任公司 一种镁基阻燃材料制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0593219A3 (en) * 1992-10-16 1998-04-15 KERR-McGEE CHEMICAL CORPORATION Improved hydrophobicity through metal ion activation
JP2010509430A (ja) * 2006-11-10 2010-03-25 セルヴィシオス インダストリアレス ペニョーレス,ソシエダッド アノニマ デ キャピタル ヴァリアブル 被覆剤に用いられる難燃性添加剤を調製する方法、および該方法によって調製された調製物
CN113881445A (zh) * 2021-09-29 2022-01-04 白银康宝新型节能建材有限责任公司 一种镁基阻燃材料制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04318042A (ja) 分解性プラスチック用充填剤
CN102887581B (zh) 一种用于中成药生产企业污水治理的絮凝剂及其制备方法
WO2005102361A2 (en) Method of producing microcrystalline cellulose containing compositions
JPS62234545A (ja) 濾過を改良するための粘土の酸処理法
DE2342036A1 (de) Verfahren zur herstellung von silikaxerogelen
JPH1029817A (ja) 不純な酸化アルミニウムの処理方法
CN110540211B (zh) 一种凹凸棒石黏土的增白方法
DE2721238C2 (de) Antischaummittel auf Basis von Organopolysiloxanpolymeren
CN111250065A (zh) 一种edta修饰贻贝壳粉的制备方法及其应用
JPS63103823A (ja) 表面処理された水酸化マグネシウムの製造方法
CN105271272A (zh) 负离子干粉表面改性方法
DE2423895A1 (de) Verfahren zur herstellung von metallhaltigem material in partikelform
DE2817642C3 (de) Verfahren zur Herstellung eines Leuchtsatzes
US2114713A (en) Process of dispersing pigments and products thereof
US4145533A (en) Method for recycling regenerated cellulose scrap
CN106432540A (zh) 一种甲壳素微粉的制备方法
JPS6121569B2 (ja)
JP4565704B2 (ja) 高純度酸化ホルミウム及びその製造方法
CN108926578A (zh) 一种炉甘石粉的生产方法
US1984182A (en) Pigment
US2165532A (en) Method of bleaching mineral matter
KR950000687B1 (ko) 모시 셀루로오스 분말의 제법 및 이를 이용한 화장료
US1385716A (en) Process for treating clay
JPH03170324A (ja) 水酸化マグネシウムの表面処理方法
KR20020025435A (ko) 수산화마그네슘 슬러리의 제조 방법