JPS63101076A - プラズマア−ク溶接機のア−ク起動方法 - Google Patents
プラズマア−ク溶接機のア−ク起動方法Info
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- JPS63101076A JPS63101076A JP24640186A JP24640186A JPS63101076A JP S63101076 A JPS63101076 A JP S63101076A JP 24640186 A JP24640186 A JP 24640186A JP 24640186 A JP24640186 A JP 24640186A JP S63101076 A JPS63101076 A JP S63101076A
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Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、プラズマアーク溶接機のアーク起動方法に
関するものである。
関するものである。
第4図及び第5図はプラズマアーク溶接機の原理構成図
を示す。同図において、1はタングステン電極、2は水
冷ノズル、3はシールドキャップ、4は被溶接材であり
、タングステン電極1と被溶接機4との間にはプラズマ
アーク電源8が接続されている。また、タングステン電
極1と水冷パイロットアーク電源7に接続されており、
さらに該パイロットアーク電源回路には高周波電圧を発
生する高周波発生器9が設けられている。
を示す。同図において、1はタングステン電極、2は水
冷ノズル、3はシールドキャップ、4は被溶接材であり
、タングステン電極1と被溶接機4との間にはプラズマ
アーク電源8が接続されている。また、タングステン電
極1と水冷パイロットアーク電源7に接続されており、
さらに該パイロットアーク電源回路には高周波電圧を発
生する高周波発生器9が設けられている。
上記構成のプラズマアーク溶接機において、そのアーク
起動は次に述べる手順で行われる。
起動は次に述べる手順で行われる。
先ず、タングステン電極1と水冷ノズル2との間に動作
ガスであるアルゴンガスを矢印5で示すように流した後
、高周波発生器9を動作させて、上記タングステン電極
1と水冷ノズル2との間に高周波高電圧をスイッチ10
を介して印加し、両者の空間部分の電気絶縁を破壊して
イオン化した電流通路を作る。即ちプラズマ状態にする
。これに伴い上記タングステンf48ii1と水冷ノズ
ル2との間にアーク電流が動作ガス中を持続して流れ、
パイロットアーク11が発生すると共に、このアーク熱
によってプラズマガスが発生する。なお、高周波高電圧
の印加は、パイロットアーク11が発生したことを確認
して自動的に停止するようになっている。
ガスであるアルゴンガスを矢印5で示すように流した後
、高周波発生器9を動作させて、上記タングステン電極
1と水冷ノズル2との間に高周波高電圧をスイッチ10
を介して印加し、両者の空間部分の電気絶縁を破壊して
イオン化した電流通路を作る。即ちプラズマ状態にする
。これに伴い上記タングステンf48ii1と水冷ノズ
ル2との間にアーク電流が動作ガス中を持続して流れ、
パイロットアーク11が発生すると共に、このアーク熱
によってプラズマガスが発生する。なお、高周波高電圧
の印加は、パイロットアーク11が発生したことを確認
して自動的に停止するようになっている。
以上のようにして発生した高温プラズマは、膨張して水
冷ノズル2の先端小孔からフレームとなって噴出するが
、この時、水冷ノズル2によりサーマルピンチ効果を与
えることで、エネルギ密度の高いアークプラズマにする
。このアークプラズマが被溶接材4にタッチすると、プ
ラズマアーク電源8によって、主アーク、即ちプラズマ
アーク12が第5図に示すように発生する。
冷ノズル2の先端小孔からフレームとなって噴出するが
、この時、水冷ノズル2によりサーマルピンチ効果を与
えることで、エネルギ密度の高いアークプラズマにする
。このアークプラズマが被溶接材4にタッチすると、プ
ラズマアーク電源8によって、主アーク、即ちプラズマ
アーク12が第5図に示すように発生する。
また、第4図及び第5図において、水冷ノズル2とシー
ルドキャップ3の間に矢印6の如く供給され、被溶接材
4に向けて噴出するシールドガスは溶融池を空気から遮
蔽する。ここで、シールドガスには、比重が軽いため、
プラズマアークを緊縮させてサーマルピンチ効果を助長
する水素を混合したアルゴンガスが用いられる。
ルドキャップ3の間に矢印6の如く供給され、被溶接材
4に向けて噴出するシールドガスは溶融池を空気から遮
蔽する。ここで、シールドガスには、比重が軽いため、
プラズマアークを緊縮させてサーマルピンチ効果を助長
する水素を混合したアルゴンガスが用いられる。
従って、パイロットアーク11を持続させたままにして
おけば、プラズマアーク12、即ち主アークを発生させ
たい時にパイロットアークを被溶接材4にタッチさせて
、タングステン電極1と被溶接材との間の電気絶縁を破
壊し電流通路を作れば良い。
おけば、プラズマアーク12、即ち主アークを発生させ
たい時にパイロットアークを被溶接材4にタッチさせて
、タングステン電極1と被溶接材との間の電気絶縁を破
壊し電流通路を作れば良い。
即ち、プラズマアーク溶接機においては、TIGアーク
溶接機のようにアーク発生毎に、ノイズ発生の要因とな
る高周波高電圧を印加する必要がないと云う利点がある
。
溶接機のようにアーク発生毎に、ノイズ発生の要因とな
る高周波高電圧を印加する必要がないと云う利点がある
。
以上、プラズマアーク溶接機の原理と、そのア一り起動
方法について述べたが、プラズマアーク溶接の諸条件の
中で、動作ガス流量がアーク起動特性、ビード形成現象
に大きく影響する。即ち、アーク起動特性に関しては、
動作ガスの流量を増すほど、水冷ノズル2の先端小孔か
らフレームとなって噴出する高温プラズマの被溶接物4
への到着距離が長くなり、水冷ノズル2の先端と被溶接
物4のアークギャップisが大きくてもプラズマアーク
の発生、即ちアーク起動が可能にな、る。しかし、第6
図に示すようにフィラヮ斗ヤ13を添加しながら溶接す
る場合があり、この場合は動作ガスがある値、即ちビー
ドが形成限界流量以上に増大すると、アーク圧力が大き
くなり過ぎて溶融池が撹乱されてしまい、ビード形成さ
れなくなる。
方法について述べたが、プラズマアーク溶接の諸条件の
中で、動作ガス流量がアーク起動特性、ビード形成現象
に大きく影響する。即ち、アーク起動特性に関しては、
動作ガスの流量を増すほど、水冷ノズル2の先端小孔か
らフレームとなって噴出する高温プラズマの被溶接物4
への到着距離が長くなり、水冷ノズル2の先端と被溶接
物4のアークギャップisが大きくてもプラズマアーク
の発生、即ちアーク起動が可能にな、る。しかし、第6
図に示すようにフィラヮ斗ヤ13を添加しながら溶接す
る場合があり、この場合は動作ガスがある値、即ちビー
ドが形成限界流量以上に増大すると、アーク圧力が大き
くなり過ぎて溶融池が撹乱されてしまい、ビード形成さ
れなくなる。
なお、第6図において、第4図、第5図と同一符号は同
一部分を表わしている。
一部分を表わしている。
第7図はアークギャップyと動作ガスのアーク起動可能
な限界流量!との関係を示すグラフであり、jnは溶接
時流量、lcはビード形成限界流量、Isはアーク起動
可能な下限流量、jnはアーク起動時流量、psは溶接
時のアークギャップ、iaはI s=l c時の1=ク
ギヤツプである。
な限界流量!との関係を示すグラフであり、jnは溶接
時流量、lcはビード形成限界流量、Isはアーク起動
可能な下限流量、jnはアーク起動時流量、psは溶接
時のアークギャップ、iaはI s=l c時の1=ク
ギヤツプである。
〔発明が解決しようとする問題点3
以上のような従来のプラズマアーク溶接機のアーク起動
方法では、動作ガス流量Iとアークギャップlとの関係
は、第6図に示す如きリニアなものとなるが、これでは
動作ガス流量−がビード形成限界流量Jcのときのアー
ク起動可能な増大アークギャップ2cより大きいアーク
ギャップ23にしないと溶接できないような狭隘部の溶
接ではアーク起動が不可能になると云う問題があった。
方法では、動作ガス流量Iとアークギャップlとの関係
は、第6図に示す如きリニアなものとなるが、これでは
動作ガス流量−がビード形成限界流量Jcのときのアー
ク起動可能な増大アークギャップ2cより大きいアーク
ギャップ23にしないと溶接できないような狭隘部の溶
接ではアーク起動が不可能になると云う問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、アーク起動可能な最大アークギャップより大
きいアークギャップでもアーク起動が可能で、かつ良好
なビード形成が可能なプラズマアーク溶接機のアーク起
動方法を得ることを目的とする。゛ 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係るプラズマアーク溶接機のアーク起動方法
は、動作ガス流量をビード形成限界流量より大きくして
アーク起動を伴い、アーク起動後は、動作ガス流量をビ
ード形成限界流量以下にするようにしたものである。
たもので、アーク起動可能な最大アークギャップより大
きいアークギャップでもアーク起動が可能で、かつ良好
なビード形成が可能なプラズマアーク溶接機のアーク起
動方法を得ることを目的とする。゛ 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係るプラズマアーク溶接機のアーク起動方法
は、動作ガス流量をビード形成限界流量より大きくして
アーク起動を伴い、アーク起動後は、動作ガス流量をビ
ード形成限界流量以下にするようにしたものである。
乙の発明においては、プラズマアーク溶接機のアーク起
動時、動作ガス流量をビード形成限界流量以上に増大さ
せるから、アークギャップが大きくてもアーク起動が可
能になり、しかもアーク起動後は、作動ガス流量をビー
ド形成限界流量以下に減少させるから、プラズマアーク
により溶融池が撹乱されることがなく、狭隘部の溶接を
可能にする。
動時、動作ガス流量をビード形成限界流量以上に増大さ
せるから、アークギャップが大きくてもアーク起動が可
能になり、しかもアーク起動後は、作動ガス流量をビー
ド形成限界流量以下に減少させるから、プラズマアーク
により溶融池が撹乱されることがなく、狭隘部の溶接を
可能にする。
以下、この発明のアーク起動方法を図面について説明す
る。
る。
第1図はこの発明にかかるアーク起動方法を実現するた
めのシステム構成図であり、第2図はそのアーク起動の
一例を示すパターン図である。
めのシステム構成図であり、第2図はそのアーク起動の
一例を示すパターン図である。
第1図において、第4図と同一符号は同一部分を表わし
ている。14はタングステン電極1と水冷ノズル2間に
供給される動作ガスの流量調整部であり、15は流量i
監部14の制御回路である。
ている。14はタングステン電極1と水冷ノズル2間に
供給される動作ガスの流量調整部であり、15は流量i
監部14の制御回路である。
上記構成のアーク起動システムにおいて、アーク起動に
対しては、まず、gJtxJ回路15からの指令により
流量調整部14を制御して、動作ガスの流fitをビー
ド形成限界流量jcより小さい溶接時流量jnに設定し
、乙の流量の動作ガスをタングステン電極1と水冷ノズ
ル2間に供給する。かかる状態で高周波発生#9から高
周波高電圧をタングステン電極1と水冷ノズル2間に印
加してパイロットアーク11を発生させろ。その後、プ
ラズマアーク、即ち主アーク起動時に溶接開始信号を制
御回路15に加えることにより、流量調整部14を制御
して水冷ノズル2への動作ガス流量Iが、ビード形成限
界流量ICより大きく、かつアーク起動可能な下限流量
Isよりさらに大きいアーク起動時流量1tnとなるよ
うにする。そしてプラズマアークが充分発生されるに必
要な所定の時間ts、上記流量1ffIの状態を保持さ
せ、ts経過後に動作ガスの流量1 ji−1rnから
溶接時流量Inへ戻るように流量調整部14を制御回路
15で制御する。乙の時の動作ガス流量Iの変化状態は
、第2図の1点鎖線工に示すようになる。
対しては、まず、gJtxJ回路15からの指令により
流量調整部14を制御して、動作ガスの流fitをビー
ド形成限界流量jcより小さい溶接時流量jnに設定し
、乙の流量の動作ガスをタングステン電極1と水冷ノズ
ル2間に供給する。かかる状態で高周波発生#9から高
周波高電圧をタングステン電極1と水冷ノズル2間に印
加してパイロットアーク11を発生させろ。その後、プ
ラズマアーク、即ち主アーク起動時に溶接開始信号を制
御回路15に加えることにより、流量調整部14を制御
して水冷ノズル2への動作ガス流量Iが、ビード形成限
界流量ICより大きく、かつアーク起動可能な下限流量
Isよりさらに大きいアーク起動時流量1tnとなるよ
うにする。そしてプラズマアークが充分発生されるに必
要な所定の時間ts、上記流量1ffIの状態を保持さ
せ、ts経過後に動作ガスの流量1 ji−1rnから
溶接時流量Inへ戻るように流量調整部14を制御回路
15で制御する。乙の時の動作ガス流量Iの変化状態は
、第2図の1点鎖線工に示すようになる。
−Sに、狭隘部の溶接では、水冷ノズルの先端を被溶接
物4から離して設定しなければならない場合が多く、こ
の時の溶接アークギャップigでのアーク起動可能な下
限流量Isはビード形成限界施蓋jcより大きいのが普
通である。
物4から離して設定しなければならない場合が多く、こ
の時の溶接アークギャップigでのアーク起動可能な下
限流量Isはビード形成限界施蓋jcより大きいのが普
通である。
また、フイラワイヤを用いる場合は、第2図に示す1点
1線Iに示すパターンで動作ガスの流量を制御してアー
ク起動を行った後、第2図のフイラワイヤ送給速度パタ
ーン■及び溶接速度パターン■に示すようなタイミング
でフイラワイヤ送給開始及び溶接送行開始を行い、溶接
終了信号にて溶接送行を停止させ、そして所定の時間後
にフイラワイヤ送給を停止し、その後、アークを停止さ
せる。アーク電流はパターン■に示すようになる。
1線Iに示すパターンで動作ガスの流量を制御してアー
ク起動を行った後、第2図のフイラワイヤ送給速度パタ
ーン■及び溶接速度パターン■に示すようなタイミング
でフイラワイヤ送給開始及び溶接送行開始を行い、溶接
終了信号にて溶接送行を停止させ、そして所定の時間後
にフイラワイヤ送給を停止し、その後、アークを停止さ
せる。アーク電流はパターン■に示すようになる。
但し、パイロットアーク11は従来と同様に発生状態に
保持されている。
保持されている。
従って、上記のような本実施例にあっては、ア一り起動
時に、作動ガス流量lをビード形成限界流量1aより小
さい溶接時流量Inからビード形成限界流量l。より大
きく、かつアーク起動可能な下限流量jsより大きいア
ーク起動時流量1ff1へ増大させるから、水冷ノズル
2の先端小孔から噴出する高温プラズマのフレームが大
きくなり、高温プラズマの被溶接物4への到着距離を長
くすることができる。これに伴いアークギャップyが、
従来3鶴程度でしかアーク起動できなかったのが、10
−程度でもアーク起動できろようになる。そして、アー
ク起動後は、直ちに動作ガス流量Iをビード形成限界流
量1c以下に減少させてアーク力による溶融池の撹乱を
防止するようにしているから、水冷ノズル2の先端を被
溶接物4から従来よ1離して溶接できるようになり、狭
隘部の溶接が可能になる。
時に、作動ガス流量lをビード形成限界流量1aより小
さい溶接時流量Inからビード形成限界流量l。より大
きく、かつアーク起動可能な下限流量jsより大きいア
ーク起動時流量1ff1へ増大させるから、水冷ノズル
2の先端小孔から噴出する高温プラズマのフレームが大
きくなり、高温プラズマの被溶接物4への到着距離を長
くすることができる。これに伴いアークギャップyが、
従来3鶴程度でしかアーク起動できなかったのが、10
−程度でもアーク起動できろようになる。そして、アー
ク起動後は、直ちに動作ガス流量Iをビード形成限界流
量1c以下に減少させてアーク力による溶融池の撹乱を
防止するようにしているから、水冷ノズル2の先端を被
溶接物4から従来よ1離して溶接できるようになり、狭
隘部の溶接が可能になる。
第3図はこの発明のアーク起動方法の他の例を示す図で
ある。
ある。
この実施例においては、第3図の1点鎖線Iに示す如く
、溶接開始信号にて動作ガスの流量iを溶接時流量jn
からアーク起動可能な下限流量Isへ増大させ、しかる
後、プラズマアーク12が発生して主アークが流れたこ
とを検出した時点、即ち主アークによる電流を検出し、
これにより動作ガスの流量lをIsからInへ戻すよう
にしたものであり、それ以外は第2図の場合と同様であ
る。
、溶接開始信号にて動作ガスの流量iを溶接時流量jn
からアーク起動可能な下限流量Isへ増大させ、しかる
後、プラズマアーク12が発生して主アークが流れたこ
とを検出した時点、即ち主アークによる電流を検出し、
これにより動作ガスの流量lをIsからInへ戻すよう
にしたものであり、それ以外は第2図の場合と同様であ
る。
なお、アーク電流パターン■′は第2図と異なるものの
、フィラヮイヤ送給速度パターン■、溶接速度パターン
■は同一である。
、フィラヮイヤ送給速度パターン■、溶接速度パターン
■は同一である。
以上のように、この発明によれば、プラズマアーク溶接
機のアーク起動時は、動作ガス流量をビード形成限界流
量以上に増大させ、そしてアーク起動後は、作動ガス流
量をビード形成限界流量以下に減少させる流量制御方法
を採用したため、アークギャップが大きくてもアーク起
動が可能になり、しかも水冷ノズルとこれが対向する被
溶接物間の間隙を大きくでき、従来より離して溶接でき
るため、狭隘部の溶接が可能になると云う効果がある。
機のアーク起動時は、動作ガス流量をビード形成限界流
量以上に増大させ、そしてアーク起動後は、作動ガス流
量をビード形成限界流量以下に減少させる流量制御方法
を採用したため、アークギャップが大きくてもアーク起
動が可能になり、しかも水冷ノズルとこれが対向する被
溶接物間の間隙を大きくでき、従来より離して溶接でき
るため、狭隘部の溶接が可能になると云う効果がある。
第1図はこの発明のプラズマアーク溶接機のアーク起動
方法の一例を示すシステム構成図、第2図はそのアーク
起動方法によるパターン図、第3ずはこの発明のアーク
起動方法の他の実施例を示すパターン図、第4図はプラ
ズマアーク溶Piのパイロットアーク発生方法を説明す
るための構成図、第5図はプラズマアーク溶接機のプラ
ズマアーク発生方法を説明するための構成図、第6図は
フィラワイヤ使用時のプラズマアーク発生状況を説明す
るための構成図、第7図はアークギャップと動作ガス流
量との関係を示すグラフである。 1・・タングステン電極、2・・・水ン令ノズル、3・
・シールドキャップ、4・・・被溶接材、7・・・パイ
ロットアーク電源、8・・・プラズマアーク電源、9・
・高周波発生器、11・・パイロットアーク、12・・
プラズマアーク、13・・・フィラワイヤ、14・・・
流量調整部、15・・制御回路。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 CX:3 第 (イ 手続補正書(h範ン 昭和 年 月 日 特許庁長官殿 ℃電
1、事件の表示 特願昭 61−246401
号3、補正をする者 代表者志岐守哉 4、代理人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号三
菱電機株式会社内 5、補正の対象 ゛(1)明細書の発明の詳細な説明の欄6、補正の内容 (1)明細書第2頁13〜14行目に「被溶接機4」と
あるを、「被溶接材4」と補正する。 (2)同第2頁15行目に「水冷」とあるを抹消する。 (3)同第3頁19行目に「アークプラズマにする」と
あるを、「アークプラズマになる」と補正する。 (4)同第5頁14行目の「形成されなくなる。」に続
いて下記の文を挿入する。 記 このように溶融池が撹乱される現象は、フイラワイヤを
添加しない、いわゆるなめ付溶接においても被溶接材4
のみが溶融して形成される溶融池がある程度以上に太き
(なると、同様に起こりビード形成されなくなる。 (5)同第5頁20行目に「2n」とあるを、「1m」
と補正する。 (6) 同第6頁8行目に「増大」とあるを、「最大
」と補正する。 (7)同第6頁13行目に「アーク起動可能な」とある
を、「ビード形成限界流量のときのアーク起動可能な」
と補正する。
方法の一例を示すシステム構成図、第2図はそのアーク
起動方法によるパターン図、第3ずはこの発明のアーク
起動方法の他の実施例を示すパターン図、第4図はプラ
ズマアーク溶Piのパイロットアーク発生方法を説明す
るための構成図、第5図はプラズマアーク溶接機のプラ
ズマアーク発生方法を説明するための構成図、第6図は
フィラワイヤ使用時のプラズマアーク発生状況を説明す
るための構成図、第7図はアークギャップと動作ガス流
量との関係を示すグラフである。 1・・タングステン電極、2・・・水ン令ノズル、3・
・シールドキャップ、4・・・被溶接材、7・・・パイ
ロットアーク電源、8・・・プラズマアーク電源、9・
・高周波発生器、11・・パイロットアーク、12・・
プラズマアーク、13・・・フィラワイヤ、14・・・
流量調整部、15・・制御回路。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 CX:3 第 (イ 手続補正書(h範ン 昭和 年 月 日 特許庁長官殿 ℃電
1、事件の表示 特願昭 61−246401
号3、補正をする者 代表者志岐守哉 4、代理人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号三
菱電機株式会社内 5、補正の対象 ゛(1)明細書の発明の詳細な説明の欄6、補正の内容 (1)明細書第2頁13〜14行目に「被溶接機4」と
あるを、「被溶接材4」と補正する。 (2)同第2頁15行目に「水冷」とあるを抹消する。 (3)同第3頁19行目に「アークプラズマにする」と
あるを、「アークプラズマになる」と補正する。 (4)同第5頁14行目の「形成されなくなる。」に続
いて下記の文を挿入する。 記 このように溶融池が撹乱される現象は、フイラワイヤを
添加しない、いわゆるなめ付溶接においても被溶接材4
のみが溶融して形成される溶融池がある程度以上に太き
(なると、同様に起こりビード形成されなくなる。 (5)同第5頁20行目に「2n」とあるを、「1m」
と補正する。 (6) 同第6頁8行目に「増大」とあるを、「最大
」と補正する。 (7)同第6頁13行目に「アーク起動可能な」とある
を、「ビード形成限界流量のときのアーク起動可能な」
と補正する。
Claims (3)
- (1)水冷ノズルより動作ガスを噴出させると共に水冷
ノズルと電極間に高周波高電圧を印加してパイロットア
ークを生じさせ、かつ電極と被溶接材間に電圧を印加し
てプラズマアークを生じさせるプラズマアーク溶接機に
おいて、パイロットアークを形成する動作ガス流量をビ
ード形成限界流量以上にしてアーク起動を行い、アーク
起動後は上記動作ガス流量をビード形成限界流量以下に
減少させるようにしたことを特徴とするプラズマアーク
溶接機のアーク起動方法。 - (2)動作ガス流量のビード形成限界流量以上への増大
操作を溶接開始信号により行い、この時点から所定時間
後にビード形成限界流量以下に減少させるようになって
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラ
ズマアーク溶接機のアーク起動方法。 - (3)動作ガス流量のビード形成限界流量以下への減少
操作をプラズマアーク電流検出時に行うようにしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラズマアー
ク溶接機のアーク起動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24640186A JPS63101076A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | プラズマア−ク溶接機のア−ク起動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24640186A JPS63101076A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | プラズマア−ク溶接機のア−ク起動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63101076A true JPS63101076A (ja) | 1988-05-06 |
Family
ID=17147959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24640186A Pending JPS63101076A (ja) | 1986-10-16 | 1986-10-16 | プラズマア−ク溶接機のア−ク起動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63101076A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5120930A (en) * | 1988-06-07 | 1992-06-09 | Hypertherm, Inc. | Plasma arc torch with improved nozzle shield and step flow |
US5132512A (en) * | 1988-06-07 | 1992-07-21 | Hypertherm, Inc. | Arc torch nozzle shield for plasma |
US5396043A (en) * | 1988-06-07 | 1995-03-07 | Hypertherm, Inc. | Plasma arc cutting process and apparatus using an oxygen-rich gas shield |
US5620617A (en) * | 1995-10-30 | 1997-04-15 | Hypertherm, Inc. | Circuitry and method for maintaining a plasma arc during operation of a plasma arc torch system |
US6677551B2 (en) | 1998-10-23 | 2004-01-13 | Innerlogic, Inc. | Process for operating a plasma arc torch |
US9949356B2 (en) | 2012-07-11 | 2018-04-17 | Lincoln Global, Inc. | Electrode for a plasma arc cutting torch |
CN108057949A (zh) * | 2016-11-07 | 2018-05-22 | 株式会社达谊恒 | 等离子电弧焊接的起弧控制方法 |
-
1986
- 1986-10-16 JP JP24640186A patent/JPS63101076A/ja active Pending
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