JPS629837Y2 - - Google Patents

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JPS629837Y2
JPS629837Y2 JP1981120168U JP12016881U JPS629837Y2 JP S629837 Y2 JPS629837 Y2 JP S629837Y2 JP 1981120168 U JP1981120168 U JP 1981120168U JP 12016881 U JP12016881 U JP 12016881U JP S629837 Y2 JPS629837 Y2 JP S629837Y2
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JP
Japan
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cooling
steaming
continuous
conveyor
rotary valve
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JP1981120168U
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JPS5824200U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は芋焼酎を醸造するに際して、前工程と
しての蒸煮、冷却を連続的に行うことを可能とし
たさつま芋の連続蒸煮冷却装置に関する。
芋焼酎を醸造するには、さつま芋を蒸煮し、こ
れを室温まで冷却した後、潰して醸造タンクに仕
込む。従来はこの蒸煮がバツチ式で行われてい
た。その為に蒸煮釜に原料芋を仕込んだ後、スチ
ームをふかしながらほぼ100℃で約60分間蒸煮が
行われ、その後蒸煮釜へ入れたままで室温までフ
アンで冷却していた。室温迄冷却に要する時間は
季節にもよるが、ほぼ60分程度である。蒸煮釜内
にさつま芋を35cm程度積む場合には問題ないが、
120cmもの厚さに積み込むと芋が潰れて芋汁の俗
にいう“あめ”が流出して形がくずれ、収率が悪
くなることが知られている。また、このような蒸
煮釜内では、蒸煮中に蒸気の通路が出来上つてし
まい蒸煮むらが生じる欠点があり、更にバツチ式
であるから、大量処理をするには、時間、手間等
が掛りすぎる難点もあつたのである。
蒸し上つたさつま芋を蒸煮釜から取り出すに
は、40℃位に冷却した後、人が釜内に入つてさつ
ま芋を釜外へと出す。人が直接釜内に入つた状態
で作業を行うのであるから、作業は重労働であ
り、不衛生であつた。これは雑菌の混入の要因と
もなり製品の品質低下の原因ともなつていたので
ある。
本考案は、上記のような従来の欠点や難点を解
決した効率のよい特殊構造の連続蒸煮装置と連続
冷却装置からなるものであつて、ほとんど人手を
介することなく、またバツチ式でなく絶えず連続
的にさつま芋の蒸煮処理ができ、そして、雑菌の
混入が無いので品質向上にも寄与する等多くの長
所を有した装置である。
すなわち、上方に連続蒸煮装置1を下方に連続
冷却装置2を配置してなり、連続蒸煮装置1は断
熱蒸煮罐4上下に設けたさつま芋投入ロータリー
バルブ5及び排出ロータリーバルブ6と蒸煮罐内
へ設けたクロスバーコンベア7及びスチーム噴射
ノズル9とからなり、連続冷却装置2は前記排出
ロータリーバルブの下方に設けられたものであつ
て、フードで分割された冷却フアンを有する多数
の冷却室17と該冷却室を順次移動する冷却コン
ベア12とからなり、原料芋を連続的に蒸煮冷却
することを特徴とするさつま芋の連続蒸煮冷却装
置である。
以下図面によつて詳細に説明する。
図面は本考案の例示であつて、第1図はさつま
芋の連続蒸煮冷却装置の縦断面図である。本装置
は上部の連続蒸煮装置1と下部の連続冷却装置2
とからなるものである。連続蒸煮装置1上部には
ホツパー3が設けられており、ひげ根等を除去し
洗浄された原料芋が本装置に供給される。
連続蒸煮装置1は外側を断熱材で覆つた断熱蒸
煮罐4の上部にホツパー3に連なるさつま芋投入
ロータリーバルブ5を設け、断熱蒸煮罐4の下部
には排出ロータリーバルブ6が設けられている。
そして、断熱蒸煮罐4の内部には数段(ここでは
3段)のコンベア7が長手方向に配設されている
コンベアの段数は設置スペースがあれば1段でも
差支えない。このコンベア7は原料芋が落下しな
い程度の間隔で設けられたクロスバーを有した広
幅のチエンコンベアであつて、断熱蒸煮罐4の前
後に設けられたスプロケツト8,8間に張架され
ている。数段に設けられた各コンベア7に平行に
スチーム噴射ノズル9が配設されている。このス
チーム噴射ノズル9より噴射された蒸気はコンベ
ア7のクロスバー間隙を通つてクロスバー上に載
つているさつま芋10を蒸煮する。蒸煮中のさつ
ま芋は上段のコンベアから下段のコンベアへと順
次移行され、蒸煮を終えたものは排出ロータリー
バルブ6によつて下部の連続冷却装置2へと送ら
れる。なお、コンベア7の回転は断熱蒸煮罐4の
側部に設けられたモーター11による。
連続冷却装置2の構造は本考案の最も特徴とす
るところである。この装置によつて、上記連続蒸
煮装置1によつて100℃程度に温められていたさ
つま芋を室温に近い40℃以下に冷却する。その為
に、装置内には冷却コンベア12が長手方向に設
けられている。この冷却コンベア12の構造も前
記蒸煮装置1内に設けられているコンベア7と同
じであつて、チエーンコンベアの広幅型のもので
ある。そして冷却コンベア12は前後両方のスプ
ロケツト13,14間に張架されている。一方の
スプロケツト14は装置下部のモーター15に連
結されておりこれによつて駆動する。連続冷却装
置2の内部はフード16で分割されて多数の冷却
室17a,17b……17o-1,17oが設けられ
ている。また、排出ロータリーバルブ6側の冷却
室17a〜17b上部には散水ノズル18が所定
間隔で数本(この例では5本)設けられている。
更に、各冷却室内でさつま芋の載つている冷却コ
ンベア12下部に冷却フアン19がそれぞれ設け
られている。冷却フアン19の風はコンベア12
の多数のクロスバー間の隙を通つてさつま芋表面
の温度を奪う。この時、散水ノズル18からさつ
ま芋の表面を濡らす程度に水がさつま芋上に散水
される。そこで冷却フアン19によつて強制的に
風が送られるため、芋表面では水の気化が生じ潜
熱が奪われて急速に冷却がなされる。
なお、さつま芋が小ぶりのときは散水しなくて
も十分冷却される。
本考案のさつま芋の連続蒸煮冷却装置は、以上
詳述したような構造であり、ホツパーに供給され
た原料芋はほぼ100℃の連続蒸煮装置内を50〜60
分間で通過して蒸煮がなされ、次に連続冷却装置
内を30〜40分間で通つて40℃以下にまで冷却され
る。このような装置であるから、連続してホツパ
ーに原料芋を供給さえすれば、人手を必要としな
いで室温に近くまで冷却された蒸煮芋がたえず得
られる。そして、密閉構造とすることが出来るの
で雑菌が入らず、従つて、焼酎の品質の向上と合
理化に寄与することとなつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はさつま芋の連続蒸煮冷却装置の縦断面
図である。 1……連続蒸煮装置、2……連続冷却装置、5
……さつま芋投入ロータリーバルブ、6……さつ
ま芋排出ロータリーバルブ、7……コンベア、9
……スチーム噴射ノズル、10……さつま芋、1
2……冷却コンベア、16……フード、17a〜
17n……冷却室、18……散水ノズル、19…
…冷却フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に連続蒸煮装置1を下方に連続冷却装置2
    を配置してなり、連続蒸煮装置1は断熱蒸煮罐4
    上下に設けたさつま芋投入ロータリーバルブ5及
    び排出ロータリーバルブ6と蒸煮罐内へ設けたク
    ロスバーコンベア7及びスチーム噴射ノズル9と
    からなり、連続冷却装置2は前記排出ロータリー
    バルブの下方に設けられたものであつて、フード
    で分割された冷却フアンを有する多数の冷却室1
    7と該冷却室を順次移動する冷却コンベヤ12と
    からなることを特徴とするさつま芋の連続蒸煮冷
    却装置。
JP1981120168U 1981-08-12 1981-08-12 さつま芋の連続蒸煮冷却装置 Granted JPS5824200U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981120168U JPS5824200U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 さつま芋の連続蒸煮冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981120168U JPS5824200U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 さつま芋の連続蒸煮冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5824200U JPS5824200U (ja) 1983-02-15
JPS629837Y2 true JPS629837Y2 (ja) 1987-03-07

Family

ID=29914196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981120168U Granted JPS5824200U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 さつま芋の連続蒸煮冷却装置

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JP (1) JPS5824200U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726972Y2 (ja) * 1992-12-28 1995-06-21 東和工業合資会社 蛸蒸し装置
JP2007289005A (ja) * 2006-04-20 2007-11-08 Yoshikawa:Kk 芋類の蒸煮装置
JP4884938B2 (ja) * 2006-11-28 2012-02-29 株式会社ヨシカワ 連続蒸煮原料冷却装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS455037Y1 (ja) * 1966-09-22 1970-03-09
JPS5058294A (ja) * 1973-09-26 1975-05-21
JPS5621132U (ja) * 1979-07-25 1981-02-25

Patent Citations (3)

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JPS455037Y1 (ja) * 1966-09-22 1970-03-09
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Also Published As

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JPS5824200U (ja) 1983-02-15

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