JPS6297905A - マスク付ヘルメツト - Google Patents

マスク付ヘルメツト

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JPS6297905A
JPS6297905A JP23099285A JP23099285A JPS6297905A JP S6297905 A JPS6297905 A JP S6297905A JP 23099285 A JP23099285 A JP 23099285A JP 23099285 A JP23099285 A JP 23099285A JP S6297905 A JPS6297905 A JP S6297905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
helmet
electret
present
activation energy
Prior art date
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Pending
Application number
JP23099285A
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English (en)
Inventor
勝敏 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS6297905A publication Critical patent/JPS6297905A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マスク付ヘルメットに関する。更に詳しくは
、圧力損失が小さく、かつ捕集効率のよいマスク付ヘル
メットに関するものである。
[従来の技術] 従来、マスク付ヘルメットには、一般不域布、編物、織
物、フオーム材か用いられているが、圧力損失が低くて
、かつ捕集効率のよいものは存在しなかった。
このため、捕集効率をよくしようとすると、圧力損失が
上昇して息苦しくなる。
また反対の場合は、捕集効率が低下して煙塵、砂塵など
を捕集することができなくなる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、かかる従来マスク付ヘルメットには見られな
い低圧損で、高捕集性を有するマスク付ヘルメットを提
案するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は次の構成を有する。
エレクトレット繊維シートをマスクのフィルタ材に用い
てなることを特徴とするマスク付ヘルメットに関するも
のである。
本発明の実施態様を図によって説明する。
第1図はマスク付ヘルメット1のモデル正面図であり、
頭部2、メガネ部3、マスク部4とからなる。
マスク部4には二つのタイプがあり、第2図に示すよう
な外気貫通タイプと、第3図のように外気表面通過タイ
プとがある。
第2図は、マスク側面図で微細な開口部5を有するマス
ク保護部6、エレクトレット繊維状シートからなるフィ
ルタ材7、押え材8とから構成されている。
第3図は、もう一つのタイプのマスク側面図で、微細な
開口部5を有するすマスク保護部6、エレクトレット繊
維状シートからなるフィルタ材7、押え材8とから構成
されている。第3図の場合、押え材8がない場合もあり
うる。
第2図のタイプは、矢印の如く外気が開口部5を通過し
、フィルタ材7を貫通することによりフィルタ効果を発
揮するものである。
第3図のタイプは、矢印の如く外気がフィルタ材表面に
沿って通過するか、一部はフィルタ内部を通過すること
によってフィルタ効果を発揮するものである。
第2図は、フィルトレージョン効果によって煙塵を除去
するタイプであるが、第3図のタイプは吸着効果によっ
て目的を果すものである。
本発明のマスクを構成するエレクトレット繊維状シート
は第4図に示すごとく繊維9が分極電荷構造を有してい
る。
分極電荷の向きは、ランダム方向でもよいが、好ましく
は、第5図に示すように配向分極を有するものがよい。
エレクトレット繊維状シートの形態は、不織布、織物、
紙、編物、スポンジ、穴あき繊維状フィルムなどが使用
できる。
本発明でいう繊維状シートには、電気比抵抗が1013
0・cm以上である素材でおれば何なるものでも適用さ
れ得る。たとえばポリオレフィン、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリ弗素系樹脂、塩化ビニール系樹脂な
どの合成樹脂あるいはガラスやその他の無機化合物など
から形成される繊維状のものがあげられる。上記繊維状
とは、一部が繊維の形状を有するものであれば、いかな
る形態でもさしつかえない。
本発明のエレクトレット繊維状シートが有する電荷は、
これを構成する分極電荷が少なくとも0゜2eVの活性
化エネルギーを有する点で特徴的である。
かかる活性化エネルギーは、分極電荷が温度によって脱
分極することによって発生する電流量を、温度にしたが
って記録した第7図のチャートから求められるが、この
エネルギーはエレクトレットにあける電荷のトラップの
深さを表わすものであり、エレクトレットの寿命、耐久
性に大きな影響を与える。
かかる活性化エネルギーの測定(熱刺激電流測定〉は、
第6図のように、温度コントロール装置10を有する加
熱槽11の中に股間した該エレクトレット繊維状シート
12(試料2cm直径〉の両面を電極13.14で強く
はさんで、この電極と高感度電流計15を接続して測定
する。すなわち、加熱槽を一定昇温速度、たとえば、室
温から融点付近まで5°C/minで昇温すると、トラ
ップされた電荷が脱分極して電流が流れる。この電流を
データー処理装置16を経てレコーダー17に記録する
と種々の温度領域に対する電流曲線か1qられる(第7
図)。この電流曲線面積を測定試料の面積で割った商が
分極電荷量でおる。
このチャートの、それぞれのピークの立ち上かりは次式
に従うので、ピークの立ち上がり部についてInJ対1
/Hのプロットをとり、得られた直線の勾配から分極電
荷の活性化工ネルキーを算出することができる。
In J=C−△E/KT [式中、J:脱分極電流(A)  C:定数 ΔE:活
性化エネルギー(eV)  に:ボルツマン定数T:温
度(°K)を示す] 活性化エネルギーは電荷の安定性の点から室温以上での
電流ピークで、少なくとも0.2eVを有することが重
要である。
すなわち、活性化エネルギーの値が大きい程、そのエレ
クトレットの寿命はすぐれているのである。この事実は
本発明のエレクトレットシートによって、初めてもたら
されたものである。かかる理由から、本発明においては
、ざらに活性化エネルギーが0.5eV以上、特に好ま
しくは0.7eV以上であるものが、ざらに耐熱、耐薬
品性に優れた特徴を発揮する。
また、ピークの出る温度領域が高い程、そのエレクトレ
ットの寿命かすぐれていることも本発明によってもたら
された事実であり、少なくとも40′C1好ましくは8
0’C以上であるものの方が、耐久性や安定性にすぐれ
ている。最も好ましくは130℃以上でおる。
本発明のエレクトレットシートの電気的性能は、分極電
荷量が大きい方がすぐれており、少なくとも7x 10
 ”C/ri、さらに好ましくは2×10 ”C/cn
f以上の電荷量を有するのが好ましい。
最も好ましくは5 X 10 ”C/−以上である。
上記のようにエレクトレットシート繊維シートは分極電
荷を有しているため、フィルタ材として使用する場合、
機械的捕集原理以外に電気的捕集原理によって煙塵をキ
ャッチすることができる。
このため、m維シートの構造か粗くても電気力で補集で
き、低圧損、高捕集が得られる。
また、表面に電荷を有するエレクトレット繊維シートは
吸着効果も備えているため、表面を外気が通過するだけ
で、煙塵を捕捉することができ、さらに低圧損となる。
[実施例] 実施例1 平均繊維径3.5μmのポリプロピレン繊維で構成され
た目付18(]/’m2、見掛密度0.12fl110
utのエレクトレット不織布を第1図のマスク付ヘルメ
ットフィルタ材として取り付けた。タイプとしては第2
図のごときマスクとした。
本不織布の活性化エネルギーは0.55eVと0゜35
eVで、それぞれの熱刺激電流のピーク値は、92°C
と153°Cであった。
また、分極電荷量とは8.5x 10−100/cJで
あった。
本エレクトレット不織布のフィルタ性能を0゜3μmの
ポリスチレンタテックを用いて、流速1゜5m/min
で、ダストカウンター(日立製エアロゾルモニター)を
用いて測定した結果、補集効率95%、圧力損失0.8
mmaqであった。
実際着用して走行したが、息苦しさは感じられなかった
実施例2 ポリプロピレンマルチフィラメント(500D>をタテ
、ヨコ糸に使用してタテ糸密度80本/in、ヨコ糸密
度57本/inでエレクトレット朱子織物を試作した。
本エレク]・レット織物の活性化エネルギーは0゜52
eVと0,81eVであり、熱刺激電流のピーク温度は
、92°Cと149°Cであった。
本エレクトレット織物を第3図に示すタイプのマスクと
して使用した。
本ヘルメットを着用して1週間走行した結果、息苦しさ
はなく快適であり、本エレクトレット織物表面に多数の
塵埃の付着が認められた。
[発明の効果] 本発明のマスク付ヘルメットは低圧損のため、使用中の
息苦しさを解消し、かつ高捕集効率で煙塵を除去できる
性能を有している。このため、自動二輪車、サイドカー
、バイクなどに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマスク付ヘルメットのモデル正面
図、第2図は本発明に係る外気貫通タイプのマスク付ヘ
ルメットの側面図、第3図は本発明に係る外気表面通過
タイプのマスク付ヘルメットの側面図、第4図はエクト
レット繊維シートの側面模式図、第5図はエレクトレッ
ト繊維シートの分極電荷の配向をあられす模式図、第6
図は分極電荷量ならびに活性化エネルギーの測定装置を
あられす模式図、第7図は脱分極電流と温度の関係図で
ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エレクトレット繊維シートをマスクのフィルタ材
    に用いたことを特徴とするマスク付ヘルメット。
  2. (2)エレクトレット繊維シートが表面に電荷を有し、
    かつ該電荷を構成する分極電荷の活性化エネルギーが少
    なくとも0.2eVである特許請求の範囲第(1)項記
    載のマスク付ヘルメット。
  3. (3)エレクトレット繊維シートが少なくとも7×10
    ^−^1^1C/cm^2の分極電荷量を有する特許請
    求の範囲第(1)項記載のマスク付ヘルメット。
JP23099285A 1985-10-18 1985-10-18 マスク付ヘルメツト Pending JPS6297905A (ja)

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Publications (1)

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JPS6297905A true JPS6297905A (ja) 1987-05-07

Family

ID=16916533

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JP23099285A Pending JPS6297905A (ja) 1985-10-18 1985-10-18 マスク付ヘルメツト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519426A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 マイクロテック メディカル,インコーポレイティド 外科用ヘルメットおよびカバー組立体、その製造法および使用法

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JP2010519426A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 マイクロテック メディカル,インコーポレイティド 外科用ヘルメットおよびカバー組立体、その製造法および使用法

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