JPS6297696A - 脱リン方法 - Google Patents
脱リン方法Info
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- JPS6297696A JPS6297696A JP60235407A JP23540785A JPS6297696A JP S6297696 A JPS6297696 A JP S6297696A JP 60235407 A JP60235407 A JP 60235407A JP 23540785 A JP23540785 A JP 23540785A JP S6297696 A JPS6297696 A JP S6297696A
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- Japan
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- columns
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- treated water
- sewage
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は廃水浄化を目的として汚水中に含まれたリン
を生物学的に除去するための脱リン方法に関するもので
ある。
を生物学的に除去するための脱リン方法に関するもので
ある。
活性汚泥の微生物を嫌気条件におくとリンを溶出し、そ
の後、好気条件におくとリンを過剰摂取する。この作用
を利用した脱リン方法が種々提案されている。その例を
第5図および第6図に示す。
の後、好気条件におくとリンを過剰摂取する。この作用
を利用した脱リン方法が種々提案されている。その例を
第5図および第6図に示す。
第5図の場合、嫌気槽1で汚水と返送汚泥とを混合して
微生物よりリンを溶出させ、次に好気槽2で微生物にリ
ンを過剰摂取させることによって汚水中のリンを除去し
、リンを過剰摂取した汚泥が余剰汚泥として引き出され
るプロセスとなっている。
微生物よりリンを溶出させ、次に好気槽2で微生物にリ
ンを過剰摂取させることによって汚水中のリンを除去し
、リンを過剰摂取した汚泥が余剰汚泥として引き出され
るプロセスとなっている。
第6図の場合、嫌気槽1で返送汚泥からリンを溶出させ
、この汚泥を好気槽2に導入して、ここでリンを過剰摂
取させるもので、嫌気槽1で溶出されたリンはその上澄
とし排除され凝集処理されるプロセスとなっている。
、この汚泥を好気槽2に導入して、ここでリンを過剰摂
取させるもので、嫌気槽1で溶出されたリンはその上澄
とし排除され凝集処理されるプロセスとなっている。
上記従来のプロセスでは、lη泥を各処理槽に移動させ
るため、汚泥濃度を高くできないという問題点があった
。
るため、汚泥濃度を高くできないという問題点があった
。
また、第5図のプロセスでは、余剰汚泥中のすンが再溶
出する恐れあり安定した処理のためには、更に他の処理
工程を付加する必要があった。
出する恐れあり安定した処理のためには、更に他の処理
工程を付加する必要があった。
更に、第6図のプロセスでは、嫌気槽1に有機物が少な
いためリンの溶出が遅く、かつリン溶出液体と溶出後汚
泥の分離が難しかった。
いためリンの溶出が遅く、かつリン溶出液体と溶出後汚
泥の分離が難しかった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、生物学的脱リンを効果的に促進させることができる脱
リン方法を得ることを目的とする。
、生物学的脱リンを効果的に促進させることができる脱
リン方法を得ることを目的とする。
この発明の脱リン方法は、微生物担体が収容された複数
のカラムと、これらのカラムを個別的に嫌気性条件下と
好気性条件下とに切り換えるカラム切換手段とを有し、
好気性条件下にあるカラム内に汚水を流入してその処理
水を系外に排出する工程と、嫌気性条件下にあるカラム
内に汚水を流入してここでリンが溶出された液体を凝集
処理する工程とからなることを特徴とする。
のカラムと、これらのカラムを個別的に嫌気性条件下と
好気性条件下とに切り換えるカラム切換手段とを有し、
好気性条件下にあるカラム内に汚水を流入してその処理
水を系外に排出する工程と、嫌気性条件下にあるカラム
内に汚水を流入してここでリンが溶出された液体を凝集
処理する工程とからなることを特徴とする。
この発明においては、微生物担体が収容されて好気性条
件下にあるカラム内に汚水が流入すると、この汚水に含
まれたリンが前記担体の微生物に過剰摂取され、その処
理水が系外に排出されると共に、嫌気性条件下にあるカ
ラム内に汚水が流入すると、この汚水が前記担体の微生
物に接触することによりリンが?容出され、そのリンを
多量に含有する処理水が凝集処理される。
件下にあるカラム内に汚水が流入すると、この汚水に含
まれたリンが前記担体の微生物に過剰摂取され、その処
理水が系外に排出されると共に、嫌気性条件下にあるカ
ラム内に汚水が流入すると、この汚水が前記担体の微生
物に接触することによりリンが?容出され、そのリンを
多量に含有する処理水が凝集処理される。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る脱リン方法の実施に使用される
汚水処理装置の概略図、第2図は同装置におけるカラム
の拡大断面図、第3図〜第4図は作用説明図である。
汚水処理装置の概略図、第2図は同装置におけるカラム
の拡大断面図、第3図〜第4図は作用説明図である。
図において、10は第1カラム、11は第2カラム、1
2は第3カラムである。
2は第3カラムである。
これらのカラム10,11.12内には、第2図に示す
ようにそれぞれの底部側に汚水導入室14を仕切り形成
する有孔支持プレート13が配置され、その上方に上昇
通路用管15が配置されている。
ようにそれぞれの底部側に汚水導入室14を仕切り形成
する有孔支持プレート13が配置され、その上方に上昇
通路用管15が配置されている。
また、カラム10,11.12のそれぞれの内部には微
生物担体16が収容されている。
生物担体16が収容されている。
この微生物担体16としては、砂、アンスラサイト、活
性炭など流動床に適したものでも、砕石。
性炭など流動床に適したものでも、砕石。
軽量骨材、波板、ひもなど固定床に適したものでもよい
。この実施例では砂を用い、これを流動させるようにし
た。
。この実施例では砂を用い、これを流動させるようにし
た。
前記カラム10,11.12において、それぞれの汚水
導入室14には汚水流入管17が接続され、かつそれぞ
れの上部には汚泥処理槽19に至る処理水流出管18が
各カラム10,11.12毎に電磁切換弁Vl、V2.
V3を介して接続されている。
導入室14には汚水流入管17が接続され、かつそれぞ
れの上部には汚泥処理槽19に至る処理水流出管18が
各カラム10,11.12毎に電磁切換弁Vl、V2.
V3を介して接続されている。
また、流出管18には、これを流通する処理水の一部を
カラム10,11.12内の微生物担体16からなる流
動床に循環させるための循環系路21が電磁切換弁Vl
、V2.V3の上流側で接続されている。この循環系路
21は前記有孔支持プレート13の中央部で前記流動床
の底部に連通している。
カラム10,11.12内の微生物担体16からなる流
動床に循環させるための循環系路21が電磁切換弁Vl
、V2.V3の上流側で接続されている。この循環系路
21は前記有孔支持プレート13の中央部で前記流動床
の底部に連通している。
そして、前記各循環系路21にはポンプ22とエジェク
タ23が設けられている。
タ23が設けられている。
エジェクタ23は、その系統のカラムを好気性条件下と
嫌気性条件下とに切り換えるためのカラム切換手段とな
るもので、循環系路21の循環処理水に空気を供給して
カラムを好気性条件下にし、かつ空気供給を停止するこ
とによってカラムを嫌気性条件下にする。
嫌気性条件下とに切り換えるためのカラム切換手段とな
るもので、循環系路21の循環処理水に空気を供給して
カラムを好気性条件下にし、かつ空気供給を停止するこ
とによってカラムを嫌気性条件下にする。
また、前記流出管18の汚泥処理槽19の手前には凝集
剤供給管24が接続されている。
剤供給管24が接続されている。
なお、25は汚泥処理槽19内の上澄液を汚水流入管1
7を介してカラム10.11.12内に循環させるため
の返送管である。
7を介してカラム10.11.12内に循環させるため
の返送管である。
つぎに、この発明を実施するための作用を説明する。
汚水流入管17からカラム10.11.12内の底部に
脱リンすべき汚水が流入されると、この汚水は上向流(
下向流でもよい)となって流通する。
脱リンすべき汚水が流入されると、この汚水は上向流(
下向流でもよい)となって流通する。
これにより汚水は微生物担体16に付着生育する微生物
と接触・処理され、その処理水が上部の流出管18から
溢流排出される。
と接触・処理され、その処理水が上部の流出管18から
溢流排出される。
このとき、処理水の一部がポンプ22で循環系路21を
介してカラム10,11.12内に循環され、その循環
流はカラム10,11.12内の底部中央から噴出され
てエアリフト管15内を上昇する。このため、カラム1
0.11.12内には前記エアリフト管15内を上昇通
過してその周辺部を下降する循環流が生起され、これに
よって微生物担体16である砂が流動され、汚水と微生
物の接触が促進される。
介してカラム10,11.12内に循環され、その循環
流はカラム10,11.12内の底部中央から噴出され
てエアリフト管15内を上昇する。このため、カラム1
0.11.12内には前記エアリフト管15内を上昇通
過してその周辺部を下降する循環流が生起され、これに
よって微生物担体16である砂が流動され、汚水と微生
物の接触が促進される。
このような処理過程において、カラム10,11゜12
は、例えば第3図(1)〜(3)の状態に順次切り換え
運転される。
は、例えば第3図(1)〜(3)の状態に順次切り換え
運転される。
(1)の状態では、第1カラム10の電磁切換弁■1が
閉位置に、第2、第3のカラム11.12の電磁切換弁
V2.V3が開位置に切り換えられている。そして、第
1カラムlOの循環系路21のエジェクタ23が開にさ
れ、第2.第3のカラム11゜12の循環系路21のエ
ジェクタ23が閉にされている。このため、第1カラム
10はその系統のエジェクタ23からの空気供給により
好気性条件下におかれ、第2.第3カラム11.12は
それらの系統のエジェクタ23がら空気が供給されない
ため嫌気性条件下におかれる。
閉位置に、第2、第3のカラム11.12の電磁切換弁
V2.V3が開位置に切り換えられている。そして、第
1カラムlOの循環系路21のエジェクタ23が開にさ
れ、第2.第3のカラム11゜12の循環系路21のエ
ジェクタ23が閉にされている。このため、第1カラム
10はその系統のエジェクタ23からの空気供給により
好気性条件下におかれ、第2.第3カラム11.12は
それらの系統のエジェクタ23がら空気が供給されない
ため嫌気性条件下におかれる。
従って、好気性条件下の第1カラム10では、微生物担
体16の微生物によって流入汚水が好気性処理が行われ
、その汚水中に含まれたリンが前記微生物に過剰摂取さ
れる。リンが過剰摂取された汚水は系外に排出される。
体16の微生物によって流入汚水が好気性処理が行われ
、その汚水中に含まれたリンが前記微生物に過剰摂取さ
れる。リンが過剰摂取された汚水は系外に排出される。
一方、嫌気性条件下の第2.第3のカラム11゜12で
は、微生物担体16が嫌気性条件下におかれていること
により、その微生物に摂取されていたリンが溶出される
。リン溶出後の処理水は、流出管18を通り凝集供給管
24から凝集剤が注入されて汚泥処理槽19内に排出さ
れ、その槽内で凝集沈殿処理される。
は、微生物担体16が嫌気性条件下におかれていること
により、その微生物に摂取されていたリンが溶出される
。リン溶出後の処理水は、流出管18を通り凝集供給管
24から凝集剤が注入されて汚泥処理槽19内に排出さ
れ、その槽内で凝集沈殿処理される。
(2)の状態では、第2カラム11の電磁切換弁■2が
閉位置に、第1.第3のカラム10.12の電磁切換弁
Vl、V3が開位置に切り換えられている。そして、第
2カラム11の循環系路21のエジェクタ23が開にさ
れ、第1.第3のカラム10゜12の循環系路21のエ
ジェクタ23が閉にされている。このため、第2カラム
11が好気性条件下におかれ、第1.第3のカラム10
i2が嫌気性条件下におかれる。
閉位置に、第1.第3のカラム10.12の電磁切換弁
Vl、V3が開位置に切り換えられている。そして、第
2カラム11の循環系路21のエジェクタ23が開にさ
れ、第1.第3のカラム10゜12の循環系路21のエ
ジェクタ23が閉にされている。このため、第2カラム
11が好気性条件下におかれ、第1.第3のカラム10
i2が嫌気性条件下におかれる。
従って、好気性条件下の第2カラム10では、流入汚水
中のリンが微生物担体16の微生物によって過剰摂取さ
れ、リン過剰摂取後の汚水が処理済水として系外に排出
される。
中のリンが微生物担体16の微生物によって過剰摂取さ
れ、リン過剰摂取後の汚水が処理済水として系外に排出
される。
また、嫌気性条件下の第1.第3のカラム10゜12で
は、微生物担体16の微生物によって流入汚水のリンが
溶出され、その溶出後の処理水が流出管18を介して凝
集剤が注入されて汚泥処理槽19内に排出されることに
より凝集沈殿処理される。
は、微生物担体16の微生物によって流入汚水のリンが
溶出され、その溶出後の処理水が流出管18を介して凝
集剤が注入されて汚泥処理槽19内に排出されることに
より凝集沈殿処理される。
(3)の状態では、第3カラム12の電磁切換弁■2が
閉位置に第1.第2のカラム10.11の電磁切換弁v
1.v3が開位置に切り換えられている。
閉位置に第1.第2のカラム10.11の電磁切換弁v
1.v3が開位置に切り換えられている。
そして、第3カラム12の循環系路21のエジェクタ2
3が開にされ、第1.第2のカラム10゜11の循環系
路2Iのエジェクタ23が閉にされている。このため、
第3カラム12が好気性条件下におかれ、第1.第2の
カラム10.11が嫌気性条件下におかれる。
3が開にされ、第1.第2のカラム10゜11の循環系
路2Iのエジェクタ23が閉にされている。このため、
第3カラム12が好気性条件下におかれ、第1.第2の
カラム10.11が嫌気性条件下におかれる。
従って、好気性条件下の第3カラム12では、流入汚水
中のリンが微生物担体16の微生物によって過剰摂取さ
れ、リン過剰摂取後の処理済水が系外に排出される。
中のリンが微生物担体16の微生物によって過剰摂取さ
れ、リン過剰摂取後の処理済水が系外に排出される。
また、嫌気性条件下の第1.第2のカラム10゜11で
は、微生物担体16の微生物によってリンが溶出され、
その溶出後の処理水は流出管18を介して凝集剤が注入
された後汚泥処理槽19内に排出されることにより凝集
沈殿処理される。
は、微生物担体16の微生物によってリンが溶出され、
その溶出後の処理水は流出管18を介して凝集剤が注入
された後汚泥処理槽19内に排出されることにより凝集
沈殿処理される。
上記実施例においては、汚水の流入を順次切り換えカラ
ムに流入し、処理水を連続的に排出するようにしたが、
未処理水が放流されることをさけるため、ハノヂ的な流
入・排出を行うとよい。
ムに流入し、処理水を連続的に排出するようにしたが、
未処理水が放流されることをさけるため、ハノヂ的な流
入・排出を行うとよい。
たとえば所定時間の好気工程の後、カラム内の処理水を
ドレーン排出し、その後汚水を一括導入する。そして、
嫌気的条件下で所定時間液をwi環し微生物にリンを溶
出させる。そして、その後カラム内の液をドレーン排出
しこれを汚泥処理槽へ導き凝集処理する。
ドレーン排出し、その後汚水を一括導入する。そして、
嫌気的条件下で所定時間液をwi環し微生物にリンを溶
出させる。そして、その後カラム内の液をドレーン排出
しこれを汚泥処理槽へ導き凝集処理する。
この発明では、上述のように複数のカラム10゜11、
.12を好気性条件下と嫌気性条件下とに切り換え、好
気性処理、嫌気性処理、凝集処理が並行して行われる。
.12を好気性条件下と嫌気性条件下とに切り換え、好
気性処理、嫌気性処理、凝集処理が並行して行われる。
第4図に脱窒処理もあわせて行う運転例を示す。
(1,1の状態では、カラム10は好気工程、カラム1
1は脱窒工程、カラム12は嫌気工程にあり、汚水はカ
ラム10およびカラム12に流入される。カラム12に
おいては、第3図の実施例において説明したのと同様の
嫌気処理が行われ、リンカq容出され、処理水は凝集処
理される。カラム10においてはリンの過剰摂取および
硝酸化が行われ、この処理水はカラム11に導入される
。カラム11ではエジェクタが閉にされ無酸素状態に置
かれているので、カラム10からの処理水の脱窒処理が
行われる。つまり、カラム11内の微生物は前の嫌気工
程において吸着した有機物とカラム10からの処理水中
の硝酸、亜硝酸を用い脱窒処理を行う。
1は脱窒工程、カラム12は嫌気工程にあり、汚水はカ
ラム10およびカラム12に流入される。カラム12に
おいては、第3図の実施例において説明したのと同様の
嫌気処理が行われ、リンカq容出され、処理水は凝集処
理される。カラム10においてはリンの過剰摂取および
硝酸化が行われ、この処理水はカラム11に導入される
。カラム11ではエジェクタが閉にされ無酸素状態に置
かれているので、カラム10からの処理水の脱窒処理が
行われる。つまり、カラム11内の微生物は前の嫌気工
程において吸着した有機物とカラム10からの処理水中
の硝酸、亜硝酸を用い脱窒処理を行う。
(2)の状態ではカラム10は嫌気工程、カラム11は
好気工程、カラム12は脱窒工程に、(3)の状態では
カラム10は脱窒工程、カラム11は嫌気工程、カラム
11は嫌気工程、カラム12は好気工程にそれぞれ切り
換えられている。そして(1)〜(3)の状態を順次く
り返す。
好気工程、カラム12は脱窒工程に、(3)の状態では
カラム10は脱窒工程、カラム11は嫌気工程、カラム
11は嫌気工程、カラム12は好気工程にそれぞれ切り
換えられている。そして(1)〜(3)の状態を順次く
り返す。
この脱リン方法を実験した結果を述べる。
この実験では、BOD200.T−N4.O,T−P5
mg/l程度の下水の処理を行った。
mg/l程度の下水の処理を行った。
その結果、処理水はBOD15.T−N3.TP O,
3mg/ j!以下となった。
3mg/ j!以下となった。
この時の滞留時間は好気工程、脱窒工程、嫌気工程共1
時間であった。なお、脱窒を行わなければ脱窒工程は不
要である。
時間であった。なお、脱窒を行わなければ脱窒工程は不
要である。
また、この時のカラム内のM L S S ?Mt度は
15.000II1g/ lであって、MLSS濃度を
上げれば滞留時間をさらに短縮できる。
15.000II1g/ lであって、MLSS濃度を
上げれば滞留時間をさらに短縮できる。
増殖汚泥は適宜空気洗浄等により、ばくり排出される。
嫌気工程後の汚泥を排出し方がリン再溶出の可能性が低
いのでよい。
いのでよい。
頗集剤の添加量はリン除去に必要な理論量で略足りる。
以上、この発明では、複数のカラムを嫌気性条件下のカ
ラムと好気性条件下のカラムとに順次切り換え、それら
のカラム内に流入された汚水が好気性条件下でカラムで
脱リンされ、嫌気性条件下のカラムでリン溶出され、そ
れらの処理が個別的に並行して同時に行われるので処理
が効率的である。また各カラム内にて微生物担体は生物
固定式となり、各カラム内で微生物を高濃度にできると
共に汚水を循環する必要がない。 また、リン溶出のと
き汚水がカラム内に流入するので、リン溶出速度が速く
なってその処理が促進される。
ラムと好気性条件下のカラムとに順次切り換え、それら
のカラム内に流入された汚水が好気性条件下でカラムで
脱リンされ、嫌気性条件下のカラムでリン溶出され、そ
れらの処理が個別的に並行して同時に行われるので処理
が効率的である。また各カラム内にて微生物担体は生物
固定式となり、各カラム内で微生物を高濃度にできると
共に汚水を循環する必要がない。 また、リン溶出のと
き汚水がカラム内に流入するので、リン溶出速度が速く
なってその処理が促進される。
第1図はこの発明に係る脱リン方法の実施に使用される
汚水処理装置の概略図、第2図は同装置におけるカラム
の拡大断面図、第3図および第4図は作用説明図、第5
図および第6図はそれぞれ異なった従来例に係る汚水処
理装置の概略図である。 図において、10,11.12はカラム、16は微生物
担体、23はカラム切換手段としてのエジェクタである
。 11許出願人 株式会比西原環境衛生研究所代理人
弁理士 1)澤 1.1y 歴:(外2名) 91 図 gsB図 第2図 gJ 4 図 第5図 第′6図
汚水処理装置の概略図、第2図は同装置におけるカラム
の拡大断面図、第3図および第4図は作用説明図、第5
図および第6図はそれぞれ異なった従来例に係る汚水処
理装置の概略図である。 図において、10,11.12はカラム、16は微生物
担体、23はカラム切換手段としてのエジェクタである
。 11許出願人 株式会比西原環境衛生研究所代理人
弁理士 1)澤 1.1y 歴:(外2名) 91 図 gsB図 第2図 gJ 4 図 第5図 第′6図
Claims (1)
- 微生物担体が収容された複数のカラムと、これらのカラ
ムを個別的に嫌気性条件下と好気性条件下とに切り換え
るカラム切換手段とを有し、嫌気性条件下のカラム内に
汚水を流入し、この汚水を前記担体の微生物に接触させ
てリンを溶出する工程、リンを溶出した処理水を凝集処
理する工程、好気性条件下のカラム内に汚水を流入し前
記担体の微生物にリンを過剰摂取させてその処理水を系
外に排出する工程からなることを特徴とする脱リン方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60235407A JPS6297696A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 脱リン方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60235407A JPS6297696A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 脱リン方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6297696A true JPS6297696A (ja) | 1987-05-07 |
JPH0210720B2 JPH0210720B2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=16985634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60235407A Granted JPS6297696A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 脱リン方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6297696A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1426337A1 (de) * | 2002-12-03 | 2004-06-09 | Ford Global Technologies, Inc., A subsidiary of Ford Motor Company | Verfahren und Anlage zur biologischen Behandlung von Abwasser |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61192397A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-26 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 廃水の処理方法 |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP60235407A patent/JPS6297696A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61192397A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-26 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 廃水の処理方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1426337A1 (de) * | 2002-12-03 | 2004-06-09 | Ford Global Technologies, Inc., A subsidiary of Ford Motor Company | Verfahren und Anlage zur biologischen Behandlung von Abwasser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210720B2 (ja) | 1990-03-09 |
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