JPS629757B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629757B2 JPS629757B2 JP53161834A JP16183478A JPS629757B2 JP S629757 B2 JPS629757 B2 JP S629757B2 JP 53161834 A JP53161834 A JP 53161834A JP 16183478 A JP16183478 A JP 16183478A JP S629757 B2 JPS629757 B2 JP S629757B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- pump
- sealing liquid
- sealing
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 52
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 34
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 15
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 5
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000002637 fluid replacement therapy Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C19/00—Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids
- F04C19/004—Details concerning the operating liquid, e.g. nature, separation, cooling, cleaning, control of the supply
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、羽根車の回転時にポンプ室の周壁面
に沿つて環状に回転する封液のピストン作用を利
用してポンプ機能を発揮させるようにした液封式
真空ポンプに関する。
に沿つて環状に回転する封液のピストン作用を利
用してポンプ機能を発揮させるようにした液封式
真空ポンプに関する。
この種真空ポンプにあつては、ポンプ室内で回
転する封液が排気に混入して排出されるため該ポ
ンプ室内へ外部から封液を逐次補給してやる必要
がある。しかして、対をなすポンプ室を具備した
2連形の真空ポンプでは、液源に接続された封液
補給路を分岐させ、これら各分岐路を通して封液
を各ポンプ室内へ供給するようにしている。とこ
ろが、この種2連形の真空ポンプであつて、特に
大形のものにおいては、高真空状態から低真空状
態へ運転域を急激に切換えて過渡現象を与えたよ
うな場合、一方のポンプ室から異常音が発生し易
いという問題があつた。しかして、その原因を探
究してみると、ポンプに過渡現象を与えた場合、
両ポンプ室内に供給される封液量に差が生じ、多
量に封液を供給された側のポンプ室内で水撃作用
が発生し、その水撃者が前記異常音の原因をなし
ていることが解明された。なお、封液供給量に差
が生じるのは、例えば、封液を、ポートプレート
と羽根車間に形成された微小な間隙を通してポン
プ室内へ供給するようにしている関係上、各ポン
プ室に対する封液の流入抵抗に大きな不均衡が発
生するためであろうと考えられる。
転する封液が排気に混入して排出されるため該ポ
ンプ室内へ外部から封液を逐次補給してやる必要
がある。しかして、対をなすポンプ室を具備した
2連形の真空ポンプでは、液源に接続された封液
補給路を分岐させ、これら各分岐路を通して封液
を各ポンプ室内へ供給するようにしている。とこ
ろが、この種2連形の真空ポンプであつて、特に
大形のものにおいては、高真空状態から低真空状
態へ運転域を急激に切換えて過渡現象を与えたよ
うな場合、一方のポンプ室から異常音が発生し易
いという問題があつた。しかして、その原因を探
究してみると、ポンプに過渡現象を与えた場合、
両ポンプ室内に供給される封液量に差が生じ、多
量に封液を供給された側のポンプ室内で水撃作用
が発生し、その水撃者が前記異常音の原因をなし
ていることが解明された。なお、封液供給量に差
が生じるのは、例えば、封液を、ポートプレート
と羽根車間に形成された微小な間隙を通してポン
プ室内へ供給するようにしている関係上、各ポン
プ室に対する封液の流入抵抗に大きな不均衡が発
生するためであろうと考えられる。
本発明は、前記問題および究明結果に着目して
なされたもので、過渡現象を与えても異常音が発
生するというような不都合の生じない液封式真空
ポンプを提供しようとすることを目的とする。
なされたもので、過渡現象を与えても異常音が発
生するというような不都合の生じない液封式真空
ポンプを提供しようとすることを目的とする。
本発明の液封式真空ポンプは、上記目的を達成
するために、液源に接続された封液補給路を分岐
させ、これら各分岐路を通して封液をそれぞれ個
別に、対をなすポンプ室に供給する液封式真空ポ
ンプであつて、前記分岐路の手前に、前記両ポン
プ室に供給される封液量を均等化させる分流弁を
介挿したものである。
するために、液源に接続された封液補給路を分岐
させ、これら各分岐路を通して封液をそれぞれ個
別に、対をなすポンプ室に供給する液封式真空ポ
ンプであつて、前記分岐路の手前に、前記両ポン
プ室に供給される封液量を均等化させる分流弁を
介挿したものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図中1は円筒体状のケーシング、2,3は
このケーシング1内の中央部に軸心方向に所定の
間隔をあけて配設したポートプレートであり、こ
れらポートプレート2,3と前記ケーシング1の
側壁間に対をなすポンプ室4,5を形成してい
る。またこのケーシング1の軸心部近傍に回転軸
6を配設し、この回転軸6の各ポンプ室4,5に
対応する部位に羽根車7,8を固着し、この羽根
車7,8を前記各ポンプ室4,5の所定偏心位置
で回転させた時に前記各ポンプ室4,5内に封入
した封液Aがポンプ室4,5の周壁面に沿つて環
状に回転するようになつている。そして、前記各
ポートプレート2,3と前記各羽根車7,8の端
面とは微小な間隔9,10をあけて対向させてあ
り、前記各ポートプレート2,3には、吸込ポー
ト11…および吐出ポート12,13…を設ける
とともに、該吸込ポート11と吐出ポート12間
に封液流通孔14,15を前記各間隙9,10に
対応させて穿設している。また、前記ケーシング
1の外面には吸込口16、吐出口17および対を
なす封液補給口18,19が開口させてあり、前
記両ポートプレート2,3間には、前記吸込口1
6と吸込ポート11…とを連通させる吸込路2
0、前記吐出口17と吐出ポート12,13…と
を連通させる吐出路21および前記封液補給口1
8,19と封液流通孔14,15とを連通させる
補液室22,23がそれぞれ形成されている。な
お前記一方の封液補給口18を一方の封液流通孔
14に連通させる補液室22と、他方の封液補給
口19を他方の封液流通孔15に連通させる補液
室23とは隔壁24によつて液密に区画され相互
に独立したものになつている。そして、封液補給
口18、補液室22および封液流通孔14より構
成される一方の分岐路と、封液補給口19、補液
室23および封液流通孔15より構成される他方
の分岐路との手前、この実施例では、前記封液補
給口18,19に分流弁25の流出口25a,2
5bを接続するとともに該分流弁25の流入口2
5cを封液補給管26を介して加圧液源27に接
続している。分流弁25は、流入口25cから導
入された流体を2等分して2つの流出口25a,
25bから同一流量の流体を導出させるようにし
たもので、導出側に圧力差があつても、前記機能
を失わないようになつている。なお、この分流弁
25は油圧回路等において多用されている公知の
ものである。
する。図中1は円筒体状のケーシング、2,3は
このケーシング1内の中央部に軸心方向に所定の
間隔をあけて配設したポートプレートであり、こ
れらポートプレート2,3と前記ケーシング1の
側壁間に対をなすポンプ室4,5を形成してい
る。またこのケーシング1の軸心部近傍に回転軸
6を配設し、この回転軸6の各ポンプ室4,5に
対応する部位に羽根車7,8を固着し、この羽根
車7,8を前記各ポンプ室4,5の所定偏心位置
で回転させた時に前記各ポンプ室4,5内に封入
した封液Aがポンプ室4,5の周壁面に沿つて環
状に回転するようになつている。そして、前記各
ポートプレート2,3と前記各羽根車7,8の端
面とは微小な間隔9,10をあけて対向させてあ
り、前記各ポートプレート2,3には、吸込ポー
ト11…および吐出ポート12,13…を設ける
とともに、該吸込ポート11と吐出ポート12間
に封液流通孔14,15を前記各間隙9,10に
対応させて穿設している。また、前記ケーシング
1の外面には吸込口16、吐出口17および対を
なす封液補給口18,19が開口させてあり、前
記両ポートプレート2,3間には、前記吸込口1
6と吸込ポート11…とを連通させる吸込路2
0、前記吐出口17と吐出ポート12,13…と
を連通させる吐出路21および前記封液補給口1
8,19と封液流通孔14,15とを連通させる
補液室22,23がそれぞれ形成されている。な
お前記一方の封液補給口18を一方の封液流通孔
14に連通させる補液室22と、他方の封液補給
口19を他方の封液流通孔15に連通させる補液
室23とは隔壁24によつて液密に区画され相互
に独立したものになつている。そして、封液補給
口18、補液室22および封液流通孔14より構
成される一方の分岐路と、封液補給口19、補液
室23および封液流通孔15より構成される他方
の分岐路との手前、この実施例では、前記封液補
給口18,19に分流弁25の流出口25a,2
5bを接続するとともに該分流弁25の流入口2
5cを封液補給管26を介して加圧液源27に接
続している。分流弁25は、流入口25cから導
入された流体を2等分して2つの流出口25a,
25bから同一流量の流体を導出させるようにし
たもので、導出側に圧力差があつても、前記機能
を失わないようになつている。なお、この分流弁
25は油圧回路等において多用されている公知の
ものである。
このような構成のものであれば、液源27から
の加圧された封液が、封液補給管26、封液補給
口18,19、補液室22,23および封液流通
孔14,15より構成される封液補給路28を通
して羽根車4,5とポートプレート2,3間の間
隙9,10に供給され、該間隙9,10を通して
各ポンプ室4,5内補給されるものであるが、こ
の場合前記封液補給路28の分岐路の手前に分流
弁25を設け、前記補液室22と補液室23とに
供給される封液の量を常に等しくするように制御
しているので、前記両ポンプ室4,5内に補給さ
れる封液量が不均衡になることがない。したがつ
て、ポンプに過渡現象を与えたような場合であつ
ても、異常な水撃音が発生するというような不都
合が無く常に安定した運転を続けることができる
ものである。
の加圧された封液が、封液補給管26、封液補給
口18,19、補液室22,23および封液流通
孔14,15より構成される封液補給路28を通
して羽根車4,5とポートプレート2,3間の間
隙9,10に供給され、該間隙9,10を通して
各ポンプ室4,5内補給されるものであるが、こ
の場合前記封液補給路28の分岐路の手前に分流
弁25を設け、前記補液室22と補液室23とに
供給される封液の量を常に等しくするように制御
しているので、前記両ポンプ室4,5内に補給さ
れる封液量が不均衡になることがない。したがつ
て、ポンプに過渡現象を与えたような場合であつ
ても、異常な水撃音が発生するというような不都
合が無く常に安定した運転を続けることができる
ものである。
なお、真空ポンプの形式は前記のものに限らな
いのは勿論であり、例えば、両面に羽根を有する
2連形羽根車の両側にポートプレートを配設して
2つのポンプ室を形成したようなものにも同様に
適用が可能である。
いのは勿論であり、例えば、両面に羽根を有する
2連形羽根車の両側にポートプレートを配設して
2つのポンプ室を形成したようなものにも同様に
適用が可能である。
また、分流弁はかならずしもケーシングに直結
する必要はなく、ポンプから離れた個別に設けて
もよいのは勿論である。
する必要はなく、ポンプから離れた個別に設けて
もよいのは勿論である。
以上のように、本発明の液封式真空ポンプによ
れば、封液補給路の分岐路の手前に介挿した分流
弁によつて、分岐路へ供給される封液量が強制的
に均等化せしめられるので、両ポンプ室へ補給さ
れる封液量もおのずと均等な量に設定され、封液
量が不均衡になることがない。このため、ポンプ
に過渡現象を与えたような場合であつても、異常
な水撃音が発生するというような不都合が無く、
常に安定した運転を続けることができる。
れば、封液補給路の分岐路の手前に介挿した分流
弁によつて、分岐路へ供給される封液量が強制的
に均等化せしめられるので、両ポンプ室へ補給さ
れる封液量もおのずと均等な量に設定され、封液
量が不均衡になることがない。このため、ポンプ
に過渡現象を与えたような場合であつても、異常
な水撃音が発生するというような不都合が無く、
常に安定した運転を続けることができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は一部
切欠した正面図、第2図は第1図における―
線断面図である。 4,5……ポンプ室、25……分流弁、27…
…液源、28……封液補給路。
切欠した正面図、第2図は第1図における―
線断面図である。 4,5……ポンプ室、25……分流弁、27…
…液源、28……封液補給路。
Claims (1)
- 1 液源に接続された封液補給路を分岐させ、こ
れら各分岐路を通して封液をそれぞれ個別に、対
をなすポンプ室に供給する液封式真空ポンプであ
つて、前記分岐路の手前に、前記両ポンプ室に供
給される封液量を均等化させる分流弁を介挿した
ことを特徴とする液封式真空ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16183478A JPS5587885A (en) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | Liquid sealed type vacuum pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16183478A JPS5587885A (en) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | Liquid sealed type vacuum pump |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5587885A JPS5587885A (en) | 1980-07-03 |
JPS629757B2 true JPS629757B2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=15742804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16183478A Granted JPS5587885A (en) | 1978-12-27 | 1978-12-27 | Liquid sealed type vacuum pump |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5587885A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4521161A (en) * | 1983-12-23 | 1985-06-04 | The Nash Engineering Company | Noise control for conically ported liquid ring pumps |
CN107420305A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-12-01 | 浙江凯尼真空设备有限公司 | 一种具有减震和消音功能的真空泵 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4833643A (ja) * | 1971-09-02 | 1973-05-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641101Y2 (ja) * | 1973-01-11 | 1981-09-25 |
-
1978
- 1978-12-27 JP JP16183478A patent/JPS5587885A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4833643A (ja) * | 1971-09-02 | 1973-05-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5587885A (en) | 1980-07-03 |
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