JPS6297324A - 気相成長装置 - Google Patents

気相成長装置

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JPS6297324A
JPS6297324A JP23803785A JP23803785A JPS6297324A JP S6297324 A JPS6297324 A JP S6297324A JP 23803785 A JP23803785 A JP 23803785A JP 23803785 A JP23803785 A JP 23803785A JP S6297324 A JPS6297324 A JP S6297324A
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JP
Japan
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semiconductor wafer
transparent quartz
infrared ray
quartz tube
reaction chamber
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JP23803785A
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Mikio Takebayashi
幹男 竹林
Masaki Suzuki
正樹 鈴木
Kazuhiro Karatsu
唐津 和裕
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体製造工程における気相成長装置に関する
ものである。
従来の技術 通常、半導体製造工程では、シリコン酸化膜。
ポリシリコン膜、シリコン窒化膜等々の薄膜形成を減圧
CVD技術により行なっている。
元来、減圧CVD装置は大量処理、膜厚の均一化をねら
って、チューブ型反応室内に半導体ウェハーを直立させ
て多数並べ、ガス流れが拡散流となる圧力領域で薄膜形
成を行なっていた。したがってガスが希薄になり、薄膜
の成長速度が遅くなっていた。近年これに対し、反応圧
力を粘性流の領域にまで増大させて、薄膜を高速成長さ
せる装置が開発されてきた。このような装置は、成長速
度が大きいために、薄膜成長のサイクルタイムが短くな
り、枚葉処理装置として期待されている。
以下第4図を参照しながら上述した減圧CVD装置の一
例について説明する。
第4図において21はN反応室、22は排気口23はガ
ス供給口、24は半導体ウェハー、25は半導体ウェハ
ー24を支持するサセプター、26は赤外線ランプ、2
7は反射鏡、28は透明石英、29は○リングである。
以上のように構成された気相成長装置についてその動作
を説明する。反応室21は排気口22より排気されて低
圧に保たれており、ガス供給口23より反応ガスが導入
される。一方、赤外線ランプ26から放射された赤外線
は透明石英28を透明してサセプター25及び半導体ウ
ニ/−−24に到達する。半導体ウェハー24は赤外線
により直接加熱されたり、あるいは、赤外線により加熱
されたサセプター25からの伝熱により加熱される。
加熱された半導体ウェハー24上を反応ガスが通過する
時、反応ガスが分解し半導体ウェノ・−24上で反応し
て薄膜を形成する。
一般に赤外線ランプ加熱方式の気相成長装置では、反応
室21の壁面を水冷することができるので半導体ウェハ
ー24だけの温度を高くすることが可能となる。したが
って反応ガスの分解は半導体ウェハー24上でのみ起き
る。
つまシ、反応室21壁面への不要堆積が起こらないとい
う利点をもっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、下記のごとき欠点
を有する。すなわち、半導体ウェハー24の大口径化に
伴い、装置の各部の大型化が必用となるが、特に透明石
英ガラス28は大型化により破壊する可能性が高くなる
。つまり、透明石英ガラス28の周囲は、0リング29
を保護するため室温に近い温度で固定されているが中央
部は、赤外線ランプの直射を受けている。透明石英ガラ
ス28は、近赤外光線は、90%以上を透過するが、中
及び遠赤外光線は吸収するため、赤外線ランプの直射を
受けたり、サセプターからの輻射により温度が上昇する
。温度が上昇した透明石英ガラス28の下面に反応ガス
が供給されると、反応ガスが分解して不要堆積が起こり
、赤外線の透過率が低下し、その結果さらに温度が上昇
する。したがって中央と周囲の温度差による熱応力によ
り周囲に引張力が発生する。また、反応室21の内外の
圧力差による応力も同時に作用する。これらの応力は透
明石英ガラス28の寸法が犬きくなる程大きくなるので
、透明石英ガラス28の厚さを大きくすることによって
安全率を確保することができるが、巨大な透明石英ガラ
スは、高価であり、又微小なりランクが存在すると応力
集中が発生して簡単に破壊する可能性があり、工場設備
の構成部品には不適当である。
一例として8インチの半導体ウェハー用の装置を考え、
透明石英ガラス28の半径を200 m+aとして強度
計算すると、下記のようになる。まず上下面の圧力差に
より生じる応力の最大値σmaXはで示される。(1)
式においてPは圧力差、aは板の半径、hは板厚である
。圧力差0.01に9/wJ、透明石英ガラスの半径及
び厚さをそれぞれ200 ran 。
300咽として計算すると、応力の最大値σmaz =
0.44Ky〜を得る。これは、透明石英ガラスの引張
許容応力6Ky/ll の約10分の1の値である。次
に円周方向の熱応力σθは で示される。(2)式においてαは、材料の線膨張係数
Eは同じくヤング率、aは板の半径、rは任意半径、T
は任意温度である。透明石英ガラスの線膨張係数α、ヤ
ング率E、及び板の半径aをそれぞれ4X10’℃−’
、8X103KP/m  200調として、半径方向の
温度分布を第6図に示す分布として計算すると、円周方
向の熱応力の最大値σθmaxは、透明石英ガラスの端
部(a=200mm)に発生し、σθma工=IKy7
−程度の値となる。これは透明石英ガラスの引張許容応
力5Kp7− の5分の1程度の値である。一般に透明
石英ガラスの安全率は20以上の値が必要であると考え
られているので、上記のような寸法では強温的に危険で
あることがわかる。
本発明は上記欠点に鑑み、半導体ウェノ・−24の大口
径化に伴う装置の大型化がなされても、安価で信頼性の
高い気相成長装置を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の気相成長装置は、
その内部が大気圧雰囲気に保たれかつ空冷可能な透明石
英管を反応室内部に配置し、かつ前記透明石英管の内部
に赤外線ランプを配置したものである。
作  用 本発明は上記した構成によって、下記のごと〈従来の問
題点が解決できる。すなわち、低圧に保たれている反応
室と赤外線ランプの配置された大気圧雰囲気との気密を
保つ透明石英の形状を管状にしたことにより、透明石英
管内外の圧力差により発生する応力が小さいため、透明
石英管の厚みを小さくすることができる。したがって管
を長くすることが可能となり、赤外光を受けて温度が上
がる部分とQ IJングを守るため室温近い温度の部分
との距離を十分とることができるため、熱応力の発生も
小さくおさえることが可能となる。
さらに、管の厚みを小さくすることができるので、管内
部に冷却エアーを流すことによシ管の外側の温度も低温
に保つことが可能となり、管外周への不要堆積を防止す
ることができる。
実施例 以下本発明の一実施例の気相成長装置について図面を参
照しながら説明する。第1図aは本発明の実施例におけ
る気相成長装置の正面断面図であり第1図すは側断面図
である。第1図において、1は反応室、2は排気口、3
は反応ガス供給口、4は半導体ウェハー、6は回転可能
なサセプター、6は赤外線ランプ、7は透明石英管、8
は透明石英管内部の上半分を被膜した反射層、9は階段
状に配置した複数の透明石英板、1oはパージガスの供
給口、11は反応ガスの流れ、12は不活性ガスの流れ
、13はQ 17ングである。
以上のように構成された気相成長装置について、その動
作を説明する。反応室1は排気口2により真空排気され
ており、反応ガス供給口3及びパージガス供給口1oか
らは、それぞれ反応ガス及びパージガスが供給されてい
る。一方赤外線ランプ6から出た赤外線は、透明石英管
7及び階段状に配置した複数の透明石英板9を透過して
、サセプター5及び半導体ウェハー4を照射する。この
時、透明石英管7の内部の上半分を被膜している反射層
8により、赤外線は効率よく下方に照射する。
半導体ウェハー4は赤外線により直接加熱されたり、あ
るいは赤外線により加熱されたサセプター5からの伝熱
により加熱される。加熱された半導体ウェハー4の表面
上を反応ガスが通過する時、反応ガスが分解し半導体ウ
ニ/・−4上で反応して薄膜を形成する。反応室1の壁
面は水冷されており、壁面への不要な薄膜の形成は起こ
らない。
また、階段状に配置した複数の透明石英板9の間より出
てくるパージガスによって、透明石英管7及び透明石英
板9への反応ガスの供給が妨げられるため、不要な薄膜
形成を防止できる。反応室1と大気との気密を守るQI
Jング13は赤外線ランプ6から距離を隔てているので
、透明石英管7の温度勾配は小さく、発生する応力も少
ない。また、透明石英管7の内部は大気圧雰囲気なので
空冷が可能であり、赤外線ランプθと透明石英管7を冷
却している。また、透明石英管7では内外の圧力差によ
り発生する応力が小さいため、透明石英管子の厚さを小
さくすることができる。これは、次に示す簡単な計算か
らも実証される。すなわち、内圧により透明石英管7の
受は応力σ(Kp/i)はで表わすことができる。
(3)式においてpは内圧、tは管の厚さ、dは管の直
径である。内圧を0.01 Kp/−管の直径を30膿
、管の厚さを3端で応力を計算すると、σ=0.05K
P/wj  である。よって、石英の引張許容応力6に
9/−の100分の1の応力しか受けないことがわかる
以上のように、反応室1と赤外線ランプ6を隔てる透明
石英を管状にすることで透明石英の強度が増大する。
なお本実施例では、透明石英管7は一重構造としたが、
透明石英管7の冷却に伴い赤外線ランプeが過冷却され
ないように、第2図に示すように透明石英管14を2重
構造としてその間を空冷してもよい013は赤外線ラン
プ15は冷却エアーの流れを示している。
また本実施例では、透明石英管7をサセプター5の上側
にのみ配置したが、均熱性の向上のため第3図のように
サセプター16の下側に配置してもよい。第3図におい
て16は回転可能なサセプター17は赤外線ランプ、1
8は透明石英管、19は半導体ウェハー、2oは反応室
である。第3図においては、第1図に示した階段状の複
数の透明石英板9を配置していないが、肉厚の小さい透
明石英管18の内部に充分な冷却エアーを流して透明石
英管18の外周の温度を下げると反応ガスが透明石英管
18の外周に供給されても不要堆積は発生しない。さら
にまた本実施例では枚葉処理としたが第3図のようにバ
ッチ処理としてもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、反応室内部に、その内部が大気
圧雰囲気に保たれかつ空冷可能な透明石英管を設け、前
記透明石英管内に赤外線ランプとを設置することにより
、装置の強度が増大し、長大化が容易になるため、安価
で安全な大口径半導体ウェハー用気相成長装置を提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の実施例における気相成長装置の正面
断面図、同図すは同側断面図、第2図及び第3図は本発
明の他の実施例における気相成長装置の断面図、第4図
は従来の気相成長装置の断面図、第6図は従来例の透明
石英ガラスの温度分布を示すグラフである。 1・・・・・・反応室、2・・・・・・排気口、3・・
・・・・反応ガス供給口、6,16・・・・・・サセプ
ター、6 、13.17・・・・・・赤外線ランプ、7
,14.18・・・・・・透明石英管O 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応ガスの供給と真空排気が可能な反応室と、前
    記反応室内部にあって半導体ウェハーを保持するサセプ
    ターと、前記反応室内部を貫通して配置され、その内部
    が大気圧雰囲気に保たれかつ空冷可能な透明石英管と、
    前記透明石英管の内部に配置された赤外線ランプとから
    なる気相成長装置。
  2. (2)前記透明石英管のサセプターからの距離の遠い方
    の約半分の内面を赤外線の反射率の良い金属等で被膜し
    た反射層をもつことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の気相成長装置。
  3. (3)透明石英管を2重構造とし、内側の石英管と外側
    の石英管との間を空冷する手段を備えたことを特徴とし
    た特許請求の範囲第1項記載の気相成長装置。
JP23803785A 1985-10-24 1985-10-24 気相成長装置 Granted JPS6297324A (ja)

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