JPS6295958A - ステツピングモ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はＯＡ機器等に使用されるステッピングモータに
関するものである。

（従来の技術） ＯＡ機器（オフィスオートメ−７ヨ／機器）に使用され
るステッピングモータは、小型、高性能が要求される。

従来にあってもこの点は配慮されており、充分なる機能
を果してはいたが、ＯＡ機器の著しい進歩に伴ない、更
に小屋で高性能のものが求められるようになってきた。

ここで従来用いられているステッピングモータの一例を
第４図により説明する。１は回転軸であって、軸受２，
５によって回転自在に支持されているものである。回転
軸１には、永久磁石からなるロータアッセンブリ４が取
付ケラれておす、次に述べるステータアッセンブリ５と
の間の磁気作用によって回転力を発生するようになって
いる。

軸受２，３間には、２分割され突合わせた状態で図示す
るようにコ字状を成すステータカバー６が取付けられて
おり、コイル７．８とシェルプレー）９．ｊＯとを覆っ
ている。１１はフロントステータ、１２，１５はコイル
７．８に接続されたリード線である。第５図は第４図の
もののロータアッセンブリ４の形状を示すものである。

この図に示したように、ロータアッセンブリ４は円筒形
をしておシ、その周面にＮ極とＳ極が交互に着磁されて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） 上記したような構造のステッピングモータでは、ロータ
アッセンブリの形状が円筒形であり、しかも着磁位置が
その局面である都合上、所定の長さが必要であるのでど
うしても大きくなシ膀ちであり、これに起因して、ステ
ッピングモータの全体形状も、小型化に限界が生ずる問
題があった。本発明はこの問題を解決することを目的と
して成されたものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決するために、ステッピングモ
ータの構成を、薄型円盤の平面を放射状に多極着磁して
永久磁石としたロータを設け、該ロータの平面に多数の
ヨーク片を対向させてステータヨークを配設し、該ステ
ータヨークに前記ヨーク片を励磁するコイルを装着した
ものとしたのである。

（作　用） このような構成とすれば、ロータが薄型の円盤になるの
で、著しく小型に々す、全体形状を小さく、また高性能
にすることができる。

（実施例） 次に、本発明の一実施例を第１図について、第４図と同
一の部材には同一の符号を付して説明すると、この発明
ではロータ１４（第４図のもののロータアッセンブリ４
に相当）に改良が加えられ、第２図に示すような薄型円
盤になっている。このロータ１４はサマリウムコバルト
を使用したもので、平面に放射状に多極着磁されて永久
磁石となっている。このためステータアッセンブリにも
改良が加えられている。

第３図は第１図のものの全体を分解状態で示したもので
あり、ロータ１４′！ｉ−中心にしてこれを囲むように
各種部品が組付けられるところを表わしている。すなわ
ち、ロータ１４の外側には樹脂製のリング１５が設けら
れ、このリング１５の内側でロータ１４の左右面に対向
するところには、鉄質材料からなるシェルプレート１６
゜１７が、回転軸１を回転自在に支持するようにして設
けられている。シェルプレート１６．１７は鉄質材料か
らなるリング状のシェルステータ１８．１？の内面で支
持される。このシェルステータ１８，１９はシェルプレ
ート１６．１７とともニステータヨークを形成する。シ
ェルステータ１８．１９の内側にはコイル７．８が収納
されており、その外側は、それぞれ中心部に軸受２０゜
２１をステータアッセンブリ２２．２５で覆われている
。ステータアッセンブリ２２．２３も鉄質材料で形成さ
れている。

コノヨうに構成されたこのステッピングモー’　ハｓ　
コイ／Ｉ／　７　、　ａに通電することにょシ、シェル
プレートＬ６，１７とシェルステータ１８，１９からな
るステータヨークを励磁して使用する。

シェルプレー）１６．１７は第３図に示すようにヨーク
片１６３．１７ａ　が放射状に突出する形状をしている
ので、これが着磁されることにょシ、平面に放射状に多
極着磁されたロータ１４との間で電磁干渉を生じ、これ
がロータ１４を回転　′させる力となる。

（発明の効果） 本発明は以上説明したように構成したものであるから、
次のような効果がある。

■　薄型円盤の平面に放射状に多極着磁してロータを形
成するので、磁極面積を大きくとれることになり、高出
力化が可能となる。

■　希土類（サマリウムコバルト）ヲ採用できるので、
高出力化が可能である。

■　ロータが円盤であることから慣性モーメントがきわ
めて小さいので、高回転化が可能である。

■　従来のものに比し、コイルの巻線スペースを大きく
とることができ、また二つのコイル間の磁気干渉を防ぐ
設計ができる。

■　構造上、薄型、小型化が容易であり、低コスト化が
図れる。

■　各部品の形状が簡単であるので、製造工程を簡略化
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の縦断面図、第２図は第１図
中のロータの斜視図、第３図は第１図のものを分解した
状態で示した斜視図、第４図は従来のものの縦断面図、
第５図は第４図中のロータの斜視図である。 １・・・回転軸　　　　　７，８・・・コイル１４・・
・ｏ−夕１６，１７・・・シェルプレート１６ａ、　１
７ａ　−−−ヨーク片　１８．１９．、、シェルステー
タ特許出願人　　ミネベア株式会社 （ほか１名） 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）薄型円盤の平面を放射状に多極着磁して永久磁石
   としたロータを設け、該ロータの平面に多数のヨーク片
   を対向させてステータヨークを配設し、該ステータヨー
   クに前記ヨーク片を励磁するコイルを装着したことを特
   徴とするステツピングモータ。