JPS6294876A - 用紙剥離装置 - Google Patents
用紙剥離装置Info
- Publication number
- JPS6294876A JPS6294876A JP60233410A JP23341085A JPS6294876A JP S6294876 A JPS6294876 A JP S6294876A JP 60233410 A JP60233410 A JP 60233410A JP 23341085 A JP23341085 A JP 23341085A JP S6294876 A JPS6294876 A JP S6294876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support shaft
- peeling
- paper
- peeling claw
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、トナー像の転写形成された用紙を感光体表面
から剥離する用紙剥離装置に係わり、特に剥離手段とし
て剥離爪を利用した用紙剥離装置の改良に関するもので
ある。
から剥離する用紙剥離装置に係わり、特に剥離手段とし
て剥離爪を利用した用紙剥離装置の改良に関するもので
ある。
[従来の技術]
従来の用紙剥all装置としては、感光体表面から適宜
吸引手段により用れ(を強制的に剥離1°る装置、用紙
の一端側を剥離ベルト等により強制的に押え込んで剥離
する所謂ベルトストリップと称する装置、ベルト状の感
光体を使用する機種に特に採用されている所謂セルフス
トリップと称する自然剥離装置、あるいは感光体表面に
その先端部が当接する剥離爪により強制的に用紙を剥離
する装置等が知られている。
吸引手段により用れ(を強制的に剥離1°る装置、用紙
の一端側を剥離ベルト等により強制的に押え込んで剥離
する所謂ベルトストリップと称する装置、ベルト状の感
光体を使用する機種に特に採用されている所謂セルフス
トリップと称する自然剥離装置、あるいは感光体表面に
その先端部が当接する剥離爪により強制的に用紙を剥離
する装置等が知られている。
しかしながら第一の吸引手段により剥離する装置は、そ
の剥離性が優れている反面装置が大型となりかつコスト
も嵩んであまり実用的でないため、超高速の装置に採用
されるに止どまっている。また第二の剥離ベルト等によ
り用紙を剥離する装置は第一の装置と同様剥離性が優れ
ているが、上記ベルトと接する用紙の一端側にトナー像
が形成されなくなるため、用紙全面にコピーがされなく
なるといった弊害があった。また第三のセルフストップ
と称する装置は、特別な剥離手段を設ける必要がなくコ
ストが安価である反面剥離性の面で劣り、特に第二原図
用紙等用紙の厚みが薄い場合に剥離性が極端に低下する
といった弊害があった。
の剥離性が優れている反面装置が大型となりかつコスト
も嵩んであまり実用的でないため、超高速の装置に採用
されるに止どまっている。また第二の剥離ベルト等によ
り用紙を剥離する装置は第一の装置と同様剥離性が優れ
ているが、上記ベルトと接する用紙の一端側にトナー像
が形成されなくなるため、用紙全面にコピーがされなく
なるといった弊害があった。また第三のセルフストップ
と称する装置は、特別な剥離手段を設ける必要がなくコ
ストが安価である反面剥離性の面で劣り、特に第二原図
用紙等用紙の厚みが薄い場合に剥離性が極端に低下する
といった弊害があった。
一方第四の剥離爪により用紙を剥離する装置は、第一〜
第三の装置と較べて比較的コストが安価でかつ用紙全面
にコピーが可能であり、しかも剥離爪の形状、材質、本
数、取付は方法等を適宜選択することにより剥離性も十
分となるため広く採用されている。
第三の装置と較べて比較的コストが安価でかつ用紙全面
にコピーが可能であり、しかも剥離爪の形状、材質、本
数、取付は方法等を適宜選択することにより剥離性も十
分となるため広く採用されている。
ところでこの剥離爪を利用する上記装置は第8図〜第9
図に示すように、矢印方向へ回動する感光ドラム(a)
の周囲に配置されたトナー転写用の転写装置(k))と
、トナー転写後の感光ドラム(a)表面を清掃するクリ
ーニング装置(C)との間に配設されており、クリーニ
ング装置(C)の下部側に設けられたブラケット(d)
に、剥離爪(e)の基端側を回動可能に軸受けすると共
に、その先端側を自重又はスプリング等により感光ド5
ム(a)表面へ0.5of 〜3gfPi!度の圧接力
でもって当接させて取付けられている。尚感光ドラム(
a)表面に傷を付けないようにするため、必要時にのみ
剥離爪(e)の先端側が感光ドラム(a)表面に当接す
るようにリトラクト機構(図示せず)を付設させたタイ
プや、ソレノイドく図示せず)等を利用して剥離爪(e
)をその支軸(0)上を軸方向に沿って往復動させ、感
光ドラム(a)への接触位置を分散させて感光ドラム(
a)表面の損傷を最小限に抑制するタイプも利用されて
いる。
図に示すように、矢印方向へ回動する感光ドラム(a)
の周囲に配置されたトナー転写用の転写装置(k))と
、トナー転写後の感光ドラム(a)表面を清掃するクリ
ーニング装置(C)との間に配設されており、クリーニ
ング装置(C)の下部側に設けられたブラケット(d)
に、剥離爪(e)の基端側を回動可能に軸受けすると共
に、その先端側を自重又はスプリング等により感光ド5
ム(a)表面へ0.5of 〜3gfPi!度の圧接力
でもって当接させて取付けられている。尚感光ドラム(
a)表面に傷を付けないようにするため、必要時にのみ
剥離爪(e)の先端側が感光ドラム(a)表面に当接す
るようにリトラクト機構(図示せず)を付設させたタイ
プや、ソレノイドく図示せず)等を利用して剥離爪(e
)をその支軸(0)上を軸方向に沿って往復動させ、感
光ドラム(a)への接触位置を分散させて感光ドラム(
a)表面の損傷を最小限に抑制するタイプも利用されて
いる。
しかしながら従来のこの種の用紙剥離装置は、上記した
ように最もトナー汚染の発生し易いクリーニング装置(
C)の下方側に通常配置されているため、クリーニング
装置(C)から落下してくるトナーや、上記剥離爪(e
)により感光ドラム(a)表面から掻き落されるトナー
が、上記支軸(lや軸受は部(f)に、あるいは剥離爪
(e)と支軸(a)間に介装されたブツシュ(h)等に
付着し、更には上記軸受は部(f)と支軸(0)との接
触部位及び支軸(g)とブツシュ(h)との接触部位の
隙間に侵入してしまう場合があり、その隙間が狭まって
支軸(Q)や剥離爪(e)の回動不良を起こす欠点があ
った。
ように最もトナー汚染の発生し易いクリーニング装置(
C)の下方側に通常配置されているため、クリーニング
装置(C)から落下してくるトナーや、上記剥離爪(e
)により感光ドラム(a)表面から掻き落されるトナー
が、上記支軸(lや軸受は部(f)に、あるいは剥離爪
(e)と支軸(a)間に介装されたブツシュ(h)等に
付着し、更には上記軸受は部(f)と支軸(0)との接
触部位及び支軸(g)とブツシュ(h)との接触部位の
隙間に侵入してしまう場合があり、その隙間が狭まって
支軸(Q)や剥離爪(e)の回動不良を起こす欠点があ
った。
特に支軸(iと上記ブツシュ(h)との嵌合の隙間寸法
は、上記感光ドラム(a)への剥離爪(e)の圧接力並
びにその接触部の平行度を一定に保つ関係上数十μTr
L〜150μmPi!度に調整されているため、この隙
間にトナーが侵入すると剥離爪(e)が即座に回動不良
を起こして上記圧接力が変化し、その剥離性能が劣化し
て紙詰まりを起こす欠点があった。
は、上記感光ドラム(a)への剥離爪(e)の圧接力並
びにその接触部の平行度を一定に保つ関係上数十μTr
L〜150μmPi!度に調整されているため、この隙
間にトナーが侵入すると剥離爪(e)が即座に回動不良
を起こして上記圧接力が変化し、その剥離性能が劣化し
て紙詰まりを起こす欠点があった。
しかも上記剥離爪(e)の先端部が感光ドラム(a)か
ら離れた位置で停止した場合、この剥離爪(e)が用紙
(i)のトナー像形成面に当接してその一部を削ってし
まうため、コピー像に白扱けや黒筋を発生させてその画
質を著しく劣化させる欠点があった。
ら離れた位置で停止した場合、この剥離爪(e)が用紙
(i)のトナー像形成面に当接してその一部を削ってし
まうため、コピー像に白扱けや黒筋を発生させてその画
質を著しく劣化させる欠点があった。
そこで上記欠点を解消するため特開昭60−95469
号公報には、上記剥離爪(e)を支持する支軸(0)の
軸受は部(f)の軸受面に、トナー等の異物を逃がす逃
げ部を施した軸受は装置が開示されている。そしてこの
装置によると、上記支軸(Q)と軸受は部(f)との隙
間に侵入したトナー等の異物が軸受面の逃げ部に収集さ
れるため、上記隙間が異物によって詰まらなくなり、剥
離爪(e)の回動が妨げられなくなって剥離性能が劣化
しない効果を有するものであった。
号公報には、上記剥離爪(e)を支持する支軸(0)の
軸受は部(f)の軸受面に、トナー等の異物を逃がす逃
げ部を施した軸受は装置が開示されている。そしてこの
装置によると、上記支軸(Q)と軸受は部(f)との隙
間に侵入したトナー等の異物が軸受面の逃げ部に収集さ
れるため、上記隙間が異物によって詰まらなくなり、剥
離爪(e)の回動が妨げられなくなって剥離性能が劣化
しない効果を有するものであった。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながらこの装置においても、この装置を長期に亘
って使用した場合、上記軸受面に形成された逃げ部がト
ナー等の異物により満たされてくるため、従来同様剥離
爪(e)の回動が妨げられる問題点があった。
って使用した場合、上記軸受面に形成された逃げ部がト
ナー等の異物により満たされてくるため、従来同様剥離
爪(e)の回動が妨げられる問題点があった。
このため上記装置においては、逃げ部に溜ったトナー等
の異物を定期的に取除く必要があり、かかる場合上記逃
げ部は軸受は部(f)の内側にあって露出していないた
め、軸受は部(f)から、E記支軸(lを抜出して清掃
する必要があった。
の異物を定期的に取除く必要があり、かかる場合上記逃
げ部は軸受は部(f)の内側にあって露出していないた
め、軸受は部(f)から、E記支軸(lを抜出して清掃
する必要があった。
従って上記清掃作業の度に装置を分解して組立て直す必
要があり、その保守管理が面倒となる問題点があった。
要があり、その保守管理が面倒となる問題点があった。
[問題点を解決するための手段]
本発明は以上の問題点に着目してなされたもので、その
課題とするところは、上記剥離爪の支軸とこの支軸に摺
接する軸受は部やブツシュ等の摺接部材との隙間にトナ
ー等の異物が詰まらないようにすると共に、その保守管
理を簡略化させて剥離性能を長期に亘って簡単に維持で
きるようにした用紙剥離装置を提供することにある。
課題とするところは、上記剥離爪の支軸とこの支軸に摺
接する軸受は部やブツシュ等の摺接部材との隙間にトナ
ー等の異物が詰まらないようにすると共に、その保守管
理を簡略化させて剥離性能を長期に亘って簡単に維持で
きるようにした用紙剥離装置を提供することにある。
すなわら本発明は、感光体の近傍位置に剥離爪を配設し
、その基端側を回動可能に軸受けすると共に、その先端
側を感光体表面へ当接させてその表面から用紙を剥離す
゛る用紙剥離装置において、上記剥離爪を支持する支軸
の外周面に、その外周方向に沿って支軸とこの支軸に摺
接する摺接部材との隙間に侵入するトナー等の異物を、
その摺接面から除去するための凹溝部を形成したことを
特徴とづるものである。
、その基端側を回動可能に軸受けすると共に、その先端
側を感光体表面へ当接させてその表面から用紙を剥離す
゛る用紙剥離装置において、上記剥離爪を支持する支軸
の外周面に、その外周方向に沿って支軸とこの支軸に摺
接する摺接部材との隙間に侵入するトナー等の異物を、
その摺接面から除去するための凹溝部を形成したことを
特徴とづるものである。
[作用]
そして本発明は以下のように作用する。Jなわち本発明
の用紙剥離装置においては、上記剥離爪を支持する支軸
とこの支軸に摺接する摺接部材との隙間に侵入したトナ
ー等の異物が、この支軸あるいは摺接部材の回動に伴っ
て支軸の外周面に形成した凹溝部内に収集されるため、
上記隙間にトナー等の異物が詰まることがなく、上記剥
離爪あるいはその支軸の回動が妨げられなくなって剥離
爪の先端部を感光体表面へ所定の圧接力でもって当接さ
せることができる。
の用紙剥離装置においては、上記剥離爪を支持する支軸
とこの支軸に摺接する摺接部材との隙間に侵入したトナ
ー等の異物が、この支軸あるいは摺接部材の回動に伴っ
て支軸の外周面に形成した凹溝部内に収集されるため、
上記隙間にトナー等の異物が詰まることがなく、上記剥
離爪あるいはその支軸の回動が妨げられなくなって剥離
爪の先端部を感光体表面へ所定の圧接力でもって当接さ
せることができる。
しかも上記支軸に形成された凹溝部は、支軸あるいは摺
接部材を軸方向に移動させてその接触位置をずらすだけ
で露出させることができるため、装置を分解することな
く上記清掃作業が可能となり、その保守管理が簡略化さ
れて長期に亘って安定した剥離性能を簡単に維持するこ
とが可能となる。
接部材を軸方向に移動させてその接触位置をずらすだけ
で露出させることができるため、装置を分解することな
く上記清掃作業が可能となり、その保守管理が簡略化さ
れて長期に亘って安定した剥離性能を簡単に維持するこ
とが可能となる。
[実施例]
以下本発明の実施例について図面を参照にして詳細に説
明すると、この用紙剥離装置は第1図〜第7図に示−寸
ように、感光ドラム(1)に対向配置されたクリーニン
グ装置(2)の下部側に下方に向って垂設された二組の
第一支持片(3)(3)並びに第二支持片(4)(4)
と、これ等支持片(3)(3)(4)(4)により保持
された支軸(5)と、ブツシュ(6)を介して上記支軸
(5)に回動可能に枢着された剥離爪(7)とから構成
されている。
明すると、この用紙剥離装置は第1図〜第7図に示−寸
ように、感光ドラム(1)に対向配置されたクリーニン
グ装置(2)の下部側に下方に向って垂設された二組の
第一支持片(3)(3)並びに第二支持片(4)(4)
と、これ等支持片(3)(3)(4)(4)により保持
された支軸(5)と、ブツシュ(6)を介して上記支軸
(5)に回動可能に枢着された剥離爪(7)とから構成
されている。
まず上記−組の第一支持片(3)(3)は、第1図〜第
2図に示すようにクリーニング装置(2)の下面側に上
記支軸(5)の軸方向に適宜間隔を設けて平行に垂設さ
れた板材にて構成されており、その感光ドラム(1)側
の下方側端部にはL字形状の切欠部(8)が形成されて
いる。
2図に示すようにクリーニング装置(2)の下面側に上
記支軸(5)の軸方向に適宜間隔を設けて平行に垂設さ
れた板材にて構成されており、その感光ドラム(1)側
の下方側端部にはL字形状の切欠部(8)が形成されて
いる。
一方上記一組の第二支持片(4)(4)は、プラスチッ
ク等の弾性変形可能な材料にて構成され、第一支持片(
3)と同様にクリーニング装置(2)の下面側に支軸(
5)の軸方向に間隔を設けて垂設されており、かつその
先端側が第5図に示すように上記支軸(5)側に若干曲
げられてこの先端部と上記第一支持片(3)の切欠部(
8)とで軸受部(9)を形成している。すなわち上記切
欠部(8)と第二支持片(4)の先端部とは上記支軸(
5)の直径よりも若干狭い間隔をおいて互いに対峙して
配置されており、上記軸受は部(9)へ支軸(5)を押
し込んだ際この支軸(5)が第二支持片(4)の弾性力
により上記切欠部(8)へ押圧されて位置決めされると
共に、切欠部(8)と第二支持片(4)とにより挟持さ
れてスナップ嵌合するようになっている。なお第2図に
示すようにこの装置においては、上記第一支持片(3)
(3)と第二支持片(4)(4)とが上記支軸(5)の
軸方向にその位置をずらして配置されているため、支軸
(5)は上記各支持片(3)(3)(4)(4)の四箇
所で支持されて強固にかつ確実に保持されるようになっ
ている。
ク等の弾性変形可能な材料にて構成され、第一支持片(
3)と同様にクリーニング装置(2)の下面側に支軸(
5)の軸方向に間隔を設けて垂設されており、かつその
先端側が第5図に示すように上記支軸(5)側に若干曲
げられてこの先端部と上記第一支持片(3)の切欠部(
8)とで軸受部(9)を形成している。すなわち上記切
欠部(8)と第二支持片(4)の先端部とは上記支軸(
5)の直径よりも若干狭い間隔をおいて互いに対峙して
配置されており、上記軸受は部(9)へ支軸(5)を押
し込んだ際この支軸(5)が第二支持片(4)の弾性力
により上記切欠部(8)へ押圧されて位置決めされると
共に、切欠部(8)と第二支持片(4)とにより挟持さ
れてスナップ嵌合するようになっている。なお第2図に
示すようにこの装置においては、上記第一支持片(3)
(3)と第二支持片(4)(4)とが上記支軸(5)の
軸方向にその位置をずらして配置されているため、支軸
(5)は上記各支持片(3)(3)(4)(4)の四箇
所で支持されて強固にかつ確実に保持されるようになっ
ている。
また剥離爪(7)を保持する上記支軸(5)は、表面仕
上げを行ったステンレスにて構成されており、第6図に
示すようにその一端側に7ランジ部(10)が設けられ
ていると共に、他端側には7ランジ部(10)と共動し
て支軸(5)の不用意の抜出しを防止するストッパ用部
材(11)が支軸(5)に対してη鋭可能に取付けられ
ている。
上げを行ったステンレスにて構成されており、第6図に
示すようにその一端側に7ランジ部(10)が設けられ
ていると共に、他端側には7ランジ部(10)と共動し
て支軸(5)の不用意の抜出しを防止するストッパ用部
材(11)が支軸(5)に対してη鋭可能に取付けられ
ている。
そして上記支軸(5)の略中央部には、上記ブツシュ(
6)と支軸(5)間に侵入したトナー等の異物を除くた
めの凹溝(12)がその外周方向に沿って連続的に形成
されている。尚上記凹溝(12)の幅寸法(11)は、
ブツシュ(6)の長さ寸法(12)に対して極力大きい
方が好ましく、支軸(5)とブツシュ(6)間において
非接触面積が接触面積より大きくしてその摩擦力がより
小さくなるように形成されている。また」−記凹溝(1
2)は必ずしも連続的に設ける必要はなく、第7図に示
すように支軸(5)の外周方向に沿って間欠的に形成し
ても良い。
6)と支軸(5)間に侵入したトナー等の異物を除くた
めの凹溝(12)がその外周方向に沿って連続的に形成
されている。尚上記凹溝(12)の幅寸法(11)は、
ブツシュ(6)の長さ寸法(12)に対して極力大きい
方が好ましく、支軸(5)とブツシュ(6)間において
非接触面積が接触面積より大きくしてその摩擦力がより
小さくなるように形成されている。また」−記凹溝(1
2)は必ずしも連続的に設ける必要はなく、第7図に示
すように支軸(5)の外周方向に沿って間欠的に形成し
ても良い。
また上記支軸(5)に保持される剥離爪(7)は、第1
図〜第3図に示すように上記支軸(5)に対して回動可
能に枢着された保持部材(13)と、この保持部材(1
3)の先端に形成されて上記感光ドラム(1)表面へ当
接する剥離爪部材(14)とで構成されている。すなわ
ら上記保持部材(13)は、例えばABS樹脂あるいは
ポリカーボネート樹脂等の強度を有する材料にて構成さ
れており、かつその中間部には第3図に示ずように上記
支軸(5)に嵌合す・る上記ブツシュ(6)が突設され
ている。尚この保持部材(13)のブツシュ(6)と支
軸(5)との嵌合の隙間寸法は、50μm〜70μmの
範囲が好ましい。その理由はこの範囲以下であると支軸
(5)と保持部材(13)との嵌合がしつくりしずぎて
僅かな外部からの要因により上記剥離爪(7)の回転が
不良になり易くなり、一方上記範囲以上であるとがたつ
きが生じて剥離爪(7)の感光ドラム(1)との接触部
の平行度が損われたり、感光ドラム(1)又はクリーニ
ング装置(2)の振動を拾って感光ドラム(1)への接
触が不安定となって剥離性能の低下を来たすからである
。
図〜第3図に示すように上記支軸(5)に対して回動可
能に枢着された保持部材(13)と、この保持部材(1
3)の先端に形成されて上記感光ドラム(1)表面へ当
接する剥離爪部材(14)とで構成されている。すなわ
ら上記保持部材(13)は、例えばABS樹脂あるいは
ポリカーボネート樹脂等の強度を有する材料にて構成さ
れており、かつその中間部には第3図に示ずように上記
支軸(5)に嵌合す・る上記ブツシュ(6)が突設され
ている。尚この保持部材(13)のブツシュ(6)と支
軸(5)との嵌合の隙間寸法は、50μm〜70μmの
範囲が好ましい。その理由はこの範囲以下であると支軸
(5)と保持部材(13)との嵌合がしつくりしずぎて
僅かな外部からの要因により上記剥離爪(7)の回転が
不良になり易くなり、一方上記範囲以上であるとがたつ
きが生じて剥離爪(7)の感光ドラム(1)との接触部
の平行度が損われたり、感光ドラム(1)又はクリーニ
ング装置(2)の振動を拾って感光ドラム(1)への接
触が不安定となって剥離性能の低下を来たすからである
。
一方上記保持部材(13)の先端部に取付けられる剥離
爪部材(14)は、ステンレス等の金属材、ポリアミド
イミド系のプラスチックあるいはゴム硬度70〜95度
程度のポリウレタンゴム等により形成されている。尚剥
離爪部材(14)をプラスチックにより構成する場合に
おいては、上記保持部材(13)と剥離爪部U(14)
とを一体に形成することもできる。
爪部材(14)は、ステンレス等の金属材、ポリアミド
イミド系のプラスチックあるいはゴム硬度70〜95度
程度のポリウレタンゴム等により形成されている。尚剥
離爪部材(14)をプラスチックにより構成する場合に
おいては、上記保持部材(13)と剥離爪部U(14)
とを一体に形成することもできる。
更に上記剥離爪(7)の保持部材(13)には、第1図
及び第2図に示すようにその剥離爪部材(14)と反対
側端部に荷重印加用ウェイト(15)が一体内に埋め込
まれており、このウェイ1−(15)の重量のバランス
により、上記剥離爪部材(14)の先端が感光ドラム(
1)に対して0.3g[〜3Qf稈度の圧接力で接触す
るように設定されている。
及び第2図に示すようにその剥離爪部材(14)と反対
側端部に荷重印加用ウェイト(15)が一体内に埋め込
まれており、このウェイ1−(15)の重量のバランス
により、上記剥離爪部材(14)の先端が感光ドラム(
1)に対して0.3g[〜3Qf稈度の圧接力で接触す
るように設定されている。
尚クリーニング装@(2)の下方側に十分なスペースが
在る場合には、上記ウェイト(15)を設(シることな
く保持部U(13)を支軸(5)から長く伸ばすことに
より必要な印加圧を得ることができる。
在る場合には、上記ウェイト(15)を設(シることな
く保持部U(13)を支軸(5)から長く伸ばすことに
より必要な印加圧を得ることができる。
このように構成された本発明の用紙剥離装置においては
、上記剥離爪(7)を支持する支軸(5)と、この支軸
(5)に摺接するブツシュ(6)との隙間にトナー等の
異物が侵入しても、この異物は上記ブツシュ(6)の回
動に伴って支軸(5)の外周面に形成した凹溝(12)
内に収集されるため、上記隙間に異物が詰まることがな
い。従って剥離爪(7)の回動が阻害されなくなるため
、その先端部を感光ドラム(1)表面へ所定の圧接力で
もって当接させることができ、安定した剥離性能が維持
される。
、上記剥離爪(7)を支持する支軸(5)と、この支軸
(5)に摺接するブツシュ(6)との隙間にトナー等の
異物が侵入しても、この異物は上記ブツシュ(6)の回
動に伴って支軸(5)の外周面に形成した凹溝(12)
内に収集されるため、上記隙間に異物が詰まることがな
い。従って剥離爪(7)の回動が阻害されなくなるため
、その先端部を感光ドラム(1)表面へ所定の圧接力で
もって当接させることができ、安定した剥離性能が維持
される。
しかもこの装置においては、上記支軸(5)に形成され
た凹溝(12)が上記剥離1爪(7)を軸方向へ移動さ
せることにより露出するため、凹溝(12)内に収集さ
れたトナー等の異物を簡単に取除くことができ、装置を
分解することなく請帰作業を実施することができる。
た凹溝(12)が上記剥離1爪(7)を軸方向へ移動さ
せることにより露出するため、凹溝(12)内に収集さ
れたトナー等の異物を簡単に取除くことができ、装置を
分解することなく請帰作業を実施することができる。
また更に、支軸(5)上を軸方向に沿って剥離爪(7)
が往復!IJJ−!J−るタイプにこの装置を適用する
ことにより、剥離爪(7)が移動する度に凹溝(12)
内の異物が自動的に取除かれるため、上記清掃作業が不
必要になってその保守管理を更に簡略化させることがで
きる。
が往復!IJJ−!J−るタイプにこの装置を適用する
ことにより、剥離爪(7)が移動する度に凹溝(12)
内の異物が自動的に取除かれるため、上記清掃作業が不
必要になってその保守管理を更に簡略化させることがで
きる。
尚この実施例にJ3いては、剥離爪(7)の支軸(5)
をクリーニング装置(2)の下面側に設けられた第−並
びに第二支持片(3)(3)(4)(4)とで形成され
る軸受は部(9)にスナップ嵌合させて保持してa3す
、この軸受は部(9)と接する支軸(5)の接触面積が
小さいためこの部分に凹溝部が形成されていないが、こ
の構成に替えて従来のブラケットを利用する場合には、
その軸受は部に接する支軸(5)の外周面にも凹溝部を
形成することが望ましい。
をクリーニング装置(2)の下面側に設けられた第−並
びに第二支持片(3)(3)(4)(4)とで形成され
る軸受は部(9)にスナップ嵌合させて保持してa3す
、この軸受は部(9)と接する支軸(5)の接触面積が
小さいためこの部分に凹溝部が形成されていないが、こ
の構成に替えて従来のブラケットを利用する場合には、
その軸受は部に接する支軸(5)の外周面にも凹溝部を
形成することが望ましい。
[発明の効果1
本発明の用紙剥離装置は以上のように、剥離爪を支持す
る支軸の外周面に凹溝部が形成されているため、支軸と
摺接部材との隙間に侵入したトナー等の異物を上記凹溝
部に収集覆ることができ、上記隙間に異物が詰まること
がない。従って剥離爪等の回動が妨げられなくなるため
、その先端部を感光体表面へ所定の圧接力でもって当接
さ「ることができ、長期に0っで剥離性能を維持するこ
とができる。
る支軸の外周面に凹溝部が形成されているため、支軸と
摺接部材との隙間に侵入したトナー等の異物を上記凹溝
部に収集覆ることができ、上記隙間に異物が詰まること
がない。従って剥離爪等の回動が妨げられなくなるため
、その先端部を感光体表面へ所定の圧接力でもって当接
さ「ることができ、長期に0っで剥離性能を維持するこ
とができる。
しかし上記凹IM部は、支軸あるいは摺接部材を軸方向
にずらすだけで露出するため、凹溝部内に溜った異物を
1?!1中に取除くことができ、h′I帰作業が簡略化
されてその保守管理11を容易にさせる効果を有してい
る。
にずらすだけで露出するため、凹溝部内に溜った異物を
1?!1中に取除くことができ、h′I帰作業が簡略化
されてその保守管理11を容易にさせる効果を有してい
る。
第1図〜第7図は本発明の実施例を示ずものぐ、第1図
は本発明の用紙剥離装置の側面図、第2図は第1図の底
面図、第3図は本発明の剥離爪の要部を示寸平面図、第
4図は本発明の第−並びに第二支持片の要部を示す側面
図、第5図は第4図の一部拡大図、第6図は本発明の支
軸を示J\V面図、第7図(△)及び(B)は変形例に
係る支軸の平面図並びに側面図をそれぞれ示し、また第
8図は従来の用紙剥離装置を示づ”説明図、第9図はそ
の剥離爪の取付は方法を示す斜視図をそれぞれ示してい
る。 [符号説明コ (1)・・・感光ドラム (2)・・・クリーニング装置 (3)・・・第一支持片 (4)・・・第二支持片 (5)・・・支軸 (6)・・・ブツシュ (7)・・・剥離爪 (8)・・・切欠部 (9)・・・軸受は部 (10)・・・フランジ部 (11)・・・ストッパ用部材 (12)・・・凹溝 (13)・・・保持部材 (14)・・・剥1!ill爪部材 (15)・・・ウェイト 第4図 9:軸受(ブ卵第 6 図
11:訃ツノで1#4部羽12:凹A 第7図 第8図 第9図
は本発明の用紙剥離装置の側面図、第2図は第1図の底
面図、第3図は本発明の剥離爪の要部を示寸平面図、第
4図は本発明の第−並びに第二支持片の要部を示す側面
図、第5図は第4図の一部拡大図、第6図は本発明の支
軸を示J\V面図、第7図(△)及び(B)は変形例に
係る支軸の平面図並びに側面図をそれぞれ示し、また第
8図は従来の用紙剥離装置を示づ”説明図、第9図はそ
の剥離爪の取付は方法を示す斜視図をそれぞれ示してい
る。 [符号説明コ (1)・・・感光ドラム (2)・・・クリーニング装置 (3)・・・第一支持片 (4)・・・第二支持片 (5)・・・支軸 (6)・・・ブツシュ (7)・・・剥離爪 (8)・・・切欠部 (9)・・・軸受は部 (10)・・・フランジ部 (11)・・・ストッパ用部材 (12)・・・凹溝 (13)・・・保持部材 (14)・・・剥1!ill爪部材 (15)・・・ウェイト 第4図 9:軸受(ブ卵第 6 図
11:訃ツノで1#4部羽12:凹A 第7図 第8図 第9図
Claims (4)
- (1)感光体の近傍位置に剥離爪を配設し、その基端側
を回動可能に軸受けすると共に、その先端側を感光体表
面へ当接させてその表面から用紙を剥離する用紙剥離装
置において、上記剥離爪を支持する支軸の外周面に、そ
の外周方向に沿つて支軸とこの支軸に摺接する摺接部材
との隙間に侵入するトナー等の異物を、その摺接面から
除去するための凹溝部を形成したことを特徴とする用紙
剥離装置。 - (2)上記凹溝部が、支軸の外周方向に沿つて連続的に
形成された凹溝であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の用紙剥離装置。 - (3)上記凹溝部が、支軸の外周方向に沿って間欠的に
形成された凹溝であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の用紙剥離装置。 - (4)上記凹溝部が、支軸と摺接部材間においてその接
触面積より非接触面積が大きくなるように形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の用紙剥
離装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60233410A JPS6294876A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 用紙剥離装置 |
US06/919,728 US4748473A (en) | 1985-10-21 | 1986-10-16 | Printing apparatus with detack device |
PH34380A PH23555A (en) | 1985-10-21 | 1986-10-17 | Printing apparatus with detack device |
KR1019860008807A KR940010130B1 (ko) | 1985-10-21 | 1986-10-21 | 종이 필링장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60233410A JPS6294876A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 用紙剥離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294876A true JPS6294876A (ja) | 1987-05-01 |
JPH0477915B2 JPH0477915B2 (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=16954625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60233410A Granted JPS6294876A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 用紙剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6294876A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326683A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Duplo Corp | 給紙装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6095469A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP60233410A patent/JPS6294876A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6095469A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326683A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Duplo Corp | 給紙装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477915B2 (ja) | 1992-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4247196A (en) | Cleaning device for use in electrophotographic copying machines | |
EP1189116B1 (en) | Roller device for an image transferring device | |
KR940010130B1 (ko) | 종이 필링장치 | |
JPH08146784A (ja) | 多方向駆動機構およびこれを用いた画像形成機の転写装置 | |
US7043188B2 (en) | Cleaning device for cleaning a moving surface | |
JPS6294876A (ja) | 用紙剥離装置 | |
JPS57176083A (en) | Photoreceptor cleaning method of electrostatic copying machine | |
JP2003076117A (ja) | 帯電ローラの感光ドラムへの加圧当接力を軽減ないし解除及び復帰させる方法及びプロセスカートリッジ | |
JP2001337558A (ja) | 潤滑剤塗布装置および画像形成装置 | |
JPH0131627B2 (ja) | ||
JPH079172Y2 (ja) | クリーニング装置 | |
JPH0477914B2 (ja) | ||
JPH065441B2 (ja) | クリ−ニング装置 | |
JPS646524Y2 (ja) | ||
JPH0143717Y2 (ja) | ||
EP0990958A3 (en) | Roller cleaning apparatus of liquid electrophotographic printer | |
JPH1039720A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH068608Y2 (ja) | クリ−ニング装置 | |
JP3001250B2 (ja) | 画像形成装置の定着装置 | |
JPS6230038Y2 (ja) | ||
JPH0553491A (ja) | クリーニング装置 | |
JPH0950217A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH02764Y2 (ja) | ||
JPH09258568A (ja) | 転写装置 | |
JPS6490481A (en) | Image recorder |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |