JPS6294377A - 証券に真贋目印を製造する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、紙幣、小切手等の証券類に真雁目印（］−
ド化目印）を製造する方法に関する。

証券類、１）に紙幣の偽造防止は、支払流通において重
要な要素である。証券の製造に費用をか！Ｊればか（）
るほと偽造の企ても少なくなり、国丙口］外で支払手段
に対する信用も増し、結局自１１の経済に役立つ。

高い偽造防止は、なかんずく偽造品の製造費が割に合わ
ない場合又は偽造品を使用しても発覚の可能性が大きい
場合達成される。

しかし複製技術（カラースキャナ、カラー複写機、自動
製版）の急速な技術開発により、益々多くの人に、いわ
ゆる印象偽造品を得るため特に印刷画像部分を比較的容
易に模造することのできる高級器械の利用を可能にした
。それゆえ基材、一般に紙が特に重要となる。偽造防止
を高めるため特殊紙にはすき入れ、安全ストリップ及び
混合繊維が備えられる。

この発明は、潜在的偽造者に備え更に技術的防古策を提
供することを目的とする。

す＜Ｔわら本発明による証券に真賄目印（］−ド化目印
）を製造りる方法は、印刷した又は未印刷の紙類から＜
ｒる証券の上に速度及び／叉は強さを制御したレーク“
光線を照ｑ・１して、例えばインキ層の一部又【、創全
部を除去すること及び／又は紙類の繊維組織を変えるこ
とによって、前記証券の上に少なくとも１つのレリーフ
状真贋目印を製）告することを特徴とするものである。

上記の紙類としてはいかなる方法によって作製された：
ｂのでもよく、引合によって（ま合成紙でもよい。

本発明方法においては、上記のようにして製造された真
＠［１印に、用台によってはさらに別の工程を経たのＩ
５又は引続ぎ行なう工程で、特に機械内厚１０に抗して
保存する処理を施すことができる。

本発明方法を適用すると、紙が（主にサイズ剤の気化に
より）膨張し、従って’ｍ、Ｍｔの組織女化がひき起こ
される。この膨張により紙の表面に偽造防止技術上自重
な隆起部が生じる。レーザ光線を転向させて任意の図案
を生成することができる。更に、焦点及び強さを変えて
さまざまな幅及び高さのレリーフ画線を生成することが
できる。

この方法を紙のすき入れと引合せて適用すると特に有利
であり、特にレーザの働きで生成するレリーフ画線をす
き入れ部分と交差させると偽造防止価値が高まる。

本発明による技術なくしても、箔押し、スクラッチ、オ
ーバープリント等により偽造の企ては不器用な模造とし
て暴くことができるであろう。真贋目印の保存処理を行
う場合、これにはワニス、インキ又は熱硬化性合成樹脂
を使用することができる。かような保存手段の除去等を
児Ｉ友くため保存処理部螢光物質も加えることができる
。保存処理のためコーティング、ニス引き、印刷等以外
の方法を適用することもできるが、しかしその場合意図
的部分塗布が困難であり、熱効果はレー量ア加工の直接
に連続処理する場合にのみ利用することができる。本発
明によれば主に凹版印刷で設（）たインキ層も、あるい
は証券類に貞１貧［１印を製造りるプラスチック版も、
ざまざまイｚ−ｓｌ法の版、’Ｉｊｉに階段構造や格子
構造を得るため表面から定ＨＸ的に蒸発さ廿ることがで
きる。安全技術士内申＞２ががる微細構造は、通常の印
刷法では二すはや製造することができず、紙幣自動検査
機で機械的に読取るのにｂ適している。例えば色の階調
構造を製造りることができ、階調レベルは］ヒーレン１
〜光学法又は顕微鏡対物１ノンズと並進段とから成る自
動焦点調節装置により光軸の方向に測定し分析される。

インキを取り除くことによりレリーフ構造も達成するこ
とができ、その特徴的外見は例えば陰影効宋、さまざま
な角度から見た場合のモチーフ変化等により識別するこ
とができる。

本発明の１つの実施例では、製紙中、好ましくは艶付け
前にレーザ光線を動作させるよう１こすることができる
。その際レーザ光線によりレリーフ図案の形成が光線の
案内に応じて達成される。部側（）前の適用は、進行速
度が比較的遅いことによりレー’ｔ　’％　Ｈの最適利
用を達成しか−〇　− つ俊続の艶イ旧りにより紙１１Ｉｉ紐構造の表面固化が
イ【おひき起こされるという利点をもたらす。例えばサ
イズ剤、填料等のエネルギー吸収物質をバルブに）昆大
して膨張効果又は保存゛［）１を高めることも考えられ
る。

真贋目印は、レーザ光線を紙に当てることにより、印刷
操作の間に紙上に生成することもできる。

本発明方法の更に別の実施例によれば、レーザ光源を偏
向又は変位させ、偏向又は変位させたレーザ光線を、搬
送方向を横切ってＨいに離間したコピー列に当てるよう
にすることができる。その際」ピー列は、紙上の搬送方
向に延びたス１〜リップであり、これに印刷して証券が
製造される。

本発明方法を実Ｍ口するのに適した装置は、レーク“光
線の偏向又は変位のため制御器により移動可能な鏡配列
が設【ノであることを特徴としている。こ配首は、紙の
走行方向を横切るコピーも達成されるよう行うこともで
きる。枚葉紙印刷、巻取紙印刷、或いは、真贋標識のた
め甲−紙幣の搬送時にも、基本的に同一の構造を適用す
ることができる。

本発明装置の更に別の４１６成では、保存剤を敢出し特
に制御器を介し移動する吹イ・１ノズルがレーザ光線に
）０従し、レーク“光線により生成したレリーフにノズ
ルの噴流が当てられる。吹ト１ノズルを使って例えばり
ニス、インキ又は熱硬化性合成樹脂のごとき保存剤を、
生成したレリーフ画線の表面又（ｊ１内部に吹イ・口Ｊ
ることができ、これが繊組の浸ｉ１ｖ＋をひき起こすと
ともに紙の空隙内にも侵入覆る。右利には螢光物質が加
えられる。

鏡配列の動さと吹イ・１ノズルの動きとを同一の制御器
ににり制御りれば、本発明装置の１ｇ＾造簡木簡素化成
り−ることができる。２つの要素を操作するのに必東イ
１のは甲−の制御器を使用り−ることだけとなる。

以下、図面を呈にこの発明を例示する。

図面におい１１はレーザ光源である。レーロア光線はＸ
　Ｙ音響光学変調器２に到達し、その中で真贋目印の図
案（断面形）を生成するため偏向される。図面において
３は連続紙又は全紙であり、その上に例えば３列の印刷
用コピー列３ａ、３ｂ、３ｃがある。装置内にある回転
鏡４はレーザ光線を印刷コピー内の各位置に向ける。固
定式転向鏡５を介しレーザ光線は各コピーに転向される
。

コピー「１］文の紙送りを行う間、搬送方向を横切って
相並んだ印刷コピーに真贋目印が連続的に製造される。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明方法を実施する装置の実施例を示す概要
図である。 １・・・レーザ光源、２・・・ＸＹ音響光学変調器、３
・・・紙、３ａ、３ｂ、３ｃ・・・コピー列、４・・・
鏡、５・・・転向鏡。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、印刷した又は未印刷の紙類からなる証券の上に速度
   及び／又は強さを制御したレーザ光線を照射して、例え
   ばインキ層の一部又は全部を除去すること及び／又は紙
   類の繊維組織を変えることによって、前記証券の上に少
   なくとも１つのレリーフ状真贋目印を製造し、必要に応
   じて前記真贋目印に特に機械的摩損に抗して保存する処
   理を施すことを特徴とする証券に真贋目印を製造する方
   法。 ２、前記紙類の製紙中、好ましくは艶付け前にレーザ光
   線を照射することを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の方法。 ３、前記紙類の印刷中にレーザ光線を照射して真贋目印
   を製造することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の方法。 ４、レーザ光線を偏向又は変位させ、偏向又は変位させ
   たレーザ光線を、搬送方向を横切って互いにに離間した
   コピー列に当てることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項〜第３項のいずれかに記載の方法。 ５、レーザ光線の偏向又は変位のため、制御器により移
   動可能な鏡配列が設けてあることを特徴とする、特許請
   求の範囲第１項〜第４項のいずれかに記載の方法を実施
   する装置。 ６、保存剤を放出し特に制御器を介し、移動する吹付ノ
   ズルかレーザ光線に追従し、レーザ光線により生成した
   レリーフにノズルの噴流を当てるようにしたことを特徴
   とする、特許請求の範囲第１項〜第４項のいずれかに記
   載の方法を実施する装置。 ７、鏡配列の動きと吹付けノズルの動きとを同一の制御
   器により行なうようにしたことを特徴とする特許請求の
   範囲第５項又は第６項に記載の装置。