JPS6294277A - スリ−ブ軸受引き抜き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、軸受引き抜き装置に関し、特にジーゼルエン
ジンのカム軸ブシュ孔のような機械類の孔からブシュま
たはスリーブ軸受を取り外すための引き抜き装置に関す
る。

（従来の技術） いくつかのエンジン、特にジーゼルエンジンは、エンジ
ンを手入れするときに取り外すのが非常に困難なスリー
ブ軸受を有する。特に厄介なスリーブ軸受け、トラック
に取りつけられたジーゼルエンジンの後部カム軸ブシュ
である。この後部ブシュの取り外しは非常に時間がかか
りかつ費用がかかる。なぜならトラックを工場へ持って
いかなければならず、工場ではブシュを手入れするため
にエンジンまたは変速機を取り外すことが必要だからで
ある。この作業には、へ時間から十二時間の労働を必要
とする。もちろん、これは、トラックの稼働休止時間だ
けでなく修理の観点からもきわめて費用がかかる。エン
ジンの、近接できないような位置に位置したスリーブ軸
受またはブシュを取り外す工具についてはまだ知られて
いない。しかしながら、内側スリーブを取り外すための
従来の装置は、次の米国特許に示されている。それらは
、第３．３４０．５９３号、 第４．２９５．２６０号、 第２．４２４．６８１号、 第３，４０３．４３４号、 第２．３４１．６７７号、 第２．０８５，５２９号、 第３．８４６，８９８号および 第３，９４５．１０４号である。しかしながら、これら
の特許明ａ書に示された装置のどれも本発明と同じ構造
ではなく、構造も簡単ではなく、製造費用・ｂ安くはな
く、しかもエンジンの後部カム軸ブシュのようなスリー
ブ軸受を有効に引張らない。例えば、米国特許第２，４
２４．６８１号明号明　ｍにはスリーブ引き抜き装置が
示されているが、この装置は、後部カム軸ブシュを回収
するためにそのような引き抜き装置を挿入する余地のた
めに傾けなければならない枢着された足部を用いている
。米国特許第３．３４０．５９３号明１＠は、内側軸受
を引張るために挿入できる一対の拡張可能なフィンガを
承りが、フィンガの間の拡張棒の回転が必要であり、か
つフィンガが外端でのみ拡張し、そのため遠い位置にあ
るカム軸ブシュを適正に把握することができない。米国
特許ｆｆ１２．３４１．６７７号明Ｉｎ）には、遠い位
置で巧みに操作するのがむずかしい一層複雑なスリーブ
引き抜き装置が示されている。

（発明の目的） 本発明の特に重要な目的は、新規な改良されたスリーブ
引き抜き装置を提供することである。

本発明の他の目的は、手の届くのが困難な遠い位置から
エンジンの後部カム軸ブシュを取り外すために使用でき
るスリーブ引き抜き装置を提供することである。

本発明の他の目的は、構造が簡単でかつ製造費用が安い
スリーブ軸受引き抜き装置を提供することである。

本発明の他の目的は、遠くに位置したスリーブに挿入可
能であり、かつスリーブを把ｉ　するために長手方向運
動のみにより容易に拡張されるスリーブ軸受引ぎ抜き装
置を提供することである。

（問題点を解決するための手段） 本発明により、各々が引張りフランジを有する一対のス
リーブ抜き取り部材を有し、各抜き取り部材が、スリー
ブ軸受に挿入するための第一の収縮様式と、拡張心棒の
引張り力に応じて軸受を把握して引き抜くための第二の
拡張様式との間で横に平行に拡張および収縮するように
拡張心棒に取り付けられている。スリーブ軸受を遠い位
置から取り外すためのスリーブ軸受引き抜き装置を設け
る。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面により訂細に説明する。

第１図を参照すると、軸受引き抜き装置１０は、一対の
半円筒形のスリーブ抜き取り部材１１および１２と、拡
張心棒１３と、抜き取り部材を拡張心棒に弾性的に保持
するためのばね１４と、スラスト板１５と、引張り棒２
０と、引張りナツト２１とを有する。抜き取り部材１１
と１２は、第２図と第４図に表わされた収縮挿入様式と
、第３図と第５図に示された拡張引張り様式との間を平
行な関係で横に移動可能である。抜き取り部材を、抜き
取り部材に対する拡張心棒の長子プノ向運動だけににり
第一様式と第二様式、の間を移動させる。

第一収縮様式は、図面に示したカム軸ブシュ２２のよう
なスリーブ軸受に引き抜き装置を挿入するために用いら
れる。

第１−３図を参照づ゛ると、スリーブ抜き取り部材１１
と１２は同一の長手方向の部分円筒であり、これら部分
円筒は、第２図と第４図の収縮様式でスリーブ２２に挿
入可能であり、かつ第３図と第５図の拡張様式でスリー
ブ軸受の内面に具合良く適合する。抜き取り部材１１と
１２の各々が、その長子方向軸線に垂直な平行平面にあ
る対向する端面３０と３１を有する。抜き取り部材は、
端面に垂直なかつ抜き取り部材の軸線と平行な平面にあ
る内側面３２を有する。抜き取り部材１１と１２の各々
は対向する長手方向側面３３を有し、これらの長手方向
側面３３は、端面３０および３１に対しおよび内側面３
２に対し垂直な平面において互いにかつ抜き取り部材の
長手方向軸線と平行である。側面３３の間の距離は、ス
リーブ軸受２２の内径より小さい。抜き取り部材１１と
１２の各々は、端面３０により区画された汰き取り部材
の端部に引張り肩部３５を形成する周方向端部フランジ
３４を右する。抜き取り部材を第２図と第４図のように
収縮させたときに、内側面３２に垂直な平面で測定され
るフランジ３４で二つの扱ぎ取り部材を横切る直径がス
リーブ軸受２２の内径より小さくなるように各抜き取り
部材が半円筒形より十分率さい。側面３３と、フランジ
３４での二つの抜き取り部材の最大訂径との間の間隔は
、挿入様式で、ばね１４により一緒に保持された二つの
抜き取り部材が第２図に示した位置へスリーブ軸受を通
して容易に挿入されるようにスリーブ２２の内径により
制御される。二つの抜き取り部材はフランジ３４で、ス
リーブ軸受２２の孔を完全に通ることができなければな
らない。

このため、組立てられた汰き取り部材が、第４図に示し
た第−挿入様式で若干楕円形となり、かつ第５図の拡張
引張り様式で円形となるので、（友き取り部材の本体が
スリーブ軸受２２の孔内に緊密に嵌まり、そのとき汰ぎ
取り部材の円筒部分が平らな側面３３に沿った部分を除
いてスリーブ軸受の孔に係合する。ｂらろん、抜き取り
部材が第二拡張引張り様式にあるときに、スリーブ軸受
を取り外勺ために、引張り肩部がスリーブ軸受に十分な
力を加えることがでさるように、引張り肩部３５がスリ
ーブ軸受２２の端部に完全に係合するように、フランジ
３４、従って引張り肩部３５の半径方向幅が十分でなけ
ればならない。抜き取り部材１１と１２の各々は、階段
状孔部分４０を有し、この孔部分は、第一端部４１と、
第二の中間部分４２と、第三の対向端部４３とからなる
。孔部分４１．４２および４３は円筒形区分であるので
、抜き取り部材を第３図と第５図のように拡張さぜたと
きに、孔部分の各々が、組立てられた抜き取り部材を通
る円筒形孔を組立体の長手方向軸線に沿って８画する。

抜き取り部材の大ぎな孔部分４１より小さい中間孔部分
４２との間に、扱ぎ取り部材の各々が内側引張り肩部４
４を有し、かつ引張り肩部４４と孔部分４２の間にある
テーパーカム面４５を有する。さらに、抜き取り部材１
１と１２の各々が、中間孔部分４２とより小さい端部孔
部分４３の間にテーパー内側カム面５０をイアする。拡
張心棒１３は、長手方向に間隔を置いＩ〔外側の円筒状
面およびテーパーカム面を有する階段状円筒形部材であ
り、これらの面は抜き取り部材１１および１２の内側孔
面と協働して抜き取り部材を第２図の収縮第一様式の挿
入位置へ内方へ動かし、かつ抜き取り部材を第３図およ
び第５図の第二の引張り様式位置へ拡張させることがで
きる。心棒１３には、内側の環状引張り肩部６１を有す
る端部引張りフランジ６０と、環状のテーパーカム面６
３と接合する第一円柱状部分６２と、第二の環状テーパ
ーカム部分６５に隣接する中間の第二円柱状面部分６４
と、第三の円柱状端部７０とが設けられている。拡張心
棒１３は、また面７０にＪ：り区画された端部に停止フ
ランジ７１を有し、このフランジは、心棒が抜き取り部
材の中へはまり込む程度を制限とする。心棒１３には引
張り棒２０のために６林軸線に沿って雌ねじ合孔７２が
設けられている。拡張心棒のフランジ６０の直径が抜き
取り部材１１および１２の孔部分４１の有効直径より小
さいので、引張りフランジが抜き取り部材内に容易に嵌
まり、かつフランジ６０の引張り４部６１が第３図の引
張り様式の抜き取り部材の引張り肩部４４と係合可能で
ある。第２図の挿入形態で心棒の面６４が汰き取り部材
の面４２内に嵌まり、かつ心棒の面７０が抜き取り部材
の面４３内に嵌まるような大きさに、拡張心棒の種々の
円筒状部分の直径が寸法法めされている。拡張心棒が第
３図の引張り形態にあるとぎに、心棒の面６２が抜き取
り部材の面４２内に嵌まり、かつ心棒の面６４が抜き取
り部材の面４３内に嵌まる。

第１図を参照すると、後き取り部材１１には側方に間隔
を置いた二つの案内ピン８０が設けられており、これら
の案内ピンｔよ汰き取り部材に固着されていて、かつ抜
き取り部材の内面３２に対し垂直にかつこれから内方へ
平行に突出している。

抜き取り部材１２は一対の盲の案内ピン孔８１をイｉし
、これらの孔は、後き取り部材１１の案内ピン８０を受
け入れるために側方と長手方向に間隔を置いた抜き取り
部材の内面３２に対し垂直な軸線に沿って穿孔されてい
る。抜き環り部材１１の案内ピン８０と抜き取り部材１
２の案内孔８１の間の協働により、二つの抜き瑣り部材
が長手方向に整合状態に保持され、かつ抜きセリ部材が
第２図の挿入様式と第３図の引張り様式の間で収縮した
り、拡張したりする際に、抜き取り部材を互いに平行に
保持するのを助ける。引き抜き部材１１と１２の各々に
は、抜き取り部材を拡張心棒の周りに保持するばね１４
のための外側環状溝９０が設けられＣおり、ばね１４は
抜き取り部材を心棒に向かって内方へ付勢し、かつ抜き
取り部材を第３図の引張り様式へ拡張させることを許す
。

第１図と第２図に示したように、スラスト板１５は、平
滑な中心孔１００を有する円形の階段状部材であり、中
心孔１００は、棒２０がスラストカラーを通って自由に
贋勤するように棒の直径より大きい。スラスト板は同心
の外側の環状スラスト而１０１と１０２を有するので、
板が少なくとも二つのカム軸ブシュ孔寸法に適合する。

引張り棒２０を、最初の端部が拡張心棒１３の盲孔７２
にねじ込まれるように棒の全長にわたってねじ込み、そ
してナツト２１を棒の反対側の外端にねじ込んで引張り
力を棒にスラスト板に接して加える。

本発明のスリーブ軸受引き抜き装置の特に重要な応用は
、トラックに取りつけられたジーゼルエンジンのブロッ
クからスリーブ軸受である後部カム軸ブシュを取り外す
ことである。第６図を参照すると、変速線１１１をブロ
ックに取りつけた状態でジーゼルエンジンシリンダブロ
ックが示されている。図を簡単にするために、シリンダ
ブロッりのみを示しであるが、エンジンは、ｌ〜ラック
の変速機と連結されてトラックにあることができ、本発
明の特別な利益は、エンジンをトラックから取り出さず
にまたは変速機をエンジンから分離せずに所望の後部カ
ム軸受を取り外せることであると理解しな【ノればなら
ない。エンジンは、カム軸ブシ］孔１１３に嵌まるカム
軸１１２をイｊする。

第６図に取り外して示された特別な後部スリーブ軸受２
２が実際にカム軸孔内に嵌まって、後部シール兼裏打ら
板の下にかつ変速機ハウジングによりＪ３おわれたシリ
ンダブロックの４ｔ’ｉｉ　１１５　Ｃカム軸の後端を
支持する。本発明のスリーブ軸受引き汰き装置は、変速
機をシリンダブロックから分解せずにスリーブ軸受２２
を引張って取り外すために使用される。

スリーブ軸受２２をシリンダブロック１１０から取り外
ザようにスリーブ軸受引き抜き装置１０を作用さぼるた
めに、第１図に示した軸受引き抜き装置の構成部品を第
２図と第４図に示したように組立てる。抜き取り部材１
１と１２を拡張心棒１３の上に一緒に取りつけ、そのと
ぎ抜さ゛取り部材１１の案内ピン８０を汰き取り部材１
２の案内ピン孔８１に差し込む。心棒の停止フランジ７
１が抜き取り部材の端面３１に係合するように、心棒１
３を抜き取り部材に長手方向に整合さヒる。

汰き取り部材において心棒１３がこの位置にあるときに
、抜き取り部材の内面３２が接触して、抜き取り部材が
第２図と第４図に示したように一緒に合う。ばね１４を
抜き取り部材の周りに引き伸ばして外側溝９０に配置し
、抜き取り部材を拡張心棒の周りに弾性的に保持する。

１友き取り部材が一緒に押圧された状態で、組立てられ
た抜き取り部材は、第４図に示されたようにほぼ楕円形
の横断面を有するので、面３２に垂直な組立体の長手方
向軸線と一致した平面で測定して、引張りフランジ３４
における二つの抜き取り部材の外面の間の最大距離は、
引き１友き装置で取り外されるスリーブ軸受２２の内径
より小さい。前述したように、側面３３の間の抜き取り
部材の横方向寸法もスリーブ軸受２２の内径より小さい
。心棒が汰き取り部材に対して第２図に示した長手方向
位置にとどまっている限り、ばね１４が抜き取り部材を
拡張心棒に対し一緒に緊密に弾性的に保持する。ねじ棒
２０の最初の端部を心棒１３の孔７２にねじ込む。スラ
スト板１５を棒２０の外端に置いて、ナツト２１を棒の
外端にスラスト板につづいてねじ込む。好ましくは、抜
き取り部材の間を延びるピン８０が垂直に整合されるよ
うに組立てられた引き抜き装置を配向する。それから、
組立てられた抜き取り部材をカム軸ブシュ孔１１３に挿
入し、そして第２図の収縮挿入様式の圧縮された仮き取
り部材がスリーブ軸受２２を通って挿入されるまで孔を
通して巧みに操作する。スラスト板１５が孔１１３の周
りでシリンダブロックの前面１２０にぴったり適合して
、ナツト２１を棒２０の上で回転させたときに引張り面
となる。、ＩＩｉき取り部材の引張りフランジ３４がス
リーブ軸受２２の後方または内側縁面１２１を越えるま
で、組立てられた抜き取り部材をブシ１を通して挿入ケ
る。それから、ナツト２１を回してスラスト板１５を介
して棒を引張り引張り力を棒に加えることにより、特に
下側の抜取り部材の引張り肩部３５がスリーブ軸受２２
の端縁１２１に係合する。引張りｎ部３５とフシ１端縁
１２１の間の係合により抜き取り部材がスリーブ軸受内
で移動しないように保持され、一方、棒２０を介して拡
張心棒１３に連続した力が加えられることにより、拡張
心棒のカム面６３ど６５が、第２図から明らかになるよ
うに抜き取り１１ｇ１祠の内側カム面４５と５０にそれ
ぞれ係合する。心棒の而６３と６５の両方の／Ｊム作用
により抜き取り部４４１１と１２の各々の両端部が外方
へ押しやられ、スリーブ軸受２２の孔内て゛抜き取り部
材をばね１４に抗して、第３図と第５図に示した引張り
位置へ拡張させる。心棒の面６２が抜き取り部材の中心
部分４２内にあり、かつ心棒の而６４が１友き取り部材
の孔内４３内にある。

抜き取り部材の面４５と５０に作用Ｊる心棒の面６３と
６５の同時のカム作用が汝ぎ取り部材を」Ｌ行に離寸の
で、抜き取り部材の両方の円筒面部分の完全＜１係合が
スリーブ軸受２２の内側孔内に対して得られる。ナラ１
〜２１を棒２０の」−Ｃ連続して回転さけることにより
、ナツト２１がスラスト板１５の外面に係合するので棒
が外方へ引張られる。スリーブ軸受２２がブシュ孔（ス
リーブ軸受孔）１１３の内向き端のその位置から完全に
引き扱かれるまでナツト２１を回転させる。スリーブ軸
受を抜き取った後、心棒１３を第２図の１ヴ置へ押し戻
づことができ、抜き取り部材組立体をスリーブ軸受から
取り外すことができる。

抜き取り部↑イ組立体を第２図の位置へ挿入した後、汰
き取り部材を第２図の位置から第３図の位置へ拡張させ
るための他の技術を用いることができる。スラスト板１
５を棒から取り外１−か、または開ロヘノｊム軸ブシコ
孔１１３の中へ近接Ｊるのに十分なだり後退させｌこ状
態で、棒２０と同様へ寸法と長さの棒を、棒２０のわき
に沿ってブシュ孔を通して挿入することができ、そのと
きその棒の一端を抜き取り部材１１または１２のうちの
一方の端面３１にもたれた状態に保つ。それから、抜き
取り部材を動かないように保ちながら棒２０を外方へ引
張ることにより、心棒が央ぎ取り８１１祠を拡張さける
。なＪ３その上の手順で、シリンダブロックの側面間１
．１１２２のような側面開口の一つにより、収り外寸べ
きスリーブ軸受の内向き端の空間へ、および挿入された
抜き取り部材１１ど１２へ近接Ｊることができる。棒２
０を軽く引張って抜き取り部材を拡張させる際に、ｂ１
械的フィンガまたはねじ回しを間口１２２より巧みに操
作して抜き取り部材の一方の端面３１を保持することが
できる。抜き取り部材を第３図と第５図の位置へ拡張さ
せるために比較的小さい力が必要である。

抜き取り部材の９部３５をスリーブ軸受２２の端縁１２
１と係合させる際に問題に出会う場合には、恢き取り部
材をスリーブ軸受の孔内で拡張させることにより、しば
しば、スリーブ軸受を取り除くことができるほど十分緊
密に抜き取り部材をくさび作用で締める。認められるよ
うに、抜き取り部材の引張りフランジ３４がブシュ孔内
にある場合には、汰ぎとり部材が完全に拡張できない、
従ってこのような状（尽では、心棒のカム而６３と６５
が抜き取り部材のカム而４５および５０と係合したまま
であるので、抜き取り部材がスリーブ軸受の孔内にくさ
び作用で締められている場合、棒を連続的に引張ると、
抜き取り部材が一層緊密にくさび作用で締められて、ス
リーブ軸受を取り外寸ためにスリーブ軸受内に一層良好
な把握力を与える。

さて、構造がｆｌＪ甲でかつ最小の数の部品を有する、
新規な改良されｌこスリーブ軸受引き汰ぎ装置が述べら
れかつ示されたことが分かるだろう。この引き汰き装置
により、エンジンの遠い位置からカム軸ブシュのような
スリーブ軸受が効果的に取り外される。引き抜き装置を
描成する部品をいくつかの異なる寸法で作って広範囲に
適用づることができる。汰き取り部材の外面に沿って種
々の１法を有すると共に、汰き取り部材が【１ｉ独の拡
張心棒に適合するように内面を同じ寸法に保った種々の
紺の抜き取り部材１１および１２と共に単独の拡張心棒
１３を使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は軸受引き抜き装置および引き抜き装置で取り外
１ことができるスリーブ軸受を示す分解配列斜視図、第
２図は第１図の線２−２に沿って見た、スリーブ軸受に
挿入された組立軸受用さ１友き装置の拡大縦断面図、第
３図はスリーブ軸受を取り外ヂためにスリーブ軸受内で
拡張させたスリーブ抜き取り部材を示す、第２図と同様
な部分縦断面図、第４図は第２図の線４−４に沿って児
た、スリーブ軸受に挿入された軸受引き抜き装置の端面
図、第５図は第３図のＦＡ５−５に沿−）ＵＱた、スリ
ーブ軸受内の拡張したスリーブ抜き取り部材の端面図、
第６図はジーゼルＴンジンブロック、エンジンのカム軸
およびエンジンの後部カム軸ブシ二１の分解配列斜視図
ぐある。 １１．１２・・・スリーブ抜さ取り部材、１３・・・拡
張心棒、１４・・・弾着的な保持部材、１５・・・スラ
スト板、２０・・・引張り棒、２１・・・ナツト、２２
・・・スリーブ軸受、３４・・・スリーブ引張りフラン
ジ、４１、／１２．４３・・・抜き取り部材の保持面、
４５．５０・・・（Ｕき取り部材の内側カム面、６１・
・・引張りｎ部、６２，６４．７０・・・心棒の保ｌＳ
Ｊ面、６３．６５・・・心棒のカム面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、拡張および収縮可能な複数のスリーブ抜き取り部材
   を備え、各抜き取り部材が外側のスリーブ引張りフラン
   ジと、長手方向に間隔を置いた内側のカム面および保持
   面とを有し、また長手方向に運動可能に前記抜き取り部
   材内に配置された拡張心棒を備え、前記心棒は引張り肩
   部と、長手方向に間隔をおいたカム面および保持面とを
   有し、これらの面は、スリーブ軸受と係合して引き抜く
   ために前記抜き取り部材を横に平行に間隔をおいて拡張
   しかつ保持するように前記抜き取り部材の前記内側面と
   係合可能であり、また前記抜き取り部材内の前記心棒の
   長手方向移動に応じて拡張および収縮するように前記抜
   き取り部材を前記心棒に保持する、前記抜き取り部材の
   周りの弾性的な保持部材を備えたことを特徴とするスリ
   ーブ軸受引き抜き装置。 ２、前記抜き取り部材が前記心棒の上で拡張および収縮
   するのを許しながら、前記抜き取り部材を長手方向に整
   合状態に保持するために抜き取り部材の間に案内ピンを
   有する、特許請求の範囲第１項に記載のスリーブ軸受引
   き抜き装置。 ３、二つの抜き取り部材を備え、各抜き取り部材が、部
   分円筒の長手方向軸線の周りで１８０度より小さく取り
   巻く部分円筒からなり、前記抜き取り部材の内側保持面
   が円筒面部分であり、前記拡張心棒の外側保持面が、抜
   き取り部材内の円筒面部分と完全に係合するような寸法
   に作られた円柱面部分である、特許請求の範囲第２項に
   記載のスリーブ軸受引き抜き装置。 ４、前記スリーブ抜き取り部材の各々に外側の環状溝が
   設けられ、前記弾性保持部材が抜き取り部材を拡張心棒
   の周りに保持するために前記溝に嵌まるばねである、特
   許請求の範囲第３項に記載のスリーブ軸受引き抜き装置
   。 ５、前記抜き取り部材が前記心棒の周りに収縮される第
   一の位置へ前記心棒がスリーブ抜き取り部材の中へ長手
   方向に移動するのを制限するために拡張心棒に設けられ
   た停止フランジを有する、特許請求の範囲第４項に記載
   のスリーブ軸受引き抜き装置。 ６、前記心棒を抜き取り部材に対して引張って抜き取り
   部材を拡張させるために一端部に沿って拡張心棒と係合
   可能な引張り棒を有する、特許請求の範囲第５項に記載
   のスリーブ軸受引き抜き装置。 ７、前記棒に引張り力を加えて前記抜き取り部材を拡張
   させるために前記引張り棒上のスラスト板と、このスラ
   スト板の外方に前記棒上にあるスラストナットとを有す
   る、特許請求の範囲第６項に記載のスリーブ軸受引き抜
   き装置。 ８、長手方向に整合して支持された二つのスリーブ抜き
   取り部材を備え、これらの抜き取り部材は、抜き取り部
   材がスリーブ軸受に挿入可能な第一の収縮した挿入様式
   と、抜き取り部材が内側壁とスリーブ軸受の端縁を係合
   させるために平行に間隔をおいている第二の拡張した引
   張り様式との間で横に拡張および収縮するようになって
   おり、前記抜き取り部材の各々が、半円筒形部材の長手
   方向軸線の周りに１８０度より小さく取り巻く半円筒形
   部材であり、かつ一様な直径の外面と端部の外側環状引
   張りフランジとを有し、この引張りフランジは、前記抜
   き取り部材を拡張させたときにスリーブバルブ軸受の内
   面と適合しかつ前記軸受の端縁と係合するような寸法に
   作られており、前記抜き取り部材が、その長手方向軸線
   と平行な平面にある長手方向内面を有し、前記抜き取り
   部材の内面は、抜き取り部材が前記第一の収縮した挿入
   様式にあるときに一方が他方と係合可能であり、第一の
   収縮した挿入様式では、前記内面の平面に対し垂直な線
   に沿って二つの抜き取り部材を横切る最大直径が、抜き
   取り部材をスリーブ軸受を通して挿入できるようにスリ
   ーブ軸受の内径より小さくなっており、前記抜き取り部
   材が各々、スリーブ軸受の内径より小さく隔置された長
   手方向側面を有し、前記抜き取り部材が、第一の大きな
   孔部分と、第二のいっそう小さな中間孔部分と、第三の
   なおいっそう小さい反対端部孔部分とにより区画された
   階段状円筒孔を有し、前記第一の大きな孔部分は、その
   孔部分に垂直な引張り肩部の面へ内方に延びていて抜き
   取り部材の一端を通つて開口しており、前記抜き取り部
   材が、抜き取り部材を取り囲んで一緒に保持する弾性部
   材のための外側環状溝を有し、前記抜き取り部材の一方
   が、前記内面に対し垂直に前記内面から突出する横に間
   隔をおいた案内ピンを有し、他方の抜き取り部材には、
   抜き取り部材を長手方向に整合状態に保持しかつ抜き取
   り部材が横に拡張および収縮できるように案内ピンを受
   け入れるために前記内面を通って開口する、横に間隔を
   おいた案内ピン孔が設けられ、前記抜取部材に対して長
   手方向に移動可能な、抜き取り部材の間の拡張心棒を備
   え、この拡張心棒は階段状円柱部材であり、この階段状
   円柱状部材は、抜き取り部材の第一孔部分内に嵌まるよ
   うな、寸法に作られた第一の端部の外側環状引張りフラ
   ンジと、抜き取り部材の第二孔部分に適合するような寸
   法に作られた第一直径部分と、抜き取り部材を拡張させ
   たときに抜き取り部材の第三孔部分に嵌まるような寸法
   に作られていてかつ前記第一円柱状部分から間隔を置い
   た第二中間円柱状部分と、前記引張りフランジから離れ
   るように内方に傾斜する、第一と第二円柱状部分の間に
   ある内方に傾斜する第一カム面と、前記第二円柱状部分
   から間隔をおいていてかつ前記第二円柱状部分より小さ
   い第三円柱状部分と、前記引張りフランジから離れるよ
   うに内方に傾斜する、前記第二円柱状部分と第三円柱状
   部分の間にある第二カム面とを有し、前記第一と第二カ
   ム面に、抜き取り部材を平行に間隔をおいて拡張させて
   スリーブ軸受の孔の面と係合するように抜き取り部材の
   孔面と協働するようになっており、さらに前記階段状部
   材には、抜き取り部材が心棒の周りへ内方へ収縮される
   第一の位置へ心棒が抜き取り部材の中へ移動するのを制
   限するように抜き取り部材の第二の対向する端部と係合
   するために前記引張りフランジと反対側の心棒の端部に
   ある外側環状停止フランジが設けられ、前記心棒は、引
   張りフランジと反対側の心棒の端部から軸線に沿った雌
   ねじ盲孔を有し、また前記心棒に引張り力を加えて抜き
   取り部材を拡張させるために心棒の前記雌ねじ孔に第一
   の端部で係合可能なねじ付き引張り棒と、前記スリーブ
   軸受引張り力を与えるために前記引張り棒に係合可能な
   スラスト板と、前記引張り棒の外側対向端部に螺合して
   前記引張り棒上を回転するようになっているナットを備
   え、前記ナットは、スラスト板に接して前記棒の上を回
   転させたときに前記棒に引張り力を加えるようになって
   おり、また抜き取り部材を互いに心棒に付勢しかつ抜き
   取り部材を前記第一の収縮様式と前記第二の拡張引張り
   様式の間を移動させるために抜き取り部材の周りの前記
   外側溝内で抜き取り部材を取り巻く弾性部材を備えたこ
   とを特徴とするスリーブ軸受引き抜き装置。