JPS6293926A - 半導体ウエハの熱処理装置 - Google Patents
半導体ウエハの熱処理装置Info
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- JPS6293926A JPS6293926A JP23325885A JP23325885A JPS6293926A JP S6293926 A JPS6293926 A JP S6293926A JP 23325885 A JP23325885 A JP 23325885A JP 23325885 A JP23325885 A JP 23325885A JP S6293926 A JPS6293926 A JP S6293926A
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- JP
- Japan
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- heater
- temperature
- wafer
- another
- heaters
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、反応管内に設置した半導体ウェハの熱処理装
置に係り、特に縦形装置において過渡的なウェハ温度制
御を行うのに好適な半導体ウェハの熱処理装置に関する
ものである。
置に係り、特に縦形装置において過渡的なウェハ温度制
御を行うのに好適な半導体ウェハの熱処理装置に関する
ものである。
従来のこの種の装「tは、第3図に示すように。
円筒状の反応管1と、その周囲に設置した熱処理用ヒー
タ2とで主構成をなし、複数の半導体ウェハ3を反応管
1の一端側のウェハ出入口1dから管軸方向に反応管1
内に挿入し、蓋部5で出入口を封じ2反応/r?1の他
端側のガス導入口1 bから処理ガスを導入し、ヒータ
2で熱処理するものであった。
タ2とで主構成をなし、複数の半導体ウェハ3を反応管
1の一端側のウェハ出入口1dから管軸方向に反応管1
内に挿入し、蓋部5で出入口を封じ2反応/r?1の他
端側のガス導入口1 bから処理ガスを導入し、ヒータ
2で熱処理するものであった。
このような従来装置において、多数の半導体ウェハを同
時に均一な湿度となるように制御するために、通常中央
に主ヒータ2bを設け、その両わきに補正用ヒータ2a
、2cを設けて反応管端部における熱損失を補正する方
法が多く採用されてきた。具体的な温度制御方式として
は、マスタスレーブ方式あるいはオールマスタ一方式が
知られている。前者の方式は例として第4図に示すよう
に、主ヒータ2b配置位1rtに対応する反応/l?1
付近に温度測定用プローブ6bを配置し、該当プローブ
6bによる温度lIす定値(へ後モニタ温度と呼ぶ)と
、あらかじめ与えられた設定温度Ts2とを温度調節器
7bで比較演算して主ヒータ2bの発熱)よを決定し、
さらに両わきに設置した補正用ヒータ2a、2c配装位
置に対応する反応管]、付近に設けた温度測定用プロー
ブ6a、6cによるモニタ温度測定値が、それぞれ土ヒ
ータ2bに対する設定温eTszと一定の温度差となる
ように補正用ヒータ2a、2cの発熱量を温度調節器7
a。
時に均一な湿度となるように制御するために、通常中央
に主ヒータ2bを設け、その両わきに補正用ヒータ2a
、2cを設けて反応管端部における熱損失を補正する方
法が多く採用されてきた。具体的な温度制御方式として
は、マスタスレーブ方式あるいはオールマスタ一方式が
知られている。前者の方式は例として第4図に示すよう
に、主ヒータ2b配置位1rtに対応する反応/l?1
付近に温度測定用プローブ6bを配置し、該当プローブ
6bによる温度lIす定値(へ後モニタ温度と呼ぶ)と
、あらかじめ与えられた設定温度Ts2とを温度調節器
7bで比較演算して主ヒータ2bの発熱)よを決定し、
さらに両わきに設置した補正用ヒータ2a、2c配装位
置に対応する反応管]、付近に設けた温度測定用プロー
ブ6a、6cによるモニタ温度測定値が、それぞれ土ヒ
ータ2bに対する設定温eTszと一定の温度差となる
ように補正用ヒータ2a、2cの発熱量を温度調節器7
a。
7cを用いて決定するものである。後者については例え
ば特開昭57−112011号に記載されており、第5
図に示すように−L上ヒータb、補正用ヒータ2a、2
cに対する設定温度Ts2.Tst、 Tssを個>1
11に与え、温度?llllll日用プローブ6a。
ば特開昭57−112011号に記載されており、第5
図に示すように−L上ヒータb、補正用ヒータ2a、2
cに対する設定温度Ts2.Tst、 Tssを個>1
11に与え、温度?llllll日用プローブ6a。
6cによるモニタ温度H1ll定値と各々対応する前記
設定温度とをそれぞれ比較演算することにより、主ヒー
タ2b及び両わきの補正用モータ2a。
設定温度とをそれぞれ比較演算することにより、主ヒー
タ2b及び両わきの補正用モータ2a。
2cの発熱量を互いに独立に決定するものである。
第4図及び第5図は主ヒータ2b及び両わきの補助ヒー
タ2a、2cの3個のヒータを有する場合について示し
たが、実開昭59−145028号に見られるようにヒ
ータ個数をさらに増加させたものもある。
タ2a、2cの3個のヒータを有する場合について示し
たが、実開昭59−145028号に見られるようにヒ
ータ個数をさらに増加させたものもある。
最近、ウェハ収納冶↓1.と反応管との接触1.7よる
石英パーティクルの発生を防止することt tl的とし
て、反応管の中心軸が鉛直方向となる縦形装置が製作さ
れている。この縦形装置においては、ヒタは鉛直方向に
配置されている。この様な装置を製作し温度制御を行っ
たところ、ヒータ間で熱的な相互干渉が見られるという
問題点が明らかになった。すなわち第6図に示したよう
に2全体を熱的安定状態に保った後、時刻t。よりある
ヒータ]、0の発熱量をステップ状に変化させ、他のヒ
ータの発熱量を一定に保持した場合(図では他のヒータ
のうち一つのヒータ]−1の発熱量のみ例示)、第7図
にみられるように発熱量を変化させたヒータ10位置の
温度のみならず、発熱量を変化させていない他ヒータ1
〕−位置のモニタの温度も犬きく変化した。これは装置
を縦形化したことに伴い。
石英パーティクルの発生を防止することt tl的とし
て、反応管の中心軸が鉛直方向となる縦形装置が製作さ
れている。この縦形装置においては、ヒタは鉛直方向に
配置されている。この様な装置を製作し温度制御を行っ
たところ、ヒータ間で熱的な相互干渉が見られるという
問題点が明らかになった。すなわち第6図に示したよう
に2全体を熱的安定状態に保った後、時刻t。よりある
ヒータ]、0の発熱量をステップ状に変化させ、他のヒ
ータの発熱量を一定に保持した場合(図では他のヒータ
のうち一つのヒータ]−1の発熱量のみ例示)、第7図
にみられるように発熱量を変化させたヒータ10位置の
温度のみならず、発熱量を変化させていない他ヒータ1
〕−位置のモニタの温度も犬きく変化した。これは装置
を縦形化したことに伴い。
従来の横形装置に比べて、鉛直方向の温度差に起因する
自然対流の効果が大きく現オ〕れたためと推察される。
自然対流の効果が大きく現オ〕れたためと推察される。
このように、ウェハの熱処理において、ウェハの挿入、
引出し時、ランピング等の時間的にヒータの発熱量を変
化させ、その結果鉛直方向の温度分布が時間的に変化す
るような過渡的な場合の温度制御を行う場合、上記のヒ
ータ間の熱的な相互干渉は温度制御の精度を低下させ、
制御に要する時間を遅延させる要因となることがわかっ
た。
引出し時、ランピング等の時間的にヒータの発熱量を変
化させ、その結果鉛直方向の温度分布が時間的に変化す
るような過渡的な場合の温度制御を行う場合、上記のヒ
ータ間の熱的な相互干渉は温度制御の精度を低下させ、
制御に要する時間を遅延させる要因となることがわかっ
た。
さらに縦形装置を用いて、第8図に示すようにウェハ挿
入後の各位置の温度測定を行ったところ、各ヒータのモ
ニタ温度TMが時間的に一定となり、したがって各モニ
タ温)e T Mにより決定される各ヒータ発熱iQが
一定になった後も、挿入されたウェハのうち特に端部に
設置されているウェハ付近の温度が上昇した。このとき
装置端部断熱材中に設置した熱電対温度も上昇しており
、ヒータ部が熱的に定常となっても、装置端部では熱的
応答に対する時定数が大きく未だ過渡的状態にあり。
入後の各位置の温度測定を行ったところ、各ヒータのモ
ニタ温度TMが時間的に一定となり、したがって各モニ
タ温)e T Mにより決定される各ヒータ発熱iQが
一定になった後も、挿入されたウェハのうち特に端部に
設置されているウェハ付近の温度が上昇した。このとき
装置端部断熱材中に設置した熱電対温度も上昇しており
、ヒータ部が熱的に定常となっても、装置端部では熱的
応答に対する時定数が大きく未だ過渡的状態にあり。
端部に設置されているウェハ温度が変化する原因である
ことが示された。このことは端部ウェハ温度の変化は従
来行われてきたヒータ部の温度Tsのみでは検出できず
、Tsを用いた制御のみではウェハの横方向の温度均一
化に関する時間が長くなるという欠点があることが明ら
かとなった。さらに上記の時定数の違いによる熱的応答
の遅れは、従来の横形装置においてもみられた。
ことが示された。このことは端部ウェハ温度の変化は従
来行われてきたヒータ部の温度Tsのみでは検出できず
、Tsを用いた制御のみではウェハの横方向の温度均一
化に関する時間が長くなるという欠点があることが明ら
かとなった。さらに上記の時定数の違いによる熱的応答
の遅れは、従来の横形装置においてもみられた。
従来の温度制御は、第9図のブロック線図に示すように
設定温度Tsを与え、ヒータ部に設けた熱電対の検出温
度(モニタ温度)ゴHをフィードバックし、温変、!l
!1節器7で発熱量を指示し、ヒ・−タ2で発熱させる
。図中eはTS、TOより定まる温度偏差であり、Cは
温度調節器7の伝達関数、Pはピー52発熱批の指示値
、I(はヒータの伝達関数でありQはヒータ発熱)(で
ある。またGはヒータ発熱ff1Qとモニタ温度′1鴻
に関する温度測定用プローブ6の伝達関数であり、さr
)に1は該ヒータ部のウェハ温度TvとQに関する伝達
関数である。
設定温度Tsを与え、ヒータ部に設けた熱電対の検出温
度(モニタ温度)ゴHをフィードバックし、温変、!l
!1節器7で発熱量を指示し、ヒ・−タ2で発熱させる
。図中eはTS、TOより定まる温度偏差であり、Cは
温度調節器7の伝達関数、Pはピー52発熱批の指示値
、I(はヒータの伝達関数でありQはヒータ発熱)(で
ある。またGはヒータ発熱ff1Qとモニタ温度′1鴻
に関する温度測定用プローブ6の伝達関数であり、さr
)に1は該ヒータ部のウェハ温度TvとQに関する伝達
関数である。
ヒータの相1f干渉及び時定数の違いに基づく熱的応答
の遅れの影響を考慮に大匙だブロック線図の一例を第】
−OZに示す。図ではヒータBがヒータAに及ぼす干渉
のみを表わし、ヒータAがヒータBに及ぼす干渉は省略
しである。図に示したように、ヒータBの発熱量Q2に
よりヒータAのモニタ温度Tに1及びウェハ温度Twr
が干渉を受ける。
の遅れの影響を考慮に大匙だブロック線図の一例を第】
−OZに示す。図ではヒータBがヒータAに及ぼす干渉
のみを表わし、ヒータAがヒータBに及ぼす干渉は省略
しである。図に示したように、ヒータBの発熱量Q2に
よりヒータAのモニタ温度Tに1及びウェハ温度Twr
が干渉を受ける。
ここに02+、IxsはそれぞれG2とT町I02とT
wzの間の伝達関数である。さらにJは時定数の違いに
基づく熱的応答の遅れに関する伝達関数である。第9図
と比較すれば明らかなように、他のヒータの発熱、及び
時定数の差による熱的応答の遅れの影響を考慮しない場
合にはウェハのU度管理に支障をきたし、ひいてはウェ
ハ上に製作される半導体素子の品質劣下につながること
が示される。
wzの間の伝達関数である。さらにJは時定数の違いに
基づく熱的応答の遅れに関する伝達関数である。第9図
と比較すれば明らかなように、他のヒータの発熱、及び
時定数の差による熱的応答の遅れの影響を考慮しない場
合にはウェハのU度管理に支障をきたし、ひいてはウェ
ハ上に製作される半導体素子の品質劣下につながること
が示される。
本発明の目的は上記の問題点を解消するために特に管軸
方向の温度分布が変化する過渡的な場合の温度制御に関
連して、ヒータ相互の熱的相互干渉を補償し、また時定
数の差に起因する熱的応答の遅れを補償することにより
、ウェハ温度をより均一化し、また均一化に要する時間
を短縮できる半導体ウェハの熱処理装置を提供すること
にある。
方向の温度分布が変化する過渡的な場合の温度制御に関
連して、ヒータ相互の熱的相互干渉を補償し、また時定
数の差に起因する熱的応答の遅れを補償することにより
、ウェハ温度をより均一化し、また均一化に要する時間
を短縮できる半導体ウェハの熱処理装置を提供すること
にある。
本発明装置は、特にウェハの挿入、引き出し、ランピン
グ処理等における過渡的な場合の温度制御においてヒー
タ間の熱的相互作用及び熱的応答の遅れを補償するため
に、従来行われてきた該ヒータ部に設置した温度測定用
プローブの検出温度による制御に加えて、他ヒータの発
熱量指示値、ならびにヒータ部以外に設置した温度測定
用プローブの検出温度をフィードバック信号として採用
し温度制御するものである。
グ処理等における過渡的な場合の温度制御においてヒー
タ間の熱的相互作用及び熱的応答の遅れを補償するため
に、従来行われてきた該ヒータ部に設置した温度測定用
プローブの検出温度による制御に加えて、他ヒータの発
熱量指示値、ならびにヒータ部以外に設置した温度測定
用プローブの検出温度をフィードバック信号として採用
し温度制御するものである。
以下第1図及び第2図を参照して本発明の詳細な説明す
る。第1図は本発明による半導体ウェハの熱処理装置の
一実施例の要部を示す側断面図で、図中1.la、lb
、2,3.5はそれぞれ第3図と同様である。また6a
〜6d、7a〜7dは各々第4図と同様である。さらに
8はヒータ部以外に設置された熱電対等の温度測定用プ
ローブであり、特に装置上端及び下端付近に設け、時定
数の差による熱的応答の遅れを補償するための入力信号
T I 1 、 T r xを検出するために用いる。
る。第1図は本発明による半導体ウェハの熱処理装置の
一実施例の要部を示す側断面図で、図中1.la、lb
、2,3.5はそれぞれ第3図と同様である。また6a
〜6d、7a〜7dは各々第4図と同様である。さらに
8はヒータ部以外に設置された熱電対等の温度測定用プ
ローブであり、特に装置上端及び下端付近に設け、時定
数の差による熱的応答の遅れを補償するための入力信号
T I 1 、 T r xを検出するために用いる。
またTsz〜TS4は各ヒータ2a〜2dに対する設定
温度であり、TMI〜TM4はそれぞれ温度測定用プロ
ーブ6a〜6dに基づくモニタ温度である。
温度であり、TMI〜TM4はそれぞれ温度測定用プロ
ーブ6a〜6dに基づくモニタ温度である。
またP1〜P4は温度調節器7a〜7dによりそれぞれ
ヒータ6a〜6dに出力されるヒータ発熱量指示値であ
り、さらにヒータ間の熱的相互干渉を補償するための信
号として、他ヒータの温度51節器にも入力される。
ヒータ6a〜6dに出力されるヒータ発熱量指示値であ
り、さらにヒータ間の熱的相互干渉を補償するための信
号として、他ヒータの温度51節器にも入力される。
第1図はヒータ個数が4個の場合を示したが、ヒータが
3個あるいは5個以上であっても同様である。また図中
発熱量指示値は隣り合うヒータの温度調節器にのみ入力
されるとしているが、他の任意の温度調節器に対する入
力信号として用いてもよい。また同様にプローブ8から
の検出温度Tax、Trzはそれぞれ温度調節器7a、
7dに入力されるようになっているが、他の任意の温度
調節器に入力してもよい。
3個あるいは5個以上であっても同様である。また図中
発熱量指示値は隣り合うヒータの温度調節器にのみ入力
されるとしているが、他の任意の温度調節器に対する入
力信号として用いてもよい。また同様にプローブ8から
の検出温度Tax、Trzはそれぞれ温度調節器7a、
7dに入力されるようになっているが、他の任意の温度
調節器に入力してもよい。
制御のためのブロック線図の一実施例を第2@に示す。
図中CI、 C21Pill Hz+ Gs、 Gxt
J *Ill I21及びG211 I21の伝達関
数は各々第10図と同様である。またTs++ ei
pHQllTMt+ TWt等も第10図と同様である
。図中伝達関数E21はヒータBの発熱量Q2がヒータ
Aのモニタ温度T n tに与える干渉の影響を補償す
るためのもので、ヒータBの発熱量P2を入力とし、補
正されたモニタ温度T M t を温得る。またW 2
iはヒータBの発熱量Q2がヒータA部のウェハに与
える干渉の影響Iztを補償するもので、ヒータBの発
熱fit P zを入力とし、ヒータAの発熱量指示値
P1の補確値pttを得る。さらにSは時定数の差に基
づく熱的応答の遅れを補償するためのもので、前記プロ
ーブ8による検出温度T T 1を入力とし。
J *Ill I21及びG211 I21の伝達関
数は各々第10図と同様である。またTs++ ei
pHQllTMt+ TWt等も第10図と同様である
。図中伝達関数E21はヒータBの発熱量Q2がヒータ
Aのモニタ温度T n tに与える干渉の影響を補償す
るためのもので、ヒータBの発熱量P2を入力とし、補
正されたモニタ温度T M t を温得る。またW 2
iはヒータBの発熱量Q2がヒータA部のウェハに与
える干渉の影響Iztを補償するもので、ヒータBの発
熱fit P zを入力とし、ヒータAの発熱量指示値
P1の補確値pttを得る。さらにSは時定数の差に基
づく熱的応答の遅れを補償するためのもので、前記プロ
ーブ8による検出温度T T 1を入力とし。
pHを補正する。図中pHは前記W 2 s 、またP
14はSにより補償されたヒータAに対する発熱量指示
値である。
14はSにより補償されたヒータAに対する発熱量指示
値である。
上記実施例において、F、xs+ W211 Sの伝達
関数の特性は、たとえば第6図及び第7図に示したよう
に、発熱量のステップ変化を与えて熱的応答を測定する
ことにより容易に得られる。したがってこれらの特性を
有する補償回路を用いれば、第2図に示したブロック線
図を有する制御系が41成できる。上記補償回路はアナ
ログ式のもので実現できる。あるいはマイクロコンピュ
ータを用い。
関数の特性は、たとえば第6図及び第7図に示したよう
に、発熱量のステップ変化を与えて熱的応答を測定する
ことにより容易に得られる。したがってこれらの特性を
有する補償回路を用いれば、第2図に示したブロック線
図を有する制御系が41成できる。上記補償回路はアナ
ログ式のもので実現できる。あるいはマイクロコンピュ
ータを用い。
P2及びTrtのディジタル値を入力し、あらかじめ入
力されたプログラムに従って演算し、それぞれTMII
PI を補正するための出力を得るディジタル方式であ
ってもよい。
力されたプログラムに従って演算し、それぞれTMII
PI を補正するための出力を得るディジタル方式であ
ってもよい。
以上述べたように本発明によれば、過渡的な温度制御を
行う場合の、ヒータ間の熱的相互干渉ならびに時定数の
差による熱的応答の遅れを補償し、処理ウェハの温度を
より均一化でき、また均一化に要する時間を短縮できる
などの効果がある。
行う場合の、ヒータ間の熱的相互干渉ならびに時定数の
差による熱的応答の遅れを補償し、処理ウェハの温度を
より均一化でき、また均一化に要する時間を短縮できる
などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による半導体ウェハの熱処理装置の一実
施例の要部を示す側断面図、第2図は本発明による制御
系のブロック線図の一実施例、第3図は従来装置の側断
面図、第4図、第5図は従来装置の温度制御方式を示し
た図、第6図、第7図は縦形装置における熱的応答の実
験結果を示すグラフ、第8図は縦形装置における温度応
答の遅れを示す実験結果のグラフ、第9図は従来の温度
制御のブロック線図、第10図はヒータによろに渉及び
熱的応答の遅れを考慮した温度制御のブロック線図であ
る。 1・・・反応管、la・・ウェハ出入口、1b・・ガス
導入口、2・・・熱処理用ヒータ、3・・・半導体ウェ
ハ、4・・・断熱材55・・蓋体、6・・・温度Jl’
l定用プローブ、7・・・温度調節器、8・・・温度測
定用プローブ、TS・・・ヒータ制御用設定温度、TM
・・・モニタ温度、P・・・ヒータ発熱量指示値、T+
・・・プローブ8による検出温度、Tw・・・ウェハ温
度、e・・・温度偏差、C・・温度調節器7に関する伝
達関数、H・・ヒータに関する伝達関数、Q・・・発熱
量、G・・・モニタ温度測定用プローブに関する伝達関
数、■・・・ヒータ発熱量とウェハ温度の関係を表わす
伝達関数、3)・・・時定数の差に基づく温度応答の遅
れを表わす伝達関数、Ext・・・02gに対する補飲
用回路の伝達関数、W 2 t・・・IZIに対する補
償用回路の伝達関数、S・・・Jに対する補償用回路の
伝達関数。
施例の要部を示す側断面図、第2図は本発明による制御
系のブロック線図の一実施例、第3図は従来装置の側断
面図、第4図、第5図は従来装置の温度制御方式を示し
た図、第6図、第7図は縦形装置における熱的応答の実
験結果を示すグラフ、第8図は縦形装置における温度応
答の遅れを示す実験結果のグラフ、第9図は従来の温度
制御のブロック線図、第10図はヒータによろに渉及び
熱的応答の遅れを考慮した温度制御のブロック線図であ
る。 1・・・反応管、la・・ウェハ出入口、1b・・ガス
導入口、2・・・熱処理用ヒータ、3・・・半導体ウェ
ハ、4・・・断熱材55・・蓋体、6・・・温度Jl’
l定用プローブ、7・・・温度調節器、8・・・温度測
定用プローブ、TS・・・ヒータ制御用設定温度、TM
・・・モニタ温度、P・・・ヒータ発熱量指示値、T+
・・・プローブ8による検出温度、Tw・・・ウェハ温
度、e・・・温度偏差、C・・温度調節器7に関する伝
達関数、H・・ヒータに関する伝達関数、Q・・・発熱
量、G・・・モニタ温度測定用プローブに関する伝達関
数、■・・・ヒータ発熱量とウェハ温度の関係を表わす
伝達関数、3)・・・時定数の差に基づく温度応答の遅
れを表わす伝達関数、Ext・・・02gに対する補飲
用回路の伝達関数、W 2 t・・・IZIに対する補
償用回路の伝達関数、S・・・Jに対する補償用回路の
伝達関数。
Claims (1)
- 半導体ウェハを反応管内に挿入設置して反応管周囲に
設けた複数の熱処理用ヒータにより熱処理する装置にお
いて、ヒータの発熱量を、該ヒータ部に設置した第1の
温度測定用プローブによる検出温度と、他ヒータ部に設
置した第2の温度測定用プローブによる検出温度に基づ
いて決定される該他ヒータ部を発熱させるための発熱量
指示値と、ヒータ部以外に設置した第3の温度測定用プ
ローブによる検出温度により制御することを特徴とした
半導体ウェハの熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23325885A JPS6293926A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 半導体ウエハの熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23325885A JPS6293926A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 半導体ウエハの熱処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293926A true JPS6293926A (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=16952254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23325885A Pending JPS6293926A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 半導体ウエハの熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6293926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5315092A (en) * | 1990-10-11 | 1994-05-24 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Apparatus for heat-treating wafer by light-irradiation and device for measuring temperature of substrate used in such apparatus |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP23325885A patent/JPS6293926A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5315092A (en) * | 1990-10-11 | 1994-05-24 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Apparatus for heat-treating wafer by light-irradiation and device for measuring temperature of substrate used in such apparatus |
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