JPS6293847A - 電子顕微鏡等の試料移動装置 - Google Patents
電子顕微鏡等の試料移動装置Info
- Publication number
- JPS6293847A JPS6293847A JP60232899A JP23289985A JPS6293847A JP S6293847 A JPS6293847 A JP S6293847A JP 60232899 A JP60232899 A JP 60232899A JP 23289985 A JP23289985 A JP 23289985A JP S6293847 A JPS6293847 A JP S6293847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample moving
- objective lens
- sample
- moving table
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 8
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 abstract description 4
- 230000001846 repelling effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、電子顕微鏡等において、試料を光軸方向から
挿入するタイプの試料移動装置の改良に関する。
挿入するタイプの試料移動装置の改良に関する。
[従来の技術]
かかるタイプの試料移動装置としては、対物レンズの上
側ヨーク上面に電子線光軸を中心にして等間隔に設置し
た3個の突起上に試料を保持した試料移動台を移動可能
に載置すると共に、スプリングにより試料移動台を対物
レンズに押付けている構造のものが広く使用されている
。
側ヨーク上面に電子線光軸を中心にして等間隔に設置し
た3個の突起上に試料を保持した試料移動台を移動可能
に載置すると共に、スプリングにより試料移動台を対物
レンズに押付けている構造のものが広く使用されている
。
[発明が解決しようとする問題点]
このような構造においては、突起に対する試料移動台の
動きはスベリであるため、試料移動台がスムーズに動か
ない。従って、微小な移動を行わせることが難しくなる
ため、10万倍以上の高倍観察においては目的の観察位
置を光軸上に迅速にセットすることができない等、操作
性が悪い。
動きはスベリであるため、試料移動台がスムーズに動か
ない。従って、微小な移動を行わせることが難しくなる
ため、10万倍以上の高倍観察においては目的の観察位
置を光軸上に迅速にセットすることができない等、操作
性が悪い。
また、対物レンズに対する試料移動台の高さは真空を破
って鏡体を解体しない限り変化させることができないた
め、試料の高さ調整を必要とする場合には、試料移動台
と試料を保持した試料筒との間に高さ調整機構を組込ま
な【プればならず、構造が複雑となる。
って鏡体を解体しない限り変化させることができないた
め、試料の高さ調整を必要とする場合には、試料移動台
と試料を保持した試料筒との間に高さ調整機構を組込ま
な【プればならず、構造が複雑となる。
本発明はかかる不都合を解決するために、対物レンズと
試料移動台とを無接触で配置することのできる装置を提
供することを目的とする。
試料移動台とを無接触で配置することのできる装置を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本発明は対物レンズと、該対
物レンズ上に水平移動可能に載貨された試料移動体と、
該試料移動体に着脱可能に装着され、かつ試料を保持し
た試料筒とを備えた装置において、前記試料移動体を対
物レンズの上方に磁気浮上させるための手段を設け、該
手段により磁気浮上した試料移動体を押えるための手段
を設けたことを特徴とする。
物レンズ上に水平移動可能に載貨された試料移動体と、
該試料移動体に着脱可能に装着され、かつ試料を保持し
た試料筒とを備えた装置において、前記試料移動体を対
物レンズの上方に磁気浮上させるための手段を設け、該
手段により磁気浮上した試料移動体を押えるための手段
を設けたことを特徴とする。
[実施例1
第1図は本発明の一実施例を示す断面図であり、1は対
物レンズである。この対物レンズは磁極片2と磁路とな
る上側ヨーク3a、外側ヨーク3b。
物レンズである。この対物レンズは磁極片2と磁路とな
る上側ヨーク3a、外側ヨーク3b。
下側ヨーク3C,内側ヨーク3d及び励磁コイル4とか
ら構成されている。
ら構成されている。
5は前記上側ヨーク3a上に配置された非磁性体製の試
料移動台で、その中央部には載せ台6を介して試料筒7
が着脱可能に装着されている。この試料筒7の下端には
試料(図示せず)が保持され、また、この下端部が前記
対物レンズの磁極片2内に深く垂れ下がっている。
料移動台で、その中央部には載せ台6を介して試料筒7
が着脱可能に装着されている。この試料筒7の下端には
試料(図示せず)が保持され、また、この下端部が前記
対物レンズの磁極片2内に深く垂れ下がっている。
8.9.10 (10は図示せず)は前記対物レンズの
上側ヨーク3a上面の試料移動台5と対向する部分に埋
め込まれた3周の電磁石で、この各電磁石は光軸Zを中
心として円周上に等間隔に配置されており、また、各電
磁石はT字型の磁極片11にコイル12を巻回すること
により構成されている。さらに、この各N 磁石8.9
.10と上側ヨーク3aとの間には非磁性体製のケース
13が設けである。前記各コイル12はリード線14及
びハーメチックシール15を介して大気中に置かれたス
イッチ16.直流電源17に接続されている。
上側ヨーク3a上面の試料移動台5と対向する部分に埋
め込まれた3周の電磁石で、この各電磁石は光軸Zを中
心として円周上に等間隔に配置されており、また、各電
磁石はT字型の磁極片11にコイル12を巻回すること
により構成されている。さらに、この各N 磁石8.9
.10と上側ヨーク3aとの間には非磁性体製のケース
13が設けである。前記各コイル12はリード線14及
びハーメチックシール15を介して大気中に置かれたス
イッチ16.直流電源17に接続されている。
18.19.20 (20は図示せず)は前記試料移動
台5の下面に埋め込まれた永久磁石で、各永久磁石は夫
々前記電磁石8.9.10と相対向するように配置され
ている。
台5の下面に埋め込まれた永久磁石で、各永久磁石は夫
々前記電磁石8.9.10と相対向するように配置され
ている。
21は前記試料移動台5を対物レンズ1の上側ヨーク3
aに向けて押圧させるためのスプリングで、上側ヨーク
3aに植設されたスプリング受け22に保持されている
。また、このスプリング及びスプリング受けは3個用意
され、光軸Zを中心にして円周上に等間隔に配置されて
いる。
aに向けて押圧させるためのスプリングで、上側ヨーク
3aに植設されたスプリング受け22に保持されている
。また、このスプリング及びスプリング受けは3個用意
され、光軸Zを中心にして円周上に等間隔に配置されて
いる。
かかる装置において、スイッチ16をオンすることによ
り電磁石8,9.10と永久磁石18゜19.20との
対向する側の極性を互いに同極にすれば、試料移動台5
は磁力の反発力によりスプリング21の抗力に反して浮
上する。また、試料移動台の磁気浮上による高さは直流
電源17から各コイル12に供給する電流層を変えるこ
とにより変化させることができる。
り電磁石8,9.10と永久磁石18゜19.20との
対向する側の極性を互いに同極にすれば、試料移動台5
は磁力の反発力によりスプリング21の抗力に反して浮
上する。また、試料移動台の磁気浮上による高さは直流
電源17から各コイル12に供給する電流層を変えるこ
とにより変化させることができる。
上記実施例では試料移動台5に固定した3個の永久磁石
18.19.20によって電子線が不正偏向されるのを
できるだけで少なくするために、各永久磁石は光軸を中
心に対称に配置するようになしているが、試料移動台が
任意方向に移動するので対称がくずれる。それによる不
正偏向を考慮しなければならない場合には、第2図に示
すように対物レンズ1の上側ヨーク3aに固定された円
筒状の磁性体製のシールド体23を各永久磁石18.1
9.20と電子線との間に設置したり、または、第3図
に示すように各永久磁石18.19゜20を囲繞した3
個のリング状のシールド体24を上側ヨーク3aに夫々
固定する必要がある。この場合、各シールド体23.2
4と試料移動体5との間には空間が設けてあり、試料移
動台の移動が阻害されないようになしである。
18.19.20によって電子線が不正偏向されるのを
できるだけで少なくするために、各永久磁石は光軸を中
心に対称に配置するようになしているが、試料移動台が
任意方向に移動するので対称がくずれる。それによる不
正偏向を考慮しなければならない場合には、第2図に示
すように対物レンズ1の上側ヨーク3aに固定された円
筒状の磁性体製のシールド体23を各永久磁石18.1
9.20と電子線との間に設置したり、または、第3図
に示すように各永久磁石18.19゜20を囲繞した3
個のリング状のシールド体24を上側ヨーク3aに夫々
固定する必要がある。この場合、各シールド体23.2
4と試料移動体5との間には空間が設けてあり、試料移
動台の移動が阻害されないようになしである。
尚、前述の実施例では、試料移動台に永久磁石を固定し
た場合について述べたが、電磁石を固定しても良い。ま
た、対物レンズの上側ヨークに固定する磁石も電磁石に
代えて永久磁石を使用しても良い。
た場合について述べたが、電磁石を固定しても良い。ま
た、対物レンズの上側ヨークに固定する磁石も電磁石に
代えて永久磁石を使用しても良い。
[発明の効果]
以上のようになせば、試料移動台を対物レンズの上側ヨ
ーク上方に無接触状態で配置することができるため、試
料移動台の移動に際して摩擦抵抗が無くなり、試料移動
台をスムーズに移動させることができる。その結果、微
小移動が可能どなるため、高倍観察において所望とする
観察位置を迅速に光軸上にセットすることができる等、
操作性の向上を図ることができる。また、上述した実施
例のように試料移動台を磁気浮上させるための磁石とし
て電磁石を用いれば、この電磁石に供給する励磁電流量
を変化させることにより試料移動台の高さ、つまり試料
の高さを変化させることができるため、試料移動台と試
料筒との間に高さ調整機構を組込む必要が無くなり、構
成の簡略化を図ることができる。
ーク上方に無接触状態で配置することができるため、試
料移動台の移動に際して摩擦抵抗が無くなり、試料移動
台をスムーズに移動させることができる。その結果、微
小移動が可能どなるため、高倍観察において所望とする
観察位置を迅速に光軸上にセットすることができる等、
操作性の向上を図ることができる。また、上述した実施
例のように試料移動台を磁気浮上させるための磁石とし
て電磁石を用いれば、この電磁石に供給する励磁電流量
を変化させることにより試料移動台の高さ、つまり試料
の高さを変化させることができるため、試料移動台と試
料筒との間に高さ調整機構を組込む必要が無くなり、構
成の簡略化を図ることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図及び第
3図は本発明の他の実施例を示す要部断面図である。 1:対物レンズ 2:磁極片 3a:上側ヨーク 4:励磁コイル 5:試料移動台 7:試料筒 8.9:電磁石 11:磁極片 12:コイル 13:ケース 14:リード線 15:ハーメチックシール 16:スイッチ 17:直流電源 18.19:電磁石 21ニスプリング 22ニスプリング受け 23.24:シールド体
3図は本発明の他の実施例を示す要部断面図である。 1:対物レンズ 2:磁極片 3a:上側ヨーク 4:励磁コイル 5:試料移動台 7:試料筒 8.9:電磁石 11:磁極片 12:コイル 13:ケース 14:リード線 15:ハーメチックシール 16:スイッチ 17:直流電源 18.19:電磁石 21ニスプリング 22ニスプリング受け 23.24:シールド体
Claims (1)
- 対物レンズと、該対物レンズ上に水平移動可能に載置さ
れた試料移動体と、該試料移動体に着脱可能に装着され
、かつ試料を保持した試料筒とを備えた装置において、
前記試料移動体を対物レンズの上方に磁気浮上させるた
めの手段を設け、該手段により磁気浮上した試料移動体
を押えるための手段を設けてなる電子顕微鏡等における
試料移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60232899A JPS6293847A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 電子顕微鏡等の試料移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60232899A JPS6293847A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 電子顕微鏡等の試料移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293847A true JPS6293847A (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=16946581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60232899A Pending JPS6293847A (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 | 電子顕微鏡等の試料移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6293847A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019114562A (ja) * | 2019-04-15 | 2019-07-11 | 株式会社島津製作所 | サンプルプレート移動機構及びそれを備えたレーザ脱離イオン化質量分析装置 |
GB2626604A (en) * | 2023-01-30 | 2024-07-31 | Lig Nanowise Ltd | Sample support system |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP60232899A patent/JPS6293847A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019114562A (ja) * | 2019-04-15 | 2019-07-11 | 株式会社島津製作所 | サンプルプレート移動機構及びそれを備えたレーザ脱離イオン化質量分析装置 |
GB2626604A (en) * | 2023-01-30 | 2024-07-31 | Lig Nanowise Ltd | Sample support system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8643228B2 (en) | Linear motor with permanent-magnetic self-holding | |
US8902031B2 (en) | Guide having passive gravity compensation and a vertically movably mounted platform | |
JP2003322189A (ja) | 負の剛性を持つ磁気スプリング・デバイス | |
US8946947B2 (en) | Electromagnetic linear stepper motor | |
JPS6249016A (ja) | スライド変位装置及びこの装置を具えた電動装置 | |
JPS6293847A (ja) | 電子顕微鏡等の試料移動装置 | |
JPH03178747A (ja) | 2次元モータ式ステージ装置 | |
JP2005020901A (ja) | リニアアクチュエータ | |
JPH04162610A (ja) | マスク保持装置 | |
JPS62165019A (ja) | 磁気浮上スライド | |
JPS56125984A (en) | Magnetically floating movable base | |
JP2012193017A (ja) | 磁気浮上制御装置 | |
GB2211356A (en) | Magnetic work holders | |
US3924076A (en) | Electromagnetic phono cartridge | |
JPS61246812A (ja) | 衝撃力を用いた微小移動装置 | |
JP2004214555A (ja) | 磁気浮上テーブル装置及び露光装置 | |
KR100483954B1 (ko) | 솔레노이드와 영구자석을 갖는 선형구동기를 이용한 3축스테이지 구동장치 | |
JP2547713Y2 (ja) | 磁気精密移動装置 | |
KR100428051B1 (ko) | 6축 위치 결정 기구 | |
JP2747927B2 (ja) | 非接触型軸受 | |
JP2006323295A (ja) | レンズ駆動装置 | |
JP2707364B2 (ja) | 静圧軸受装置 | |
JP2607071B2 (ja) | 自己保持型リードスイツチの作動方法 | |
JP2645218B2 (ja) | 雲台装置 | |
JPS62281018A (ja) | 角度制御装置 |