JPS629200Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629200Y2 JPS629200Y2 JP2014282U JP2014282U JPS629200Y2 JP S629200 Y2 JPS629200 Y2 JP S629200Y2 JP 2014282 U JP2014282 U JP 2014282U JP 2014282 U JP2014282 U JP 2014282U JP S629200 Y2 JPS629200 Y2 JP S629200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- chrome
- stern tube
- chrome liner
- propeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 34
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 2
- 241000238586 Cirripedia Species 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は船尾管におけるクロムライナーの生物
付着防止装置に関する。
付着防止装置に関する。
第１図に示すように、プロペラ軸１の船尾管２
の出口部においては、プロペラ３側に取付けられ
てプロペラ軸１を保護する筒状のクロムライナー
４と船尾管２後端面に取付けられたシールケーシ
ング５内に保持された複数のシールリング６とに
よつて船尾管内７がシールされている。即ち、シ
ールリング６内面はクロムライナー４外表面に当
接且つ押圧されてシールが成されており、従つて
長い航海の間には、クロムライナー４のシールリ
ング６の当接部表面が摩耗して、へつこみ十分な
シールが得られなくなる。そこで、従来、プロペ
ラ３とクロムライナー４との取付部及び船尾管２
とシールケーシング５との取付部にそれぞれデイ
スタンスピースが装着されて互いにその当接部を
プロペラ軸心方向でずらすようにしていた。しか
し、第１図に示すように、クロムライナー４は直
接海水に接触しているため、その外表面にふじつ
ぼ等の生物が付着して、互いに相対位置をずらせ
ることができなくなる場合が多々あつた。
の出口部においては、プロペラ３側に取付けられ
てプロペラ軸１を保護する筒状のクロムライナー
４と船尾管２後端面に取付けられたシールケーシ
ング５内に保持された複数のシールリング６とに
よつて船尾管内７がシールされている。即ち、シ
ールリング６内面はクロムライナー４外表面に当
接且つ押圧されてシールが成されており、従つて
長い航海の間には、クロムライナー４のシールリ
ング６の当接部表面が摩耗して、へつこみ十分な
シールが得られなくなる。そこで、従来、プロペ
ラ３とクロムライナー４との取付部及び船尾管２
とシールケーシング５との取付部にそれぞれデイ
スタンスピースが装着されて互いにその当接部を
プロペラ軸心方向でずらすようにしていた。しか
し、第１図に示すように、クロムライナー４は直
接海水に接触しているため、その外表面にふじつ
ぼ等の生物が付着して、互いに相対位置をずらせ
ることができなくなる場合が多々あつた。
そこで、本考案はクロムライナーの外表面に生
物が付着するのを防止することを目的とするもの
である。
物が付着するのを防止することを目的とするもの
である。
即ち、本考案はプロペラ側に取付けられて船尾
管とプロペラとの間のプロペラ軸を保護する筒状
のクロムライナーと、船尾管側に取付けられたシ
ールケーシング内に保持されると共に上記クロム
ライナーに外嵌して船尾管内をシールするシール
リングとを有する船尾管構造において、シールケ
ーシング外方のクロムライナーの外周面の少なく
とも一部に摺接する摺接部材を、上記シールケー
シング端部に保持し、且つ該摺接部材を軟質材料
から構成したものである。
管とプロペラとの間のプロペラ軸を保護する筒状
のクロムライナーと、船尾管側に取付けられたシ
ールケーシング内に保持されると共に上記クロム
ライナーに外嵌して船尾管内をシールするシール
リングとを有する船尾管構造において、シールケ
ーシング外方のクロムライナーの外周面の少なく
とも一部に摺接する摺接部材を、上記シールケー
シング端部に保持し、且つ該摺接部材を軟質材料
から構成したものである。
以下、本考案の一実施例を第２図に基づき説明
する。１１は船尾管１２とプロペラ１３との間の
プロペラ軸１４を保護するクロムライナーで、筒
状に構成されると共にプロペラ１３側にボルト１
５により取付けられて、プロペラ１３と一緒に回
転される。１６は船尾管１２側にボルト１７，１
８を介して順次取付けられた複数個のシールケー
シング１９にそれぞれ保持されると共に、所定箇
所で上記クロムライナー１１に外嵌摺接する複数
個のシールリングである。これらシールリング１
６によつて船尾管内２０が外方即ち海水に対して
シールされる。そして、２１はシールケーシング
１９外方のクロムライナー１１の外周面に、その
軸心方向で全長に亘つて且つ円周方向で全周若し
くは一定幅でもつて、摺接するようにされた摺接
部材で、この摺接部材２１は最外端部のシールケ
ーシング１９Ａの内周端部に係合保持されてい
る。また、この摺接部材２１は、軟質材料例えば
多孔性を有するスポンジ状のものが使用される。
する。１１は船尾管１２とプロペラ１３との間の
プロペラ軸１４を保護するクロムライナーで、筒
状に構成されると共にプロペラ１３側にボルト１
５により取付けられて、プロペラ１３と一緒に回
転される。１６は船尾管１２側にボルト１７，１
８を介して順次取付けられた複数個のシールケー
シング１９にそれぞれ保持されると共に、所定箇
所で上記クロムライナー１１に外嵌摺接する複数
個のシールリングである。これらシールリング１
６によつて船尾管内２０が外方即ち海水に対して
シールされる。そして、２１はシールケーシング
１９外方のクロムライナー１１の外周面に、その
軸心方向で全長に亘つて且つ円周方向で全周若し
くは一定幅でもつて、摺接するようにされた摺接
部材で、この摺接部材２１は最外端部のシールケ
ーシング１９Ａの内周端部に係合保持されてい
る。また、この摺接部材２１は、軟質材料例えば
多孔性を有するスポンジ状のものが使用される。
上記構成によると、航海時においては、シール
ケーシング１９に係合保持された摺接部材２１が
回転するクロムライナー１１の外表面に摺接し
て、クロムライナー１１外表面への生物付着を防
止する。従つて、クロムライナー１１のシールリ
ング１６との当接部表面が摩耗した場合、クロム
ライナー１１の外表面に生物が付着していないの
で、互いにプロペラ軸心方向で容易に移動させて
それぞれの取付部にデイスタンスピース２２，２
３を装着できる。
ケーシング１９に係合保持された摺接部材２１が
回転するクロムライナー１１の外表面に摺接し
て、クロムライナー１１外表面への生物付着を防
止する。従つて、クロムライナー１１のシールリ
ング１６との当接部表面が摩耗した場合、クロム
ライナー１１の外表面に生物が付着していないの
で、互いにプロペラ軸心方向で容易に移動させて
それぞれの取付部にデイスタンスピース２２，２
３を装着できる。
以上のように、本考案の船尾管におけるクロム
ライナーの生物付着防止装置によれば、プロペラ
側に取付けられて船尾管とプロペラとの間のプロ
ペラ軸を保護する筒状のクロムライナーと、船尾
管側に取付けられたシールケーシング内に保持さ
れると共に上記クロムライナーに外嵌して船尾管
内をシールするシールリングとを有する船尾管構
造において、シールケーシング外方のクロムライ
ナーの外周面の少なくとも一部に摺接する摺接部
材を、上記シールケーシング端部に保持し、且つ
該摺接部材を軟質材料から構成したので、クロム
ライナーには生物が付着するのを防止でき、従つ
て容易にクロムライナーとシールリングとの相対
位置をずらせることができ、また上記摺接部材に
よりシールケーシング内に異物の侵入を防ぐこと
ができるので、シールリングの保護にもなる。
ライナーの生物付着防止装置によれば、プロペラ
側に取付けられて船尾管とプロペラとの間のプロ
ペラ軸を保護する筒状のクロムライナーと、船尾
管側に取付けられたシールケーシング内に保持さ
れると共に上記クロムライナーに外嵌して船尾管
内をシールするシールリングとを有する船尾管構
造において、シールケーシング外方のクロムライ
ナーの外周面の少なくとも一部に摺接する摺接部
材を、上記シールケーシング端部に保持し、且つ
該摺接部材を軟質材料から構成したので、クロム
ライナーには生物が付着するのを防止でき、従つ
て容易にクロムライナーとシールリングとの相対
位置をずらせることができ、また上記摺接部材に
よりシールケーシング内に異物の侵入を防ぐこと
ができるので、シールリングの保護にもなる。
第１図は従来例の要部縦断面図、第２図は本考
案の一実施例の要部縦断面図である。 １１……クロムライナー、１２……船尾管、１
３……プロペラ、１４……プロペラ軸、１６……
シールリング、１９，１９Ａ……シールケーシン
グ、２０……船尾管内、２１……摺接部材。
案の一実施例の要部縦断面図である。 １１……クロムライナー、１２……船尾管、１
３……プロペラ、１４……プロペラ軸、１６……
シールリング、１９，１９Ａ……シールケーシン
グ、２０……船尾管内、２１……摺接部材。
Claims (1)
- プロペラ側に取付けられて船尾管とプロペラと
の間のプロペラ軸を保護する筒状のクロムライナ
ーと、船尾管側に取付けられたシールケーシング
内に保持されると共に上記クロムライナーに外嵌
して船尾管内をシールするシールリングとを有す
る船尾管構造において、シールケーシング外方の
クロムライナーの外周面の少なくとも一部に摺接
する摺接部材を、上記シールケーシング端部に保
持し、且つ該摺接部材を軟質材料から構成したこ
とを特徴とする船尾管におけるクロムライナーの
生物付着防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014282U JPS58122698U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 船尾管におけるクロムライナ−の生物付着防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014282U JPS58122698U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 船尾管におけるクロムライナ−の生物付着防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122698U JPS58122698U (ja) | 1983-08-20 |
| JPS629200Y2 true JPS629200Y2 (ja) | 1987-03-03 |
Family
ID=30032316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014282U Granted JPS58122698U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 船尾管におけるクロムライナ−の生物付着防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58122698U (ja) |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP2014282U patent/JPS58122698U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122698U (ja) | 1983-08-20 |
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