JPS6291668A

JPS6291668A - 物体推進装置

Info

Publication number: JPS6291668A
Application number: JP6486386A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Umetsu; 淳梅津
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-06-25
Filing date: 1986-03-25
Publication date: 1987-04-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、自動車、その他の任意の物体を制御された方
向に推進することができる物体推進装置に関するもので
ある。

（従来技術）一般に、物体を推進する装置はエンジン、モータの如き
回転駆動源から成っており、それ自体で物体の推進方向
を制御することができなかった。このため、物体にその
移動方向を制御する別個の操舵手段を備えているため装
置が複雑となり、またその制御が面倒であった。

（発明の目的）７に発明の１（的は、それ自体で移動方向を自由にａ制
御することができ、構成が簡ｒ口な物体推進装置を提供
することにある。

（発明の椙Ｉ＆）不発明に係る物体推進装置は、キャスタが取付けられて
任意の方向に移動することができる移動物体と、この移
動物体の中心に回転自在に支持された円盤と、移動物体
に取付けられ円盤の中心軸に接続された偏平モータを含
んで円盤をバランスさせて回転駆動する円盤バランス回
転手段と１円盤上にこの円盤の回転軸線に一致して取イ
・１けられたアンバランス部材と１円盤１−にそのバラ
ンスを崩すことがないように取付けられアンバランス部
材を制御された方向と角度で回転するアンバランス部材
変位手段とから成っていることを特徴している。

このような構成であると、アンバランス部材を円盤の回
転番こ対して推進方向と反対側に位置するように角度変
位することによって移動物体？制御された方向に容易に
推進することができる。

（実施例）本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、第
１図及び第２図は本発明に係る物体推進装置１０を示し
、この物体推進装置１０は複数のキャスタ１２が取付け
られて任意の方向に移動することができるケース状の移
動物体１４と、この移動物体１４の中心に回転自在に支
持された円盤１６と、移動物体１４に取付けられ円盤１
６の中心軸１６ａに接続されたプリントモータの如き偏
平モータ１８を含んで円盤１６をバランスさせて回転駆
動する円盤バランス回転手段２０と１円盤１６上にこの
円盤１６の回転軸線Ｘに一致して取付けられたアンバラ
ンス部材２２と１円ｇｔｓ上にそのバランスを崩すこと
がないように取付けられアンバランス部材２２の中心軸
２２ａに接続されたプリントモータの如き偏平モータ２
４を含んでこのアンバランス部材２２を制御された方向
と角度で回転するアンバランス部材変位手段２６とから
成っている。移動物体１４はカーボンの如き軒昂な材料
から成っているのが好ましく、また円盤１６は移動物体
１４の推進力を増加するようにその回転中に遠心力と慣
性を付与するためにその円周に厚みを増した重４部分１
６ａを有するのが好ましい。

次にＬ記物体椎准装置の動作をのべると、偏平モータ１
８を駆動して円盤１６を回転するが、円盤１６は移動物
体１４内にその中心軸線に対してバランスさせて取付け
られているので円盤１６はバランスして回転される。従
って、若しアンバランス部材２２及びその変位手段２６
かなければ、コマの原理と同じ原理で移動物体１４は一
点に酸１１ニしている。しかし１本発明のようにアンバ
ランス部材２２及びアンバランス部材変位手段２６を有
すると、アンバランス部材２２の位置によって円盤１６
及びこの円盤１６が取付けられた移動物体１４は推進力
がｔえられる。これを更に詳細にのべると９例えば。

コマかその中心＠１線に対して重量がバランスされてい
ると、その回転中コマの袖は静ＩＦシているか、若しコ
マの東４）がその中心軸線に対してアン／ヘラ／スとな
っていると、コマの軸は重量の大きな部分がある位置と
反対の方向に移動する。本発明はこの原理を利用したも
のである。

即ち１例えば、アンバランス部材２２をそノ偏平モーク
２４によって円盤１６の回転中第１図及び第２図の位置
を維持するように２円盤１６の回転方向と反対側に円盤
１６の回転速度と同じ速度で回転すると１円盤１６及び
移動物体１４にはこのアンバランス部材２２の位置と反
対側の矢印方向の推進力が付与される。また９円盤１６
の回転中アンバランス部材２２を′５Ｓ１図の位置から
１専計方向または反時計方向に変位するようにアンバラ
ンス部材変位手段２６によって円盤１６の回転に対して
遅らせてまたは進ませて回転すると９推進力が付かされ
る方向が変化する。従って、移動物体１４はアンバラン
ス部材２２の位置によってその移動方向が制御されなが
ら推進される。尚９円ｖ、１６の円周の重Ｍ部分１６ａ
は是の回転に遠心力を付与するのでアンバランス部材に
よる推進力を更に増大することができることが解る。

第３図は本発明の他の実施例を示し、この実施例ではア
ンバランス部材変位手段２６の偏平モータ２４は移動物
体１４の天井に取付けられていることを除いて第１図及
び第２図の実施例と回しである。この実施例でも第１図
及び第２図の実施例と同じように作用する。

第４図は本発明の更に他の実施例を示し、この実施例で
は移動物体１４はキャスタ１２が取イ・ｊけられた台車
１４Ａとこの台車１４Ａの七に設けられた移動物体本体
１４Ｂとから成り３円盤バランス回転手段２０の偏平モ
ータ１８とアンバランス部材変位手段２６の偏平モータ
２４の電源２８．３０は台車１４Ａ−ｆ：に搭載されて
いる。このようにすると、電ｆｉ２８．３０から偏平モ
ータま１８，２４での配線は容易となるので好ましい。

（発明の効果）本発明によれば、上記のように、移動物体はアンバラン
ス部材を円盤の回転に対して推進方向と反対側に位置す
るように角度変位することによって制御された方向に容
易に推進することができ、またこの制御された方向への
推進は円盤とその円盤回転手段及びアンバランス部材と
そのアンバランス変位手段との簡単な構成で行なわれる
ので装置を安価に提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明に係る物体推進装置の一部を
断面にした平面図及び縦断面図である。１０−−−−一物体推進装置、　１２−−−−−キャス
タ、　ｌ　４−−−−一移動物体、１４Ａ−−−−一台
車、１４Ｂ−−−−一移動物体本体、１６−−−−−円
盤、１６ａ−−−−−重量部分、１８．２４−−−−〜
偏平モータ、２〇−−−一一円盤回転手段、２２−−−
−−アンバランスｆｉ材、２６−−−−−アンバランス
部材変位手段。茗　７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）キャスタが取付けられて任意の方向に移動するこ
とができる移動物体と、前記移動物体の中心に回転自在
に支持された円盤と、前記移動物体に取付けられ前記円
盤の中心軸に接続された偏平モータを含んで前記円盤を
バランスさせて回転駆動する円盤バランス回転手段と、
前記円盤上に前記円盤の回転軸線に一致して取付けられ
たアンバランス部材と、前記円盤上にそのバランスを崩
すことがないように取付けられ前記アンバランス部材を
制御された方向と角度で回転するアンバランス部材変位
手段とから成っていることを特徴とする物体推進装置。
（２）前記円盤はこの円盤に遠心力と慣性を付与する重
量部分を円周に有する特許請求の範囲第１項に記載の物
体推進装置。
（３）前記アンバランス変位手段は前記円盤上に取付け
られている特許請求の範囲第１項または第２項に記載の
物体推進装置。
（４）前記アンバランス変位手段は前記移動物体上に取
付けられている特許請求の範囲第１項または第２項に記
載の物体推進装置。
（５）前記移動物体はキャスタが取付けられた台車と前
記台車の上に設けられた移動物体本体とから成り、前記
円盤バランス回転手段と前記アンバランス部材変位手段
との電源は前記台車上に搭載されている特許請求の範囲
第１項乃至第４項に記載の物体推進装置。