JPS6291475A - ガラス繊維プリフオ−ム - Google Patents
ガラス繊維プリフオ−ムInfo
- Publication number
- JPS6291475A JPS6291475A JP23213685A JP23213685A JPS6291475A JP S6291475 A JPS6291475 A JP S6291475A JP 23213685 A JP23213685 A JP 23213685A JP 23213685 A JP23213685 A JP 23213685A JP S6291475 A JPS6291475 A JP S6291475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preform
- fiber
- screen
- glass fiber
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野１
この発明は、ガラスｓ＋ｔｔｔ強化プラスチックの成型
に用いるガラス繊維プリフォームに関する。 【従来の技術】 比較的小型のガラス繊維強化プラスチツク成型品、例え
ばヘルメット、洗面器、バケツ９食器。 箱、トランク、各種トレイ、浴槽等の成型品を量産する
場合、ガラス＠帷プリフォームを合成樹脂の強化用基材
として使用し、圧縮成型法により成型するのが普通であ
る。 従来ガラス繊維プリフォームは、２００本前後のガラス
ａ腑連続フィラメントを紡糸しながら集束剤を塗布して
集束し、ストランドを形成する。そして該ストランドを
そのまま、或いは更にバインダーを付与して軽度の接着
をしながら６０本程度引揃え、Ｓ撚りのまま紐状のロー
ビングを形成し、これらを１〜１０ｃ１ｎの長さに切断
し、得られたチョツプドストランドを圧縮成型機の雄型
、或いは夏型に合せて作ったプリフォーム成型機のスク
リーン上に堆積して形成していた。 このようにして形成したプリフォームは、スクリーンか
ら外されて圧縮成型機の雄型或いは創型上に移載される
のであるが、その際プリフォームの型が崩れないように
する為、チョツプドストランドをプリフォーム成型機の
スクリーン上に堆積するときに、チョツプドストランド
と共に液状バインダーを吹付は加熱乾燥して保形性を与
えていた。
に用いるガラス繊維プリフォームに関する。 【従来の技術】 比較的小型のガラス繊維強化プラスチツク成型品、例え
ばヘルメット、洗面器、バケツ９食器。 箱、トランク、各種トレイ、浴槽等の成型品を量産する
場合、ガラス＠帷プリフォームを合成樹脂の強化用基材
として使用し、圧縮成型法により成型するのが普通であ
る。 従来ガラス繊維プリフォームは、２００本前後のガラス
ａ腑連続フィラメントを紡糸しながら集束剤を塗布して
集束し、ストランドを形成する。そして該ストランドを
そのまま、或いは更にバインダーを付与して軽度の接着
をしながら６０本程度引揃え、Ｓ撚りのまま紐状のロー
ビングを形成し、これらを１〜１０ｃ１ｎの長さに切断
し、得られたチョツプドストランドを圧縮成型機の雄型
、或いは夏型に合せて作ったプリフォーム成型機のスク
リーン上に堆積して形成していた。 このようにして形成したプリフォームは、スクリーンか
ら外されて圧縮成型機の雄型或いは創型上に移載される
のであるが、その際プリフォームの型が崩れないように
する為、チョツプドストランドをプリフォーム成型機の
スクリーン上に堆積するときに、チョツプドストランド
と共に液状バインダーを吹付は加熱乾燥して保形性を与
えていた。
【発明が解決しようとする問題点１
プリフオームを構成するチョップドストランド上には、
集束剤、ロービング形成用バインダー。 プリフォーム保形用バインダー等、種々の段階で結合剤
を付着し、引揃え状態にあるガラスＳ維フィラメント同
志を結合しているから、プリフォームを圧縮成型機の型
上に載置し、合成樹脂を含浸してガラス繊維強化プラス
チックを成型する際に、チョツプドストランドを構成す
る個々のガラス繊維フィラメント間に合成樹脂が滲透し
、フィラメント間に存在する空気と完全に置換するのを
妨げて、成型完了後の成型品の中に未含浸部分や気泡を
残し、チョツプドストランドと合成樹脂の界面で光線が
反射して成型品中のチョツプドストランドを浮き出させ
る等、成型品の性能、外観等を悪化する原因となってい
た。 【問題点を解決するだめの手段］ この発明は、ａ鮒長が１乃芋１０ Ｃ，のガラス繊維チ
ョツプドストランド層（以下、単にチョツプドストラン
ド層という）の少なくとも一面に、開繊してフィラメン
ト状態に分離したＩＩ長が１ＣＪＩＴ以上の開繊ガラス
繊維フィラメント層（以下、単に開繊フィラメント層と
いう）を形成したプリフォームとすることによって従来
の問題点を解決した。 【作 用】 この発明においては、ガラス＠維プリフ４−ムを、繊維
長が１乃至１０ｃ＋＋＋のチョップトス１〜ランド閤の
少なくとも一面に、ｌｌｉ維長が’ｌ ｃｍ以Ｆの開繊
フィラメント層を形成した構造とすることによって、プ
リフオームの保形性を高めると共に、プリフォーム表面
に位置する開繊フィラメンＩ−ＩＩは、強化プラスチッ
ク成型品の表面性能、外観を向１する作用をもたらす。
集束剤、ロービング形成用バインダー。 プリフォーム保形用バインダー等、種々の段階で結合剤
を付着し、引揃え状態にあるガラスＳ維フィラメント同
志を結合しているから、プリフォームを圧縮成型機の型
上に載置し、合成樹脂を含浸してガラス繊維強化プラス
チックを成型する際に、チョツプドストランドを構成す
る個々のガラス繊維フィラメント間に合成樹脂が滲透し
、フィラメント間に存在する空気と完全に置換するのを
妨げて、成型完了後の成型品の中に未含浸部分や気泡を
残し、チョツプドストランドと合成樹脂の界面で光線が
反射して成型品中のチョツプドストランドを浮き出させ
る等、成型品の性能、外観等を悪化する原因となってい
た。 【問題点を解決するだめの手段］ この発明は、ａ鮒長が１乃芋１０ Ｃ，のガラス繊維チ
ョツプドストランド層（以下、単にチョツプドストラン
ド層という）の少なくとも一面に、開繊してフィラメン
ト状態に分離したＩＩ長が１ＣＪＩＴ以上の開繊ガラス
繊維フィラメント層（以下、単に開繊フィラメント層と
いう）を形成したプリフォームとすることによって従来
の問題点を解決した。 【作 用】 この発明においては、ガラス＠維プリフ４−ムを、繊維
長が１乃至１０ｃ＋＋＋のチョップトス１〜ランド閤の
少なくとも一面に、ｌｌｉ維長が’ｌ ｃｍ以Ｆの開繊
フィラメント層を形成した構造とすることによって、プ
リフオームの保形性を高めると共に、プリフォーム表面
に位置する開繊フィラメンＩ−ＩＩは、強化プラスチッ
ク成型品の表面性能、外観を向１する作用をもたらす。
【実 施 例１
第１図乃至第３図を参照しながら本発明の第１の実施例
を説明する。 本発明のプリフォーム１は先ず、従来公知のガラス繊維
ストランド、又はガラス繊維ロービングのような連続ガ
ラス繊維束２をパッケージ４から引出し、ジエン１へ気
流噴射ノズル５を利用して開繊分離し、得られた開繊フ
ィラメント３を、そのまま或いは繊維長１ ｃｍ以上に
切断し、圧縮成型機の雄型に合せて作ったプリフォーム
成型１６のスクリーン７上に堆積して、開繊フィラメン
ト層Ｆを形成し、次いで、ジェット気流噴射ノズル５の
作動を停止して、前記ガラス繊維ストランド層ドガラス
Ｓ維ロービングのような連続ガラスｌ１ｆｆ束２を直接
ｍ維長１乃至１０ｃＪｎに切断しながら、前記開繊フィ
ラメント層Ｆ上に重層してチョツプドストランドＷＣを
形成することによって得ることができる。 ８はブラフ４−ム成型機上のスクリーン７を回転し、該
スクリーン７上に均一な犀さのプリフォームを形成する
為のターンテーブル、９はスクリーン７を通して空気を
吸引し、スクリーン７上にガラス４Ｉ維を吸着堆積せし
めるブロワ−１１０はその排気ダクト、１１はジェット
気流噴射ノズル５への送気管である。 ジェット気流噴射ノズル５は、例えばシラン系集束剤で
集束された４＆［径２３ミクロン、フィラメント数２０
００本の構成からなるストランドを、空気圧５Ｋｇ／ｃ
ｄのジェット気流噴射ノズルに毎分２００ｍの速度で供
給したときに、該ストランドを開繊分離して開繊フィラ
メントを形成し、該開繊フィラメントはＩｌｉ維長繊維
以上の任意の長さに切断され、或いは切断されることな
く連続フィラメントの状態でプリフォーム成型機のスク
リーン上に堆積され、開繊フィラメント層Ｆを形成する
。このような開繊フィラメント層Ｆは、フィラメント同
志が互いに重なり合い搦み合ってチョツプドストランド
層表面を覆い、極少量のプリフォーム保形用バインダー
を使用することにより、プリフォーム全体の保形性を向
上することが確認された。 そして開繊フィラメント層Ｆの厚味が増加するに従って
プリフォームは嵩高となり、そのため強化プラスチック
成型時における型締め圧が増加するのｒ１プリフォーム
の保形性が得られ、チョツプドストランド層Ｃが完全に
覆われる限り、開繊フィラメント層Ｆの厚味は薄い方が
望ましい。 尚、開繊フィラメンＩ−３を切断することなくそのまま
プリフォーム成型機のスクリーン上に堆積するときは、
カッター装置を使用する必要はないが、Ｓ雑長を１ ｃ
ｍ以上の任意の長さに切断するときは、例えば第３図Ａ
、Ｂに示すようにロータリ一式カッター装置１２、或い
はギロチン式カッター装置１３を使用する。１４は一刻
の送り出しローうである。 本発明は、このようにしてプリフォーム成型機６のスク
リーン７上に形成した開繊フィラメント１Ｆの上に、ジ
ェット気流噴射ノズル５の作動を停止して、ガラス１１
維ストランド又はガラス＠にロービングのような連続ガ
ラスｌ！維束２を直接、繊維長１乃至１０ｃｔｎに切断
しながら重層し、チョツプドストランドＩＣを形成する
。この際使用されるカッター装置は、前記したロータリ
一式カッター装置１２或いはギロチン式カッター装置１
３をそのまま利用することができる。 上記説明において本発明のプリフオーム１は、プリフォ
ーム成型［６のスクリーン７上に先ず開戦フィラメント
層Ｆを形成し、その上に更にチョツプドストランドＮＣ
を形成するものとして述べたが、第２の実施例としてプ
リフォーム成型機６のスクリーン７上に先ずチョツプド
ストランド層Ｃを形成し、その上に開繊フィラメント層
Ｆを形成し、第４図に示すようなプリフォームとしても
良いことは勿論で、更には第３の実施例としてプリフォ
ーム成型は６のスクリーン７上に、先ず開繊フィラメン
ト層Ｆ１を形成しその上にチョツプドストランド層Ｃを
形成１）だ後、更にその上に開繊フィラメント層Ｆ２を
形成して第５図に示すような三重構造のプリフォームと
しても良く、何れの場合も開繊フィラメント層形成面は
該プリフォームを強化材とする強化プラスチックの表面
層を形成する。 特に第３の実施例の場合、開繊フィラメント囮Ｆ１の繊
維長とＦ２のＩＮ長を異ならしめ、強化プラスチック成
型品の性能を種々変化させることも可能である。 尚、前記の通りプリフォーム成型機１台につき１台のジ
ェット気流噴射ノズルと、１台のカッター装置を設け、
プリフォームの形成を行うことができるが、プリフォー
ム成型機１台につき多数のジェット気流噴射ノズルやカ
ッター装置を設け、複数本の連続ガラス繊維を同時に供
給してプリフォーム成型機上のスクリーンに開繊フィラ
メント層、チョツプドストランド層を形成堆積するよう
にしても良いことは勿論で、これによりプリフォームに
おける繊腑の堆積状態は更に複雑化してプリフォームの
保形性が向上し、生産性を一段と高めることができる。 又プリフォーム成型機上のスクリーンは、該スクリーン
上に均一厚さのプリフォームを形成する為、ターンテー
ブルの回転と共に回転するものとして説明したが、スク
リーンを固定し、ジェット気流噴射ノズルやカッター装
置をスクリーンを中心として回動せしめても、或いはス
クリーンの回転とジェット気流噴射ノズルやカッター装
置の回動を併用しても良いことは勿論である。 このようにして得られた本発明のプリフォームを強化材
とした強化プラスナック成型品の成型方法は、従来公知
の圧縮成型法と異なるところがなく、公知の圧縮成型条
件をそのまま適用することができる。黙しながらこの発
明のプリフォームは少なくともその一面に開繊フィラメ
ント層が形成されているから、該プリフォームに含浸さ
れる合成樹脂は、従来のチョツプドストランドのみから
なるプリフォームへの含浸とは異なった挙動を示し、開
繊フィラメント層における開繊された各フィラメントの
間隙に迅速に滲透して、そこに存在していた空気と完全
に置換し、未含浸部分や気泡を残すことがないから、表
面性能の優れた強化プラスチックの成型品を得ることが
できる。 【発明の効果】 以上詳細に述べた通り、本発明のガラスｌＪｉ雑プリフ
ォームは、繊維長が１乃至１ｏｃｍのチョツプドストラ
ンド層の少なくとも一面に、＠雑長が１ ｃｔｎｃｍ以
上繊フィラメント層を形成してなるものであるから、開
繊フィラメント層はフィラメント同志が互いに重なり合
い搦み合ってチョツプドストランド層の表面を覆い、プ
リフォーム全体の保形性を向上する外、得られたプリフ
ォームはチョツプドストランドのみからなる従来のプリ
フォームとほぼ同等の嵩高さを有し、その結果、強化プ
ラスチック成型時の型締めが極めて容易である許りか、
開繊フィラメン１〜Ｗ４を構成するフィラメントの開繊
分離間隙への合成樹脂の滲透が極めて良好で、フィラメ
ント間に存在する空気と速やかに置換して完全に含浸し
、成型品の表面に未含浸部分や気泡を残したり、ガラス
繊維と合成樹脂の界面で光線が反射して、ガラス４Ｉ維
を浮き出すこともなく、然も成型品の特性を向−トし耐
侵性、耐久性。 耐蝕性に富む強化プラスチック成型品を得ることができ
たものである。
を説明する。 本発明のプリフォーム１は先ず、従来公知のガラス繊維
ストランド、又はガラス繊維ロービングのような連続ガ
ラス繊維束２をパッケージ４から引出し、ジエン１へ気
流噴射ノズル５を利用して開繊分離し、得られた開繊フ
ィラメント３を、そのまま或いは繊維長１ ｃｍ以上に
切断し、圧縮成型機の雄型に合せて作ったプリフォーム
成型１６のスクリーン７上に堆積して、開繊フィラメン
ト層Ｆを形成し、次いで、ジェット気流噴射ノズル５の
作動を停止して、前記ガラス繊維ストランド層ドガラス
Ｓ維ロービングのような連続ガラスｌ１ｆｆ束２を直接
ｍ維長１乃至１０ｃＪｎに切断しながら、前記開繊フィ
ラメント層Ｆ上に重層してチョツプドストランドＷＣを
形成することによって得ることができる。 ８はブラフ４−ム成型機上のスクリーン７を回転し、該
スクリーン７上に均一な犀さのプリフォームを形成する
為のターンテーブル、９はスクリーン７を通して空気を
吸引し、スクリーン７上にガラス４Ｉ維を吸着堆積せし
めるブロワ−１１０はその排気ダクト、１１はジェット
気流噴射ノズル５への送気管である。 ジェット気流噴射ノズル５は、例えばシラン系集束剤で
集束された４＆［径２３ミクロン、フィラメント数２０
００本の構成からなるストランドを、空気圧５Ｋｇ／ｃ
ｄのジェット気流噴射ノズルに毎分２００ｍの速度で供
給したときに、該ストランドを開繊分離して開繊フィラ
メントを形成し、該開繊フィラメントはＩｌｉ維長繊維
以上の任意の長さに切断され、或いは切断されることな
く連続フィラメントの状態でプリフォーム成型機のスク
リーン上に堆積され、開繊フィラメント層Ｆを形成する
。このような開繊フィラメント層Ｆは、フィラメント同
志が互いに重なり合い搦み合ってチョツプドストランド
層表面を覆い、極少量のプリフォーム保形用バインダー
を使用することにより、プリフォーム全体の保形性を向
上することが確認された。 そして開繊フィラメント層Ｆの厚味が増加するに従って
プリフォームは嵩高となり、そのため強化プラスチック
成型時における型締め圧が増加するのｒ１プリフォーム
の保形性が得られ、チョツプドストランド層Ｃが完全に
覆われる限り、開繊フィラメント層Ｆの厚味は薄い方が
望ましい。 尚、開繊フィラメンＩ−３を切断することなくそのまま
プリフォーム成型機のスクリーン上に堆積するときは、
カッター装置を使用する必要はないが、Ｓ雑長を１ ｃ
ｍ以上の任意の長さに切断するときは、例えば第３図Ａ
、Ｂに示すようにロータリ一式カッター装置１２、或い
はギロチン式カッター装置１３を使用する。１４は一刻
の送り出しローうである。 本発明は、このようにしてプリフォーム成型機６のスク
リーン７上に形成した開繊フィラメント１Ｆの上に、ジ
ェット気流噴射ノズル５の作動を停止して、ガラス１１
維ストランド又はガラス＠にロービングのような連続ガ
ラスｌ！維束２を直接、繊維長１乃至１０ｃｔｎに切断
しながら重層し、チョツプドストランドＩＣを形成する
。この際使用されるカッター装置は、前記したロータリ
一式カッター装置１２或いはギロチン式カッター装置１
３をそのまま利用することができる。 上記説明において本発明のプリフオーム１は、プリフォ
ーム成型［６のスクリーン７上に先ず開戦フィラメント
層Ｆを形成し、その上に更にチョツプドストランドＮＣ
を形成するものとして述べたが、第２の実施例としてプ
リフォーム成型機６のスクリーン７上に先ずチョツプド
ストランド層Ｃを形成し、その上に開繊フィラメント層
Ｆを形成し、第４図に示すようなプリフォームとしても
良いことは勿論で、更には第３の実施例としてプリフォ
ーム成型は６のスクリーン７上に、先ず開繊フィラメン
ト層Ｆ１を形成しその上にチョツプドストランド層Ｃを
形成１）だ後、更にその上に開繊フィラメント層Ｆ２を
形成して第５図に示すような三重構造のプリフォームと
しても良く、何れの場合も開繊フィラメント層形成面は
該プリフォームを強化材とする強化プラスチックの表面
層を形成する。 特に第３の実施例の場合、開繊フィラメント囮Ｆ１の繊
維長とＦ２のＩＮ長を異ならしめ、強化プラスチック成
型品の性能を種々変化させることも可能である。 尚、前記の通りプリフォーム成型機１台につき１台のジ
ェット気流噴射ノズルと、１台のカッター装置を設け、
プリフォームの形成を行うことができるが、プリフォー
ム成型機１台につき多数のジェット気流噴射ノズルやカ
ッター装置を設け、複数本の連続ガラス繊維を同時に供
給してプリフォーム成型機上のスクリーンに開繊フィラ
メント層、チョツプドストランド層を形成堆積するよう
にしても良いことは勿論で、これによりプリフォームに
おける繊腑の堆積状態は更に複雑化してプリフォームの
保形性が向上し、生産性を一段と高めることができる。 又プリフォーム成型機上のスクリーンは、該スクリーン
上に均一厚さのプリフォームを形成する為、ターンテー
ブルの回転と共に回転するものとして説明したが、スク
リーンを固定し、ジェット気流噴射ノズルやカッター装
置をスクリーンを中心として回動せしめても、或いはス
クリーンの回転とジェット気流噴射ノズルやカッター装
置の回動を併用しても良いことは勿論である。 このようにして得られた本発明のプリフォームを強化材
とした強化プラスナック成型品の成型方法は、従来公知
の圧縮成型法と異なるところがなく、公知の圧縮成型条
件をそのまま適用することができる。黙しながらこの発
明のプリフォームは少なくともその一面に開繊フィラメ
ント層が形成されているから、該プリフォームに含浸さ
れる合成樹脂は、従来のチョツプドストランドのみから
なるプリフォームへの含浸とは異なった挙動を示し、開
繊フィラメント層における開繊された各フィラメントの
間隙に迅速に滲透して、そこに存在していた空気と完全
に置換し、未含浸部分や気泡を残すことがないから、表
面性能の優れた強化プラスチックの成型品を得ることが
できる。 【発明の効果】 以上詳細に述べた通り、本発明のガラスｌＪｉ雑プリフ
ォームは、繊維長が１乃至１ｏｃｍのチョツプドストラ
ンド層の少なくとも一面に、＠雑長が１ ｃｔｎｃｍ以
上繊フィラメント層を形成してなるものであるから、開
繊フィラメント層はフィラメント同志が互いに重なり合
い搦み合ってチョツプドストランド層の表面を覆い、プ
リフォーム全体の保形性を向上する外、得られたプリフ
ォームはチョツプドストランドのみからなる従来のプリ
フォームとほぼ同等の嵩高さを有し、その結果、強化プ
ラスチック成型時の型締めが極めて容易である許りか、
開繊フィラメン１〜Ｗ４を構成するフィラメントの開繊
分離間隙への合成樹脂の滲透が極めて良好で、フィラメ
ント間に存在する空気と速やかに置換して完全に含浸し
、成型品の表面に未含浸部分や気泡を残したり、ガラス
繊維と合成樹脂の界面で光線が反射して、ガラス４Ｉ維
を浮き出すこともなく、然も成型品の特性を向−トし耐
侵性、耐久性。 耐蝕性に富む強化プラスチック成型品を得ることができ
たものである。
第１図は本発明のプリフォームの一例を示す部分欠切斜
視図、第２図はプリフォーム成型機の要部正面図、第３
図Ａ、Ｂはジェット気流噴射ノズルとカッター装置の関
係を示刀正面図、第４図は本発明プリフォームの第２の
実施例を示す部分欠切斜視図、第５図は同一り第３の実
施例を示−リ一部分欠切斜視図である。 １・・・プリフォーム、 ２・・・連続ガラス繊維束。 ３・・・開繊フィラメント。 ５・・・ジエンｉ・気流噴射ノズル。 ６・・・プリフォーム成型門。 １２・・・ロータリ一式カッター装置。 １３・・・ギロチン式カッター装置。 Ｆ、Ｆｌ、Ｆ２・・・開繊フィラメント層。
視図、第２図はプリフォーム成型機の要部正面図、第３
図Ａ、Ｂはジェット気流噴射ノズルとカッター装置の関
係を示刀正面図、第４図は本発明プリフォームの第２の
実施例を示す部分欠切斜視図、第５図は同一り第３の実
施例を示−リ一部分欠切斜視図である。 １・・・プリフォーム、 ２・・・連続ガラス繊維束。 ３・・・開繊フィラメント。 ５・・・ジエンｉ・気流噴射ノズル。 ６・・・プリフォーム成型門。 １２・・・ロータリ一式カッター装置。 １３・・・ギロチン式カッター装置。 Ｆ、Ｆｌ、Ｆ２・・・開繊フィラメント層。
Claims (1)
- 繊維長が１乃至１０ｃｍのガラス繊維チヨツプドストラ
ンド層の少なくとも一面に、開繊してフィラメント状態
に分離した繊維長が１ｃｍ以上のガラス繊維フィラメン
ト層を形成したガラス繊維プリフォーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23213685A JPS6291475A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | ガラス繊維プリフオ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23213685A JPS6291475A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | ガラス繊維プリフオ−ム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6291475A true JPS6291475A (ja) | 1987-04-25 |
| JPH0432776B2 JPH0432776B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=16934556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23213685A Granted JPS6291475A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | ガラス繊維プリフオ−ム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6291475A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3046080A3 (en) | 2015-01-14 | 2016-11-30 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus, information processing method, and computer-readable recording medium |
| JP6582847B2 (ja) | 2015-10-07 | 2019-10-02 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP23213685A patent/JPS6291475A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0432776B2 (ja) | 1992-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2372433A (en) | Moldable plastics composition and method of preparing same | |
| US6767851B1 (en) | Chopped strand non-woven mat production | |
| US4752513A (en) | Reinforcements for pultruding resin reinforced products and novel pultruded products | |
| US2477555A (en) | Mineral fiber mat and process of manufacture | |
| US2731066A (en) | Reinforced fibrous products, method and apparatus for making same | |
| US2639759A (en) | Method of forming glass fiber mats | |
| WO1993020995A1 (en) | Method of fabricating a preform | |
| US3347727A (en) | Textured filament yarns | |
| EP1770072A1 (en) | Method of making nonwoven fibrous mats and preforms and methods of use | |
| JPS6291475A (ja) | ガラス繊維プリフオ−ム | |
| US5200128A (en) | Process for producing binder-containing fibrous mats | |
| US20050079786A1 (en) | Fiberglass-polypropylene mat and method of forming a fiberglass-polypropylene mat | |
| TWI270536B (en) | Continuous strand mats, methods of producing continuous strand mats, and systems for producing continuous strand mats | |
| US3028282A (en) | Method for smoothing and evening out the surfaces of pre-moulded parts consisting ofinorganic or organic fibers and resulting product | |
| CA2010559A1 (en) | Composite sheet for fibrous reinforcing material | |
| US20070071973A1 (en) | Method of making nonwoven fibrous mats and preforms and methods of use | |
| JPS60180929A (ja) | ガラス繊維プリフオ−ム及び該プリフオ−ムを強化材とした強化プラスチツク成型品 | |
| JPH0372744B2 (ja) | ||
| JP3982007B2 (ja) | ー方向強化熱可塑性樹脂構造体の製造方法及び製造装置 | |
| CA2017641C (en) | Process for producing binder-containing fibrous mats | |
| JPH03251408A (ja) | 連続する補強繊維への樹脂含浸方法 | |
| JPH0246056B2 (ja) | ||
| AU760054B2 (en) | Method for making a mat and resulting products | |
| JPH0939143A (ja) | 無機繊維マット及びその製造法 | |
| JPH02251651A (ja) | Ｆｒｐ用繊維質シート状物及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |