JPS628592Y2 - - Google Patents

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JPS628592Y2
JPS628592Y2 JP3864680U JP3864680U JPS628592Y2 JP S628592 Y2 JPS628592 Y2 JP S628592Y2 JP 3864680 U JP3864680 U JP 3864680U JP 3864680 U JP3864680 U JP 3864680U JP S628592 Y2 JPS628592 Y2 JP S628592Y2
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output
circuit
sequential
signal
sequential circuit
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JP3864680U
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JPS56142321U (ja
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  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、超音波流量計等の動作タイミング
を発生するための回路を改良した超音波測定装置
に関するものである。
超音波流量計においては、流体の流れ方向に沿
つて一定距離はなれた位置に超音波の送受波器を
それぞれ設け、流れと同方向の超音波の伝達速度
および流れと反対方向の超音波の伝達速度を計測
して流量測定を行つている。この場合、一方の送
波器から他方の受波器に超音波信号を発信し、次
いで他方の送波器から一方の受波器に超音波信号
を発信するシーケンスを繰返して行なう。しかし
ながら、送波器から発信された信号は直接受波器
に到達するもののほかに、反射物で反射し遅れて
受波器に到達するものがあるため、直接受波器に
到達した次の信号と前の信号の反射して遅れたも
のとが同時に受波器に入り、正規の次の信号がマ
スクされて正確な受信ができないことがある。こ
のため、送波器から発信する信号の繰り返し周期
を適当に変化させて、受波器に前記のように2つ
の信号が重なつて入らないようにする必要があ
る。したがつて、従来の超音波測定装置において
は、シーケンス制御を行なうためのタイミング回
路に繰り返し周期を変化させる手段が設けられて
いた。
第1図、第2図はそれぞれ従来の超音波測定装
置の回路構成図である。第1図において、1は発
振器、2は発振器1から出力されるクロツク信号
によつて出力端子E1,E2,E3,…Eoに順次信号
を出力してゆく順次回路、3は出力端子Eoの出
力で動作し一定時間動作状態を保つた後に元の状
態に復旧する単安定マルチバイブレータ、4はス
イツチである。スイツチ4をオンした状態では、
発振器1からのクロツク信号によつて、順次回路
2の出力端子E1,E2,E3,…に順次出力があら
われる。この出力を適宜選択してシーケンスの制
御信号として使用し超音波信号の発信等を行な
う。そして、最終出力端子Eoからの出力によつ
て単安定マルチバイブレータ3が動作すると、こ
の動作期間中発振器1の発振が阻止される。単安
定マルチバイブレータ3が元の状態に復帰する
と、発振器1は再び発振し、以後同じ動作を繰り
返す。したがつて、単安定マルチバイブレータ3
の動作時間を変化させることにより、超音波信号
の発信繰り返し周期を変化させ、受波器に受信す
る信号が重ならないようにすることができる。し
かしながら、このような装置では、単安定マルチ
バイブレータの動作時間すなわち時定数のみによ
つて繰り返し周期が決まるので、この時定数が変
動すると直接繰り返し周期が変つてしまう。ま
た、発振器を一時停止させてしまうので、発振が
再開した直後は動作が不安定になりクロツク信号
の振動数が変動するという問題があつた。
第2図の例は同一出願人によつて既に出願(実
願昭53−73370号)されたもので、順次回路2の
出力端子E1,E2,…Elまでの出力を適宜選択し
てシーケンスの制御信号として使用し、出力端子
l+1,…,Eoの出力のうち1つをロータリスイ
ツチ5で選択して取出し、この出力をリセツト信
号として順次回路2に加えるものである。ロータ
リスイツチ5の選択により繰り返し周期が決ま
る。この装置では、繰り返し周期はクロツク信号
によつて制御される。いわゆる同期式であるため
に安定性があり時間精度もよいが、回路中にスイ
ツチが存在するために、信頼性が低下し、実装が
難しく、かつコストが上昇するという問題があつ
た。
この考案はこのような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところ
は、スイツチを全く使用せず、しかも安定かつ高
精度に繰り返し周期が設定できるような超音波測
定装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、この考案
は、順次回路動作開始時点から遅延回路を動作さ
せ、順次回路の所定順次出力と遅延回路の遅延出
力とのうちいずれか遅い方の出力で順次回路をリ
セツトさせるようにしたものである。
以下、この考案を図面にもとずいて詳細に説明
する。
第3図はこの考案に係る超音波測定装置の回路
構成図である。図において、1はクロツク信号を
発生する発振器、2はクロツク信号を入力して出
力端子E1,E2,E3,…Eoに順次“1”信号を出
力し、リセツトされるまでは最終出力端子Eo
出力は保持するシフトレジスタ等からなる順次回
路、3は出力端子E1の“1”信号が入ると動作
して“0”信号を出力し、任意に設定された動作
時間後に復帰して“1”信号を出力する遅延回路
としての単安定マルチバイブレータ、7は出力端
子Eoの“1”信号でセツトされ出力端子E1
“1”信号でリセツトされるR−S形のフリツプ
フロツプ回路、8は単安定マルチバイブレータ3
の出力およびフリツプフロツプ回路7の出力を入
力して順次回路2にリセツト信号を出力するアン
ドゲートである。
次にこの回路の動作を第4図に示すタイムチヤ
ートによつて説明する。第4図イ,ホは出力端子
E1、ロ,ヘは出力端子Eo、ハ,トは単安定マル
チバイブレータ3の出力、ニ,チはアンドゲート
8の出力の各レベルを示す。また、第4図イ〜ニ
は単安定マルチバイブレータ3の動作時間がシー
ケンス終了のタイミングtEより短かい場合、ホ
〜チは長い場合である。タイミングt0でフリツプ
フロツプ回路7がリセツトされその出力が“0”
になると同時に、単安定マルチバイブレータ3が
動作しその出力が同じく“0”になる。単安定マ
ルチバイブレータ3の動作時間(遅延時間)がタ
イミングtEまでの時間より短かい時間T1の場合
(第4図ハ)は、タイミングtpからT1後単安定
マルチバイブレータ3の出力は“1”になり、次
いでタイミングtEで出力端子Eoの“1”信号に
よりフリツプフロツプ回路7がセツトされその出
力が“1”になると、アンドゲート8はリセツト
信号(第4図ニ)を出力し、順次回路2は直ちに
リセツトされる。したがつて、タイミングtE
順次回路2は最初の動作状態に戻り、出力端子
E1からは“1”信号が出力される。この場合、
繰り返し周期は最も短かくシーケンス動作周期と
同じになる。すなわち、単安定マルチバイブレー
タ3の動作時間をどのように短かく設定しても、
繰り返し周期がシーケンス動作周期より短かくな
ることはなく、誤調整になることを防止できる。
なお、順次回路2の出力端子の任意の出力を選
択して制御信号として使用するのは従来と同じで
ある。
一方、単安定マルチバイブレータ3の動作時間
がタイミングtEまでの時間より長い時間T2の場
合(第4図ト)は、タイミングtEを過ぎたタイ
ミングtpからT2後の時点で単安定マルチバイブ
レータ3の出力は“1”になり、アンドゲート8
からリセツト信号(第4図チ)が出力される。こ
の場合、繰り返し周期はシーケンス動作周期より
長くなる。繰り返し周期は、シーケンスタイミン
グとは独立して単安定マルチバイブレータ3の出
力パルス幅で決定されるが、順次回路2をリセツ
トしても次のクロツク信号で出力端子E1に出力
がでるため、リセツト機能は同期式となり単安定
マルチバイブレータ3の出力パルス幅の変動の影
響を受けにくい。すなわち、出力パルス幅が多少
変動してもクロツク信号の周期内であれば繰り返
し周期は一定となる。しかも、発振器1は常に発
振動作を続けているため、クロツク信号は安定に
出力される。
また、スイツチを全く使用していないので、接
触不良等がなくなつて信頼性が向上し、小形にま
とまるとともにコストも低減できる。
単安定マルチバイブレータ3はボリユーム等に
よつて連続的にしかも任意に遅延時間を設定する
ことができる。なお、遅延回路としては、このほ
かにもCCD,BBD等各種のカウンタが適用でき
る。
第5図は順次回路の他の実施例を示す回路構成
図である。C−MOSのカウンタ素子12は、ク
ロツクインヒビツト端子CLIを有しており、出力
端子E1,E2,…E8の出力をシーケンス制御に使
用し、最終出力端子E9の出力を端子CLIに入力す
ると、この時点でカウンタ素子12の順次動作が
停止して出力端子E9の出力はそのまま保持さ
れ、第3図のフリツプフロツプ回路の機能を行な
う。したがつて、この出力端子E9の出力をアン
ドゲート8に入力すれば第3図と同じ動作を行な
い、しかもフリツプフロツプ回路を省略できる。
なお、第5図において単安定マルチバイブレータ
は省略して示してある。また、出力端子E9の出
力でなく、もつと手前の任意の出力端子の出力を
端子CLIに入力させることもできる。
このようにこの考案に係る超音波測定装置によ
ると、スイツチを全く使用しないので信頼性が向
上するとともにコストが低減され、しかも繰り返
し周期を安定かつ高精度に設定できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来の超音波測定装
置の回路構成図、第3図はこの考案に係る超音波
測定装置の一実施例の回路構成図、第4図はタイ
ムチヤート、第5図は順次回路の他の実施例の回
路構成図である。 1……発振器、2……順次回路、3……単安定
マルチバイブレータ、7……フリツプフロツプ回
路、8……アンドゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クロツク信号を入力して複数の出力端子に順次
    出力を発生させる順次回路と、この順次回路の動
    作開始時点から動作を開始し、任意に設定可能な
    遅延時間を経過後に遅延出力を発生させる遅延回
    路と、前記順次回路の所定順次出力と前記遅延回
    路の遅延出力とのうちいずれか遅い方の出力で順
    次回路を初期状態にリセツトさせるリセツト回路
    とからなり、順次回路の出力端子から超音波測定
    シーケンスの制御信号を取り出すようにした超音
    波測定装置。
JP3864680U 1980-03-24 1980-03-24 Expired JPS628592Y2 (ja)

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JP3864680U JPS628592Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3864680U JPS628592Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24

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Publication Number Publication Date
JPS56142321U JPS56142321U (ja) 1981-10-27
JPS628592Y2 true JPS628592Y2 (ja) 1987-02-27

Family

ID=29634142

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JP3864680U Expired JPS628592Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24

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JP2597151B2 (ja) * 1988-06-30 1997-04-02 昭和アルミニウム株式会社 接着強度の制御方法

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JPS56142321U (ja) 1981-10-27

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