JPS6285849A - 容器内の検出方法 - Google Patents

容器内の検出方法

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JPS6285849A
JPS6285849A JP60227282A JP22728285A JPS6285849A JP S6285849 A JPS6285849 A JP S6285849A JP 60227282 A JP60227282 A JP 60227282A JP 22728285 A JP22728285 A JP 22728285A JP S6285849 A JPS6285849 A JP S6285849A
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JP
Japan
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neutron
vessel
irradiated
liquid
source
Prior art date
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Pending
Application number
JP60227282A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Shigeta
繁田 道男
Kenichi Takeshita
竹下 謙一
Harutoshi Maeda
前田 怡敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichizo Tech Inc
Original Assignee
Nichizo Tech Inc
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Publication date
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、地中埋設管などの容器内における水等の水
素元素を含む液体の存在状況を検出する容器内の検出方
法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、石油コンビナートの配管や地中埋設管などのよ
うに、複数の配管が並設されている場合に、特定の配管
の補修、取り換えを行なう際、外観上どれが補修、取り
換えの対象となる配管であるか容易に区別できないこと
があり、配管の区別に手間がかかp、あるいは誤って他
の配管を切断するなどのトラブルの発生することがある
すなわち、たとえば地中に埋設された水道管を取り換え
る場合、地中には通常水道管だけでなくガス管なども埋
設されており、いずれも管表面が腐食して容易に区別で
きず、作業者が誤ってガス管を切断し、事故を招く可能
性がある。
そこで、配管の補修、取り換え作業に先立ち、外観上区
別できないような配管を簡便に区別する方法として、た
とえば管壁をハンマなどで殴打し、反響音の違いにもと
づいて水道管とガス管との区別や市川配管内の油の充填
の具合などを調べている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記した反響音にもとづく配管内の検出方法に
は、作業者の熟練を要し、しかも精度が悪く、(g頼性
に欠けるという問題点がある。
一方、ガンマ線を使った配管内の検出方法も考えられて
おり、配管を挾んでガンマ線源、およびガンマ線感光フ
ィルムおるいはガンマ線検出器を配置し、線源を走査し
てフィルムに現われる濃淡にもとづき、あるいは線源お
よび検出器を定食して得られる透過ガンマ線のプロファ
イルにもとづき、配管内の内容物の状況を調べるのであ
るが、配管径が小さい場合、内容物が液体たとえば水と
2体たとえば空気とではガンマ線の減衰量が小さいため
、配管内に水が半分だけ充填されていても、それを明確
に識別することができず、さらに配管内に内容物が完全
に充満されているときには、その内容物が水であるのか
空気であるのか、あるいは他の固体であるのかを識別す
るには、実際の測定により得たフィルムパターンや透過
ガンマ線プロファイルのほかに、同一形状、同一材質の
配管内に対象となる水や空気等をそれぞれ充満させたと
きのフィルムパターンや透過ガンマ線プロファイルを予
め求めて準備しておき、予め求めた法学用のフィルムパ
ターン、ガンマ線プロファイルと測定により得たフィル
ムパターン、ガンマ線プロファイルとを比較してはじめ
て配管の内容物を識別できることになり、配管の種類が
多数に及ぶ場合には、非常に多くの基準用のフィルムパ
ターン。
ガンマ線プロファイルが必要になり、手間がかかり、1
n1便な方法とは言えないという問題点がある。
そこでこの発明は、容易かつ精度よく、配管等の容器内
の水素元素を含む液体の存在状況を検出できるようにす
ることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、
中性子源からの中性子線を容器外から該容器内に照射し
、照射された前記中性子線の後方散乱される熱中性子量
を熱中性子検出器により測定し、前記検出器により得ら
れた測定値にもとづき前記容器内における水素元素を含
む液体の存在状況を検出することを特徴とする容器内の
検出方法である。
〔作用〕
したがって、この発明では、中性子#源から容器に向っ
て中性子線が照射され、後方散乱される熱中性子量か熱
中性子検出器により測定され、当該検出器により得られ
た測定値にもとつき容器内における水素元素を含む液体
の存在状況が検出される。
このとき、容器内に水などの水素元素を含む液体が存在
する場合には、水素元素が他の元素よりも単位質量当り
の減速能が大きいため、照射されたエネルギの高い速中
性子がエネルギの低い熱中性子となって後方散乱される
割合が非常に高くなり、熱中性子検出器による熱中性子
量の測定値の高、低により、容器内に水素元素を含む液
体が存在するか否か、あるいは容器内にどこまで水素元
素を含む液体が存在するかが検出されることになる。
〔実施例〕
つぎに、この発明を、その1実施例を示した図面ととも
に詳細に説明する。
まず、実施例の説明に先立ち、この発明の原理について
説明する。
いま、容器内に水等の水素元素を含む液体が存在するか
否か、あるいは水素元素を含む液体が容器内のどこまで
存在するかを、中性子線を使って調べる場合、次表に示
すように、水素元素が他の元素に比べて単位質量当りの
減速能が圧倒的に大きいため、水素元素の有無およびそ
の存在の割合が速中性子の熱中性子化に大きな影響を与
えることになり、従って容器内の測定箇所に水素元素を
含む液体が存在する場合としない場合とでは、測定され
る熱中性子の量が大きく異なり、前者の存在する場合の
方が測定される熱中性子量は高くなる。
そこで、@1図に示すように、高圧電源(1)により高
電圧が印加される熱中性子検出器としてのたとえばBF
3[フッ化ホウ素]比例計数管(2)にカリホルニウム
252 (”’CC〕等の中性子源(3)を取り付け、
水等の水素元素を含む液体(4)が存在すると思われる
配管等の容器f51に計数管(2)ごと中性子源(3)
を接近させ、容器(5)内に中性子源(3)からの高エ
ネルギの中性子線を照射し、照射された中性子線の後方
散乱される熱中性子を計数管(2)および計数管(2)
に接続された増幅器(6)により計数7測定12、レー
 トメータ(7)に測定値を表示させる。
このとき、第1図に示すように、容器[51内にボイド
と呼ばれる空気溜り(8)があれば、中性子源(3)を
計数管(2)ごと溶!?(5+の周面に沿って走査させ
ることにより、中性子線が空気溜り(8)に照射された
場合と液体(4)に照射された場合とで、レートメータ
(7)の表示値が大きく異なるため、容器(5)内に液
体(4)の存在することが容易にわかる。
そして、たとえば第2図に示すように、注水された槽P
に沿い、上下方向に中性子源+31 f:計数管+21
とともに走Hさせたときのレートメータ(7)に表示さ
れた測定値をプロットした結果、第3図のようになり、
水のない部分とある部分とでは熱中性子h1の測定値が
ほぼ1桁異なり、第3図中の各測定点金結んで得られる
曲線がなだらかに変化する部分のほぼ中央、すなわち縦
軸の走査量の約−6備のところに水面が位置していると
推定できる。ただし、第3図の横軸は前記したようにレ
ートメータ(7)に表示された1分間当りの熱中性子量
の測定値で、単位id clun (counもs p
Cr m1nutes〕であり、縦軸は第2図の槽Pの
ある点を基準と17だときの高さすなわち中性子源(3
)の走査量であり、上方を正とし、単位は国である。
したがって、前記した方法によれば、レートメータ(7
)の表示にもとつき、外観上区別できない容器(51で
あって、第4図および第5図にそれぞれ示すように液体
(4)が全くない場合と液体(4)が充満されている場
合とを容易に区別することができるとともに、第6図に
示すように容器(51の途中まで液体(4)が充填され
ている場合に、液体(4)がほぼどの辺1で充填されて
いるかを容易に検出することができる。
なお、レートメータ(7)に代え、熱中性子の測定値が
所定値を越えたときに表示ランプが点灯し。
るるいはブザーが鳴動するような表示手段を設けてもよ
く、液体(4)の水素濃度等に応じてviJ記表不表示
手段動するしきい値を可変できるようにしても、この発
明を同様に実施することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の容器内の検出方法によると、
簡単な装置により石油コンビナート等の測定現場におい
て手軽に測定が行なえ、容易かつ精度よく配管等の容器
(5)内の水素元素を含む水。
浦等の液体(4)の存在状況を検出することができ、従
来のような作業者の熟練や比較のだめの基準データ等が
一切不要となり、その効果は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の容器内の検出方法の1実施棚1を千
1−襄IMけ姶出儒f計のブロック[止筑2図および第
3図はそれぞれ検出時の動作説明図および実測データで
ある熱中性P量の測定値と走だ量との関係図、第4図な
いし第6図は検出対象となる容器の断面図である。 +21・・・比例計数管、(3)・・・中性子源、(4
)・・・液体、(5)・−・容器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中性子源からの中性子線を容器外から該容器内に
    照射し、照射された前記中性子線の後方散乱される熱中
    性子量を熱中性子検出器により測定し、前記検出器によ
    り得られた測定値にもとづき前記容器内における水素元
    素を含む液体の存在状況を検出することを特徴とする容
    器内の検出方法。
JP60227282A 1985-10-11 1985-10-11 容器内の検出方法 Pending JPS6285849A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07306166A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Hihakai Kensa Kk 金属材料中の水素量測定方法及び測定装置並びに中性子照射装置
CN106645230A (zh) * 2015-11-04 2017-05-10 富士电机株式会社 配管区分装置、配管区分方法及配管定位系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257879A (en) * 1975-11-07 1977-05-12 Kajima Corp Method of discriminating abnormal state between coated body and other body behind it

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