JPS6284422A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS6284422A
JPS6284422A JP22434685A JP22434685A JPS6284422A JP S6284422 A JPS6284422 A JP S6284422A JP 22434685 A JP22434685 A JP 22434685A JP 22434685 A JP22434685 A JP 22434685A JP S6284422 A JPS6284422 A JP S6284422A
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meth
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Tsutomu Okita
務 沖田
Masashi Aonuma
政志 青沼
Hiroshi Hashimoto
博司 橋本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオテープ、オーディオテープ、コンピュー
ターテープ等の磁気記録媒体に関するものである。
〔従来技術〕
現在、一般に広く使用されている磁気記録媒体は、結合
剤として塩ビー酢ビ系樹脂、塩ビー塩化ビニリデン系樹
脂、セルロース茅樹脂、アセタール系樹脂、ウレタン樹
脂、アクリロニトリルブタジェン樹脂などの熱可塑性樹
脂を単独あるいは混合して用いる方法があるが、この方
法では、磁性層の耐摩耗性が劣り磁気テープの走行経路
を汚してしまうという欠点を有していた。
またメラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化性樹脂を用いる
方法あるいは上記熱可塑性樹脂に化学反応による架橋性
の結合剤、たとえばインシアネート化合物、エポキシ環
を有する化合物などを添加する方法が知られている。し
かし、上記の架橋性の結合剤を用いると、/)磁性粒子
を分散させた液の貯蔵安定性に難があり、磁性塗液物性
の均一性、ひいては磁気記録媒体の均質性を保持できな
い、コ)塗布乾燥後塗膜の硬化のために熱処理工程が不
可欠であり、しかも長時間を要する、などの欠点を有し
ている。
これらの欠点を防止する為、アクリル酸エステル系のオ
リゴマーとモノマーを結合剤として用い、乾燥後に放射
線照射によって硬化せしめる磁気記録媒体の製造方法が
特公昭4’7−/、2ダ23号、特開昭亭り−/、3A
39号、特開昭ククー751Ot号、特開昭50−7り
4I33号、特開昭SA−,2!2.3/号等の各公報
に開示されている。しかしながら、上記特許公報に開示
された製造方法では高度な電磁変換特性と耐久性を有す
る磁気記録媒体は得られなかった。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
近年磁気記録媒体の高画質化が要求されている。
このためには磁性層表面とビデオヘッド及びオーディオ
ヘッドとの間により密に接触させることが必要であり、
磁気記録媒体の表面の平滑性を向上させるとともに、強
磁性微粉末の分散性を更に飛躍的に向上させることが重
要である。−1磁性層表面が平滑になればなるほどビデ
オテープレコーダー内の走行系での摩擦は大きくなり、
走行テンションが高くなって、磁気記録媒体には才すま
す苛酷な走行耐久性が要求されるのである。このため、
従来の磁気記録媒体での製造方法では磁性層の表面の平
滑性、強磁性微粉末の分散性、および走行耐久性をかね
そなえた磁気記録媒体は得られていなかった。
本発明者等は熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂を用いる方法
、及び化学反応による架橋性の結合剤を添加する方法、
更に放射線架橋による硬化性結合剤を用いる方法、など
の従来技術の欠点を改良するため鋭意研究を重ねた結果
本発明に到達したものである。
従って、本発明の目的は、従来の磁気記録媒体では達成
しえなかった特性、即ち/)電磁変換特性に優れ1.2
)強磁性微粉末の分散性に優れ、3)磁性塗液の貯蔵安
定性が良好で、均質な性能を有し、4)走行耐久性に優
れ、S)塗膜の硬化のための熱処理工程が不要な磁気記
録媒体を提供することである。
発明の構成 〔問題点を解決する手段〕 前記問題点は以下に述べる方法によって解決される。
本発明は、(1)非磁性支持体上に磁性層を設けてなる
磁気記録媒体において、該磁性層が〒記(8)および(
至)で示される群からそれぞれ選ばれる1種以上の化合
物を含有し、放射−癲′射されたことを特徴とする磁気
記録媒体に関する。
(A)極性基を含むポリ塩化ビニル系(メタ)アクリレ
ート S− 0スルホン酸金属塩基を含むポリウレタン(メタ)アク
リレート 本発明において用いられる極性基を含むポリ塩化ビニル
系(メタ)アクリレート(A)としては(以下アクリレ
ートおよびメタクリレートを総称して(メタ)アクリレ
ート、アクリロイル基およびメタアクリロイル基を総称
して(メタ)アクリロイル基という。)、極性基として
CO、H,OH。
So、H,So、N、、0PO3H,0PO8Na基な
どを含む塩化ビニル−酢−ビニル系共重合体、塩化ビニ
ル−プロピオン酸ビニル系共重合体、塩化ビニリデン−
酢酸ビニル系共重合体などの共重合体の(メタ)アクリ
レートである。□極性基として好ましいものは、CO2
H,OH基でありさらに好ましくはCO、H基である。
極性基が002H基のとき、C02H含有量として酸価
で1〜30含むものが好ましく、更に奸才しくは3〜2
0である。この範囲を外れると強磁性微粉末の分散性が
不良となり、また電磁変換特性も大幅に低下する。(メ
タ)アクリロイル基の平均含有量としては、7分子あた
り/、!;−,10であり、好ましくはコ〜ioである
。この範囲を外れると硬化性が不良になったりあるいは
耐久性が悪くなったりする。
これらの化合物は、ベースとなるポリ塩化ビニル系重合
体として、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−マレイン酸−ビニルアルコール共重合
体、塩化ビニル−プロピオン酸ビニル−マレイン酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル−プロピオン酸ビニル−ビニル
アルコール共重合体、塩化ビニリデン−酢酸ビニル−マ
レイン酸共重合体、塩化ビニリデン−プロピオン酸ビニ
ル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−アクリル酸共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ア
クリル酸−ビニルアルコール共重合体などの塩化ビニル
系共重合体、およびこれらの共重合体を鹸化して用いて
もよい。
(メタ)アクリレート基の導入方法としては、こわらの
共重合体のヒドロキシル基もしくはC02H基の一部を
、あるいはケン化することによって生じたOH基の一部
を多官能インシアネート(例えば、コ、タートリレンジ
イソシアネート、コ。
6−ドリレンジイソシアネー1−1/、、?−キシリレ
ンジイソシアネート、/、!−キシリレンジイソシアネ
ート、/、!−ナフタレンジイソシアネート、m−フェ
ニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネ
ート、3.3−ジメチルフェニレンジイソシアネート、
!、+−ジフェニルメタンジイソシアネート、3.3−
ジメチルーダ。
t−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、インホロンジイソシアネート、ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネート、トリメチロー
ルプロパンのトリレンジイソシアネート3付加物等)の
7個のNCO基き反応させ、残るNCO基を(メタ)ア
クリロイル基をもつ活性水素化合物(例えは(メタ)ア
クリル酸、コーヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
、−一ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、コー
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどのヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレート類、(メタ)アクリル
アミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミドなど)
と反応させる方法によって得ることができる。
また極性基を導入する方法としては、例えば次のような
方法を挙げることができる。上記のベースとなる共重合
体のOH基もしくはCO、H基の一部を、あるいは鹸化
することによって生じたOH基の一部を多官能インシア
ネートの7個のNCO基と反応させ、残るNCO基をC
O、H基、SO3Na基、0PO3Na基等を含有する
ヒドロキシル化合物を反応させることによって得ること
ができる。極性基の導入は(メタ)アクリロイル基のそ
れと同時に行うことも可能である。あるいは極性基と(
メタ)アクリロイル基を両方有する化合物を用いてもよ
い。これらの基の導入方法は前述の方法に限定されるも
のではない。
本発明で用いられるスルホン酸金属塩基を含むウレタン
(メタ)アクリレート類(B)としては、主鎖の骨格が
ポリエステル、ポリエステルエーテルいずわでもよく、
こわらに用いられる二塩基酸の具体例きしては、しゆう
酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セ
バシン酸、ドデカンコ酸、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、トリメチルアジピン酸、ヘキサヒドロフタル酸
、テトラヒドロフタル酸、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、ナフタリンジカルボン酸などが使用できる
〇二価のアルコールとしては、エチレングリコール、ト
リメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ペ
ンタメチレンクリコール、ヘキサメチレングリコール、
オクタメチレンクリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、テトラエチレングリコール1.
2.J−ジメチルプロパン−7,3−ジオール、!、、
2−ジエチルプロパン−7,3−ジオール、シクロヘキ
サン−/、3−ジオール、シクロヘキサン−/。
ダージオール、シクロヘキサン−/、41−ジメタツー
ル、シクロヘキサン−1,3−ジメタツール、2.2−
ビス(4I−ヒドロキシエトキシ−シクロio− ヘキシル)フロパン、コ、−一ビス(ターヒドロキシエ
)−I−シーフェニル)プロパン、コ、コービス(クー
ヒドロキシエトキシエトキシ−フェニル)プロパンなど
が使用できる。また、γ−ブチロラクトン、δ−バレロ
ラクトン、ε−カプロラクトンなどによるラクトン系の
ポリエステル骨格を用いることも可能である。ウレタン
結合を形成するイソシアナートとしては、2.’I−ト
リレンジイソシアネート、2.A−)リレンジイソシア
ネート、/、3−キシリレンジイソシアネート、/。
t−キシリレンジイソシアネート、/、5−ナフタレン
ジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、
p−フェニレンジイソシアネート、3.3−ジメチルフ
ェニレンジイソシアネート、<1.+−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、3.3−ジメチルータ、クージフ
ェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、インホロンジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート、トリメチロールプロパ
ンのトリレンジイソシアネート3付加物などの多価イソ
シアネートを使用できる。また前記二塩基酸、二価アル
コールの一部を3価以上の酸及びアルコールに置き換え
てもよい。スルホン酸金属塩基及びアクリロイル基はポ
リウレタンの末端にあっても側鎖にあってもよい。これ
らの基の導入の方法としては、前記多塩基酸の一部をス
ルホン酸金属塩基を含む多塩基酸に代えたポリエステル
ポリオールを用いることによる方法などによって合成で
きる。スルホン酸金属塩基を含む多塩基酸としてはS−
ナトリウムスルホイソフタル酸、S−カリウムスルホイ
ソフタル酸、コーナトリウムスルホテレフタル酸、−一
カリウムスルホテレ。
フタル酸などが使用できる。
本発明で用いるウレタン(メタ)アクリレートの好まし
いスルホン酸金属塩基含有量としてはポリ?−/g当り
00003−0.3mgeqであり、より好ましくは0
.01〜0.2m g e qであり、更に好ま−しく
はo、o3〜o、ismgeqである。分子量としては
/、000〜10θ。
oooであり、好ましくは! 、 ooo−so 、 
θO特に好ましくは、? 、000〜30.000であ
る。スルホン酸金属塩基の含有量がこの範囲を外れると
強磁性微粉末の分散性が悪く、電磁変換特性の低下を招
いたり、耐久性が悪化したりする。
また(メタ)アクリロイル基の平均含有量としては7分
子あたり/、!;−/θであり好ましくは−〜ざである
。分子量が1000未満の場合、得られた磁気記録媒体
の磁性層が強くなりすぎ、折曲げたときに割れがはいっ
たり、また電子線照射後硬化収縮により磁気記録媒体が
カールするという問題が発生しやすい。一方分子量が/
 00 、000を越えるとウレタン(メタ)アクリレ
ートの溶剤への溶解性が不良となりやすく、取扱に不便
となるのみでなく、磁性体の分散性が悪化したり硬化に
多大なエネルギーを必要とするので好ましくない。
更に本発明の磁性層用結合剤としてはビニル系モノマー
を添加することができる。ビニル系モノマーとしては、
放射線照射により重合可能な化合物であって、炭素−炭
素不飽和結合を分子中にl個以上有する化合物であり、
(メタ)アクリル酸エステル類、(メタ)アクリルアミ
ド類、アリル化合物、ビニルエーテル類、ビニルエーテ
ル類、ビニル異部環化合物、N−ビニル化合物、スチレ
ン類、(メタ)アクリル酸、クロトン酸類、イタコン酸
類、オレフィン類等が例として挙げられる。
これらのうち、好ましいものとして(メタ)アクリロイ
ル基を一個以上含む下記の化合物があげられる。具体的
には、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テト
ラエチレングリコールジ(メタ)アクリレートなどのポ
リエチレングリコールの(メタ)アクリレート類、トリ
メチロールプロパントリ (メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリス
(β−(メタ)アクリロイロキシエチル)インシアヌレ
ート、ビス(β−(メタ)アクリロイロキシエチル)イ
ソシアヌレート、あ−l ダ− るいはポリイソシアネート(2,<+−トリレンジイソ
シアネート、コ、6−ドリレンジイソシアネート、/、
J−キシリレンジイソシアネート、へクーキシリレンジ
イソシアネート、/、s−ナフタレンジイソシアネート
、m〜フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジ
イソシアネート、3.3−ジメチルフェニレンジイソシ
アネート、り、クージフェニルメタンジイソシアネート
、3.3−ジメチル−Q、?−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、トリメチロールプロパンのトリレンジイソ
シアネートj付加物)とヒドロキシ(メタ)アクリレー
ト化合物(コーヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
、−一ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなど)
きの反応化合物、あるいはその他の2官能以上のポリ(
メタ)アクリレート類などがある。これらのモノマーは
7種でもよく、また一種以上用いてもよい。
前記化合物囚と前記化合物@きの組成比の好ましい範囲
は一〇〜90重量部/go〜10重量部、特に好ましく
は3o−go部/ 7 o−20部である。化合物(A
)がこの比率以下であったり化合物(B)がこの比率以
下であると耐久性が得られない。また、前記ビニルモノ
マーの添加量は前記化合物(A)および(B)の総和重
量部に対して50重量部以下が好ましい。この比率より
も多いと重合に必要な放射線量が大きくなって好ましく
ないし、磁気記録媒体がカールしたり、あるいは十分な
耐久性かえられない。
本発明に用いられる強磁性微粉末としては、強磁性酸化
鉄微粉末、COドープの強磁性酸化鉄微粉末、強磁性二
酸化クロム微粉末、強磁性合金粉末、バリウムフェライ
トなどが使用できる。強磁性酸化鉄、二酸化クロムの針
状比は、S / t−コθ/l程度、好ましくは5//
以上平均長はθ。
コ〜a、Oμm程度の範囲が有効である。強磁性合金粉
末は金属分が7.twt%以上であり、金属分のgow
tqb以上が強磁性金属(即ち、Fe。
CO、Ni  、Fe−Ni  、C,−Nj  、F
e−CO  Ni)で長径が約7.0μm以下の粒子で
ある。本発明に於て特に効果的なのは強磁性微粉末の分
散が困難なりET比表面積が30、好ましくはQ Om
 2/ g以上の微粒子の強磁性合金粉末である。
分散、磁性塗液の塗布に用いる有機溶剤としては、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
シクロへキサノン等のケトン系;酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸クリコールモノエチ
ルエーテル等のエステル系;エチルエーテル、クリコー
ルジメチルエーテル、グリコールモノエチルエーテル、
ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル系;ベ
ンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素:メ
チレンクロライド、エチレンクロライド、四m化炭L 
クロロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベン
ゼンなどの塩素化炭化水素等が選択して使用できる。
また、本発明の磁性塗液には、潤滑剤、研磨剤、−lク
ー 分散剤、帯電防止剤、防錆剤等の添加剤を加えてもよい
。特に潤滑剤は、炭素数/:1以上の飽和及び不飽和の
高級脂肪酸、脂肪酸エステル、高級脂肪酸アミド、高級
アルコールおよび、シリコーンオイル、鉱油、植物油、
フッソ系化合物等があり、これらは磁性塗液調製時に添
加してもよく、また乾燥後あるいは放射線照射後に有機
溶剤に溶解して、あるいはそのまま磁性層表面に塗布あ
るいは噴霧してもよい。
磁性塗液を塗布する支持体の素材としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンコ、6−ナフタレート
などのポリエステル類;ポリエチレン、ポリプロピレン
などのポリオレフィン類、セルローストリアセテートな
どのセルロース誘導体、ポリカーボネート、ポリイミド
、ポリアミドイミドなどプラスチック、その他に用途に
応じてアルミニウム、銅、錫、亜鉛又はこれらを含む非
磁性合金などの非磁性金属類、アルミニウムなどの金属
を蒸着したプラスチック類も使用できる。
また非磁性支持体の形態はフィルム、テープ、 7 g
− −シート、ディスク、カード、ドラムなどいずれでもよ
く、形態に応じて種々の材料が必要に応じて選択される
また本発明の支持体は帯電防止、転写防止、ワウフラッ
タ−防止、磁気記録媒体の強度向上、バック面のマット
化等の目的で、磁性層を設けた側の反対の面(バック面
)にいわゆるバックコートがなされていてもよい。
本発明では放射線を、磁性塗料を塗布し、カレンダー処
理を施した後に照射することが好ましいが、照射した後
カレンダー処理することも可能である。あるいは更にも
う一度放射線照射することも可能である。
本発明の磁性層に照射する放射線としては、電子線、γ
線、β線、紫外線などを使用できるが、好ましくは電子
線である。電子線加速器としてはスキャニング方式、ダ
ブルスキャニング方式あるいはカーテンビーム方式、ブ
ロードビームカーテン方式などが採用できる。電子線と
しては、加速電圧が100〜10θθKV、好ましくは
/30〜300KVであり、吸収線量としてt−aoM
rad、好ましくは3から/jMradである。
加速電圧が100K■以下の場合は、エネルギーこ の透過量が不足し、1000KVを越えると重合に使わ
れるエネルギー効率が低下し経済的で無い。
吸収線量として、/ M r a d以下では硬化反応
が不充分で磁性層強度が得られず1.20Mrad以上
になると、硬化に使用されるエネルギー効率が低下した
り、被照射体が発熱し、特にプラスティック支持体が変
形するので好ましくない。
以下に本発明を実施例及び比較例により更に具体的に説
明する。以下の実施例及び比較例において「部」はすべ
て「重量部」を示す。
実施例1 下記組成の磁性塗液をボールミルで50時間混練した。
Fe合金粉末(/5ooe。
BIT比表面積xim2/g)    ioo部結合剤
組成 塩化ビニル共重合体系アクリレート 60部(酸価10
.分子量20.θ00.アクリロイル基平均含有i′λ
、を個/分子)ウレタンアクリレート      り0
部(803Na基含有量O0θsmgeq/g 分子量
10,000  アクリロイル基平均含有11−.7個
/分子) ステアリン酸           9部ブチルステア
レート        1部Al2O3a部 カーボンブラック        70部メチルエチル
ケトン      goo部分散後、厚さ10fimの
ポリエチレンテレフタレート支持体に、ドクターブレー
ドを用いて乾燥膜が3μmになるように塗布しコバルト
磁石を用いて配向させたのち、溶剤を乾燥(10θ0C
7分間)後カレンダー処理を施した。次いで加速電圧/
 A j’KV、ビーム電流AmAで7Mr ado)
吸収線量になるように電子線を照射した後、772イン
チ幅にスリットしてビデオ用の磁気テープサンプルNo
、/を得た。
以下実施例/の結合剤組成を第1表のように代えて、実
施例/と同様にして磁気テープサンプルを得た。評価結
果は第2表にまとめた。
評価方法を下記のごとく行なった。
酸価の測定;試料/gをテトラヒドロフランに溶解しフ
ェノールフタレンを指示薬として、水酸化カリウムのエ
チルアルコール/水(りS / S体積%)溶液で滴定
し、要した水酸化カリウムのmg数を酸価とした。
スチル耐久時間:VHSビデオテープレコーダー(松下
電器産業■製、NVg、zθO)を用いてビデオテープ
(各サンプル)に一定のビデオ信号を記録し、再生した
制止画像が鮮明さを失うまでの時間を示す(実験は!r
 0部gO%’R,Hで行った)。
ビデオS/N:上記ビデオテープレコーダーを使使用し
、sO%セットアツプの灰色信号を録画し、シバツク製
qasc型S/Nメーターでノイズを測定し、サンプル
No、/をOdBとしたときの相対値で示した。
貯蔵安定性;磁性塗液を29時間室温で静置保−a コ
ー 存した後、10分間攪はん後に実施例/に記載した方法
で磁気テープを作成し、ビデオS/Nを測定した。各サ
ンプルのビデオ8/NをOdBとして、貯蔵安定性を評
価した。
動摩擦係数;上記ビデオテープレコーダーを用いて、回
転シリンダーの送り出し側のテープテンションをT19
巻き取り側のテープテンションT2としたとき、次式に
より動摩擦係数(μ)を定義し、このμにより走行テン
ションの評価を行った。
’r2/T、=exp (μ傘n) 測定ii’i 0 ’C,A y%RH〔発明の効果〕 本発明の磁気記録媒体は、良好な電磁変換特性を示し、
また動摩擦係数が低く、優れたスチル耐久性を示すこと
がわかる。さらに本発明の磁気記録媒体の磁性層組成液
は、優れた貯蔵安定性を有することが確かめられた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体上に磁性層を設けてなる磁気記録媒
    体において、該磁性層が下記(A)および(B)で示さ
    れる群からそれぞれ選ばれる1種以上の化合物を結合剤
    として含有し、放射線照射されていることを特徴とする
    磁気記録媒体。 (A)極性基を含むポリ塩化ビニル系(メタ)アクリレ
    ート (B)スルホン酸金属塩基を含むポリウレタン(メタ)
    アクリレート
  2. (2)化合物(A)が極性基として CO_2H基を含み、酸化1〜30のポリ塩化ビニル系
    (メタ)アクリレートであることを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載の磁気記録媒体。
  3. (3)化合物(B)が スルホン酸金属塩基を0.005〜0.5mgeq/g
    含むポリウレタン(メタ)アクリレートであることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の磁気記録媒体
  4. (4)磁性層に使用される強磁性微粉末が、BET比表
    面積30m^2/g以上の強磁性合金粉末であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の磁気記録媒
    体。
JP22434685A 1985-10-08 1985-10-08 磁気記録媒体 Expired - Fee Related JPH0766516B2 (ja)

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