JPS6284073A - 2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体 - Google Patents

2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体

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JPS6284073A
JPS6284073A JP61160670A JP16067086A JPS6284073A JP S6284073 A JPS6284073 A JP S6284073A JP 61160670 A JP61160670 A JP 61160670A JP 16067086 A JP16067086 A JP 16067086A JP S6284073 A JPS6284073 A JP S6284073A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は、新規な2,6−シヒドローベンゾフラン誘導
体、その製造方法およびそれを含■する医薬組成物に関
する。
ベンゾフラン誘導体には価値ある薬理学的性質tlNす
る多くの化合物が知られていて、とくにアミオダロンや
ペンジオダロン等、狭心症の治療に用いられている。し
かしながら、意外なことに、薬理活性上…する2、3−
ジヒドロベンゾフラン誘導体についてはほとんど報告が
ない。ある種の3−7ミ/−アルキル−2,3−ジヒド
ロベンゾフランがTegeler 、  J、ほかによ
ってJ、Pharm。
ていて、これらの化合物は一般に弱い抗うつ活性含有す
るという。他の6−アミノエテル−2,6−シヒドロベ
ンゾフラン(米国特許第3 、156,688号)はき
わめて大用量(25m9/kg、静脈内)でネコにおい
て降圧活性を示すことが明らかにされている。
従来技術の化合物とは異なり、本発明の化合物とくに1
個ないしは数個のアルコキシ基を含有する化合物にきわ
めて価値の高い薬理学的性質、とくにカルシウムの膜透
過性または細胞内移動の調節物質としての作用を示す。
本発明はさらに詳しくは、次の一般式Iで示される2、
3−ジヒドロベンゾフラン誘導体に関する。
上記式中、 Xlおよびx2は互いに同種または異種で、それぞれ水
素もしくはハロゲン原子、または1個から4個までの炭
素原子ヲ再するアルコキシ基であるか、あるいは両者で
メチレンジオキシ基を表し、x3は水素原子または1個
から4個までの炭素原子を有するアルキル基であり、 Yは水素原子またはヒドロキシ基であり、R1およびR
2は互いに同種または異種で、それぞれ1個から4個ま
での炭素浮子全方するアルキル基であるか(ただし、こ
の場合、Yが水素原子であれば、xlもしくはx2また
はxlおよびx2は同時に1個から4個までの炭素原子
’klirするアルコキシ基である)、 R1はメチル基であり、R2は7個から9個までの炭素
原子を…するフェニルアルキル基または2−インダニル
基(これらの基はそれぞれ芳香環が1個から4個までの
炭素原子?1Nするアルコキシ基1個または2個で置換
されていてもよい)であるか(ただし、Xユおよびx2
が水素またはハロゲン原子であり、Yが水素である場合
には、R2は同時にフェネチルではない)、 R1およびR2は両者でそれらが結合する窒素原1個か
ら4個までの炭素原子を再するアルコキシ基1個もしく
は2個で置換されていてもよい2−テトラヒドロイソキ
ノリル基、4−(01〜C4)−アルキル−1−ピペラ
ジニル基、または4−フェニル−1−ピペラジニル基(
芳香環は1個から41向までの炭素原子t−Wするアル
コキシ基1個または2個で置換されていてもよい)t−
形成することを示す。
本発明は、上記一般式■で表されるラセミ体のほかに、
その光学的異性体およびそれらの医薬的に許容される無
機または■機酸との付加塩全包含する。
本発明はまた、一般式■ (式中、置換基x1、x2およびx3の定義は先に与え
たとおりである)で示される6−アリール−3−クロロ
プロピル)−2−ベンゾフラノンを、一般式■ (式中、R1およびR2の定義は先に与えたとおりであ
る)で示される二級アミンと縮合させて一般式■ (式中、x、、x2、x3、R1およびR2は式Iに関
して先に定義したと同義である)で示される誘導全生成
させ、ついでこれを部分還元して一般式x3 (式中、xl、x2、x3、R1およびR2は先に定義
したとおりである)で示される誘導体に導くか、または
還元開環して一般式■ 五3 (式中、X、、x2、x3、R,およびR2ハ式■に関
して先に定義したと同義である)で示されるジオールを
生成させ、これを最後に環化して、一般式I“ で示される誘導体を生成させることを特徴とする一般式
Iの化合物の製造方法に関する。
この方法の変法として、一般式■の6−アリール−3−
(3−クロロゾロぎル)−2−ベンゾフラノンに還元剤
を作用させて一般式■ (式中、X工、x2およびx3の定義は一般式Iにおい
て先に与えたとおりである)のジオールを得、これ金環
化して一般式■ (式中、xl、x2およびx3は式Iに関して先に定義
したと同義である)で示される誘導体を生成させ、これ
を一般式■のアミンと縮合して一般式I“の化合物を得
る方法がある。
式I′およびI“の化合物すべてが、式Iの化合物のす
べて全形成し、これは所望により、医薬的に許容される
無機もしくは有機酸との酸付加塩に変換するか、まタハ
その光学的異性体に分割しついで所望により酸を用いて
塩に導くことができる。
一般式■の出発原料は、z”gg+ Hlほかの記載し
た方法(J、 Org、 chem、 (1961) 
26.4821〜4828)に従って製造できる。
一般式■の二級アミンと一般式■または■の化合物の縮
合は、エタノールまfcはメチルエチルケトンのような
極性有機溶媒中、50℃から90’Cの温度で、炭酸ナ
トリウムもしくはヨウ化ナトリウムのような無機塩の存
在下に実施するのが好ましい。
ジオールVおよび■は、それぞれラクトン■およびnの
還元および加水分解によって得られる。
ラクトンの還元は、不活性有機溶媒中、常温または常温
よりわずかに高い温度で金属水素化物を用いて行うのが
好ましい。さらに詳細には、水素化リチウムアルミニウ
ムのような金属水素化物を還元剤として、テトラヒドロ
フラン中で使用できる。
一般式■のラクトンの部分還元は、非プロトン性溶媒た
とえばトルエン中、−50°Cから−so’cの温度で
、水素化ジインブチルアルミニウムの存在下に行われる
アルコール−フェノール■および■の環化は、これらの
化合@をテトラヒドロフランのような無水不活性浴媒中
ブチルリチウムついで過剰のp−トルエンスルホニルク
ロリドで処理することにより、まfcハ他のすでに文献
公知のPadwa 、  A 。
An、   k−1○wene  、   W、  〔
J、  Org、  Chem、  (1978ン、4
6、N002.303〜309)およびGervaie
C0,Anker、 D、、 Carret、 G−&
 Pacheco、肌CTetrahedrOn (1
979) 、33 、 745〜752〕によって記載
された方法音用いて実施される。
本発明の一部である新規誘導体は丁べて、結晶化または
クロマトグラフィーのような物理的方法によって精製で
きる。
本発明はまた、一般式Iに相当する誘導体の光学異性体
を包含する。これらの異性体はラセミ化合物を分割する
ことによって製造できる。分割剤としては、たとえば(
+)および(−)ジベンゾイル酒石酸を使用できる。
一般式Iの化合物の付加塩の製造に用いられる医薬的に
許容される酸としては、リン酸、塩酸、クエン酸、シュ
ウ酸、硫酸、酒石酸、マレイン酸等を挙げることができ
る。
本発明の化合物、およびその塩は、きわめて価値の高い
薬理学的性質’kWし、この点で従来公知の他の2,6
−シヒドロベンゾフランと区別される。
とくに、in  vitro  で行われる薬理試験に
より、これらの化合物はカルシウムの細胞内および膜透
過性移動の強力な調節物質であるごとが明らかにされた
。平滑筋または横紋筋のある種の細胞活性、とくに収縮
性は、原形質内のカルシウム濃度に関連し、筋収縮を生
じるある種の疾患(アンギナ、動脈性高血圧、喘息、片
頭痛、食道けいれん)においてカルシウム濃度の障害全
開らかにすることが可能になっている。
カルシウム移動た、細胞代謝とくにミトコンドリアの代
謝の調節にある役割を果たしていて、この代謝が心臓ま
たは脳の虚血のような疾患で障害されている。
したがって、本発明の化合物によるカルシウム移動の調
節能は、高血圧、アンギナ、喘息、食道けいれん、片頭
痛または心筋および脳の虚血の治療へのその応用全可能
にするものである(Burger’5lJedical
 Chemistry、  4版、■部、54〜56頁
、John Wiley & 5ons 工nc、 I
USA%  1981参照)。
イヌ?用いて行ったin  ViVOでの薬理試験によ
り、本発明の化合物は既知の他の2.6−シヒドロベン
ゾフラン誘導体〔米国特許第3,156.688号〕に
比べて少なくとも20倍以上の活性を示すことが明らか
にされ、高い治療価値金石することが確認されている。
本発明にまた、活性成分として一般式Iの化合物、その
異性体またはその医薬的に適合性のある無機もしくは■
機酸との付加塩の少なくとも1種金含再じ、それを1種
または2種以上の適当な不活性非毒性賦形剤と配合して
なる医薬組成物も包含する。
本発明の医薬組成’mは、たとえば錠剤、糖衣錠、軟質
ゼラチンカプセル剤、舌下錠もしくは他の口粘膜投与に
適した剤型、坐剤または注射用もしくは経口投与用浴液
剤のような各種剤型として提供するのが有利である。
投与量は、患者の年齢および体重、疾患の性質および重
症度、また投与方法によって広範囲に変動する。好まし
い投与方法に経口または非経口投与である。単位用量は
一般には1〜300ηの範囲であり、ヒトまたは動物の
治療に用いる場合の1日用量は一般には1〜900m9
の範囲である。
次に本発明以下の実施例によってさらに詳細に説明する
が、これは本発明を例示するものであって、いかなる意
味においても本発明の限定全意図するものではない。
示1.&融点ハマイクロコフラー(m1cro−Kof
ler )法に従って測定したものである。プロトン核
磁気共鳴スペクトル(NMR)は、一般には浴媒として
CDCl3 、内部標準としてTMSを用いて記録した
赤外吸収スペクトルは、生成′@tヌジョールに懸濁し
て測定した。
例  1 5−メトキシ−3−フエニル−3−(3−(N−(3,
4−ジメトキシフェネチル)−N−メチルアミノ)プロ
ピル)−2,3−ジヒドロベンゾフランリン酸塩 a)  5−メトキシ−3−フエニル−3−(3−(N
−(3,4−ジメトキシフェネチル)−N−メチルアミ
ン)ゾロぎル〕−2−ベンゾフラノンZaugg、 H
,らによって報告された方法(J。
Org、 Chem、 (1961) 、26.482
1〜4828)に従って製造した5−メトキシ−6−(
3−クロロプロピル)−2−ベンゾフラノン16.5g
、N−メチルホモベラトリルアミン12.2,9.炭酸
ナトリウム20gおよびヨウ化ナトリウム1.61t−
メチルエチルケトン5001にとった混合物を、還流下
に攪拌しながら24時間加熱する。冷却後、濾過して無
機塩を除去し、油状の濾液を濃縮したのち水とジクロロ
メタン(1:6)の混合物450dにとる。傾瀉したの
ち、有機相を回収し、水相はジクロロメタン300―で
再び抽出する。有機相を合し、減圧下に蒸発させる。油
状物25gが得られる。これをシリカカラム上、溶出液
として溶媒勾配(純ジクロロメタン、ついでジクロロメ
タンとアセトン5%、10チおよび25%の混合物)を
用いクロマトグラフィーを行う。
溶媒を蒸発して得られる純粋な油状物(2071’)を
そのまま以下の段階に使用する。物理定数は第1表に示
す。収率75% 上に得られたラクトン20gをテトラヒドロフラン30
0dに溶解し、25℃から65°Cまでの温度で、少量
ずつ、水素化リチウムアルミニウムのテトラヒドロフラ
ン200d懸濁液に加える。
30分間攪拌したのち、反応混合物に、0℃で、順次、
エタノール40−1水201.50チ水酸化す) IJ
ウム溶液40−1水601を加えて加水分解する。生成
した沈殿を濾去し、得られた濾液を濃縮する。
純粋な油状物17.6 #が得られる。物理定数は第2
表に示す。収率87チ 上に得られたジオール(15,39) を無水テトラヒ
ドロフラン200−に溶解する。この溶液に0°Cで、
ヘキサン中0.067 Mブチルリチウム溶液421L
lt徐々に加える。反応温度’に30分間10°C〜1
5℃に保持し、ついでp−)ルエンスルホニルクロリド
12.29をテトラヒドロフラン501に溶解した液を
冷却、攪拌下に加える。攪拌全常温で2時間続ける。
反応媒体に水100罰ffi加えて分解し、減圧下に濃
縮する。得られた残留物をジクロロメタン300meに
取り、10%炭酸す) IJウム水溶液で注意深く、つ
いで水で洗浄する。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾
燥し、濃縮し、シリカカラム上クロマトグラフィーに付
す。溶出液にはエチルエーテル、アセトン、ヘキサンお
よびメタノールの30/20/40/10混合物を使用
する。
純粋な油状物4.8gが得られる。
収率60% 5−メトキシ−3−フエニル−3−(3−(N−(3,
4−ジメトキシフェネチル)−N−メチルアミノ)プロ
ピル)−2,3−ジヒドロベンゾ7ランリン酸塩は、上
記のように得られた油状物K O,、OI Mのリン酸
を加え、アセトンとエチルエーテル20/80混合物か
ら再結晶することによシ得られる。
融点−70°0 この化合物のスペクトル物理定数は第6表に示す。
例1aに記載の方法に従って以下の誘導体が製造された
。それらの物理定数は第1表に示す。
2a)5−クロロ−3−フェニル−3−(3−(4−(
3−メトキシフェニル)−1−vインダニル)ゾロぎル
〕−2−ベンゾフラノン、収率90% 3a)5.6−ジメトキシ−3−フェニル−3−(3−
(N−(3,4−ジメトキシフェネチル)−N−メチル
アミノ)プロぎル〕−2−ベンゾフラノン、収率60% 4a)5−クロロ−3−フェニル−?5−(3−(N−
(3,4−ジメトキシフェネチル)−N−メチルアミン
)プロピルツー2−ベンゾフラノン、収率56% 5a)5−メトキシ−3−(4−メチルフェニル)−3
−C3−(N−(3,4−ジメトキシフェネチル)−N
−メチルアミノ)プロピルツー2−ベンゾフラノン、収
率50% 6a)5−メトキシ−3−フエニル−3−〔3−(N−
(5,6−シメトキシー2−インダニル)−N−メチル
アミノ)ゾロぎル〕−2−ベンゾフラノン、収率70チ アミン 5−メトキシ−3−フエニル−6−〔6−(6
,7−シメトキシー1.2.3.4−テトラヒげロー2
−イソキノリル)プロピル)−2−ベンゾフラノン、収
率65% 8a)5−メトキシ−3−フェニル−6−〔3−(N−
フェネチル−N−メチルアミン)プロピルツー2−ベン
ゾフラノン、収率7C19a)5−メトキシ−3−フェ
ニル−6−〔6−(4−メチル−1−ピペラジニル)プ
ロピルツー2−ベンゾフラノン、収率75チ 10a)5−メトキシ−3−フエニル−6−(3−(N
−ジエチルアミノ)プロピルツー2−ベンゾフラノン、
収率80% 例2b〜101) 以下は化合物は例1bに記載の方法に従って、上述の相
当する2−ベンゾフラノンを出発原料として得られた。
これらのアルコールのスペクトル物理定義は第2表に示
す。
2b)2−フェニル−2−((2−ヒドロキシ−5−ク
ロロ)フェニル)−5−(4−(3−メトキシフェニル
)−1−ピペラジニルシー1−ペンタノール 融点=120℃、収率98% 6b)2−フェニル−2−((2−辷ドロキシー4.5
−ジメトキシ)フェニル)−5−(N−(3,4−ジメ
トキシフェネチル)−N−メチルアミンシー1−ペンタ
ノール、収率40チ4b)2−フェニル−2−((2−
とドロキシ−5−クロロ)フェニル)−5−(N−(3
,4−ジメトキシフェネチル)−N−メチルアミノツー
1−ペンタノール、収率70% 5b)2−(4−メチルフェニル) −2−((2−ヒ
ドロキシ−5−メトキシ)フェニル)−5−(N−(3
,4−ジメトキシフェネチル)−N−メチルアミノツー
1−ペンタノール、収率95%61))2−フェニル−
2−C(2−ヒドロキシ−5−メトキシ)フェニル)−
5−(N−(5゜6−シメトキシー2−インダニル)−
N−メチルアミンシー1−ペンタノール、1D190%
7b)2−フェニル−2−((2−ヒドロキシ−5−メ
トキシ)フェニル)−5−(6,7−シメトキシー1.
2.3.4−テトラヒドロ−2−イソキノリル)−1−
ペンタノール、収率60%8b)2−フェニル−2−(
(2−ヒドロキシ−5−メトキシ)フェニル)−5−(
N−フェネチル−N−メチルアミノ)−1−ペンタノー
ル、収率70% 9b)2−フェニル−2−((2−ヒげワキシー5−メ
トキシ)フェニル)−5−(4−メチル−1−ぎペラジ
ニル)−1−ペンタノール、収率65% 101))2−フェニル−2−((2−ヒドロキシ−5
−メトキシ)−フェニル)−5−(N−ジエチルアミノ
)−1−ペンタノール、収率90%例2〜10 例1cに記載の方法に従って化合物2b〜101)を環
化することによ)、以下の2,6−シヒドロベンゾフラ
ン(例2〜10)が製造された。それらのスペクトル物
理定数は第6表に示す。
2)5−クロロ−3−フェニル−3−(3−(4−(3
−メトキシフェニル)−1−ビペラジニル)プロピル)
−2,3−ジヒドロベンゾフラン、収率60チ シュウ酸塩の融点:140°C 3)5.6−ゾメトギシー3−フェニル−3−[3−(
N−(3,4−ジメトキシフェネチル)−N−メチルア
ミノ)プロピル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン、1
Dli$50% リン酸塩の融点:94°C 4)5−クロロ−3−フエニル−3−(3−(N−(3
,4−ジメトキシフェネチル)−N−メチルアミン)プ
ロピル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン、収率52% 塩酸塩の融点:95°C 3)5−メトキシ−3−(4−メチルフェニル)−3−
(3−(N−(3,4−ジメトキシフェネチル)−N−
メチルアミン)プロピル)−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン、収率50チ リン酸塩の融点二84℃ 6)5−メトキシ−3−フェニル−3−(3−(N−(
5,6−シメトキシー2−インダニル)−N−メチルア
ミン)プロピル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン、収
率40% リン酸塩の融点:110°C 7)5−メトキシ−3−フェニル−3−[:3−(6,
7−シメトキシー1.2.3.4−テトラヒドロ−2−
イソキノリル)プロぎル)−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン、収率60fbリン酸塩の融点=106℃ 8)5−メトキシ−3−フェニル−3−(3−(N−フ
エネチルーN−メチルアミノ)プロピル〕−2,3−ジ
ヒドロベンゾフラン、収率55%リン酸塩の融点ニア5
°C 9)5−メトキシ−3−フェニル−3−(3−(4−メ
チル−1−ぎペラジニル)プロピル〕−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン、収率55L4塩酸塩の融点:175°
C lo)5−メトキシ−3−フエニル−6−〔6−(N−
ジエチルアミノ)プロピル)−2,3−ジヒドロベンゾ
フラン、収率60チ 塩酸塩の融点:146°C 例11 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−フェニル−3−(
3−(N−(6,4−ジメトキシフェネチル)−N−メ
チルアミノ)プロピル)−2,3−ジヒドロベンゾフラ
ンリン酸塩 トルエン中水素化ジイソブチルアルミニウムの1モル溶
液41 d’i、上記例1aで得られたラクトン4.6
 f!を含むトルエン20011u;溶液を予め一80
℃に冷却した中に、攪拌下徐々に滴加する。
反応混合物を撹拌しながら一80℃に3時間放置し、つ
いでトルエン中イソゾロパノール2M溶液80m1を加
える。この間、温度は上昇にまかせ、OoCに達する。
水811Leおよび微粉末シリカ209を反応メジウム
中に加える。シリカ上で濾過し、濃縮したのち、残留物
をジクロロメタン600ゴにとり、水で洗浄し、無水硫
酸す) IJウム上で乾燥し、再び濃縮する。かくして
純粋な油状物3.3Iが得られる。収率70% 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−フエニル−3−(
3−(N−(3,4−ジメトキシフェネチル)−N−メ
チルアミノ)プロピル)−2,3−ジヒドロベンゾフラ
ンリン酸塩は、等モル量のリン酸金加え、エチルエーテ
ルとア七トン(9515)の混合物から再結晶すること
によシ得られる。この化合物のスペクトル物理定数は第
6表に示す。融点=108°C 例12 2−ヒドロキシ−5,6−シメトキシー3−フェニル−
3−(3−(N−(3,4−ジメトキシフェネチル)−
N−メチルアミノ)プロぎル〕−2,3−ジヒドロベン
ゾフランリン酸塩この化合物は、例6aのラクトンに出
発し、例11に記載の方法によって製造される。
収率40%、そのスペクトル物理定数は第6表に示す。
融点−100°C 例13 3−フエニル−3−(3−(N−(3,4−ジメトキシ
フェネチル)−N−メチルアミノ)プロfル)−2,3
−ジヒドロベンゾフランリン酸塩水素化リチウムアルミ
ニウムのエーテル250tttl中懸濁液に、塩化アル
ミニウム40Jl含有するエチルエーテル溶液250a
dsついでエチルエーテル1を中6−(3−クロロプロ
ピル)−2−ベンゾフラノン40.fおよび塩化アルミ
ニウム18.69に含む混合物を、順次、きわめて徐々
に加える。反応混合物を攪拌しながら1時間放置しつい
で氷を加えた1N塩酸1.5を上に注ぐ。エーテル50
01で抽出したのち、有機相を回収し、飽和食塩水溶液
500mで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸
発させる。残留物を石油エーテルとエチルエーテルの7
0/30混合物から再結晶する。
アルコール28.5 、!i’が得られる。
収率70% 融点=119°C ゾロドア NMRスペクトル: 1−2〜1.9 pp
m m2 H; 2.1〜2.6 ppm m 3Hお
よび1H交換性;3.4 ppm i 2H; 4.1
 ppm q 2H; 6.45 ppm IH交換性
; 6.6〜7.6 ppm m 9H上で得られたジ
オール7gを予め一80℃に冷却し、これにヘキサン3
1.9dに溶解した0、051モルのブチルリチウムに
きわめて徐々に加える。
反応を一80°Cで60分間、ついで−65℃で15分
分間性させる。反応溶液を一80℃に冷却し、テトラヒ
ドロフラン801に溶解したp−)ルエンスルホニルク
ロリド6.95 # ’t−加える。温度は徐々に25
℃に上昇する。反応混合物を攪拌下に1時間放置したの
ち4N水酸化ナトリウム溶液1101で加水分解する。
2時間接触させたのち、溶液を濃縮し、残留物をエチル
エーテルから回収する。有機相全水洗し、無水硫酸す)
 IJウム上で乾燥し、濃縮する。得られた油状物をシ
リカカラム上エチルエーテルとヘキサンの10/9.0
混合物1.5tで溶出して精製する。かくして3−フェ
ニル−3−(3−クロロプロピル)−2,3−ジヒドロ
ベンゾフラン5.39が得られる。
収率80% ゾロドア NMRスペクトル: 1.5〜1.9 pI
)In !2H: 2.2〜2.3 ppm m 2H
; 3−48 ppm t 2Hz4.53 ppm 
s 2H; 6.8〜7.4 ppmm 9H上記例1
3bで得られた化合物5.29 kメチルエチルケトン
250d中、N−メチルホモベラトリルアミン4.5g
、炭酸ナトリウム89およびヨウ化ナトリウム0.5g
の存在下に4時間還流加熱する。
濾過して無機塩を除去したのち、反応メジウム1−1縮
し、10%炭酸す) IJウム水溶液にと夛、ついでベ
ンゼンで抽出する。
有機相を無水硫酸す) +Jウム上で乾燥し、得られた
残留物をシリカカラム上加圧下に精製する。
ジクロロメタン、アセトンおよびメタノールの67/3
0/3混合物で溶出すると、純粋な生成物5.49が得
られる。
収率50% 例13cで得られた塩基に適当量のリン酸全添加すると
、3−フエニル−3−(3−(N−(3゜4−ジメトキ
シフェネチル)−N−メチルアミン)プロピル)−2,
3−ジヒドロベンゾフランリン酸塩が得られる。この塩
をエチル三−テルとエタノールの95/5混合物から再
結晶して精製した。
この化合物のスペクトル物理定数は第3表に示す。
融点=70’C 以下の化合物(例14〜16)は3−フエニル−3−(
3−クロロゾロビル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン
(例13b)’に適当な二級アミンと、例13cに記載
の方法に従って縮合して得られた。化合物14〜16の
スペクトル物理定数は第6表に示す。
14)3−フエニル−3−(3−(’1.2,6゜7−
チトラヒドロー(2,3−c)−チェノ−1−ビリジニ
ル)ゾロぎル)−2,3−ジヒドロベンゾフラン、収率
70% クエン酸塩の融点:90°C 15)3−フエニル−3−(3−(4−モルホリニル)
プロピル)−2,3−ジヒドロベンゾフェノン、収率4
0% 塩酸塩の融点:200°C 16)3−フェニル−3−(3−(4−(り−メトキシ
フェニル)−1−ピペラジニル)フロぎル)−2,3−
ジヒドロベンゾフラン、収率40チ 塩酸塩の融点:171°に れらの化合物のスペクトル物理定数は第3表に記載する
本発明化合物の薬理学的研究 例1フ イヌ冠状動脈に対する収縮阻害活性の評価カルシウムイ
オンによって誘発される収縮に対する阻害活性を、Go
ldfraindとMillerの報告した方法(C1
rc、 Res、 (1983) 52、/162.8
1〜91〕に従って、イヌの冠状動脈を用いて1n v
itroで評価した。収縮はカリウムイオン100 ミ
IJモル/lt−含有する溶液によって誘発した。試験
化合物は累積投与し、15分間作用させたのちに10お
よび20mMのカルシウム濃度を有する溶液で再活性化
した。最大収縮t−50%阻害できる用量(EDso 
) t−求めた。各種化合物のED5o測定値を第4表
に示す。
第4表 例18 ラットの尾動脈に対する収縮阻害活性の評価ウィスター
雄性225尾動脈の血管に対する収縮阻止活性f in
 vitroで測定した。動脈を一定の速度で潅流し、
6−ヒドロキシドーパミンの溶液によシ前もって除神経
した。血管収縮は90mMカリウムイオン溶液で誘発し
て、動脈への入口における潅流液の圧力を、試験化合物
の累積用量添加の前後に、Worcel 、 M、の報
告した方法(J。
Pharmacol、 Exp、 Ther、、 (1
978)、207.620〜630〕に従って測定した
。最大収縮を50%阻害できる用量(EDso )を評
価した。本発明の化合物のEDsoはI X 10−’
 〜I X 10−6Mである。
例19 ラット心房に対する収縮および律動阻害活性の評価 雄性アルピノウィスターラットの単離左心房に対する収
縮および律動阻害活性t−in vitroで、Ref
sum、 H,とLandmark、 K、の報告した
方法(ActaPharmacol、(1975L  
37、369〜679〕に従って評価した。臓器を二極
式白金電極を用い、パルス持続時間Q、5 m5ec 
、頻度6Hzの電気刺激に付した。適用した初期張力(
500■)が最大収縮に相当した。試験化合物の累積用
量添加前後に等尺性収縮と律動を測定した。最大収縮の
50チ阻害用量(EDso ) を求めた。本発明化合
物のEDsoはI Xl 0−5〜I Xl 0−’M
である。
例20 in vivoにおける血行力学的作用体重25〜30
kgのモングレル犬ヲフエノバルビタールナトリウムで
麻酔し、第5左肋間間隙で開胸し、左冠状動脈の彎曲枝
のレベルと上行性動脈のレベルに電磁mt−施して、血
行力学的影響を検討した。最大徐脈効果(E、B、 m
ax ) 、平均冠血管抵抗(C,V、R,M、 ) 
、冠血管拍出量(C,E、F、M、)および動脈血圧(
P、A、 ) ’t、例1および例16の化合物600
μI1時および1000μg/ゆ用量の静脈内投与後に
測定した。第5表には、それぞれの結果を、処置前の測
定値に対する上昇率(+%)または低下率(−%)で示
す。
医薬製剤 以下に医薬製剤の例を示すが、これは本発明を限定する
ものではない。
活性成分含量25■の錠剤 1000錠中含量

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 X_1およびX_2は互いに同種または異種で、それぞ
    れ水素もしくはハロゲン原子、または1個から4個まで
    の炭素原子を有するアルコキシ基であるか、あるいは両
    者でメチレンジオキシ基を表し、X_3は水素原子また
    は1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基であ
    り、 Yは水素原子またはヒドロキシ基であり、 R_1およびR_2は互いに同種または異種で、それぞ
    れ1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基であ
    るか(ただし、この場合、Yが水素原子であれば、X_
    1もしくはX_2またはX_1およびX_2は同時に1
    個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ基である
    )、 R_1はメチル基であり、R_2は7個から9個までの
    炭素原子を有するフェニルアルキル基または2−インダ
    ニル基(これらの基はそれぞれ芳香環が1個から4個ま
    での炭素原子を有するアルコキシ基1個または2個で置
    換されていてもよい)であるか(ただし、X_1および
    X_2が水素またはハロゲン原子であり、Yが水素であ
    る場合には、R_2は同時にフェネチルではない)、 R_1およびR_2は両者でそれらが結合する窒素原子
    とともに、4−モルホリニル基、1,2,6,7−テト
    ラヒドロ−(2,3−C)−チエノ−1−ピリジニル基
    、1個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ基1
    個もしくは2個で置換されていてもよい2−テトラヒド
    ロイソキノリル基、4−(C_1〜C_4)−アルキル
    −1−ピペラジニル基、または4−フエニル−1−ピペ
    ラジニル基(芳香環は1個から4個までの炭素原子を有
    するアルコキシ基1個または2個で置換されていてもよ
    い)を形成することを示す〕で示される化合物のラセミ
    型、またはその光学異性体およびそれらの医薬的に許容
    される無機または有機酸との付加塩
  2. (2)X_1およびX_2は互いに同種または異種で、
    水素原子またはメトキシ基である特許請求の範囲第1項
    記載の一般式 I で示される化合物、その光学異性体お
    よびそれらの医薬的に許容される酸との付加塩
  3. (3)R_1はメチル基であり、R_2は3,4−ジメ
    トキシ−1−フエネチル基である特許請求の範囲第1項
    記載の一般式 I で示される化合物、その光学異性体お
    よびそれらの医薬的に許容される酸との付加塩
  4. (4)5−メトキシ−3−フエニル−3−{3−〔N−
    (3,4−ジメトキシフエネチル)−N−メチルアミノ
    〕プロピル}−2,3−ジヒドロベンゾフランである特
    許請求の範囲第1項記載の一般式 I で示される化合物
    、その光学異性体およびそれらの医薬的に適合性のある
    酸との塩
  5. (5)3−フエニル−3−{3−〔N−(3,4−ジメ
    トキシフエネチル)−N−メチルアミノ〕プロピル}−
    2,3−ジヒドロベンゾフランである特許請求の範囲第
    1項記載の一般式 I で示される化合物、その光学異性
    体およびそれらの医薬的に適合性のある酸との塩
  6. (6)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 X_1およびX_2は互いに同種または異種で、それぞ
    れ水素もしくはハロゲン原子、または1個から4個まで
    の炭素原子を有するアルコキシ基であるか、あるいは両
    者でメチレンジオキシ基を表し、X_3は水素原子また
    は1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基であ
    り、 Yは水素原子またはヒドロキシ基であり、 R_1およびR_2は互いに同種または異種で、それぞ
    れ1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基であ
    るか(ただし、この場合、Yが水素原子であれば、X_
    1もしくはX_2またはX_1およびX_2は同時に1
    個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ基である
    )、 R_1はメチル基であり、R_2は7個から9個までの
    炭素原子を有するフエニルアルキル基または2−インダ
    ニル基(これらの基はそれぞれ芳香環が1個から4個ま
    での炭素原子を有するアルコキシ基1個または2個で置
    換されていてもよい)であるか(ただし、X_1および
    X_2が水素またはハロゲン原子であり、Yが水素であ
    る場合には、R_2は同時にフエネチルではない)、 R_1およびR_2は両者でそれらが結合する窒素原子
    とともに、4−モルホリニル基、1,2,6,7−テト
    ラヒドロ−(2,3−C)−チエノ−1−ピリジニル基
    、1個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ基1
    個もしくは2個で置換されていてもよい2−テトラヒド
    ロイソキノリル基、4−(C_1〜C_4)−アルキル
    −1−ピペラジニル基、または4−フェニル−1−ピペ
    ラジニル基(芳香環は1個から4個までの炭素原子を有
    するアルコキシ基1個または2個で置換されていてもよ
    い)を形成することを示す〕で示される化合物のラセミ
    型、またはその光学異性体およびそれらの医薬的に許容
    される無機または有機酸との付加塩の製造方法において
    、 一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、置換基X_1、X_2およびX_3の定義は先
    に与えたとおりである)で示される3−アリール−3−
    (クロロプロピル)−2−ベンゾフラノンを、一般式I
    II ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_1およびR_2の定義は先に与えたとおり
    である)で示される二級アミンと、極性有機溶媒中、5
    0℃から90℃までの温度で、無機塩の存在下に縮合さ
    せて一般式IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、X_1、X_2、X_3、R_1およびR_2
    は式 I に関して先に定義したと同義である)で示され
    る誘導体を生成させ、これを非プロトン性溶媒中、−5
    0℃から−80℃までの温度で、水素化ジイソブチルア
    ルミニウムの存在下に部分還元して一般式 I ′ ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) (式中、X_1、X_2、X_3、R_1およびR_2
    は先に定義したとおりである)で示される誘導体を生成
    させ、これをついで所望によりその光学異性体に分割す
    るかもしくは医薬的に許容される酸との付加塩に変換す
    るか、または不活性有機溶媒中、15℃から40℃まで
    の温度で金属水素化物を用いて還元開裂し、ついで加水
    分解して一般式V ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、X_1、X_2、X_3、R_1およびR_2
    は式 I に関して先に定義したと同義である)で示され
    るジオールを生成させ、これにブチルリチウムおよびp
    −トルエンスルホニルクロリドを作用させ環化して一般
    式 I ″ ▲数式、化学式、表等があります▼( I ″) で示される化合物を生成させ、これをついで所望により
    その光学異性体に分割するかもしくは医薬的に許容され
    る酸で塩に導くか、 または、前記3−アリール−3−(クロロプロピル)−
    2−ベンゾフラノンに有機溶媒中、15℃から40℃の
    温度で金属水素化物を作用させ、加水分解して、一般式
    VI ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、X_1、X_2およびX_3の定義は一般式
    I において先に与えたとおりである)のジオールを得、
    これにブチルリチウムおよびp−トルエンスルホニルク
    ロリドを作用させて環化して一般式VII▲数式、化学式
    、表等があります▼(VII) (式中、X_1、X_2およびX_3は式 I に関して
    先に定義したと同義である)で示される化合物を得て、
    これを極性溶媒中、50℃から90℃の温度で、無機塩
    の存在下に一般式IIIのアミンと縮合して一般式 I ″の
    化合物を得、ついで所望により、その光学異性体に分割
    するかもしくは医薬的に許容される酸との付加塩に変換
    することを特徴とする、前記方法
  7. (7)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 X_1およびX_2は互いに同種または異種で、それぞ
    れ水素もしくはハロゲン原子、または1個から4個まで
    の炭素原子を有するアルコキシ基であるか、あるいは両
    者でメチレンジオキシ基を表し、X_3は水素原子また
    は1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基であ
    り、 Yは水素原子またはヒドロキシ基であり、 R_1およびR_2は互いに同種または異種で、それぞ
    れ1個から4個までの炭素原子を有するアルキル基であ
    るか(ただし、この場合、Yが水素原子であれば、X_
    1もしくはX_2またはX_1およびX_2は同時に1
    個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ基である
    )、 R_1はメチル基であり、R_2は7個から9個までの
    炭素原子を有するフエニルアルキル基または2−インダ
    ニル基(これらの基はそれぞれ芳香環が1個から4個ま
    での炭素原子を有するアルコキシ基1個または2個で置
    換されていてもよい)であるか(ただし、X_1および
    X_2が水素またはハロゲン原子であり、Yが水素であ
    る場合には、R_2は同時にフエネチルではない)、 R_1およびR_2は両者でそれらが結合する窒素原子
    とともに、4−モルホリニル基、1,2,6,7−テト
    ラヒドロ−(2,3−C)−チエノ−1−ピリジニル基
    、1個から4個までの炭素原子を有するアルコキシ基1
    個もしくは2個で置換されていてもよい2−テトラヒド
    ロイソキノリル基、4−(C_1〜C_4)−アルキル
    −1−ピペラジニル基、または4−フエニル−1−ピペ
    ラジニル基(芳香環は1個から4個までの炭素原子を有
    するアルコキシ基1個または2個で置換されていてもよ
    い)を形成することを示す〕で示される化合物のラセミ
    型、またはその光学異性体およびそれらの医薬的に許容
    される無機または有機酸との付加塩を有効成分とし、こ
    れを1種または2種以上の賦形剤または医薬的に許容さ
    れる非毒性、不活性担体と会合または混合して含有する
    医薬組成物
  8. (8)カルシウムの膜透過性または細胞内移動の調節物
    質を必要とする疾患の治療に用いられる特許請求の範囲
    第7項記載の医薬組成物
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