JPS6283203A - リヤアクスルハウジング - Google Patents
リヤアクスルハウジングInfo
- Publication number
- JPS6283203A JPS6283203A JP22422885A JP22422885A JPS6283203A JP S6283203 A JPS6283203 A JP S6283203A JP 22422885 A JP22422885 A JP 22422885A JP 22422885 A JP22422885 A JP 22422885A JP S6283203 A JPS6283203 A JP S6283203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle housing
- press
- axle
- rear axle
- cast iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両用のリヤアクスルハウジングに関するも
のである。
のである。
従来から用いられているリヤアクスルハウジングは、板
金溶接構造のものと、一体鋳造構造のものとに大別する
ことができる。
金溶接構造のものと、一体鋳造構造のものとに大別する
ことができる。
すなわち、中型、小型車用のリヤアクスルハウジングは
、自動車用熱間圧延鋼板をプレスにて所望形状に成形し
た数個の部品を融接にて接合した構造のものが多く用い
られている。
、自動車用熱間圧延鋼板をプレスにて所望形状に成形し
た数個の部品を融接にて接合した構造のものが多く用い
られている。
一方、トラック、トラクター、クレーン車など大型車用
のリヤアクスルハウジングには一体鋳造のものが比較的
多く使用されている。
のリヤアクスルハウジングには一体鋳造のものが比較的
多く使用されている。
C発明が解決しようとする問題点〕
前者の板金溶接構造では、プレス工数、あるいは溶接工
数が増大するばかりでなく、長い範囲にわたる溶接部の
品質を完全に保証することは技術的にきわめて困鑑であ
る。また実体の強度試験を実施すると溶接箇所が破断す
ることをしばしば経験するものである。
数が増大するばかりでなく、長い範囲にわたる溶接部の
品質を完全に保証することは技術的にきわめて困鑑であ
る。また実体の強度試験を実施すると溶接箇所が破断す
ることをしばしば経験するものである。
後者の一体鋳造では、材質として鋳鋼品が多く用いられ
ているが、最近では球状黒鉛鋳鉄の強度、靭性面の改善
が進み、鋳鋼に比べ原価的に安価な球状黒鉛鋳鉄も使用
されるようになってきた。
ているが、最近では球状黒鉛鋳鉄の強度、靭性面の改善
が進み、鋳鋼に比べ原価的に安価な球状黒鉛鋳鉄も使用
されるようになってきた。
しかし、いずれの場合も鋳造に際し長尺の大きな鋳枠が
必要であるほか、造型時間の増大など生産性の向上を阻
害する要因を含むものである。
必要であるほか、造型時間の増大など生産性の向上を阻
害する要因を含むものである。
また、球状黒鉛鋳鉄製の場合、アクスルハウジング本体
部とアクスルチューブ部の一体鋳造では、アクスルチュ
ーブ部の強度不足をきたすことがしばしばあり、設計上
の大きな制約となっている。
部とアクスルチューブ部の一体鋳造では、アクスルチュ
ーブ部の強度不足をきたすことがしばしばあり、設計上
の大きな制約となっている。
そこで、これらを別体とし、球状黒鉛鋳鉄製アクスルハ
ウジング本体部と鋼製アクスルチューブ部を溶接接合す
ることが考えられるが、球状黒鉛鋳鉄と鋼の溶接は溶接
部にセメンタイトが析出し易く、現在の技術ではほとん
ど強度を保証し難いという問題がある。
ウジング本体部と鋼製アクスルチューブ部を溶接接合す
ることが考えられるが、球状黒鉛鋳鉄と鋼の溶接は溶接
部にセメンタイトが析出し易く、現在の技術ではほとん
ど強度を保証し難いという問題がある。
つまり、これらはすべて鋳鉄と鋼材との融接箇所の信頼
性が乏しいために起因するものであり、本発明者は、こ
れらの欠点を解消し得る新規な技術を開発したものであ
る。
性が乏しいために起因するものであり、本発明者は、こ
れらの欠点を解消し得る新規な技術を開発したものであ
る。
本発明の目的は、大型の鋳枠を必要とせず、しかも生産
性と品質を著しく向上し得るリヤアクスルハウジングを
提供するものである。
性と品質を著しく向上し得るリヤアクスルハウジングを
提供するものである。
本発明のリヤアクスルハウジングは、球状黒鉛鋳鉄製ア
クスルハウジングの両端の内径部に、鋼製のアクスルチ
ューブの外径部を圧入し、上記アクスルハウジングのア
クスルチューブ圧入部に対応する部位に直径方向の貫通
穴を設け、該貫通穴に栓溶接を施すものである。
クスルハウジングの両端の内径部に、鋼製のアクスルチ
ューブの外径部を圧入し、上記アクスルハウジングのア
クスルチューブ圧入部に対応する部位に直径方向の貫通
穴を設け、該貫通穴に栓溶接を施すものである。
以下本発明の実施例を図面に基いてさらに詳細に説明す
る。第1図は本発明によるリヤアクスルハウジングの縦
断面図である。
る。第1図は本発明によるリヤアクスルハウジングの縦
断面図である。
球状黒鉛鋳鉄製のアクスルハウジング1の両端部2,3
の内径部にアクスルチューブ4,5を適正な圧入代を付
して圧入する。
の内径部にアクスルチューブ4,5を適正な圧入代を付
して圧入する。
アクスルハウジング1にはアクスルチューブ4゜5の圧
入部に対応する部位に直径方向の貫通穴6を設け、この
貫通穴6を栓溶接するものである。
入部に対応する部位に直径方向の貫通穴6を設け、この
貫通穴6を栓溶接するものである。
前述せる通り1球状黒鉛鋳鉄の溶接部にはセメンタイト
が析出し易いが、鋼製のアクスルチューブ4,5の溶接
部は完全に溶着するので、たとえ貫通穴6の内面の溶着
部に異常な組織があったとしても、リヤアクスルハウジ
ングとしての機能に影響を及ぼすものではなく、充分な
強度を保証し得るものである。
が析出し易いが、鋼製のアクスルチューブ4,5の溶接
部は完全に溶着するので、たとえ貫通穴6の内面の溶着
部に異常な組織があったとしても、リヤアクスルハウジ
ングとしての機能に影響を及ぼすものではなく、充分な
強度を保証し得るものである。
アクスルハウジング1に設けた貫通穴6の数と大きさは
、リヤアクスルハウジングの前後、上下。
、リヤアクスルハウジングの前後、上下。
左右に作用する荷重の大きさによって適宜選定するもの
である。
である。
本発明によるリヤアクスルハウジングが有する特長を列
記すると下記の通りである。
記すると下記の通りである。
1)アクスルハウジング1と鋼製のアクスルチューブ4
,5とは圧入と栓溶接によって強固に固着されているの
で板金溶接構造品に比べ安全性を向上することができる
。
,5とは圧入と栓溶接によって強固に固着されているの
で板金溶接構造品に比べ安全性を向上することができる
。
2)球状黒鉛鋳鉄製のアクスルハウジングlを鋳造する
際、大型の鋳枠を使用する必要がないため生産性を低下
させることはない。
際、大型の鋳枠を使用する必要がないため生産性を低下
させることはない。
3)球状黒鉛鋳鉄は鋳造性が良いため、薄肉、軽量のア
クスルハウジングを得ることができる。
クスルハウジングを得ることができる。
以上の説明で明らかなように9本発明のリヤアクスルハ
ウジングは、生産性の向上、原価低減、品質向上、軽量
化など多くの優れた効果を有するものである。
ウジングは、生産性の向上、原価低減、品質向上、軽量
化など多くの優れた効果を有するものである。
第1図はリヤアクスルハウジングの縦断面図である。
1:アクスルハウジング 2,3:両端部4.5:アク
スルチューブ 6:貫通穴、り、゛ 代理人 弁理士 高 石 橘 馬″、1ぞ・ミ、巻
スルチューブ 6:貫通穴、り、゛ 代理人 弁理士 高 石 橘 馬″、1ぞ・ミ、巻
Claims (1)
- 球状黒鉛鋳鉄製アクスルハウジングの両端の内径部に、
鋼製のアクスルチューブの外径部を圧入し、上記アクス
ルハウジングのアクスルチューブ圧入部に対応する部位
に直径方向の貫通穴を設け、該貫通穴に栓溶接を施すこ
とを特徴とするリヤアクスルハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22422885A JPS6283203A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | リヤアクスルハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22422885A JPS6283203A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | リヤアクスルハウジング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283203A true JPS6283203A (ja) | 1987-04-16 |
Family
ID=16810508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22422885A Pending JPS6283203A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | リヤアクスルハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6283203A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103182633A (zh) * | 2013-03-08 | 2013-07-03 | 云南维克达汽车零部件有限公司 | 一种分体式汽车后桥壳组焊方法 |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP22422885A patent/JPS6283203A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103182633A (zh) * | 2013-03-08 | 2013-07-03 | 云南维克达汽车零部件有限公司 | 一种分体式汽车后桥壳组焊方法 |
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