JPS6282969A - 人工肺装置 - Google Patents

人工肺装置

Info

Publication number
JPS6282969A
JPS6282969A JP22127885A JP22127885A JPS6282969A JP S6282969 A JPS6282969 A JP S6282969A JP 22127885 A JP22127885 A JP 22127885A JP 22127885 A JP22127885 A JP 22127885A JP S6282969 A JPS6282969 A JP S6282969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen supply
blood
supply gas
artificial lung
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22127885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0129578B2 (ja
Inventor
寺井 大輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP22127885A priority Critical patent/JPS6282969A/ja
Publication of JPS6282969A publication Critical patent/JPS6282969A/ja
Publication of JPH0129578B2 publication Critical patent/JPH0129578B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■9発明の背景 (1)技術分野 この発明はガス交換膜を用いた人工肺装置に関する。
(2)先行技術およびその問題点 たとえば心臓外科手術をおこなう場合に、人工心肺体外
循環回路中に人工肺が用いられる。
この人工肺として多孔質膜よりなるガス交換膜を用いた
ものが知られている。この場合、多孔質膜中の微細孔を
介して血液と酸素供給ガス(たとえば酸素富化ガス)と
が接触することにより、酸素供給ガス中の酸素が血液側
に供給され、血液中の炭酸ガスが酸素供給ガス仙Iに放
出されるいわゆるガス交換がおこなわれる。
しかし、この人工肺のガス交換膜は血液中の水蒸気ある
いは血漿の透過を完全に阻止することはできず、したが
って、この種の人工肺を長時間使用した場合、第2図に
示す如く酸素供給ガス通路(たとえば多孔質中空糸から
なる)1の内壁面2に、微細孔3を透過した水蒸気等が
凝結体4となって留り、微細孔3を閉塞する、いわゆる
ウェットラングを生じさせる。このウェットラングは血
液循環開始後約6〜8時間で発生し、人工肺の性能を急
激に低下させるため、このウェットラングが発生した時
点が人工肺の使用限界と考えられていた。
なお、この微細孔3を閉塞する凝集体4を除去するため
、多孔質中空糸内に吹送する酸素供給ガスの流量を一時
的に増し、凝集体4を吹き飛ばす試みもおこなわれたが
、酸素供給ガス流奮の増加はそのIス圧を増大させるこ
とになるため、微細孔3を介して血液中に気泡を発生さ
せる危険性をともなうという問題があった。
■0発明の目的 この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、上
述の如く人工肺の使用によりガス交換膜の酸素供給ガス
流路側に溜った凝集体を適宜除去することにより低下し
た人工肺の機能を回復させ、人工肺の使用限界時間を延
長することができ機能を備えた人工肺を提供することを
目的とする。
すなわち、この発明は多孔質膜よりなるガス交換膜によ
って酸素供給ガス通路と、上記ガス交換膜を介して上記
酸素供給ガス通路から区画された血液通路とを形成する
ように前記ガス交換膜を収納した筒状ハウジングからな
る装置本体と:核装置本体の前記筒状ハウジングの両端
部分にそれぞれ形成され、上記酸素供給ガス通と連通ず
る酸素供給ガス導入ポートおよび酸素供給ガス排出ポー
トと;上記筒状ハウジングに付設され上記血液通路とそ
れぞれ連通する血液導入ポートおよび血液排出ポートと
を有する人工肺装置において、前記ガス排出、tr−ト
に連通ずる吸引手段〆を具備してなることを特徴とする
人工肺装置を提供するものである。
さらに、この発明は上記人工肺において、上記吸引手段
は吸引装置と液体ドラッグからなることが好ましい。
さらに、この発明は上記人工肺において、上記酸素供給
ガス導入ポート又はその近傍に大気開放パルプを設けた
ことを特徴とするものを提供する。
叱 発明の詳細な説明 以下、この発明を図示の実施例を参照して説明する。
・北1図は本発明の一実施例に係わる人工肺装置を示す
ものであって、11は多孔質膜よりなるガス交換膜を備
えた人工肺本体である。多孔質膜としては中空糸、平膜
のいずれでもよいが、好ましくは中空糸である。
中空糸は、多孔質膜であって、内径100〜1000μ
、肉厚は5〜200μm、好ましくは10〜100μm
、空孔率は20〜80%、好ましくは30〜60%、ま
た細孔径は0.01〜5μm1好ましくは0.01〜1
μm程度のものである。
中空糸の材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン
、ポリテトラフルオロエチレン、Iリスルホン、ポリア
クリロニトリル、セルロースアセテート等の疎水性高分
子が用いられ得るが、好ましくは、ポリオレフィン系樹
脂であり、特に好ましくは、ポリプロピレンであり、延
伸法または固液層分離法により微細孔を形成されたポリ
プロピレンが特に好ましい。人工肺本体11は筒状ハウ
ジングたとえば円筒状のハウジング12内にその軸方向
に向けて並列させた多数本の多孔質中空糸13を内蔵し
ている。これら多孔質中空糸13は上記ハウジング12
の両端に中空糸13の両端がそれぞれ開放された状態で
隔壁15a、15bを介してハウジング12内に液密状
態に固定されている。しかして、ハウジングI2内の上
記隔壁15h、15bで挾まれた部分は上記中空糸13
によって同中空糸内側の酸素供給ガス通路と、同中空糸
外側の血液通路とに仕切られている。
次に、上記隔壁15*、15bの形成について述べる。
前述したように隔壁15h、15bは、中空糸13の内
部と外部を隔離するという重要な機能を果たすものであ
る。通常、この隔壁15h、15bは、極性の高い高分
子ポツティング材、たとえばポリウレタン、シリコーン
、エポキシ樹脂等をハウジング5の両端内壁面に遠心注
入法を利用して流し込み、硬化させることにより作られ
る。さらに詳述すれば、まず、ハウジングZ2の長さよ
り長い多数の中空糸束を用意し、この両開口端を粘度の
高い樹脂によって目止めをした後、ハウジング12内に
並べて位置せしめる。この後、取付はカバーで、中空糸
束の各両端を完全に覆って、ハウジング5の中心軸を中
心にそのハウジング5を回転させながら両端部側から高
分子ポツティング材を流入する。流し終って樹脂が硬化
すれば、上記型カバーを外して樹脂の外側面部を鋭利な
刃物で切断して中空糸13の両開口端を表面に露出させ
る。かくして隔壁15h、15bは形成されることにな
る。
上記隔壁1sh、zsbの外面は、流路形成部材14m
、14bが設けられている。この流路形成部材14a、
14bはそれぞれハウジングに例えばネノリングを用い
て取付けられる。
またハウジングに接着剤、熱融着等を用いて直接取付け
てもよい。
上記ハウジング12の一側(一方のポツテング材15b
の充填部近傍)には血液導入目?−ト16が上記血液通
路と導通するようにして突設され、同じく他側(他方の
ポツテング材15aの充填部近傍)に血液排出ポート1
7が同じく上記血液通路と導通するようにして突設され
ている。
上記ハウジング12の一端、すなわち上記流路形成部材
14aの先端部は酸素供給ガス導入ポート18を構成し
、その中途に空気導入ポート19がパルプ(たとえば手
MJ開閉コック又は逆上弁からなる)20を介して接続
されている。
上記ハウジング12の他端、すなわち上記流路形成部材
14bの先端部は酸素供給ガス排出ポート21を構成し
、さらに、該排出ポートと連通する吸引手段が設けられ
ている。そして、排出ポート21の先端はチーープ22
を介してトラップ23内に導入されている。
このトラノf2Jは後述の如く、人工肺本体11から除
去される水分等を捕捉、貯溜するためのものであって、
これに上記酸素供給ガス排出$−ト21からのチューブ
22ならびに1及引装置24への接続チューブ25が気
密に接続されている。吸引装置24はたとえばボンf(
図示しない)を具備し、上記酸素供給ガス通路内に除圧
高流量の気流を発生させるためのものである。
なお、第1図の如くトラップ23を酸素供給ガス排出ビ
ート21と吸引装置24との間口介在させずに、吸引装
置24を直接、酸素供給ガス排出ポート2ノまたはその
近扮の空洞部14bに接続してもよい。
いずれにしても吸引装置24は酸素供給ガス通路に10
e/分以上の気流を発生し得る能力を有することが望ま
しい。
次に、この人工肺装置の動作について説明する。体外循
環回路により血液を血液導入−一ト16から血液排出ポ
ート17へ向けて循環し、同時に酸素供給ガス(たとえ
ば酸素富化ガス)を酸素供給ガスポート18から人工肺
本体11の中空糸13を経て酸素ガス排出ボート21へ
向けて流通させたのち、酸素供給ガスをこの排出ポート
21から、あるいはドラッグ23等を介して外部に排出
させる。このような血液循環開始から一定時時間経過し
M2図の如く中空糸13内壁に血液からの水蒸気等によ
る凝集体4が留り、これを除去する必要が生じたとき、
血液の循環、酸素供給ブスの導入を特に中断することな
く、パルプ20を開放して外部から空気が導入し得るよ
うにしたのち、たとえば第1図の如く吸引装置24をチ
ューブ22、トラップ23、チーーグ25を介して酸素
供給ガス排出ポート21に接続させた状態で、吸引装置
24を始動させる。この吸引装置24の稼動により、中
空糸13内部は除圧となって、その内部に低圧高流量の
気流が発生し、この気流により中空糸13内壁に付着し
た凝集体4はチー−122を涌てトララフ623内に送
られ、トラップ23底部に回収される。この吸引装置2
4の稼動を必要時間おこなうことにより中空糸13内壁
に付着した凝集体4をほぼ完全に除去したのち、吸引装
置24のg#Jを止め、血液の循環、酸素供給ブスの導
入をそのまま続行させる。なお、上記実施例ではガス交
換膜として中空糸型を用いた場合について説明したが、
これに限らず模型の場合にも適用し得ることは明らかで
ある。
■9発明の具体的効果 以上詳述したように、本発明の人工肺によれば人工肺の
酸素供給ガス排出?−トに連通する・教訓手段を具備さ
せたから、ガス交換膜の微細孔から血液内に気泡を発生
させるおそれもなく、従来の如きウェットラングを回避
させることができ、したがって人工肺の使用限界時間を
著るしく延長させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる人工肺の模式図、第
2図は人工肺のウェットラング現象を説明する断面図で
ある。 1・・・酸素供給ガス通路、2・・・内壁面、3・・・
微細孔、4・・・凝集体、11・・・人工肺本体、12
・・・ハウジング、13・・・多孔質中空糸、14a。 14b・・・流路形成部材、15a、15b・・・隔壁
、16・・・血液導入ポート、17・・・血液排出ポー
ト、18・・・酸素供給ガス導入−−ト、19・・・空
気導入ポート、20・・・バルブ、21・・・酸素供給
ガス排出ポート、22・・・チューブ、23・・・トラ
ップ、24・・・吸引装置、25・・接続チー−グ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多孔質膜よりなるガス交換膜によって酸素供給ガ
    ス通路と、上記ガス交換膜を介して上記酸素供給ガス通
    路から区画された血液通路とを形成するように前記ガス
    交換膜を収納した筒状ハウジングからなる装置本体と;
    該装置本体の前記筒状ハウジングの両端部分にそれぞれ
    形成され、上記酸素供給ガス通路と連通する酸素供給ガ
    ス導入ポートおよび酸素供給ガス排出ポートと;上記筒
    状ハウジングに付設され上記血液通路とそれぞれ連通す
    る血液導入ポートおよび血液排出ポートとを有する人工
    肺装置において;前記ガス排出ポートに連通する吸引手
    段を具備してなることを特徴とする人工肺装置。
  2. (2)上記吸引手段が吸引装置と液体トラップからなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の人工肺装
    置。
  3. (3)上記酸素供給ガス導入ポートはその近傍に大気開
    放パルプを有するものである特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の人工肺装置。
JP22127885A 1985-10-04 1985-10-04 人工肺装置 Granted JPS6282969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22127885A JPS6282969A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 人工肺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22127885A JPS6282969A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 人工肺装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6282969A true JPS6282969A (ja) 1987-04-16
JPH0129578B2 JPH0129578B2 (ja) 1989-06-12

Family

ID=16764271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22127885A Granted JPS6282969A (ja) 1985-10-04 1985-10-04 人工肺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6282969A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014162335A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 テルモ株式会社 循環装置及びその制御方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3603355B2 (ja) * 1994-12-19 2004-12-22 ニプロ株式会社 臓器保存装置用酸素付加装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014162335A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 テルモ株式会社 循環装置及びその制御方法
JP6005844B2 (ja) * 2013-04-01 2016-10-12 テルモ株式会社 循環装置及びその制御方法
US9968724B2 (en) 2013-04-01 2018-05-15 Terumo Kabushiki Kaisha Circulation apparatus and method for controlling same
US10850019B2 (en) 2013-04-01 2020-12-01 Terumo Kabushiki Kaisha Circulation apparatus and method for controlling the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0129578B2 (ja) 1989-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0102539B1 (en) A hollow thread device for removing waste material in the blood and a process of manufacture thereof
EP0005866B1 (en) An oxygenator
CA1158510A (en) Hollow fiber-type artificial lung having enclosed heat exchanger
JPS5886172A (ja) 医用物質移動装置
KR910003358B1 (ko) 열 또는 물질교환장치
US4231877A (en) Blood dialyzer
JPS61128978A (ja) 膜型人工肺
JPS6282969A (ja) 人工肺装置
JPH0439862B2 (ja)
JPS5955256A (ja) 中空糸型人工肺
JP2000042100A (ja) 中空糸膜型流体処理装置
JPS59108563A (ja) 中空糸型人工肺
JPS59108564A (ja) 中空糸型人工肺
JPS6264372A (ja) 膜型人工肺
JPH09253197A (ja) 血液浄化器
JP2977873B2 (ja) 中空糸型血液処理装置及びその製法
JPS633870A (ja) 人工肺
JPS609820B2 (ja) 中空糸膜型物質移動器
WO1984003229A1 (en) A preprimed filter device and its method of manufacture
JPH05160A (ja) 血液用物質交換装置
JPS6131164A (ja) 複合中空糸膜型人工肺
JPH04305229A (ja) 中空糸型物質移動装置
JPS6244948B2 (ja)
JPS59108562A (ja) 中空糸型人工肺
JPH029817Y2 (ja)