JPS6282567A - 光記録媒体の記録構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野り この発明は、光記録媒体例えば光記録カードに係わり、
特に、その記録構造に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 第２図は従来の光記録カードを示すものである。

光記録カード１１の表面部には、所定間隔離間してトラ
ッキングライン１２が設けられており、これらトラッキ
ングライン１２の相互間にデータライン１３が設けられ
ている。このデータライン１３にはクロックビット１４
が所定間隔離間して設けられ、これらクロックビット１
４の相互間にデータビット１５が設けられている。

上記構成において、光記録カード１１の記録情報を読取
る場合、図示せぬ受光素子により、読取るべきトラッキ
ングライン１２が検出され、このトラッキングライン１
２に対応するデータライン１３が前記受光素子によって
読取られる。第３図は受光素子により読取られたデータ
の一例を示すものである。

ところで、上記従来における光記録カード１１の記録構
造の場合、クロックビット１４の相互間にデータどット
１５が設けられているため、データビット１５に対する
クロックビット１４の比率は１：２となり、データビッ
トの２倍のクロックビットが存在することとなる。した
がって、実質的な記録容量が少ないものであった。

［発明の目的］ この発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、
その目的とするところは同一記録面積、同一ビット密度
で、従来に比べてより多くの情報を記録することが可能
な光記録媒体の記録構造を提供しようとするものである
。

［発明の慨要］ この発明は、例えばクロックビットを光記録カードの特
定箇所のみに設け、このクロックビットより得られるク
ロック信号に基づいて、データビットの記録再生を行な
うことにより、データビットの記録容量を増大しようと
するものである。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図において、光記録カード２１のデータ領域２１ａ
には、所定間隔離間して複数のトラッキングライン２２
が設けられており、これらトラッキングライン２２の相
互間にデータライン２３が設けられている。これらデー
タライン２３は記録情報のみからなるデータビットによ
り構成れている。また、光記録カード２１の一側縁部に
は前記データライン２３に沿ってクロックライン２４が
設けられている。このクロックライン２４は同期用のク
ロックビットのみから構成されており、データビットが
存在すべき位置に対応してクロックビットが設けられて
いる。このクロックライン２４はデータライン２３を読
取る場合における光記録カードの搬送むらを補正するも
のである。したがって、光記録カード２１内の単一のク
ロックライン２４によってデータライン２３を再生すれ
ば、搬送むらを補正することが可能である。

尚、光記録カード２１内の各データライン２３、クロッ
クライン２４は単一の処理によって形成され、相対的な
位置関係が揃えられている。したがって、各データライ
ン２３において、データビットの存在すべき位置は一致
されているため、単一のクロックライン２４を用いて再
生することが可能である。

また、光記録カード２１の読取り手段は、例えばデータ
ライン２３を読取る光学検知素子と、クロックライン２
４読取る光学検知素子を一体的に動作するようにすれば
良い。

上記実施例によれば、クロックビットとデータビットを
分離して設け、且つ、データビットのみからなる複数の
データライン２３に対応してクロックビットのみからな
る単一のクロックライン２４を形成し、このクロックラ
イン２４を用いて各データライン２３の読取りを可能と
している。

したがって、データライン２３は純粋にデータビットの
みから構成することができ、しかも、複数のデータライ
ン２３に対してクロックライン２４が単一でよいため、
光記録カード２１のデータ記録容量を飛躍的に増大する
ことが可能である。

尚、クロックライン２４の形成位置は光記録カード２１
の一側部に限らず、データライン２３との位置関係が一
致していれば、光記録カード２１のどの部分に形成して
もよい。

また、上記実施例では、データライン２３とクロックラ
イン２４の各ビットが１対１に対応するようにしたが、
これに限らず、例えばクロックビットをデータビットの
数ビット分に対応するようにしてもよい。この場合、検
出したりＯツクビットを周波数逓倍器により逓倍し、デ
ータビットの各ビットに対応するクロックビットを生成
するようにしてもよい。また、この逆に、データビット
の１ビットに対してクロックビットを数ピット対応させ
るようにしてもよい。このような構成とすれば、高精度
でデータの再生を行なうことが可能である。

その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］ 以上、詳述したようにこの発明によれば、同一記録面積
、同一ビット密度で、従来に比べてより多くの情報を記
録することが可能な光記録媒体の記録構造を提供できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係わる光記録媒体の記録構造の一実
施例を示す要部の平面図、第２図は従来の光記録媒体の
記録構造を示す要部の平面図、第３図は従来の光記録媒
体より読出された信号を示す図である。 ２１・・・光記録カード、２３・・・データライン、２
４・・・クロックライン。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第２図 第３図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）光記録媒体に形成されたデータビットのみからな
   る複数のデータラインと、このデータラインに沿つて設
   けられクロックビットのみからなる単一のクロックライ
   ンとを具備したことを特徴とする光記録媒体の記録構造
   。
2. （２）前記光記録媒体は光記録カードからなることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の光記録媒体の記録
   構造。
3. （３）前記クロックラインはクロックビットがデータラ
   インのデータビットに１対１に対応されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の光記録媒体の記録
   構造。
4. （４）前記クロックラインのクロックビットはデータラ
   インの数ビットに対応して形成されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の光記録媒体の記録構造
   。
5. （５）前記クロックラインのクロックビットはデータラ
   インのデータビット１ビットにつき数ビット形成されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光記
   録媒体の記録構造。