JPS628115B2 - - Google Patents

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JPS628115B2
JPS628115B2 JP54125562A JP12556279A JPS628115B2 JP S628115 B2 JPS628115 B2 JP S628115B2 JP 54125562 A JP54125562 A JP 54125562A JP 12556279 A JP12556279 A JP 12556279A JP S628115 B2 JPS628115 B2 JP S628115B2
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JP
Japan
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dihydrocarbostyryl
compound
general formula
piperazinyl
propyl
Prior art date
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Application number
JP54125562A
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English (en)
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JPS5649359A (en
Inventor
Kazuhisa Sakano
Takafumi Fujioka
Yasuo Ooshiro
Kazuyuki Nakagawa
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP12556279A priority Critical patent/JPS5649359A/ja
Publication of JPS5649359A publication Critical patent/JPS5649359A/ja
Publication of JPS628115B2 publication Critical patent/JPS628115B2/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なカルボスチリル誘導体に関す
る。 本発明のカルボスチリル誘導体は文献未載の新
規化合物であり、下記一般式〔〕で表わされ
る。 〔式中R1は水素原子又はフエニル基を、R2
水素原子、フエニル基又は低級アルキル基を、
R3は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロ
ゲン原子又はシアノ基を、Aは水酸基を置換基と
して有することのある低級アルキレン基を、nは
0又は1〜3の整数をそれぞれ示す。またカルボ
スチリル骨格の3位及び4位の炭素間結合は一重
結合又は二重結合を示す。〕 本発明の化合物は抗ヒスタミン作用及び中枢神
経抑制作用を有し、それ故抗ヒスタミン剤として
例えばくしやみ、鼻汁、目、鼻、喉の痒み等の呼
吸気道のアレルギー症状、枯草熱、花粉症、急性
じんましん、血管浮腫、掻痒症、アレルギー性鼻
炎等の治療薬及び予防薬の用途に有用であり、ま
た中枢神経抑制剤として例えば中枢性筋弛緩薬、
睡眠導入薬、手術前薬、抗分裂病薬、神経症及び
心身症治療薬、解熱鎮痛薬、鎮静剤、抗躁病薬等
の用途に有用である。また本発明の化合物は低毒
性であり、副作用が極めて少ないものである。 本明細書に於て、低級アルキル基としては例え
ばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、tert−ブチル基等を挙げることができる。
低級アルコキシ基としては例えばメトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、
tert−ブトキシ基等を挙げることができる。ハロ
ゲン原子としては弗素原子、塩素原子、臭素原子
及び沃素原子を挙げることができる。また水酸基
を置換基として有することのある低級アルキレン
基としては例えばメチレン、エチレン、トリメチ
レン、2−メチルトリメチレン、1−メチルトリ
メチレン、テトラメチレン、ペンタメチレンン、
ヘキサメチレン、2−エチルエチレン、2.2−ジ
メチルトリメチレン、2−ヒドロキシトリメチレ
ン、2−ヒドロキシテトラメチレン、3−ヒドロ
キシペンタメチレン基等を挙げることができる。 以下本発明の一般式〔〕で表わされるカルボ
スチリル誘導体に包含される代表的化合物を例示
する。尚各化合物の3,4−位脱水素体とは、カ
ルボスチリル骨格の3,4−位の結合が二重結合
である化合物を表わすものとする。 Γ 1−〔3−(4−フエニル−1−ピペラジニ
ル)プロピル〕−3,4−ジヒドロカルボスチ
リル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−(4−フエニル−1−ピペラジニルメチ
ル)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−位脱水素体 Γ 1−〔2−(4−フエニル−1−ピペラジニ
ル)エチル〕−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−〔4−(4−フエニル−1−ピペラジニ
ル)ブチル〕−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−〔2−メチル−3−(4−フエニル−1−
ピペラジニル)プロピル〕−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−〔2,2−ジメチル−3−(4−フエニル
−1−ピペラジニル)プロピル〕−3,4−ジ
ヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水
素体 Γ 1−{3−〔4−(3−クロルフエニル)−1−
ピペラジニル〕プロピル}−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−{3−〔4−(2−フルオロフエニル)−1
−ピペラジニル〕プロピル}−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−{3−〔4−(2,5−ジクロルフエニ
ル)−1−ピペラジニル〕プロピル}−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱
水素体 Γ 1−{3−〔4−(4−フルオロフエニル)−1
−ピペラジニル〕プロピル}−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−{3−〔4−(2−メトキシフエニル)−1
−ピペラジニル〕プロピル}−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−{3−〔4−(3,4−ジメトキシフエニ
ル)−1−ピペラジニル〕プロピル}−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱
水素体 Γ 1−{3−〔4−(4−エトキシフエニル)−1
−ピペラジニル〕プロピル}−3.4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4位脱水素体 Γ 1−{3−〔4−(3,4−ジメチルフエニ
ル)−1−ピペラジニル〕プロピル}−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−脱水
素体 Γ 1−{5−〔4−(2,3−ジメチルフエニ
ル)−1−ピペラジニル〕ペンチル}−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱
水素体 Γ 1−{3−〔4−(4−エチルフエニル)−1−
ピペラジニル〕プロピル}−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−{3−〔4−(2−メトキシ−4−クロル
フエニル)−1−ピペラジニル〕プロピル}−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 Γ 3−フエニル−1−〔3−(4−フエニル−1
−ピペラジニル)プロピル〕−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 3−フエニル−1−〔3−(4−(2−メトキ
シフエニル)−1−ピペラジニル)プロピル〕−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 Γ 4−フエニル−1−〔3−(4−フエニル−1
−ピペラジニル)プロピル〕−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 4−フエニル−1−{3−〔4−(4−クロル
フエニル)−1−ピペラジニル)プロピル〕−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 Γ 1−{3−〔4−(3,4,5−トリメトキシ
フエニル−1−ピペラジニル)プロピル〕−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 Γ 4−フエニル−1−〔3−(4−フエニル−1
−ピペラジニル)プロピル〕−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 4−メチル−1−{3−〔4−(2−フルオロ
フエニル)−1−ピペラジニル〕プロピル−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 Γ 4−イソプロピル−1−〔3−(4−フエニル
−1−ピペラジニル)プロピル〕−3,4−ジ
ヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水
素体 Γ 1−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フエニル−
1−ピペラジニル)プロピル〕−3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体 Γ 1−〔2−ヒドロキシ−4−(4−フエニル−
1−ピペラジニル)ブチル〕−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 3−フエニル−1−〔2−ヒドロキシ−3−
(4−フエニル−1−ピペラジニル)プロピ
ル〕−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−脱水素体 Γ 4−フエニル−1−〔2−ヒドロキシ−3−
(4−フエニル−1−ピペラジニル)プロピ
ル〕−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−位脱水素体 Γ 4−メチル−1−〔2−ヒドロキシ−3−(4
−フエニル−1−ピペラジニル)プロピル〕−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 Γ 4−フエニル−1−{2−ヒドロキシ−3−
〔4−(2−フルオロフエニル)−1−ピペラジ
ニル〕プロピル}−3,4−ジヒドロカルボス
チリル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(2−クロ
ルフエニル)−1−ピペラジニル〕プロピル}−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(2,5ジ
−クロルフエニル)−1−ピペラジニル〕プロ
ピル}−3,4−ジヒドロカルボスチリヌ及び
その3,4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(4−フル
オロフエニル)−1−ピペラジニル〕プロピ
ル}−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(2−メト
キシフエニル)−1−ピペラジニル〕プロピ
ル}−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(3,4,
5−トリメトキシフエニル)−1−ピペラジニ
ル〕プロピル}−3,4−ジヒドロカルボスチ
リル及びその3,4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(3,4−
ジメトキシフエニル)−1−ピペラジニル〕プ
ロピル}−3,4−ジヒドロカルボスチリル及
びその3,4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(4−メチ
ルフエニル)−1−ピペラジニル〕プロピル}−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(2,3−
ジメチルフエニル)−1−ピペラジニル〕プロ
ピル}−3,4−ジヒドロカルボスチリル及び
その3,4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(4−メト
キシフエニル)−1−ピペラジニル〕プロピ
ル}−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−位脱水素体 Γ 1−{2−ヒドロキシ−3−〔4−(3−メト
キシフエニル)−1−ピペラジニル〕プロピ
ル}−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−位脱水素体 上記一般式〔〕で表わされる本発明の化合物
は種々の方法により製造されるが、その好ましい
一例を挙げれば例えば下記反応行程式−1に示す
方法により製造される。 〔上式に於てX1及びX2はハロゲン原子を示
す。R1,R2,R3,A,n、及びカルボスチリル
骨格の3位及び4位の炭素間結合は前記に同
じ。〕 上記反応行程式−1に於て、一般式〔2〕で表
わされる化合物と一般式〔3〕で表わされる化合
物との反応は適当な不活性溶媒中脱ハロゲン化水
素剤の存在下にて容易に実施される。一般式
〔2〕の化合物と一般式〔3〕の化合物との使用
割合としては特に制限されず広い範囲内で適宜選
択すればよいが、通常前者に対して後者を等モル
以上、好ましくは等モル〜2倍モル量用いるのが
よい。用いられる脱ハロゲン化水素剤としては例
えばナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、ナトリウムアミド、カリウムアミド等のアル
カリ金属アミド、水素化ナトリウム等を挙げるこ
とができ、また不活性溶媒としては例えばベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリ
コール、ジメチルエーテル等のエーテル類、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ヘキ
サメチルリン酸トリアミド等を挙げることができ
る。該反応は通常0〜70℃、好ましくは0℃〜室
温下にて行なわれ、一般に0.5〜12時間程度で反
応は終了する。斯くして一般式〔4〕で表わされ
る化合物が収得される。 一般式〔4〕で表わされる化合物と一般式
〔5〕で表わされる化合物との反応は、無溶媒で
又は通常の不活性溶媒中で、室温〜200℃、好ま
しくは60〜120℃の温度条件下数時間〜24時間程
度で完結する。用いられる不活性溶媒としては前
記芳香族炭化水素類、前記エーテル類、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール等の低級アル
コール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド等の極性溶剤をいずれも使用できる。上
記反応はより有利には塩基性化合物を脱ハロゲン
化水素剤として用いて行なわれる。該塩基性化合
物としては、例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ナ
トリウムアミド、水素化ナトリウム、トリエチル
アミン、トリプロピルアミン、ピリジン、キノリ
ン等の第三級アミン類を使用できる。また上記反
応は、必要に応じ反応促進剤として、沃化カリウ
ム、沃化ナトリウム等の沃化アルカリ金属化合物
を添加することができる。上記反応における一般
式〔4〕で表わされる化合物と、一般式〔5〕で
表わされる化合物との使用割合は、特に限定され
ず通常前者に対し後者を等モル〜過剰量好ましく
は等モル〜5倍モル、より好ましくは1〜1.2倍
モルとすればよい。 また上記一般式〔1〕で表わされる本発明の化
合物は下記反応行程式−2に示す方法によつても
製造される。 〔上式に於てX3はハロゲン原子を示す。R1
R2,R3,A,n,及びカルボスチリル骨格の3
位及び4位の炭素間結合は前記に同じ。〕 反応工程式−2に於ける一般式〔2〕で表わさ
れる化合物と一般式〔6〕で表わされる化合物と
の反応は上述の一般式〔2〕の化合物と一般式
〔3〕の化合物との反応と同様にして行なえばよ
い。一般式〔6〕の化合物は例えば上記一般式
〔5〕の化合物に一般式〔3〕の化合物を反応さ
せることにより容易に収得される。一般式〔3〕
の化合物と一般式〔5〕の化合物との反応は上述
の一般式〔4〕の化合物と一般式〔5〕の化合物
と和の反応と同様にして行なえばよい。 さらにまた上記一般式〔1〕で表わされる本発
明の化合物のうちAが
【式】を示す 化合物は下記反応行程式−3に示す方法によつて
も製造される。 〔上式に於てX4はハロゲン原子を、Yは基
【式】又は基
【式】をそれぞれ 示す。R1,R2,R3,n,及びカルボスチリル骨
格の3位及び4位の炭素間結合は前記に同じ。〕 反応工程式−3に於て、一般式〔2〕で表わさ
れる化合物と一般式〔7〕で表わされる化合物と
を反応させるに際し、予め一般式〔2〕の化合物
の1位の水素原子を例えばナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属原子で置換しておくのが望まし
い。斯かる置換は適当な不活性溶媒中にて一般式
〔2〕の化合物に水素化ナトリウム、金属ナトリ
ウム、金属カリウム、ナトリウムアミド等の塩基
性化合物を反応させることにより容易に行なわれ
る。塩基性化合物の使用量としては一般式〔2〕
の化合物に対し通常等モル以上、好ましくは等モ
ル〜2倍モル量とするのがよい。また不活性溶媒
としては例えばジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等を挙げるこ
とができる。該反応は通常0℃〜室温付近にて行
なわれ、一般に0.5〜数時間程度で反応は終了す
る。 本発明では斯くして得られる一般式〔2〕の化
合物の1位の水素原子がアルカリ金属原子で置換
された化合物(以下「化合物〔2a〕という)を次
いで単離しもしくは単離することなく、無溶媒下
又は適当な不活性溶媒中にて一般式〔7〕の化合
物と反応させればよい。用いられる溶媒としては
前記芳香族炭化水素類、前記エーテル類、前記低
級アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類、水等を挙げることができる。該反
応において一般式〔7〕で表わされる化合物の使
用量は、広い範囲で適宜選択できるが、化合物
〔2a〕に対して通常等モル〜過剰量好ましくは5
〜10倍モルとするのがよく、又反応温度は0℃〜
150℃で進行するが好ましくは50〜100℃で行なわ
れる。上記反応においては一般式〔7〕で表わさ
れるエピハロゲノヒドリンは化合物〔2a〕の窒素
原子と反応して通常該化合物に(2,3−エポキ
シ)プロピル又は3−ハロゲノ−2−ヒドロキシ
プロピル基を与える。一般に反応生成物は、之等
の混合物として得られる。 かくして得られる反応生成物は特に分離精製す
ることなく混合物のまゝ引き続き一般式〔5〕で
表わされる化合物と反応させることもでき、又一
般に用いられる精製法、例えば分別再結晶法、カ
ラムクロマトグラフイー等を適応して2,3−エ
ポキシプロピル基を有する化合物又は3−ハロゲ
ノ−2−ヒドロキシプロピル基を有する化合物を
分離精製して、之等の夫々を一般式〔5〕で表わ
される化合物と反応させることもできる。 一般式〔8〕で表わされる化合物と一般式
〔5〕で表わされる化合物との反応は、無溶媒若
しくは慣用の不活性溶媒中にて、室温〜200℃好
ましくは60〜120℃にて行なわれ、通常数時間〜
24時間程度で完結する。上記反応において用いら
れる不活性溶媒としては、例えば前記芳香族炭化
水素類、前記エーテル類、前記低級アルコール
類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド等を挙げることができる。また上記反応におい
ては、必要に応じて通常の塩基性化合物を添加す
ることができる。該塩基性化合物としては、例え
ば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムアミド、
水素化ナトリウム等の無機塩基性化合物、トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、キ
ノリン等の三級アミン類を例示できる。各原料の
使用割合は、特に限定なく広い範囲で適宜選択す
れば良いが、通常は一般式〔8〕で表わされる化
合物に対し一般式〔6〕で表わされる化合物は等
モル〜過剰量好ましくは、等モル〜5倍モル量最
も好ましくは、等モル〜1.2倍モル量用いられ
る。また上記一般式〔1〕で表わされる化合物の
うち、カルボスチリル骨格の3,4−位の結合が
一重結合である本発明化合物はこれを脱水素反応
することにより上記結合が二重結合である本発明
化合物に変換でき、またカルボスチリル骨格の
3,4一位の結合が二重結合である本発明化合物
はこれを還元することにより3,4−位の結合が
一重結合である本発明化合物に変換できる。この
場合には、分子内にハロゲン原子を有さない化合
物であるのが望ましい。 本発明の一般式〔1〕で表わされるカルボスチ
リル誘導体は、医薬的に許容される酸を作用させ
ることにより容易に酸付加塩とすることができ
る。該酸としては例えば、塩酸、硫酸、リン酸、
臭化水素酸等の無機酸、酢酸、シユウ酸、コハク
酸、マレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石
酸、クエン酸、マロン酸、メタンスルホン酸、安
息香酸等の有機酸を挙げることができる。かくし
て得られる各々の行程での目的化合物は、通常の
分離手段により容易に単離精製することができ
る。該分離手段としては、例えば溶媒抽出法、稀
釈法、再結晶法、カラムクロマトグラフイー、プ
レパラテイブ薄層クロマトグラフイー等を例示で
きる。 尚本発明は光学異性体も当然に包含するもので
ある。 以下に本発明を更に説明するために本発明化合
物を合成するための原料化合物の製造例を参考例
として、また本発明化合物の製造例を実施例とし
て挙げる。 参考例 1 水素化ナトリウム(50%油性)6.0gをヘキサ
ンで3回洗浄し、ジメチルホルムアミド150mlを
加えて室温で撹拌下に3,4−ジヒドロカルボス
チリル14.0gを徐々に加え、されに1時間撹拌を
続ける。次に1−クロル−3−ブロムプロパン50
gを加え室温で24時間撹拌する。反応液を飽和食
塩水300ml中に投入し、有機層をクロロホルム抽
出する。クロロホルムを水洗、脱水ののち、クロ
ロホルム留去後の残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーにより精製して無色油状物質の1−
(3−クロルプロプル)−3,4−ジヒドロカルボ
スチリル15.8gを得る。n25/D=1.5678 適当な出発原料を用い参考例1と同様にして下
記化合物を得る。 Γ 4−フエニル−1−(3−クロルプロピル)
カルボスチリル 無色針状結晶(再結晶溶媒:リグロイン) 融点 136〜139℃ Γ 4−フエニル−1−(3−クロルプロピル)−
3,4−ジヒドロカルボスチリル 無色針状結晶(再結晶溶媒:ベンゼン−リグロ
イン) 融点 123〜124℃ Γ 3−フエニル−1−(3−クロルプロピル)−
3,4−ジヒドロカルボスチリル 無色針状結晶(再結晶溶媒:リグロイン) 融点 71〜73℃ Γ 1−(5−ブロムペンチル)−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル 無色油状物、n25/D=1.5708 参考例 2 4−フエニルピペリジン16.0g、1−クロル−
3−ブロムプロパン24g及びトリエチルアミン15
gをジメチルホルムアミド100mlに混和し、50〜
60℃で1時間撹拌する。反応液を200mlの飽和食
塩水中に投入し、有機層をクロロホルム抽出し、
クロロホルム層を水洗ののち脱水してクロロホル
ムを留去する。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーにて分離精製(最上部の主生成物の
みを分取する)して無色油状物質の1−クロル−
3−(4−フエニルピペリジニル)プロパン15.3
gを得る。このものを減圧蒸留して沸点112〜115
℃/0.1mmHgの留分11gを得る。得られる化合物
を塩酸塩とし、エタノールから再結晶すると融点
167〜169℃の無色針状結晶である1−クロル−3
−(4−フエニルピペリジニル)プロパン・1塩
酸塩が得られる。 実施例 1 3−フエニル−1−(3−クロロプロピル)−
3,4−ジヒドロカルボスチリル3.0g及び沃化
ナトリウム1.9gをアセトン50mlに混和し、50〜
60℃で3時間撹拌後ジメチルホルムアミド60mlを
加え、減圧下にアセトンを留去する。残留物にト
リエチルアミン2.5ml及び4−フエニルピペラジ
ン1.8gを加え、70〜80℃で6時間撹拌後反応液
を飽和食塩水200ml中に入れ、有機層をクロロホ
ルム抽出する。クロロホルム層を水洗、脱水のの
ちクロロホルムを留去して残留物をアセトン30ml
に溶解する。この溶液に5%蓚酸アセトン溶液を
徐々に加えPH4.5とし、一晩放置し、析出した結
晶を取し、アセトン洗浄ののちエタノールより
再結晶して無色鱗片状結晶の3−フエニル−1−
〔3−(4−フエニル−1−ピペラジニル)プロピ
ル〕−3,4−ジヒドロカルボスチリル・1蓚酸
塩3.9gを得る。 融点 206〜207℃(分解) 実施例 2〜5 適当な出発原料を用い実施例1と同様にして下
記化合物を得る。
【表】 ドロカルボスチリ
ル〓1蓚酸塩
実施例 6 1−(5−ブロムペンチル)−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル3.0g及び4−(2,3−ジメチル
フエニル)ピペラジン5.0gをキシレン60ml中に
混和し、15時間加熱還流する。反応液を水洗のの
ち減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーにより精製し、上方の主生成物をと
り、このものをアセトンに溶解し実施例1と同様
にして蓚酸塩として結晶化させる。得られる粗結
晶をメタノール−エーテルより再結晶して無色鱗
片状結晶の1−{5−〔4−(2,3−ジメチルフ
エニル)−1−ピペラジニル〕プロピル}−3,4
−ジヒドロカルボスチリル・1蓚酸塩1.8gを得
る。 融点 128〜130℃ 実施例 7〜10 適当な出発原料を用い実施例6と同様にして下
記化合物を得る。
【表】 実施例 11 水素化ナトリウム1.0gを石油エーテルで3回
洗浄し、無水ジメチルホルムアミド(市販品を五
酸化リンで脱水後減圧蒸留したもの)30mlを加
え、さらに3,4−ジヒドロカルボスチリル2.9
gを加えて室温で1時間撹拌後エピクロルヒドリ
ン10mlを加えて60℃にて6時間加熱撹拌する。反
応液を減圧濃縮し残留物に冷水を加え手早くクロ
ロホルム抽出し水洗、脱水して減圧濃縮する。残
留物にメタノール60ml及び4−フエニルピペラジ
ン3.0gを加えて3時間加熱還流ののち減圧濃縮
してメタノールを留去する。残留物をアセトンに
溶解し、蓚酸アセトン溶液でPH4.5とし、析出し
てくる結晶を取し、アセトン洗浄しエタノール
より再結晶して無色粉末状結晶の1−〔2−ヒド
ロキシ−3−(4−フエニル−1−ピペラジニ
ル)プロピル〕−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル・1蓚酸塩2.7gを得る。 融点 168〜169℃ 実施例 12 3−フエニル−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル4.4g及び水素化ナトリウム(油状50%)1.2g
をジメチルホルムアミド30mlに混和し、室温で1
時間撹拌後4−フエニル−1−(3−クロルプロ
ピル)ピペラジン3.0gを加え、60〜70℃で5時
間撹拌する。反応液を減圧濃縮した後残留物をク
ロロホルム抽出し、水洗、脱水する。クロロホル
ムを留去した残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイーにより精製して得られる油状物を蓚酸ア
セトン溶液で結晶化し、さらにエタノールより再
結晶して無色鱗片状結晶の3−フエニル−1−
〔3−(4−フエニル−1−ピペラジニル)プロピ
ル−3,4−ジヒドロカルボスチリル・1蓚酸塩
3.9gを得る。 融点 206〜207℃(分解) 実施例 13〜20
【表】 ヒドロカルボスチ
リル・1蓚酸塩
【表】 ドロカルボスチリ
ル・1蓚酸塩
実施例 21 上記実施例6と同様にして4−メチル−1−
{3−〔4−(2−クロル−6−メチルフエニル)−
1−ピペラジニル〕プロピル}−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル・1蓚酸塩を得る。 無色鱗片状晶(イソプロパノール−エタノー
ル) 融点 174〜175℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1は水素原子又はフエニル基を、R2
    水素原子、フエニル基又は低級アルキル基を、
    R3は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロ
    ゲン原子又はシアノ基を、Aは水酸基を置換基と
    して有することのある低級アルキレン基を、nは
    0又は1〜3の整数をそれぞれ示す。またカルボ
    スチリル骨格の3位及び4位の炭素間結合は一重
    結合又は二重結合を示す。〕 で表わされるカルボスチリル誘導体及びその塩。
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